JP5237771B2 - ファイル - Google Patents

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Description

本発明は、紙葉を綴じるための綴じ具を備えたファイルに関する。
紙葉を綴じるリング部材を有する綴じ具(リング式綴じ具)が設けられているファイルにおいて、紙葉を綴じこんだ状態で落下等による衝撃が綴じ具にかかると、リング部材による紙葉の綴じ込み状態が解除されてしまい、紙葉が散乱してしまうことがある。
そこで、綴じ具に衝撃がかかったときに、リング部材の綴じ込み状態が解除されないように、その開閉を規制するためのロック手段を設けた従来技術が提案されている(例えば、特許文献1、2を参照。)。これらの技術では、ユーザはリング部材の開閉を規制するために、ロック手段を手動で動かしていた。
また、ファイルの表紙部材を閉じた際に、綴じ具側に設けられたロック手段に当該表紙部材が接触し、ロック手段が表紙部材にあわせて移動することでリング部材の開閉を規制するロック状態にする技術も提案されている(例えば、特許文献3を参照。)。
実公昭61−16144号公報 特開平5−16588号公報 実開昭62−185081号公報
しかしながら、これらの従来技術は、従来のリング式綴じ具と使い勝手が異なる。すなわち、従来のリング式綴じ具はリングを開閉させるだけでよいのに対し、これらの従来技術ではロック手段を操作しなければならない。特許文献3に開示された従来技術を用いた場合でも、リングを開く場合にはロック状態を解除しなければならない。したがって、これらの従来技術は、ユーザの操作性が低い。
また、ユーザは、外観上従来のリング式綴じ具とほぼ同等の綴じ具であるため、従来同様にリングを開閉しようとしてしまう可能性が高い。すると、ロック手段等に想定外の力が加わってしまい、ロック手段等が破損してしまったり、ユーザが怪我してしまったりする危険性がある。
本発明では、上記した問題に鑑み、従来のリング式綴じ具を備えたファイルと同等の操作によってリングを開閉でき、かつ、リングを閉じた状態を強固に維持できるファイルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るファイルは、表表紙、裏表紙及び背表紙を備えた表紙部材と、表紙部材に設けられ、表紙部材が閉じられるとリングが開かないようにロックし、表紙部材が開かれるとロックを解除する開閉調整機構を備えたリング式綴じ具と、を備えている。
このように構成すれば、ユーザは表紙部材を開いた状態においてはリングを自由に開くことができ、一方、表紙部材を閉じた状態においてはリングが閉じられた状態が強固に維持される。また、このファイル・綴じ具の使い勝手は従来と同等であるので、ユーザがリング開閉操作に迷うことはなく、かつ、誤った開閉操作を行うことによる綴じ具の破損やユーザの怪我等の危険性がない。
上記ファイルは次のように構成することもできる。このファイルにおけるリング式綴じ具は、表紙部材の内側に設けられた綴じ具ベース部と、両側縁に内側へ屈曲する受リブを有したカバー体と、このカバー体内に配設され外縁を受リブに保持させるとともに内縁同士を山折り状態及び谷折り状態若しくは略平板状態となるように付き合わせた一対の作動板と、基端をこれらの作動板に固設して作動板が山折り状態の際に開くとともに、谷折り状態若しくは略平板状態の際に閉じるように構成した対をなす綴り杆と、を備え、綴じ具ベース部及びカバー体が組み付けられた組み付け体には貫通孔が形成されている。開閉調整機構は、カバー体の内側に設けられ、作動板を谷折り状態若しくは略平板状態のまま維持するためのストッパーと、ストッパーと接続し、当接部が貫通孔を介してカバー体の外側に位置するレバーと、当接部を貫通孔から突出させる方向に付勢する付勢手段と、を備える。そして、表紙部材が閉じられると表紙部材が当接部をカバー体の内側方向へ押し込み、これに伴いストッパーが作動板を平板状態若しくは谷折り状態若しくは略平板状態のまま維持するための位置へ移動し、表紙部材が開かれると付勢手段によって当接部が貫通孔から突出する方向へ移動し、これに伴いストッパーが作動板を谷折り状態若しくは略平板状態のまま維持するための位置から他の位置へ移動する。
上記ファイルにおいて、綴じ具ベース部を背表紙に設け、レバー用貫通孔を組み付け体における表表紙側及び裏表紙側に一対設け、開閉調整機構を、一対設け、それぞれのレバーが互いに異なるレバー用貫通孔から外部へ突出するように構成すれば、綴じ具の表表紙側、裏表紙側それぞれにレバーが設けられるため、誤って片方の表紙が開いてしまったとしてもロックが解除されない。
このように2以上レバーを設ける場合には、ストッパーが、作動板における各綴り杆が取り付けられた位置の近傍に係合するようにすると、綴り杆に加えられる力(リングを開閉しようとする力)を確実に受け止めることができるため(綴り杆の付け根とストッパーとの間の作動板をねじる方向に働くことを防止できるため)、より確実なロックが可能となる。
また、3以上のレバーを設ける場合には、綴じ具ベース部の延在方向における最も外側の2箇所、より好ましくは最も外側の各綴り杆の付け根近傍に各開閉調整機構を設ければ、何れかの綴り杆に力が加わった場合でも、この力が作動板をねじる方向に働くことを各開閉調整機構が効果的に防止できる。
上記ファイルにおいて、綴じ具ベース部を背表紙に設け、各レバーを、各レバー用貫通孔における組み付け体内側において組み付け体に回動可能に軸支し、回動軸に対する回動量に応じてレバー用貫通孔からの突出量が変化するようにし、ストッパーに、谷折り状態若しくは略平板状態の一対の作動板が山折り状態にならなることを邪魔する邪魔部材が設け、レバーにおける回動軸を基準にして当接部とは反対側に付設してもよい。そして、レバーが押し込まれていない際には作動板の動作を邪魔しない位置に配置されるようにし、レバーが押し込まれ、かつ、一対の作動板が谷折り状態若しくは略平板状態の場合、邪魔部材が、一対の作動板が山折り状態へ移動する経路上に配置されるようにする。付勢手段は、コイルバネを採用し、レバーの回動軸を基準として当接部とは反対側で接続され、当該反対側方向にレバーを付勢するようにする。このように構成しても開閉調整機構は表紙の開閉に連動して作動することができる。
上記ファイルのように綴じ具が背表紙に設けられる場合には特に、レバーの当接部と当接する表紙は、当該当接部分を含む領域と他の領域とをヒンジにて分けるとよい。例えば、綴じ具が背表紙内側に設けられ、当接部が表表紙側及び裏表紙側それぞれに突設するように構成されているファイルでは、表表紙及び裏表紙を、当接部と当接する領域と他の領域に対して折り曲げ可能とする。このように構成すれば、当接部と当接する領域を互いに近づけるように摘んで表紙部材を開けば、表紙部材を開いた状態においても綴じ具のロッ
ク状態を維持できる。当然、ファイルを持ったまま開く場合などの持ち手としても機能する。
また、表表紙、裏表紙において、当接部と当接する領域及びその近傍とその他の領域との間に切り込みを設ければ、前者の領域は、他の領域が開いた状態であっても、表表紙、裏表紙と背表紙とを区切るヒンジを基準にして折り曲げた状態を維持でき、当該領域を挟み持つようにしてファイルを開けば綴じ具のロック状態を維持し続けることができる。
上記したファイルにおいて「山折り状態」を「高い山折り状態」に、「谷折り状態若しくは略平板状態」を「低い山折り状態若しくは略平板状態」に置換した構成も好適である。なお、「高い山折り状態」及び「低い山折り状態」とは、一対の作動板同士のなす角度が狭いか(山が高い状態になっているか)低いか(山が低い状態になっているか)を比較するための表現であり、置換前の構成における「山折り状態」よりも「高いか低いか」を示すものではない。
従来のリング式綴じ具ではリングが開いた状態から閉じた状態にするのに、一対の作動板を山折り状態から平板状態を経て谷折り状態にする必要があった。すなわち一対の作動板を、平板状態を乗り越えさせなければならないため、リングの開閉に相当程度の力が必要で、また、リングの開閉スピードが速かった。後者の問題は、一部のユーザに、リングを綴じる際の恐怖心を抱かせており、実際にリングに挟み込まれると相当の痛みを感じ、場合によっては怪我のおそれもあった。
本ファイルは開閉調整機構を備えているため、一対の作動板が平板状態を乗り越えて山折り状態、谷折り状態をとる必要がない。したがって、開閉調整機構によってロックされていない状態においてはリング同士を緩く当接するといった構成が可能である。
なお、「略平板状態」には、厳密な平板状態だけでなく、若干の谷折り状態も含まれる。ここで言う「若干の谷折り状態」は、「高い山折り状態」の高さよりも低い谷折り状態が含まれる。
また、上記構成においてより好適には「略平板状態若しくは低い山折り状態」は「略平板状態」、さらに好ましくは「若干の谷折り状態」とされる。このように構成すれば、開閉調整機構によってロックされていない状態においてもリング同士を閉じた状態を固定できる(仮止めできる)からである。
なお、表表紙、裏表紙と背表紙とを区切るヒンジに、ファイルを綴じた状態を維持できる公知の機構を付加してもよい。この機構を付加すれば、ロック状態をより強固に維持できる。また、上記したように当接部に当接する領域近傍のみ表表紙、裏表紙における他の領域とは別個に折り曲げ可能にする場合には、当該領域のみ折り曲げ状態を維持できるようにしてもよい。
開閉可能なリング部材により紙葉の綴じ込みを行う綴じ具が設けられたファイルにおいて、リング部材の不必要な開閉を規制しつつ、ユーザによる操作性を良好に維持するファイルを提供することができる。
ここで、本発明に係るファイルの実施形態について図面に基づいて説明する。図1は、当該ファイル1の概略構成を示す図である。ファイル1は、背表紙部2を挟んで表表紙部3と裏表紙部4とが設けられている。表表紙部3は、背表紙部2に接続されている第一表表紙部3aと、第一表表紙部3aに対して薄肉ヒンジ部3cを介して接続されている第二表表紙部3cとを有しており、裏表紙部4は、背表紙部2に接続されている第一裏表紙部4aと、第一裏表紙部4aに対して薄肉ヒンジ部4cを介して接続されている第二裏表紙部3cとを有している。したがって、ファイル1を使用するユーザにおいては、各表紙部
に設けられた薄肉ヒンジ部3c、4cを利用することで、各表紙部を段階的に開閉動作させることが可能となる。
背表紙部2の表面上に、ファイル1の天地方向に沿って綴じ具10が設置されている。図1には、綴じ具10の主な構成のみが記載されているが、綴じ具10は、本体部11と、紙葉を綴じ込むためのリング部材(綴り杆)12、ファイル1の表表紙部3と背表紙部4とが閉状態となると接触する接触部20とを有している。以下、図2〜図4も用いて綴じ具10のさらに詳細な説明を行う。図2は、綴じ具10の分解斜視図であり、図3は綴じ具10を構成する上側本体部18およびリング部材12を裏側から見たときの図であり、図4は図1のA−A断面図である。図1〜図3はリングが閉じた状態(閉リング姿勢)を示し、図4はリングが開いた状態(開リング姿勢)を示す。
図2に示すように、綴じ具10は、本体部11の上段部に上側ベース部材(カバー体)18が、下段部に下側ベース部材(綴じ具ベース部)31がそれぞれ配置され、そして両部材の間に二つの接触部(開閉調整機構)20が付勢部材であるバネ(コイルバネ)25を介して連結された状態で挟持された構成となる。
図2及び図3に基づいて、綴じ具10の上段部の構成について説明する。リング部材12は、二つのリング片12a、12bで構成され、各リング片が上側ベース部材18に対して略垂直に立設し、且つリング片12aとリング片12bが互いに、離間、近接が可能となるように上側ベース部材18に揺動可能に取り付けられる。具体的には、リング片12aは接続部15aを介してその一端が裏プレート(作動板)14aに接続される。裏プレート14aは、組み立てられた綴じ具10の上段部において、上側ベース部材18の裏側(図4における図下側。)に配置される。裏プレート14aに立設されたリング片12aは、上側ベース部材18に設けられた貫通孔19から外部に、接続されていない他端が飛び出した状態となる。同様に、リング片12bも接続部15bを介してその一端が裏プレート14bに接続される。そして、組み立てられた綴じ具10の上段部においては、この裏プレート14bも、上側ベース部材18の裏側であって、上記裏プレート14aとは概ね重ならないように配置され(図3を参照)、そこに立設されたリング片12bは、上側ベース部材18に設けられた貫通孔19から外部に、接続されていない他端が飛び出した状態となる。
図3に示すように、裏プレート14a、14bは、上側ベース部材18の折り返し部(受リブ)18aに外縁が引っ掛かけられ、上側ベース部材18の裏側空間S(裏側空間Sについて図4を参照。)において内縁同士が互いに接触するように並んで配置され(付き合わされ)ている。両裏プレートの内縁部は、概ね上側ベース部材18の中央部分に位置する。裏プレート14a、14bの接触縁部のうち、裏プレート14a側においては2つの貫通部16aが形成され、それに対向する位置の裏プレート14b側においても2つの貫通部16bが形成されている。これらの貫通部16a、16bによって、図3に示す矩形状の2つの間隙部(ロック用貫通孔)17が形成される。
各リング片12a、12bは、それぞれ接続部15a、15bを介して裏プレート14a、14bに接続されているので、閉リング姿勢となっている図3に示す状態(谷折り状態)において、ユーザが各リング片12a、12bを離間する方向に各リング片にモーメントをかけると、各裏プレート14a、14bが、それぞれが対応する折返し部18aを回転軸として上側ベース部材18の裏側空間S内で回転変位し(山折り状態となり)、リング片12a、12b同士が互いに離間し、リング部材12として開リング姿勢を形成することになる(図4を参照。)。このとき、裏プレート14bの縁部(リング部材12が閉リング姿勢のときに接触縁部であった縁部)は、図4に示すように、裏プレート14aの縁部(同様にリング部材12が閉リング姿勢のときに接触縁部であった縁部)の上側に
若干乗りあがった状態となり、以て両裏プレートの上側ベース部材の裏側空間Sでの変位が拘束された状態となる。そのため、ユーザによって改めて各リング片12a、12bにある程度の大きさがかからない限り裏プレートの姿勢は図4に示す状態が維持されるため、その結果、リング部材12の開リング姿勢も維持されることになる。
このように、各リング片12a、12bが、上側ベース部材18の裏側空間S内に配置される裏プレートと連動することで、リング部材12が上側ベース部材18に対して揺動可能な状態で取り付けられている。
次に、綴じ具10の下段部の構成について説明する。図2に示すように、下段部は下側ベース部材31を中心として構成されている。下側ベース部材31は、図2に示すように細長形状の部材であり、その上に上側ベース部材18が配置され得る形状を有している。下側ベース部材31の中央部分には、その長手方向に延びるバネ収容溝36が設けられ、ここにバネ25が収容される。バネ収容溝35の両側には、接触部20が収容される接触部収容溝35が連通するように設けられており、各接触部収容溝35は、下側ベース部材31の側縁に開口している(綴じ具ベース部及びカバー体が組み付けられた組み付け体に貫通孔が2つ形成されている。)。
接触部収容溝35の下側ベース部材31の側縁側への開口箇所には、門型のアーチ部材33が設置されて開口部34とされている(貫通孔)。接触部収容溝35における開口部34近傍に、円筒状の軸部37が設けられている。
接触部20は、爪部(レバー)22が接触部本体部(ストッパー)21から延在している。爪部22は、孔部23が設けられ、孔部23に軸部37が嵌め込まれて接触部収納溝35に収納されている。したがって、接触部20は、軸部37を回動軸として接触部収容溝35の底面上を回転スライド可能である。本実施例においては、接触部22は、爪部20が開口部34から突出した状態(突出した部分を当接部とも言う。)が初期状態であり、当該状態から爪部先端が他方の接触部20へ近づく方向(下側ベース部材31に近づく方向)に回動する。以下、単に「回動方向」等と表記する場合には上記回動方向を指す。
図2に示すように、接触部20が接触部収納溝35に収納された状態において、爪部22は、下側ベース部材31の中央部分に向かう弧状に形成されている。接触部本体部21は、回動方向(他の接触部20とは反対方向)側壁に、接触部20による接触部収容溝35の底面上における回転スライド方向に沿った切欠部(谷折り状態の一対の作動板を挟み込み山折り状態にならないようにする溝部)24が形成されている。
二つの接触部20は、バネ25によって連結されている。バネ25の各端部は、接触部本体部21の裏側(切欠部24が設けられた側とは反対側/溝部24とは回動方向反対側/レバーにおける回動軸23を基準にして当接部とは反対側における他の接触部20に対向する側)側壁に接続されている。図5に、バネ25によって連結された二つの接触部20が、下側ベース部材31上に設けられた二つの接触部収容溝35のそれぞれに、軸部37を介して配置された斜視図を示す。この状態において、バネ25は、バネ収容溝36内に収容される。
各構成要素の組み付けるには、まず、2つの接触部20をバネ25で接続する。そして、一方の接触部20を、爪部22の先端側から開口部34に滑り込ませ、孔部23に軸部37を嵌め込む。この後、他方の接触部20を上記同様に他方の接触部収納溝35に装着する。これにより、バネ25は自動的にバネ収納溝36に収納される。これにより、接触部20は、軸部37とアーチ部材33によって、接触部収容溝35の底面上で安定的にスライド(回動)できる(図5に示す状態)。
この状態の下側部に対して、公知の方法で組み付けられた上側部を、上側ベース部材1
8の取り付け孔13と下側ベース部材31のネジ孔32とを対応させるように載せ、これらの孔を用いてネジ止めすることで図1に示す綴じ具10が完成する。
なお、本実施の形態においては、綴じ具10は背表紙2に組み付けられるが、背表紙2にもネジ穴32に対応する位置に孔部が設けられているため、背表紙2上に下側部、上側部を、各ネジ穴が連通する状態で積層させてまとめてネジ止めすることでファイル1を完成させることができる。
次に、ファイル1の動作について説明する。各接触部20は、爪部22に外部からの接触がない場合(外力が作用していない場合)には、バネ25による他の接触部20方向への引っ張り力、及び、接触部収納溝35による規制(接触部20と下側ベース部材31の側面との当接)によって、図6において実線で示す状態(以下、「非接触状態」という。図5に示す状態も非接触状態である。)となる。したがって、図1に示すように、表表紙3及び裏表紙4が爪部22に接触していない状態においては、綴じ具10の下側部は図6に実線で示す状態となっている。
接触部20は、非接触状態にあるときは、接触部本体部21全体が間隙部17に収まる。そのため、接触部20は、裏プレート14a、14bに対して何ら作用しないため、ユーザが各リング片12a、12bの開閉を行うことができる。
表紙部材が閉じられると、第一表表紙部3aと第一裏表紙部4aが、接触部20の爪部22の先端に接触し、爪部22が外力(図6中、白抜き矢印で示す方向の力)を受けた状態となる。この外力は、軸部37を中心として接触部20全体を回転スライドさせるモーメントとなる。この回転スライドの方向は、図6に示すように各爪部22の先端同士が近接する方向であり、各接触部本体部21は離間する方向である。すなわち、このモーメントが生じると、各接触部20は、バネ25の付勢力に抗して図6において二点鎖線で示される状態(以下、「接触状態」という。)方向に移動する。
切欠部24は、谷折り状態(リング部材12が閉じた状態)の裏プレート14a、14bを挟み込むことができ、かつ、この状態の裏プレート14a、14bを動かせない(山折り状態等にできない)形状である。したがって、各接触部20は、裏プレート14a、14bが谷折り状態(リング部材12が閉じた状態)において上記外力を受けると、これらを挟み込んだ状態(接触状態)となる。したがって、綴じ具10は、裏プレート14a、14bが谷折り状態のまま維持された、リング部材12がロックされた状態となる。
表紙部材が開かれると、各接触部20は、上記外力から開放されるため、バネ25によって元の位置(非接触状態/初期状態)に戻る。
なお、図6に示す両側矢印は、接触部20の回転スライドの方向を示している。
このように構成されるファイル1では、ユーザによる表紙部材の開閉動作に連動して、接触部20が接触状態と非接触状態との間を往復することになる。すなわち、ユーザは、リング部材12の開閉を規制するための特別な操作をすることなく、単にファイル1の開け閉めのための動作を行うことで、該リング部材が不必要に開リング姿勢になってしまうことの規制およびその解除を行うことができ、ユーザの操作性は良好に維持される。
なお、切欠部24は、谷折り状態の裏プレート14a、14bと上側本体部18との間に挿入された状態において、少なくとも一箇所が両者に略当接する大きさ・形状に設計するとよい。このように設計すれば、裏プレート14a、14bが谷折り状態から山折り状態へ変化することが効果的に防止される(確実にロックできる。)。この作用を奏しつつ、切欠部24に裏プレート14a、14bが挿通しやすくするために、切欠部24の入り口を広くし、奥側を狭くして裏プレート14a、14bと当接する形状(例えばクサビ形状)にするとより好適である。
また、上記実施形態は、本発明の趣旨・精神の範囲内で適宜変形することができ、例えば上記したようにリング部材12が閉じた状態における裏プレート14a、14bの状態を略平板状態や低い山折り状態にするといったこともできる。
上記実施形態からは当然下記技術的思想も導出できる。
・綴じ具のリング部材の開閉を調整するリング部材開閉調整部を、ファイルの表紙部材の開動作と閉動作に連動させた構成。
これにより、ユーザがファイルを使用するときに通常行う動作であるファイルの表紙部材の開閉動作を基点として、リング部材の開閉規制が調整されることになるため、その不必要な開閉を抑制しながらも、ユーザの操作性を損なわないようにすることができる。
・紙葉を綴じ込むための綴じ具が設けられ、開閉動作を行う表紙部材を有するファイルであって、綴じ具は、本体部となる綴じ具本体部と、綴じ具本体部に設けられ、紙葉を綴じ込む閉リング姿勢と紙葉を綴じ入れるために閉リングの一部を開放する開リング姿勢に変化し得るリング部材と、リング部材が閉リング姿勢を形成することで紙葉が綴じ込まれた状態において、表紙部材の閉動作に連動してリング部材が閉リング姿勢から開リング姿勢に変化することを規制し、且つ、該リング部材の姿勢変化が規制されている状態から該表紙部材の開動作が行われると、該開動作に連動して該リング部材が閉リング姿勢から開リング姿勢に変化することを許容するリング部材開閉調整部と、を備えた構成。
上記ファイルにおいては、綴じ具を形成するリング部材が開リング姿勢になることで、紙葉のリング部材への綴じ入れ、もしくは既に綴じ込まれている紙葉の取出しが可能となる。そして、リング部材に綴じ入れられた紙葉は該リング部材が閉リング姿勢を維持することで、該紙葉の綴じ込み状態が形成されることになる。
ここで、上記の紙葉の綴じ入れ、取外し等のユーザの意図による開閉以外の開閉について、ユーザが意図せずにリング部材が開くと綴じ込まれていた紙葉が散乱することになる。このように、ユーザのファイル使用時の意図に応じて、リング部材の開閉が調整されることが望ましく、そこで上記ファイルには、リング部材開閉調整部が備えられている。当該リング部材開閉調整部は、ファイルの表紙部材の開閉動作に従って、リング部材の開閉、すなわち開リング姿勢から閉リング姿勢への移行、もしくは閉リング姿勢から開リング姿勢への移行を調整するものである。このように表紙部材の動きに連動させたのは、ユーザがファイルを使用するときは、その表紙部材を開くのが通常であり、また該ファイルの使用を終了したときは、その表紙部材を閉じるのが通常であるから、この表紙部材の開閉動作がユーザの綴じ具へのアクセスの意向を反映していると考えられるからである。
したがって、上記リング部材開閉調整部を備えるファイルは、表紙部材が閉状態とされるファイルとしての非使用時には、リング姿勢が開リング姿勢となることが規制されるため、その状態でリング部材に衝撃がかかっても不必要なリング部材の開放が行われず、以て紙葉の散乱を回避できる。一方で、表紙部材が開状態とされるファイルとしての使用時には、リング部材の開放が許容されるため、ユーザは通常通り綴じ具の操作が可能となる。このように表紙部材の動きと、リング部材の開閉を連動させることで、確実な紙葉の綴じ込みと、ユーザの操作性の維持の両立を図ることができる。
・上記ファイルにおいて、リング部材開閉調整部は、表紙部材が閉状態となったときに該表紙部材と接触する、綴じ具本体部に設けられた接触部と、接触部に対して表紙部材が接触したとき、リング部材が閉リング姿勢から開リング姿勢に変化する経路上の所定位置に位置せしめられ、該リング部材の開リング姿勢への変化を規制する規制部と、規制部の位置を、リング部材が閉リング姿勢から開リング姿勢に変化する経路上の位置から外すように、該規制部に付勢する付勢部と、を有するようにした構成。
この場合、表紙部材が閉状態から開状態に移行されると、接触部との接触状態が解消され、付勢部により規制部の位置が所定位置から外され、リング部材が閉リング姿勢から開リング姿勢に変化することが可能となる。
すなわち、上記ファイルは、リング部材開閉調整部によるリング部材の開リング姿勢への移行の規制と、開リング姿勢への移行の許容とを、接触部に対する表紙部材の接触をトリガとして所定位置にあるか否かを基準として、規制部と付勢部のそれぞれが作用することで達成する構成である。この構成下では、接触部に対する表紙部材の接触に基づいて、リング部材の変化が調整されるため、ユーザによる表紙部材の操作、すなわち表紙部材の開閉動作と、リング部材開閉調整部の作用とを直接的にリンクさせることができる。その結果、ユーザの操作性を損なうことなく、リング部材の開閉調整を行うことができる。
・上記のファイルにおいて、接触部が、綴じ具本体部を挟んで該綴じ具本体部の両端縁側にそれぞれ設けられた構成。
この場合、表紙部材を形成する表表紙部と裏表紙部とが閉状態に至ることで、各表紙部が接触部に接触し、規制部がリング部材の閉リング姿勢から開リング姿勢への変化を規制し、表表紙部と裏表紙部とが開状態に至ることで、各表紙部と接触部との接触状態が解消され、付勢部が規制部の位置を所定位置から外す。
ファイルの構成によっては、綴じ具がその本体部に設置されるとき、ユーザはファイルの表表紙部と裏表紙部とに対して開閉動作を行うことで、その中に綴じ込まれている紙葉にアクセスしたり、また新たな紙葉を綴じ込もうとしたりする。そこで、表紙部材を形成する表表紙部と裏表紙部とにそれぞれ対応するように接触部を設けることで、ユーザのファイル操作と、リング部材開閉調整部の作用とをリンクさせることができ、以てユーザの操作性を損なうことなく、リング部材の開閉調整を行える。
非接触状態と接触状態との間での接触部20の回転スライドの様子を、該接触部20の側面からの視点で示したのが、図7である。接触部本体部21について、接触部20が非接触状態にあるときを実線で示す。このように、接触部20が上記回転スライドにより接触状態に至ると、結果的に接触部本体部21は、下側ベース部材の長手端部側に向かってスライドする。ここで、綴じ具10において非接触状態にある接触部20は間隙部17内に収められているが、非接触状態から接触状態に移行することで上記スライドが行われると、接触部本体部21に設けられた切欠部24内に裏プレート14a、14bが嵌り込むことになり、結果として接触部20の回転スライドには支障は生じない。言い換えると、接触部本体部21の回転スライドによる可動範囲は、裏プレート14a、14bに阻害されることなく、間隙部17に限られることはない。
しかし、上記回転スライドの結果、接触部20が接触状態に至ると、図8に示すように、切欠部24内に裏プレート14a、14bは嵌り込んでいるため、上側ベース部材8の裏側空間Sであって裏プレート14a、14bの上の空間が、接触部本体部21の上部分(図8中で斜線が付されている部分)で占有されることになる。そのため裏プレート14a、14bが折り返し部18aを軸として裏側空間において変位し、図4に示す状態に至ることが規制された状態が形成される。この結果、接触部20による回転スライドによって、リング部材12が閉リング姿勢から開リング姿勢に変化することが規制され、いわばリング部材の開閉がロックされたことになる。
なお、接触部20は、上記の通り接触状態においてはバネ25より付勢力が作用している。そのため、接触部20への外部からの接触がなくなれば、この付勢力に従って、接触部20は自動的に非接触状態へと戻される。この場合、接触部本体部21が裏プレート14a、14bの裏側空間S内での動作を規制する位置(図8参照)にはいないため、ユーザはリング部材12の開閉動作を自由に行うことが可能である。
このように構成されるファイル1では、ユーザによる表紙部材の開閉動作に連動して、接触部20が接触状態と非接触状態との間を往復することになる。すなわち、ユーザは、リング部材12の開閉を規制するための特別な操作をすることなく、単にファイル1の開
け閉めのための動作を行うことで、該リング部材が不必要に開リング姿勢になってしまうことの規制およびその解除を行うことができ、ユーザの操作性は良好に維持される。
本発明の実施例に係る綴じ具を備えるファイルの構成を示す図である。 図1に示すファイルに備えられる綴じ具の分解斜視図である。 図2に示す綴じ具の上段部分を裏面から見た図である。 図1に示す綴じ具のリング部材が開リング姿勢を採った状態を示す図である。 図1に示す綴じ具の組み立ての流れを示す図である。 図1に示す綴じ具に設けられた接触部が採る非接触状態と接触状態とを説明する第一の図である。 図1に示す綴じ具に設けられた接触部が採る非接触状態と接触状態とを説明する第二の図である。 図1に示す綴じ具において、リング部材の開閉が規制された状態にあるときの、上側ベース部材の裏側空間での接触部が置かれる位置を示す図である。
符号の説明
1・・・・ファイル
2・・・・背表紙部
3・・・・表表紙部
4・・・・裏表紙部
10・・・・綴じ具
12・・・・リング部材
12a、12b・・・・リング片
14a、14b・・・・裏プレート
17・・・・空隙部
18・・・・上側ベース部材
18a・・・・折り返し部
20・・・・接触部
21・・・・接触部本体部
22・・・・爪部
23・・・・孔部
24・・・・切欠部
25・・・・バネ
31・・・・下側ベース部材
35・・・・接触部収容溝
36・・・・バネ収容溝
37・・・・軸部

Claims (6)

  1. 表表紙、裏表紙及び背表紙を備えた表紙部材と、
    前記表紙部材のうち少なくとも何れかに設けられ、リングが開かないようにロックする開閉調整機構を備えたリング式綴じ具であって、
    前記開閉調整機構は、付勢手段を有し、前記表紙部材が閉じられると前記付勢手段による付勢力に抗して前記リングが開かないようにロックし、前記表紙部材が開かれると前記ロックを解除するファイル。
  2. 前記リング式綴じ具は、
    表紙部材の内側に設けられた綴じ具ベース部と、
    両側縁に内側へ屈曲する受リブを有したカバー体と、
    このカバー体内に配設され外縁を受リブに保持させるとともに内縁同士を山折り状態及び谷折り状態若しくは略平板状態となるように付き合わせた一対の作動板と、
    基端をこれらの作動板に固設して前記作動板が山折り状態の際に開くとともに、谷折り状態若しくは略平板状態の際に閉じるように構成した対をなす綴り杆と、を備え、
    綴じ具ベース部及びカバー体が組み付けられた組み付け体にはレバー用貫通孔が形成され、
    前記開閉調整機構は、
    前記カバー体の内側に設けられ、作動板を谷折り状態若しくは略平板状態のまま維持するためのストッパーと、
    前記ストッパーを作動板と係合しない方向へ常時付勢する付勢手段と、
    前記ストッパーに接続され、一部が前記レバー用貫通孔からリング式綴じ具の外部に突出しており、表紙が閉じられた際に、前記付勢手段による付勢力に抗して前記ストッパーを谷折り状態若しくは略平板状態の作動板に係合させるレバーと、
    を備えた請求項1に記載のファイル。
  3. 前記綴じ具ベース部は背表紙に設けられ、
    前記レバー用貫通孔は前記組み付け体における表表紙側及び裏表紙側に一対設けられ、
    前記開閉調整機構は、一対設けられており、それぞれのレバーは互いに異なるレバー用貫通孔から外部へ突出している、
    請求項2に記載のファイル。
  4. 各レバーは、各レバー用貫通孔における組み付け体内側において組み付け体に回動可能に軸支され、回動軸に対する回動量に応じてレバー用貫通孔からの突出量が変化し、
    前記ストッパーは、
    谷折り状態若しくは略平板状態の前記一対の作動板が山折り状態になることを邪魔する邪魔部材が設けられ、
    前記レバーにおける回動軸を基準にして前記当接部とは反対側に付設され、
    レバーが押し込まれていない際には作動板の動作を邪魔しない位置に配置され、
    レバーが押し込まれ、かつ、一対の作動板が谷折り状態若しくは略平板状態の場合、前記邪魔部材が、前記一対の作動板が山折り状態へ移動する経路上に配置され、
    前記付勢手段は、コイルバネであり、レバーの回動軸を基準として当接部とは反対側で接続され、当該反対側方向にレバーを付勢する、
    請求項2に記載のファイル。
  5. 前記綴じ具ベース部は背表紙に設けられ、
    前記レバー用貫通孔は前記組み付け体における表表紙側及び裏表紙側に一対設けられ、
    前記一対の作動板には一対のロック用貫通孔が設けられ、
    前記ストッパー及びレバーは一対設けられており、
    各レバーは、各レバー用貫通孔における組み付け体内側において組み付け体に回動可能に軸支され、回動軸に対する回動量に応じてレバー用貫通孔からの突出量が変化し、
    前記ストッパーは、谷折り状態若しくは略平板状態の前記一対の作動板が山折り状態になることを邪魔する邪魔部材が設けられ、
    前記レバーにおける回動軸を基準にして前記当接部とは反対側に付設され、レバーが押し込まれていない際には各ロック用貫通孔内に配置され、レバーが押し込まれ、かつ、一対の作動板が谷折り状態若しくは略平板状態の場合、前記邪魔部材が、前記一対の作動板が山折り状態へ移動する経路上に配置され、
    前記付勢手段は、コイルバネであり、各レバーと、それぞれの回動軸を基準として当接部とは反対側で接続された、
    請求項2に記載のファイル。
  6. 前記リング式綴じ具は、
    表紙部材の内側に設けられた綴じ具ベース部と、
    両側縁に内側へ屈曲する受リブを有したカバー体と、
    このカバー体内に配設され外縁を受リブに保持させるとともに内縁同士を高い山折り状態及び略平板状態若しくは低い山折り状態となるように付き合わせた一対の作動板と、
    基端をこれらの作動板に固設して前記作動板が高い山折り状態の際に開くとともに、略平板状態若しくは低い山折り状態の際に閉じるように構成した対をなす綴り杆と、を備え、
    綴じ具ベース部及びカバー体が組み付けられた組み付け体にはレバー用貫通孔が形成され、
    前記開閉調整機構は、
    前記カバー体の内側に設けられ、作動板を略平板状態若しくは低い山折り状態のまま維持するためのストッパーと、
    前記ストッパーを作動板と係合しない方向へ常時付勢する付勢手段と、
    前記ストッパーに接続され、一部が前記レバー用貫通孔からリング式綴じ具の外部に突出しており、表紙が閉じられた際に、前記付勢手段による付勢力に抗して前記ストッパーを略平板状態又は低い山折り状態の作動板に係合させるレバーと、
    を備えた請求項1に記載のファイル。
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