JP2015175150A - 換気扉の開閉機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】換気扉の操作性を高めることの可能な換気扉の開閉機構を提供する。
【解決手段】換気扉Wの開動、および、閉動と連動するストライカ25と、ストライカ25が摺動する摺動部、コイルばね23を保持する保持部24H、および、ダンパー26と当接する当接部を有して、ストライカ25の動きと連動するカム24と、換気扉Wを開位置、および、閉位置に保持するための付勢力をカム24に加える前記コイルばね23と、換気扉Wが少なくとも閉動するときに前記当接部に当接して前記付勢力に抗した制動力をカム24に加えるダンパー26と、を備える。
【選択図】図7

Description

本開示の技術は、扉体において換気機能を有する換気扉の開閉機構に関する。
換気機能を備える扉体には、扉体に形成された換気孔を換気扉の回転によって開閉する換気扉の開閉機構が組み込まれている。こうした換気扉の開閉機構は、換気扉が閉動するときに閉位置の手前において換気扉を閉位置に向けて付勢し、換気扉が開動するときに開位置の手前において換気扉を開位置に向けて付勢する付勢部材を備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−130041号公報
ところで、上述した換気扉の開閉機構では、換気扉の回動する速度が付勢部材の付勢力によって定められるため、付勢力が過剰に小さい場合には、換気扉を閉位置に到達させるために、過大な操作力が必要となる。反対に、付勢力が過剰に大きい場合には、換気扉が閉位置に到達するときに、換気扉の受ける衝撃が過大となる。結局のところ、上述した換気扉の開閉機構では、換気扉の操作性を高める点において改善の余地を残すものとなっている。
本開示における換気扉の開閉機構は、換気扉の操作性を高めることの可能な換気扉の開閉機構を提供することを目的とする。
以下、上記課題を解決するための手段、および、その作用効果について記載する。
本開示における換気扉の開閉機構の一態様は、扉体に設けられた換気機能を有する換気扉の開閉機構である。換気扉の開閉機構は、前記換気扉の開動、および、閉動と連動するストライカと、前記ストライカが摺動する摺動部、付勢部材を保持する保持部、および、制動部材と当接する当接部を有して、前記ストライカの動きと連動するカムと、前記換気扉を開位置、および、閉位置に保持するための付勢力を前記カムに加える前記付勢部材と、前記換気扉が少なくとも閉動するときに前記当接部に当接して前記付勢力に抗した制動力を前記カムに加える前記制動部材と、を備える。
本開示に記載の換気扉の開閉機構の一態様によれば、換気扉が閉動するときに、換気扉を閉位置に保持するための付勢力と、その付勢力に抗した制動力とがカムに作用する。そして、カムの動きと換気扉の閉動とがストライカを介して連動する結果、換気扉の閉動が制動される。それゆえに、換気扉が少なくとも閉動する際には、換気扉の閉動による高級感を演出することができ、また、換気扉とそれを支持する部分との間に指が挟まることも抑えられる。また、換気扉が開位置に到達する手前では、換気扉を開位置に保持するための付勢力がカムに作用するため、換気扉の開動が円滑に進む。それゆえに、制動部材によって調整された速度で換気扉を円滑に閉位置に到達させること、および、換気扉を円滑に開位置に到達させること、ひいては、換気扉の操作性を高めることが可能である。
本開示における換気扉の開閉機構の他の態様において、前記制動部材は、延在方向に沿って延びる形状を有して前記制動力を前記延在方向に沿って加え、前記当接部は、前記延在方向と直交する方向に沿った面を含むことが好ましい。
本開示に記載の換気扉の開閉機構の他の態様によれば、カムに対して制動力の作用する方向と、カムにおいて制動力が作用する面とが相互に直交するため、カムに作用する制動力の大きさがばらつくことが抑えられる。
本開示における換気扉の開閉機構の他の態様において、前記カム、前記付勢部材、および、前記制動部材は、前記制動部材の延びる方向である延在方向に沿って並び、前記カムは、前記付勢部材と前記制動部材との間に位置することが好ましい。
本開示に記載の換気扉の開閉機構の他の態様によれば、カム、付勢部材、および、制動部材が、1つの方向である延在方向に沿って並び、かつ、付勢部材と制動部材との間にカムが位置する。そのため、延在方向と直交する方向において、換気扉の開閉機構の占有する空間が大きくなることが抑えられる。例えば、延在方向が扉体の縁に沿った方向であれば、扉体の厚さ方向において、換気扉の開閉機構の占有する空間が大きくなることが抑えられる。
本開示における換気扉の開閉機構の他の態様において、前記摺動部は、前記制動部材の延びる方向である延在方向に沿って延びる前記カムの底面に位置することが好ましい。
本開示に記載の換気扉の開閉機構の他の態様によれば、摺動部の位置する底面の延びる方向と、制動部材の延びる方向とが、共通する延在方向である。そのため、換気扉の開閉機構の占有する空間を延在方向に沿った形状に設計することが可能である。結果として、例えば、換気扉のフレームの一辺に沿って換気扉の開閉機構を配置することに適した形状を換気扉の開閉機構において採用することが可能となる。
本開示における換気扉の開閉機構の他の態様において、前記ストライカは、前記換気扉の回転軸と、前記回転軸の延びる方向とは反対方向に沿って延びるストライカピンとを備え、前記ストライカピンが前記摺動部を摺動することが好ましい。
本開示における換気扉の開閉機構の他の態様によれば、ストライカの備える回転軸が、換気扉の開動、および、閉動と、ストライカの摺動とを連動させる。また、ストライカの備えるストライカピンが、ストライカの摺動とカムの動きとを連動させる。そして、換気扉の動きとストライカの動きとを連動させる機能、および、ストライカの動きとカムの動きとを連動させる機能を、1つの部材であるストライカが兼ね備えている。それゆえに、ストライカ以外の他の部材が、これらの機能の一部を担う構成と比べて、換気扉の開閉機構における部材の点数が抑えられ、また、部材の点数が増えることに伴う占有空間の拡大が、換気扉の開閉機構において抑えられる。
本開示における換気扉の開閉機構の他の態様において、前記カム、前記付勢部材、および、前記制動部材を収容するケースをさらに備え、前記ケースは、前記換気扉を支持するフレームに脱着可能に取り付けられることが好ましい。
本開示における換気扉の開閉機構の他の態様によれば、換気扉を支持するフレームに対して脱着できる状態でケースが取り付けられる。そのため、換気扉の開閉機構を扉体に組み付ける際には、扉体にフレームを組み付けた後に、フレームにケースを組み付けることが可能である。また、換気扉の開閉機構を扉体から取り外す際には、扉体に組み付けられたフレームから換気扉の開閉機構のみを取り外すことが可能である。それゆえに、換気扉の開閉機構の組み付けや換気扉の開閉機構のメンテナンスが容易である。
本開示における換気扉の開閉機構を具体化した一実施形態における換気扉の開閉機構の正面構造を示す正面図であって、換気扉の開閉機構を備える換気ユニット、および、換気ユニットを備える内装扉と共に示す図である。 一実施形態における換気ユニットの備える換気扉の開閉機構の斜視構造を示す斜視図であって、開閉機構と共に、換気扉を実線、および、内装扉の一部を二点鎖線で示す図である。 一実施形態における換気ユニットの備える第1横ユニットフレームの斜視構造を示す斜視図である。 一実施形態における換気ユニットの備える第2横ユニットフレームの正断面構造を示す正断面図であって、外装フレームの一部を切り欠いて示す図である。 一実施形態における換気ユニットの備える第1扉キャップの斜視構造を示す斜視図である。 一実施形態における換気ユニットの備える第1扉キャップの平面構造を示す平面図である。 一実施形態における換気ユニットの正断面構造を示す正断面図である。 図7のA‐A線断面図であって、一実施形態における換気ユニットにおいて換気扉が閉位置に位置するときの換気ユニットの断面構造を示す断面図である。 図7のA‐A線断面図であって、一実施形態における換気ユニットにおいて換気扉が開位置に位置するときの換気ユニットの断面構造を示す断面図である。 図7のB‐B線断面図であって、一実施形態における換気ユニットにおいて換気扉が閉位置に位置するときの換気ユニットの断面構造を示す断面図である。 図7のB‐B線断面図であって、一実施形態における換気ユニットにおいて換気扉が開位置に位置するときの換気ユニットの断面構造を示す断面図である。 一実施形態における換気扉の開閉機構を構成する各構成要素の斜視構造を示す分解斜視図である。 一実施形態におけるカムの斜視構造を示す斜視図である。 一実施形態における換気扉の開閉機構の内部構造を示す平面図であって、換気扉が閉位置に位置するときのストライカピンと摺動部との相対的な位置を示す図である。 一実施形態における換気扉の開閉機構の内部構造を示す平面図であって、換気扉が開位置に回動するときのストライカピンと摺動部との相対的な位置を示す図である。 一実施形態における換気扉の開閉機構の内部構造を示す平面図であって、換気扉が閉位置に位置するときのストライカピンと摺動部との相対的な位置を示す図である。 変形例における換気ユニットの斜視構造を示す斜視図である。 変形例における換気ユニットの正断面構造を示す正断面図である。
本開示における換気扉の開閉機構を内装扉における換気扉の開閉機構に具体化した1つの実施形態を以下に説明する。
図1が示すように、扉体の一例である内装扉Dは、例えば、住宅において空間を区切る開き戸である。内装扉Dは、縦方向に沿って延びる第1縦框D1と、縦方向に沿って延びる第2縦框D2とを備え、第1縦框D1と第2縦框D2とは、縦方向に沿って延びる2つの換気ユニット10を挟んでいる。1つの換気ユニット10は、縦方向に沿って延びる矩形枠形状を有したユニットフレームFと、換気扉Wと、換気扉の開閉機構とから構成されている。1つの換気扉Wは、縦方向に沿って延びる仕切板Gと、仕切板Gを囲う扉フレームFGとから構成されている。2つの換気ユニット10の各々の有する構造は、2つの換気ユニット10の間を通る水平面に対して面対称である。以下では、縦方向に沿って並ぶ2つの換気ユニット10の中で、上側の換気ユニット10を主に説明し、下側の換気ユニット10において重複する説明を割愛する。
[換気ユニット10]
図2が示すように、換気ユニット10の備えるユニットフレームFは、第1横ユニットフレーム11と、第1縦ユニットフレーム131と、第2縦ユニットフレーム132と、第2横ユニットフレーム15とから構成されている。第1横ユニットフレーム11、および、第2横ユニットフレーム15の各々は、横方向に沿って延びる板形状を有している。第1縦ユニットフレーム131は、縦方向に沿って延びる柱形状を有し、第2縦ユニットフレーム132もまた、縦方向に沿って延びる柱形状を有している。
第1縦ユニットフレーム131、および、第2縦ユニットフレーム132の各々の有する構造は、第1縦ユニットフレーム131と第2縦ユニットフレーム132との間を通る縦方向に沿った直線に対して回転対称である。第1縦ユニットフレーム131、および、第2縦ユニットフレーム132の各々の下端部は、第1横ユニットフレーム11にねじ止めされ、第1縦ユニットフレーム131、および、第2縦ユニットフレーム132の各々の上端部は、第2横ユニットフレーム15にねじ止めされている。ユニットフレームFは、矩形枠形状を有して、1つの孔である換気孔を換気ユニット10に区画し、換気孔の内部に1つの換気扉を収容している。
換気扉の備える扉フレームは、第1扉キャップ12と、第1扉縦フレームF1と、第2扉縦フレームF2と、第2扉キャップ14とから構成されている。第1扉キャップ12、および、第2扉キャップ14の各々は、横方向に沿って延びるブロック形状を有している。第1扉縦フレームF1、および、第2扉縦フレームF2の各々は、縦方向に沿って延びる柱形状を有している。第1扉縦フレームF1、および、第2扉縦フレームF2の各々の下端部は、第1扉キャップ12にねじ止めされ、第1扉縦フレームF1、および、第2扉縦フレームF2の各々の上端部は、第2扉キャップ14にねじ止めされている。扉フレームは、矩形枠形状を有して、例えば、ガラス板などの仕切板Gを縁取っている。
[第1横ユニットフレーム11]
図3が示すように、第1横ユニットフレーム11は、横方向に沿って延びる四角板形状を有した第1軸支板部11Pを備えている。第1軸支板部11Pの延在方向において、第1軸支板部11Pの有する両端部は、第1縦ユニットフレーム131の下端部と、第2縦ユニットフレーム132の下端部とにねじ止めされる。
第1軸支板部11Pの有する1つの面は、第1軸支面11Sである。第1軸支面11Sにおいて、横方向におけるほぼ中央には、縦方向に沿って延びる円柱形状を有した第1回転軸11Aが突き出ている。第1軸支面11Sにおいて、第1回転軸11Aに対する横方向の両側には、五角柱形状を有した第1回転係止部11Bが突き出ている。
[第2横ユニットフレーム15]
図4が示すように、第2横ユニットフレーム15は、横方向に沿って延びる四角板形状を有した第2軸支板部15Pを備えている。また、第2横ユニットフレーム15は、第2軸支板部15Pに対して、紙面の手前側に位置する外装プレート15Fと、第2軸支板部15Pに対して、紙面の奥側に位置する外装プレート15Fとを備えている。2つの外装プレート15Fの各々は、第2軸支板部15Pと同じく横方向に沿って延びる四角板形状を有している。
第2軸支板部15Pの延在方向において、第2軸支板部15Pの有する両端部は、第1縦ユニットフレーム131の上端部と、第2縦ユニットフレーム132の上端部とにねじ止めされる。第2軸支板部15Pは、横方向に沿って延びる2つの縁を有し、2つの縁の各々は、相互に対向する外装プレート15Fに連結している。第2軸支板部15P、および、2つの外装プレート15Fは、横方向から見てU字形状を有する1つの第2横ユニットフレーム15を構成し、横方向に沿って延びる空間である1つの収容空間15Vを区画している。
第2軸支板部15Pの有する1つの面は、第2軸支面15Sである。第2軸支面15Sにおいて、横方向におけるほぼ中央には、縦方向に沿って延びる円形孔形状を有した軸挿通孔15Hが貫通している。軸挿通孔15Hにおいて、軸挿通孔15Hに対する横方向の両側には、矩形板形状を有した第2回転係止部15Bが突き出ている。2つの第2回転係止部15Bの各々は、第2軸支板部15Pの一部を第1軸支板部11Pに向けて切り起こした形状を有している。2つの第2回転係止部15Bの各々の先端は、弾性キャップ15Cによって覆われ、第1横ユニットフレーム11の備える第1回転係止部11Bと対向している。
[第1扉キャップ12]
第1扉キャップ12、および、第2扉キャップ14は、それぞれ仕切板Gの縁を覆う被覆板部12P,14Pと、ユニットフレームFに接続する連結筒部12F,14Fとを備えている。第1扉キャップ12と第2扉キャップ14との各々の有する構造は、第1扉キャップ12と第2扉キャップ14との間の水平面に対して面対称である。以下では、第1扉キャップ12の構成を主に説明し、第2扉キャップ14において重複する説明を割愛する。
図5が示すように、第1扉キャップ12の備える被覆板部12Pは、仕切板Gの縁を覆うように、横方向に沿った板形状を有している。被覆板部12Pにおける横方向の両端部は、第1扉縦フレームF1、および、第2扉縦フレームF2にねじ止めされる。
第1扉キャップ12における連結筒部12Fは、被覆板部12Pにおける横方向のほぼ中央から縦方向に沿って延びる菱形筒形状を有している。連結筒部12Fの有する周壁は、横方向に沿って延びて相互に対向する2つの壁部12W1と、横方向に対してほぼ45°の傾きを有する方向に沿って延びて相互に対向する2つの壁部12W2とから構成されている。連結筒部12Fの筒内においてほぼ中央には、円筒形状を有した軸支筒部12Aが、縦方向に沿って延びている。軸支筒部12Aには、縦方向に沿って延びる円形孔である軸支孔12Hが形成されている。
図6が示すように、軸支筒部12Aの外周面には、相互に異なる4つの係止壁が、軸支筒部12Aの外周面から軸支筒部12Aの外側に向けて突き出ている。4つの係止壁の各々は、軸支筒部12Aの外周面においてほぼ等間隔を空けて位置している。4つの係止壁の中で、2つの開動係止壁12S1は、軸支筒部12Aの中心軸を挟み、相互に対向するように位置している。4つの係止壁の中で、2つの閉動係止壁12S2は、これもまた軸支筒部12Aの中心軸を挟み、相互に対向するように位置している。4つの係止壁の各々は、連結筒部12Fの内側面に接続し、連結筒部12Fと軸支筒部12Aとの間の隙間を、軸支筒部12Aの周方向において4つに区画している。
軸支筒部12Aの内周面には、相互に異なる2つの軸支片12Gが、軸支筒部12Aの内周面から軸支筒部12Aの中心軸に向けて突き出ている。2つの軸支片12Gは、軸支筒部12Aの中心軸に沿った方向から見てT字形状を有し、軸支筒部12Aの内周面の接線方向に沿って広がる平面壁を備えている。2つの軸支片12Gは、軸支筒部12Aの中心軸を挟み、相互に対向するように位置している。
ここで、第1横ユニットフレーム11の円柱形状を有した第1回転軸11Aが、第1扉キャップ12の2つの軸支片12Gの間に位置するとき、第1回転軸11Aが2つの軸支片12Gに対して摺接できる状態で、第1回転軸11Aが2つの軸支片12Gに軸支される。一方で、例えば、四角柱形状を有した回転軸が2つの軸支片12Gの間に位置するとき、その回転軸が2つの軸支片12Gに対して固定された状態で、その回転軸が2つの軸支片12Gに支持される。
なお、第2扉キャップ14の備える被覆板部14Pは、第1扉キャップ12と同様に、第1扉縦フレームF1、および、第2扉縦フレームF2にねじ止めされる。第2扉キャップ14の備える連結筒部14Fは、これもまた第1扉キャップ12と同様に、縦方向に沿って延びる軸支筒部14Aを筒内に有している。また、軸支筒部14Aと連結筒部14Fとの間の隙間は、第1扉キャップ12と同様に、2つの開動係止壁14S1と、2つの閉動係止壁14S2とによって4つに区画されている。そして、軸支筒部14Aに形成された軸支孔14H内には、相互に対向する2つの軸支片14Gが位置している。
[横ユニットフレームと扉キャップ]
図7が示すように、第1横ユニットフレーム11の備える第1回転軸11Aは、第1扉キャップ12の備える軸支筒部12Aに差し込まれている。これによって、第1横ユニットフレーム11に対して第1扉キャップ12が回転できる状態で、第1扉キャップ12が第1横ユニットフレーム11に支持される。
第1横ユニットフレーム11の備える2つの第1回転係止部11Bの各々は、第1扉キャップ12において、軸支筒部12Aと連結筒部12Fとの間の隙間に差し込まれている。第1回転係止部11Bの差し込まれた隙間は、開動係止壁12S1と閉動係止壁12S2とに区画された空間であって、軸支筒部12Aを挟んで相互に対向している。
第2横ユニットフレーム15に形成された収容空間15Vには、換気扉の開閉機構20が収容されている。換気扉の開閉機構20は、横方向におけるほぼ中央に、縦方向に沿って延びる第2回転軸25Aを備えている。第2回転軸25Aは、縦方向に沿って延びる四角柱形状を有して、第2横ユニットフレーム15の備える軸挿通孔15Hに通っている。
換気扉の開閉機構20の備える第2回転軸25Aは、第2扉キャップ14の備える軸支筒部14Aに差し込まれている。第2横ユニットフレーム15の備える2つの第2回転係止部15Bの各々は、弾性キャップ15Cと共に、第2扉キャップ14の備える軸支筒部14Aと連結筒部14Fとの間の隙間に差し込まれている。
第2横ユニットフレーム15の備える2つの第2回転係止部15Bの各々は、第2扉キャップ14において、軸支筒部14Aと連結筒部14Fとの間の隙間に差し込まれている。第2回転係止部15Bの差し込まれた隙間は、開動係止壁14S1と閉動係止壁14S2とに区画された空間であって、軸支筒部14Aを挟んで相互に対向している。
図8が示すように、相互に対向する軸支片12Gは、第1回転軸11Aの円周面に接して、第1横ユニットフレーム11に対する第1扉キャップ12の回転を許容している。換気扉Wが閉位置に位置するとき、ユニットフレームFに囲まれる換気孔Hは、換気扉Wによって塞がれている。また、換気扉Wが閉位置に位置するとき、2つの第1回転係止部11Bの各々は、相互に異なる閉動係止壁12S2に当接している。
そして、換気扉Wが閉位置に位置するとき、換気扉Wが閉位置から図8において左回りに回転することが、第1回転係止部11Bと閉動係止壁12S2との当接によって禁止される。また、換気扉Wが閉位置よりも図8において右回り(図8の矢印方向)に回転することが、第1回転係止部11Bと開動係止壁12S1との間の隙間によって許容される。
図9が示すように、換気扉Wが開位置に位置するとき、換気扉Wの縁がユニットフレームFから離れて、太矢印が示すような通気が換気孔Hにおいて許容されている。2つの第1回転係止部11Bの各々は、相互に異なる開動係止壁12S1に当接している。
そして、換気扉Wが開位置に位置するとき、換気扉Wが開位置よりも図9において右回りに回転することが、第1回転係止部11Bと開動係止壁12S1との当接によって禁止される。また、換気扉Wが開位置よりも図9において左回り(図9の矢印方向)に回転することが、第1回転係止部11Bと閉動係止壁12S2との間の隙間によって許容される。
図10が示すように、相互に対向する軸支片14Gは、第2回転軸25Aの外周面に接して、第2回転軸25Aの回転に対して第2扉キャップ14は常に追従する。換気扉Wが閉位置に位置するとき、2つの第2回転係止部15Bの各々は、弾性キャップ15Cを介して、相互に異なる閉動係止壁14S2に当接している。
そして、換気扉Wが閉位置に位置するとき、換気扉Wが閉位置よりも図10において左回りに回転することが、第2回転係止部15Bと閉動係止壁14S2との当接によって禁止される。また、換気扉Wが閉位置よりも図10において右回り(図10の矢印方向)に回転することが、第2回転係止部15Bと開動係止壁14S1との間の隙間によって許容される。
図11が示すように、換気扉Wが開位置に位置するとき、2つの第2回転係止部15Bの各々は、弾性キャップ15Cを介して、相互に異なる開動係止壁14S1に当接している。
そして、換気扉Wが開位置に位置するとき、換気扉Wが開位置よりも図11において右回りに回転することが、第2回転係止部15Bと開動係止壁14S1との当接によって禁止される。また、換気扉Wが開位置よりも図11において左回り(図11の矢印方向)に回転することが、第2回転係止部15Bと閉動係止壁14S2との間の隙間によって許容される。
上述した第2横ユニットフレーム15と第2扉キャップ14との係合によれば、第2回転軸25Aが回転することによって、換気扉Wが回転する。そして、第1横ユニットフレーム11と第1扉キャップ12との係合によれば、換気扉Wが回転する際に、換気扉Wと第1回転軸11Aとの接触による抵抗が抑えられる。それゆえに、第2回転軸25Aの回転に換気扉Wの回転が円滑に追従する。
また、換気扉Wが開位置に位置するとき、換気扉Wが開位置よりも開動することが、第1回転係止部11Bと開動係止壁12S1との当接、および、弾性キャップ15Cと開動係止壁14S1との当接によって禁止される。それゆえに、第2回転軸25Aの回転力を受ける換気扉Wが開位置よりも開動することが、換気扉Wにおける縦方向の両端部において抑えられる。結果として、開位置における換気扉Wの姿勢は、換気扉Wの開動ごとにねじれることなく、高い精度で再現される。
また、換気扉Wが閉位置に位置するとき、換気扉Wが閉位置よりも閉動することが、第1回転係止部11Bと閉動係止壁12S2との当接、および、弾性キャップ15Cと閉動係止壁14S2との当接によって禁止される。それゆえに、第2回転軸25Aの回転力を受ける換気扉Wが閉位置よりも閉動することが、換気扉Wにおける縦方向の両端部において抑えられる。結果として、閉位置における換気扉Wの姿勢は、換気扉Wの閉動ごとにねじれることなく、高い精度で再現される。
[換気扉の開閉機構20]
図12が示すように、換気扉の開閉機構20は、ケース21とカバー22とから構成される筐体を備えている。筐体の内部には、付勢部材の一例であるコイルばね23と、カム24と、ストライカ25と、制動部材の一例であるダンパー26とが収容されている。コイルばね23は、横方向に沿って延びる螺旋形状を有し、カム24は、これもまた横方向に沿って延びる直方体形状を有している。ダンパー26は、これもまた横方向に沿って延びる円柱形状を有し、これらコイルばね23、カム24、および、ダンパー26が、横方向に沿って並んでいる。そして、コイルばね23とダンパー26との間に、カム24が位置している。
ケース21は、横方向に沿って延びる箱体形状を有し、第2横ユニットフレーム15の有する収容空間15Vに収容されて、第2横ユニットフレーム15に固定されている。ケース21は、第2横ユニットフレーム15と対向する底壁を有している。第2横ユニットフレーム15に対するケース21の固定は、第2横ユニットフレーム15に対する底壁のねじ止めであってもよいし、別途ケース21に設けられる係止爪の第2横ユニットフレーム15に対する係止であってもよい。
なお、ケース21は、第2横ユニットフレーム15に対して脱着可能であることが好ましい。ケース21が脱着可能である構成であれば、換気扉の開閉機構を内装扉Dに組み付ける際には、内装扉Dに第2横ユニットフレーム15を組み付けた後に、第2横ユニットフレーム15に換気扉の開閉機構を取り付けることが可能である。それゆえに、換気扉の開閉機構を内装扉Dに組み付ける作業が容易である。また、換気扉の開閉機構を内装扉Dから取り外す際に、内装扉Dに組み付けられた第2横ユニットフレーム15から換気扉の開閉機構のみを取り外すことが可能である。それゆえに、ケース21、および、ケース21の収容するコイルばね23、カム24、および、ダンパー26に対するメンテナンスが容易である。
ケース21の横方向における一方の端部は、横方向に沿って延びる柱形状を有したばね支持部213を備えている。ばね支持部213は、コイルばね23の内側に通り、コイルばね23を横方向に沿って支持している。
ケース21の横方向における他方の端部には、横方向に沿って延びて相互に対向する板形状を有した2つのダンパー係止爪216が、ケース21の底壁から突き出ている。2つのダンパー係止爪216の間の隙間には、横方向に沿って延びるダンパー26が位置し、2つのダンパー係止爪216は、ダンパー26をケース21の内部に固定している。
ケース21の側壁であって、ばね支持部213とダンパー係止爪216との間には、相互に対向する突条形状を有した2つのカムガイドリブ214が、横方向に沿って延びている。2つのカムガイドリブ214の間の隙間には、横方向に沿って延びる直方体形状を有したカム24が位置している。2つのカムガイドリブ214は、縦方向におけるカム24の位置をケース21の内部に規制し、かつ、カム24の横方向に沿った移動を許容する。
ケース21の底壁であって、ばね支持部213とダンパー係止爪216との間には、円形孔である軸挿通孔215Aが貫通している。ケース21の底壁であって、軸挿通孔215Aとダンパー係止爪216との間には、円弧形状を有するガイド孔215Bが貫通している。軸挿通孔215Aとガイド孔215Bとは、共通する1つの中心を有している。
コイルばね23は、横方向に沿って延びる螺旋形状を有し、コイルばね23の内側には、ばね支持部213が通っている。コイルばね23は、ばね支持部213の支持によって、コイルばね23の延在方向と横方向とを、ほぼ整合させている。そして、コイルばね23は、ばね支持部213からダンパー係止爪216に向けた付勢力を、ほぼ横方向に沿ってカム24に加える。
カム24は、横方向に沿って延びる直方体形状を有し、ケース21の底壁と対向する面である底面24Cと、横方向において相互に対向する2つの端部とを有している。カム24における一方の端部は、コイルばね23を保持するための保持部24Hである。保持部24Hは、横方向に沿って延びる有底の筒形状を有し、ばね支持部213に向けて開口している。保持部24Hは、コイルばね23の端部を収容して、コイルばね23からの付勢力を受け止める。カム24における他方の端部は、ダンパー26に当接するための当接部である。当接部は、横方向に沿って延びる直方体形状を有し、ダンパー係止爪216と対向する当接面24Pを有している。当接面24Pは、横方向と直交する方向に沿って広がっている。
ストライカ25は、縦方向と直交する方向に沿って広がる円盤形状を有した本体部を備えている。ストライカ25の本体部は、その本体部の中心から換気扉Wに向けて縦方向に沿って延びる第2回転軸25Aと一体に成形されている。また、ストライカ25の本体部は、その本体部における径方向の外側に位置し、かつ、カム24に向けて縦方向に沿って延びるストライカピン25Sと一体に成形されている。さらに、ストライカ25の本体部は、その本体部における径方向の外側に位置し、かつ、換気扉Wに向けて縦方向に沿って延びるガイドピン25Bと一体に成型されている。
ストライカ25の備える第2回転軸25Aは、ケース21に形成された軸挿通孔215Aを貫通して、第2扉キャップ14の軸支筒部14Aに差し込まれている。ストライカ25の備えるストライカピン25Sは、ストライカピン25Sがカム24の底面24Cに摺接できる状態で、カム24の底面24Cとケース21の底壁との間に位置している。ストライカ25の備えるガイドピン25Bは、ケース21に形成されたガイド孔215Bを通り、ガイド孔215Bに沿って回転する。そして、ガイドピン25Bの回転がガイド孔215Bに案内されることによって、第2回転軸25Aの回転は、軸挿通孔215Aの中心軸を中心として案内される。
ダンパー26は、横方向に沿って延びる円柱形状を有したシリンダーダンパーであって、横方向に沿って延びるダンパーピン26Pを備えている。ダンパーピン26Pは、コイルばね23からダンパー26に向けて往動し、かつ、ダンパー26からコイルばね23に向けて復動する。コイルばね23からダンパー26に向けた力をダンパーピン26Pが受けるとき、ダンパー26は、ダンパーピン26Pの往動を制動する。また、コイルばね23からダンパー26に向けた力がダンパーピン26Pから解除されたとき、ダンパー26は、ダンパーピン26Pを自動的に復動する。
[カム24]
図13が示すように、カム24の底面24Cには、開位置案内溝24Aと、閉位置案内溝24Bとが形成されている。開位置案内溝24A、および、閉位置案内溝24Bは、相互に連なる1つの溝を構成し、保持部24Hから当接面24Pに向けて突き出た曲線形状を有する1つの摺接部を構成している。カム24は、横方向に沿って延びて相互に対向する2つの側端面を備え、2つの側端面は、一方の外装プレート15Fと対向する開側端面24SAと、他方の外装プレート15Fと対向する閉側端面24SBとから構成されている。
開位置案内溝24Aは、開側端面24SAに開口する溝であって、開位置案内溝24Aの溝側面にストライカピン25Sが摺接できる程度の溝幅を有している。開位置案内溝24Aにおいて開側端面24SAに近い部位ほど、横方向において保持部24Hに近く、また、開位置案内溝24Aにおいて閉側端面24SBに近い部位ほど、横方向において当接面24Pに近い。
閉位置案内溝24Bは、閉側端面24SBに開口する溝であって、閉位置案内溝24Bの溝側面にストライカピン25Sが摺接できる程度の溝幅を有している。閉位置案内溝24Bにおいて閉側端面24SBに近い部位ほど、横方向において保持部24Hに近く、また、閉位置案内溝24Bにおいて開側端面24SAに近い部位ほど、横方向において当接面24Pに近い。
開位置案内溝24Aと閉位置案内溝24Bとの接続する部位は、閉側端面24SBよりも開側端面24SAに近い。閉位置案内溝24Bの有する長さは、開位置案内溝24Aの有する長さよりも長く、摺動部においてストライカピン25Sの摺動する距離は、開位置案内溝24Aよりも閉位置案内溝24Bにおいて長い。
開側端面24SA、および、閉側端面24SBの各々には、横方向に沿って延びるガイド溝24Gが形成されている。カム24の備えるガイド溝24Gに、ケース21の備えるカムガイドリブ214が嵌め込まれることによって、カム24の移動が横方向に沿って案内される。カム24の横方向に沿った移動の中で、カム24がダンパー26に近づく移動は、カム24の往動であり、カム24がばね支持部213に近づく移動が、カム24の復動である。
[換気扉の開閉機構20の作用]
図14〜図16の各々は、換気扉の開閉機構20の作用を示す作用図であって、図14は、換気扉Wが閉位置に位置するときのストライカピン25Sと摺動部との相対的な位置を示す図である。図15は、換気扉Wが開位置に向けて回動しているときのストライカピン25Sと摺動部との相対的な位置を示す図である。図16は、換気扉Wが開位置に位置するときのストライカピン25Sと摺動部との相対的な位置を示す図である。なお、図14から図16は、当接面24Pの横方向における位置、ストライカピン25Sの横方向における位置、および、コイルばね23の先端の横方向における位置を、横方向に沿った座標軸に示す。
図14が示すように、換気扉Wが閉位置に位置するとき、ストライカピン25Sは、閉位置案内溝24Bにおいて閉側端面24SB側の端部に位置し、横方向においてピン閉位置5PCに位置している。また、カム24の備える当接面24Pは、横方向において当接閉位置4PCに位置し、ダンパー26の備えるダンパーピン26Pは、その当接面24Pに当接している。また、コイルばね23の先端は、横方向においてばね閉位置3PCに位置している。
この際に、コイルばね23がカム24に加える付勢力は、閉位置案内溝24Bの溝側面をダンパー26に向けて付勢している。ストライカピン25Sは、その閉位置案内溝24Bの溝側面に当接している。そして、これら閉位置案内溝24Bの溝側面とストライカピン25Sとの接触を通じて、閉位置案内溝24Bの溝側面に作用する付勢力は、ストライカピン25Sに対する付勢力に変換される。この際に、ストライカピン25Sに対する付勢力は、ストライカピン25Sを、閉位置案内溝24Bにおいて閉側端面24SB側の端部に向けて押すように作用する。
一方で、上述したように、換気扉Wが閉位置に位置するとき、換気扉Wが閉位置よりも閉動することが、第1回転係止部11Bと閉動係止壁12S2との当接、および、弾性キャップ15Cと閉動係止壁14S2との当接によって禁止される。結果として、ストライカピン25Sに対する付勢力は、換気扉Wを閉位置に保持するように作用する。
図15が示すように、換気扉Wを開操作する使用者の力によって、換気扉Wが閉位置から開位置に向けて開動するとき、ストライカピン25Sは、まず、閉位置案内溝24Bの溝側面を開位置案内溝24Aに向けて摺動し、次いで、閉位置案内溝24Bに進入する。
この際に、ストライカピン25Sが閉位置案内溝24Bに沿って移動する区間において、ストライカピン25Sに対する付勢力は、ストライカピン25Sを、依然として、閉位置案内溝24Bにおいて閉側端面24SB側の端部に向けて押すように作用する。これに対して、換気扉Wを開操作する使用者が、こうした付勢力に抗した力を加えると、ストライカピン25Sは、第2回転軸25Aを中心として回転する。そして、ストライカピン25Sが閉位置案内溝24Bに沿って移動するほど、カム24は、ばね支持部213に向けた応力をストライカピン25Sから受けて、ストライカ25の中心から離れる方向に沿って復動する。これによって、コイルばね23は、横方向に沿った長さを縮めてそれの付勢力を強める。
なお、閉位置案内溝24Bと開位置案内溝24Aとの接続する部位にストライカピン25Sが到達するまで、上述したカム24の復動と、コイルばね23の付勢力の増幅とは継続する。そして、カム24の復動と付勢力の増幅とが終了するとき、コイルばね23の先端は、横方向においてばね閉位置3PCよりもばね支持部213に近い位置であって、それの移動範囲において最もばね支持部213に近い位置である過渡位置3PTに到達する。
結果として、換気扉Wを開操作する使用者は、ストライカピン25Sに対する付勢力を開動に対する負荷として受け、換気扉Wの開動の開始を認識する。この間において、ダンパー26は、自身の有する復帰力に従って、ダンパーピン26Pを復動させて、ダンパーピン26Pを当接面24Pに当接させ続ける。そして、ダンパー26は、横方向において当接閉位置4PCよりもばね支持部213に近い位置であって、最もばね支持部213に近い過渡位置4PTに、ダンパーピン26Pを到達させる。
図16が示すように、ストライカピン25Sが開位置案内溝24Aに沿って移動する区間において、ストライカピン25Sに対する付勢力は、ストライカピン25Sを、開位置案内溝24Aにおいて開側端面24SA側の端部に向けて押す力に切り替る。そして、ストライカピン25Sが開位置案内溝24Aに沿って移動するほど、ストライカピン25Sが、第2回転軸25Aを中心として回転して、換気扉Wは開動を進める。この際に、コイルばね23にて増幅された付勢力によって、ストライカピン25Sの回転が補助されるため、換気扉Wを開操作する使用者は、換気扉Wを開動するための負荷を軽減される。
この間において、カム24の当接面24Pは、過渡位置4PTからダンパー26に近づくように往動し、ダンパー26は、ダンパーピン26Pを往動させて、ダンパーピン26Pを当接面24Pに当接させ続ける。結果として、カム24の往動、すなわち、換気扉Wの開動は、ダンパー26の制動力によって制動される。そして、換気扉Wを開操作する使用者は、換気扉Wを開動するための負荷を軽減され、かつ、換気扉Wは、ダンパー26によって調整された緩やかな速度で開位置に到達する。
換気扉Wが開位置に位置するとき、ストライカピン25Sは、開位置案内溝24Aにおいて開側端面24SA側の端部に位置している。また、ダンパー26の備えるダンパーピン26Pは、カム24の備える当接面24Pに当接している。
この際に、コイルばね23がカム24に加える付勢力は、開位置案内溝24Aの溝側面をダンパー26に向けて付勢している。ストライカピン25Sは、その開位置案内溝24Aの溝側面に当接している。そして、これら開位置案内溝24Aの溝側面とストライカピン25Sとの接触を通じて、開位置案内溝24Aの溝側面に作用する付勢力は、ストライカピン25Sに対する付勢力に変換される。この際に、ストライカピン25Sに対する付勢力は、ストライカピン25Sを、開位置案内溝24Aにおいて開側端面24SA側の端部に向けて押すように作用する。
一方で、上述したように、換気扉Wが開位置に位置するとき、換気扉Wが開位置よりも開動することが、第1回転係止部11Bと開動係止壁12S1との当接、および、弾性キャップ15Cと開動係止壁14S1との当接によって禁止される。結果として、ストライカピン25Sに対する付勢力は、換気扉Wを開位置に保持するように作用する。
換気扉Wを閉操作する使用者の力によって、換気扉Wが開位置から閉位置に向けて閉動するとき、ストライカピン25Sは、上記開動とは反対の経路を辿る。すなわち、ストライカピン25Sは、まず、開位置案内溝24Aの溝側面を摺動し、次いで、閉位置案内溝24Bに進入する。
この際に、上記開動と同じく、換気扉Wを閉操作する使用者は、まず、ストライカピン25Sが開位置案内溝24Aを摺動する区間において、ストライカピン25Sに対する付勢力を閉動に対する負荷として受け、換気扉Wの閉動の開始を認識する。次いで、換気扉Wを閉操作する使用者は、ストライカピン25Sが閉位置案内溝24Bを摺動する区間において、換気扉Wを閉動するための負荷を軽減されて、換気扉Wは、ダンパー26によって調整された緩やかな速度で閉位置に到達する。
ここで、閉位置案内溝24Bの長さが、開位置案内溝24Aの長さよりも長いため、ダンパー26の制動が機能する期間は、換気扉Wの開動よりも換気扉Wの閉動において長い。それゆえに、換気扉Wの閉動による高級感を内装扉Dが演出でき、また、換気扉WとユニットフレームFとの間に指が挟まることを抑えて、換気扉Wが換気孔Hを塞ぐ際の安全性も高められる。なお、換気扉Wが開位置に位置するとき、当接面24Pは、当接閉位置4PCよりも過渡位置4PTに近い当接開位置4POに位置し、コイルばねの先端は、これもまた、ばね閉位置3PCよりも過渡位置3PTに近いばね開位置3POに位置している。それゆえに、換気扉Wが開位置に位置するときの付勢力は、換気扉Wが閉位置に位置するときの付勢力よりも大きく、換気扉Wを開位置に保持するための付勢力は、換気扉Wを閉位置に保持するための付勢力よりも大きい。結果として、換気扉Wを閉操作する使用者は、扉操作の最初に受ける負荷も開操作より軽減される。
上記実施形態によれば、以下に列挙する効果が得られる。
(1)換気扉Wが閉動するときに、換気扉Wを閉位置に保持するための付勢力と、その付勢力に抗した制動力とがカム24に作用する。そして、カム24の動きと換気扉Wの閉動とがストライカ25を介して連動する結果、換気扉Wの閉動が制動される。それゆえに、ダンパー26によって調整された緩やかな速度で換気扉Wを閉位置に到達させること、ひいては、換気扉Wの操作性を高めることが可能である。
(2)カム24に対して制動力の作用する横方向と、カム24において制動力が作用する当接面24Pとが相互に直交するため、カム24に作用する制動力の大きさがばらつくことが抑えられる。
(3)カム24、コイルばね23、および、ダンパー26が、延在方向の一例である横方向に沿って並び、かつ、コイルばね23とダンパー26との間にカム24が位置するため、横方向と直交する幅方向において、換気扉の開閉機構20の占有する空間が大きくなることが抑えられる。それゆえに、内装扉Dの厚さ方向において、換気扉の開閉機構20の占有する空間が大きくなることが抑えられる。
また、開位置案内溝24Aや閉位置案内溝24Bの位置する底面24Cの延びる方向と、ダンパー26の延びる方向とが、共通する延在方向である。そのため、換気扉の開閉機構の占有する空間を、さらに延在方向に沿った形状に設計することが可能である。結果として、ユニットフレームFの一辺に沿って換気扉の開閉機構を配置することに適した形状を換気扉の開閉機構において採用することが可能となる。
(4)カム24の有する当接部が、横方向と直交する当接面24Pを含む一方で、カム24の有する底面24Cは、横方向に沿って延びるカム24の底面に位置している。それゆえに、当接面24Pと底面24Cとが、横方向と直交する1つの面に位置する構成と比べて、横方向と直交する方向に沿ってカム24が拡大することが抑えられる。特に、カム24の底面の延びる方向と横方向とが共通する構成であれば、換気扉の開閉機構が内装扉Dの厚さ方向に拡大することが抑えられる。
(5)換気扉Wの動きとストライカ25の動きとを連動させる機能、および、ストライカ25の動きとカム24の動きとを連動させる機能を、1つの部材であるストライカ25が兼ね備えている。それゆえに、ストライカ25以外の他の部材が、これらの機能の一部を担う構成と比べて、換気扉の開閉機構における部材の点数が抑えられ、また、部材の点数が増えることに伴う占有空間の拡大が、換気扉の開閉機構において抑えられる。
上記実施形態は、以下のように適宜変更して実施することができる。
・扉体の前側や扉体の後側に向けてユニットフレームの位置がずれることを抑える構成を、扉体やユニットフレームが有してもよい。
例えば、図17が示すように、第1縦ユニットフレーム131の外側面、および、第2縦ユニットフレーム132の外側面の各々には、縦方向に沿って延びる案内溝FSGが形成されている。第1縦框D1において第1縦ユニットフレーム131と対向する側面DG、および、第2縦框D2において第2縦ユニットフレーム132と対向する側面の各々において、案内部材DSは、ユニットフレームFに向けて突き出ている。案内部材DSは、縦方向に沿った長径を有し、案内部材DSの有する短径は、案内溝FSGの溝幅とほぼ等しい。案内部材DSの縦方向における両端部は、第1縦框D1の厚み方向において二股に分かれた傾斜部DSTであり、二股形状を有する傾斜部DSTは縦方向に沿って延びている。傾斜部DSTにおいて横方向に沿った寸法は、傾斜部DSTの厚みであり、傾斜部DSTの厚みは、縦方向の端に近い位置ほど薄い。また、傾斜部DSTの表面は、縦方向の端に近い位置ほど側面DGに近い傾きを有したテーパ形状を有している。
そして、第1縦框D1の側面DGに形成された縦溝に案内部材DSが取り付けられるとき、側面DGに形成された縦溝には傾斜部DSTが先行して差し込まれるため、案内部材DSの取り付けが円滑に進む。次いで、第1縦框D1と第2縦框D2との間の隙間に向けて換気ユニット10が差し込まれるとき、案内部材DSは案内溝FSGの内部に入り込み、換気ユニット10の移動する方向が、案内溝FSGの延びる方向、すなわち縦方向に規制される。それゆえに、内装扉Dと換気ユニット10との位置の整合に要する負荷が、換気ユニット10の取り付けに際して軽減される。しかも、図18が示すように、換気ユニット10が内装扉Dに取り付けられた状態においても、案内部材DSが案内溝FSGの内部に位置し続ける。そのため、第1縦框D1に対する第1縦ユニットフレーム131の位置のずれ、および、第2縦框D2に対する第2縦ユニットフレーム132の位置のずれが、案内部材DSと案内溝FSGとの係合によって抑えられる。
特に、換気ユニットの縦方向に沿った長さが長いほど、第1縦框D1に対する第1縦ユニットフレーム131の位置のずれ、および、第2縦框D2に対する第2縦ユニットフレーム132の位置のずれは大きい。それゆえに、換気ユニット10が縦方向に沿って長くなるほど、上記案内部材DSの採用は、位置ずれの抑制に効果的であり、案内部材DSが縦方向に沿って間欠的に並ぶ構成であれば、さらに効果的である。
なお、第1縦框D1の側面、および、第2縦框D2の側面に案内溝が形成され、第1縦ユニットフレーム131、および、第2縦ユニットフレーム132に案内部材が取り付けられてもよい。
・カム24の有する摺動部の形状は、換気扉Wが開動するときにストライカピン25Sが摺動する部分と、換気扉が閉動するときにストライカピン25Sが摺動する部分とを、各別に備えてもよい。例えば、換気扉が閉動するときにストライカピン25Sが摺動する部分は、上述した開位置案内溝24Aと閉位置案内溝24Bとから構成される。一方で、換気扉Wが開動するときにストライカピン25Sが摺動する部分は、開位置案内溝24Aの端部と閉位置案内溝24Bの端部とを繋ぎ、かつ、ストライカピン25Sの回転する軌跡に沿った曲線形状を有してもよい。こうした構成であっても、換気扉Wの閉動に際しては、上記(1)から(4)に準じた効果が得られる。また、換気扉Wの開動に際しては、カム24の移動が抑えられるため、換気扉Wの制動は解除されて、ほぼ一定の付勢力がカム24に加えられる。
・付勢部材、および、制動部材を収容するケースの取り付けられる位置は、第2横ユニットフレーム15に限らず、扉体であってもよい。さらに、付勢部材、カム、および、制動部材が、第2横ユニットフレーム15の収容空間15Vに収容されて、ケースが割愛されてもよい。
・ストライカピン25Sと第2回転軸25Aとは、相互に異なる方向に沿って延びる形状を有していてもよい。例えば、第2回転軸25Aは、縦方向に沿って延びる形状を有する一方で、ストライカピン25Sは、縦方向と直交する方向に沿って延びる形状を有していてもよい。
この際に、カムの備える摺動部は、カムの受ける付勢力を、ストライカピン25Sの回転する方向であって、換気扉を開位置、および、閉位置に保持する方向に変換する形状を有していればよい。
・ストライカ25において、ストライカ25の本体部と第2回転軸25Aとは相互に異なる部材であって、ストライカ25の本体部に第2回転軸25Aがねじ止めされる構成であってもよい。
・換気扉の開閉機構20の備える付勢部材は、コイルばね23に限らず、板ばねであってもよいし、ねじりばねであってもよい。要するに、付勢部材は、換気扉を開位置、および、閉位置に保持するための付勢力をカムに加える機能を有していればよい。
・換気扉の開閉機構20の備える制動部材は、オイルダンパーやエアダンパーなどのシリンダーダンパーに限らず、ロータリーダンパーであってもよい。要するに、制動部材は、付勢力に従って動くカムの速度にほぼ比例する抵抗力をカムに加える機能を有していればよい。
・第1扉キャップ12から開動係止壁12S1が割愛されてもよいし、第1扉キャップ12から閉動係止壁12S2が割愛されてもよい。さらに、第1横ユニットフレーム11から第1回転係止部11Bが割愛されてもよい。
・第2扉キャップ14から開動係止壁14S1が割愛されてもよいし、第2扉キャップ14から閉動係止壁14S2が割愛されてもよい。さらに、第2横ユニットフレーム15から第2回転係止部15Bが割愛されてもよい。
・換気扉の開閉機構20は、縦方向において換気扉Wの両端部に設けられてもよい。この際に、第1横ユニットフレーム11に代えて、第2横ユニットフレーム15が採用される。
・ユニットフレームFや扉フレームFGの有する形状は、矩形枠形状に限らず、例えば、円形枠形状や楕円枠形状であってもよい。
・仕切板Gは、光を透過する透過性を有した採光板であってもよいし、光の透過を遮断する遮光板であってもよいし、光を反射する反射板であってもよい。
・内装扉Dの備える換気ユニット10の数は、1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。
・内装扉Dの備える換気ユニット10は、縦方向に沿って延びる形状に限らず、横方向に沿って延びる形状を有してもよい。また、換気ユニットにおける縦方向は、鉛直方向であってもよいし、水平方向であってもよい。
・換気扉の開閉機構を備える扉体は、内装扉に限らず外装扉であってもよく、開き戸に限らず引き戸や折り戸であってもよい。
D…内装扉、F…ユニットフレーム、G…仕切板、H…換気孔、W…換気扉、D1…第1縦框、D2…第2縦框、F1…第1扉縦フレーム、F2…第2扉縦フレーム、FG…扉フレーム、10…換気ユニット、11…第1横ユニットフレーム、11A…第1回転軸、11B…第1回転係止部、11P…第1軸支板部、11S…第1軸支面、12…第1扉キャップ、12A,14A…軸支筒部、12F,14F…連結筒部、12G,14G…軸支片、12H,14H…軸支孔、12P,14P…被覆板部、12S1,14S1…開動係止壁、12S2,14S2…閉動係止壁、14…第2扉キャップ、15…第2横ユニットフレーム、15B…第2回転係止部、15C…弾性キャップ、15F…外装プレート、15H…軸挿通孔、15P…第2軸支板部、15V…収容空間、15S…第2軸支面、20…換気扉の開閉機構、21…ケース、22…カバー、23…コイルばね、24…カム、24A…開位置案内溝、24B…閉位置案内溝、24C…底面、24H…保持部、24P…当接面、24SA…開側端面、24B…閉側端面、25…ストライカ、25A…第2回転軸、25B…ガイドピン、25S…ストライカピン、26…ダンパー、26P…ダンパーピン、131…第1縦ユニットフレーム、132…第2縦ユニットフレーム、213…ばね支持部、214…カムガイドリブ、215A…軸挿通孔、215B…ガイド孔、216…ダンパー係止爪。

Claims (6)

  1. 扉体に設けられた換気機能を有する換気扉の開閉機構において、
    前記換気扉の開動、および、閉動と連動するストライカと、
    前記ストライカが摺動する摺動部、付勢部材を保持する保持部、および、制動部材と当接する当接部を有して、前記ストライカの動きと連動するカムと、
    前記換気扉を開位置、および、閉位置に保持するための付勢力を前記カムに加える前記付勢部材と、
    前記換気扉が少なくとも閉動するときに前記当接部に当接して前記付勢力に抗した制動力を前記カムに加える前記制動部材と、
    を備えることを特徴とする換気扉の開閉機構。
  2. 前記制動部材は、延在方向に沿って延びる形状を有して前記制動力を前記延在方向に沿って加え、
    前記当接部は、前記延在方向と直交する方向に沿った面を含む
    請求項1に記載の換気扉の開閉機構。
  3. 前記カム、前記付勢部材、および、前記制動部材は、前記制動部材の延びる方向である延在方向に沿って並び、
    前記カムは、前記付勢部材と前記制動部材との間に位置する
    請求項1または2に記載の換気扉の開閉機構。
  4. 前記摺動部は、前記制動部材の延びる方向である延在方向に沿って延びる前記カムの底面に位置する
    請求項1から3のいずれか1つに記載の換気扉の開閉機構。
  5. 前記ストライカは、前記換気扉の回転軸と、前記回転軸の延びる方向とは反対方向に沿って延びるストライカピンとを備え、前記ストライカピンが前記摺動部を摺動する
    請求項1から4のいずれか1つに記載の換気扉の開閉機構。
  6. 前記カム、前記付勢部材、および、前記制動部材を収容するケースをさらに備え、
    前記ケースは、前記換気扉を支持するフレームに脱着可能に取り付けられる
    請求項1から5のいずれか1つに記載の換気扉の開閉機構。
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