JP5053873B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像素子を有する撮像装置に係り、特に、不要なノイズによる影響を抑制した撮像装置に関する。
近年、被写体像をCCD等の固体撮像素子(以下、「撮像素子」という。)を用いて撮像し、撮像された画像信号をA/D変換し、デジタル信号として処理して記録媒体に記録する、いわゆるデジタルスチルカメラが普及している。
この種のデジタルスチルカメラには、一般に、次のような回路が搭載されている。例えば、撮像素子駆動回路は、撮像素子を駆動する。A/D変換回路は、撮像素子で撮像された画像信号をA/D変換する。バッファメモリ制御回路は、A/D変換された画像データを一時的に蓄える。映像信号処理回路は、メモリに蓄えられた画像データを現像処理して画像データを生成する。メモリコントローラ回路は、生成された画像データを外部機器と授受する。カラー液晶駆動回路は、画像データをD/A変換し、内蔵した表示装置に出力する。カメラ動作制御回路は、各種センサ及びスイッチやカメラアクチュエータの駆動を制御する。電源供給回路は、上記の各種回路に対応した電源を生成して供給する。
このように、デジタルスチルカメラは極めて大規模な電子回路を有し、電子回路は、複数の基板に実装され、限られた空間内にレイアウトされている。
近年、一眼レフタイプのデジタルカメラでは、撮像素子を含む撮像ユニットへの異物の付着防止機構、及び、手振れ防止機構が搭載されていることが多くなっている。このようなカメラでは、撮像素子及びA/D変換器の実装基板と、A/D変換器からのデジタル信号を処理する映像信号処理回路を含むデジタル回路基板とは、それぞれ分けて配置されることが一般的である。(特許文献1、特許文献2)。
一方、デジタル出力コネクタであるUSBコネクタ又はIEEE1394コネクタは、デジタル回路基板に実装されることが好ましい。これは、パーソナルコンピュータやプリンタなどの外部機器に接続した際、信号処理を行う素子への高速伝送のため、又は、不要なノイズによる影響を避けるためである(特許文献3)。
特開2007−193126号公報 特開2003−110928号公報 特開2006−84888号公報
しかしながら、上記従来構成において、高速伝送が必要なUSBコネクタをデジタル回路基板に実装するには、撮像素子を実装した基板の背面に、デジタル回路基板を配置する必要がある。
このため、デジタル回路基板の面積の増大を招き、カメラを構成する他の部材のレイアウトに制限を与えていた。このことは、コストアップの要因ともなっていた。また、撮像素子を実装した基板とデジタル回路基板との空間的距離が大きく、両基板間の接続に際して、FPCなどの接続部材のパターン配線距離が大きくなり、不要なノイズの混入を受けやすい構成となっていた。
そこで、本発明は、ノイズによる影響を抑制した撮像装置を提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、撮像光学系を介して得られた被写体像をアナログ信号として出力する撮像素子と、前記撮像素子が実装され、該撮像素子から出力された前記アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器が設けられたA/D変換基板と、前記A/D変換器から出力されたデジタル信号を処理する映像信号処理回路が設けられ、該映像信号処理回路と外部機器とを電気的に接続するUSBコネクタが実装されたメイン基板とを有し、前記A/D変換基板は、前記メイン基板の面内方向に隣接した空間において該メイン基板と同一平面上に配置されており、前記A/D変換基板と前記メイン基板とは、フレキシブルプリント配線板に形成された配線により電気的に接続されており、前記メイン基板は、L字形状であり、前記A/D変換基板の下部空間において少なくともその一部が配置され、グリップとは反対側の端部において前記USBコネクタを実装している。
本発明のその他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、ノイズによる影響を抑制した撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(撮像装置の電気的構成)
まず、本実施例における撮像装置の電気的構成を説明する。図1は、本実施例における撮像装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。本図は、具体的には、撮像装置としてデジタル一眼レフカメラの構成を示したものである。なお、後述の図2乃至図7と共通する部分には、図1と同一の符号が付されている。
100はマイクロコンピュータ(以下、「MPU」という。)である。マイクロコンピュータ100は、カメラ本体1aに内蔵され、カメラ1の中央処理装置として動作する。MPU100は、カメラ1の動作制御を司るものであり、カメラ1の各要素に対して様々な処理や指示を実行する。
100aはEEPROMである。EEPROM100aは、MPU100に内蔵された記憶装置として動作する。本実施例では、EEPROM100aは、時刻計測回路109の計時情報やその他の情報を記憶することができる。
MPU100には、ミラー駆動回路101、焦点検出回路102、シャッタ駆動回路103、映像信号処理回路104、スイッチセンス回路105、測光回路106、及び、ストロボ駆動回路113が接続されている。ストロボ駆動回路113は、ストロボユニット504の動作を制御する。
また、MPU100には、液晶表示駆動回路107、バッテリチェック回路108、時刻計測回路109、電源供給回路110、圧電素子駆動回路111が接続されている。これらの回路は、MPU100に制御されることにより動作する。
MPU100は、撮影レンズユニット200a内のレンズ制御回路201との間で、マウント接点507を介して通信を行う。マウント接点507は、撮影レンズユニット200aがカメラ本体1aに接続されると、MPU100へ信号を送信する機能をも有する。これにより、レンズ制御回路201は、MPU100との間で通信を開始し、AF駆動回路202及び絞り駆動回路203を介して、撮影レンズユニット200a内の撮影レンズ200及び絞り204の駆動を行う。なお、図1では便宜上1枚の撮影レンズ200のみを示しているが、実際には撮影レンズ200は多数のレンズ群によって構成される。
AF駆動回路202は、例えば、ステッピングモータによって構成される。AF駆動回路202は、レンズ制御回路201の制御により撮影レンズ200内のフォーカスレンズの位置を変化させ、撮像素子33に撮影光束の焦点を合わせるように調整する。
絞り駆動回路203は、例えば、オートアイリス等によって構成される。絞り駆動回路203は、レンズ制御回路201の制御により絞り204を変化させ、光学的な絞り値を得る。
512はメインミラーである。メインミラー512は、図1に示される撮影光軸50に対して45°の角度に保持された状態で、撮影レンズ200を通過する撮影光束をペンタダハミラー22へ導く。また、メインミラー512は、撮影レンズ200を通過する撮影光束の一部を透過させて、サブミラー30へ導く。サブミラー30は、メインミラー512を透過した撮影光束を焦点検出センサユニット31へ導く。
ミラー駆動回路101はメインミラー512を駆動するものであり、例えば、DCモータとギヤトレイン等によって構成される。ミラー駆動回路101は、ファインダにより被写体像を観察可能とする位置、及び、撮影光束から待避する位置の間において、メインミラー512を移動させる。ミラー駆動回路101によりメインミラー512が駆動されると、同時に、サブミラー30も焦点検出センサユニット31へ撮影光束を導く位置、及び、撮影光束から待避する位置の間を移動する。
焦点検出センサユニット31は、不図示の結像面近傍に配置されたフィールドレンズ、反射ミラー、2次結像レンズ、絞り、及び、複数のCCDからなるラインセンサ等によって構成され、位相差方式の焦点検出を行う。焦点検出センサユニット31から出力される信号は、焦点検出回路102へ供給される。焦点検出回路102に供給された信号は、焦点検出回路102にて被写体像信号に換算され、MPU100に送信される。
MPU100は、被写体像信号に基づいて、位相差検出法による焦点検出演算を行う。また、MPU100は、デフォーカス量及びデフォーカス方向を求め、これらに基づいて、レンズ制御回路201及びAF駆動回路202を介して撮影レンズ200内のフォーカスレンズを合焦位置まで駆動する。
ペンタダハミラー22は、メインミラー512により反射された撮影光束を正立正像に変換反射する。撮影者は、ファインダ光学系18を介して、ファインダ接眼窓520から被写体像を観察することができる。ペンタダハミラー22は、撮影光束の一部を測光センサ46へも導く。測光回路106は、測光センサ46からの出力信号を得て、その出力信号を観察面上の各エリアにおける輝度信号に変換し、MPU100に出力する。MPU100は、輝度信号に基づいて露出値を算出する。
撮影者がファインダにより被写体像を観察しているとき、シャッタユニット32(機械フォーカルプレーンシャッタ)のシャッタ先幕は遮光位置にあり、また、シャッタユニット32のシャッタ後幕は露光位置にある。次に、撮影時には、シャッタ先幕が遮光位置から露光位置へ移動する露光走行を行って被写体からの光を通過させ、撮像素子33にて撮像を行う。所望のシャッタ秒時経過後、シャッタ後幕は露光位置から遮光位置へ移動する遮光走行を行って撮影を完了する。シャッタユニット32は、MPU100の指令を受けたシャッタ駆動回路103により駆動制御される。
撮像ユニット400は、光学ローパスフィルタ410、光学ローパスフィルタ保持部材420、圧電部材である圧電素子430、及び、撮像素子33がユニット化されたものである。撮像素子33は、被写体像を光電変換する。より具体的には、撮像素子33は、撮像光学系を介して得られた被写体像をアナログ信号として出力する。本実施例では、撮像素子33としてCMOSセンサが用いられている。ただし、これに代えて、CCD等の他の形態の撮像デバイスを採用することもできる。
撮像素子33の前方に配置された光学ローパスフィルタ410は、水晶からなる1枚の複屈折板であり、その形状は矩形状である。圧電素子430は、単板の圧電素子(ピエゾ素子)である。圧電素子430は、MPU100の指示を受けた圧電素子駆動回路111により加振され、その振動を光学ローパスフィルタ410に伝えるように構成されている。
クランプ/CDS(相関二重サンプリング)回路34は、A/D変換を実行する前の基本的なアナログ処理を行う。また、クランプ/CDS回路34は、クランプレベルを変更することも可能である。AGC35(自動利得調整装置)は、A/D変換を実行する前の基本的なアナログ処理を行う。また、AGC35は、AGC基本レベルを変更することも可能である。A/D変換器36は、撮像素子33から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
映像信号処理回路104は、デジタル化された画像データに対してガンマ/ニー処理、フィルタ処理、及び、モニタ表示用の情報合成処理等、ハードウエアによる画像処理全般を実行する。映像信号処理回路104からのモニタ表示用の画像データは、カラー液晶駆動回路112を介してカラー液晶モニタ529(液晶表示装置)に表示される。
また、映像信号処理回路104は、MPU100の指示に従い、メモリコントローラ38を通じて、バッファメモリ37に画像データを保存することができる。さらに、映像信号処理回路104は、JPEG等の画像データ圧縮処理を行うこともできる。
連写撮影等、連続して撮影が行われる場合、映像信号処理回路104は、一旦バッファメモリ37に画像データを格納し、メモリコントローラ38を通じて未処理の画像データを順次読み出すことができる。これにより、映像信号処理回路104は、A/D変換器36から入力される画像データの速度に関わらず、画像処理や圧縮処理を順次行うことができる。
メモリコントローラ38は、外部インタフェース40から入力される画像データを外部メモリ39に記憶し、外部メモリ39に記憶されている画像データを外部インタフェース40から出力する機能を有する。なお、外部インタフェース40は、図4におけるビデオ信号出力用ジャック841、リモート操作用ジャック842及びUSBコネクタ801に相当する。外部メモリ39としては、カメラ本体1aに着脱可能なフラッシュメモリ等が用いられる。
スイッチセンス回路105は、各スイッチの操作状態に応じて、入力信号をMPU100に送信する。スイッチSW1(510a)は、レリーズボタン510の第1ストローク(半押し)によりONする。スイッチSW2(510b)は、レリーズボタン510の第2ストローク(全押し)によりONする。スイッチSW2(510b)がONされると、撮影開始の指示がMPU100に送信される。また、スイッチセンス回路105には、メイン操作ダイヤル503、撮影モード設定ダイヤル502、及び、電源スイッチ501が接続されている。
液晶表示駆動回路107は、MPU100の指示に従って、ファインダ内液晶表示器41を駆動する。
バッテリチェック回路108は、MPU100の指示に従って、バッテリチェックを行い、その検出結果をMPU100に送信する。電源42は、MPU100等のカメラ1の各要素に対して電源を供給する。
時刻計測回路109は、電源スイッチ501がOFFされて次にONされるまでの時間や日付を計測し、MPU100からの指示に従って、計測結果をMPU100に送信する。
(撮像装置の外観構成)
次に、本実施例における撮像装置の外観構成について説明する。
図2及び図3は、本実施例における撮像装置(デジタル一眼レフカメラ)の外観図である。図2は、撮像装置(カメラ)前面側より見た斜視図であり、撮影レンズユニットを外した状態を示している。図3は、撮像装置(カメラ)を撮影者側(背面側)から見た斜視図である。
図2において、1aはカメラ本体である。カメラ本体1aには、使用者が撮影時にカメラ1aを安定して握り易いように、カメラの一側面において前方に突出したグリップ513が設けられている。501はカメラ1の電源スイッチである。電源スイッチ501が操作されることにより、カメラ1は起動又は停止する。
511はカメラ本体1aの内部(カメラ筐体内)に配置されたミラーボックスである。ミラーボックス511には、撮影レンズを通過した撮影光束が導かれる。ミラーボックス511の内部には、メインミラー512が配設されている。メインミラー512は、撮影光束をペンタダハミラー22(図1参照)の方向へ導くため、撮影光束中において撮影光軸に対して45°の角度に保持される第1の状態をとる。また、メインミラー512は、撮影光束を撮像素子33(図1参照)の方向へ導くため、撮影光束から退避した位置に保持される第2の状態をとる。メインミラー512は、ミラー駆動回路101(図1参照)により駆動されることにより、第1の状態又は第2の状態のいずれかをとるように移動する。
また、カメラ本体1aの上部中央には、カメラ本体1aに対してポップアップするカメラ内蔵型ストロボユニット504が設けられている。カメラ内蔵型ストロボユニット504は、被写体に照明光を照射する。
カメラ本体1aの上部の前面から見て左寄り(背面から見て右寄り)には、撮影者がカメラ1の撮影モードを設定するための撮影モード設定ダイヤル502が設けられている。撮影モード設定ダイヤル502により、撮影シーンに合わせたオート撮影モード、及び、シャッタスピードやレンズ絞り値の各々を撮影者の意志により設定するマニュアル撮影モードなどを選択することが可能である。また、メイン操作ダイヤル503の操作によって、撮影時の動作モードに応じてシャッタスピードやレンズ絞り値を設定することが可能となる。
505a及び505bは、カメラ本体1aへストラップを取り付けるためのストラップ取り付け部材である。ストラップ取り付け部材505a、505bは、略中央部に設けられた穴にストラップ紐がかけられるように構成されている。
508はマウント部である。マウント部508は、着脱可能な撮影レンズユニット(不図示)をカメラ本体1aに固定させる。506はレンズロック解除釦である。レンズロック解除釦506を押し込むことにより、撮影レンズユニットをカメラ本体1aから取り外すことができる。
507はマウント接点である。マウント接点507は、カメラ本体1aと撮影レンズユニットとの間で制御信号、状態信号、及び、データ信号などの通信を行う。また、マウント接点507は、撮影レンズユニットに電力を供給する機能をも有する。このため、撮影レンズユニットは、独自の電源を必要としないで動作することができる。また、マウント接点507は、電気通信のみならず、光通信などを行うことができるように構成してもよい。
カメラのグリップ513の上部側には、撮影開始の起動スイッチとしてのレリーズボタン510が配置されている。レリーズボタン510は、第1ストロークによってスイッチSW1(510a)がONし、撮影準備動作(焦点調節動作及び測光動作)が開始される。また、レリーズボタン510は、第2ストロークによってスイッチSW2(510b)がONし、撮影動作が開始される。
509は、カメラ1にて撮影した撮影画像を記録する外部メモリ(不図示)を収納するための収納口である。
図3に示すように、カメラ本体1aの背面側には、上方にファインダ接眼窓520、カメラ1の撮影前情報や設定内容、及び、撮影した画像などを表示可能なカラー液晶モニタ529が設けられている。
カメラ本体1aの背面側には、AFフレーム選択ボタン522、AEロックボタン523、撮影した画像の再生等の操作を行う再生ボタン526、及び、撮影した画像の消去等の操作を行う消去ボタン524が配置されている。また、カメラ本体1aの背面側には、撮影した画像の印刷等の操作を行うイージーダイレクトボタン527、露出補正設定ボタン528、及び、メニュー画面の呼び出し等の操作を行うMENUボタン530が配置されている。さらに、カラー液晶モニタ529の表示/非表示の切替等の操作を行うDISPボタン531、及び、各種設定時に決定を行うための選択決定ボタン525なども、カメラ本体1aの背面側に配置されている。
また、カメラ本体1aの上部の背面から見て右側には、撮影者が撮影時のISO感度設定を選択可能なモードへ移行するためのISO感度設定ボタン521が設けられている。
カメラ本体1aのグリップ513側とは反対側の側面には、外部インタフェースとして、ビデオ信号出力用ジャック841とリモート操作用ジャック842、及び、USBコネクタ801が納められている(図6参照)。
(撮像装置の内部構成)
次に、本実施例における撮像装置の内部構成について説明する。
図4乃至図7は、本実施例における撮像装置(カメラ)の内部構成を示す斜視図である。図4及び図5は、それぞれ、カメラの前面側及び背面側から見た斜視図である。また、図6及び7は、それぞれ、カメラの前面側及び背面から見た分解斜視図である。
カメラ本体1aの骨格となる本体シャーシ300の被写体側(前面側)には、被写体側から順に、マウント部508、ミラーボックス511、及び、シャッタユニット32が配設されている。ミラーボックス511の上部には、ファインダーユニット600が配設されている。ファインダーユニット600は、ペンタダハミラー22を含み、撮影者に被写体像を提供する。
本体シャーシ300の撮影者側(背面側)には、撮像ユニット400、メイン基板800(第1のデジタル基板)、及び、インタフェース基板840が配設されている。撮像ユニット400は、撮影レンズユニットが取り付けられる基準となるミラーボックス511の撮像素子取付け部511aに固定されている。このとき、撮像ユニット400は、撮像素子33の撮像面がマウント部508から所定の距離だけ離れ、かつ、マウント部508と平行になるように調整されている。
撮像ユニット400の背面には、A/D変換基板830が配設されている。A/D変換基板830には、例えば、A/D変換器36が配設されている。A/D変換器36は、撮像素子33から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。このように、A/D変換基板830は、撮像素子33が実装され、撮像素子33から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器36が設けられている。A/D変換基板830は、メイン基板800の面内方向に隣接した空間に配置されている。
カメラ本体1aの前面から見て、ミラーボックス511の右側には、シャッタユニット32の一部である駆動部32aが配設されている。駆動部32aは、シャッタユニット32の駆動、メインミラー512及びサブミラー30の駆動、及び、ストロボユニット504の駆動を行う。
また、ミラーボックス511の左側には、電池室700が配設されている。電池室700には、カメラ1の電源となる電池が収納される。
電池室700の被写体側(前面側)には、電源基板810が配設されている。電源基板810は、電池室700の一方側(被写体側)に配置され、電源基板810には、電池から所定の電源電圧を生成する電源供給回路110(DC/DC変換回路)が設けられている。
また、電池室700の撮影者側(背面側)には、第2のデジタル基板820が配設されている。第2のデジタル基板820は、電池室700とメイン基板800との間に配置されている。第2のデジタル基板820には、SDコネクタなどの外部メモリ39を挿入するためのスロット821及び圧電素子駆動回路111が設けられている。
第2のデジタル基板820のさらに撮影者側(背面側)には、メイン基板800が配設されている。メイン基板800は、電池室700の一方側(被写体側)とは反対の他方側(撮影者側)に配置され、メイン基板800には、電源供給回路110から電源電圧が供給されるMPU100が設けられている。また、メイン基板800には、A/D変換基板830において得られた画像データ(デジタル信号)を処理するための映像信号処理回路104、及び、この画像データを格納するためのバッファメモリ37が設けられている。さらに、メイン基板800には、外部機器と電気的に接続する入出力端子が実装されている。本実施例のメイン基板800には、入出力端子として、USBコネクタ801が実装されている。ただし、USBコネクタに限られず、例えば、IEEE1394コネクタのような他のコネクタであってもよい。
このように、メイン基板800は、A/D変換器36から出力されたデジタル信号を処理する映像信号処理回路104が設けられ、映像信号処理回路104と外部機器とを電気的に接続するUSBコネクタ801が実装されている。
また、本実施例の撮像装置は、メイン基板800と電池室700との間に第2のデジタル基板820が配設される構成となっている。
本体シャーシ300は、クランク状の折り曲げ部300aを有する。この折り曲げ部300aの付近において、電池室700は本体シャーシ300に取り付けられている。
電源基板810の上には、電池端子812、電源供給回路110、及び、ストロボ駆動回路113が配設されている。このように、電池端子812、電源供給回路110、及び、ストロボ駆動回路113は、同一基板上に配設されていることになる。これらが同一基板上に配設されていることにより、配線長の長さを抑えることができ、電力の損失を抑制することができる。
また、電源基板810には、ストロボ駆動回路113の一部であるメインコンデンサ811が配設されている。メインコンデンサ811は、ミラーボックス511と電池室700との間に位置するように配設されている。
第2のデジタル基板820には、外部メモリ39を利用するためのスロット821や圧電素子駆動回路111などの電源供給回路110からのノイズによる悪影響が少ない回路が配設されている。また、第2のデジタル基板820の複数の電子部品は、全て、電池室700とは反対側(撮影者側)の面に実装されている。複数の電子部品と電池室700の間に第2のデジタル基板820の配線層が介在している。このように、本実施例では、第2のデジタル基板820には、複数の電子部品が実装されており、これら全ての電子部品は、電池室700とは反対側(撮影者側)の面に実装されている。
メイン基板800の平面はL字型(略L字形状)であり、A/D変換基板830と同一平面上に配置される。ここで、同一平面上とは、メイン基板800とA/D変換基板830とが実質的に同一平面上に配置されていることを意味する。このため、メイン基板800が設けられている平面とA/D変換基板830が設けられている平面とが厳密には相違する場合でも、その相違が僅かであり、これらが同一平面上にあると評価される配置関係も含まれる。換言すれば、A/D変換基板830は、メイン基板800の面内方向に隣接した空間に配置されているということになる。
メイン基板800には、MPU100、映像信号処理回路104、及び、カラー液晶駆動回路112などが配設されている。上述のとおり、本実施例の撮像装置は、カラー液晶モニタ529を有しており、メイン基板800に設けられた映像信号処理回路104は、カラー液晶モニタ529に表示される画像データを生成する。
また、メイン基板800には、カメラ1の一側面に設けられたグリップ513とは反対側の端部において、USBコネクタ801が実装されている。略L字形状であるメイン基板800は、A/D変換基板830の下部空間においてその一部が配置され、グリップ513とは反対側の端部においてUSBコネクタ801を実装する。
このような構成によれば、USBコネクタを他の基板やフレキシブル配線板に実装し、このUSBコネクタをメイン基板と接続する場合と比較して、USBコネクタと同一基板上にあるMPU100との間で高速な通信を行うことが可能である。
インタフェース基板840には、ビデオ信号出力用ジャック841及びリモート操作用ジャック842が配設されている。
図8は、本実施例におけるメイン基板800とA/D変換基板830との配置関係を示した平面図である。
図8に示されるように、USBコネクタ801を実装したメイン基板800とA/D変換基板830とは、FPC831(フレキシブルプリント配線板)を介して接続されている。すなわち、A/D変換基板830とメイン基板800とは、FPC831に形成された配線により電気的に接続されている。
上述のとおり、メイン基板800とA/D変換基板830とは、略同一平面上に配置されている。すなわち、A/D変換基板830は、メイン基板800の面内方向に隣接した空間に配置されている。このため、両者を接続するFPC831の長さ、すなわち配線距離を短くすることができる。また、FPC831へのシールド部材などを新たに追加することなく、不要な外部ノイズの混入を避けることが可能である。このとき、FPC831は、A/D変換基板830の位置調整代を考慮した上で、最短の長さになっている。このため、A/D変換基板830の位置調整時において何ら不自由は生じない。
メイン基板800の平面はL字型であり、A/D変換基板830の平面は長方形である。そして、メイン基板800は、A/D変換基板830の隣り合う2辺に隣接して配置されている。
また、USBコネクタ801は、グリップ513とは反対の側面において、メイン基板800に配置されている。
以上、本実施例の構成によれば、不要なノイズの影響を抑制した撮像装置を提供することができる。特に、本実施例では、撮像素子を実装したA/D変換基板と、デジタル回路が設けられてUSBコネクタが実装されたメイン基板を略同一平面上に配置している。また、撮像素子を実装したA/D変換基板の下部空間を利用することにより、メイン基板の一部をその空間に配置してUSBコネクタを実装している。このような構成により、カメラの操作性を損なうことなく、かつ、不要なノイズの影響を抑制しつつ、USBコネクタ等の外部機器に対して動作信頼性の高いカメラを提供することができる。
以上、本発明の実施例について具体的に説明した。ただし、本発明は上記実施例にて説明した事項に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
本実施例における撮像装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。 本実施例における撮像装置を前面側より見た外観斜視図である。 本実施例における撮像装置を背面側より見た外観斜視図である。 本実施例における撮像装置の前面側より見た内部構成斜視図である。 本実施例における撮像装置の背面側より見た内部構成斜視図である。 本実施例における撮像装置の前面側より見た分解斜視図である。 本実施例における撮像装置の背面側より見た分解斜視図である。 本実施例におけるメイン基板とA/D変換基板との配置関係を示した平面図である。
符号の説明
1:カメラ、1a:カメラ本体、22:ペンタダハミラー、30:サブミラー、31:焦点検出センサユニット、32:機械フォーカルプレーンシャッタ、33:撮像素子、34:クランプ/CDS(相関二重サンプリング)回路、35:AGC回路(自動利得調整装置)、36:A/D変換器、37:バッファメモリ、38:メモリコントローラ、39:外部メモリ、40:外部インタフェース、41:ファインダ内液晶表示器、42:電源、43:メインスイッチ、46:測光センサ、100:MPU、100a:EEPROM、101:ミラー駆動回路、102:焦点検出回路、103:シャッタ駆動回路、104:映像信号処理回路、105:スイッチセンス回路、106:測光回路、107:液晶表示駆動回路、108:バッテリチェック回路、109:時刻計測回路、110:電源供給回路、111:圧電素子駆動回路、112:カラー液晶駆動回路、113:ストロボ駆動回路、200:撮影レンズ、200a:撮影レンズユニット、201:レンズ制御回路、202:AF駆動部、203:絞り駆動部、204:絞り、300:本体シャーシ、400:撮像ユニット、410:光学ローパスフィルタ、420:光学ローパスフィルタ保持部材、430:圧電素子、501:電源スイッチ、502:撮影モード設定ダイヤル、503:メイン操作ダイヤル、504:ストロボユニット、505a,505b:ストラップ取り付け部、506:レンズロック解除ボタン、507:マウント接点、508:マウント部、509:外部メモリ収容蓋、510:レリーズボタン、511:ミラーボックス、512:メインミラー、513:グリップ、520:ファインダ接眼窓、520:ISO感度設定ボタン、522:AFフレーム選択ボタン、523:AEロックボタン、524:消去ボタン、525:決定ボタン、526:再生ボタン、527:イージーダイレクトボタン、528:露出補正設定ボタン、529:カラー液晶モニタ、530:MENUボタン、531:DISPボタン、700:電池室、701:金属プレート、800:メイン基板、801:USBコネクタ、810:電源基板、812:電池端子、820:第2のデジタル基板、821:スロット、841:ビデオ信号出力用ジャック、842:リモート操作用ジャック

Claims (1)

  1. 撮像光学系を介して得られた被写体像をアナログ信号として出力する撮像素子と、
    前記撮像素子が実装され、該撮像素子から出力された前記アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器が設けられたA/D変換基板と、
    前記A/D変換器から出力されたデジタル信号を処理する映像信号処理回路が設けられ、該映像信号処理回路と外部機器とを電気的に接続するUSBコネクタが実装されたメイン基板と、を有し、
    前記A/D変換基板は、前記メイン基板の面内方向に隣接した空間において該メイン基板と同一平面上に配置されており、
    前記A/D変換基板と前記メイン基板とは、フレキシブルプリント配線板に形成された配線により電気的に接続されており、
    前記メイン基板は、L字形状であり、前記A/D変換基板の下部空間において少なくともその一部が配置され、グリップとは反対側の端部において前記USBコネクタを実装していることを特徴とする撮像装置。
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