JP2015171036A - 画像処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】その都度バックアップ実行操作を行わなくても、画像データのバックアップを的確に実行できるようにする。
【解決手段】画像処理装置100のシステム制御マイコン101は、メディア312のメタデータファイル505に含まれるフルオートモード情報メタデータ506の値がフルオートONであるか、フルオートOFFであるかを確認し、フルオートモード情報メタデータがONであるクリップについてバックアップを実行する。さらに、バックアップ未実行のクリップをバックアップするかどうかをユーザに問い合わせるダイアログを表示し、「はい」ボタン442が押下された場合、フルオートモード情報メタデータ506の値がOFFであるクリップに対する差分バックアップを実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に記録された画像データをバックアップする画像処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年の画像処理に関する作業環境では、画像データをコンピュータで取り扱い可能なデータファイル形式で処理する、いわゆるファイルベース化が進行している。
一方、近年のコンピュータ環境は、コンピュータ自体の高性能化及び高機能化に加え、記録メディアの多様化が進行している。記録メディアに関しては、メモリカードやハードディスクドライブ、光学ディスクドライブ等がある。
そして、画像データファイルを、様々な記録メディアに保存する機会が増えている。例えば撮像装置で撮像記録した画像データファイルを、様々な記録メディアに保存することが考えられる。それら保存する理由の一つに、画像データファイルのバックアップがある。近年のコンピュータ及び記録メディアの信頼性は向上しているが、故障率がゼロになることはない。そのため、複数の記録メディアに同一の画像データファイルを複製して保存することで、故障発生による画像データファイルの消失を回避する。
例えば特許文献1には、コンテンツに対して属性情報を付与し、付与された属性情報に応じて決定することができる優先順位の高いコンテンツを優先的にバックアップするようにした技術が開示されている。
特開2010−49729号公報
しかしながら、上記従来例では、以下のような問題点があった。
撮像装置で撮像記録した画像データファイルをバックアップする場合、その撮像装置の動作状態を考慮したバックアップの実行条件とはなっていなかった。
撮像装置で適切な撮影を実施するためには、その撮像装置を適切な動作状態となるように調整する必要がある。例えば撮像装置の主要な調整項目として、アイリス調整、ゲイン調整、シャッタースピード調整、ホワイトバランス調整等がある。これらを調整する場合、不慣れな初心者がでも調整に失敗しないようにするための手段として、撮像装置が自動で調整項目を設定するいわゆるオートモードがある。
上記のようなオートモードを使うユーザは、撮影に不慣れであるとともに、画像データファイルの扱いにも不慣れなことが多い。そのため、画像データファイルのバックアップ作業を実行することを忘れてしまうことがある。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、その都度バックアップ実行操作を行わなくても、画像データのバックアップを的確に実行できるようにすることを目的とする。
本発明の画像処理装置は、記録媒体に記録された画像データをバックアップする画像処理装置であって、前記記録媒体には、画像データと、該画像データが撮像記録されたときの撮像動作モードの情報とが対応付けて記録されており、前記記録媒体に記録された画像データを、前記撮像動作モードの情報に応じてバックアップ先にバックアップする制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、画像データが撮像記録されたときの撮像動作モードの情報を該画像データに対応付け、その撮像動作モードの情報に応じて画像データをバックアップするようにした。これにより、その都度バックアップ実行操作を行わなくても、画像データのバックアップを的確に実行することが可能になる。
実施形態に係る画像処理装置のハード構成を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置を含むシステムの構成を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置で表示される起動時画面を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置でバックアップ処理時に表示するダイアログを示す図である。 クリップのデータ構造の詳細を説明するための図である。 実施形態に係る画像処理装置において実行される処理を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係る画像処理装置100のハード構成を示す図である。
システム制御マイコン101は、例えばCPU(MPU)、メモリ(DRAM、SRAM)等で構成され、各種処理(プログラム)を実行して画像処理装置100の各ブロックを制御したり、各ブロック間でのデータ送受信を制御したりする。また、システム制御マイコン101は、ユーザからの操作を受け付ける操作部102からの操作信号に応じて、画像処理装置100の各ブロックを制御する。
操作部102は、電源ボタン、キーボード、マウス、ポインティングデバイス、タッチパネル等で構成される。ユーザにより操作部102が操作されると、システム制御マイコン101に操作信号を送信する。
バス103は、各種データ、制御信号、指示信号等を画像処理装置100の各ブロックに送るための汎用バスである。
メモリ104は、例えばRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリであって、画像信号及び音声信号、画像処理装置100の設定情報等を一時的に記憶する揮発性メモリ及び不揮発性メモリの双方が備わる。
記録媒体105は、画像処理装置100に内蔵されており、画像処理装置100で扱う各種データ等を記録することができる。記録媒体105の例としては、ハードディスク、SSD、光ディスク、フラッシュメモリ等が挙げられる。本実施形態では、ハードディスクを例に説明する。
外部記録媒体接続部106は、画像処理装置100に外部記録媒体を接続するための接続部である。外部記録媒体は、画像処理装置100で扱う各種データ等を記録することができる。外部記録媒体の例としては、ハードディスク、SSD、光ディスク、フラッシュメモリ等が挙げられる。本実施形態では、メモリカードと呼ばれる画像処理装置100に装着可能なフラッシュメモリを例に説明する。
通信部107は、画像処理装置100が外部画像処理装置と通信するための通信部である。外部画像処理装置は、画像処理装置100と同様に、画像処理を行うことができる。外部画像処理装置の例としては、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、パーソナルコンピュータ等が挙げられる。或いは、撮像部及び画像記録部も含むデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ等が挙げられる。本実施形態では、デジタルビデオカメラを例に説明する。
表示部108は、画像処理装置100に内蔵されており、記録媒体105や外部記録媒体接続部106を経由して接続された外部記録媒体に記録された画像データや、各種メニュー等のGUIを表示する。表示部108は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いることができる。
音声出力部109は、画像処理装置100に内蔵されており、例えばスピーカ及びその駆動部からなり、記録媒体105や外部記録媒体接続部106を経由して接続された外部記録媒体に記録された音声信号に基づいて音声を出力する。
映像外部出力部110は、外部映像表示装置を画像処理装置100に接続するための出力部であり、記録媒体105や外部記録媒体接続部106を経由して接続された外部記録媒体に記録された画像データや、各種メニュー等のGUIを外部映像表示装置に表示する。外部映像表示装置の例としては、テレビ、モニタ等が挙げられる。本実施形態では、モニタを例に説明する。
音声外部出力部111は、外部音声出力装置を画像処理装置100に接続するための出力部であり、記録媒体105や外部記録媒体接続部106を経由して接続された外部記録媒体に記録された音声信号に基づいて音声を出力する。外部音声出力装置の例としては、スピーカやヘッドフォン等が挙げられる。本実施形態では、スピーカを例に説明する。
図2(a)は、デジタルビデオカメラ201と組み合わせて画像処理装置100を使用する場合のシステムの構成を示す図である。
デジタルビデオカメラ201は、レンズ202を含む撮像部にて、レンズ202を通して集めた光を光電変換素子で電気信号に変換し、更には信号処理を施して画像データにする。
オートマニュアルモード切り替えスイッチ203は、デジタルビデオカメラ201の動作状態をフルオートモードとマニュアルモードのどちらかに設定する。本実施形態でいうフルオートモードとは、例えばアイリス調整、ゲイン調整、シャッタースピード調整、ホワイトバランス調整等の、撮像装置の主要な調整項目をデジタルビデオ201が自動的に設定するモードである。なお、デジタルカメラ201の動作状態としては、特定の項目をユーザが手動で設定し、他の項目をデジタルビデオ201が自動的に設定するようなモードを数種類設けてもよい。
カードスロット204には、メモリカード205が着脱可能である。カードスロット204にメモリカード205を装着しておくことで、デジタルビデオカメラ201で撮像した結果となる画像データをメモリカード205に記録することができる。また、画像データを他の装置、例えば画像処理装置100で利用したい場合、画像データ記録済みであるメモリカード205をカードスロット204から取り外すことができる。
画像処理装置100は、デジタルビデオカメラ201と同様に、外部記録媒体接続部106を構成するカードスロット206を備え、外部記録媒体であるメモリカード205が着脱可能である。デジタルビデオカメラ201で撮像した画像データを記録したメモリカード205を、画像処理装置100のカードスロット206に装着することにより、デジタルビデオカメラ201で生成した画像データを画像処理装置100で利用することができる。
また、画像処理装置100は、操作部102を構成するキーボード208とトラックパッド207を備える。キーボード208は、文字や記号等の入力が可能である。トラックパッド207は、マウス等と同様に、ポインティングデバイスとして利用可能である。
また、画像処理装置100は、表示部108を構成するパネル209を備え、記録媒体105やメモリカード205に記録された画像データや、各種メニュー等のGUIを表示する。
以上のように、メモリカード205を介すことで、デジタルビデオカメラ201で生成した画像データを画像処理装置100で利用することができる。
メモリカード205を介さずに、デジタルビデオカメラ201で生成した画像データを画像処理装置100で利用する方法もある。
図2(b)は、デジタルビデオカメラと組み合わせて画像処理装置100を使用する場合のシステムの構成を示す図である。図2(a)との違いは、メモリカード205ではなく、通信ケーブル210を介して、画像処理装置100がデジタルビデオカメラ201から画像データを取得する点である。通信ケーブル210は、画像処理装置100の通信部107に接続される。本実施形態では、通信ケーブル210を介してデジタルビデオカメラ201と画像処理装置100が通信する際の通信規格として、USB規格を例に説明する。デジタルビデオカメラ201は、通信ケーブル210を介して画像処理装置100が接続されると、マスストレージクラス動作状態となる。これにより、画像処理装置100で、デジタルビデオカメラ201のカードスロット204に装着されたメモリカード205に記録されている画像データを利用することができる。例えばデジタルビデオカメラ201のカードスロット204に装着されたメモリカード205に記録されている画像データを、画像処理装置100の記録媒体105にコピーすることができる。
図3は、画像処理装置100のパネル209に表示される起動時画面である。起動時画面301はパネル209の全画面に表示されるが、パネル209が複数ウインドウ表示可能な場合、そのうちの一つのウインドウとして表示されてもよい。
メニュー302は、画像処理装置100が実行可能な機能を選択して実行するためのメニューである。トラックパッド207でメニュー302を選択すると、いわゆるプルダウンメニューとして、メニューの詳細が表示される。更に、それら詳細のメニューの中から実行したいメニューを選択することで、所望の機能を実行することができる。メニューの項目としては、大項目として、ファイル操作に関連するファイルメニュー、編集操作に関連する編集メニュー、表示操作に関連する表示メニュー、設定等に関連するツールメニュー、使用説明書を表示したりするヘルプメニュー等がある。
メディア一覧リスト311は、画像処理装置100で認識されるメディアの一覧を示すリストである。認識されるメディアの種類としては、メディア312と仮想メディア314とがある。
メディア312は、カードスロット206にメモリカード205の装着が認識された場合に表示される。また、メディア312は、通信ケーブル210を介してデジタルビデオカメラ201のカードスロット204にメモリカード205の装着が認識された場合に表示される。また、それ以外の手段で外部記録媒体が認識された場合に表示されてもよい。
仮想メディア314は、画像処理装置100の記録媒体105で階層構造にて各種データが記録されている場合、特定の階層のフォルダを仮想的なメディアとみなして画像処理装置100で扱うためのものである。
メディア312には、メディア名313が併せて表示される。メディア312は、図3では1つのみ表示されているが、画像処理装置100で複数のメディア312が認識された場合、複数表示することができる。その際、それら複数のメディア312は、各メディアに対応するメディア名313にそれぞれ異なる名を設定することにより、それぞれを識別可能である。
また、仮想メディア314には、仮想メディア名315が併せて表示される。仮想メディア314は、図3では1つのみ表示されているが、画像処理装置100で複数の仮想メディア314が認識された場合、複数表示することができる。その際、それら複数の仮想メディア314は、各仮想メディアに対応する仮想メディア名315にそれぞれ異なる名を設定することにより、それぞれを識別可能である。
メディア選択枠316は、選択されているメディア312又は仮想メディア314を示す。複数のメディア312又は仮想メディア314を選択することも可能である。メディア選択枠316は、トラックパッド207又はキーボード208で操作することができる。キーボード208で操作する場合、キーボード208に含まれる矢印キーの操作により、メディア選択枠316の位置を変更する。例えば図3に示すように仮想メディア314が選択されている状態で上向き矢印キーを操作することにより、メディア一覧リスト311で1つ上側となるメディア312を選択する状態に変更することができる。
仮想メディア作成ボタン317は、仮想メディア314を作成するためのボタンである。仮想メディア作成ボタン317を押下すると、記録媒体105のあらかじめ設定した階層のフォルダ下に、仮想メディア314が作成される。そのとき、非図示のサブウインドウ表示で、仮想メディア名315を設定することもできる。
仮想メディア削除ボタン318は、仮想メディア314を削除するためのボタンである。メディア選択枠316で仮想メディア314が選択された状態で仮想メディア削除ボタン318を押下すると、その選択されている仮想メディア314が削除される。
バックアップボタン319は、ユーザの操作に基づいて画像データバックアップを実行する。メディア選択枠316でメディア312が選択された状態でバックアップボタン319を押下すると、以下の処理動作が行われる。まず、仮想メディア314を新たに作成する。次に、メディア312に記録されている画像データを、新たに作成された仮想メディア314にコピーする。すなわち、バックアップボタン319は、仮想メディアの作成と、画像データのコピーという2つの操作が必要なバックアップを、バックアップボタン319の押下という1つの操作で実行することができる。これにより、ユーザの作業を効率化し、利便性が向上する。
オートバックアップ動作モード表示部320は、オートバックアップ動作モードの状態を表示する領域である。オートバックアップとは、メディア312の接続を認識した場合に、バックアップボタン319を押下しなくても、バックアップボタン319を押下したのと同様の機能を実行する機能である。オートバックアップを有効にしている状態ではオートバックアップ動作モード表示部320に「有効」が、無効にしている場合は「無効」が表示される。
ユーザは、メニュー302を操作することでサブダイアログを表示し、そのサブダイアログ上でオートバックアップ機能の有効/無効を設定することができる。
オートバックアップを利用したい場合とは、例えばデジタルビデオカメラ201で撮影してメモリカード205に記録した画像データに対して、効率良くバックアップ作業を実行したいときである。効率良くとは、ユーザが実行する操作手順が簡略化されることを意味する。具体的には、バックアップボタン319の押下操作を省略できることをいう。特に業務用途の場合、複数の作業者による連携作業であり、不慣れな作業者が参加する場合も多い。また、特に業務用途の場合は作業ミスの影響が大きいため、操作手順の簡略化により、作業者は作業ミスの回避という恩恵を受けることができる。更には、特に業務用途の場合、カメラを操作するカメラマン、データバックアップを担当するバックアップ作業者、バックアップ後のデータを編集等に利用する編集者等がチームを組み、連携して作業する。その中で、複数メンバが連携して実行する複数作業の流れをいわゆるルーチン作業として実行することがある。そのような定型作業を反復する場合、操作手順の簡略化により、作業者は作業ミスの回避という恩恵を受けることができる。
クリップ一覧リスト331は、メディア一覧リスト311で選択したメディア312又は仮想メディア314に記録されている画像データの一覧を表示するリストである。ここで、画像データをクリップと呼称する。サムネイル画像332は、1つのクリップに対する代表画像である。同様にサムネイル画像333、サムネイル画像334は、それぞれ1つのクリップに対する代表画像である。すなわち、図3は、クリップ一覧リスト331に3つのクリップが表示されている。それとともに、メディア一覧リスト311で選択したメディア312又は仮想メディア314に、クリップが3つ記録されていることを示す。
クリップ一覧リスト331はまた、各クリップに対応するクリップ名及びメタデータ情報を表示する。クリップ名335はサムネイル画像332に対応するクリップのクリップ名を表示する。クリップ名335は、クリップ名と共に、関連付けて記録されるメタデータを表示してもよい。同様に、クリップ名336はサムネイル画像333に対応するクリップ名及びメタデータ、クリップ名337はサムネイル画像334に対応するクリップ名及びメタデータを表示する。
また、アイコン338は、サムネイル画像332で特定するクリップに付随するメタデータをアイコン表示したものである。同様に、アイコン339、アイコン340は、サムネイル画像333、サムネイル画像334で特定するクリップに付随するメタデータをアイコン表示したものである。
クリップ選択枠341は、クリップ一覧リスト331で一又は複数表示されるクリップに対して、どのクリップが選択されたかを示す。図3では、サムネイル画像334、クリップ名337、アイコン340で特定されるクリップが選択されている。
クリップ一覧サムネイル大モード表示ボタン342を押下すると、クリップ一覧リスト331がサムネイル大モード表示される。サムネイル大モードとは、サムネイル小モードよりも大きなサムネイル画像を表示するモードである。
また、クリップ一覧サムネイル小モード表示ボタン343を押下すると、クリップ一覧リスト331がサムネイル小モード表示される。図3は、サムネイル小モード表示されている状態を示す。
また、クリップ一覧情報付きサムネイルモード表示ボタン344を押下すると、クリップ一覧リスト331が情報付きサムネイルモード表示される。情報付きサムネイルモードとは、サムネイル大モード及びサムネイル小モードよりも、メタデータ表示項目を増やしたモードである。
また、クリップ一覧詳細表示モード表示ボタン345を押下すると、クリップ一覧リスト331が詳細表示モード表示される。詳細表示モードとは、サムネイル画像を非表示とし、クリップ名及びメタデータをリスト表示するモードである。
簡易検索項目設定部346、簡易検索条件設定部347、全検索ボタン348、絞込み検索ボタン349、すべて表示ボタン350は、簡易検索機能にかかわる設定部及びボタンである。簡易検索とは、クリップ一覧リスト331に表示されるクリップに対して、検索条件を設定して検索を実行することにより、その検索条件に合致するクリップのみをクリップ一覧リスト331に表示させるようにする機能である。
簡易検索項目設定部346は、簡易検索の検索条件とする項目を設定する。具体的には、クリップに付随記録されるメタデータ項目のうち、どのメタデータ項目を検索キーとするかを設定する。例えばクリップ名、撮影日時、ステータス(OKマーク等)、クリップタイトル(任意の文字列)、撮影者(任意の文字列)、撮影場所(任意の文字列)、撮影内容(任意の文字列)等を設定することができる。
簡易検索条件設定部347は、簡易検索項目設定部346で選択し設定したメタデータ項目に応じて、そのメタデータ値がいくつの場合を検索条件とするかを更に設定する。具体的には、簡易検索項目設定部346で、クリップ名、クリップタイトル、撮影者、撮影場所、撮影内容を選択した場合は、任意の文字列を検索条件として設定することができる。例えばクリップ一覧リスト331に、クリップ名として“AA0001”、“AB0001”、“AC0001”の3つのクリップがあるとする。簡易検索項目設定部346でクリップ名を設定した場合、簡易検索条件設定部347で文字列“AA”を設定することにより、簡易検索を実行した結果として、“AA0001”のクリップのみをクリップ一覧リスト331に表示する。
全検索ボタン348は、簡易検索未実施の状態から検索を実行するためのボタンである。すなわち、クリップ一覧リスト331が簡易検索実行済みの状態で表示されていた場合でも、全検索ボタン348を押下することにより、それまでの簡易検索結果を非反映として新たな検索を実行できる。
それに対して、絞込み検索ボタン349は、クリップ一覧リスト331が簡易検索実行済みの状態で、簡易検索条件に合致したクリップのみ表示されている状態から、更に絞り込み検索を行うためのボタンである。例えば簡易検索未実施の状態で、クリップ一覧リスト331に、クリップ名“AA0001”、“AA0002”、“AB0001”が表示されているとする。クリップ名を検索項目、“AA”を検索条件として簡易検索を実行した結果として、クリップ名“AA0001”と“AA0002”のクリップが表示されているとする。その状態から更に、検索条件として“0001”を設定して絞込み検索を実施すると、クリップ名“AB0001”は表示されることなく、クリップ名“AA0001”のみ表示される。
すべて表示ボタン350は、簡易検索実行結果を解除して、メディア一覧リスト311で選択されているメディア312又は仮想メディア314に記録されているクリップを全てクリップ一覧リスト331に表示するためのボタンである。
プレビュー画像361は、クリップ一覧リスト331で表示されたクリップの再生画像を表示する領域である。タイムコード362は、プレビュー画像361に表示されているフレーム画像に対応するタイムコードを表示する。例えばタイムコードが12時間34分56秒12フレームであるとき、“12:34:56:12”と表示する。デュレーション363は、クリップ一覧リスト331にて表示されたクリップの時間長を表示する。例えばクリップの時間長が1時間23分45秒21フレームであるとき、“01:23:45:21”と表示する。
スライダーバー364及びスライダーバー操作部365は、クリップの時間長に対する、現在の再生位置を示す。具体的には、スライダーバー364に対するスライダーバー操作部365の位置により、現在のクリップ再生の時間的位置を表示する。また、スライダーバー操作部365をトラックパッド207にて操作して移動することで、プレビュー画像361に表示されるフレーム画像を変更することができる。
再生ボタン366は、トグル動作をするボタンである。トラックパッド207で再生ボタン366を押下することにより、プレビュー画像361に対して通常再生(正方向の1倍速再生)を行うことができる。通常再生中は再生ボタン366が非図示の停止ボタン表示となり、同ボタンを再び押下することにより、プレビュー画像361に対して再生停止を行うことができる。
1フレーム戻すボタン367は、再生停止状態のプレビュー画像361に対して1フレームのみ再生位置を時間軸過去方向に変更する。1フレーム進めるボタン368は、再生停止状態のプレビュー画像361に対して1フレームのみ再生位置を時間軸将来方向に変更する。
ボタン369は、プレビュー画像361に表示されるフレーム画像をスタートタイムコードに相当するフレーム画像に変更する。ボタン370は、プレビュー画像361に表示されるフレーム画像をエンドタイムコードに相当するフレーム画像に変更する。
マークリストボタン381を押下すると、非図示のマークリストダイアログが表示される。マークリストダイアログには、一又は複数のショットマーク及びイベントマークがリスト表示される。ショットマークとは、デジタルビデオカメラ201にてボタン操作等により付与された特定のタイムコードに対応するフレーム画像に対するメタデータである。イベントマークとは、デジタルビデオカメラ201の状態に応じて自動的に付与されるマークである。例えばデジタルビデオカメラ201で撮影中に顔認識がためされた場合、その時点のタイムコードに対応するフレーム画像に対してメタデータが付与される。ショットマークは、デジタルビデオカメラ201で付与可能であると同時に、ショットマークボタン388の押下によっても、押下時点のフレーム画像に対して付与可能である。
ショットマーク表示382は、ショットマークが記録されている位置をスライダーバー364上で示す。前のショットマークへボタン384はスライダーバー操作部365より時間軸過去方向にショットマーク表示382が存在した場合、その位置にプレビュー画像361に表示するフレーム画像を変更する。次のショットマークへボタン385は、スライダーバー操作部365より時間軸将来方向にショットマーク表示382が存在した場合、その位置にプレビュー画像361に表示するフレーム画像を変更する。図3では、次のショットマークへボタン385を押下することにより、プレビュー画像361を、スライダーバー操作部365の現在位置に相当するフレーム画像から、ショットマーク表示382の位置に相当するフレーム画像に変更できる。
イベントマーク表示383は、イベントマークが記録されている位置をスライダーバー364上で示す。前のイベントマークへボタン386はスライダーバー操作部365より時間軸過去方向にイベントマーク表示383が存在した場合、その位置にプレビュー画像361に表示するフレーム画像を変更する。次のイベントマークへボタン387は、スライダーバー操作部365より時間軸将来方向にイベントマーク表示383が存在した場合、その位置にプレビュー画像361に表示するフレーム画像を変更する。図3では、次のイベントマークへボタン387を押下することにより、プレビュー画像361を、スライダーバー操作部365の現在位置に相当するフレーム画像から、イベントマーク表示383の位置に相当するフレーム画像へ変更できる。
音声スライダーバー371及び音声スライダーバー操作部372は、画像処理装置100の音声出力部109又は音声外部出力部111で再生する音声の音量を設定する設定部である。ミュートボタン373を押下することで、音声スライダーバー操作部の位置にかかわらず、音声を非出力とすることができる。チャンネル1ボタン374を押下することで、チャンネル1ボタンのみを音声非出力とすることができる。チャンネル2ボタン375を押下することで、チャンネル2ボタンのみを音声非出力とすることができる。
LUTボタン389を押下すると、プレビュー画像361に表示する表示画像のガンマ特性に対して、あらかじめ設定されたLUT(Lookup−Table)が適用される。例えばLogガンマ特性で撮影されたクリップに対して、Logガンマ特性からBT709ガンマ特性へ変換するLUTを適用する。これにより、プレビュー画像361には、BT709ガンマ特性へ変換された画像を表示することができる。
図4は、画像処理装置100のバックアップ実行時にパネル209に表示されるダイアログである。
図4(a)には、バックアップ処理を開始するときに表示するダイアログ401を示す。具体的には、バックアップボタン319を押下したときにダイアログ401を表示する。ダイアログ401には、「バックアップを開始しますがよろしいですか?」等と表示し、ユーザに対してこれから画像処理装置100が実行しようとする処理の内容を伝える。ダイアログ401には、「はい」ボタン402と「いいえ」ボタン403とが備えられている。「はい」ボタン402が押下されると、バックアップを実行する。「いいえ」ボタン403が押下されると、バックアップを実行せずに、バックアップボタン319を押下する前の状態に戻る。
図4(b)には、ダイアログ401で「はい」ボタン402を押下してバックアップ処理を開始したときに表示するダイアログ411を示す。ダイアログ411には、「バックアップを実行しています。」等と表示し、ユーザに対してバックアップ処理中であることを伝える。また、バックアップ対象となっているクリップのクリップ名を、例えば「AA0001」等と表記する。プログレスバー413で、バックアップ処理の進捗度を表示する。「残り10秒」等と、バックアップ処理が残りどの程度の時間を要するかも併記して、ユーザの利便性を高めている。バックアップ処理中にキャンセルボタン412が押下されると、バックアップ処理を中断する。その際、表示画面はバックアップボタン319を押下する前の状態に戻る。そして、バックアップ先となる記録媒体105の内容も、バックアップボタン319を押下する前の状態に戻る。ただし、複数のクリップをバックアップ対象とした状態でバックアップを開始し、一つ以上のクリップがバックアップ完了していた場合は、バックアップ完了したクリップについては、記録媒体105から削除しない構成でもよい。
図4(c)には、バックアップ処理が完了したときに表示するダイアログ421を示す。ダイアログ421には、「バックアップを完了しました。」等と表示し、ユーザに対してバックアップ処理が完了したことを伝える。ダイアログ421には、「OK」ボタン422が備えられている。「OK」ボタン422が押下されると、ダイアログ421を閉じ、バックアップ処理は終了する。ユーザは、「OK」ボタン422を押下するという操作により、バックアップ処理が終了したことを確実に認識することができる。以上の系が、ユーザから見た基本的なバックアップ動作の流れとなる。
本実施形態の画像処理装置100は、より経験の少ない、不慣れなユーザであっても、確実にクリップバックアップできる方法を提供する。
デジタルビデオカメラ201は、撮像部の動作状態をフルオートモードとマニュアルモードのどちらかに設定するためのオートマニュアルモード切り替えスイッチ203を備える。このフルオートモードは、より経験の少ない、不慣れなユーザを補助するために用いられる。
デジタルビデオカメラ201は、撮像記録されたクリップがフルオートモードで撮影された場合、その旨を示す情報をメタデータに記録する。
図5は、クリップのデータ構造の詳細を説明するための図である。クリップ501は、デジタルビデオカメラ201にて、撮影開始操作時から撮影終了操作時までの操作で撮像録される画像データのひとまとまりである。
クリップ501は、ストリームファイル502とメタデータファイル505とで構成される。ストリームファイル502とメタデータファイル505とは、対応付けられた情報であることを示すため、メディア上のファイルシステムの階層構造で同一フォルダに格納される。また、それぞれのファイル名も関連を持たせて、画像処理装置100でファイル内容を認識する場合、ユーザがファイル管理ツール等を用いてファイル内容を確認する場合、共に利便性を高めている。例えばストリームファイル502のファイル名を「AA000101.MXF」、メタデータファイル505のファイル名を「AA0001.CIF」等とする。両者には共通して「AA0001」文字列が設定されるため、両者は一対のファイル群であることを識別できる。
ストリームファイル502は、画像データ504を格納するためのファイルである。また、画像データ504の生成時の各種情報、例えば符号化方式(MPEG2、H.264、等)、解像度(1920×1080、1280×720、等)、フレームレート(24P、30P、59.94P、等)等の情報を格納するためのヘッダーメタデータ503も備える。
メタデータファイル505は、各種メタデータが記録されるファイルである。その中に、フルオートモード情報メタデータ506が記録される。本実施形態では、フルオートモード情報メタデータ506が本発明でいう撮像動作モードの情報に相当する。フルオートモード情報メタデータ506は、クリップがフルオートモードで撮像記録された場合、「ON」が記録される。また、フルオートモードで撮像記録されなかった場合、「OFF」が記録される。実際のファイルは「ON」場合は「1」、「OFF」の場合は「0」が記録される。
本実施形態に係る画像処理装置100では、起動時にメディア312の接続有無を検出する。そして、メディア312の接続有りが検出された場合、メディア312に記録されている各クリップのメタデータファイル505に含まれるフルオートモード情報メタデータ506の値を読み取る。フルオートモード情報メタデータ506の値がフルオートモードON相当のクリップが存在した場合、バックアップボタン319の押下有無にかかわらず、そのクリップを対象として、バックアップを実行する。オートバックアップ機能を停止していた場合でも、バックアップを実行する。この際、図4(a)のバックアップ処理の開始を確認するダイアログ401を表示することはしない。バックアップの実行とともに、図4(b)のバックアップ処理中であることを示すダイアログ411を表示する。この場合のプログレスバー表示は、フルオートモードで記録されたクリップのみを母数として、進捗率を表示する。そして、バックアップ処理を完了したときに、ダイアログ421を表示する。
バックアップ元となるメディア312が、フルオートモードで撮影されたクリップと、フルオートモードで撮影されなかったクリップとの両方を含む場合、バックアップ処理が完了したとしても、バックアップ元となるメディア312に記録されたクリップが全てバックアップ完了となった訳ではない。その場合、ユーザがバックアップボタン319を押下することで、バックアップ未実行であるフルオートモードで撮影されなかったクリップについてもバックアップを実行することができる。その際、差分バックアップ処理を行う。バックアップボタン319の押下時に、バックアップ元となるメディア312に含まれるクリップが1つ以上バックアップされた仮想メディア314が存在するかどうかを検索する。その検索キーとしては、メディア毎もしくは仮想メディア毎に備えるメディア情報管理ファイルに記録されたメディアID情報を利用する。メディアに含まれるクリップを初めて仮想メディアを作成してバックアップするときに、メディアに含まれるメディア情報管理ファイルに記録されたメディアID情報を、バックアップ先となる仮想メディアのメディア情報管理ファイルにコピーする。これにより、バックアップボタン319の押下時に、バックアップ元となるメディア312に含まれるクリップが1つ以上バックアップされた仮想メディア314が存在するかどうかを検索することができる。
そして、フルオートモードで記録されたクリップのみがバックアップされたバックアップ先である仮想メディアに、フルオートモードで記録されていないクリップも差分としてバックアップを実行することができる。
以上により、より経験の少ない、不慣れなユーザであっても、確実にバックアップを実行することができる。オートバックアップ機能を有効にしている場合であれば、フルオートモードで撮影されたかどうかにかかわらずバックアップを自動実行するために、確実にバックアップを実行できる。ところが、ユーザ操作にてオートバックアップ機能を停止し、更には、その停止したことを忘れてしまう又は気づかない状態が考えられる。そのような場合に、フルオートモード情報メタデータ506の値がフルオートモードON相当になっていることを検出したときにバックアップを実行することで、確実にバックアップを実行できる。バックアップボタン319の押下を忘れるといった人的ミスによる作業の失敗を回避できる。
以上説明した例では、フルオートモードで記録されていないクリップがバックアップされていないことを気づかない場合がある。
変形例1を説明する。
図4(d)は、図4(c)の代わりに、バックアップ処理が完了したときに表示するダイアログ431を示す。ダイアログ431には、「フルオート撮影されたクリップのバックアップを完了しました。未バックアップのクリップがあります。」と表示する。このダイアログ431を閉じるためには、OKボタン432を押下する必要がある。OKボタン432を押下するためには、ユーザはダイアログ431の表示内容を確認する必要がある。
これにより、ユーザはバックアップ未実行のクリップが存在することに気付かないという状態を回避することが可能となる。
以上説明した例では、バックアップ未実行のクリップが存在することに対してバックアップボタン319を押下するところまでユーザを誘導できていないため、より経験の少ない不慣れなユーザがバックアップボタン319の押下を忘れる可能性が残っている。
変形例2を説明する。
図4(e)は、図4(d)の代わりに、バックアップ処理が完了したときに表示するダイアログ441を示す。ダイアログ441には、「フルオート撮影されたクリップのバックアップを完了しました。未バックアップのクリップがありますが、バックアップしますか?」と表示する。そして、「はい」ボタン442が押下されると、バックアップボタン319を押下することと同じ処理を実行することで、バックアップ未実行のクリップに対して、バックアップを実行する。「いいえ」ボタン443が押下されると、バックアップを実行しない。
これにより、ユーザがバックアップ未実行のクリップに対して、更にバックアップを実行することを忘れることを回避することができる。
図6は、実施形態に係る画像処理装置100においてシステム制御マイコン101の制御下で実行される処理を示すフローチャートである。
ステップS601で、システム制御マイコン101は、メディア312の接続有無を検出する。接続検出無しの場合、再びステップS601に戻る。接続検出有りの場合、ステップS602に進む。
ステップS602で、システム制御マイコン101は、クリップのメタデータファイル505を読み込む。
ステップS603で、システム制御マイコン101は、メタデータファイル505に含まれるフルオートモード情報メタデータ506の値がフルオートONであるか、フルオートOFFであるかを確認する。フルオートOFFの場合、ステップS604に進む。フルオートONの場合、ステップS606に進む。
ステップS604で、システム制御マイコン101は、オートバックアップ機能が許可されているかどうかを確認する。禁止されている場合、ステップS605に進む。許可されている場合、ステップS607に進む。
ステップS605で、システム制御マイコン101は、バックアップボタン319の押下を検出する。押下無しの場合、再びステップS605に戻る。押下有りの場合、ステップS607に進む。
ステップS607で、システム制御マイコン101は、全クリップのバックアップを実行し、その後ステップS608に進む。
一方、ステップS606で、システム制御マイコン101は、フルオートモード情報メタデータがONであるクリップについてバックアップを実行し、その後ステップS608に進む。
ステップS608で、システム制御マイコン101は、メディア312にバックアップ未実行のクリップが残っているかどうかかを判定する。バックアップ未実行のクリップ無しの場合、ステップS609に進む。バックアップ未実行のクリップ有りの場合、ステップS610に進む。
ステップS609で、システム制御マイコン101は、バックアップ完了ダイアログを表示する。この場合のダイアログとしては、図4(c)に示すダイアログ421を表示する。ユーザにてダイアログ421のOKボタン422が押下されると、処理終了となる。
一方、ステップS610で、システム制御マイコン101は、バックアップ未実行のクリップをバックアップするかどうかをユーザに問い合わせるダイアログを表示する。この場合のダイアログとしては、図4(e)に示すダイアログ441を表示する。ユーザにてダイアログ441の「いいえ」ボタン443が押下されると処理終了となる(ステップS611)。「はい」ボタン442が押下された場合(ステップS611)、ステップS612に進む。ステップS612で、システム制御マイコン101は、フルオートモード情報メタデータ506の値がOFFであるクリップに対する差分バックアップを実行し、その後処理終了となる。
以上述べたように、フルオートモードで撮影されたクリップに対しては、オートバックアップ機能が禁止設定であるかどうかにかかわらず必ずバックアップを実行するので、より経験の少ない不慣れなユーザであっても確実にバックアップすることができる。更には、その結果としてバックアップ未実行状態となるフルオートモードで撮影されていないクリップに対しても、差分バックアップを実行するようにユーザを誘導するため、より確実にバックアップを実行することができる。
バックアップ元となるメディア312に複数クリップが記録されていた場合、フルオートモード情報メタデータ506がONであるクリップが一つでも存在したときは、メディア312に記録された全クリップをバックアップするようにしてもよい。フルオートモード情報メタデータ506がOFFであるクリップも同様にバックアップを実行するので、上述した実施形態と比較して、バックアップ処理時間が増加し、記録媒体105の必要空き容量は増加するが、より確実にバックアップを実行することが可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (8)

  1. 記録媒体に記録された画像データをバックアップする画像処理装置であって、
    前記記録媒体には、画像データと、該画像データが撮像記録されたときの撮像動作モードの情報とが対応付けて記録されており、
    前記記録媒体に記録された画像データを、前記撮像動作モードの情報に応じてバックアップ先にバックアップする制御手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記撮像動作モードの情報は、アイリス調整、ゲイン調整、シャッタースピード調整及びホワイトバランス調整のうち少なくともいずれかを含む複数の調整項目がオートに設定されるフルオートモードであるかどうかの情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記記録媒体に記録された画像データのうち、前記撮像動作モードの情報がフルオートモードである画像データについてバックアップを実行することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. バックアップが完了したときに、前記記録媒体にバックアップ未実行の画像データが存在する場合、バックアップ未実行の画像データが存在することを表示装置に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、バックアップ未実行の画像データが存在することを表示する際に、バックアップ未実行の画像データのバックアップを実行することを指示するためのボタンを併せて表示することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記記録媒体に記録された画像データの中に、前記撮像動作モードの情報がフルオートモードである画像データが一つでもある場合、前記記録媒体に記録された全画像データについてバックアップを実行することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 記録媒体に記録された画像データをバックアップする画像処理装置の制御方法であって、
    前記記録媒体には、画像データと、該画像データが撮像記録されたときの撮像動作モードの情報とが対応付けて記録されており、
    前記記録媒体に記録された画像データを、前記撮像動作モードの情報に応じてバックアップ先にバックアップするステップを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  8. 記録媒体に記録された画像データをバックアップするためのプログラムであって、
    前記記録媒体には、画像データと、該画像データが撮像記録されたときの撮像動作モードの情報とが対応付けて記録されており、
    前記記録媒体に記録された画像データを、前記撮像動作モードの情報に応じてバックアップ先にバックアップする処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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