JP2015181240A - 会議サーバ、会議サーバの制御方法、およびプログラム - Google Patents

会議サーバ、会議サーバの制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】参加者に応じた柔軟な会議参加時間管理をすることが可能な会議システムを提供する。
【解決手段】会議サーバで実施されている会議に参加する参加者の参加者識別情報と、当該参加者の制限時刻と、を含む参加者情報と、参加者の当該制限時刻を延長することが可能な参加者を特定可能な延長指示権限情報とを記憶し、現在時刻と参加者情報の制限時刻に基づき、制限時刻を超える参加者がいる場合に、制限時刻を延長することが可能な参加者に対して、参加者が制限時刻を越えることを通知し、通知に対応する延長指示に従って、参加者を会議に継続して参加させるべく、当該参加者の前記制限時刻を延長する。
【選択図】図16

Description

本発明は、電子会議の参加者に応じた会議参加時間を制御する技術に関する。
従来、ネットワークを介して接続された複数の端末装置を利用して、会議をする電子会議システムが知られている。電子会議システムにより、遠隔地にいるユーザ同士が、1つの“会議室”に入室し、参加者の様子を撮影した画像や、音声データを送受信し、移動時間を無駄にすることなく会議を行うことができる。
しかしながら、電子会議システムにおいては、会議室を予約した時間が完了すると、使用できなくなるという問題があった。勝手な会議室使用の延長は、後続の会議グループに迷惑をかけるという問題があるためである。
特許文献1においては、会議に出席している端末が会議時間を管理し、会議終了予定時刻に所定の警告を行って会議の終了を促して、端末から会議延長の通知がなければ、会議室の使用を終了させる技術が開示されている。
特開平6−121060号公報
特許文献1に記載の技術は、あくまで会議室の予約の終了時間に基づき、会議室使用終了、および延長を管理するものであって、参加者の役割に応じた参加時間の管理をできるものではない。
実際の企業などの組織においては、例えば、管理職ではない一般職などの就業時間は制限されており、所定時間外の業務には管理職(上司)の許可が必要となる。また、契約社員、派遣社員なども契約により所定時間外の業務が制限される場合がある。
例えば、管理職(上司)と一般職(部下)の従業員が、電子会議システムを用いて遠隔地にて会議を行っており、会議が所定時間に終わらないと判断された場合に、管理職(上司)は何らかの方法で、参加者単位で所定時間外勤務の許可を与えなければならない。この場合、参加者である従業員の役割、あるいは参加者個人の設定に応じて、各々に異なる判断が必要となる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、あくまで会議室自体の使用時間を延長するか否かを判断するものであって、参加者毎の時間延長をするものではない。
本発明は、上記問題を解決するものであり、参加者に応じた柔軟な会議参加時間の管理をすることが可能な会議システムを提供することを目的とする。
本発明は、クライアント装置とネットワークを介して接続可能であって、会議に参加している参加者の情報に基づいて参加時刻を管理する会議サーバであって、前記会議サーバで実施されている会議に参加する参加者の参加者識別情報と、当該参加者の制限時刻と、を含む参加者情報と、参加者の当該制限時刻を延長することが可能な参加者を特定可能な延長指示権限情報と、を記憶する記憶手段と、現在時刻と前記参加者情報の前記制限時刻に基づき、当該制限時刻を超える参加者がいる場合に、前記延長指示権限情報から特定される当該制限時刻を延長することが可能な参加者に対して、参加者が当該制限時刻を越えることを通知する警告通知手段と、前記警告通知手段で通知された当該制限時刻を延長することが可能な参加者の延長指示に従って、前記参加者を会議に継続して参加させるべく、当該参加者の前記制限時刻を延長する制限時刻延長手段と、を備えることを特徴とする。
本発明により、参加者に応じた柔軟な会議参加時間の管理をすることが可能な会議システムを提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係わるシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる会議サーバ、クライアント装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る会議システムにおける構成要素を示す図である。 本発明の実施形態に係わるクライアント装置に表示される会議室を登録する画面の一例である。 本発明の実施形態に係わるクライアント装置に表示される会議室を予約する画面の一例である。 本発明の実施形態に係わるクライアント装置に表示される会議に参加する画面の一例である。 本発明の実施形態に係わる会議室の情報を管理する会議室情報テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる従業員の役割の情報を管理する役割情報テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる参加者の情報を管理する参加者情報テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係わる参加する時間の延長、または退出のダイアログをクライアント装置の画面に表示するGUIの一例である。 本発明の実施形態に係わる会議室へのログイン時の処理を示すフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係わる時間延長を管理する処理を示すフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係わる時間延長を管理する処理のうち、1参加者に着目した処理を示すフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係わる会議室の予約時間完了時に予約延長をするために延長権限があるユーザのクライアント装置に表示される画面の一例である。 本発明の第2の実施形態に係わる会議情報を管理する会議情報テーブルの構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係わる時間延長を管理する処理を示すフローチャートの一例である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係わるシステム構成の一例を示す図である。
本発明のクライアント装置102は、例えば、パーソナルコンピュータであり、ネットワーク通信機能を備え、ネットワーク103(LAN、WANなど)を介して会議サーバ101(会議支援サーバ、テレビ会議サーバ)とデータ通信が可能である。
会議サーバ101は、クライアント装置102同士での会議を実現するためのサーバである。クライアント装置102は会議サーバ101へアクセスすることにより、会議画面(インターフェース)を取得して会議を行うことができる。
クライアント装置102は、会議システム(会議支援システム、テレビ会議システム)を利用するユーザが操作するパーソナルコンピュータ、タブレット端末、携帯端末などであり、会議サーバ101へアクセスするためのクライアント側アプリケーション、および専用のモジュール(アプリケーション)がインストールされている。また、会議システムがウェブを利用したウェブ会議システムである場合には、クライアント側アプリケーションはウェブブラウザを用いるように構成されていてもよい。すなわち、専用のモジュールは、例えば、ウェブブラウザを介して、会議サーバ101からダウンロードするActiveX(登録商標)コンポーネントであってもよい。なお、会議システムにおいてクライアント装置102から動画像を、会議サーバ101を通じて会議の会議参加者が利用する他のクライアント装置102(自身も含んでもよい)に配信する場合は、撮像装置(不図示)を、音声を送信する場合は、マイクロフォン(不図示)を接続する。また、相手の音声を視聴するためにはスピーカ(不図示)を接続する。
また、クライアント装置102のうちの1台が、会議サーバ101を兼ねるよう、会議サーバ101とクライアント装置102が同一筐体に構成可能であってもよい。
図2は、会議サーバ101およびクライアント装置102に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、会議サーバ101およびクライアント装置102は、システムバス204を介してCPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)203、ROM(Read Only Memory)202、入力コントローラ205、ビデオコントローラ206、メモリコントローラ207、通信I/Fコントローラ208等が接続された構成を採る。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、各サーバあるいは各PCが実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。また、本発明を実施するために必要な情報が記憶されている。なお外部メモリはデータベースであってもよい。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードし、ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現する。
また、入力コントローラ205は、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。
ビデオコントローラ206は、ディスプレイ210等の表示器への表示を制御する。尚、表示器は液晶ディスプレイ等の表示器でもよい。これらは、必要に応じて管理者が使用する。
メモリコントローラ207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、あるいは、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)カードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ208は、ネットワーク103を介して外部機器と接続・通信し、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いた通信等が可能である。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ210上に表示することが可能である。また、CPU201は、ディスプレイ210上のマウスカーソル(図示しない)等によるユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイルおよび各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明についても後述する。
図3は、本発明の実施形態に係る会議システムにおける構成要素を示す図である。図3で示すとおり、すべてのユーザとルーム(会議室)は、グループに所属する(301、303)。
システム管理者302は、会議システム全体の管理者であって、グループおよびグループ管理者の登録、変更、削除を行うと共に、会議システムに関する各種設定を行う。
グループ管理者304は、会議システム内の管理者であって、グループ内の一般ユーザと傍聴ユーザ、ルーム、タグの登録、変更、削除を行う。
一般ユーザ305は、グループ内で、実際に会議を行うユーザであって、会議室の予約、変更、削除を行うと共に、予約した会議への参加、フリースペースへの参加を行うことができる。なお、グループ管理者は、一般ユーザと同様に、会議室の予約や会議への参加を行うことができる。
その他、例えば電子メールにて招待された会議にのみ参加できるユーザである「ゲストユーザ」や、グループ内で実施されている会議を傍聴する「傍聴ユーザ」がある。また、会議を行うためには、ルームを登録する必要があり、ルームの登録は、グループ管理者が行う。
ルームには、日時、会議参加者を制限して参加するルームであって、会議を行う前に予約が必要な会議室306と、日時、会議参加者を問わず会議の予約を行わなくても、いつでも会議を行うことができる「フリースペース」307の2種類ある。ユーザは、会議の内容に応じて「会議室」と「フリースペース」を使い分けることができる。
図4は、本発明の実施形態に係わるクライアント装置に表示される会議室を登録する画面の一例である。
本願発明の実施形態で会議を実施する仮想会議室(本明細書では、「ルーム」という。)の設定方法について説明する。図4は、本実施の形態において会議を行うための会議室の設定を行うルーム登録画面である。本図のルーム登録画面は、クライアント装置102を操作する会議システムの管理者ユーザ(アドミニストレーター)のアカウントでシステムにログインをし、画面左側のルーム管理の領域を押下することにより、ルーム登録画面がディスプレイに表示される。
ルーム名401に、任意のルーム名の名称入力を受け付ける。ルームタイプ402は、「会議室」として設定するのか、「フリースペース」として設定するのかの選択を受け付ける。本発明の実施形態において「会議室」とは、会議の参加者や、開始時刻などを定めて予約をする必要があるルームのことを指す。また「フリースペース」とは会議を行うのに予約を必要とせず、参加者などの設定を特に設ける必要のない、誰でも会議に参加可能なルームのことをいう。
定員403は、ルーム定員の設定を受け付ける。傍聴機能404の設定は、会議に招待されるユーザとは別に、会議の傍聴ユーザを許可するか否かの設定を受け付ける。会議を傍聴するユーザは、定員に空きがあればルームに入室することが可能であるが、発言権限などは制限される。
録画機能405の設定は、当該ルームで実施される会議の録画を許可するか否かの設定を受け付ける。録画が許可されたルームであれば、会議中に「録画開始」ボタンの押下を受け付けることで、当該会議を録画することができる。
プロファイル406では、ルームに適用させるプロファイルの選択を受け付ける。具体的には、右側の呼出ボタン押下を受け付けると、前述の図3のプロファイル登録画面で登録したプロファイルの一覧が表示され、現在詳細設定を行っているルームに適用するプロファイルの選択を受け付けることができる。407の登録ボタンの押下を受け付けると、ルームとルームの詳細設定を会議サーバ101の管理テーブル(不図示)に登録する。
図5は、本発明の実施形態に係わるクライアント装置102に表示される会議室を予約する画面の一例である。
会議を行うために、会議室の予約をすることができる。これは、前述の「会議室」もしくは「フリースペース」という本発明の実施形態で想定するルームの種類のうち、会議の参加者や開始時間などを決めて予約する必要のある「会議室」タイプのルームを利用する場合に必要な予約処理である。
会議システムの予約画面は、本実施形態の会議システムの一般ユーザアカウントでシステムにログインをし、画面左側の「会議室予約501」の領域を押下することにより、クライアント装置102の表示装置に表示される。
会議室名502は、前述の図4のルーム登録画面で登録をしたルーム(会議室、もしくはフリースペース)の選択を受け付け、会議タイトル503の項目で、会議名を設定する。利用日付504、利用時間505で、該当のルームの利用スケジュールを設定する。参加者506は、本実施形態の会議システムに登録されているユーザ情報を呼出し、会議の参加者(会議に招待する者)を選択する。506で、「限定する」が選択されている場合には、招待(参加)ユーザの選択画面が表示され、ユーザ情報を検索して招待するユーザの選択をする。参加者を限定しない場合には、特に参加者の設定は受け付けない。なお、会議への参加者を限定しない場合とは、例えば、フリースペース形式のルームで実施する意見交換会のような会議のことをいう。
ゲスト参加者507の招待設定は、会議に参加してほしいユーザに招待通知(例えば、ユーザ情報と紐づくメールアドレスを宛先として送信される)を送信する場合に設定をする。ゲスト参加者を招待する場合には、ユーザ選択画面(不図示)が表示され、ユーザ情報を検索して招待するユーザの選択をする。
会議の録画設定508は、予約する会議の録画を許可するか否かの設定を受け付ける。なお図4のルーム登録画面において405で録画機能を「許可しない」に設定していた場合には、508の各項目はグレーアウトをして選択ができない状態となる。
予約ボタン509の押下を受け付けると、会議の予約が完了する。会議の予約が完了すると、会議サーバ101は、会議の予約情報をサーバの記憶部に記憶し、会議予約データテーブル(不図示)を更新する。また、予約ボタン509の押下を受け付けると、予約をしたユーザおよび会議に招待されたユーザのメールアドレスに対して、会議予約メールが送信されるようにしてもよい。
図6は、本発明の実施形態に係わるクライアント装置102に表示される会議に参加する画面の一例である。本画面を通して、クライアント装置102のユーザは、予約している会議に参加することができる。本実施の形態において会議参加画面は、本実施形態の会議システムの一般ユーザアカウントでシステムにログインをし、画面左側の「会議参加601」の領域を押下することにより、会議参加画面がディスプレイに表示される。図6で表示されている会議室は、ログイン中のユーザアカウントが、会議の参加者として登録されている会議の一覧である。図6では、ルームAとルームBの2つの会議室が予約されており、参加ボタン602の押下を受け付けることにより選択した会議室の会議に参加することが可能である。
図7から図9により、本発明の実施形態に係わるデータベースの構成について説明する。後述する3つのテーブルをあわせて会議情報記憶部と呼ぶ。すなわち、会議情報記憶部は、会議室情報テーブル700(会議室情報記憶部)、役割情報テーブル800(役割情報記憶部)、参加者情報テーブル900(参加者情報記憶部)から構成されるデータベースである。
図7は、本発明の実施形態に係わる会議室の情報を管理する会議室情報テーブルの構成の一例を示す図である。会議室の予約状況を記憶するデータベースであり図5のGUIで設定されたデータを格納することに対応する。
会議室情報テーブル700(会議室情報記憶部)は、会議室番号701、予約者702、予約時間703等のデータ項目から構成される。
会議室番号701は、電子会議室システムにおいて管理される仮想の会議室に割り振られる番号である。特定の会議に参加するために、会議室は予め予約され、参加者に通知される。この会議室番号701により、参加者はいずれの会議室に入室すればよいかを把握できる。
予約者702は、会議室を予約した従業員である。予約した従業員が会議に参加するとは限らない。会議が始まれば、図9で説明する参加者情報テーブル900により参加者が把握可能であるが、会議が始まる前に参加者の情報が必要であれば、会議室情報テーブル700の1つのデータ項目として、例えば主催者などのデータ項目を用意し、登録するようにしてもよい。
予約時間703は、会議室を予約した開始時刻、終了時刻から構成されるデータ項目である。前述の通り、会議室は仮想のものであるが、ライセンスやハードウェアの性能上、システム管理者の設定により数が制限することが可能な構成であってもよい。この場合は、ユーザが際限なく自由に作成できるわけではなく、従って、実際の会議室のように他の従業員も使用できるように会議室を使用する時間を予約し、次の会議が始まる前には退出しなければならない。
なお、以下の説明で退出、退室、退席などの文言を使用するが、全て同じ意味とする。また、後述の実施形態では、会議システム内で「会議室を用いずに」会議をする場合も想定するが、その場合であっても「会議に参加している状態から抜ける」という意味で、同じ文言を用いる。
図8は、本発明の実施形態に係わる従業員の役割の情報を管理する役割情報テーブルの構成の一例を示す図である。従業員の役割(管理職、一般職、その他契約社員、派遣社員など)に応じて、所定時間外の電子会議システム使用の権限に関する情報を登録するデータベースである。
役割情報テーブル800(役割情報記憶部)は、役割801、所定時間802(終了)、警告時刻803、延長時間804、延長指示権限805、所定時間外入室権限806、会議室予約時間延長権限807等のデータ項目から構成される。
役割801は、ユーザの役割を示すデータ項目である。例えば前述のように管理職、一般職などの役職や、雇用形態、その他、本発明の実施形態に係わる会議システムの運用に応じて、自由に分類した役割を格納可能である。
所定時間802(終了)は、会議システムを使用可能であると組織として認めた時間を記載する。本発明の実施形態では、一般職については通常の意味での管理職(上司)の指示なく業務をしない所定の終了時刻を記載している。しかし、会議システムの運用として、例えば管理職のように“22:00”まで認めるように設定してもよい。また、図8には所定の終了時刻しか記載していないが、開始時刻が記載されていてもよい。更に、図8の例では、具体的な時間が書かれているが、例えば“一般職所定時間(終了)”等のように記載され、不図示のタイムテーブルと対応付けて、“一般職所定時間(終了)”は“17:30”であるという情報に関連付けられてもよい。
また、参加者の制限時刻は、必ずしも本実施形態の所定時刻802のように会議システム内で指定するものではなく、例えば社員(通常の時間勤務の正社員、短時間勤務正社員、契約社員など)毎の勤務時間を定義するデータベース(例えば人事データベースなど)に記憶されている「勤務時間」であってもよい。これも、この情報も、本願発明の請求項における記憶部に登録されているデータであるとする。
警告時刻803は、所定時間802が終了する時刻、あるいは延長時間804により参加者の参加可能な終了時刻が変更されその時刻(以下、両者を総称して“制限時刻”と呼ぶ)、のどの程度前に警告するかを設定するデータ項目である。例えば、一般職の場合、“所定時間802(17:30)”−“警告時刻803(0:20)”=17:10となるため、17:10を過ぎると管理職に対して、一般職の参加制現時刻が後20分しかないことを警告する。
ここで警告時刻803は、所定時間802に達する前に、事前に参加可能な終了時刻を変更するためのものであるが、警告時刻803のようなデータ項目をなくして、所定時刻802(あるいは制限時刻)に達した時点で延長するか否かを確認するようにしてもよい。また、その場合、延長するか否かを確認してから一定時間経っても回答がない場合には、延長しないものとみなして、対応する参加者の参加を終了させるようにしてもよい。
また、会議の参加者ごとに警告時刻803が定義されるものではなく、1つの会議に対応して警告時刻803が定義される、あるいは会議システム内に固定の警告時刻(あるいはシステム管理者のみが設定変更できる警告時刻)が1つ定義されている構成であってもよい。
延長時間804は、役割801に対応する役割の参加者が、1回の延長指示で参加時間を延長される時間である。例えば図8の一般職の例では、会議が“17:30”を超える際に、延長指示をすると“30分延長”、すなわち“18:00”までの会議参加が可能となる。
延長指示権限805は、会議が所定時間外まで延長される際に会議への参加権限がなくなる参加者に対して、参加可能な時間を延長指示する権限を持つか否かを指定するデータ項目である。権限“あり”または権限“なし”で指定される。例えば、役割801が管理職である場合には権限が“あり”、他の一般職の参加者などが会議に延長して参加できるよう、会議システムに指示する。
なお、第2の実施形態における図15で説明するように、役割801に対して延長指示権限805を付与するのではなく、図9の参加者に対して、誰が延長指示をする権限を保有するかを個別に指定してもよい(図15の1502)。
所定時間外入室権限806は、業務の所定時間外(具体的には所定時間802(終了)以降)であっても、会議室に入室可能であるか否かを設定するデータ項目である。
会議室予約時間延長権限807は、会議室の予約時間が終了する際に、次の会議予約時間の開始前の範囲で、現在進行中の会議を延長するための権限である。実際には、参加者の参加時間のように、予約時間の終了時に権限のある参加者のクライアント装置102に問い合わせてもよいし、少量時間よりも一定の時間前に問い合わせてもよい。一定時間前に問い合わせるのであれば、どの程度前に問い合わせるかを設定ファイルなどで記憶しておいてもよい(不図示)。この場合、会議の予約毎に、予約者などが設定してもよいし、会議システムとして1つの固定した値が設定されていてもよい。また、システム管理者などが変更可能としてもよい。
図14は、本発明の実施形態に係わる会議室の予約時間完了時に予約延長をするために延長権限があるユーザのクライアント装置102に表示される画面の一例である。前述のように、会議室の予約時間の終了時に、会議室の予約の延長権限があるユーザのクライアント装置102にダイアログ1400を提示させて問い合わせてもよいし、あるいは一定時間前に問い合わせてもよい。図14の例は、終了時に問い合わせる例である。
次の会議予約の開始時間を取得して、ダイアログ1400に当会議の終了時刻である旨と、何時まで延長できるかをメッセージとして表示している。延長権限のあるユーザは、時間指定1401にて新たな終了時間を指定して、予約時点の終了時間を変更する。延長するボタン1402が押下されると、変更を会議室情報テーブルの予約時間703(終了)に反映する。延長するボタン1402が押下されると、延長をしない。
本発明の実施形態においては、役割情報テーブル800に記載されているのは時間のみであるが、あくまで1例であり、例えば、平日と週末に関する権限を設定するための曜日に関する情報、祝日に関する権限の情報、等が登録されていてもよい。
また、本発明の実施形態では、所定の終了時刻を用いている。これは、前述の通り指示のない残業を防止することを、1つの意図として含むものである。しかしながら、 “会議時間を短くする”ということを目的として、例えば会議が始まってから一定時間経過すると、または予約時の会議終了時間を過ぎると、延長指示がなくては後続の会議が入っていなくとも延長できないようにするものであってもよい。
図9は、本発明の実施形態に係わる参加者の情報を管理する参加者情報テーブル900(参加者情報記憶部)の構成の一例を示す図である。参加者901、社員ID902、役割903、参加中会議室904等のデータ項目から構成されるデータベースである。
901、903等の項目は、実際には人事データベースやLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)等、会議システムの外部データベースを参照するものであってもよい。すなわち、会議システムの運用に必要な情報、例えば図9の参加者901が、いずれの会議室に参加しているか(参加中会議室904)が特定できれば、他の情報は、図9の社員ID902等に基づき、役割903の情報も人事データベースなどから取得するような構成としてもよい。
図10は、本発明の実施形態に係わる参加する時間の延長、または退出のダイアログをクライアント装置の画面に表示するGUIの一例である。
延長確認ダイアログ1000は、会議への参加時刻が、制限時刻に近づいたユーザの参加時刻を延長するか否かを問い合わせる画面である。図8で説明したとおり、制限時刻に対して、警告時刻803で指定された時間を遡った時刻に、延長指示権限805が“あり”になっている参加者(でログインされているクライアント装置102)に、警告が通知される。延長指示権限805が“あり”の参加者(管理職など)は、延長するボタン1001、または延長しないボタン1002ボタンを押下する。
延長するボタン1001を押下した場合には、延長確認ダイアログ1000に表示されている参加者(例では、山田一郎さん、鈴木花子さん)の制限時刻が延長される。
延長しないボタン1002を押下した場合には、延長されない。本ダイアログで延長しないと指示した場合には、その指示を最終判断として、それ以降表示しないように実装されてもよい。その場合には、後述のフローチャートにおいて、一度指示した時点で、“指示済フラグ”を“true”とすることにより実装可能である。ただし、延長する指示をした場合には、延長した制限時刻が過ぎた時点で、“指示済みフラグ”を“false”に戻しておく。あるいは、延長確認ダイアログ1000をモーダレスダイアログとして、一度指示がされた後も表示したままにしておき、指示を変更可能にする実装でもよい。また、GUIのステータスバーなどに、再度指示できるボタンなどを表示してもよい。
退室指示メッセージ1010は、参加者の制限時刻が延長されておらず、その制限時刻に達した場合に、参加不可となる参加者のクライアント装置の画面に表示される。その参加者は、強制的にログアウトされることになり、参加者情報テーブルから削除される。
ただし、強制ログアウト直前に、再度、延長確認ダイアログ1000により確認されるよう実装されてもよい。
延長確認ダイアログ1000bは、基本的には延長確認ダイアログ1000aと同じである。ただし、延長確認ダイアログ1000aが、図8の所定時間802に対する一定時間前(警告時間803で設定される)に、当該ダイアログを延長権限があるユーザのクライアント装置102に表示するのに対して、図8の説明でも述べたように、所定時刻802に達した時点で延長するか否かを確認するものである。人事管理などの運用上問題がなければ、いずれの方法で実施してもよい。
以上で、図7から図10を用いて、関連するデータベースの構成、参加者の参加時間を延長するダイアログなどを説明した。
次に図11から図13のフローチャートを用いて、本発明の実施形態に係わる処理を説明する。
図11は、本発明の実施形態に係わる会議室へのログイン時の処理を示すフローチャートの一例である。図11の各ステップは、会議サーバ101のCPU201によって実行される。
S1101においては、クライアント装置から入力されたログイン情報(アカウント(本例では社員ID)、パスワードなど)を取得する。
S1102においては、前述のログイン情報に基づき、人事データベースなどからログイン情報(会議に参加しようとするユーザの情報)を取得し、更にそのユーザ情報に記載された役割に基づいて、役割情報テーブルから役割情報を取得する。
S1103においては、前記役割情報の所定時間外入室権限806に基づいて、入室権限があるか否かを判定する。入室権限が“ある”場合には、S1107に進む。“ない”場合には、S1104に進む。
S1104においては、会社(ユーザが所属する組織など)の営業日に関するカレンダー情報を取得する。すなわち、営業日、休日(定休日、夏期休暇、祝日などを含む)、営業日の所定時間(開始、終了、休憩時間)などである。また、シフト勤務や役割(管理職、一般職、裁量労働制の従業員など)毎に複数のカレンダーがあってもよい。いずれにしても、前記取得したユーザ情報(とその役割)に基づき、所定時間内か否かの判定ができる情報が含まれていればよい。
S1105においては、現在の時刻(システム日付、時刻)を取得する。
S1106においては、S1104で取得したユーザの役割に対応する勤務時間と、S1105で取得した現在の時刻に基づき、所定時間内か否かを判定する。所定時間内である場合(YESの場合)にはS1107に進む。所定時間内ではない場合(NOの場合)にはS1108に進む。
S1107においては、ログインしたユーザに会議室を選択させ、入室させる。具体的には、図9の参加者情報テーブルに該当するユーザを参加者として登録する(参加者情報登録部)。
S1108においては、ログインしたクライアント装置102に対して、ログインしたユーザは、(その時刻には)会議室に入室権限がない旨を通知する。
以上で、図11のフローチャートの説明を完了する。
図12は、本発明の実施形態に係わる時間延長を管理する処理を示すフローチャートの一例である。図12の各ステップは、会議サーバ101のCPU201によって実行される。図12の処理では、1つの会議の参加者を随時、あるいは一定時間毎に監視する。そのため、会議システムの本来の機能である、会議を推進する処理(音声、画像の各端末からの送受信など)とは、別のプロセス(監視用プロセス)で実行されていてもよい。
例えば、会議システムが起動された際に存在する会議室や後に追加された各会議室に対して、前述の監視用プロセスを予め起動しておく、あるいは、予約開始時間(またはその一定時間前)に、監視用プロセスを起動しておくなどの実装が考えられる。監視用プロセスは、各々がどの会議室を監視するかを記憶しており、その会議室の参加者の入退室を監視する。1つの監視用プロセスで複数の会議室を監視してもよい。これらの方式はあくまで1例であり、その他の監視方法をとってもよい。
S1201においては、時間を監視する会議室番号を取得する。前述の例の通り、本例の監視用プロセスは、どの会議室を監視しているかを記憶しているので、その会議室番号を取得する。
S1202においては、前述の会議室番号に対応する会議室情報を取得する。具体的には、会議室番号に基づいて、図7の会議室情報テーブル700から取得する。
S1203においては、前述の会議室番号に対応する参加者情報を取得する。具体的には、会議室番号に基づいて、図9の参加者情報テーブル900から取得する。
S1204においては、参加者全員が会議室から退出したか否か、また会議の予約時間が終了したかを判定する。全員が退出した場合、または会議の予約時間が終了した場合には、図12のフローチャートを完了する。退出していない参加者がいる場合、また会議の予約時間が終了していない場合には、S1205に進む。ここで、例えば、何らかの事情で会議の開始が遅れ、実際には会議が開始された直後(開始の予約時間に達した直後)に監視しても誰も入室していない可能性もある。そのように“退室したわけではないが、まだ誰も入室していない”状態と、全員が退室した状態を区別する必要がある。さらに、一旦入室したが、接続がうまくいかずに一度退室して再接続する、という場合も区別する必要がある。これらのケースは、例えば、会議開始の開始予約後、一定時間は参加者がいなくても、また入退出が繰り返されても会議を完了しない、などの実装により解決可能である。この実装はあくまで一例である。
S1205においては、会議室情報テーブル700に基づき、同じ会議室で次の会議が予約されており、その開始時間を過ぎていないかを判定する。過ぎている場合(YESの場合)には、会議室の使用を完了し、図12のフローチャートを完了する。過ぎていない場合(NOの場合)には、S1206に進む。
S1206においては、この会議のための予約時間が、終了時間を経過しているか否かを判定する。具体的には、会議室情報テーブル700の予約時間703(終了)の時間と、現在の時刻(システム時刻など)を比較する。終了時刻を経過していない場合(NOの場合)には、S1211に進む。終了時刻を経過している場合には、S1207に進む。すなわち、S1207〜S1210の処理は、次の会議の予約時間(開始)までは余裕があるが、現在進行中の会議の予約時間は終了している場合に、現在の会議の終了時間を延長するか否かをユーザに決定させるための処理である。
S1207においては、会議室延長権限があるユーザを取得する。具体的には、役割情報テーブル800の会議室予約時間延長権限807に(権限が)「あり」と記載されている役職801を取得し、参加者情報テーブル900における役割903が一致するユーザを権限があるユーザとみなす。さらに当該ユーザがログインしているクライアント装置102に、図14の会議室延長確認ダイアログ1400を通知し表示させる。
S1208においては、権限のあるユーザのクライアント装置102から図14の会議室延長確認ダイアログ1000によるユーザの応答を受け付ける。応答は図14の例では「延長する」「延長しない」のいずれかである。また、延長する場合には、延長時間(新たな終了時間)をも受け付ける。具体的には、図14の1401で指定された時間である。
S1209においては、S1208で受け付けた応答について「延長する」か否か判定する。「延長する」場合(YES)の場合には、S1210に進む。「延長しない」場合(NOの場合)には、S1211に進む。
S1210においては、会議の予定時間(終了)を延長する。具体的には、会議室情報テーブル700における予約時間703(終了)の時間を更新する。
S1211からS1215のループ処理では、参加者全員に対する処理を繰り返す。前述の通り図12のフローチャートは、例えば一定時間毎に繰り返すため、その時に参加者の入退出があった場合には、参加者の数もかわり得る。通常は、1人の参加者が1つのクライアント装置からログインして会議に参加するため、参加者の数をクライアント装置としてもよい。
S1212においては、1人の参加者に着目する。
S1213においては、着目中の参加者の役割に対応する役割情報を、役割情報テーブル800から取得する。
S1214においては、着目中の参加者の時間チェックを行う。詳細は、図13のフローチャートを用いて説明する。
以上で、図12のフローチャートの説明を完了する。
図13は、本発明の実施形態に係わる時間延長を管理する処理のうち、1参加者に着目した処理を示すフローチャートの一例である。着目中の参加者の権限(例では役割に応じて決定される)と、制限時刻などに基づいて、判断時点以降も会議室に継続して参加できるか否かを判定する処理である。図13のフローチャートの説明における“着目中の参加者”とは、図12のフローチャートのループ処理内で着目した参加者と同一のユーザである。図13の各ステップは、会議サーバ101のCPU201によって実行される。
S1301においては、着目中の参加者の役割情報において所定時間外入室権限806があるか否かを判定する。“ある”場合には、他の項目の確認をする必要がないので、図13のフローチャートを完了する。“ない”場合には、S1302に進む。
S1302においては、着目中の参加者に対応する“制限時刻”が設定されているか否かを判定する。設定されている場合(「あり」の場合)には、設定する必要がないので、S1304に進む。設定されていない場合(「なし」の場合)には、設定するためS1303に進む。
S1303においては、着目中の参加者の所定時間(終了)を、会議の制限時刻(その参加者特有の退室時間)の初期値として設定する。この“制限時刻”は、あくまで参加者毎に異なる値を記憶するものであって、従って、本ステップの説明においては、着目中の参加者に特有の“制限時刻”である。なお、次の会議が別のユーザに予約されている場合への対応は、前述の図12のS1205での対応となるため、図13のフローチャートでは説明しない。
S1304においては、現在時刻(ハードウェアやOSの時刻。システム現在時刻)が制限時刻を超えているか否かを判定する。図においては、便宜上“<”(小なり)としているが、“≦”(小なりイコール)であってもよい。超えている場合(YES)には、S1305に進む。超えていない場合には、S1308に進む。
S1305においては、着目中の参加者(がログインしたクライアント装置102)に、強制的に退室させる旨を通知する。あわせて他のクライアント装置102にも、誰が(どのクライアント装置102が)退室するかを通知してもよい。クライアント装置102における表示例は、図10の退室指示メッセージ1010となる。
S1306においては、着目中の参加者を会議システムから強制的にログアウトさせる。
S1307においては、参加者情報テーブル900から着目中の参加者情報を削除する(参加者情報削除部)。
S1308においては、着目中の参加者の退室を警告すべき時間に達しているか否かを判定する(警告判定部)。すなわち、退室すべき時間である“制限時刻”から、どれだけ前に通知するかを示す“警告時刻”の差が、“現在時刻”よりも小さいか否かを判定する。式では、“制限時刻−警告時刻<現在時刻”である。図においては、便宜上“<”(小なり)としているが、“≦”(小なりイコール)であってもよい。小さい場合(YES)には、S1309に進む。大きいかまたは等しい場合(NOの場合)には、まだ警告すべき時間に達していないと判定し、図13のフローチャートを完了する。
S1309においては、着目中の参加者の制限時刻を延長するか否かを確認する(警告通知部)。具体的には、参加者の中で延長指示権限がある参加者がログインしているクライアント装置102に通知する。延長指示権限がある参加者のクライアント装置102には、例えば図10の延長確認ダイアログ1000が表示される。
S1310においては、前記延長指示権限がある参加者のクライアント装置102から、着目中の参加者の制限時刻を延長するか否かの判断結果を受信する(延長確認受付部)。
S1311においては、前記受信した判断結果が制限時刻を延長するものであるか否かを判定する(延長許可判定)。延長する場合(YESの場合)には、S1312に進む。延長しない場合(NOの場合)には、図13のフローチャートを完了する。
S1312においては、制限時刻を延長する(制限時刻延長部)。延長する時間は、参加者の役割に応じて既に役割テーブルから取得している。新しい制限時刻は、従来の“制限時刻”に“延長時間”を足した時刻である。また、制限時刻が、次の会議の予約時間(開始)を超えている場合には、延長しないようにしてもよい。この場合は、従来の“制限時刻”と“延長時間”の和と、会議室情報テーブル700に登録された同じ会議室の次の会議の予約時間(開始)と、を比較して判定する(延長可否判定部)。また、別の方法として、フローチャートには示していないが、次の会議の予約時間(開始)を超えない範囲で延長する、ことも可能である。具体的には、次の会議の予約時間(開始)または会議室をあけわたすのに必要な時間など、一定の猶予を考慮して、制限時刻を設定することで実現可能である。
なお、図13のフローチャートでは、実際の制限時刻よりも「警告時刻」で示されるだけ、先にユーザに制限時刻の警告を行うが、図8で前述した通り、所定時刻802(あるいは制限時刻)に達した段階で警告の通知を行うようにしてもよい。
以上により、図13のフローチャートの説明を完了する。
図12、図13のフローチャートの処理により、個々の参加者について参加時刻を延長するか否かを判定することができるという効果を得られる。また、会議室の使用可能時間の制限や延長とは別に、各参加者の参加時刻を、権限のある参加者(上司など)が判断し、その判断に基づき会議システムが参加の制御をするという効果が得られる。
また、本発明の実施形態においては、制限時刻を所定時間(業務時間)としてきたが、必ずしも所定時間ではなくともよい。例えば、組織単位で使用できる曜日、時間帯に制限があり、会議室の利用を平等に割り振るものであってもよい。具体的には、役割テーブルの所定時間として、組織単位で使用できる曜日、時間帯を設定するようにすればよい。これにより、例えばA部門が午前中にしか使用できないように設定されている場合であっても、権限が“管理職”より強い“役員権限”を定義し、会議を午後まで延長する、という設定をすることも可能となる。
従って、本発明においては、所定時間など含め、(延長前の初期の)制限時刻と同一の意味をものとする。
(第2の実施形態)
第1の実施形態においては、会議システムにおける仮想の会議室を予約し、その予約時間の範囲で会議を行い、終了時間を延長する場合であっても、同一の会議室にて次の会議が予約されている場合には、次の会議の予約時間の開始時間が、延長時間の制限になるとして説明した。第2の実施形態においては、会議室を用いずに会議することを説明する。そのため、会議室の予約時間(あるいは次の会議の予約時間)の制限はないものとする。
図15は、本発明の第2の実施形態に係わる会議情報を管理する会議情報テーブル1500の構成の一例を示す図である。第2の実施形態では、テーブルは1つである。すなわち会議情報テーブル1500が、会議情報記憶部である。会議室情報テーブル700は不要である。後述するように、特定の参加者がグループを形成して、会議IDで指定される会議に参加する。すなわち、第2の実施形態における会議情報テーブル1500(会議情報記憶部)は、役割情報テーブル800(役割情報記憶部)、参加者情報テーブル900(参加者情報記憶部)として、実施形態1のように2つのテーブルで構成されていてもよい。
実際に、図15で示すデータのうち、下記のものは役割情報テーブル800(役割情報記憶部)、参加者情報テーブル900(参加者情報記憶部)に含まれるデータ項目と同一である。
所定時間802(終了)、警告時刻803、延長時間804、会議室予約時間延長権限807(以上、図8の役割情報テーブル800と同一の情報を示すデータ項目)、参加者901、社員ID902(以上、図9の参加者情報テーブル900と同一の情報を示すデータ項目)については説明を省略する。
図15の会議情報テーブル1500(会議情報記憶部)には、更に、会議ID1501、延長指示権限保有者1502が第1の実施形態に対して追加されている。
会議ID1501は、参加者901で示される参加者が、いずれの会議に参加しているかを特定するためのIDである。従って、同一の会議ID1501を有する参加者が、開催されている1つの会議に参加するグループを構成する。
延長指示権限保有者1502は、参加者901に示された会議の参加者に対して、参加時間の制限時刻を延長する権限をもつ参加者である。図には、1名または2名が記載されているが、1名に限定してもよいし、図のように複数名が指定可能であってもよい。また、実際には会議情報テーブル1500(会議情報記憶部)には対応するデータ項目を持たず、組織の人事データベースなどを参照して、例えば「上司は部下の延長権限を有する」、あるいは「役割(役職など)が上位のものは下位のものの延長権限を有する」などと実装してもよい。これらの構成については、第1の実施形態でも同様に様々なデータ構成および実装が可能であり、実施形態に記載している以外の方式であっても本発明の構成に含むものとする。
なお、第2の実施形態であっても、第1の実施形態と同様に会議情報テーブル1500(会議情報記憶部)に各参加者の役割(不図示)を設定し、さらに当該役割に応じて第1の実施形態における役割情報テーブル800(役割情報記憶部)を参照し、他の参加者の制限時刻を延長する権限があるか否かを示すようにしてもよい。
図16は、本発明の第2の実施形態に係わる時間延長を管理する処理を示すフローチャートの一例である。図16の各ステップは、会議サーバ101のCPU201によって実行される。また、図12のフローチャートの説明は、本フローチャートでも当てはまる。図12のフローチャートと同一の番号を付与しているステップは、同一の処理を行うものであり説明を省略する。また、図12においても説明したように、図16の処理では、1つの会議の参加者を随時、あるいは一定時間毎に監視する。そのため、会議システムの本来の機能である、会議を推進する処理(音声、画像の各端末からの送受信など)とは、別のプロセス(監視用プロセス)で実行されていてもよい。
S1601においては、時間を監視するための会議IDを取得する。具体例としては、会議情報テーブル1500の更新を監視し、新しい会議ID1501が追加された場合に、監視を開始する。具体的には、その会議の参加者(会議ID1501が、新たに追加された当該会議IDと同一の参加者)が監視対象となる。
S1602においては、会議情報テーブル1500における会議IDが一致する参加者の情報を取得する。
S1603からS1216の繰り返し処理は、全参加者が退席した時点で完了する。図12においては会議室の時間的制約があったが、第2の実施形態では会議室の時間的制約がないため、全参加者の退席により判断する。
図16のフローチャートにおいては、S1211からS1216においては、図12と同一の処理であるため、説明を省略する。以上で、図16のフローチャートの説明を完了する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、本発明に係る実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図11〜図13、図16に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図11〜図13、図16の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは図11〜図13、図16の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 会議サーバ
102 クライアント装置
103 ネットワーク
301 会議システム
302 システム管理者
303 グループ
304 グループ管理者
305 一般ユーザ
306 会議室
307 フリースペース
本発明は、電子会議に参加中のユーザの制限時刻に応じて、当該制限時刻を超えるユーザを電子会議から強制退出させることが可能な会議システムを提供することを目的とする。
本発明は、電子会議に参加中のユーザユーザ識別情報と、当該ユーザ識別情報の示すユーザの制限時刻記憶する記憶手段を備える会議サーバであって、在時刻と前記記憶手段に記憶された前記ユーザ識別情報の示すユーザの前記制限時刻に基づき、当該制限時刻を超えるユーザ識別情報を特定する特定手段と、前記特定手段で前記制限時刻を超えると特定されるユーザ識別情報のユーザを、当該ユーザが参加中の電子会議より強制退出させる強制退出手段と、を備えることを特徴とする。
本発明により、電子会議に参加中のユーザの制限時刻に応じて、当該制限時刻を超えるユーザを電子会議から強制退出させることが可能となる。

Claims (11)

  1. クライアント装置とネットワークを介して接続可能であって、会議に参加している参加者の情報に基づいて参加時刻を管理する会議サーバであって、
    前記会議サーバで実施されている会議に参加する参加者の参加者識別情報と、当該参加者の制限時刻と、を含む参加者情報と、参加者の当該制限時刻を延長することが可能な参加者を特定可能な延長指示権限情報と、を記憶する記憶手段と、
    現在時刻と前記参加者情報の前記制限時刻に基づき、当該制限時刻を超える参加者がいる場合に、前記延長指示権限情報から特定される当該制限時刻を延長することが可能な参加者に対して、参加者が当該制限時刻を越えることを通知する警告通知手段と、
    前記警告通知手段で通知された当該制限時刻を延長することが可能な参加者の延長指示に従って、前記参加者を会議に継続して参加させるべく、当該参加者の前記制限時刻を延長する制限時刻延長手段と、
    を備えることを特徴とする会議サーバ。
  2. 前記会議は前記会議サーバにより管理される仮想会議室において開催され、前記記憶手段は、当該仮想会議室を利用可能な開始時間と終了時間を記憶し、
    現在時刻と、前記仮想会議室に対応して予約した終了時刻とに基づいて、当該仮想会議室の終了時刻を通知する場合には、当該仮想会議室の予約時間を変更する権限を有する参加者のクライアント装置に、当該終了時刻を延長するか否かを問い合わせる終了時刻延長問い合わせ手段と、
    前記終了時刻延長問い合わせ手段に対するクライアント装置からの応答に従って、前記仮想会議室の終了時刻を延長する終了時刻延長手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の会議サーバ。
  3. 前記制限時刻延長手段は、前記仮想会議室の終了時間まで延長可能に制御することを特徴とする請求項2に記載の会議サーバ。
  4. 前記警告通知手段は、現在時刻が、前記参加者の前記制限時刻に達する前に、前記延長指示権限情報において前記延長指示権限を有すると特定された参加者の前記クライアント装置に制限時刻を延長するための問い合わせるための通知をすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の会議サーバ。
  5. 前記記憶手段には、更に、前記警告通知手段により通知する警告時間を記憶し、
    前記警告通知手段は、現在時刻と、前記参加者の制限時刻と、前記警告時間に従って、通知をすることを特徴とする請求項4に記載の会議サーバ。
  6. 前記記憶手段には、更に、前記参加者の前記制限時刻を延長する際の、所定の延長可能時間を記憶し、
    前記制限時刻延長手段は、前記参加者の前記制限時刻に前記所定の延長可能時間を加算して、新たな制限時刻とすることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の会議サーバ。
  7. 前記延長指示権限情報における前記延長指示権限を有すると特定される参加者は、前記参加者ごとに1または複数指定されることが可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の会議サーバ。
  8. 前記延長指示権限情報における前記延長指示権限を有する参加者は、当該参加者が属する組織における当該参加者の権限を示す役割に応じて特定されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の会議サーバ。
  9. 前記制限時刻延長手段により前記制限時刻を延長されない参加者は、現在時刻が当該制限時刻を経過した後、前記記憶手段から削除される参加者情報削除手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の会議サーバ。
  10. クライアント装置とネットワークを介して接続可能であって、会議に参加している参加者の情報に基づいて参加時刻を管理する会議サーバの制御方法であって、
    登録手段が、前記会議サーバで実施されている会議に参加する参加者の参加者識別情報と、当該参加者の制限時刻と、を含む参加者情報と、参加者の当該制限時刻を延長することが可能な参加者を特定可能な延長指示権限情報と、を記憶手段に記憶させる登録ステップと、
    警告通知手段が、現在時刻と前記参加者情報の前記制限時刻に基づき、当該制限時刻を超える参加者がいる場合に、前記延長指示権限情報から特定される当該制限時刻を延長することが可能な参加者に対して、参加者が当該制限時刻を越えることを通知する警告通知ステップと、
    制限時刻延長手段が、前記警告通知ステップで通知された当該制限時刻を延長することが可能な参加者の延長指示に従って、前記参加者を会議に継続して参加させるべく、当該参加者の前記制限時刻を延長する制限時刻延長ステップと、
    を含むことを特徴とする会議サーバの制御方法。
  11. コンピュータを、クライアント装置とネットワークを介して接続可能であって、会議に参加している参加者の情報に基づいて参加時刻を管理する会議サーバとして機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記会議サーバで実施されている会議に参加する参加者の参加者識別情報と、当該参加者の制限時刻と、を含む参加者情報と、参加者の当該制限時刻を延長することが可能な参加者を特定可能な延長指示権限情報と、を記憶手段に記憶させる登録手段、
    現在時刻と前記参加者情報の前記制限時刻に基づき、当該制限時刻を超える参加者がいる場合に、前記延長指示権限情報から特定される当該制限時刻を延長することが可能な参加者に対して、参加者が当該制限時刻を越えることを通知する警告通知手段、
    前記警告通知手段で通知された当該制限時刻を延長することが可能な参加者の延長指示に従って、前記参加者を会議に継続して参加させるべく、当該参加者の前記制限時刻を延長する制限時刻延長手段、
    として機能させるためのプログラム。
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