JP4453550B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4453550B2
JP4453550B2 JP2004381228A JP2004381228A JP4453550B2 JP 4453550 B2 JP4453550 B2 JP 4453550B2 JP 2004381228 A JP2004381228 A JP 2004381228A JP 2004381228 A JP2004381228 A JP 2004381228A JP 4453550 B2 JP4453550 B2 JP 4453550B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible printed
printed wiring
imaging
wiring board
image pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004381228A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006186936A (ja
Inventor
秀則 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004381228A priority Critical patent/JP4453550B2/ja
Publication of JP2006186936A publication Critical patent/JP2006186936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4453550B2 publication Critical patent/JP4453550B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は撮像装置に関し、特にこの撮像装置に内蔵される撮像系の光学ブロックにおける配線構造に係るものである。
ビデオカメラ等の撮像装置に内蔵される撮像系では、例えば下記特許文献1などに開示されるように、三原色に対応する3つの撮像素子を備えたいわゆる3板式の光学ブロックが知られている。
特許第3030945号
この3板式の光学ブロックは、図9に示すように、撮像レンズから入射される入射光を赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の三原色の成分に分解する色分解プリズム63と、この色分解プリズム63に固定され、各色の成分光を受光する3つの撮像手段(第1の撮像手段64、第2の撮像手段65、第3の撮像手段66)とを備えて構成されるものである。
各撮像手段64,65,66は、何れも撮像素子64a,65a,66aと、この撮像素子64a,65a,66aに固定接続される駆動回路基板64b,65b,66bとで構成され、各撮像素子64a,65a,66aが色分解プリズム63の分光面に固定されている。ここで各撮像素子64a,65a,66aは、入射光の光軸に対し正確に位置決めされた状態で、接着剤によって色分解プリズム63に接着固定される。
そして、各撮像手段64,65,66では、撮像素子64a,65a,66aで受光した各色の成分光が電気信号に変換され、この信号が各撮像手段64,65,66の駆動回路基板64b,65b,66bから画像処理回路に入力されて画像処理が行なわれる。
この光学ブロックにおける配線構造の従来例を図12に示す。ここでは、第2の撮像手段65の駆動回路基板65bと第3の撮像手段66の駆動回路基板66bを夫々第1のフレキシブルプリント配線板80と第2のフレキシブルプリント配線板81で第1の撮像手段64の駆動回路基板64bに接続し、さらに第1の撮像手段64の駆動回路基板64bを第3のフレキシブルプリント配線板82で画像処理回路基板85と接続するようにしている。
この配線構造では、省スペース化のため第1のフレキシブルプリント配線板80は最短の長さで第2の撮像手段65と第1の撮像手段64の駆動回路基板65bと64b間を接続するようにしてあり、また第2のフレキシブル配線板81も同様に、第3の撮像手段66と第1の撮像手段64の駆動回路基板66bと64b間を最短の長さで接続するようにしてある。一方、第3のフレキシブルプリント配線板82は、第3の撮像手段66の駆動回路基板66bから引き出され、その先端に取り付けられた接続基板83がコネクタ84を介して画像処理回路基板85に接続されるようになっている。
このような従来の光学ブロックにおける配線構造では、各撮像手段間を最短長さのフレキシブルプリント配線板で接続してあるので、フレキシブルプリント配線板はその短さゆえに折り曲げ状態での反発力が大となり、このフレキシブルプリント配線板の反発力による負荷が各撮像手段に大きな力となって加わることになる。そしてこのフレキシブルプリント配線板による負荷が長期間にわたって作用することで、色分解プリズムに対する撮像素子の固定位置が経年変化でずれてしまうことがあり、その場合は良好な撮影画像が得られなくなる問題があった。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので、3板式の光学ブロックを内蔵した撮像装置において、光学ブロックでのフレキシブルプリント配線板の配線構造を工夫することにより、上記の問題点を解消することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
撮像レンズから入射される入射光を三原色の成分に分解する色分解プリズムと、この色分解プリズムに固定され、各色の成分光を受光する撮像素子を備えた3つの撮像手段と、この3つの撮像手段を画像処理回路基板に接続するフレキシブルプリント配線板とを備え、ここでフレキシブルプリント配線板は、入射光の光軸に対し側方に引き出すように配線された構造としたものである。
また本発明は、上記構成の撮像装置において、
フレキシブルプリント配線板は、3つの撮像手段のうち一の撮像手段と他の2つの撮像手段を接続する第1及び第2のフレキシブルプリント配線板と、上記一の撮像手段と画像処理回路基板を接続する第3のフレキシブルプリント配線板とで構成されることを特徴とするものである。
さらに本発明は、上記構成の撮像装置において、
第1及び第2のフレキシブルプリント配線板と、第3のフレキシブルプリント配線板とを、互いに相対する側に配置したことを特徴とするものである。
さらに本発明は、上記構成の撮像装置において、
上記フレキシブルプリント配線板に、その長さ方向にスリットを形成したことを特徴とするものである。
さらに本発明は、上記構成の撮像装置において、
撮像素子は、C−MOSイメージセンサで構成されることを特徴とするものである。
上記の如く構成される本発明の撮像装置では、フレキシブルプリント配線板を入射光の光軸に対し側方に引き出すように配線した構造により、フレキシブルプリント配線板は省スペースでゆとりのある長さをもって配線されるので、その長さによって折り曲げ状態での反発力が低く抑えられることになる。その結果、フレキシブルプリント配線板の反発力による負荷が各撮像手段に大きく加わることはないので、色分解プリズムに対する撮像素子の固定位置が経年変化でずれるようなことはなく、常に良好な撮影画像を得ることができる。
さらに本発明の撮像装置では、第1及び第2のフレキシブルプリント配線板と第3のフレキシブルプリント配線板とを互いに相対する側に配置した構成により、各フレキシブルプリント配線板による負荷のバランスが両側で良好に保たれるので、色分解プリズムに対する撮像素子の固定位置のずれを一段と確実に防止することができる。
さらに本発明の撮像装置では、フレキシブルプリント配線板にスリットを形成することにより、フレキシブルプリント配線板の反発力を一段と低く抑えることができる。
さらに本発明の撮像装置では、撮像素子としてC−MOSイメージセンサを用いることにより、消費電力が低く抑えられて、バッテリー駆動時間のさらなる長時間化が可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細に説明する。本例では、電子機器である撮像装置として、VTR一体型ビデオカメラを例示して説明を行なう。
先ず、図1〜図7を参照して、本例の撮像装置の概要について述べる。図1は本例の撮像装置を手で持った状態を示す斜視図、図2は撮像装置を前面側から見た斜視図、図3は撮像装置を背面側から見た斜視図、図4は撮像装置のパネルモニタを開いた状態を示す斜視図、図5はパネルモニタの使用状態を示す斜視図、図6は撮像装置のカセット収納部を開いた状態を示す斜視図、図7は撮像装置にメモリーカードを挿入する状態を示す斜視図である。
本例の撮像装置は、撮影した動画をテープカセットに記録して再生する機能を有し、さらに静止画をメモリーカードに記録して再生する機能を備えたビデオカメラ機器である。
この撮像装置1は、カメラ本体2の前面2aの上部に突出して撮像部3を有し、図1に示す如くカメラ本体2を片手(右手)で縦型に持った状態で、撮像部3の前面の撮像レンズ4を前方の被写体に向けて撮影を行なうものである。撮像レンズ4から撮像部3に入射された画像は、カメラ本体2に内蔵される撮像素子で画像信号に変換されて、テープカセットまたはメモリーカードに記録される。
この撮像部3においては、図2に示す如く通常時には撮像レンズ4がレンズシャッター5で覆われており、撮影モードに入るとレンズシャッター5が開かれて撮像レンズ4が露出されるようになっている。さらに撮像部3の前面には、撮像レンズ4の上方に位置してフラッシュ発光部6が設けられており、静止画撮影モードにおける夜間撮影時にはこのフラッシュ発光部6から前方の被写体に向けてフラッシュ光が発光される。
上記撮像部3の反対側においてカメラ本体2の背面2dの上部には、図3に示すようにビューファインダ部7が設けられている。このビューファインダ部7は、背面側の窓部8から、カメラ本体2に内蔵される小型の液晶表示画面を覗いて撮影画像または再生画像を見るものであり、窓部8の周囲には遮光用のアイカップ9が設けられている。また図6に示す如く、アイカップ9の下方にはフォーカス調整つまみ10が設けられており、このフォーカス調整つまみ10をスライド操作することで、窓部8から内蔵の表示画面を見るときのフォーカスを調整できるようになっている。
さらに本例の撮像装置1では、図5に示すように、カメラ本体2の外部で画像を見る手段として、大型の液晶表示画面13を有するパネルモニタ12が設けられている。このパネルモニタ12は、X軸とY軸の直交する2軸を回動支点として回動するように、連結部材14を介してカメラ本体2の左側面2bに開閉自在に取り付けられており、不使用時には図3に示す如く表示画面13を内側にした状態でカメラ本体2の左側面2bに沿って縦型に折り畳まれるように閉じられている。そして、このパネルモニタ12を使用するときには、図4に示すようにX軸を回動支点としてパネルモニタ12を水平位置まで引き上げるように90°回動させて開き、それからさらにY軸を回動支点としてパネルモニタ12を約90°回動させて、図5に示す如く表示画面13を使用者側に向けるようにして使用する。
なお、この撮像装置1においてパネルモニタ12は、その取り付け部に組み込まれたトグル機構によって常に折り畳み状態に保持されるように付勢されていると共に、このパネルモニタ12を水平に開いた状態ではその角度で安定して保持されるようになっている。
上記パネルモニタ12が設けられるカメラ本体2の左側面2bと反対側の右側面2cの下部には、カメラ本体2を安定した状態で持つためのグリップベルト16が設けられている。このブリップベルト16は、カメラ本体2の背面2dの固定部17と前面2a側の取り付け部18との間に装着されるストラップベルト19と、このストラップベルト19に装着される甲当てパッド20とで構成され、図1に示す如く、このグリップベルト16とカメラ本体2との間に右手を通した状態でカメラ本体2を持つことにより、グリップベルト16で手の甲側を保持し、カメラ本体2を安定した状態で持つことができるものである。
そして本例の撮像装置1では、上記の如くカメラ本体2を右手で持った状態で、その手の指先で操作できる位置に操作部が設けられている。図3に示す如く、カメラ本体2の背面2dに設けられる操作部22には、電源オン/オフ及び動作モード切り換え用のスライドスイッチ23、開閉蓋のロック解除用のスライドスイッチ24、録画ボタン25、画面表示切り換えボタン26、逆光補正ボタン27、フラッシュ発光モード切り換えボタン28、簡易撮影モード設定ボタン29を有し、これらのスイッチ23,24及びボタン25,26,27,28,29は、図1のようにカメラ本体2を手で持った状態で親指の指先で操作することができる。
また図2に示す如く、カメラ本体2の右側面2cの上部前方に設けられる操作部31には、撮影時のズーム操作用のスライドスイッチ32と静止画撮影用のシャッターボタン33を有し、これらのスイッチ32及びボタン33は、図1のようにカメラ本体2を手で持った状態で人差指の指先で操作することができる。
また本例の撮像装置1においては、カメラ本体2の左側面2bの前部に設けられた操作部35に、撮影時の手動調整を行なうための切り換えボタン36と調整ダイヤル37を有し、さらにパネルモニタ12には、表示画面13の下に録画ボタン39、撮影時のズーム操作ボタン40、画面表示サイズ変更ボタン41が設けられている。なお、上記操作部35の切り換えボタン36と調整ダイヤル37及びパネルモニタ12の各ボタン39,40,41は、カメラ本体2を持つ右手と反対側の左手の指先で操作するものである。
さらにカメラ本体2の上面2eには、マイクロホン部43とアクセサリ取り付け部45が設けられている。マイクロホン部43には多数の通音孔が形成されており、この通音孔を通してカメラ本体2に内蔵されたマイクロホンによって音声が収録される。アクセサリ取り付け部45はカバー46で覆われており、このカバー46を取り外すと各種アクセサリを取り付けるためのシューが露出されるようになっている。またカメラ本体2の底面2fには、撮像装置を付属のクレイドル装置と電気的に接続するためのコネクタ48と、三脚に取り付けるための螺子穴49が設けられている。
本例の撮像装置1においては、図6に示す如く、カメラ本体2の右側面2cから背面2dにかけての筐体が開閉蓋50となっており、操作部22のスライドスイッチ24を操作するとこの開閉蓋50のロックが解除されて開閉自在となる。この開閉蓋50を開くと図6のようにカメラ本体2の内部のカセット収納部51が開放され、このカセット収納部51に設けられたカセット装着装置52に記録媒体であるテープカセットが装着される。カセット装着装置52はカセットホルダ53を備え、開閉蓋50を開くとこのカセット装着装置52がカセット収納部51から迫出してカセットホルダ53が開き、その状態でカセットホルダ53にテープカセットを挿入した後、カセットホルダ53を押して閉じることによりカセット装着装置52がカセット収納部51に引き込まれて、テープカセットが所定の装着位置にローディングされる如く動作する。そして、このようにテープカセットのローディングが完了した状態で開閉蓋50を閉じることにより、テープカセットに対する記録再生が可能な状態となる。
一方、静止画記録用のメモリーカード55は、図7に示す如く、カメラ本体2の背面2dにおいてビューファインダ部7の下方に設けられたカードスロット56に挿入されるようになっており、このカードスロット56にメモリーカード55が装填された状態でメモリーカード55に対する記録再生が行なわれる。
なお、本例の撮像装置1では、駆動用のバッテリーはカメラ本体2に内蔵されている。このバッテリーの収納部は開閉蓋50に設けられており、このバッテリー収納部を閉じるカバー58が開閉蓋50の下部に設けられ、このカバー58を取り外すことでバッテリーの交換が行なえるようになっている。
続いて、上記の如く構成される本例の撮像装置に備えられる撮像系の構成について詳細に説明する。図8は、カメラ本体2に内蔵される撮像系の構成を示しており、この撮像系60は、撮像レンズ4の奥に設けられる鏡筒部61と、この鏡筒部61の後方に設けられる光学ブロック62とにより構成される。鏡筒部61には、絞り機構やズーム機構などが内蔵されており、撮像レンズ4から入射した入射光(画像)はこの鏡筒部61を通って後方の光学ブロック62に到達するようになっている。
この光学ブロック62は、図9に示す如く、入射光を赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の三原色の成分に分解する色分解プリズム63と、この色分解プリズム63に固定され、各色の成分光を受光する3つの撮像手段(第1の撮像手段64、第2の撮像手段65、第3の撮像手段66)とを備えてなる3板式の構成を有している。
各撮像手段64,65,66は、何れも撮像素子64a,65a,66aと、この撮像素子64a,65a,66aに固定接続される駆動回路基板64b,65b,66bとで構成され、各撮像素子64a,65a,66aが色分解プリズム63の分光面に固定されている。ここで各撮像素子64a,65a,66aは、入射光の光軸に対し正確に位置決めされた状態で、接着剤によって色分解プリズム63に接着固定される。
そして、各撮像手段64,65,66では、撮像素子64a,65a,66aで受光した各色の成分光が電気信号に変換され、この信号が駆動回路基板64b,65b,66bから画像処理回路を搭載した主基板68に入力されて画像処理が行なわれる。なお、ここで撮像素子64a,65a,66aとしては、C−MOS(Complementary-Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが用いられている。このC−MOSイメージセンサは消費電力が少ないという特徴があり、これを採用することで本例の撮像装置は、バッテリー駆動時間のさらなる長時間化を可能としている。
この光学ブロック62における電気的配線にはフレキシブルプリント配線板が用いられ、3つの撮像素子64a,65a,66aからの出力信号を1つの撮像手段でまとめて主基板68の画像処理回路に入力する配線構造としてある。即ち本例では、図10及び図11に示す如く、第1の撮像手段64の駆動回路基板64bと第2の撮像手段65の駆動回路基板65bを夫々第1のフレキシブルプリント配線板70と第2のフレキシブルプリント配線板71で第3の撮像手段66の駆動回路基板66bに接続し、さらに第3の撮像手段66の駆動回路基板66bを第3のフレキシブルプリント配線板72で主基板68と接続するようにしている。このような接続配線により、3つの撮像手段64,65,66の出力信号は第3の撮像手段66の駆動回路基板66bからまとめて第3のフレキシブルプリント配線板72を介して主基板68の画像処理回路に入力される構成となっている。
この光学ブロックにおいて各フレキシブルプリント配線板70,71,72は、色分解プリズム63に入射される入射光の光軸に対し側方に引き出されるように配線されており、かつ、第1及び第2のフレキシブルプリント配線板70,71と第3のフレキシブルプリント配線板72とは、互いに相対する側に配置されている。
即ち、第1のフレキシブルプリント配線板70は、第3の撮像手段66の駆動回路基板66bの右側端面から色分解プリズムの右側方に引き出されて第1の撮像手段64の駆動回路基板64bの右側端面に接続され、また第2のフレキシブルプリント配線板71は、第3の撮像手段66の駆動回路基板66bの右側端面から色分解プリズムの右側方に引き出されて第2の撮像手段65の駆動回路基板65bの右側端面に接続されている。一方、第3のフレキシブルプリント配線板72は、第3の撮像手段66の駆動回路基板66bの左側端面から色分解プリズムの左側方に引き出され、その先端に取り付けられた接続基板73がコネクタ74を介して主基板68に接続される構造となっている。
このような配線構造では、各フレキシブルプリント配線板70,71,72は省スペースでゆとりのある長さをもって配線されるので、その長さによって折り曲げ状態での反発力が低く抑えられることになる。またこの構成において、主基板68と接続する第3のフレキシブルプリント配線板72は、第1及び第2のフレキシブルプリント配線板70,71に比べて配線数が多いため、その分だけ大きな幅に形成されているが、ここでは中央部に長さ方向にスリット72aを形成することにより、反発力を低く抑えるようにしている。
そして、このようにして各フレキシブルプリント配線板70,71,72の反発力を低く抑えた構造により本例の光学ブロック62では、フレキシブルプリント配線板の反発力による負荷が各撮像手段64,65,66に大きく加わることはないので、色分解プリズム63に対する撮像素子64a,65a,66aの固定位置が経年変化でずれるようなことはなく、常に良好な撮影画像を得ることができる。
さらに本例の光学ブロック62では、第1及び第2のフレキシブルプリント配線板70,71と第3のフレキシブルプリント配線板72とを互いに相対する側に配置した構成により、フレキシブルプリント配線板による負荷のバランスが両側で良好に保たれるので、色分解プリズム63に対する撮像素子64a,65a,66aの固定位置のずれを一段と確実に防止することができる。
なお、以上の実施例では、各撮像手段64,65,66の出力信号を第3の撮像手段66でまとめて画像処理回路に入力するようにした配線構造を示したが、これに限ることなく、各撮像手段64,65,66の出力信号を第1の撮像手段64または第2の撮像手段65でまとめて画像処理回路に入力する配線構造としてもよい。
さらにその他の各部の構成においても、本発明は実施例の構成に限定されることなく、種々の実施形態を採り得るものであることは言うまでもない。
実施例の撮像装置を手で把持した状態を示す斜視図である。 撮像装置を前面側から見た斜視図である。 撮像装置を背面側から見た斜視図である。 撮像装置のパネルモニタを開いた状態を示す斜視図である。 撮像装置のパネルモニタの使用状態を示す斜視図である。 撮像装置のカセット収納部を開いた状態を示す斜視図である。 撮像装置にメモリーカードを挿入する状態を示す斜視図である。 撮像装置に内蔵される撮像系を背面側から見た斜視図である。 撮像系の光学ブロックの構成を示す側面図である。 光学ブロックにおける配線構造を示す斜視図である。 光学ブロックにおける配線構造を示す展開図である。 光学ブロックにおける配線構造の従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1…撮像装置、60…撮像系、62…光学ブロック、63…色分解プリズム、64…第1の撮像手段、64a…撮像素子、65…第2の撮像手段、65a…撮像素子、66…第3の撮像手段、66a…撮像素子、70…第1のフレキシブルプリント配線板、71…第2のフレキシブルプリント配線板、72…第3のフレキシブルプリント配線板、72a…スリット

Claims (3)

  1. 撮像レンズから入射される入射光を三原色の成分に分解する色分解プリズムと、
    この色分解プリズムに固定され、各色の成分光を受光する撮像素子を備えた3つの撮像手段と、
    この3つの撮像手段を画像処理回路基板に接続するフレキシブルプリント配線板と、を備えた撮像装置であって、
    上記フレキシブルプリント配線板は、上記3つの撮像手段のうち一の撮像手段と他の2つの撮像手段を接続する第1及び第2のフレキシブルプリント配線板と、上記一の撮像手段と上記画像処理回路基板を接続する第3のフレキシブルプリント配線板とで構成されており、
    上記第1及び第2のフレキシブルプリント配線板と、上記第3のフレキシブルプリント配線板とを、互いに相対する側に配置し、
    上記第1及び第2のフレキシブルプリント配線板は、互いに異なる角度で折り曲げられている
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置において、
    上記フレキシブルプリント配線板に、その長さ方向にスリットを形成したことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1に記載の撮像装置において、
    上記撮像素子は、C−MOSイメージセンサで構成されることを特徴とする撮像装置。
JP2004381228A 2004-12-28 2004-12-28 撮像装置 Expired - Fee Related JP4453550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004381228A JP4453550B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004381228A JP4453550B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006186936A JP2006186936A (ja) 2006-07-13
JP4453550B2 true JP4453550B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=36739662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004381228A Expired - Fee Related JP4453550B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4453550B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236195A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Sony Corp 撮像ブロック及び撮像装置
JP4890398B2 (ja) * 2007-09-19 2012-03-07 パナソニック株式会社 撮像装置
JP4462354B2 (ja) 2008-01-22 2010-05-12 ソニー株式会社 撮像装置
JP5163487B2 (ja) * 2008-12-26 2013-03-13 パナソニック株式会社 撮像装置
JP6533572B2 (ja) * 2015-04-24 2019-06-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 撮像装置
CN107861242B (zh) * 2017-12-20 2019-07-05 嘉兴中润光学科技有限公司 具有多传感器的成像系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006186936A (ja) 2006-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7525596B2 (en) Camera including first, second and third exterior members defining the exterior thereof
JPS63261242A (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ
JPH1188750A (ja) 電子カメラ
JP4035488B2 (ja) 撮像装置
JP4453550B2 (ja) 撮像装置
JP4481673B2 (ja) デジタルカメラ
JP2003304430A (ja) 携帯型メモリの装着機構を備えたカメラおよび携帯機器
JP4521966B2 (ja) 撮像装置
US20050174479A1 (en) Digital camera
JP2807616B2 (ja) モニタ付きカメラ一体型記録装置
JP2005065014A (ja) 撮像装置
JP2000059655A (ja) デジタルカメラ
JP5053873B2 (ja) 撮像装置
JP4547338B2 (ja) デジタルカメラ
JP3347048B2 (ja) モニタ付きカメラ一体型記録装置
JP4645193B2 (ja) 撮像装置
JP5335977B2 (ja) 撮像装置
JP4241270B2 (ja) 電子機器
JP2009300558A (ja) 撮像装置
JP2007026701A (ja) 電子機器の蓋装置
JP2006184815A (ja) グリップベルト
JP2518975Y2 (ja) 電子的撮像装置
JP2007036703A (ja) 撮像装置
JP2006185870A (ja) 電子機器
JPS63161778A (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees