JP3632855B2 - 撮影装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばカメラやビデオカメラ、ビデオカメラ一体型VTRなどに用いて好適な撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の、例えばビデオカメラとVTRが一体に構成された、いわゆるカムコーダなどにおいては、ビデオカメラの電源をON(以下、カメラ電源ONという))、VTRの電源をON(以下、VTR電源ONという)、および両方の電源をOFF(以下、電源OFFという)にするための3状態の切り換えが可能な電源スイッチが設けられており、画像(被写体)の撮影、記録を行う場合には、電源スイッチがカメラ電源ONの状態にされ、記録した画像の再生を行う場合には、VTR電源ONの状態にされる。また、カムコーダを使用しない場合には、電源スイッチが電源OFFの状態にされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、電源スイッチは、装置のコンパクト化などのために、通常小型に構成されているので、操作しずらい課題があった。即ち、例えば電源スイッチの切り換え順序が、
カメラ電源ON←→電源OFF←→VTR電源ON
のようになされていた場合、カメラ電源ONの状態から、電源OFFの状態にしようとすると、カメラ電源ONの状態から、誤ってVTR電源ONの状態にしてしまうときがあった。
【0004】
さらに、従来においては、撮影を行う場合、通常は、電源スイッチをカメラ電源ONの状態にし、カムコーダ(レンズ)を被写体の方向(角度)に向けるという2アクションを必要としていた。また、この場合、例えばカムコーダが液晶モニタ付きのものであるときなどは、電源スイッチの操作後、カムコーダを持ちかえる必要もあった。従って、撮影開始までの操作が煩わしい課題があった。
【0005】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、撮影開始時などにおける操作を簡単にすることができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮影装置は、撮像部の内側に、レンズを被う、または露出させるレンズシャッタを備え、レンズは、撮影者が、モニタを撮影者の方向に向けるようにして本体を持った状態のまま、第1の所定の角度の範囲内で本体に対して回転可能とされ、レンズが第1の所定の角度の範囲内の第2の所定の角度の範囲に回転したとき、レンズは、レンズシャッタによって被われることを特徴とする。
【0007】
撮像部の電源をONまたはOFFする電源制御手段をさらに設け、電源制御手段には、レンズシャッタによりレンズが被われているとき、電源をOFFさせることができる。
【0008】
電源制御手段には、レンズシャッタによりレンズが被われていないとき、電源をONさせることができる。
【0009】
レンズが第1の所定の角度の範囲内の第2の所定の角度の範囲外に回転したとき、レンズを露出させることができる。
【0011】
本発明の撮影装置においては、撮像部の内側に、レンズを被う、または露出させるレンズシャッタが設けられる。そして、レンズが、撮影者により、モニタを撮影者の方向に向けるようにして本体が持たれた状態のまま、第1の所定の角度の範囲内で本体に対して回転可能とされ、第1の所定の角度の範囲内の第2の所定の角度の範囲に回転したとき、レンズシャッタによって被われる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の撮影装置を適用したカムコーダ(ビデオカメラ一体型VTR)の一実施例の構成を示す斜視図である。本体1は、後述する撮像部4より出力される画像信号や、図示せぬマイクにより集音された音声信号、図示せぬ入力端子から入力された画像信号またはオーディオ信号を、例えばビデオテープなどに記録する信号処理を行う記録処理回路、ビデオテープに記録された画像信号または音声信号を再生する信号処理を行う再生処理回路、並びにその他の必要な制御を行う制御回路(いずれも図示せず)などを内蔵している。
【0013】
さらに、本体1の上部(上面)には、液晶モニタ2が設けられており、そこには、記録処理回路によって記録されている(撮像部4から出力されている、あるいは入力端子から入力されている)画像や、再生処理回路により再生されている画像などが表示されるようになされている。
【0014】
また、本体1の左側面には、撮像部4のレンズ5を被うためのレンズカバー3が、円柱形状の撮像部4の側面の一部に沿って設けられている。
【0015】
さらに、本体1の左側面には、撮像部4が設けられている。撮像部4は、その側面にレンズ5が設けられている他、レンズ5が結像する光を光電変換する、例えばCCDなどを内蔵しており、本体1に対し、CCDの出力を供給するようになされている。
【0016】
この撮像部4は、その底面の一方が、本体1に後述するように固定され、図1(a)において矢印P,Qで示す方向に回転操作することができるようになされている。そして、撮像部4のOFFマークが、図1(a)に示すように、本体1に付されたマークMに位置しているとき、カムコーダの電源は、OFFにされるようになされている。
【0017】
さらに、図1(a)に示す状態から、撮像部4が、矢印P方向に回転操作され、撮像部4のVTRマークが、本体1のマークMに位置するようになると、カムコーダのVTR機能を有する、後述するVTRブロック42(図7)の電源がONにされ、これによりカムコーダはVTRとして動作するようになされている。
【0018】
なお、撮像部4は、そのVTRマークが、本体1のマークMの位置より、矢印P方向には回転しないように、例えば図示せぬストッパなどで固定されるようになされている。
【0019】
また、VTRマークからOFFマークまでの範囲がマークMに位置するように、撮像部4が回転操作されている間は、撮像部4のレンズ5が、レンズカバー3によって被われるようになされている。
【0020】
即ち、カムコーダが、ビデオカメラとして動作していない場合、つまりカムコーダの電源がOFFの場合、あるいはカムコーダがVTRとして動作している場合、レンズ5は使用しないので、図1(a)において点線で示すように、レンズカバー3によって被われるようになされている。
【0021】
一方、図1(a)に示す状態から、撮像部4が、矢印Q方向に回転操作され、撮像部4のCAMERAマークが、本体1のマークMに位置するようになると、カムコーダのビデオカメラ機能を有する、後述するカメラブロック43(図7)の電源がONにされ、これによりカムコーダはビデオカメラとして動作するようになされている。
【0022】
さらに、この場合、レンズ5は、レンズカバー3から完全に露出するようになされている。そして、撮像部4は、例えば図1(b)に示すように、そのCAMERAマークが、本体1のマークMよりも、矢印Q方向に位置するように回転することができるようになされており、この間も、カムコーダはビデオカメラとして動作するようになされている。従って、カムコーダがビデオカメラとして動作している間、レンズ5の方向、即ち撮影する被写体の方向と、液晶モニタ2の表示方向(表示画面に垂直な方向)との角度を、大きな範囲で自由に設定することができるようになされている。
【0023】
なお、撮像部4は、矢印Q方向に回転され、ほぼ1周した位置、即ち例えばレンズ5がレンズカバー3にかかる直前の位置で、それ以上は、同方向に回転しないように、例えば図示せぬストッパなどで固定されるようになされている。
【0024】
以上のように構成されるカムコーダにおいては、OFFマークがマークMに位置する状態にされているときは、その電源がOFFにされている。そして、撮像部4が、VTRマークがマークMに位置するように、矢印P方向に回転操作されると、VTRとして動作するようになる。即ち、この場合、図示せぬFF/FRボタン、PBボタン、およびストップボタンなどでなる再生操作部の操作に対応した処理が行われる。
【0025】
また、このカムコーダは、撮像部4が、CAMERAマークがマークMに位置するように、矢印Q方向に回転操作されると、レンズ5が完全に露出し、ビデオカメラとして動作するようになる。上述したように、撮像部4は、CAMERAマークが、マークMよりも、矢印Q方向に位置するように回転することができるようになされており、従って、撮像部4を、例えば図1(a)に示した状態から、矢印Q方向に、ほぼ180度回転し、図2(a)に示すように、液晶モニタ2の表示方向に対するレンズ5の方向を、ほぼ90度(但し、矢印PまたはQ方向を負または正の角度とする)にすることにより、楽な姿勢で、液晶モニタ2を見ながらローアングルでの撮影を行うことができる。
【0026】
また、撮像部4を、例えば図1(a)に示した状態から、矢印Q方向に、レンズ5がレンズカバー3にかかる直前まで回転し、図2(b)に示すように、液晶モニタ2の表示方向に対するレンズ5の方向を270度以上にすることにより、楽な姿勢で、液晶モニタ2を見ながらハイアングルでの撮影を行うことができる。
【0027】
さらに、レンズ5の方向と液晶モニタ2の表示方向とが同方向となるように、撮像部4を回転することにより、液晶モニタ2を見ながらの撮影者自身の撮影も、容易に行うことができる。
【0028】
以上のように、撮像部4が、矢印Q方向に回転操作され、撮像部4のCAMERAマークが、本体1のマークMに位置した時点で、カムコーダがビデオカメラとして動作するので、レンズ5の方向と液晶モニタ2の表示方向とが所望の角度になるように、撮像部4を回転操作するという1アクションで、即座に撮影を開始することができる。
【0029】
また、この場合、ビデオカメラとしての動作を開始させる操作により、レンズ5が露出されるので、従来のように、撮影開始時にレンズキャップをはずす必要がなく、さらに、ビデオカメラとしての動作を終了させる操作により、レンズ5がレンズカバー3に被われるので、撮影終了時に、レンズ5に、それを保護するためのレンズキャップをする必要がなく、従って撮影開始時および終了時に、撮影者に煩わしさを感じさせることを防止することができる。
【0030】
さらにまた、撮影者から見た場合、撮像部4全体が電源スイッチであり、従って電源スイッチが大きいので、その誤操作を防止することができる。
【0031】
次に、図3を参照して、図1のカムコーダの構成について、さらに説明する。図3は、液晶モニタ2側から見たカムコーダの断面図を示している。なお、図中、レンズカバー3およびレンズ5、並びに内蔵する回路の図示は、省略してある。本体1のキャビネット11の左側面には、穴が空けられており、その穴を塞ぐようにフレーム12が、キャビネット11に固定されている。フレーム12の撮像部4と対向する面には、撮像部4を回転させる回転軸となる回転ベース14が設けられている。
【0032】
ここで、以下、適宜、本体1側(図3においては、右側)を下側、撮像部4側(図3においては、左側)を上側という。
【0033】
この回転ベース14には、例えばドーナツ形状のスライダ16および17ではさまれた、撮像部4の筐体の一部を形成するドーナツ形状の回転板20が通され、この回転板20は、回転ベース14を中心として回転可能になされている。
【0034】
スライダ17の上部(図中、左側)には、例えば円盤形状の固定板18が設けられ、この固定板18は、ピン19により、回転ベース14の上部に固定されている。
【0035】
回転ベース14と、そこに通されたスライダ16との間には、例えば板バネ15が設けられ、これによりスライダ16および17にはさまれた回転板20は、適切な圧力で、板バネ15と固定板18との間に固定されている。
【0036】
なお、板バネ15は、回転ベース14の土台部分に固定されている。また、板バネ15は、例えば図4に示すように、ドーナツ形状をしており、その中央部分15aが盛り上がったものになされている。
【0037】
回転板20の上部には、いわばそれに蓋をするように、撮像部4の筐体を形成する茶筒形状のキャビネット22が固定されており、撮像部4の回転操作は、このキャビネット22を持って行われる。
【0038】
上述したように、キャビネット22と固定されている回転板20は、板バネ15によって適切な圧力で押さえられているので、撮像部4をスムーズに(ガタつかせることなく)回転させることができる。さらに、この場合、撮像部4の回転操作時に、適当な摩擦感を得ることができる。
【0039】
次に、回転板20の本体1と対向する面には、例えば図5に示すような凸部21が設けられている。また、フレーム12の、回転板20の凸部21に対応する位置には、プッシュスイッチ13が固定されている。
【0040】
このプッシュスイッチ13は、回転板20の凸部21以外の部分と対向しているとき、例えば図6(a)に示すように、その可動部13aが、回転板20に触れるか触れないかの状態になるような位置に固定されており、このとき、ONおよびOFFのうちの、例えばOFF状態になるようになされている。また、プッシュスイッチ13は、回転板20の凸部21の部分と対向しているとき、例えば図6(b)に示すように、その可動部13aが、スイッチ本体側に押し込まれるようになされており、このとき、ONおよびOFFのうちの、例えばON状態になるようになされている。
【0041】
従って、回転板20の回転角、即ち撮像部4の回転角に応じて、プッシュスイッチ13をON/OFFすることができるようになされている。
【0042】
ところで、上述したように、カムコーダの状態としては、電源がOFFにされている状態(電源OFF状態)、VTRとして動作する状態(VTR電源ON状態)、およびビデオカメラとして動作する状態(カメラ電源ON状態)の3状態がある。一方、プッシュスイッチ13が1つだけの場合、それがON状態であるか、またはOFF状態であるかの2状態しか判別することができない。
【0043】
そこで、このカムコーダにおいては、例えば図7に示すように、プッシュスイッチ13と同様に構成されるプッシュスイッチ31が、本体1のフレーム12に固定されている。なお、図7は、図3を、撮像部4側から見た図である。なお、図中、○印は、プッシュスイッチ13(または17)が、OFF状態であることを示しており、また、●印は、ON状態であることを示している。
【0044】
プッシュスイッチ13または31によれば、それぞれ2状態の判別が可能であるから、両方では、4状態の判別が可能であり、このうちの3状態が、上述したカムコーダの3状態と対応付けられている。
【0045】
即ち、図1で説明したように、撮像部4のOFFマークが、本体1に付されたマークMに位置しているときには、例えば図7(b)に示すように、凸部21がプッシュスイッチ31にのみ対向するようになされており、これにより電源OFF状態は、プッシュスイッチ13または31が、それぞれOFFまたはONである状態に割り当てられている。
【0046】
また、撮像部4が、図7(b)に示す状態から、P方向に回転操作され、VTRマークが、マークMに位置しているときには、例えば図7(c)に示すように、凸部21がプッシュスイッチ13および31の両方に対向するようになされており、これによりVTR電源ON状態は、プッシュスイッチ13および31が、ともにONである状態に割り当てられている。
【0047】
さらに、撮像部4が、図7(b)に示す状態から、Q方向に回転操作され、CAMERAマークが、マークMに位置したときには、例えば、凸部21がプッシュスイッチ13および31の両方に対向しないようになされており、これによりカメラ電源ON状態は、プッシュスイッチ13および31が、ともにOFFである状態に割り当てられている。
【0048】
なお、CAMERAマークが、マークMに位置した後、撮像部4が、さらにQ方向に回転操作されても、図7(a)に示すように、凸部21はプッシュスイッチ13および31の両方に対向しないので、上述したように、カメラ電源ON状態のまま、レンズ5の方向を変えることができる。
【0049】
次に、図8は、カムコーダの電気的構成例を示している。プッシュスイッチ13および31のON/OFF状態は、スイッチマイコン41に入力されるようになされている。そして、スイッチマイコン41は、プッシュスイッチ13または31が、それぞれOFFまたはON状態である場合、VTRの機能を有するVTRブロック42、およびビデオカメラの機能を有するカメラブロック43の電源をOFF状態にする。また、スイッチマイコン41は、プッシュスイッチ13および31が、ともにON状態である場合、VTRブロック42の電源をON状態にする。さらに、スイッチマイコン41は、プッシュスイッチ13および31が、ともにOFF状態である場合、カメラブロック43の電源をON状態にする。
【0050】
なお、VTRブロック42は、上述した再生処理回路、およびそれを制御する制御回路を含んで構成されるブロックであり、またカメラブロック43は、同じく上述した記録処理回路、およびそれを制御する制御回路を含んで構成されるブロックである。
【0051】
ところで、図1に示したカムコーダおいては、例えば多くの撮影者が右利きであり、従ってほとんどの場合、右手で本体1を持って操作がなされることなどを考慮して、液晶モニタ2側から見た場合に、本体1の左側に撮像部4およびレンズカバー3を設けるようにしたが、撮像部4およびレンズカバー3は、本体1の右側に設けるようにすることもできる。また、図1のカムコーダでは、レンズカバー3を撮像部4の外側に設けるようにしたが、その内側に設けるようにすることもできる。
【0052】
図9は、液晶モニタ2側から見た場合に、本体1の右側に撮像部4を設けるとともに、撮像部4の内側に、レンズカバー3に対応するレンズシャッタ51を設けたカムコーダの実施例の構成を示している。なお、図中、図1における場合と対応する部分については、同一の符号を付してある。
【0053】
このカムコーダにおいては、OFFマークまたはVTRマークが、マークMに位置している場合、即ち電源OFFまたはVTR電源ONの場合、図9(a)に示すように、スライド式のレンズシャッタ51が降りてきて、レンズ5が被われ、またCAMARAマークが、マークMに位置してから、例えば図9(b)において太線の矢印で示す範囲にある場合、即ちカメラ電源ONの場合、レンズシャッタ51が上がって、レンズ5が露出されるようになされている。
【0054】
このように、撮像部4の内部に、レンズ5を保護するレンズシャッタ51を設けた場合は、撮像部4を、それのどこを持っても、容易に回転操作することができる。
【0055】
なお、図1に示したように、撮像部4の外部に、レンズを保護するレンズカバー3を設けた場合は、撮像部4を小型に構成することができる。
【0056】
以上、本発明の撮影装置を、カムコーダに適用した場合について説明したが、本発明は、カムコーダの他、例えば再生機能のないビデオカメラや、写真撮影用のカメラなどにも適用可能である。
【0057】
また、本実施例においては、円柱形状の撮像部4の側面にレンズ5を設けた形状のものについて説明したが、本発明は、この他、撮像部4の、例えば底面部分にレンズ5を設けた形状の装置にも適用することができる。
【0058】
なお、カムコーダの3状態(電源OFF状態、VTR電源ON状態、およびカメラ電源ON状態)に対するプッシュスイッチ13および31のON/OFF状態の割り当て方は、上述したものに限られるものではない。即ち、この割り当ては、例えばスイッチマイコン41の仕様などを考慮して、適宜設定することができる。但し、割り当て方によって、回転板20(図5)に設ける凸部の位置や個数などを変更する必要がある。
【0059】
また、本実施例においては、カムコーダが3状態を有するため、プッシュスイッチ13および31の2つのスイッチを設けるようにしたが、装置の2n−1乃至2nの範囲の状態を判別するのであれば、スイッチはn個設けるようにすれば良い。即ち、例えばVTR機能を有さないビデオカメラであれば、電源のON/OFFの2状態を判別すれば良いので、スイッチは1個設けるだけで良い。
【0060】
さらに、本実施例では、回転板20(図5)に、プッシュスイッチ13および31を操作するための凸部21を設けるようにしたが、回転板20の厚さを、凸部21の高さと同じ程度にして、凸部21が設けられている範囲に凹部を形成するようにしても良い。
【0061】
また、本実施例においては、液晶モニタ2を設けるようにしたが、液晶モニタ2に代えて、いわゆるビューファインダを設けるようにすることもできる。
【0062】
【発明の効果】
本発明の撮影装置によれば、レンズカバーに対応するレンズシャッタが、撮像部の内側に設けられている。これにより、撮像部の回転操作をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影装置を適用したカムコーダの一実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】図1のカムコーダの使用方法を説明する図である。
【図3】図1の実施例の構成を説明する断面図である。
【図4】図3の板バネ15の形状を説明する図である。
【図5】図3の回転板20の構成を示す図である。
【図6】プッシュスイッチ13のON/OFF状態を説明する図である。
【図7】カムコーダの状態と凸部21の位置との関係を説明する図である。
【図8】図1の実施例の電気的構成例を示すブロック図である。
【図9】本発明の撮影装置を適用したカムコーダの他の実施例の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体
2 液晶モニタ
3 レンズカバー
4 撮像部
5 レンズ
11 キャビネット
12 フレーム
13 プッシュスイッチ
13a 可動部
14 回転ベース
15 板バネ
16,17 スライダ
18 固定板
19 ピン
20 回転板
21 凸部
31 プッシュスイッチ
41 スイッチマイコン
42 VTRブロック
43 カメラブロック
51 レンズシャッタ
Claims (4)
- 被写体からの光を結像するレンズを有する撮像部と、
前記レンズで撮像された被写体の画像を表示するモニタおよび前記画像を記録する記録部を有する本体と
を備える撮影装置において、
前記撮像部の内側に、前記レンズを被う、または露出させるレンズシャッタを備え、
前記レンズは、撮影者が、前記モニタを前記撮影者の方向に向けるようにして前記本体を持った状態のまま、第1の所定の角度の範囲内で前記本体に対して回転可能とされ、
前記レンズが前記第1の所定の角度の範囲内の第2の所定の角度の範囲に回転したとき、前記レンズは、前記レンズシャッタによって被われる
ことを特徴とする撮影装置。 - 前記撮像部の電源をONまたはOFFする電源制御手段をさらに備え、
前記電源制御手段は、前記レンズシャッタにより前記レンズが被われているとき、前記電源をOFFする
ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。 - 前記電源制御手段は、前記レンズシャッタにより前記レンズが被われていないとき、前記電源をONする
ことを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。 - 前記レンズが前記第1の所定の角度の範囲内の第2の所定の角度の範囲外に回転したとき、前記レンズは、露出される
ことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
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JP2002374731A JP3632855B2 (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 撮影装置 |
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