JP2015169829A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数を削減して小型化を図る。
【解決手段】 一端部に撮像レンズが設けられた装置本体と、ディスプレイが設けられ装置本体に開放位置と閉塞位置の間で移動される蓋体と、装置本体に蓋体を移動自在に支持する支持機構とを備え、蓋体が閉塞位置に移動された状態において撮像レンズが閉塞され蓋体が開放位置に移動された状態において撮像レンズが開放される。これにより、閉塞位置においてディスプレイが設けられた蓋体によって撮像レンズが覆われて保護されるため、撮像レンズを保護するための専用の部材を必要とせず、部品点数を削減して小型化を図ることができる。
【選択図】図2

Description

本技術は、装置本体に撮像レンズが設けられ撮像レンズが蓋体によって開閉される撮像装置についての技術分野に関する。
特開2005−189601号公報 特開2013−254007号公報
ビデオカメラやスチルカメラ等の各種の撮像装置には、撮像レンズが設けられた装置本体とディスプレイが設けられた筐体とを有し、筐体が装置本体に対して回動可能とされたタイプがある(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
このような撮像装置においては、筐体を閉塞位置に回動させることにより非撮影時にディスプレイを保護することができ、筐体を開放位置に回動させてディスプレイを視認して撮影し撮影時における使い勝手の向上を図ることができる。
また、ディスプレイが外側を向くようにして筐体を閉塞位置に回動することにより、閉塞位置において撮影した画像の再生を行うことも可能である。
さらに、撮影時には筐体を所定の位置まで回動させることにより、撮像レンズが向く方向とディスプレイが向く方向とを異ならせることが可能になり、例えば、ハイアングル撮影、ローアングル撮影、自分撮り撮影等の様々な撮影状態で被写体を撮影することが可能である。
ところが、特許文献1及び特許文献2に記載された撮像装置にあっては、非撮影時に不要である撮像レンズを保護するために専用のキャップ等を装置本体の一部に取り付ける必要があり、その分、部品点数が多くなり小型化にも支障を来してしまう。
そこで、本技術撮像装置は、上記した問題点を克服し、部品点数を削減して小型化を図ることを目的とする。
第1に、本技術に係る撮像装置は、一端部に撮像レンズが設けられた装置本体と、ディスプレイが設けられ前記装置本体に対して開放位置と閉塞位置の間で移動可能な蓋体と、前記装置本体に対して前記蓋体を移動自在に支持する支持機構とを備え、前記蓋体が前記閉塞位置に位置する状態において前記撮像レンズが閉塞され前記蓋体が前記開放位置に位置する状態において前記撮像レンズが開放されるものである。
これにより、閉塞位置においてディスプレイが設けられた蓋体によって撮像レンズが覆われて保護される。
第2に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記蓋体が前記閉塞位置に位置する状態において前記ディスプレイが閉塞され前記蓋体が前記開放位置に位置する状態において前記ディスプレイが開放されることが望ましい。
これにより、蓋体が閉塞位置に位置された状態においてディスプレイが撮像レンズとともに閉塞される。
第3に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記支持機構は回動機構を含み、前記蓋体が前記装置本体に前記回動機構を介して回動自在に支持されることが望ましい。
これにより、蓋体が装置本体に対して回動されて移動される。
第4に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記支持機構は、前記撮像レンズの光軸方向に延びる第1の支点軸と前記光軸方向に直交する方向に延びる第2の支点軸とを備え、前記蓋体が前記第1の支点軸を支点として前記第1の支点軸の軸回り方向へ回動されると共に前記第2の支点軸を支点として前記第2の支点軸の軸回り方向へ回動されることが望ましい。
これにより、蓋体が装置本体に対して異なる2方向へ回動される。
第5に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記支持機構は、スライド機構を含み、前記蓋体が前記装置本体に前記スライド機構を介してスライド自在に支持されることが望ましい。
これにより、蓋体が装置本体に対してスライドされて移動される。
第6に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記支持機構はさらに回動機構を含み、前記蓋体が前記装置本体に前記回動機構を介して回動自在に支持されることが望ましい。
これにより、蓋体が装置本体に対してスライドと回動の双方によって異なる方向へ移動される。
第7に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記蓋体は前記閉塞位置において前記ディスプレイが前記装置本体側を向き前記撮像レンズに対向する対向状態又は前記ディスプレイが前記装置本体側の反対側を向く非対向状態の何れかの状態となり、前記蓋体が前記非対向状態であるときに再生モードに設定する制御部をさらに備えることが望ましい。
これにより、蓋体が閉塞位置に移動されることにより、特段の操作を行うことなく再生モードが設定される。
第8に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記蓋体が前記閉塞位置から前記開放位置へ向けて移動されたことに応じて主電源がオンとされることが望ましい。
これにより、主電源のオンを行うための操作を行う必要がない。
第9に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記装置本体の前記撮像レンズが設けられた面がレンズ配置面として形成され、前記蓋体の前記ディスプレイが設けられた面がディスプレイ配置面として形成され、前記蓋体が前記閉塞位置に位置するときに前記レンズ配置面の外周と前記ディスプレイ配置面の外周とが前記撮像レンズの光軸方向において一致されることが望ましい。
これにより、閉塞位置において蓋体が装置本体より外側に突出されない。
第10に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記蓋体は厚み方向が前記ディスプレイの厚み方向に一致された平板状に形成されることが望ましい。
これにより、平板状の蓋体によって撮像レンズが開閉される。
第11に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記蓋体の前記ディスプレイが設けられた面がディスプレイ配置面として形成され、前記ディスプレイ配置面に操作釦が配置されることが望ましい。
これにより、画像が表示されるディスプレイを視認した状態において操作釦に対する操作が可能になる。
第12に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記装置本体にバッテリーが挿入されるバッテリー挿入孔が形成され、前記装置本体に前記バッテリー挿入孔を開閉する開き位置と閉じ位置の間で移動自在に支持されたカバー体が設けられることが望ましい。
これにより、必要に応じてバッテリー挿入孔を開閉することが可能になる。
第13に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記カバー体は前記装置本体に対して回動可能であることが望ましい。
これにより、カバー体が回動されることにより装置本体に対して移動される。
第14に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記カバー体の前記装置本体に対する回動可能な方向と前記蓋体の前記装置本体に対する回動可能な方向とが同じ方向であることが望ましい。
これにより、蓋体を回動させるための操作方向とカバー体を回動させるための操作方向とが一致される。
第15に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記装置本体の前記バッテリー挿入孔が形成された面がバッテリー挿入面とされ、前記カバー体の前記バッテリー挿入孔を閉塞する面が対向面とされ、前記カバー体が前記閉じ位置に位置するときに、前記バッテリー挿入面の外周と前記対向面の外周とが前記撮像レンズの光軸方向において一致されることが望ましい。
これにより、閉じ位置においてカバー体が装置本体より外側に突出されない。
第16に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記カバー体は厚み方向が前記撮像レンズの光軸方向に一致された平板状に形成されることが望ましい。
これにより、平板状のカバー体によってバッテリー挿入孔が開閉される。
第17に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記カバー体に指の挿入が可能な操作凹部が形成されることが望ましい。
これにより、使用者は操作凹部に指を挿入してカバー体を閉じ位置と開き位置の間で回動させることが可能になる。
第18に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記装置本体に投射用レンズが設けられ、前記投射用レンズから画像が投射可能とされることが望ましい。
これにより、撮像装置をプロジェクターとして利用することが可能になる。
第19に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記蓋体が閉塞位置にある状態において前記蓋体と前記装置本体が上下に位置する向きであるときに、前記画像を前記投射用レンズから投射する投射モードに設定する制御部をさらに備えることが望ましい。
これにより、蓋体と装置本体が上下に位置する向きにされることにより、特段の操作を行うことなく投射モードが設定される。
第20に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記装置本体の外周面に曲面状の被覆面部と略平面状の把持面部とが形成されることが望ましい。
これにより、撮影時に把持面部に掌を押し当て被覆面部を指で包み込まむことが可能になる。
本技術によれば、閉塞位置においてディスプレイが設けられた蓋体によって撮像レンズが覆われて保護されるため、撮像レンズを保護するための専用の部材を必要とせず、部品点数を削減して小型化を図ることができる。
尚、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載された何れかの効果であってもよい。
図2乃至図33と共に本技術撮像装置の実施の形態を示すものであり、本図は、蓋体が閉塞位置にある状態を示す斜視図である。 蓋体が開放位置に回動された状態を示す斜視図である。 蓋体が開放位置に回動された状態を図2とは異なる方向から見た状態で示す斜視図である。 一方の側面図である。 平面図である。 他方の側面図である。 正面図である。 背面図である。 底面図である。 カバー体が開き位置に回動された状態を示す背面図である。 蓋体と支持機構を分解して示す斜視図である。 蓋体と支持機構を分解して図11とは異なる方向から見た状態で示す斜視図である。 開放位置において蓋体が第2の支点軸を支点として一方に回動された状態を示す側面図である。 開放位置において蓋体が第2の支点軸を支点として他方に回動された状態を示す側面図である。 カバー体が回動されている状態を示す斜視図である。 カバー体が回動されてバッテリー挿入孔が開放された状態をバッテリーとともに示す斜視図である。 通常撮影モードにおいて撮影を行っている状態を示す斜視図である。 ローアングル撮影モードが設定された状態を示す斜視図である。 ハイアングル撮影モードが設定された状態を示す斜視図である。 自分撮り撮影モードが設定された状態を示す斜視図である。 再生モードが設定された状態を示す斜視図である。 内部構成を示すブロック図である。 各モードにおける制御処理について示すフローチャート図である。 図25乃至図28と共に第1の変形例を示すものであり、本図は、蓋体と支持機構を分解して示す斜視図である。 蓋体が閉塞位置にある状態を示す斜視図である。 蓋体が開放位置にスライドされた状態を示す斜視図である。 蓋体が支点軸を支点として一方に回動された状態を示す斜視図である。 蓋体が支点軸を支点として他方に回動された状態を示す斜視図である。 図30乃至図33と共に第2の変形例を示すものであり、本図は、蓋体が閉塞位置にある状態を示す斜視図である。 投射モードが設定された状態を示す側面図である。 蓋体が180°回動されて蓋体の一部と装置本体の一部とが載置面に載置されてプロジェクターとして使用される状態を示す側面図である。 蓋体が180°回動されて蓋体の一部と装置本体の一部とが載置面に載置されてプロジェクターとして使用される状態を示す斜視図である。 蓋体が任意の角度回動されて蓋体の一部と装置本体の一部とが載置面に載置されてプロジェクターとして使用される状態を示す正面図である。
以下に、本技術を実施するための形態を添付図面を参照して説明する。
以下に示す実施の形態は、本技術撮像装置をビデオカメラに適用したものである。尚、本技術の適用範囲はビデオカメラに限られることはなく、例えば、スチルカメラにも適用することができる。
以下の説明にあっては、ビデオカメラの撮影時において撮影者から見た方向で前後上下左右の方向を示すものとする。従って、被写体側が前方となる。尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本技術の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
<撮像装置の構成>
先ず、撮像装置の構成について説明する(図1乃至図16参照)。
撮像装置1は、図1乃至図9に示すように、前後に延びる形状に形成された装置本体2と装置本体2の前端部に回動自在に支持された蓋体3と装置本体2の後端部に回動自在に支持されたカバー体4とを有している。
装置本体2は外面がレンズ配置面5として形成された前面とバッテリー挿入面6として形成された後面と両者の間に位置された外周面7とから成る。レンズ配置面5は円形状に形成され、バッテリー挿入面6は外周が円弧面と外方に凸の緩やかな曲面とによって構成された形状に形成されている。
外周面7は外側に凸の曲面状に形成された被覆面部7aと側方を向く略平面状の把持面部7bとから成る。把持面部7bは外周面7の約3分の1の部分を占有している。把持面部7bは装置本体2の前端部以外の部分に形成され、装置本体2の前端部には把持面部7bの前側に連続して側方に突出された突状部8が設けられている。
装置本体2の上面にはズーム摘子9が配置されている。ズーム摘子9を操作することにより撮影する画像のズーミングを行うことができる。
装置本体2のレンズ配置面5側(前端部)には撮像レンズ10が設けられ、撮像レンズ10の光軸方向が前後方向にされている。装置本体2の内部には前後方向に並んで複数のレンズが配置され、これらのレンズの後方にCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の後述する撮像素子が配置されている。尚、本明細書における光軸方向は、入射側のレンズにおける光軸方向であり、具体的には、撮像レンズ10の光軸方向である。
バッテリー挿入面6の一端部にはバッテリー11が挿入されるバッテリー挿入孔6aが形成されている(図10参照)。バッテリー挿入孔6aからはバッテリー11が挿入され、挿入されたバッテリー11は装置本体2の内部において複数のレンズの側方に配置される。
装置本体2の前端部には前方及び側方に開口された配置凹部2aが形成され、配置凹部2aには前方に開口された連結穴2bが形成されている(図11及び図12参照)。
蓋体3は回動機構として機能する支持機構12を介して装置本体2に回動自在に支持されている。支持機構12は連結部13と連結部13から後方に突出された突部14とから成る。
連結部13は前面13aと後面13bと平面状の第1の側面13cと円弧面状の第2の側面13dとを有し、第1の側面13cが長方形状に形成されている。連結部13は第1の側面13cの長手方向における両端と第2の側面13dの周方向における両端とがそれぞれ連続されている。連結部13には第1の側面13cに開口された支持穴13eが形成されている。
突部14には後方に突出された第1の支点軸14aが設けられている。
支持機構12は突部14が配置凹部2aに挿入され第1の支点軸14aが連結穴2bに挿入されて装置本体2に連結され、第1の支点軸14aを支点として装置本体2に対して第1の支点軸14aの軸回り方向へ回動可能とされる。
尚、上記には、支持機構12に第1の支点軸14aが設けられ装置本体2に第1の支点軸14aが挿入される連結穴2bが形成された例を示したが、逆に、支持機構12に連結穴が形成され装置本体2に連結穴に挿入される第1の支点軸が設けられていてもよい。
蓋体3は装置本体2の撮像レンズ10を閉塞する閉塞位置(図1参照)と撮像レンズ10を開放する開放位置(図2及び図3参照)との間で支持機構12を介して装置本体2に回動自在に支持されている。
蓋体3は略円板状に形成され、厚み方向における両側の面がそれぞれ前側外面15とディスプレイ配置面16として形成されている(図11及び図12参照)。蓋体3は、周面(外周面)17の一部が平面部17aとして形成され、周面17のうち平面部17a以外の部分が円弧面部17bとして形成されている。蓋体3は円弧面部17bの径が装置本体2におけるレンズ配置面5の径と同じ大きさにされている。
蓋体3には平面部17aから突出された第2の支点軸3aが設けられている。第2の支点軸3aは光軸方向に直交する方向へ延びる状態で設けられている。
蓋体3のディスプレイ配置面16側にはディスプレイ18が設けられている。ディスプレイ配置面16にはディスプレイ18の周囲に操作釦として、例えば、録画釦19と再生釦20が配置されている。
蓋体3は第2の支点軸3aが支持穴13eに挿入されて支持機構12に連結され、第2の支点軸3aを支点として支持機構12を介して装置本体2に対して第2の支点軸3aの軸回り方向へ回動可能とされる。
蓋体3が閉塞位置にある状態においては、ディスプレイ18が装置本体2側を向いて撮像レンズ10に対向する対向状態にされている(図1参照)。
閉塞位置においては支持機構12の第1の側面13cと蓋体3の平面部17aとが左右方向において対向して位置され、支持機構12の第2の側面13dと蓋体3の円弧面部17bとが連続して位置される(図1及び図7参照)。従って、蓋体3と支持機構12の連結部13とによって円板状の形状が形成され、この円板状の形状の外周が装置本体2におけるレンズ配置面5の外周に一致される。
このように閉塞位置において、装置本体2のレンズ配置面5の外周と蓋体3のディスプレイ配置面16の外周とが前後方向(光軸方向)において一致されるため、閉塞位置において蓋体3が装置本体2より外側に突出されることがなく、撮像装置1の小型化を図ることができる。
また、蓋体3は厚み方向がディスプレイ18の厚み方向に一致された平板状に形成されているため、平板状の蓋体3によって撮像レンズ10が開閉され、撮像装置1の小型化を図ることができる。
蓋体3は第1の支点軸14aを支点として撮像レンズ10を閉塞する閉塞位置と撮像レンズ10を開放する開放位置との間で回動されるが、蓋体3が閉塞位置から開放位置に回動されたときには撮像装置1に主電源がオンにされ、蓋体3が開放位置から閉塞位置に回動されたときには撮像装置1への主電源がオフされるように設定されている。
このように撮像装置1にあっては、蓋体3が閉塞位置から開放位置に回動されたときに主電源がオンにされるため、主電源のオンを行うための操作を行う必要がなく撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができると共に電源釦を設ける必要がないため部品点数の削減による撮像装置1の製造コストの低減を図ることができる。
蓋体3が閉塞位置にある状態においては撮像レンズ10とディスプレイ18が閉塞され(図1参照)、蓋体3が開放位置にある状態においては撮像レンズ10とディスプレイ18が開放される(図2及び図3参照)。
蓋体3は開放位置において第2の支点軸3aを支点として装置本体2に対して回動可能とされている(図13及び図14参照)。従って、蓋体3は光軸方向に延びる第1の支点軸14aの軸回り方向へ回動可能とされると共に光軸方向に直交する方向に延びる第2の支点軸3aの軸回り方向へ回動可能とされている。蓋体3は第2の支点軸3aの軸回り方向へ、例えば、360°の回動が可能とされている。
尚、上記には、蓋体3に第2の支点軸3aが設けられ支持機構12に第2の支点軸3aが挿入される支持穴13eが形成された例を示したが、逆に、蓋体3に支持穴が形成され支持機構12に支持穴に挿入される第2の支点軸が設けられていてもよい。
カバー体4は装置本体2のバッテリー挿入面6に形成されたバッテリー挿入孔6aを閉塞する閉じ位置(図8参照)とバッテリー挿入孔6aを開放する開き位置(図10参照)との間で装置本体2に回動自在に支持されている。カバー体4は装置本体2に前後に延びる連結軸21によって連結され、連結軸21の軸回り方向へ回動される。
カバー体4は装置本体2のバッテリー挿入面6と同じ形状及び大きさの板状に形成され、厚み方向が前後方向にされている。カバー体4の前面は対向面22として形成されカバー体4の後面は後側外面23として形成されている。後側外面23には操作凹部23aが形成されている。
使用者は操作凹部23aに指を挿入してカバー体4を閉じ位置と開き位置の間で回動させることが可能である(図15参照)。従って、カバー体4の回動を容易に行うことができ操作性の向上を図ることができる。カバー体4が開き位置に回動された状態においてバッテリー挿入孔6aに対するバッテリー11の挿入及び取出を行うことができ(図16参照)、カバー体4が閉じ位置に回動された状態においてバッテリー挿入孔6a及びバッテリー挿入孔6aに挿入されたバッテリー11が閉塞される(図8参照)。
上記のように、撮像装置1にはバッテリー挿入孔6aを開閉するカバー体4が設けられているため、必要に応じてバッテリー挿入孔6aを開閉することが可能であり、バッテリー11の装置本体2からの脱落を防止することができると共にバッテリー11を保護することができる。
また、カバー体4が回動されることにより装置本体2に対して移動されるため、カバー体4の簡単な動作によりバッテリー挿入孔6aが開閉され、撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができると共にバッテリー11の装置本体2の内部への装着作業及びバッテリー11の装置本体2の内部からの取出作業を容易に行うことができる。
さらに、カバー体4は蓋体3の閉塞位置と開放位置の間の回動方向と同じ方向へ回動可能な構成となっているため、蓋体3を回動させるための操作方向とカバー体4を回動させるための操作方向とが一致され、撮像装置1における各操作が解り易く、操作性の向上による撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
カバー体4は閉じ位置において対向面22がバッテリー挿入面6と前後方向において対向して位置される。閉じ位置においてはカバー体4の外周がバッテリー挿入面6の外周に一致される。
このように閉じ位置において、カバー体4の外周とバッテリー挿入面6の外周とが前後方向において一致されるため、閉じ位置においてカバー体4が装置本体2より外側に突出されることがなく、撮像装置1の小型化を図ることができる。
また、カバー体4は厚み方向が前後方向に一致された平板状に形成されているため、平板状のカバー体4によってバッテリー挿入孔6aが開閉され、撮像装置1の小型化を図ることができる。
さらに、撮像装置1にあっては、支持機構12として回動機構が設けられ、蓋体3が装置本体2に回動自在に支持されている。
従って、蓋体3が装置本体2に対して回動されて移動されるため、蓋体3の簡単な動作により撮像レンズ10とディスプレイ18が開閉され、使い勝手の向上を図ることができる。
さらにまた、撮像レンズ10の光軸方向に延びる第1の支点軸14aと光軸方向に直交する方向に延びる第2の支点軸3aとが設けられ、蓋体3が第1の支点軸14aを支点として第1の支点軸14aの軸回り方向へ回動されると共に第2の支点軸3aを支点として第2の支点軸3aの軸回り方向へ回動される。
従って、蓋体3が装置本体2に対して異なる2方向へ回動されるため、ディスプレイ18の向きの自由度が高まり、一層の使い勝手の向上を図ることができる。
<使用状態>
次に、撮像装置1の各使用状態について説明する。撮像装置1の使用状態としては撮影状態と再生状態がある。撮影状態においては通常撮影モード、ハイアングル撮影モード、ローアングル撮影モード又は自分撮り撮影モードが設定され、再生状態においては再生モードが設定される。尚、撮像装置1においては、撮影モードと再生モードのみが認識(検出)されて撮影又は再生が可能な状態にされるように構成されていてもよい。この場合には、撮影モードにおいて使用者が蓋体3を回動させてディスプレイ18の向きを所望の向きにすることにより、通常撮影の状態、ハイアングル撮影の状態、ローアングル撮影の状態又は自分撮り撮影の状態にすることが可能である。
通常撮影モードは蓋体3が閉塞位置から開放位置に回動されることにより設定される(図17参照)。このとき使用者は手70を装置本体2に宛って外周面7の把持面部7bに掌71を押し当て被覆面部7aを指72、72、・・・で包み込んで撮影する。
このように撮影時に手70が宛われる装置本体2には掌71が押し当てられる略平面状の把持面部7bと指72、72、・・・で包み込まれる曲面状の被覆面部7aが形成されているため、装置本体2の安定した把持状態が確保され、撮影を行い易いと共に上下左右(パン・チルト)の向きを容易に定めることができる。
また、装置本体2の外周面7にズーム摘子9が配置されているため、装置本体2の安定した把持状態が確保された状態でズーム摘子9に対する操作が可能であり、ズーム摘子9に対する操作性の向上を図ることができる。
ローアングル撮影モードは開放位置において蓋体3をディスプレイ18が斜め上方を向くように第2の支点軸3aを支点として回動させることにより設定される(図18参照)。このように開放位置において蓋体3を回動させることによりローアングル撮影を行うことが可能になるため、簡単な操作により撮影の選択の幅が広がり、撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
ハイアングル撮影モードは開放位置において蓋体3をディスプレイ18が斜め下方を向くように第2の支点軸3aを支点として回動させることにより設定される(図19参照)。このように開放位置において蓋体3を回動させることによりハイアングル撮影を行うことが可能になるため、簡単な操作により撮影の選択の幅が広がり、撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
自分撮り撮影モードは開放位置において蓋体3をディスプレイ18が前方を向くように第2の支点軸3aを支点として回動させることにより設定される(図20参照)。このとき撮像レンズ10が自分を向くように装置本体2の向きを設定する。開放位置において蓋体3を回動させることにより自分撮り撮影を行うことが可能になるため、簡単な操作により撮影の選択の幅が広がり、撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
自分撮り撮影モードにおいてはディスプレイ18に表示される画像の反転制御が行われ、上下の向きが正しい画像がディスプレイ18に再生される。また、自分撮りモードにおいてディスプレイ18に表示される画像の上下の反転制御に加え左右の反転制御が行われるようにされてもよい。画像の左右の反転制御が行われることにより撮影者において位置関係を理解し易くなり、使い勝手の向上が図られる。
上記した通常撮影モード、ハイアングル撮影モード、ローアングル撮影モード及び自分撮り撮影モードにおいては、蓋体3に設けられた録画釦19を操作することにより被写体の撮影が行われる。
録画釦19はディスプレイ18が設けられたディスプレイ配置面16に配置されているため、被写体が表示されるディスプレイ18を視認した状態において録画釦19に対する操作が可能であり、撮影操作を行い易く撮像装置1における操作性の向上を図ることができる。
再生モードは開放位置において蓋体3をディスプレイ18が前方を向くように第2の支点軸3aを支点として回動させ、続いて、蓋体3を第1の支点軸14aを支点として開放位置から閉塞位置に回動させることにより設定される(図21参照)。従って、再生モードにおいて、蓋体3はディスプレイ18が装置本体2の反対側を向いて撮像レンズ10と対向しない非対向状態にされる。
再生モードにおいてはディスプレイ18に表示される画像の反転制御が行われ、上下の向きが正しい画像がディスプレイ18に再生される。
また、撮像装置1にあっては、ディスプレイ18が装置本体2の反対側を向いて撮像レンズ10と対向しない非対向状態で蓋体3が閉塞位置に回動されることにより、録画釦19に対する操作が不能な状態になると共にディスプレイ18に対して再生した画像の表示が可能な状態に設定される。
従って、特段の操作を行うことなく再生モードが設定されるため、再生モードの設定が容易であり、また、再生モードにおいては、画像の再生時に使用されることがない撮像レンズ10が蓋体3によって閉塞されるため、撮像レンズ10を保護することができる。
再生モードにおいては、蓋体3に設けられた再生釦20を操作することにより撮影した画像のディスプレイ18への表示が行われる。
再生釦20はディスプレイ18が設けられたディスプレイ配置面16に配置されているため、撮影した画像が表示されるディスプレイ18を視認した状態において再生釦20の操作が可能であり、再生操作を行い易く撮像装置1における操作性の向上を図ることができる。
尚、上記には、録画釦19や再生釦20に対して操作を行うことにより所定の機能が実行される例を示したが、例えば、ディスプレイ18をタッチパネル等の操作画面として形成し、ディスプレイ18に対して所定の各操作を行うことにより操作に応じて撮影や再生等の各機能が実行されるように構成することも可能である。
<撮像装置の内部構成>
次に、撮像装置1の内部構成(回路構成)について説明する(図22参照)。
撮像装置1の内部には、撮像部50、画像信号処理部51、エンコード/デコード部52、表示部53、メディアドライブ54、入力部55、制御部56、バス57、加速度センサー58及び回転角度センサー59が設けられている。バス57を除いた各部はバス57を介して相互に接続され、各部間において各種のデータや制御信号等の授受が行われる。
撮像部50は、撮像レンズ10を含む各レンズを有するレンズユニットと、レンズユニットを介して得られた被写体光を光電変換して電気信号(撮像信号)に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子と、撮像素子により得られた画像信号のゲイン調整や波形整形を行うサンプルホールド/AGC(Automatic Gain Control)回路やビデオA/Dコンバータを有し、デジタルデータとしての撮像画像データを取得する。
撮像部50は制御部56による制御に基づき焦点距離(フォーカス)や画角(ズーム)、シャッタースピード、絞り等を調整する機能を有している。
画像信号処理部51は、撮像部50によって取得された撮像画像データに対して各種の画像信号処理、例えば、階調補正処理、シェーディング補正処理、高域補正(輪郭補正)処理、手ぶれ補正処理等を行う。
エンコード/デコード部52は画像信号処理部51によって画像信号処理が行われた撮像画像データに対して圧縮処理及び圧縮処理された撮像画像データの伸張処理を行う。圧縮/伸張の形式として、例えば、静止画についてはJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式等の所定の静止画形式による圧縮/伸張処理を行い、動画については、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式やAVCHD(Advanced Video Codec High Definition)形式等の所定の動画形式による圧縮/伸張処理を行う。
表示部53はディスプレイ18を有し、制御部56の制御に基づいて各種の情報の表示、例えば、撮影された画像の表示を行う。
メディアドライブ54は、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ、又は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記録媒体に対する記録再生系回路・機構により構成されている。メディアドライブ54は、制御部56の制御に基づきエンコード/デコード部52で取得された動画形式や静止画形式による圧縮撮像画像データ等の各種のデータの記録媒体への記録や記録媒体に記録された圧縮撮像画像データ等の各種のデータの読み出し等を行う。
入力部55は、撮影者が撮像装置1に対する各種の操作を行うためのズーム摘子9や録画釦19や再生釦20等の操作部を有し、使用者の入力操作を検出し、制御部56に入力操作に応じた情報(操作入力情報)を伝達する。操作部としてタッチパネルが設けられている場合には、入力部55にタッチパネルが含まれる。
制御部56は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピューターであり、例えば、ROM等に記憶されたプログラムに従った処理を実行することにより撮像装置1の全体の制御を行う。
制御部56は、例えば、静止画の撮影時には、入力部55に対する操作入力に応じてエンコード/デコード部52に画像信号処理部51から入力される撮像画像データについての静止画圧縮処理を実行させ、これにより得られた圧縮撮像画像データをメディアドライブ54により記録媒体に記録させる制御を行う。
また、動画の撮影時には、入力部55に対する操作入力に応じてエンコード/デコード部52に画像信号処理部51から入力される撮像画像データについての動画圧縮処理を開始させ、これにより得られる圧縮撮像画像データをメディアドライブ54により記録媒体に記録させる制御を行う。
さらに、制御部56は、撮影状態において画像信号処理部51で得られる撮像画像データに基づく画像をスルー画像として表示部53(ディスプレイ18)に表示させる制御も行う。
加速度センサー58は重力加速度を検出する。加速度センサー58としては、例えば、3軸センサーが用いられ、加速度センサー58による加速度検出信号のDC成分により重力が作用する方向を検出することが可能とされ、AC成分により振動検出が可能とされている。加速度センサー58によって重力が作用する方向が検出されると、例えば、制御部56によって撮像装置1の姿勢が検知され、検知された姿勢に応じてディスプレイ18に表示される画像の向きが制御される。
回転角度センサー59はロータリーエンコーダー等によって構成され、蓋体3の装置本体2に対する回転角度を検出する。蓋体3の装置本体2に対する回転角度としては、第1の支点軸14aの軸回り方向における回転角度と第2の支点軸3aの軸回り方向における回転角度の双方の回転角度が各別に検出される。回転角度センサー59によって蓋体3の回転角度が検出されると、例えば、制御部56によって蓋体3の回転角度に応じてディスプレイ18に表示される画像の向きが制御される。尚、回転角度センサー59によって蓋体3の閉塞位置と開放位置の二つの位置だけが検出されるようにしてもよい。この場合にはメカニカルスイッチや光スイッチによって位置が検出されてもよい。
<各モードにおける制御処理>
次に、各モードにおける制御処理について、図23のフローチャート図を参照して説明する。各モードにおける制御処理は制御部56によって加速度センサー58や回転角度センサー59の検出結果等に基づいて行われる。これらの各制御処理はROM等に格納されたプログラムに従って実行される。また、制御処理は、例えば、一定時間毎に実行される。
尚、以下の説明においては、蓋体3の第1の支点軸3aを支点とした回動方向を第1の回動方向とし、蓋体3の第2の支点軸14aを支点とした回動方向を第2の回動方向とする。
また、以下に示す撮影モードとは通常撮影モードとハイアングル撮影モードとローアングル撮影モードを含むモードである。
制御処理が開始される状態においては、主電源がオフにされている(ステップS1)。但し、撮像装置1にはサブ電源を有しており、このときステップS1の処理を行うためにサブ電源がオンにされている。
ステップS2において蓋体3が閉塞位置から開放位置に回動されたことが検出されると、制御部56が主電源をオンにする制御処理を行う(ステップS3)。制御部56は主電源をオンにする制御処理を行うと同時に通常撮影モードに設定する制御処理を行う(ステップS4)。尚、撮像装置1にあっては、ステップS1とステップS2に代え、蓋体3が開放位置に回動されるとメカニカルに電源スイッチがオンになる機能が設けられていてもよい。また、逆に、蓋体3が閉塞位置に回動されるとメカニカルに電源スイッチがオフになる機能が設けられていてもよい。
通常撮影モードに設定された状態においては、蓋体3が第1の回動方向と第2の回動方向の何れの方向にも回動可能であり、制御部56は、次のステップS5において、開放位置に回動された蓋体3の第2の支点軸14aを支点とした回動角度θに基づいた制御処理を行う。ステップS5において、蓋体3が第1の回動方向において閉塞位置から開放位置に回動された状態、即ち、ディスプレイ18が真後ろを向く状態を基準位置として、蓋体3の第2の方向への回動角度が予め定められた閾値であるθ以上であることが検出されなかった場合には、制御部56がステップS6の制御処理を行う。
ステップS6において、蓋体3が開放位置にあることが検出された場合には、制御部56が通常撮影モードの設定を維持する制御処理を行う(ステップS4)。この場合には、制御部56が特に制御を行わず通常撮影モードの設定が維持されてもよい。ステップS6において、蓋体3が開放位置にあることが検出されなかった場合には、蓋体3が閉塞位置へ向けて回動される状態又は閉塞位置に回動された状態であり、制御部56が主電源をオフにする制御処理を行う(ステップS7)。主電源がオフにされることにより制御処理が終了する。
一方、ステップS5において、蓋体3の基準位置に対する第2の方向への回動角度がθ以上であることが検出された場合には、制御部56がステップS8の制御処理を行う。ステップS8において、制御部56は自分撮り撮影モードに設定する制御処理を行う。
自分撮り撮影モードに設定された状態においては、蓋体3が第1の回動方向と第2の回動方向の何れの方向にも回動可能であり、制御部56は、次のステップS9において、蓋体3の基準位置に対する第2の方向への回動角度θに基づいた制御処理を行う。
ステップS9において、蓋体3の基準位置に対する第2の方向への回動角度がθ以上であることが検出されなかった場合には、制御部56は通常撮影モードに設定する制御処理を行う。
一方、ステップS9において、蓋体3の基準位置に対する第2の方向への回動角度がθ以上であることが検出された場合には、制御部56が次のステップS10の制御処理を行う。
ステップS10において、蓋体3が閉塞位置にあることが検出されなかった場合には、制御部56が自分撮り撮影モードの設定を維持する制御処理を行う(ステップS8)。この場合には、制御部56が特に制御を行わず自分撮り撮影モードの設定が維持されてもよい。
一方、ステップS10において、蓋体3が閉塞位置にあることが検出された場合には、制御部56が次のステップS11の制御処理を行う。ステップS11において、制御部56は再生モードに設定する制御処理を行う。
再生モードに設定された状態においては、蓋体3が第1の回動方向に回動可能であり、制御部56は、次のステップS12において、蓋体3の第1の方向における回動位置に基づいた制御を行う。
ステップS12において、蓋体3が閉塞位置にあることが検出された場合には、制御部56が再生モードを維持する制御処理を行う(ステップS11)。この場合には、制御部56が特に制御を行わず再生モードの設定が維持されてもよい。
一方、ステップS12において、蓋体3が閉塞位置にあることが検出されなかった場合には、制御部56が次のステップS13の制御処理を行う。ステップS13において、制御部56は自分撮り撮影モードに設定する制御処理を行う。
自分撮り撮影モードに設定された状態においては、蓋体3が第1の回動方向と第2の回動方向の何れの方向にも回動可能であり、制御部56は、次のステップS14において、開放位置に回動された蓋体3の第2の支点軸14aを支点とした回動角度θに基づいた制御処理を行う。
ステップS14において、蓋体3の基準位置に対する第2の方向への回動角度がθ以上であることが検出された場合には、次のステップS15の制御処理を行い、蓋体3の基準位置に対する第2の方向への回動角度がθ以上であることが検出されなかった場合には、次のステップS16の制御処理を行う。
ステップS15において、蓋体3が閉塞位置にあることが検出されなかった場合には、制御部56が自分撮り撮影モードの設定を維持する制御処理を行う(ステップS13)。この場合には、制御部56が特に制御を行わず自分撮り撮影モードの設定が維持されてもよい。
一方、ステップS15において、蓋体3が閉塞位置にあることが検出された場合には、制御部56が再生モードに設定する制御処理を行う。
ステップS16において、制御部56は通常撮影モードに設定する制御処理を行う。
通常撮影モードに設定された状態においては、蓋体3が第1の回動方向と第2の回動方向の何れの方向にも回動可能であり、制御部56は、次のステップS17において、開放位置に回動された蓋体3の第2の支点軸14aを支点とした回動角度θに基づいた制御処理を行う。
ステップS17において、蓋体3の基準位置に対する第2の方向への回動角度がθ以上であることが検出された場合には、制御部56が自分撮り撮影モードに設定する制御処理を行う(ステップS13)。
一方、ステップS17において、蓋体3の基準位置に対する第2の方向への回動角度がθ以上であることが検出されなかった場合には、次のステップS18において、制御部56は蓋体3の第1の方向における回動位置に基づいた制御処理を行う。
ステップS18において、蓋体3が開放位置にあることが検出された場合には、制御部56が通常撮影モードの設定を維持する制御処理を行う(ステップS16)。この場合には、制御部56が特に制御を行わず通常撮影モードの設定が維持されてもよい。ステップS17において、蓋体3が開放位置にあることが検出されなかった場合には、蓋体3が閉塞位置へ向けて回動される状態又は閉塞位置に回動された状態であり、制御部56が主電源をオフにする制御処理を行う(ステップS7)。主電源がオフにされることにより制御処理が終了する。
<変形例>
以下に、撮像装置1の変形例に係る撮像装置1A及び撮像装置1Bについて説明する(図24乃至図33参照)。
尚、以下に示す撮像装置1Aは、上記した撮像装置1と比較して、蓋体の移動がスライドで行われることのみが相違するため、撮像装置1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については撮像装置1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
また、以下に示す撮像装置1Bは、上記した撮像装置1と比較して、プロジェクター用の投射レンズが設けられたことのみが相違するため、撮像装置1と比較して異なる部分についてのみ詳細に説明をし、その他の部分については撮像装置1における同様の部分に付した符号と同じ符号を付して説明は省略する。
先ず、撮像装置1Aについて説明する(図24乃至図28参照)。
撮像装置1Aは、例えば、略直方体状に形成された装置本体2Aと装置本体2Aに移動自在に支持され略矩形状に形成された蓋体3Aと装置本体2Aに回動自在に支持され略矩形状に形成されたカバー体4Aとを有している。尚、装置本体2A、蓋体3A及びカバー体4Aの形状は略直方体状又は略矩形状に限られることはなく、それぞれ撮像装置1の装置本体2、蓋体3及びカバー体4と同様の形状に形成されていてもよい。
装置本体2Aのレンズ配置面5Aには前方に開口されたガイド溝2c、2cが上下に離隔して形成されている(図24参照)。ガイド溝2c、2cは左右に延びそれぞれレンズ配置面5Aの上下両端部に形成されている。
蓋体3Aには側方に開口された支持穴3bが形成されている。蓋体3Aはスライド機構及び回動機構として機能する支持機構12Aによって装置本体2Aにスライド自在かつ回動自在に支持されている。
支持機構12Aは棒状に形成されている。支持機構12Aには後方に突出された被ガイド突部12a、12aと側方に突出された支点軸12bとが設けられ、被ガイド突部12a、12aは長手方向における両端部に設けられている。
支持機構12Aは被ガイド突部12a、12aがそれぞれガイド溝2c、2cに挿入されて装置本体2Aに左右方向へスライド自在に支持される。
尚、上記には、支持機構12Aに被ガイド突部12a、12aが設けられ装置本体2Aに被ガイド突部12a、12aが挿入されるガイド溝2c、2cが形成された例を示したが、支持機構12Aに被ガイド溝が形成され装置本体2Aに被ガイド溝に挿入されるガイド突部が設けられていてもよい。
蓋体3Aは装置本体2Aの撮像レンズ10を閉塞する閉塞位置(図25参照)と撮像レンズ10を開放する開放位置(図26参照)との間で支持機構12Aを介して装置本体2Aにスライド可能に支持されている。
蓋体3Aは支点軸12bが支持穴3bに挿入されて支持機構12Aに連結され、支点軸12bを支点として支持機構12Aを介して装置本体2Aに対して支点軸12bの軸回り方向へ回動可能とされる(図27及び図28参照)。
尚、上記には、支持機構12Aに支点軸12bが設けられ蓋体3Aに支点軸12bが挿入される支持穴3bが形成された例を示したが、逆に、支持機構12Aに支持穴が形成され蓋体3Aに支持穴に挿入される支点軸が設けられていてもよい。
蓋体3Aは、上記したように、閉塞位置と開放位置の間で装置本体2Aに対してスライドされるが、蓋体3Aが閉塞位置から開放位置にスライドされたときには撮像装置1Aに主電源がオンにされ、蓋体3Aが開放位置から閉塞位置にスライドされたときには撮像装置1Aへの主電源がオフされる。
このように撮像装置1Aにあっては、蓋体3Aが閉塞位置から開放位置にスライドされたときに主電源がオンにされるため、主電源のオンを行うための操作を行う必要がなく撮像装置1Aの使い勝手の向上を図ることができると共に電源釦を設ける必要がないため部品点数の削減による撮像装置1Aの製造コストの低減を図ることができる。
カバー体4Aは閉じ位置と開き位置の間で装置本体2Aに回動可能又はスライド可能に支持されている。
カバー体4Aがスライドされる場合にカバー体4Aを蓋体3Aの閉塞位置と開放位置の間のスライド方向と同じ方向へスライド可能とすることにより、蓋体3Aをスライドさせるための操作方向とカバー体4Aをスライドさせるための操作方向とが一致され、操作性の向上による撮像装置1Aの使い勝手の向上を図ることができる。
上記したように、撮像装置1Aにあっては、蓋体3Aが装置本体2Aにスライド自在に支持され、蓋体3Aが装置本体2Aに対してスライドされて開放位置と閉塞位置の間で移動されるため、蓋体3Aの簡単な動作により撮像レンズ10とディスプレイ18が開閉され、使い勝手の向上を図ることができる。
また、蓋体3Aが支点軸12bの軸回り方向へ装置本体2Aに回動自在に支持され、蓋体3Aが装置本体2Aに対してスライドと回動の双方によって異なる方向へ移動されるため、ディスプレイ18の向きの自由度が高まり、使い勝手の向上を図ることができる。
尚、上記には、蓋体3Aとカバー体4Aがそれぞれ左右方向へスライドされる例を示したが、蓋体3Aとカバー体4Aのスライド方向は左右方向に限られることはなく、上下方向や斜め方向であってもよい。
次に、撮像装置1Bについて説明する(図29乃至図33参照)。
撮像装置1Bは撮像装置1と同様の形状に形成され、装置本体2Bと蓋体3とカバー体4を有している(図29参照)。
装置本体2Bには外周面7の後端部に投射レンズ24が配置されている。従って、撮像装置1Bは撮影された画像を投射レンズ24から投射してスクリーン等に映し出すことが可能とされ、プロジェクターとしても機能する。
撮像装置1Bがプロジェクターとして用いられる場合には、例えば、撮像レンズ10の光軸方向が上下方向となるように装置本体2Bを縦長の状態にし、カバー体4が装置本体2Bの上方に位置する向きで撮像装置1Bを机等の載置面100に載置する(図30参照)。
撮像装置1Bにあっては、撮像レンズ10の光軸方向が上下方向となるように装置本体2Bが縦長の状態にされると、録画釦19や撮影釦20に対する操作が不能とされ、投射レンズ24から画像を投射することが可能な投射モードが設定される。
このような状態で撮像装置1Bを載置面100に載置することにより、水平方向に光を投射して再生された画像をスクリーン等に映し出すことができる。
また、蓋体3を装置本体2Bに対して第1の支点軸14aを支点として180°回動させ、蓋体3の一部と装置本体2Bの一部とを載置面100に載置して撮像装置1Bをプロジェクターとして使用することも可能である(図31及び図32参照)。
このような状態で撮像装置1Bを載置面100に載置することにより、上向きの状態で光を投射して撮影された画像をスクリーン等に映し出すことができる。
さらに、蓋体3を装置本体2Bに対して第1の支点軸14aを支点として任意の角度回動させ、蓋体3の一部と装置本体2Bの一部とを載置面100に載置して撮像装置1Bをプロジェクターとして使用することも可能である(図33参照)。尚、この場合には、画像が斜めの状態で投影されないようにするために、画像処理機能や画像の光学的な水平補正機能を有していることが望ましい。
このような状態で撮像装置1Bを載置面100に載置することにより、斜め上向きの状態で光を投射して撮影された画像をスクリーン等に映し出すことができる。
上記のように、撮像装置1Bにあっては、装置本体2Bに投射用レンズ24が設けられ、撮影された画像を投射用レンズ24から投射可能とされている。
従って、撮像装置1Bをプロジェクターとして利用することが可能であり、用途の拡大による使い勝手の向上を図ることができる。
また、撮像装置1Bにあっては、撮像レンズ10の光軸方向が上下方向となるように装置本体2Bを縦長の状態にして蓋体3と装置本体2Bが上下に位置する向きにすることに応じて投射モードに自動的に設定するようにすれば、投射モードの設定が容易であり、使い勝手の向上を図ることができる。
尚、上記した撮像装置1Aにおいても外周面7に投射レンズ24を設け、プロジェクターとしての使用を可能な構成にしてもよい。
<まとめ>
以上に記載した通り、撮像装置1、1A、1Bにあっては、ディスプレイ16を有する蓋体3、3Aが装置本体2、2A、2Bに対して開放位置と閉塞位置の間で移動され、蓋体3、3Aが閉塞位置に移動された状態において撮像レンズ10が閉塞され蓋体3、3Aが開放位置に移動された状態において撮像レンズ10が開放される。
従って、閉塞位置においてディスプレイ18が設けられた蓋体3、3Aによって撮像レンズ10が覆われて保護されるため、撮像レンズ10を保護するための専用の部材を必要とせず、部品点数を削減して小型化を図ることができる。
また、蓋体3、3Aが閉塞位置に移動された状態においてディスプレイ18が閉塞され蓋体3、3Aが開放位置に移動された状態においてディスプレイ18が開放される。
従って、閉塞位置においてディスプレイ18が撮像レンズ10とともに閉塞され、ディスプレイ18と撮像レンズ10をそれぞれ閉塞する専用の部材を必要とせず、一層の部品点数の削減による小型化を図ることができる。
尚、上記において説明した各モードの設定は自動で行われるようにされていてもよく、また、電源のオンオフを含み、一部又は全部を手動で行うことが可能にされていてもよい。
尚、上記において説明した各モードの設定は自動で行われるようにされていてもよく、また、電源のオンオフを含み、一部又は全部を手動で行うことが可能にされていてもよい。
<本技術>
尚、本技術は以下の構成にすることも可能である。
(1)
一端部に撮像レンズが設けられた装置本体と、
ディスプレイが設けられ前記装置本体に対して開放位置と閉塞位置の間で移動可能な蓋体と、
前記装置本体に対して前記蓋体を移動自在に支持する支持機構とを備え、
前記蓋体が前記閉塞位置に位置する状態において前記撮像レンズが閉塞され前記蓋体が前記開放位置に位置する状態において前記撮像レンズが開放される
撮像装置。
(2)
前記蓋体が前記閉塞位置に位置する状態において前記ディスプレイが閉塞され前記蓋体が前記開放位置に位置する状態において前記ディスプレイが開放される
前記(1)に記載の撮像装置。
(3)
前記支持機構は回動機構を含み、
前記蓋体が前記装置本体に前記回動機構を介して回動自在に支持された
前記(1)又は前記(2)に記載の撮像装置。
(4)
前記支持機構は、前記撮像レンズの光軸方向に延びる第1の支点軸と前記光軸方向に直交する方向に延びる第2の支点軸とを備え、
前記蓋体が前記第1の支点軸を支点として前記第1の支点軸の軸回り方向へ回動されると共に前記第2の支点軸を支点として前記第2の支点軸の軸回り方向へ回動される
前記(1)から前記(3)の何れかに記載の撮像装置。
(5)
前記支持機構は、スライド機構を含み、
前記蓋体が前記装置本体に前記スライド機構を介してスライド自在に支持された
前記(1)又は前記(2)に記載の撮像装置。
(6)
前記支持機構はさらに回動機構を含み、
前記蓋体が前記装置本体に前記回動機構を介して回動自在に支持された
前記(5)に記載の撮像装置。
(7)
前記蓋体は前記閉塞位置において前記ディスプレイが前記装置本体側を向き前記撮像レンズに対向する対向状態又は前記ディスプレイが前記装置本体側の反対側を向く非対向状態の何れかの状態となり、
前記蓋体が前記非対向状態であるときに再生モードに設定する制御部をさらに備える
前記(4)又は前記(6)に記載の撮像装置。
(8)
前記蓋体が前記閉塞位置から前記開放位置へ向けて移動されたことに応じて主電源がオンとされる
前記(1)から前記(7)の何れかに記載の撮像装置。
(9)
前記装置本体の前記撮像レンズが設けられた面がレンズ配置面として形成され、
前記蓋体の前記ディスプレイが設けられた面がディスプレイ配置面として形成され、
前記蓋体が前記閉塞位置に位置するときに前記レンズ配置面の外周と前記ディスプレイ配置面の外周とが前記撮像レンズの光軸方向において一致される
前記(1)から前記(8)の何れかに記載の撮像装置。
(10)
前記蓋体は厚み方向が前記ディスプレイの厚み方向に一致された平板状に形成された
前記(1)から前記(9)の何れかに記載の撮像装置。
(11)
前記蓋体の前記ディスプレイが設けられた面がディスプレイ配置面として形成され、
前記ディスプレイ配置面に操作釦が配置された
前記(1)から前記(10)の何れかに記載の撮像装置。
(12)
前記装置本体にバッテリーが挿入されるバッテリー挿入孔が形成され、
前記装置本体に前記バッテリー挿入孔を開閉する開き位置と閉じ位置の間で移動自在に支持されたカバー体が設けられた
前記(1)に記載の撮像装置。
(13)
前記カバー体は前記装置本体に対して回動可能である
前記(12)に記載の撮像装置。
(14)
前記カバー体の前記装置本体に対する回動可能な方向と前記蓋体の前記装置本体に対する回動可能な方向とが同じ方向である
前記(13)に記載の撮像装置。
(15)
前記装置本体の前記バッテリー挿入孔が形成された面がバッテリー挿入面とされ、
前記カバー体の前記バッテリー挿入孔を閉塞する面が対向面とされ、
前記カバー体が前記閉じ位置に位置するときに、前記バッテリー挿入面の外周と前記対向面の外周とが前記撮像レンズの光軸方向において一致される
前記(12)から前記(14)の何れかに記載の撮像装置。
(16)
前記カバー体は厚み方向が前記撮像レンズの光軸方向に一致された平板状に形成された
前記(12)から前記(15)の何れかに記載の撮像装置。
(17)
前記カバー体に指の挿入が可能な操作凹部が形成された
前記(12)から前記(16)の何れかに記載の撮像装置。
(18)
前記装置本体に投射用レンズが設けられ、
前記投射用レンズから画像が投射可能とされた
前記(1)から前記(17)の何れかに記載の撮像装置。
(19)
前記蓋体が閉塞位置にある状態において前記蓋体と前記装置本体が上下に位置する向きであるときに、前記画像を前記投射用レンズから投射する投射モードに設定する制御部をさらに備える
前記(18)に記載の撮像装置。
(20)
前記装置本体の外周面に曲面状の被覆面部と略平面状の把持面部とが形成された
前記(1)から前記(19)の何れかに記載の撮像装置。
1…撮像装置、2…装置本体、3…蓋体、3a…第2の支点軸、4…カバー体、4a…操作凹部、5…レンズ配置面、6…バッテリー挿入面、6a…バッテリー挿入孔、7…外周面、7a…被覆面部、7b…把持面部、10…撮像レンズ、11…バッテリー、12…支持機構、14a…第1の支点軸、16…ディスプレイ配置面、18…ディスプレイ、19…録画釦(操作釦)、20…再生釦(操作釦)、22…対向面、1A…撮像装置、2A…装置本体、3A…蓋体、4A…カバー体、5A…レンズ配置面、12A…支持機構、12b…支点軸、1B…撮像装置、2B…装置本体、24…投射レンズ

Claims (20)

  1. 一端部に撮像レンズが設けられた装置本体と、
    ディスプレイが設けられ前記装置本体に対して開放位置と閉塞位置の間で移動可能な蓋体と、
    前記装置本体に対して前記蓋体を移動自在に支持する支持機構とを備え、
    前記蓋体が前記閉塞位置に位置する状態において前記撮像レンズが閉塞され前記蓋体が前記開放位置に位置する状態において前記撮像レンズが開放される
    撮像装置。
  2. 前記蓋体が前記閉塞位置に位置する状態において前記ディスプレイが閉塞され前記蓋体が前記開放位置に位置する状態において前記ディスプレイが開放される
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記支持機構は回動機構を含み、
    前記蓋体が前記装置本体に前記回動機構を介して回動自在に支持された
    請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記支持機構は、前記撮像レンズの光軸方向に延びる第1の支点軸と前記光軸方向に直交する方向に延びる第2の支点軸とを備え、
    前記蓋体が前記第1の支点軸を支点として前記第1の支点軸の軸回り方向へ回動されると共に前記第2の支点軸を支点として前記第2の支点軸の軸回り方向へ回動される
    請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記支持機構は、スライド機構を含み、
    前記蓋体が前記装置本体に前記スライド機構を介してスライド自在に支持された
    請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記支持機構はさらに回動機構を含み、
    前記蓋体が前記装置本体に前記回動機構を介して回動自在に支持された
    請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記蓋体は前記閉塞位置において前記ディスプレイが前記装置本体側を向き前記撮像レンズに対向する対向状態又は前記ディスプレイが前記装置本体側の反対側を向く非対向状態の何れかの状態となり、
    前記蓋体が前記非対向状態であるときに再生モードに設定する制御部をさらに備える
    請求項4に記載の撮像装置。
  8. 前記蓋体が前記閉塞位置から前記開放位置へ向けて移動されたことに応じて主電源がオンとされる
    請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記装置本体の前記撮像レンズが設けられた面がレンズ配置面として形成され、
    前記蓋体の前記ディスプレイが設けられた面がディスプレイ配置面として形成され、
    前記蓋体が前記閉塞位置に位置するときに前記レンズ配置面の外周と前記ディスプレイ配置面の外周とが前記撮像レンズの光軸方向において一致される
    請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記蓋体は厚み方向が前記ディスプレイの厚み方向に一致された平板状に形成された
    請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記蓋体の前記ディスプレイが設けられた面がディスプレイ配置面として形成され、
    前記ディスプレイ配置面に操作釦が配置された
    請求項1に記載の撮像装置。
  12. 前記装置本体にバッテリーが挿入されるバッテリー挿入孔が形成され、
    前記装置本体に前記バッテリー挿入孔を開閉する開き位置と閉じ位置の間で移動自在に支持されたカバー体が設けられた
    請求項1に記載の撮像装置。
  13. 前記カバー体は前記装置本体に対して回動可能である
    請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記カバー体の前記装置本体に対する回動可能な方向と前記蓋体の前記装置本体に対する回動可能な方向とが同じ方向である
    請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記装置本体の前記バッテリー挿入孔が形成された面がバッテリー挿入面とされ、
    前記カバー体の前記バッテリー挿入孔を閉塞する面が対向面とされ、
    前記カバー体が前記閉じ位置に位置するときに、前記バッテリー挿入面の外周と前記対向面の外周とが前記撮像レンズの光軸方向において一致される
    請求項12に記載の撮像装置。
  16. 前記カバー体は厚み方向が前記撮像レンズの光軸方向に一致された平板状に形成された
    請求項12に記載の撮像装置。
  17. 前記カバー体に指の挿入が可能な操作凹部が形成された
    請求項12に記載の撮像装置。
  18. 前記装置本体に投射用レンズが設けられ、
    前記投射用レンズから画像が投射可能とされた
    請求項1に記載の撮像装置。
  19. 前記蓋体が閉塞位置にある状態において前記蓋体と前記装置本体が上下に位置する向きであるときに、前記画像を前記投射用レンズから投射する投射モードに設定する制御部をさらに備える
    請求項18に記載の撮像装置。
  20. 前記装置本体の外周面に曲面状の被覆面部と略平面状の把持面部とが形成された
    請求項1に記載の撮像装置。
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