JP6644421B2 - レーザ加工装置 - Google Patents
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Description
パルスレーザビームを出力するレーザ光源と、
前記パルスレーザビームの進行方向を偏向させることにより、加工対象物上において前記パルスレーザビームの入射位置を移動させるビーム偏向器と、
前記レーザ光源と前記ビーム偏向器との間の前記パルスレーザビームの経路に配置され、前記パルスレーザビームに光学的作用を及ぼす光学素子と、
前記パルスレーザビームの出力タイミング、及び前記ビーム偏向器の動作を制御する制御装置と
を有し、
前記制御装置は、
前記ビーム偏向器を制御して前記パルスレーザビームの入射位置を目標位置まで移動させる手順と、
前記パルスレーザビームの入射位置が目標位置に整定された後、前記レーザ光源から1つのレーザパルスを出力させる手順と
を繰り返し、
ある判定時刻に、前記判定時刻より前のモニタ期間における前記パルスレーザビームの平均パワーに基づいて、前記パルスレーザビームの入射位置が目標位置に整定された時点から、前記レーザ光源に発振開始の指令を送出するまでの待ち時間の値を決定し、前記判定時刻より後の反映期間において、決定された前記待ち時間の値に基づいて前記手順を繰り返すレーザ加工装置が提供される。
図3に、加工対象物33、43の一例としてプリント基板60の概略平面図を示す。プリント基板60の表面が、複数のブロック61に区分されている。各ブロック61は、ビーム偏向器31、41(図1)の動作によってビーム入射位置を移動させることができる照射可能範囲の大きさ以下に設定されている。
11 光学系
13 ビームダンパ
20 音響光学偏向器
21 音響光学結晶
22 トランスデューサ
23 ドライバ
24 経路切替端子
25 切出端子
26 第1の回折効率調整ノブ
27 第2の回折効率調整ノブ
30 ミラー
31 ビーム偏向器
32 fθレンズ
33 加工対象物
40 ミラー
41 ビーム偏向器
42 fθレンズ
43 加工対象物
50 ステージ
55 制御装置
60 プリント基板
61 ブロック
62 目標位置
BT 1つのブロックを加工する期間
DT 判定時刻
G1、G2 制御信号
LP0 原初レーザパルス
LP1 第1のレーザパルス
LP2 第2のレーザパルス
MP1 第1の加工経路
MP2 第2の加工経路
MTS モニタ期間
PD ダンパ経路
PLB パルスレーザビーム
RTS 反映期間
S0 発振指令信号
S1 経路選択信号
S2 切出信号
WT 待ち時間
Claims (6)
- パルスレーザビームを出力するレーザ光源と、
前記パルスレーザビームの進行方向を偏向させることにより、加工対象物上において前記パルスレーザビームの入射位置を移動させるビーム偏向器と、
前記レーザ光源と前記ビーム偏向器との間の前記パルスレーザビームの経路に配置され、前記パルスレーザビームに光学的作用を及ぼす光学素子と、
前記パルスレーザビームの出力タイミング、及び前記ビーム偏向器の動作を制御する制御装置と
を有し、
前記制御装置は、
前記ビーム偏向器を制御して前記パルスレーザビームの入射位置を目標位置まで移動させる手順と、
前記パルスレーザビームの入射位置が目標位置に整定された後、前記レーザ光源から1つのレーザパルスを出力させる手順と
を繰り返し、
ある判定時刻に、前記判定時刻より前のモニタ期間における前記パルスレーザビームの平均パワーに基づいて、前記パルスレーザビームの入射位置が目標位置に整定された時点から、前記レーザ光源に発振開始の指令を送出するまでの待ち時間の値を決定し、前記判定時刻より後の反映期間において、決定された前記待ち時間の値に基づいて前記手順を繰り返すレーザ加工装置。 - 前記制御装置は、前記モニタ期間における前記パルスレーザビームの平均パワーが判定閾値以下の場合、前記待ち時間を、現時点の前記待ち時間の値以下にし、前記モニタ期間における前記パルスレーザビームの平均パワーが判定閾値を超えた場合、前記待ち時間の値を、現時点の前記待ち時間の値より長くする請求項1に記載のレーザ加工装置。
- 前記制御装置は、前記モニタ期間に前記レーザ光源から出力された前記パルスレーザビームのショット数、パルス幅、ピークパワー、及び前記モニタ期間の長さに基づいて、前記平均パワーを算出する請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
- さらに、前記パルスレーザビームが入射する位置に前記加工対象物を保持するステージを有し、
前記加工対象物の表面が、前記ビーム偏向器の動作によって前記パルスレーザビームの入射位置を移動させることが可能な大きさの複数のブロックに区分されており、
前記制御装置は、
前記複数のブロックのうち1つを前記ビーム偏向器の照射可能範囲に配置して、前記照射可能範囲に配置された前記ブロック内の全ての目標位置のレーザ加工を行う手順と、
前記照射可能範囲に配置された前記ブロック内の全ての目標位置の加工が終了した後、前記ステージを制御して、未加工の前記ブロックを前記照射可能範囲に配置する手順と
を繰り返し、
1つの前記ブロックの加工が終了した後、次の前記ブロックの加工を行うまでの間の前記判定時刻において、前記待ち時間の値を決定する請求項2または3に記載のレーザ加工装置。 - 前記モニタ期間として、前記判定時刻の直近に加工された少なくとも1つの前記ブロックの加工期間が採用される請求項4に記載のレーザ加工装置。
- 前記反映期間として、前記判定時刻の直後に加工される1つの前記ブロックの加工期間が採用される請求項4または5に記載のレーザ加工装置。
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JP2016045342A JP6644421B2 (ja) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | レーザ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016045342A JP6644421B2 (ja) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | レーザ加工装置 |
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JP2017159318A JP2017159318A (ja) | 2017-09-14 |
JP2017159318A5 JP2017159318A5 (ja) | 2019-02-14 |
JP6644421B2 true JP6644421B2 (ja) | 2020-02-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016045342A Active JP6644421B2 (ja) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | レーザ加工装置 |
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Country | Link |
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DE112012002844T5 (de) * | 2011-07-05 | 2014-04-24 | Electronic Scientific Industries, Inc. | Verfahren zur Laserbearbeitung mit einem thermisch stabilisierten akustooptischen Strahlablenker und thermisch stabilisiertes Hochgeschwindigkeits-Laserbearbeitungssystem |
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2016
- 2016-03-09 JP JP2016045342A patent/JP6644421B2/ja active Active
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JP2017159318A (ja) | 2017-09-14 |
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