JP2006184815A - グリップベルト - Google Patents

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Abstract

【課題】ビデオカメラ等のグリップベルト16において、ハンドストラップとしても使用でき、かつ本来のグリップベルトとしての使用できるハンドストラップを提供する。
【解決手段】基端が機器に固定されるストラップベルト19と、このストラップベルト19の所定位置に固定される甲当てパッド20とを有し、ここでストラップベルト19は、少なくとも甲当てパッド20より先の部分が2本のベルト19aと19bを重ねて先端を接続した構造となされ、その先端部には第1の面ファスナ61を備え、一方甲当てパッド20は、第1の面ファスナ61と接合される第2の面ファスナ65を備えて構成されるものとする。このように構成されるグリップベルト16は、ストラップベルト19における甲当てパッド20より先の2本のベルトの19aと19bの間に手を通すことにより、このグリップベルト16をハンドストラップとして使用することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、例えばビデオカメラ等の機器を安定した状態で持つためのグリップベルトに関する。
例えばビデオカメラにおいては、カメラ本体の側面にグリップベルトが備えられており、撮影時にはこのグリップベルトとカメラ本体との間に手を通した状態でビデオカメラを持つことにより、安定した撮影が行なえるようにしている。
そして最近このグリップベルトでは、これをハンドストラップとしても利用できるようにしたものが提案されている。このようなハンドストラップ兼用型のグリップベルトとしては、従来、下記の特許文献1に開示されるようなものがある。
即ちこの特許文献1のグリップベルトは、図12に示す如く、基端が機器80の背面側に固定されるストラップベルト81と、このストラップベルト81に装着される甲当てパッド82とを有し、ここでストラップベルト81は、2本のベルト81aと81bを重ねてその先端を接続した構造となっており、また甲当てパッド82は、2本のベルト81aと81bを夫々通す袋状に形成され、ストラップベルト81に対し移動自在に装着されている。
そしてこのグリップベルト81をハンドストラップとして用いる場合は、図12の状態から甲当てパッド82をストラップベルト81の先端部に向って移動させた状態で、2本のベルト81aと81bの間に手を通して使用し、本来のグリップベルトとして使用する場合は、図12の状態からストラップベルト81を機器80の前端に設けられたベルト通し部83に通して折り返し、ストラップベルト81の先端部に設けられた面ファスナ84を甲当てパッド82に設けられた面ファスナ85に接合するようにして、図13(A)に示す如く機器80に組み付けるようにする。
特開2003−228123号公報
しかしながら、従来のこのグリップベルトでは、甲当てパッドがストラップベルトに対し移動自在に構成されているため、使用中に図13(B)に示す如く甲当てパッドがずれてしまい、この場合ベルト通し部83付近の折り重なっている部分が少なくなるため、実質的なベルト長さが長くなり、手の甲を良好に保持できなくなって不安定な使用状態となるおそれがあった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、ハンドストラップとしても使用でき、かつ本来のグリップベルトとしての使用時には確実に安定した状態で使用することのできるハンドストラップを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、
機器の側部に備えられるグリップベルトにおいて、
基端が機器に固定されるストラップベルトと、このストラップベルトの所定位置に固定される甲当てパッドとを有し、
ストラップベルトは、少なくとも甲当てパッドより先の部分が2本のベルトを重ねて先端を接続した構造となされ、その先端部には第1の面ファスナを備え、
甲当てパッドは、上記第1の面ファスナと接合される第2の面ファスナを備えて構成され、
機器に設けられたベルト通し部にストラップベルトを通して折り返し、ストラップベルトの第1の面ファスナを甲当てパッドの第2の面ファスナに接合するようにして機器に組み付けられることを特徴とするものである。
また本発明は、上記構成のグリップベルトにおいて、
甲当てパッドは、第2の面ファスナと接合される第3の面ファスナを有し、第2の面ファスナにストラップベルトの第1の面ファスナを接合した上で、第3の面ファスナを第2の面ファスナに接合させることにより、ストラップベルトを甲当てパッドで包み込むように保持する構造としたものである。
さらに本発明は、上記構成のグリップベルトにおいて、
ベルト通し部をほぼ半回転捻る状態でストラップベルトをベルト通し部に通すようにしたものである。
上記の如く構成される本発明のグリップベルトは、ストラップベルトにおける甲当てパッドより先の2本のベルトの間に手を通すことにより、このグリップベルトをハンドストラップとして使用することができる。そして、このグリップベルトを本来のグリップベルトとして使用する場合には、機器に設けられたベルト通し部にストラップベルトを通して折り返し、ストラップベルトの第1の面ファスナを甲当てパッドの第2の面ファスナに接合することにより、簡単にグリップベルトとして使用することができる状態となる。
そして特にこのグリップベルトは、甲当てパッドがストラップベルトに固定されている構成のため、グリップベルトとしての使用時には甲当てパッドが常に定位置で手の甲を保持し、実質的なベルト長さが変化することもないので、常に安定した状態で使用することができる。
また本発明のグリップベルトは、ストラップベルトの第1の面ファスナを甲当てパッドの第2の面ファスナに接合し、その上でさらに甲当てパッドの第3の面ファスナを第2の面ファスナに接合させて、ストラップベルトを甲当てパッドで包み込むように保持する構成としたことにより、ストラップベルトの第1の面ファスナと甲当てパッドの第2の面ファスナの接合状態が確実に維持されるので、より安定した状態で使用することができる。
さらに本発明のグリップベルトは、ベルト通し部をほぼ半回転捻る状態でストラップベルトをベルト通し部に通すことにより、手に違和感を与えることがなく、常に良好な使用感をもって使用することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。本例では、電子機器である撮像装置として、VTR一体型ビデオカメラを例示して説明を行なう。
先ず、図1〜図7を参照して、本例の撮像装置の概要について述べる。図1は本例の撮像装置を手で持った状態を示す斜視図、図2は撮像装置を前面側から見た斜視図、図3は撮像装置を背面側から見た斜視図、図4は撮像装置のパネルモニタを開いた状態を示す斜視図、図5はパネルモニタの使用状態を示す斜視図、図6は撮像装置のカセット収納部を開いた状態を示す斜視図、図7は撮像装置にメモリーカードを挿入する状態を示す斜視図である。
本例の撮像装置は、撮影した動画をテープカセットに記録して再生する機能を有し、さらに静止画をメモリーカードに記録して再生する機能を備えたビデオカメラ機器である。
この撮像装置1は、カメラ本体2の前面2aの上部に突出して撮像部3を有し、図1に示す如くカメラ本体2を片手(右手)で縦型に持った状態で、撮像部3の前面の撮像レンズ4を前方の被写体に向けて撮影を行なうものである。撮像レンズ4から撮像部3に入射された画像は、カメラ本体2に内蔵される撮像素子で画像信号に変換されて、テープカセットまたはメモリーカードに記録される。
この撮像部3においては、図2に示す如く通常時には撮像レンズ4がレンズシャッター5で覆われており、撮影モードに入るとレンズシャッター5が開かれて撮像レンズ4が露出されるようになっている。さらに撮像部3の前面には、撮像レンズ4の上方に位置してフラッシュ発光部6が設けられており、静止画撮影モードにおける夜間撮影時にはこのフラッシュ発光部6から前方の被写体に向けてフラッシュ光が発光される。
上記撮像部3の反対側においてカメラ本体2の背面2dの上部には、図3に示すようにビューファインダ部7が設けられている。このビューファインダ部7は、背面側の窓部8から、カメラ本体2に内蔵される小型の液晶表示画面を覗いて撮影画像または再生画像を見るものであり、窓部8の周囲には遮光用のアイカップ9が設けられている。また図6に示す如く、アイカップ9の下方にはフォーカス調整つまみ10が設けられており、このフォーカス調整つまみ10をスライド操作することで、窓部8から内蔵の表示画面を見るときのフォーカスを調整できるようになっている。
さらに本例の撮像装置1では、図5に示すように、カメラ本体2の外部で画像を見る手段として、大型の液晶表示画面13を有するパネルモニタ12が設けられている。このパネルモニタ12は、X軸とY軸の直交する2軸を回動支点として回動するように、連結部材14を介してカメラ本体2の左側面2bに開閉自在に取り付けられており、不使用時には図3に示す如く表示画面13を内側にした状態でカメラ本体2の左側面2bに沿って縦型に折り畳まれるように閉じられている。そして、このパネルモニタ12を使用するときには、図4に示すようにX軸を回動支点としてパネルモニタ12を水平位置まで引き上げるように90°回動させて開き、それからさらにY軸を回動支点としてパネルモニタ12を約90°回動させて、図5に示す如く表示画面13を使用者側に向けるようにして使用する。
なお、この撮像装置1においてパネルモニタ12は、その取り付け部に組み込まれたトグル機構によって常に折り畳み状態に保持されるように付勢されていると共に、このパネルモニタ12を水平に開いた状態ではその角度で安定して保持されるようになっている。
上記パネルモニタ12が設けられるカメラ本体2の左側面2bと反対側の右側面2cの下部には、カメラ本体2を安定した状態で持つためのグリップベルト16が設けられている。このブリップベルト16は、カメラ本体2の背面2dの固定部17と前面2a側のベルト通し部18との間に装着されるストラップベルト19と、このストラップベルト19に装着される甲当てパッド20とで構成され、図1に示す如く、このグリップベルト16とカメラ本体2との間に右手を通した状態でカメラ本体2を持つことにより、グリップベルト16で手の甲側を保持し、カメラ本体2を安定した状態で持つことができるものである。
そして本例の撮像装置1では、上記の如くカメラ本体2を右手で持った状態で、その手の指先で操作できる位置に操作部が設けられている。図3に示す如く、カメラ本体2の背面2dに設けられる操作部22には、電源オン/オフ及び動作モード切り換え用のスライドスイッチ23、開閉蓋のロック解除用のスライドスイッチ24、録画ボタン25、画面表示切り換えボタン26、逆光補正ボタン27、フラッシュ発光モード切り換えボタン28、簡易撮影モード設定ボタン29を有し、これらのスイッチ23,24及びボタン25,26,27,28,29は、図1のようにカメラ本体2を手で持った状態で親指の指先で操作することができる。
また図2に示す如く、カメラ本体2の右側面2cの上部前方に設けられる操作部31には、撮影時のズーム操作用のスライドスイッチ32と静止画撮影用のシャッターボタン33を有し、これらのスイッチ32及びボタン33は、図1のようにカメラ本体2を手で持った状態で人差指の指先で操作することができる。
また本例の撮像装置1においては、カメラ本体2の左側面2bの前部に設けられた操作部35に、撮影時の手動調整を行なうための切り換えボタン36と調整ダイヤル37を有し、さらにパネルモニタ12には、表示画面13の下に録画ボタン39、撮影時のズーム操作ボタン40、画面表示サイズ変更ボタン41が設けられている。なお、上記操作部35の切り換えボタン36と調整ダイヤル37及びパネルモニタ12の各ボタン39,40,41は、カメラ本体2を持つ右手と反対側の左手の指先で操作するものである。
さらにカメラ本体2の上面2eには、マイクロホン部43とアクセサリ取り付け部45が設けられている。マイクロホン部43には多数の通音孔が形成されており、この通音孔を通してカメラ本体2に内蔵されたマイクロホンによって音声が収録される。アクセサリ取り付け部45はカバー46で覆われており、このカバー46を取り外すと各種アクセサリを取り付けるためのシューが露出されるようになっている。またカメラ本体2の底面2fには、撮像装置を付属のクレイドル装置と電気的に接続するためのコネクタ48と、三脚に取り付けるための螺子穴49が設けられている。
本例の撮像装置1においては、図6に示す如く、カメラ本体2の右側面2cから背面2dにかけての筐体が開閉蓋50となっており、操作部22のスライドスイッチ24を操作するとこの開閉蓋50のロックが解除されて開閉自在となる。この開閉蓋50を開くと図6のようにカメラ本体2の内部のカセット収納部51が開放され、このカセット収納部51に設けられたカセット装着装置52に記録媒体であるテープカセットが装着される。カセット装着装置52はカセットホルダ53を備え、開閉蓋50を開くとこのカセット装着装置52がカセット収納部51から迫出してカセットホルダ53が開き、その状態でカセットホルダ53にテープカセットを挿入した後、カセットホルダ53を押して閉じることによりカセット装着装置52がカセット収納部51に引き込まれて、テープカセットが所定の装着位置にローディングされる如く動作する。そして、このようにテープカセットのローディングが完了した状態で開閉蓋50を閉じることにより、テープカセットに対する記録再生が可能な状態となる。
一方、静止画記録用のメモリーカード55は、図7に示す如く、カメラ本体2の背面2dにおいてビューファインダ部7の下方に設けられたカードスロット56に挿入されるようになっており、このカードスロット56にメモリーカード55が装填された状態でメモリーカード55に対する記録再生が行なわれる。
なお、本例の撮像装置1では、駆動用のバッテリーはカメラ本体2に内蔵されている。このバッテリーの収納部は開閉蓋50に設けられており、このバッテリー収納部を閉じるカバー58が開閉蓋50の下部に設けられ、このカバー58を取り外すことでバッテリーの交換が行なえるようになっている。
続いて、以上の如く構成される本例の撮像装置に装着されるグリップベルト16の構成について詳細に説明する。
このグリップベルト16は、図8に示す如く、基端がカメラ本体2に固定されるストラップベルト19と、このストラップベルト19の所定位置に装着される甲当てパッド20とを有して構成される。
このグリップベルト16においてストラップベルト19は、その基端がカメラ本体2の背面2dの固定部17(図3参照)に固定されており、全体的にストラップとして充分な長さを有して形成されている。そしてこのストラップベルト19は、少なくとも甲当てパッド20より先の部分がハンドストラップとして使用できるようにループ状に形成されている。即ち本例では、このストラップベルト19は2本のベルト19aと19bを重ねて構成されており、これを甲当てパッド20の通し穴20aに通して、その最先端を逢着60によって接続することでループを形成してある。
そして、このストラップベルト19の先端部には、ベルト19aの外側面に第1の面ファスナ61が添着されている。さらにこのストラップベルト19の最先端には、後述するようにこのストラップベルト19をカメラ本体2のベルト通し部18に通す際に用いるつまみ片62をベルト19a,19bと共に逢着して取り付けてある。またこのストラップベルト19において、甲当てパッド20より先のループ状部分には、2本のベルト19aと19bを括るスライダー63が移動自在に装着されている。
甲当てパッド20は、ストラップベルト19を通し穴20aに通した状態で、ストラップベルト19に対し逢着64によって固定されている。この甲当てパッド20の固定位置は、グリップベルトとして用いるときに手の甲と確実に対応する位置に規定される。この甲当てパッド20は、中央部から2つ折れ状に折り畳めるになっており、その片半部の内面側に、ストラップベルト19の第1の面ファスナ61と接合される第2の面ファスナ65が添着されている。ここで第2の面ファスナ65の幅Wは、第1の面ファスナ61の幅Wの2倍以上の幅寸法を有している。さらにこの甲当てパッド20の他半部の内側面には、第2の面ファスナ65と接合される第3の面ファスナ66が添着されている。
一方、カメラ本体2側には、その右側面2c側の前端下部にベルト通し部18が設けられている。このベルト通し部18は、カメラ本体2から突出される基部ベルト18aの先端にリング部材18bを装着して構成されており、後述するようにこのベルト通し部18のリング部材18bにストラップベルト19を通してカメラ本体2にグリップベルト16を組み付けるものである。
上記の如く構成される本例のグリップベルト16は、図8に示す状態で、ストラップベルト19における甲当てパッド20より先の2本のベルト19a,19b間のループ状部分に手を通すことにより、このグリップベルト16をハンドストラップとして使用することができる。
このハンドストラップとしての使用例を図9に示す。このように、ストラップベルト19の2本のベルト19a,19b間のループ状部分に手を通した状態で撮像装置1を持つようにすることで、誤って撮像装置1から手を離しても、撮像装置1はストラップベルト19によって手から吊り下げられる状態となるので、落下による破損が生じるおそれがなく、安心して使用することができるものである。なお、このハンドストラップとしての使用時には、ストラップベルト19のループ状部分に手を通した後、スライダー63を移動させてループ状部分を小さく絞ることにより、手からの抜け落ちを防止することができる。
そして、このグリップベルト16を本来のグリップベルトとして使用する場合は、図8の状態から、カメラ本体2のベルト通し部18のリング部材18bにストラップベルト19を通し、その後これを折り返して、図10に示す如くストラップベルト19の第1の面ファスナ61を甲当てパッド20の第2の面ファスナ65に接合し、その上でさらに甲当てパッド20の第3の面ファスナ66を第2の面ファスナ65に接合させて、ストラップベルト19を甲当てパッド20で包み込むように保持することにより、図2に示す如くグリップベルト16がカメラ本体2に組み付けられる。
このグリップベルト16の組み付け手順においては、先ずストラップベルト19の先端に取り付けられたつまみ片62をベルト通し部18のリング部材18bに通し、それからこのつまみ片62を引っ張るようにしてストラップベルト16をリング部材18bに通すようにすることで、より簡単にグリップベルト16の組み付けを行なうことができる。またこのブリップベルト16では、甲当てパッド20の第2の面ファスナ65の幅Wがストラップベルト19の第1の面ファスナ61の幅Wの2倍以上の幅寸法に形成されていることにより、第1の面ファスナ61に対し第2の面ファスナ65を充分なゆとりをもって接合することができる。
そして、このグリップベルト16において、ストラップベルト19の第1の面ファスナ61と甲当てパッド20の第2の面ファスナ65との接合位置を調整することにより、手の大きさに合わせてグリップベルト16を最適な長さに調整することができる。その上でこのグリップベルト16では、甲当てパッド20の第3の面ファスナ66を第2の面ファスナ65に接合させて、ストラップベルト19を甲当てパッド20で包み込むように保持することにより、第1の面ファスナ61と第2の面ファスナ65の接合状態が確実に維持される。
このグリップベルトとしての使用状態から前述したハンドストラップとしての使用状態にするには、以上と逆の動作、即ち先ず甲当てパッド20の第3の面ファスナ66を第2の面ファスナ65から引き剥がし、さらに甲当てパッド20の第2の面ファスナ65からストラップベルト19の第1の面ファスナ61を引き剥がして、ストラップベルト19をベルト通し部18のリング部材18bから抜き取ることにより、簡単にハンドストラップとして使用可能な状態とすることができる。
以上のように本例のグリップベルト16は、簡単な着脱動作でこれをグリップベルトとハンドストラップの2通りの状態で使用することができる。そしてこのグリップベルト16は、甲当てパッド20がストラップベルト19に固定されている構成のため、グリップベルトとしての使用時には甲当てパッド20が常に定位置で手の甲を保持する状態となり、実質的なベルト長さが変化することもないので、安定した状態でカメラ本体2を持つことができる。
また本例のグリップベルト16は、ストラップベルト19の第1の面ファスナ61を甲当てパッド20の第2の面ファスナ65に接合し、その上でさらに甲当てパッド20の第3の面ファスナ66を第2の面ファスナ65に接合させて、ストラップベルト19を甲当てパッド20で包み込むように保持する構成としたことにより、ストラップベルト19の第1の面ファスナ61と甲当てパッド20の第2の面ファスナ65との接合状態が確実に維持されるので、より安定した状態で使用することができる。
さらに本例のグリップベルト16は、ストラップベルト19をベルト通し部18に通すときに、その通し方を工夫することにより、カメラ本体1を持つ手に対する当たり感を良好にすることができる。即ち、ストラップベルト19をベルト通し部18のリング部材18bに通すときには、通常は図8においてベルト通し部18の後方(矢印A方向)から通すようにするが、この場合は図11(A)に示すようにストラップベルト19の上端縁部が手に食い込む状態となって違和感を与えることになる。これに対し本例のグリップベルト16では、図8においてストラップベルト19をベルト通し部18の前方(矢印B方向)からリング部材18bに通すようにすることで、図11(B)に示すようにベルト通し部18の基部ベルト18aが約半回転捻られる状態となり、この場合ストラップベルト19はその平面で手を受けるように保持する状態となるので、手に違和感を与えることがない。そのため本例のグリップベルト16は、カメラ本体2を持つ手を良好な使用感で保持し、よって常に安定した状態で撮影を行なうことができるものである。
なお、以上の実施例では、本発明のグリップベルトが備えられる機器の一例としてVTR一体型ビデオカメラを例示して説明したが、本発明のグリップベルトはこれに限ることなく普通のビデオカメラやデジタルスチルカメラなど種々の機器に好適に採用できるものであることは言うまでもない。
撮像装置を手で把持した状態を示す斜視図である。 撮像装置を前面側から見た斜視図である。 撮像装置を背面側から見た斜視図である。 撮像装置のパネルモニタを開いた状態を示す斜視図である。 撮像装置のパネルモニタの使用状態を示す斜視図である。 撮像装置のカセット収納部を開いた状態を示す斜視図である。 撮像装置にメモリーカードを挿入する状態を示す斜視図である。 撮像装置に備えられる本発明のグリップベルトの実施例を示す斜視図である。 実施例のグリップベルトをハンドストラップとして使用する場合の使用例を示す斜視図である。 実施例のグリップベルトにおける組み付けの説明図である。 実施例のグリップベルトにおけるベルト通し構造の説明図である。 従来例のグリップベルトを装着した機器の斜視図である。 従来例のグリップベルトの説明図である。
符号の説明
1…撮像装置(機器)、2…カメラ本体、16…グリップベルト、17…固定部、18…ベルト通し部、19…ストラップベルト、19a,19b…2本のベルト、20…甲当てパッド、61…第1の面ファスナ、65…第2の面ファスナ、66…第3の面ファスナ

Claims (3)

  1. 機器の側部に備えられるグリップベルトであって、
    基端が機器に固定されるストラップベルトと、このストラップベルトの所定位置に固定される甲当てパッドとを有し、
    上記ストラップベルトは、少なくとも上記甲当てパッドより先の部分が2本のベルトを重ねて先端を接続した構造となされ、その先端部には第1の面ファスナを備え、
    上記甲当てパッドは、上記第1の面ファスナと接合される第2の面ファスナを備えて構成され、
    機器に設けられたベルト通し部に上記ストラップベルトを通して折り返し、上記ストラップベルトの第1の面ファスナを上記甲当てパッドの第2の面ファスナに接合するようにして機器に組み付けられることを特徴とするグリップベルト。
  2. 請求項1に記載のグリップベルトにおいて、
    上記甲当てパッドは、上記第2の面ファスナと接合される第3の面ファスナを有し、上記第2の面ファスナに上記ストラップベルトの第1の面ファスナを接合した上で、上記第3の面ファスナを上記第2の面ファスナに接合させることにより、上記ストラップベルトを上記甲当てパッドで包み込むように保持する構造としたことを特徴とするグリップベルト。
  3. 請求項1に記載のグリップベルトにおいて、
    上記ベルト通し部をほぼ半回転捻る状態で上記ストラップベルトを上記ベルト通し部に通すようにしたことを特徴とするグリップベルト。

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