JP2015178988A - ガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】筒状体とセンサ素子との間の気密性能をより向上させる。
【解決手段】ガスセンサ10において、金属製の主体金具42の内周面42cとセンサ素子20との間を圧粉体45aで封止するにあたり、内周面42cの算術平均粗さRaが0.1〜2μmとなっている。また、ガスセンサ10は、主体金具42の貫通孔内に配置されると共に内部をセンサ素子20が貫通し、圧粉体45aを軸方向の両側から挟んで押圧するサポーター44a,44b、を備えている。そして、サポーター44a,44bの少なくとも一方の表面の算術平均粗さRaが0.5μm以下となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガスセンサに関する。
従来、自動車の排気ガスなどの被測定ガスにおけるNOxなどの所定のガスの濃度を検出するガスセンサが知られている。例えば、特許文献1には、所定のガスの濃度を検出するセンサ素子と、センサ素子が内部を貫通する筒状体と、センサ素子の先端に所定のガスを導入するガス導入口が形成されたカバーと、を備えたガスセンサが記載されている。
また、特許文献2には、凹部と凹部の底部に形成された貫通孔とを有するセラミックホルダ(筒状体)と、凹部及び貫通孔に挿入されたガスセンサ素子と、ガスセンサ素子と凹部との隙間に充填された封止材(熔融したガラス粉)が充填されたガスセンサが記載されている。このガスセンサでは、セラミックホルダの凹部の内周面の表面粗さを0.3μm以上とし、且つ凹部の底部の表面粗さを内周面の表面粗さよりも大きくすることで、凹部内面と封止材との接合不良を抑制して良好な気密状態を得ることができるとしている。また、セラミックホルダの凹部の内周面の表面粗さは2μm以上が好ましく、5μm以上がより好ましいことが記載されている。
国際公開2013/005491号 特許第434526号公報
ここで、特許文献2のようにセンサ素子と筒状体との間を封止材などにより封止して気密性能を高めることは、ガスセンサの測定精度の向上に繋がるため、重要である。また、近年では、ガスセンサをより小型化する要望があるが、小型化すると封止材の軸方向長さが短くなり、気密性能が不十分になりやすい。また、封止材の封止圧力(封止荷重)を高めることで気密性能を高めることも可能であるが、圧力を高めすぎるとセンサ素子や筒状体が割れるなどの問題が生じる場合があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、筒状体とセンサ素子との間の気密性能をより向上させることを主目的とする。
本発明のガスセンサは、
センサ素子と、
前記センサ素子が内部を軸方向に貫通する貫通孔を有する金属製の筒状体と、
前記貫通孔内に配置され、該貫通孔の内周面と前記センサ素子との間に充填された圧粉体と、
を備え、
前記筒状体は、前記内周面のうち少なくとも前記圧粉体に接する部分の算術平均粗さRaが0.5〜5μmである、
ものである。
この本発明のガスセンサでは、金属製の筒状体の内周面とセンサ素子との間を圧粉体で封止するにあたり、内周面のうち少なくとも圧粉体に接する部分の算術平均粗さRaが0.5〜5μmとなっている。これにより、筒状体とセンサ素子との間の気密性能がより向上する。この理由は、筒状体の内周面の算術平均粗さRaを0.5μm以上とすることで圧粉体と筒状体の接触面積が増え、圧粉体−筒状体間のガスリーク量が減少するためであると考えられる。また、筒状体の算術平均粗さRaを5μm以下とすることで、内周面の凹凸が大きすぎる場合と比べて圧粉体を筒状体表面の谷の部分(凹部)に十分に充填することができ、圧粉体−筒状体間の隙間の発生による気密性の低下を抑制することが可能なためであると考えられる。
本発明のガスセンサは、前記圧粉体を前記軸方向の両側から挟んで押圧する第1部材及び第2部材、を備え、前記第1,第2部材の少なくとも一方は、前記圧粉体を押圧する押圧面の算術平均粗さRaが0.5μm以下としてもよい。こうすることで、例えば算術平均粗さRaが0.5μm超過の場合と比べて押圧面が滑らかであるため、押圧面に沿った方向、すなわち筒状体の径方向に圧粉体が広がりやすくなる。換言すると、圧粉体が押圧面に引っかかりにくくなる。そのため、第1,第2部材からの押圧力が圧粉体を介して効率よく筒状体の内周面やセンサ素子に作用し、気密性能がより向上する。
上述した第1,第2部材を備える態様の本発明のガスセンサにおいて、前記第1,第2部材は、前記貫通孔内に配置されると共に内部を前記センサ素子が貫通し、前記圧粉体を軸方向の両側から挟んで押圧する第1,第2サポーターとしてもよい。
この場合において、前記筒状体は、縮径部を有しており、前記第1,第2サポーターの一方は、前記軸方向で前記縮径部と前記圧粉体との間に配置されて該縮径部からの押圧力により前記圧粉体を押圧していてもよい。さらに、前記第1,第2サポーターの一方が前記縮径部と前記圧粉体との間に配置され、他方が前記筒状体の前記貫通孔内に形成された底面と前記圧粉体との間に配置されており、前記縮径部と前記底面との間に挟まれることで前記第1,第2サポーターが前記圧粉体を押圧していてもよい。
上述した第1,第2部材を備える態様の本発明のガスセンサにおいて、前記第1,第2部材の一方は、前記筒状体であり、前記筒状体は、前記内周面と、算術平均粗さRaが0.5μm以下である前記押圧面と、を有していてもよい。この場合において、前記筒状体の前記押圧面は、該筒状体の前記貫通孔内に形成された底面としてもよい。
本発明のガスセンサにおいて、前記圧粉体を構成する粒子の平均粒径は150〜300μmとしてもよい。こうすることで、上述した内周面と圧粉体との隙間がより少なくなるため、筒状体とセンサ素子との間の気密性能がさらに向上する。
ガスセンサ10の縦断面図。 一次組立品141の製造プロセスを模式的に示す断面図。 変形例のガスセンサ210の縦断面図。 変形例のガスセンサ310の縦断面図。 変形例のガスセンサ410の縦断面図。 試験器500を用いた気密性試験の概略説明図。 実験例1〜28における封止荷重とリーク量との関係を示すグラフ。 実験例1〜28における算術平均粗さRaとリーク量の関係を示すグラフ。
次に、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態であるガスセンサ10の縦断面図である。図1に示すように、ガスセンサ10は、被測定ガスから所定のガス成分を測定するセンサ素子20と、センサ素子20の一方の端部を保護する保護カバー30と、センサ素子20と導通するコネクタ50を含むセンサ組立体40とを備えている。このガスセンサ10は、例えば車両の排ガス管に取り付けられて被測定ガスとしての排気ガスに含まれるNOxやO2等のガス成分を測定するために用いられる。
センサ素子20は、細長な長尺の板状体形状の素子であり、ジルコニア(ZrO2)等の酸素イオン伝導性固体電解質層からなる例えば6枚のセラミックス基板を積層して形成されている。なお、センサ素子20の保護カバー30側の端部(図1の下端)を先端と表記し、コネクタ50側の端部(図1の上端)を基端と表記する。このセンサ素子20の基端表面及び裏面には、センサ素子20に電圧を印加したり、センサ素子20が検出するガス成分の濃度に応じて生じる起電力又は電流を取り出したりするための図示しない電極が形成されている。この電極は、センサ素子20内部の電路を介してセンサ素子20の先端内の電極と導通している(図示せず)。
保護カバー30は、図1に示すように、センサ素子20の先端の周囲を取り囲むように配置されている。この保護カバー30は、センサ素子20の先端を覆う内側保護カバー31と、この内側保護カバー31を覆う外側保護カバー32とを備えている。内側保護カバー31は、筒状に形成され、被測定ガスを流通させるための内側保護カバー孔31a,31bを備えている。外側保護カバー32は、有底筒状に形成され、被測定ガスを流通させるための外側保護カバー孔32a,32bを側面に備えている。内側保護カバー31,外側保護カバー32は、例えばステンレス鋼などの金属製である。
センサ組立体40は、センサ素子20を封入固定する素子封止体41と、素子封止体41に取り付けられたナット47,外筒48と、センサ素子20の基端に接続されたコネクタ50と、を備えている。素子封止体41は、センサ素子20を固定すると共に、センサ素子の先端側である保護カバー30内の空間と基端側である外筒48内の空間との間を封止するものである。この素子封止体41は、筒状の主体金具42と、主体金具42と同軸になるように端部で溶接固定された筒状の内筒43と、主体金具42及び内筒43の内側の貫通孔内に封入されたサポーター44a〜44c,圧粉体45a,45b,メタルリング46と、を備えている。
主体金具42は、図中の上端である端部42aと、下端である肉厚部42bと、内部を軸方向(図1の上下方向)に貫通する貫通孔と、貫通孔の内周面42cと、を有する金属製の部材である。端部42aは内筒43と溶接されている。肉厚部42bは、基端側の面(図1の上面)である底面42dを貫通孔内に有し、サポーター44aが図1の下側に飛び出さないようにこれを押さえている。内周面42cには、図示しない螺旋状の溝が形成されており、この溝により算術平均粗さRaが0.5〜5μmとなっている。また、内周面42cは、サポーター44a,44b,圧粉体45aと接している。
内筒43は、主体金具42よりも厚さの薄い金属製の部材であり、主体金具42と溶接される側の端部にフランジ部43aを有し、反対側の端部には先端にいくほど内径が大きくなる拡管部43bを有している。また、内筒43には、圧粉体45bを内筒43の中心軸方向に押圧するための縮径部43cと、メタルリング46を介してサポーター44a〜44c,圧粉体45a,45bを図1の下方向に押圧するための縮径部43dとが形成されている。内筒43のうちフランジ部43a,拡管部43b,縮径部43c,43d以外の部分の内径は、主体金具42のうち肉厚部42b以外の内径(内周面42cの内径)と略同一である。
サポーター44a〜44cは、例えばアルミナ、ステアタイト、ジルコニア、スピネルなどのセラミックスからなる部材である。圧粉体45aは、例えばタルクやアルミナ粉末、ボロンナイトライドなどのセラミックス粉末を成型したものである。サポーター44a〜44cの表面は、算術平均粗さRaが0.5μm以下であることが好ましい。圧粉体を構成する粒子の平均粒径は150〜300μmであることが好ましい。圧粉体45aはサポーター44a,44b間に充填され、サポーター44a,44bにより両側(上下)から挟まれて押圧されている。圧粉体45bはサポーター44b,44c間に充填され、サポーター44b,44cにより両側(上下)から挟まれて押圧されている。なお、サポーター44a〜44c,圧粉体45a,45bは縮径部43d及びメタルリング46と、主体金具42の肉厚部42bの底面42dと、に挟まれて上下から押圧されている。また、センサ素子20は主体金具42,内筒43の中心軸上に位置するとともにサポーター44a〜44c,圧粉体45a,45b内を貫通しており、これらによって固定されている。
ナット47は、主体金具42と同軸に固定されており、雄ネジ部47aにより例えば車両の排ガス管に取り付け可能になっている。外筒48は、内筒43,センサ素子20,コネクタ50の周囲を覆っており、コネクタ50に接続されたリード線55が外部に引き出されている。このリード線55は、コネクタ50を介してセンサ素子20の各電極と導通している。外筒48とリード線55との隙間はゴム栓57によって封止されている。
続いて、ガスセンサ10の製造方法について説明する。まず、素子封止体41とセンサ素子20とからなる一次組立品141を製造する。図2は、一次組立品141の製造プロセスを模式的に示す断面図である。まず、主体金具42及び内筒43を用意する(図2(a))。主体金具42及び内筒43は、例えば鍛造により製造する。また、主体金具42の内周面42cは、例えば切削工具を主体金具42の貫通孔内に挿入するなどにより螺旋状の溝を形成して算術平均粗さRaが0.5〜5μmとなるようにしておく。なお、肉厚部42bの内周面や底面42dには、必ずしもこのような溝を形成する必要はない。また、この時点では内筒43にはフランジ部43a及び拡管部43bは形成されているが、縮径部43c,43dは形成されていない。
次に、主体金具42の端部42aと内筒43のフランジ部43aとを、図示しない治具を用いて同軸となるように付き合わせて、主体金具42と内筒43との抵抗溶接を行って複合体142とする(図2(b))。これにより、主体金具42と内筒43とが端部42aとフランジ部43aとの接触面で溶接される。次に、センサ素子20をメタルリング46,サポーター44c,圧粉体45b,サポーター44b,圧粉体45a,サポーター44a内にこの順序で貫通させて、これらを内筒43の拡管部43b側から複合体142の内部に挿入する(図2(c))。なお、メタルリング46,サポーター44a〜44c,圧粉体45a,45bには、センサ素子20を貫通させるために予め中心軸に沿って孔が開けられた形状としておく。ここで、内筒43は拡管部43bにより端部が広がっているため、複合体142の内部への挿入がしやすくなっている。また、内周面42cの算術平均粗さRaが5μm以下であることで、サポーター44a,44bや圧粉体45aが内周面42cと接触,干渉しにくいため、これらを内部に挿入しやすくなっている。また、この挿入は治具により内筒43の外径を基準として内筒43の中心軸とセンサ素子20の中心軸とが一致するように行う。
次に、メタルリング46と主体金具42とを互いに近づける方向に押圧して圧粉体45a,45bを圧縮し、これにより主体金具42内及び内筒43内を封止する。そして、その状態で内筒43のうちメタルリング46よりも拡管部43b側を加締めて縮径部43dを形成する(図2(d))。これにより、縮径部42及びメタルリング46と主体金具42の底面42dとの間の押圧力が保たれる。また、このとき圧粉体45aは主体金具42の内周面42cと接しているが、内周面42cの算術平均粗さRaが0.5μm以上であることで、圧粉体45aの粒子と内周面42cとの接触面積が増える。また、内周面42cの算術平均粗さRaが5μm以下であることで、圧粉体を内周面42cの谷の部分(凹部)に十分に充填することができる。さらに、圧粉体45aはサポーター44a,44bに上下から挟まれて押圧されるが、サポーター44a,44bの表面の算術平均粗さRaが0.5μm以下であることで、主体金具42の径方向に圧粉体45aが広がりやすい。
続いて、内筒43のうち圧粉体45bの側面に位置する部分を加締めて縮径部43cを形成する(図2(e))。これにより、主体金具42内及び内筒43内の封止やセンサ素子20の固定を確実にする。以上により、素子封止体41とセンサ素子20とからなる一次組立品141を得る。
一次組立品141を製造すると、主体金具42に内側保護カバー31及び外側保護カバー32を溶接固定して保護カバー30を形成し、ナット47内に一次組立品141を挿入して主体金具42にナット47を取り付けて二次組立品とする。そして、ゴム栓57内を通したリード線55と、これに接続されたコネクタ50とを用意して、コネクタ50をセンサ素子20の基端側に接続する。その後、外筒48を主体金具42に溶接固定して、図1のガスセンサ10を得る。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のセンサ素子20が本発明のセンサ素子に相当し、主体金具42及び内筒43が筒状体に相当し、内周面42cが貫通孔の内周面に相当し、圧粉体45aが圧粉体に相当する。また、サポーター44a,44bが第1,第2部材に相当し、サポーター44a,44bが第1,第2サポーターに相当し、縮径部43b,43cが縮径部に相当する。
以上説明した本実施形態のガスセンサ10では、金属製の主体金具42の内周面42cとセンサ素子20との間を圧粉体45aで封止するにあたり、内周面42cの算術平均粗さRaが0.5〜5μmとなっている。これにより、主体金具42とセンサ素子20との間の気密性能がより向上する。この理由は、主体金具42の内周面42cの算術平均粗さRaを0.5μm以上とすることで、圧粉体45aと主体金具42との接触面積が増え、圧粉体45a−主体金具42(内周面42c)間のガスリーク量が減少するためであると考えられる。また、内周面42cの算術平均粗さRaを5μm以下とすることで、内周面42cの凹凸が大きすぎる場合と比べて圧粉体45aを内周面42cの谷の部分(凹部)に十分に充填することができ、圧粉体45a−主体金具42(内周面42c)間の隙間の発生による気密性の低下を抑制することが可能なためであると考えられる。
また、ガスセンサ10は、主体金具42の貫通孔内に配置されると共に内部をセンサ素子20が貫通し、圧粉体45aを軸方向の両側から挟んで押圧するサポーター44a,44b、を備えている。そして、サポーター44a,44bの少なくとも一方の表面の算術平均粗さRaを0.5μm以下とすることで、例えば算術平均粗さRaが0.5μm超過の場合と比べて押圧面が滑らかとなるため、押圧面に沿った方向、すなわち主体金具42の径方向に圧粉体45aが広がりやすくなる。換言すると、圧粉体45aが押圧面に引っかかりにくくなる。そのため、サポーター44a,44bからの押圧力が圧粉体45aを介して効率よく主体金具42の内周面42cやセンサ素子20に作用し、気密性能がより向上する。なお、圧粉体45bは、サポーター44b,44cに軸方向の両側から挟んで押圧されている。そのため、サポーター44b,44cの少なくとも一方の表面の算術平均粗さRaが0.5μm以下であれば、サポーター44b,44cからの押圧力が圧粉体45bを介して効率よく内筒43の内周面やセンサ素子20に作用し、気密性能がより向上する。
さらに、圧粉体45aを構成する粒子の平均粒径を150〜300μmとすることで、内周面42cと圧粉体45aとの隙間がより少なくなるため、主体金具42とセンサ素子20との間の気密性能がさらに向上する。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、内筒43は縮径部43cを備えるものとしたが、これを省略してもよい。また、図1と比べて内筒43の軸方向の寸法を短くしてもよい。図3は、この場合の変形例のガスセンサ210の縦断面図である。なお、図3では、ガスセンサ210のうち素子封止体241及びセンサ素子20のみを示した。この素子封止体241は、図示するように内筒243の軸方向の長さが図1の内筒43よりも短くなっている。また、内筒243には縮径部43c,43dや拡管部43bが形成されていない。代わりに、内筒243の基端(図3の上端)の開口端が湾曲して縮径部243bとなっている。そして、主体金具42の底面42dから縮径部243bまでの間に、サポーター44a、圧粉体45a、サポーター244b、圧粉体245b,サポーター44c,メタルリング46がこの順に配置されている。サポーター244b及び圧粉体245bは、それぞれ図1のサポーター44b及び圧粉体45bと比べて、軸方向の長さが短くなっている。このガスセンサ210においても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。例えば、内周面42cの算術平均粗さRaを0.5〜5μmとすることで、主体金具42とセンサ素子20との間の気密性能がより向上する。なお、内筒43の軸方向の長さを短くするなど素子封止体241の軸方向の長さを短くすると気密性能が低下しやすいが、内周面42cの算術平均粗さRaを0.5〜5μmとして気密性能を向上させているため、その分だけ気密性能の低下を抑制することができる。すなわち、内周面42cの算術平均粗さRaが0.5〜5μmの範囲にないガスセンサと比べて、軸方向の長さを短くしても同じ気密性能を有することができ、ガスセンサ210を小型化することができる。なお、図3のガスセンサ210は、内筒243の軸方向の長さが図1の内筒43よりも短いものとしたが、主体金具43の軸方向の長さを短くしてもよい。
なお、図3のガスセンサ210において、サポーター244bを備えないものとしてもよい。図4は、この場合の変形例のガスセンサ310の縦断面図である。このガスセンサ310の素子封止体341では、圧粉体345aがサポーター44aとサポーター44cとの間に挟まれて上下に押圧されている。このガスセンサ310においても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。なお、図4では、図示するように主体金具42と内筒243とが一体形成されているものとした。
上述した実施形態では、主体金具42の内周面42c全体について算術平均粗さRaが0.5〜5μmとしたが、少なくとも圧粉体45aに接する部分の算術平均粗さRaが0.5〜5μmであればよい。
上述した実施形態において、内筒43の内周面の算術平均粗さRaを0.5〜5μmとしてもよい。こうすれば、圧粉体45bと内筒43の内周面との隙間が少なくなり、内筒43とセンサ素子20との間の気密性能がより向上する。
上述した実施形態において、サポーター44aの表面のうち、少なくとも圧粉体45aを押圧する面(図1の上面)の算術平均粗さRaが0.5μm以下であれば、上述した実施形態と同様に圧粉体45aが径方向に広がりやすくなる効果が得られる。サポーター44bについても同様である。
上述した実施形態において、センサ素子20の表面の算術平均粗さRaを0.5〜5μmとしてもよい。こうすれば、算術平均粗さRaが0.5μm以上であることで圧粉体45a,45bとセンサ素子20との接触面積が増え、算術平均粗さRaが5μm以下であることで圧粉体45a,45bをセンサ素子20表面の谷の部分(凹部)に十分に充填することができる。そのため、主体金具42,内筒43とセンサ素子20との間の気密性能がより向上する。
上述した実施形態では、切削工具により内周面42cに螺旋状の溝を形成するものとしたが、内周面42cの算術平均粗さRaを0.5〜5μmとすればよく、他の加工方法を用いてもよい。例えば、螺旋状に限らず他の形状の溝を内周面42cに形成してもよい。また、サンドブラストにより内周面42cを荒らすことで、内周面42cの算術平均粗さRaを0.5〜5μmとしてもよい。
上述した実施形態では、センサ素子20は板状体形状の素子としたが、これに限られない。例えば、センサ素子が筒状であってもよい。センサ素子が筒状であるガスセンサは、例えば特開平8−240558号公報に記載されている。図5は、この場合の変形例のガスセンサ410の縦断面図である。なお、図5では、ガスセンサ410のうち素子封止体441及びセンサ素子420を示した。このガスセンサ410は、センサ素子420と、素子封止体441と、を備えている。センサ素子420は、長手方向の一旦(図5では上端)が開口した有底の略円筒状に形成されている。センサ素子420の中心の空間にはヒーター421が挿入されている。素子封止体441は、筒状の主体金具442と、主体金具442と同軸に形成された筒状の内筒443と、主体金具442及び内筒443の内側の貫通孔内に封入されたパッキン444a,サポーター444b,パッキン444c,圧粉体445aと、を備えている。主体金具442は、貫通孔の内周面442cを有している。主体金具442は、貫通孔内に2つの底面442d,442eが形成されている点以外は、図4の主体金具42と同様の形状をしている。底面442dは、底面442eよりも主体金具442の外周に近い(センサ素子420の中心軸からの距離が遠い)位置に形成されており、圧粉体445aと接触している。底面442eは、センサ素子420のうち図5における下側の部分よりも外径の大きい部分である拡径部420aに接触している。底面442eは、拡径部420aと接触することで、センサ素子420が図5の下側に飛び出さないようにこれを押さえている。内筒443は、図4の内筒243と同様の形状をしており、縮径部443bが端部(図5の上端)に形成されている。主体金具442と内筒443とは一体形成されている。パッキン444a,444cは、例えば樹脂などの弾性体からなる。サポーター444bは、図4のサポーター44a,44cと同様に、セラミックスからなる部材である。圧粉体445aは、内周面442c,底面442d,センサ素子420の外周面,パッキン444aの下面で囲まれた空間内に充填されている。圧粉体445a、パッキン444a、サポーター444b,パッキン444cは、底面442dと縮径部443bとの間に軸方向の両側(図5の上下)から挟まれて、押圧されている。この押圧力により、圧粉体445aは底面442dとパッキン444aの下面とに挟まれて押圧されて、主体金具442内が封止されている。このガスセンサ410においても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。例えば、内周面442cの算術平均粗さRaを0.5〜5μmとすることで、主体金具442とセンサ素子420との間の気密性能がより向上する。また、圧粉体445aを押圧する押圧面である底面442dと、同じく押圧面であるパッキン444aの下面と、の少なくとも一方の算術平均粗さRaを0.5μm以下とすることで、気密性能がより向上する。
なお、図5の変形例のガスセンサ410では、上述したように主体金具442の底面442dが圧粉体445aに直接接触して、底面442dが押圧面となっている。本実施形態のガスセンサ10や図3,4に示したガスセンサ210,310においても、例えばサポーター44aを備えず主体金具42の底面42dが圧粉体45a(図4では圧粉体345a)を押圧する押圧面となっていてもよい。この場合も、底面42dの算術平均粗さRaを0.5μm以下とすることで、図5のガスセンサ410と同様に気密性能がより向上する。また、図5のガスセンサ410において、本実施形態のガスセンサ10や図3,4に示したガスセンサ210,310と同様に、主体金具442の底面442dと圧粉体445aとの間にサポーター44aが配置されていてもよい。このように、圧粉体をセンサ素子の軸方向の両側から挟んで押圧する2つの部材(第1部材及び第2部材)はどのような部材でもよい。第1,第2部材の少なくとも一方が、圧粉体を押圧する押圧面の算術平均粗さRaが0.5μm以下となっていれば、上述した実施形態と同様に、押圧面に沿った方向に圧粉体が広がりやすくなることで気密性能がより向上する効果が得られる。
上述した実施形態では、内周面42cの算術平均粗さRaが0.5〜5μmであることで主体金具42とセンサ素子20との間の気密性能がより向上し、圧粉体45aを構成する粒子の平均粒径を150〜300μmとすることで気密性能がさらに向上することを説明した。これらのことから、比=(圧粉体45aを構成する粒子の平均粒径)/(内周面42cの算術平均粗さRa)が30〜600としてもよい。比がこの数値範囲にある場合も、本実施形態と同様に主体金具42とセンサ素子20との間の気密性能がより向上する。
[実験例1〜7]
ガスセンサの一部として、図4に示した素子封止体341及びセンサ素子20からなる一次組立品に保護カバー30及び雄ねじ部47aを有するナット47を取り付けた二次組立品を、上述した製造方法と同様に作製し、実験例1〜7とした。実験例1〜7は、内周面42cの算術平均粗さRaが異なる以外は、同じ構成とした。具体的には、主体金具42及び内筒243を材質がステンレスの鍛造製とした。主体金具42の内周面42cの内径を9mm、軸方向長さを20.7mmとした。肉厚部42bの内径を5.9mm、軸方向長さを6.4mmとした。また、内筒43の軸方向長さを4.3mm、縮径部243bの内径を9mmとした。サポーター44a,44cはいずれもアルミナからなるセラミックスの焼結体とし、サポーター44aの軸方向長さを7.6mm、サポーター44cの軸方向長さを4.5mmとした。また、サポーター44a,44cの表面の算術平均粗さRaは、サポーター44aが0.45μm、サポーター44cが0.3μmであった。圧粉体345aは平均粒径244μmのタルク粉末を成形したものとした。また、主体金具42内で圧粉体345aに上下から加わる封止荷重が800kgfとなるように、タルク粉末の量(2.2g)を調整した。実験例1〜7の内周面42cの算術平均粗さRaは、それぞれ0.06μm,0.50μm,0.76μm,2.00μm,3.00μm,5.00μm,10.00μmとした。なお、実験例1では、内周面42cに螺旋状の溝を形成する切削加工を行わなかった。
[実験例8〜28]
圧粉体345aの封止荷重を1000kgfに変更した以外は実験例1〜7と同様の二次組立品を作製し、実験例8〜14とした。圧粉体345aの封止荷重を1400kgfに変更した以外は実験例1〜7と同様の二次組立品を作製し、実験例15〜21とした。圧粉体345aの封止荷重を2000kgfに変更した以外は実験例1〜7と同様の二次組立品を作製し、実験例22〜28とした。なお、用いたタルク粉末の量はいずれも2.2gであった。
[評価試験]
実験例1〜28の二次組立品について、圧粉体345aによる主体金具42,内筒43とセンサ素子20との気密性能を検査した。図6は、試験器500を用いた気密性試験の概略説明図である。図示するように、試験器500は、二次組立品の雄ねじ部47aを取り付け可能な雌ねじを有する取付治具502と、取付治具502の上下を覆う上カバー504,下カバー506と、下カバー506の開口と接続され軸方向が鉛直方向である管508と、を備えている。上カバー504,取付治具502,下カバー506の接続部はそれぞれOリングで封止されている。この試験器500の取付治具502の雌ねじ部に、雄ネジ部47aにシールテープを巻いた二次組立品を取り付け、トルクレンチ(4.5Nm)で固定した。これにより、上カバー504内と下カバー506内とが、二次組立品の内部(主体金具42や内筒43の内部)を介する以外は互いにガスが流通しない状態とした。そして、管508の内部に石鹸水からなる膜510を張った。この状態で、上カバー504の上部開口からエアーを供給して0.4MPaGの圧力を1分間かけ、膜510の上昇量(mm)をスケールで測定した。そして、この上昇量を、リーク量(cc/min)に換算した。なお、上昇量1mmが0.01cc(=0.01cm3)のリーク量に相当する。リーク量が少ないほど、主体金具42,内筒43とセンサ素子20との気密性が高いことを意味する。
実験例1〜28について、圧粉体345aの封止荷重(kgf),内周面42cの算術平均粗さRa(μm),測定したリーク量(cc/min)を表1にまとめて示す。なお、表1のリーク量は、各実験例について3個のサンプルの測定の平均値を示した。また、図7は、実験例1〜28における封止荷重とリーク量との関係を示すグラフである。図8は、実験例1〜28における内周面43cの算術平均粗さRaとリーク量との関係を示すグラフである。
Figure 2015178988
表1及び図7,図8から明らかなように、同じ封止荷重の実験例同士で比較すると、内周面42cの算術平均粗さRaが0.5〜5μmの範囲内にある実験例の方が、範囲内にない実験例と比べてリーク量が少なかった。また、例えば図7から分かるように、封止荷重を少なくしていった場合に、内周面42cの算術平均粗さRaが0.5〜5μmの範囲内にある実験例の方が、リーク量が増加しにくかった。すなわち、少ない封止荷重でもリーク量を少なくできていた。
なお、実験例1〜28のうち、実験例2〜6,9〜13,16〜20,23〜27が本発明の実施例に相当し、残りが比較例に相当する。
10,210,310,410 ガスセンサ、20,420 センサ素子、30 保護カバー、31 内側保護カバー、31a,31b 内側保護カバー孔、32 外側保護カバー、32a,32b 外側保護カバー孔、40 センサ組立体、41,241,341,441 素子封止体、42,442 主体金具、42a 端部、42b 肉厚部、42c,442c 内周面、42d,442d,442e 底面、43,243,443 内筒、43a フランジ部、43b 拡管部、43c,43d 縮径部、44a〜44c,244b,444b サポーター、45a,45b,245b,345a,445a 圧粉体、46 メタルリング、47 ナット、47a 雄ネジ部、48 外筒、50 コネクタ、55 リード線、57 ゴム栓、141 一次組立品、142 複合体、243b,443b 縮径部、420a 拡径部、421 ヒーター、444a,444c パッキン、500 試験器、502 取付治具、504 上カバー、506 下カバー、508 管、510 膜。

Claims (6)

  1. センサ素子と、
    前記センサ素子が内部を軸方向に貫通する貫通孔を有する金属製の筒状体と、
    前記貫通孔内に配置され、該貫通孔の内周面と前記センサ素子との間に充填された圧粉体と、
    を備え、
    前記筒状体は、前記内周面のうち少なくとも前記圧粉体に接する部分の算術平均粗さRaが0.5〜5μmである、
    ガスセンサ。
  2. 請求項1に記載のガスセンサであって、
    前記圧粉体を前記軸方向の両側から挟んで押圧する第1部材及び第2部材、
    を備え、
    前記第1,第2部材の少なくとも一方は、前記圧粉体を押圧する押圧面の算術平均粗さRaが0.5μm以下である、
    ガスセンサ。
  3. 請求項2に記載のガスセンサであって、
    前記第1,第2部材は、前記貫通孔内に配置されると共に内部を前記センサ素子が貫通し、前記圧粉体を軸方向の両側から挟んで押圧する第1,第2サポーターである、
    ガスセンサ。
  4. 前記筒状体は、縮径部を有しており、
    前記第1,第2サポーターの一方は、前記軸方向で前記縮径部と前記圧粉体との間に配置されて該縮径部からの押圧力により前記圧粉体を押圧している、
    請求項3に記載のガスセンサ。
  5. 前記第1,第2部材の一方は、前記筒状体であり、
    前記筒状体は、前記内周面と、算術平均粗さRaが0.5μm以下である前記押圧面と、を有している、
    請求項2に記載のガスセンサ。
  6. 前記圧粉体を構成する粒子の平均粒径は150〜300μmである、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のガスセンサ。
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