JP2005189601A - カメラ - Google Patents

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央 海老原
Masato Inagaki
正人 稲垣
Masahiko Kurosaki
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Abstract

【課題】様々な撮影において操作性を向上する上で有利なカメラを提供する。
【解決手段】カメラ本体10の左側面1010の上半部には、矩形板状を呈する表示部24が開閉可能に設けられている。表示部24は、ケース25と表示器26を備え、ケース25はその前端がカメラ本体10の左側面1010の前部の上部に設けられたヒンジ2502に、カメラ本体10に合わされた閉状態とカメラ本体10から突出する開状態との間を揺動できるように連結されている。表示面2602はケース25の内面2506に設けられ、内面2506は表示面2602の周囲に枠状に延在する内面部分2510となっている。撮影用操作部材(バックライトボタン28とスタートストップボタン30)は、ヒンジ2502とは反対側の内面部分2510の箇所に設けらている。
【選択図】 図2

Description

本発明は画像などを表示する表示部を備えるカメラに関する。
カメラとして、例えば、ビデオカメラが知られている。
このビデオカメラは、カメラ本体と、前記カメラ本体に設けられた撮影光学系と、前記カメラ本体に設けられ前記撮影光学系で捉えた画像を表示する表示部とを備え、前記表示部は前記カメラ本体に、該カメラ本体に合わされた閉状態と該カメラ本体から突出する開状態との間を揺動できるように連結されたケースと、前記画像が表示される表示面を有している。撮影のスタートとストップを行わせるためのスタートストップスイッチはカメラ本体を把持した手の指で操作可能なカメラ本体の箇所に設けられている(例えば特許文献1参照)。このビデオカメラを使用して撮影を行う場合、ユーザーは、開状態の表示部の表示面に表示される被写体像を視認しつつスタートストップスイッチを操作する。
また、カメラ本体の上面にスタートストップスイッチを設けたビデオカメラが提供されている(例えば特許文献2、3参照)。
特許公報第2526900号 特開平5−56319号公報 特許公報第3298145号
しかしながら、上述した従来のビデオカメラのうち、表示部がカメラ本体に連結されたビデオカメラでは、カメラ本体をユーザーの頭部よりも高い位置に位置させた状態で表示部の表示面を視認しつつ撮影するハイアングル撮影、あるいは、カメラ本体をユーザーの頭部よりも低い位置に位置させた状態で表示部の表示面を視認しつつ撮影するローアングル撮影を行う際、カメラ本体が頭部の上方あるいは下方に位置することから、多くの場合、カメラ本体を把持する手の姿勢が不自然なものとなり、また、スタートストップスイッチがカメラ本体に設けられていることからスタートストップスイッチの操作が行いにくく、操作性を向上する上で不利があった。
また、上述した従来のビデオカメラのうち、カメラ本体の上面にスタートストップスイッチを設けた2つのビデオカメラでは、ローアングル撮影の際には該スタートストップスイッチの操作が比較的容易にできる反面、ハイアングル撮影の際にはスタートストップスイッチの操作がかえって行いにくく、操作性を向上する上で不利があった。
また、上述した従来のビデオカメラはその何れもが、撮影光学系および表示部の双方をユーザー自身に向けて撮影を行う、いわゆる自分撮りを行う場合には、カメラ本体の前後方向が反転することによりスタートストップスイッチの位置が手で操作しにくい位置に位置してしまうことから操作性を向上する上で不利があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、様々な撮影において操作性を向上する上で有利なカメラを提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明のカメラは、カメラ本体と、前記カメラ本体に設けられた撮影光学系と、前記カメラ本体に設けられ前記撮影光学系で捉えた画像を表示する表示部とを備え、前記表示部は前記カメラ本体に、該カメラ本体に合わされた閉状態と該カメラ本体から突出する開状態との間を揺動できるように連結されたケースと、前記画像が表示される表示面を有し、前記ケースは、前記閉状態で前記カメラ本体の表面の一部を形成する外面と、前記閉状態でカメラ本体に合わされ前記開状態で露出する内面とを有し、前記表示面は前記内面に設けられ、前記表示面が位置していない前記内面の内面部分に前記表示面が臨む方向とほぼ同じ方向から操作可能な撮影用操作部材が設けられていることを特徴とする。
そのため、本発明によれば、表示部の内面部分に、表示面が臨む方向とほぼ同じ方向から操作可能な撮影用操作部材が設けられているので、ユーザー側に表示部の表示面を向ければ、撮影用操作部材がユーザーの手の指先で容易に操作しやすい箇所に必然的に位置することになり、例えばハイアングル撮影、ローアングル撮影、あるいは自分撮りなどの際、様々な撮影時の操作性を向上する上で有利である。
操作性を向上するという目的を、表示部の内面部分に表示面が臨む方向とほぼ同じ方向から操作可能な撮影用操作部材を設けることによって実現した。
次に本発明の実施例1について図面を参照して説明する。
する。
図1は実施例1のカメラを前方から見た斜視図、図2は実施例1のカメラを後方から見た斜視図、図3は実施例1のカメラを下方から見た斜視図、図4はグリップベルトのカメラに対する連結を説明する説明図、図5、図6はグリップベルトのカメラに対する着脱操作の説明図、図7〜図11はグリップベルトの構成を示す斜視図、図12、図13はグリップベルトの使用説明図、図14はカメラの操作説明図である。
なお、本明細書においてカメラの左右とはカメラの後方から見た左右をいうものとする。
図1〜図3に示すように、本実施例のカメラは動画および静止画の記録が可能なビデオカメラ100である。
ビデオカメラ100はカメラ本体10を備え、カメラ本体10の内部にカメラ機構部とビデオ機構部とが一体に内蔵されている。
カメラ本体10は、左右の厚さよりも前後の長さおよび上下の高さが大きい扁平な矩形板状に形成されている。本実施例では上下の高さが前後の長さよりも大きい寸法でカメラ本体10が形成され、ビデオカメラ100は縦型となっている。
図1に示すように、カメラ本体10には該カメラ本体10の前面1002の上部に臨むように撮影光学系12が配置されている。
図2、図3に示すように、カメラ本体10の後面1004の上部にはビューファインダー14が設けられ、ビューファインダー14の下方の後面1004箇所には電源スイッチ16と、動画記録の開始と停止を行うためのスタートストップボタン18とが設けられている。
図1、図3に示すようにカメラ本体10の右側面1012の前部の上部には、ズームレバー20が揺動可能に配設され、ズームレバー20の後方箇所に静止画撮影用のシャッターボタン22が設けられている。
なお、本実施例において、電源スイッチ16、スタートストップボタン18、ズームレバー20、シャッターボタン22はそれぞれ本発明における撮影用操作部材を構成している。
図1、図3に示すように、カメラ本体10の右側面1012にはグリップベルト40が設けられている。
グリップベルト40は、本実施例では、第1ベルト42と第2ベルト44とを有している。第1ベルト42および第2ベルト44は、例えば、可撓可能な合成樹脂材料で形成されている。
第1ベルト42は、その長手方向の一端がカメラ本体10の右側面1012の前部の下部の取り付け部1014に取着され、その長手方向の他端に矩形リング状のベルト連結具4202が取着され、その長手方向の両端を除く部分にパッド4204が取着されている。そして、カメラ本体1010を持ち上げると、第1ベルト42はその幅方向をカメラの前後方向に平行させた状態で取り付け部1014から下方に垂れ下がる。パッド4204は、例えば、合成皮革や、厚めの布、軟質な合成樹脂、軟質なゴムなどの軟質材料により形成されている。
第2ベルト44は、ベルト連結具4202に連結されて設けられている。
第2ベルト44には、図1、図3に示すように、カメラ本体10の右側面1012側に位置する内側ベルト部分4402と、この内側ベルト部分4402の外側方に位置する外側ベルト部分4404とでそれらの内側に右手の親指を除く4本の指およびこの4本の指に対応する手のひら部分が挿通できる大きさの挿通部48が設けられている。
内側ベルト部分4402の長手方向の一端はベルト連結具4202に連結されている。
内側ベルト部分4402の長手方向の他端は前記カメラ本体10の右側面1012の後部に取着されている。
本実施例では、内側ベルト部分4402の他端は、前記カメラ本体10の右側面1012の後部で前記第1ベルト42がカメラ本体10に取着された取り付け部1014よりも上方の箇所に取着されている。
さらに本実施例では、内側ベルト部分4402の他端は、前記カメラ本体10の右側面1012の後部に着脱可能に取着されている。より詳細に説明すると、カメラ本体10の右側面1012の後部には、図4、図5、図6に示すように、横長形状の係合孔4602や解除レバー4604からなる係脱機構46が設けられ、内側ベルト部分4402には図8に示すように、係脱機構46に係脱する金具4406が設けられている。そして、図5に示すように、内側ベルト部分4402の前部を後部よりも高くなるように傾斜させて金具4406の係合片4408を係合孔4602に挿入し、図6に示すように、内側ベルト部分4402の前部を後部よりも低くなるように傾動させると、係合片4408が係脱機構46に係合されるように構成されている。また、図6に示す内側ベルト部分4402の傾斜状態から解除レバー4604を操作し、図5に示すように内側ベルト部分4402の前部を後部よりも高くなるように傾動させると、係合片4408が係脱機構46から外れるように構成されている。なお、このような係脱機構46や金具4406の構造は、従来公知、周知の様々な構成が採用可能である。
このように内側ベルト部分4402の長手方向の両端がベルト連結具4202と係脱機構46に連結されることにより、挿通部48が前記カメラ本体10の右側面1012の側方で前記カメラ本体10の前後方向に細長形状となりかつ前記挿通部48の後端が該挿通部48の前端よりも上方に位置するように傾斜して形成されている。より詳細には、カメラ本体10の側方から見て、挿通部48の長手方向の前部がカメラ本体10の下方に位置し、挿通部48の長手方向の中間部がカメラ本体10の下面近傍に位置し、挿通部48の後部がカメラ本体10の右側面1012の側方に位置する。また、挿通部48は、係脱機構46に取着された後端箇所を支点として挿通部48の前端が上下方向やカメラ本体10の右側面1012から離れる方向に動くことができ、自由度が確保されている。さらに、挿通部48の前端が第1ベルト42の下端に連結されているので、取り付け部1014を支点とした第1ベルト42の移動範囲に対応した範囲で挿通部48の前端は動くことができ、挿通部48の自由度がより大きく確保されている。
外側ベルト部分4404には甲当てパッド50が取着されている。甲当てパッド50は、例えば、合成皮革や、厚めの布、軟質な合成樹脂、軟質なゴムなどの軟質材料により形成されている。本実施例では、甲当てパッド50には、内側ベルト部分4402を覆い挿通部48に右手の親指を除く4本の指およびこの4本の指に対応する手のひら部分が挿通された状態で該手のひら部分に接触するパッド52が連結されている。パッド52は、例えば、合成皮革や、厚めの布、軟質な合成樹脂、軟質なゴムなどの軟質材料により形成されている。このように外側ベルト部分4404には甲当てパッド50が取着され、かつ、内側ベルト部分4402には前記甲当てパッド50に連続するパッド52が設けられていることにより、挿通部48に手のひらを挿通することがユーザーにとって瞬時に判別できるようなっている。
そして、右手の親指を除く4本の指およびこの4本の指に対応する手のひら部分を前記挿通部48に挿通し、親指の先部をカメラ本体10の後面に当て、少なくとも中指の先部と薬指の先部をカメラ本体10の前面に当てることでカメラ本体10を保持し、人差し指でズームレバー20とシャッターボタン22を操作できるように構成されている。
第2ベルト44について詳細に説明すると、図7〜図11に示すように、第2ベルト44は、単一のベルト体がその長手方向の中間部で折り返されそれらの両端部分が接合されて形成されており、ベルト体が接合された接合部分4410以外のベルト体箇所により内側ベルト部分4402および外側ベルト部分4404が形成されている。
甲当てパッド50は、開閉可能な一対の開閉片5002A、5002Bと、これら開閉片5002A、5002Bが向かい合う面にそれぞれ取着された面ファスナー5004A、5004Bとを備え、一対の開閉片5002A、5002Bのうちの一方の開閉片5002Aで面ファスナー5004Aの内側の箇所に外側ベルト部分4404が挿通され面ファスナーとともに開閉片に縫い合わされている。
パッド52は開閉片5002Aから突設されている。本実施例では、パッド52の内部に該パッド52の長手方向に沿って延在するベルト挿通孔5202が設けられ、内側ベルト部分4402はこのベルト挿通孔5202に挿通されている。
そして、図10に示すように、接合部分4410および該接合部分4410に近接する内側ベルト部分4402および外側ベルト部分4404の部分はベルト連結具4202に挿通され、図9に示すように、該ベルト連結具4202から折り返され、接合部分4410の先部は前記一対の開閉片5002A、5002Bの間に配置され、接合部分4410の先部の面ファスナー4412が開閉片5002Aの面ファスナー5004Aに取着され、図7に示すように、面ファスナー5004A、5004Bを介して一対の開閉片5002A、5002Bが閉じることでこれら開閉片5002A、5002Bにより保持される。したがって、一対の開閉片5002A、5002Bで保持される接合部分4410の長さを変えることで挿通部48の大きさが調整される。
なお、接合部分4410の先端には係止具4414が取着されており、接合部分4410がベルト連結具4202から外れないようにしている。
本実施例では、図12に示すように、右手の親指を除く4本の指およびこの4本の指に対応する手のひら部分を挿通部48に挿通し、親指の先部をカメラ本体10の後面1004に当て、中指の先部と薬指の先部をカメラ本体10の前面1002に当てることでカメラ本体10を保持し、人差し指でズームレバー20およびシャッターボタン22などの撮影用操作部材を操作する。あるいは、右手の親指を除く4本の指およびこの4本の指に対応する手のひら部分を挿通部48に挿通し、親指の先部をカメラ本体10の後面1004に当て、中指の先部と薬指の先部と小指の先部をカメラ本体10の前面1002に当てることでカメラ本体10を保持し、人差し指で前記撮影用操作部材を操作する。この場合、従来と違って、カメラ本体10の側面とグリップベルトの間に手を挿入するのではなく、カメラ本体10の右側面1012に対して自由に動くことができる挿通部48に手を挿通し、しかもこの挿通部48の前端はカメラ本体10の前端の下部の下方に離れた第1ベルト42の下端に連結されカメラ本体10の右側面1012に対して挿通部48が自由に動くことができる範囲がより大きく確保されているので、挿通部48に挿通された手がカメラ本体10の右側面1012とグリップベルト40とにより拘束されることがなく、手のひらの自由度が大きく確保され、指先がカメラ本体10を把持するために適切な箇所に届きやすく、カメラ本体10をしっかりと把持する上で有利となり、また、ズームレバー20およびシャッターボタン22などの撮影用操作部材を操作しやすい箇所に指が届きやすく、カメラ本体10の右側面1012の前部の上部に設けられた撮影用操作部材を操作をする上でも有利となっている。
また、従来と違って、カメラ本体10側面とグリップベルト40の間に手を挿入するのではなく、カメラ本体10の右側面1012に対して自由に動くことができる範囲が大きく確保された挿通部48に手を挿通するので、従来のようにカメラ本体10の右側面1012により手が拘束されることがなく、手のひらの自由度が大きく確保され、取り扱い性や取り回し性を向上する上でも有利となっている。
また、本実施例では、内側ベルト部分4402の後端が、カメラ本体10の右側面1012に着脱可能に取着されているので、内側ベルト部分4402の後端部分をカメラ本体10の右側面1012から取り外すことで、グリップベルト40をストラップベルトとして使用することができる。すなわち、図7、図8に示すように、グリップベルト40の内側ベルト部分4402の金具4406をカメラ本体10の係脱機構46から取り外すことで、内側ベルト部分4402はカメラ本体10の右側面1012から離れる。そして、図9、図10、図11に示すように一対の開閉片5002A、5002Bの間から接合部分4410の先部を外し、係止具4414がベルト連結具4202に係止するまで接合部分4410を引き出す。そして、一対の開閉片5002A、5002Bを面ファスナー5004A、5004Bを介して閉じることで、グリップベルト40をストラップベルトとして使用することができる。具体的には、係止具4414がベルト連結具4202に係止するまで接合部分4410を引き出すと、図11に示すように、内側ベルト部分4402および外側ベルト部分4404の長さは最大となり、これにより挿通部48の大きさも最大となり、挿通部48はその内部に手のひら全体を挿通できる大きさとなる。したがって、挿通部48に右手を挿通させ、グリップベルト40をストラップベルトとして使用することができる。
この場合には、図13に示すように、挿通部48に右手を挿通させ、挿通部48を手首に位置させた状態で右手によってカメラ本体10を把持することができ、カメラ本体10をユーザーの頭部よりも上方に位置させたハイアングル撮影、あるいは、カメラ本体10をユーザーの頭部よりも下方に位置させたローアングル撮影を行う場合、カメラ本体10の姿勢を自由に変えることができ、取り扱い性や取り回し性を向上する上で有利となっている。なお、第1ベルト42と、この第1ベルト42とは別体の第2ベルト44とでグリップベルト40を構成した場合について説明したが、ベルトの取り回しやベルト連結具4202の構造如何によってはグリップベルト40を単一のベルトで構成することも可能である。
図2に示すように、カメラ本体10の左側面1010の上半部には、矩形板状を呈する表示部24が開閉可能に設けられるとともに、閉じられた状態の表示部24を収容する凹部1011が設けられている。
表示部24は、ケース25と表示器26を備えている。
ケース25は上下寸法よりも前後寸法が大きい前後に長い横長の矩形板状を呈し、その前端がカメラ本体10の左側面1010の前部の上部に設けられたヒンジ2502に、カメラ本体10に合わされた閉状態とカメラ本体10から突出する開状態との間を揺動できるように連結されている。本実施例では、カメラ本体10にケース25の前端が揺動可能にかつ前記開状態でカメラ本体10の前後方向および高さ方向に対して交差する方向に延在する仮想軸の回りに回転可能に連結されている。
ケース25は、前記閉状態でカメラ本体10の表面の一部を形成する外面2504と、前記閉状態でカメラ本体10に合わされ前記開状態で露出する内面2506と、内面2506に設けられた凹部とを備える。
表示器26は、内面2506の凹部に収納されて配置され、撮影光学系12で捉えた動画や静止画、記録された動画や静止画、文字などを含む画像を表示するハイブリッド液晶表示素子からなる表示面2602と、ハイブリッド液晶表示素子を照明するバックライトから構成されている。本実施例では、前記バックライトによってハイブリッド液晶表示素子を照明した状態での表示と、バックライトを消灯してハイブリッド液晶表示素子を照明せず周囲からの光を利用した状態での表示との双方が可能となるように構成されている。
表示面2602はケース25の内面2506に設けられ、内面2506は表示面2602の周囲に枠状に延在する内面部分2510となっている。本実施例では、内面2506および表示面2602は左右に横長の矩形状を呈し、表示面2602は内面2506の中央に設けられ、内面部分2510は上下の辺2510Aとこれら上下の辺よりも短い左右の辺2510Bとで矩形枠状に形成され、左右の辺2510Bの一方のケース25の箇所がカメラ本体10に連結されている。
左右の辺2510Bの他方に撮影用操作部材が設けられている。すなわち、撮影用操作部材は、ケース25がカメラ本体10に連結されている一側とは反対側の内面部分2510の箇所に設けられ、すなわちヒンジ2502と反対に位置する箇所に設けられている。
本実施例では、この撮影用操作部材は、前記バックライトのオン、オフを切り替えるためのバックライトスイッチ28と、前記スタートストップボタン18と同様に動画記録の開始と停止を行うためのスタートストップボタン30であり、左右の辺2510Bの他方の上部にバックライトボタン28が、その下方にスタートストップボタン30が設けられている。
これら撮影用操作部材は、表示面2602が臨む方向とほぼ同じ方向から操作可能に設けられている。
次に作用効果について説明する。
本実施例では、表示部24の表示面2602の周囲に設けられた内面部分2510に表示面2602が臨む方向とほぼ同じ方向から操作可能な撮影用操作部材としてのバックライトボタン28とスタートストップボタン30が設けられているので、例えば、図13、図14に示すハイアングル撮影やローアングル撮影の際、ユーザー側に表示部26の表示面を向ければ、撮影用操作部材がユーザーの左手の指先で容易に操作しやすい箇所に必然的に位置することになり、操作性を向上する上で有利である。
また、本実施例では、撮影用操作部材が設けられている内面部分2510の箇所はケース25がカメラ本体10に連結されている一側とは反対側の箇所であるため、これら撮影用操作部材を操作する左手の指先が表示面2602を遮ることがなく、表示面2602の視認性を確保する上で有利であり、かつ、これら撮影用操作部材の近傍に位置させた左手の親指と親指を除く指で表示部24のケース25の縁部をその厚さ方向で挟んで把持すれば、カメラ本体10のぶれを防止でき撮影姿勢の安定化を図る上で有利となる。
また、ビデオカメラ100の撮影光学系12および表示部24の表示面2602の双方をユーザー自身に向けて自分撮りを行う場合においても、上述と同様に撮影用操作部材がユーザーの手の指先で容易に操作しやすい箇所に必然的に位置することになり、操作性を向上する上で有利である。
また、表示部24の表示器26としてハイブリッド液晶表示素子を用いた場合には、外部から表示面2602に入射する光(太陽光、照明光)の角度や明るさ、表示面2602に対するユーザーの視線がなす角度などの諸条件によって表示面2602の視認性が影響を受けるため、前記諸条件に応じてバックライトのオン、オフをきめ細かく切り替えることが好ましい。本実施例では、表示面2602を視認しつつバックライトスイッチ30のオン、オフ操作を容易に行うことができるので、このようなハイブリッド液晶表示素子を表示器26として用いた場合の操作性および視認性を確保する上で有利となる。
なお、撮影用操作部材としては、バックライトボタン28とスタートストップボタン30に限定されるものではなく、例えばズーム操作用のスイッチや静止画を撮影するためのシャッタスイッチなどを設けてもよい。また、これらのスイッチの一部または全てを表示器26の表示面に設けたタッチスイッチで実現してもよいことはもちろんである。
また、実施例においては、カメラとしてビデオカメラを例示したが、本発明はデジタルスチルカメラ、テレビカメラなどの種々のカメラに無論適用可能である。
実施例1のカメラを前方から見た斜視図である。 実施例1のカメラを後方から見た斜視図である。 実施例1のカメラを下方から見た斜視図である。 グリップベルトのカメラに対する連結を説明する説明図である。 グリップベルトのカメラに対する着脱操作の説明図である。 グリップベルトのカメラに対する着脱操作の説明図である。 グリップベルトの構成を示す斜視図である。 グリップベルトの構成を示す斜視図である。 グリップベルトの構成を示す斜視図である。 グリップベルトの構成を示す斜視図である。 グリップベルトの構成を示す斜視図である。 グリップベルトの使用説明図である。 グリップベルトの使用説明図である。 カメラの操作説明図である。
符号の説明
100……カメラ、10……カメラ本体、1010……左側面、12……撮影光学系、24……表示部、25……ケース、2504……外面、2506……内面、2510……内面部分、26……表示器、2602……表示面、28……バックライトボタン、30……スタートストップボタン。

Claims (8)

  1. カメラ本体と、
    前記カメラ本体に設けられた撮影光学系と、
    前記カメラ本体に設けられ前記撮影光学系で捉えた画像を表示する表示部とを備え、
    前記表示部は前記カメラ本体に、該カメラ本体に合わされた閉状態と該カメラ本体から突出する開状態との間を揺動できるように連結されたケースと、前記画像が表示される表示面を有し、
    前記ケースは、前記閉状態で前記カメラ本体の表面の一部を形成する外面と、前記閉状態でカメラ本体に合わされ前記開状態で露出する内面とを有し、
    前記表示面は前記内面に設けられ、
    前記表示面が位置していない前記内面の内面部分に前記表示面が臨む方向とほぼ同じ方向から操作可能な撮影用操作部材が設けられている、
    ことを特徴とするカメラ。
  2. 前記内面部分は、前記表示面の周囲に枠状に設けられていることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 前記撮影用操作部材が設けられている前記内面部分の箇所は前記ケースが前記カメラ本体に連結されている一側とは反対側の箇所であることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 前記内面および表示面は左右に横長の矩形状を呈し、前記表示面は前記内面の中央に設けられ、前記内面部分は上下の辺とこれら上下の辺よりも短い左右の辺とで矩形枠状に形成され、前記左右の辺の一方の前記ケースの箇所が前記カメラ本体に連結され、前記左右の辺の他方に前記撮影用操作部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  5. 前記カメラ本体は、左右の厚さよりも前後の長さおよび上下の高さが大きい矩形板状に形成され、前記表示部は扁平な矩形板状に形成され、前記カメラ本体の側面に前記表示部が配置され、前記ケースの前端がカメラ本体に揺動可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  6. 前記カメラ本体は、左右の厚さよりも前後の長さおよび上下の高さが大きい矩形板状に形成され、前記表示部は扁平な矩形板状に形成され、前記カメラ本体の側面に前記表示部が配置され、前記ケースの前端がカメラ本体に揺動可能にかつ前記開状態で前記カメラ本体の前後方向および高さ方向に対して交差する方向に延在する仮想軸の回りに回転可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  7. 前記撮影用操作部材は、動画の撮影のスタートおよびストップを行うためのスタートストップボタン、静止画の撮影を行うためのシャッターボタンの何れかを含むことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  8. 前記表示面は液晶表示素子と、該液晶表示素子を照明するバックライトとを含んで構成され、前記撮影用操作部材は、前記バックライトのオン、オフを切り替えるためのバックライトスイッチを含むことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
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