JP2007174527A - 把持装置、およびそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着脱動作が容易に行うことができるグリップベルトを提供するものである。また、グリップベルトを備えた撮像装置を提供するものである。
【解決手段】本体11との間の空間16に使用者の手を挿入可能なグリップベルトであって、一方の端部が本体11に固着され、他方の端部が本体11に遊貫係合され、両方の端部間の長さは使用者の手を支持可能な長さを有するグリップベルト部14aと、グリップベルト部14aの他方の端部に配され、少なくとも使用者の手で把持可能な大きさの開口部14eを有するハンドストラップ部14bとを備え、ハンドストラップ部14bは、グリップベルト部14aに対して着脱可能に構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビデオカメラなどの撮像装置に搭載される把持装置に関する。また、そのような把持装置を搭載した撮像装置に関する。
ビデオカメラなどの撮像装置に搭載されるグリップベルトは、ユーザーが撮像装置で撮影を行っている時に、ユーザーの手をサポートして安定した撮影を行える機能に加えて、ハンドストラップの機能を兼ね備えたものが登場している。
「グリップベルト機能」とは、例えばユーザーが手の平側で撮像装置を把持した際に、グリップベルトが手の甲側を支持して、ユーザーが撮像装置を安定して把持可能にする機能である(例えば、特許文献1の図9参照)。以下、ユーザーが、グリップベルト機能により撮像装置を把持している状態を「グリップベルト状態」と称する。
また、「ハンドストラップ機能」とは、グリップベルトの長手方向略中央に環状部を形成し、グリップベルトの一方の端部を撮像装置に対して着脱可能とすることで、グリップベルトの一方の端部を撮像装置から取り外し、ユーザーが環状部を手で把持することで、運搬しやすくする機能である(例えば、特許文献1の図3参照)。以下、ユーザーが、ハンドストラップ機能により撮像装置を把持している状態を「ハンドストラップ状態」と称する。
以下、従来の把持装置について、特許文献1を引用して説明する。なお、以下の説明では、グリップベルトを把持装置の一例に挙げて説明する。
図5〜図8は、従来の把持装置の外観構成を示す斜視図である。図5及び図8は、グリップベルト状態を示している。図6は、図5の状態からグリップベルト本体の一方の端部を電子機器から取り外した状態を示している。図7は、ハンドストラップ状態を示している。
図において、ビデオカメラ本体2は、電子機器の一例を示しており、少なくとも撮影時は片手で保持可能な構成となっている。グリップベルト本体1は、ビデオカメラ本体2の側面に配され、帯状で、柔軟性がある材質(布やゴムなど)で構成されている。また、グリップベルト1の第2の端部4は、ビデオカメラ本体2の側面(把持面2aの側方下端)に、着脱できないように固定され、第1の端部3側はビデオカメラ本体2に対して着脱自在になっている。第1の面ファスナー7は、グリップベルト本体1の第1の端部3近傍に配されている。第2の面ファスナー8は、グリップベルト本体1の長辺方向略中央に配され、第1の面ファスナー7と第2の面ファスナー8とは互いに着脱自在に構成されている。
挿通部5は、グリップベルト本体1に配され、グリップベルト本体1を挿通可能な開口を備えている。また、挿通部5は、ビデオカメラ本体2に対して着脱自在となっている。また、挿通部5には、突起部6を挿入及び係合可能な係合穴が設けられている。さらに、挿通部5には、挿通部5と突起部6とを離間させる際に、ユーザーが挿通部内のロックを解除させるための操作部5bが設けられており、挿通部5と突起部6との係合及び係合解除時に回動するように構成されている。なお、係合解除時は操作部5bをユーザーが指で回動操作することで、係合状態が解除し、突起部6と挿通部5とを係合解除し離間させることができる。
突起部6は、ビデオカメラ本体2においてグリップベルト本体1を着脱する位置(第2の端部4が固定された部位から離間した位置)に設けられ、挿通部5が着脱可能に構成されている。
以下、動作について説明する。
まず、図5に示すように、グリップベルト本体1の第2の端部4は、ビデオカメラ本体2に対してビスなどで固定されており、第1の端部3は、予め突起部6に係合させた挿通部5に設けられた開口に挿入され、第1の端部3は第1の面ファスナー7を矢印Aのように、グリップベルト本体1の第2の面ファスナー8に付着させることにより、グリップベルト本体1が挿通部5から脱落することなく保持されている。このようにしてできた状態を「グリップベルト状態」とし、具体的な使用例は図8のようになる。着脱可能な挿通部5は、ビデオカメラ本体2に固定された突起部6(図6参照)に係合保持されており、ベルト本体から外方へ力が加わっても突起部6から外れることなく保持されている。
なお、グリップベルト本体1は図5に示す状態において、第1及び第2の面ファスナー7及び8を離間させて、グリップベルト本体1を挿通部5の開口内を矢印M方向へ移動させて任意の長さにし、再度第1及び第2の面ファスナー7及び8を付着することで、使用者の手の大きさに合わせたグリップベルト本体1の長さを設定することができる。
次に、本装置をグリップベルト状態からハンドストラップ状態へ移行させる際の動作について説明する。
図5及び図8に示すグリップベルト状態から、図6の矢印Bに示すように、挿通部5と突起部6との係合状態を解除し、挿通部5と突起部6とを離間させる。
次に、突起部6と挿通部5との係合が解除されたことにより、図7に示すようにグリップベルト本体1は矢印C方向へ自由に移動させることが可能になる。着脱可能な挿通部5が突起部6から抜去されると、グリップベルト本体1は図7の第1の固定部4のみで固定された状態となり、この状態でベルト本体1にループ部を作り、前記ループ部に使用者の手を通すことによりハンドストラップとして使用することができる。
特開2004−230094号公報
しかしながら上記従来の構成では、グリップベルト状態からハンドストラップ状態へ移行させるために、挿通部5の操作部を回動させてロックを解除した後、挿通部5を突起部6から取り外さなければならず、離脱操作が煩雑であるという問題点があった。
また、挿通部5における開口が小さいため、ハンドストラップ状態からグリップベルト状態へ移行させる際、突起部6を開口に挿入しにくく、挿通部5と突起部6との装着操作が煩雑であるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、容易に、グリップベルト状態またはハンドストラップへ相互に移行させることができる把持装置を提供することを目的とする。また、その把持装置を備えた撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の把持装置は、電子機器本体に一端を固着する固着部と他端を遊貫係合する係合部とで橋架され、前記電子機器本体と当該電子機器本体に対向する対向面との間に電子機器を使用する使用者の手のひらが挿着する空間部を構成するベルト部と、前記係合部を貫通した前記他端に連設され、前記使用者の手のひらが遊挿状態で挿通する環状部と、前記ベルト部と前記環状部とが相対向する対向面どうしを面接触させた第1の状態と、前記対向面どうしを離脱させた第2の状態とを形成する取付部とを備える。
また、本発明の撮像装置は、前記電子機器が光学画像を入射するレンズ部を備えた撮像装置であって、上述の把持装置の前記ベルト部を、前記光学画像が前記レンズ部を介して入射する前記電子機器本体の前側面に連設する側面に対向するように配置した。
本発明の把持装置は、グリップベルト状態からハンドストラップ状態への移行、およびハンドストラップ状態からグリップベルト状態への移行を、容易に行うことができる。
本発明のグリップベルトは、前記環状体と前記帯状体は、互いに面ファスナーによって保持及び離脱可能である構成としてもよい。
(実施の形態1)
図1〜図4は、実施の形態1の把持装置が搭載されている撮像装置の外観構成を示す斜視図である。なお、以下の説明では、グリップベルト装置を把持装置の一例として挙げて説明する。
図1はグリップベルト状態を示し、図2はグリップベルト状態とハンドストラップ状態との間における移行中の状態を示し、図3及び図4はハンドストラップ状態を示している。
また、実施の形態1では、パームサイズのビデオカメラを撮像装置の一例として挙げて説明する。なお、撮像装置はビデオカメラに限らず、デジタルスチルカメラなどのように、ユーザーが片手で把持可能な装置であればよい。
図1において、撮像装置は、本体11と、レンズ部12と、ビューファインダー13と、把持部材14(把持装置)と、後述する固着部15(図4参照)と、係合部17とを備えている。
本体11は、例えばビデオカメラの本体部に相当するものであり、筐体内部に電気回路基板や、テープカセット、光ディスクまたは半導体メモリーなどの情報媒体を着脱可能な機構などを備えている。なお、図1に示す本体11は、筐体がレンズ光軸方向に横長形状であるが、縦長の形状であってもよい。また、ユーザーが撮像装置を片手で把持した際、把持面11aにユーザーの手の平が当接する。
レンズ部12は、本体11の把持面11aに直交する側面に配され、内部にレンズや撮像素子などが配されている。
ビューファインダー13は、本体11の把持面11aに直交し、レンズ部12が配されている面に対向する面に配されており、内部に小型の液晶モニターが配されている。液晶モニターには、撮影中の映像や情報媒体から再生された映像などを表示させることができる。
把持部材14は、本体11の把持面11aに配され、大きく分けてグリップベルト部14a(ベルト部)とハンドストラップ部14b(環状部)とから構成されている。
グリップベルト部14aは、把持部材14を図1に示すグリップベルト状態にして空間16にユーザーの手が挿入された時に、ユーザーの手の甲側を保持するものである。また、グリップベルト部14aの一方の端部(長手方向のレンズ部12側)は、固着部15において本体11に固着されている。また、グリップベルト部14aの他方の端部(長手方向のビューファインダー13側)は、係合部17に遊貫係合されている。また、グリップベルト部14と把持面11aとの間には、ユーザーの手を挿入可能な空間16が形成されるように、グリップベルト部14の長さや、固着部15及び係合部17の位置が設定されている。
ハンドストラップ部14bは、一方の端部がグリップベルト部14aから連設されている。また、ハンドストラップ部14bは、第1の環状部14fと第2の環状部14gとの2本のベルトが重ねられ、長手方向両端が縫製などで封止されて構成されている。また、両端以外部分における第1の環状部14fと第2の環状部14gとが対向する主面間に、環状の開口部14e(図3参照)が形成されている。
開口部14eは、少なくともユーザーが片手で把持可能な空間を有していればよいが、手や腕を挿通可能な空間を有していれば尚好ましい。
また、ハンドストラップ部14bの他端には、ユーザーが容易にハンドストラップ部14bをグリップベルト部14aからの剥離させることで、グリップベルト状態からハンドストラップ状態へ移行可能なように、ツマミ18が配されている。ツマミ18は、樹脂成型品で構成され、ハンドストラップ部14bの先端に縫製や接着などにより固定されている。
なお、グリップベルト部14aとハンドストラップ部14bとは、本実施の形態では布や皮革やゴムなどで一体成形されたもので形成されているが、各々別部材で構成し、互いに縫製などで一体にした構成でもよい。
また、グリップベルト部14aにおける、空間16を形成している面の裏面(即ち、グリップベルト部14aがハンドストラップ部14bに係合する係合面)には、第1の面ファスナー14c(図中のハッチング部分)が配されている。また、本装置をグリップベルト状態にした時に、ハンドストラップ部14bにおける、グリップベルト部14aと対向する第1の環状部14fの面には、第2の面ファスナー14d(図中のハッチング部分)が配されている。第1の面ファスナー14cは、第2の面ファスナー14dに付着可能である。第1の面ファスナー14cは、略長方形状を成しており、グリップベルト部14aの長手方向に沿って配されている。また、第1の面ファスナー14cは、第2の面ファスナー14dとの付着位置を任意に変えることが可能で、付着位置を変えることで空間16の大きさを任意に変えることができる。よって、ユーザーは、第1の面ファスナー14cと第2の面ファスナー14dとの付着位置を任意に決めることで、ユーザーの手の大きさや腕の太さに合わせて、空間16の大きさを任意に調節することができる。
固着部15は、ビスなどの締結手段が内蔵され、グリップベルト部14aの端部を本体11に固着させている。なお、固着部15の構成は、ビスに限らず、周知の締結手段の構成でよい。
係合部17は、略「コ」の字状の部材で構成され、脚部が本体11に固定されて、把持部材14を遊挿係合している。なお、本実施の形態では、略「コ」の字状としたが、少なくとも把持部材14を遊挿係合可能な構成であれは、リング状など、他の形状であってもよい。また、係合部17は、把持部材14が本体11から離れる方向(把持面11aに対して略垂直方向)に引っ張られた際に、把持部材14に印可される力に耐えうる材質(金属など)や、固定方法で構成されている。
以下、動作について説明する。
まず、図1に示すグリップベルト状態においては、把持部材14と本体11との間の空間16に、ユーザーが図中下方向から片手(例えば右手)を挿入し、手の平を把持面11aに対向させて位置させることで、ユーザーは片手で撮像装置を把持することができる。この時、把持部材14は、ユーザーの手の甲を保持している。
一般的に、撮影時は、図1に示すグリップベルト状態で、撮像装置による撮影操作を行うことができる。ユーザーは、レンズ部12を介して得られビューファインダー13内の液晶モニターに表示される映像を視認しながら、撮影を行うことができる。
次に、グリップベルト状態からハンドストラップ状態へ移行させる場合は、図1に示すグリップベルト状態において、ツマミ18を摘んでハンドストラップ部14bを矢印Aに示す方向へ引っ張り、図2に示すように、第1の面ファスナー14cと第2の面ファスナー14bとを剥離させる。これにより、ハンドストラップ部14bは、グリップベルト部14aから連設する連設部を係合部17及びグリップベルト部14aが本体11に対して固着される固着部15で支持されている状態になる。次に、ハンドストラップ部14bを、図2に示す状態からさらに回動させることで、図3に示すハンドストラップ状態にすることができる。
図3に示すハンドストラップ状態では、ユーザーはハンドストラップ部14bの開口部14eを手で把持、または開口部14eに手や腕を通すことで、撮像装置を保持することができる。
なお、ハンドストラップ部14bの剥離方向は、図1の矢印A方向であるとともに、グリップベルト部14aのレンズ部12側端部が固着部15に固着され、グリップベルト部14bのビューファインダー側端部が係合部17に遊挿係合されているため、撮像装置をハンドストラップ状態で把持した際は、図4に示す状態になる。
図4は、把持部材14をハンドストラップ状態にしてユーザーが手で把持した時の撮像装置の状態を示している。図4に示すように、ユーザーがハンドストラップ部14bを把持した際は、ハンドストラップ部14bが上側に位置し、本体11は下側に位置する。また、ビューファインダー部13は上側に位置し、レンズ部12は下側に位置し、レンズ部12における対物レンズは下方向を向く状態になる。さらに、前述したように、把持面11aに対してグリップベルト部14aの固着部15と係合部17との2箇所で位置決めされた状態で本体11を吊り下げるため、例えば図2の状態から図4の状態へハンドストラップ部14bで吊り下げた場合であっても、本体11が回動することで異物に当接したり、本体11とバッテリーとの係合が外れたりすることを抑制できる。
また、図3に示すハンドストラップ状態から、図1に示すグリップベルトに移行させる場合は、図3に示すハンドストラップ部14bを、係合部17を支点に矢印E方向へ回動させ、図2に示す状態を介して、図1に示すように第1の面ファスナー14cと第2の面ファスナー14dとを付着させる。
また、ユーザーの手の大きさや腕の太さに合わせて、空間16の大きさを調節する場合は、図1に示すグリップベルト状態からハンドストラップ14bを矢印A方向へ回動させて、第1の面ファスナー14cと第2の面ファスナー14dとを離間させる。次に、ハンドストラップ部14bを、図2または図3に示す位置まで回動させて、把持部材14を図3の矢印Cまたはその逆方向へ移動させて空間16の大きさを任意の大きさに調節する。例えば、把持部材14を図3に示す位置から矢印C方向へ移動させると、空間16の大きさは大きくなり、矢印Cの逆向きの矢印D方向へ移動させると、空間16の大きさは小さくなる。よって、ユーザーの手が大きい場合や腕が太い場合は、把持部材14を矢印C方向へ移動させて、空間16を大きくすればよい。また、ユーザーの手が小さい場合や腕が細い場合は、矢印D方向へ移動させて、空間16を小さくすればよい。
空間16の大きさが決まれば、図3に示すように、ハンドストラップ部14bを係合部17周りに矢印E方向へ回動させ、係合部17を支点に折り曲げる。次に、図2の状態を介して図1に示すように、第1の面ファスナー14cと第2の面ファスナー14dとを互いに付着させて、空間16の大きさの調節作業が完了する。
以上のように本実施の形態によれば、グリップベルト部14aとハンドストラップ部14bとは、第1の面ファスナー14c及び第2の面ファスナー14dで互いに付着可能に構成されているため、容易にグリップベルト状態からハンドストラップ状態へ移行させることができる。
すなわち、本実施の形態では、図1に示す状態からハンドストラップ部14bを、矢印Aに示す方向へ引っ張り、グリップベルト部14aから離脱させるのみで、容易に図3に示すハンドストラップ状態へ移行させることができる。なお、ツマミ18を把持して矢印A方向に引っ張ることで、ハンドストラップ部14bの剥離を補助することができる。
また、グリップベルト部14aの固着部15をレンズ部12側の端部に設け、ハンドストラップ部14bの剥離方向をビューファインダー13の方向にしたので、図4に示すように、ハンドストラップ状態の時、ユーザーが手でハンドストラップ部14bを把持して本体11をぶら下げると、レンズ部12が下方向を向くため、レンズ部12に対する強い光(太陽光など)の侵入や、レンズ部12における対物レンズへの異物(雨水などの水滴や埃など)の付着を防止することができる。
また、空間16の大きさを調整する手間を、従来から変更することなく、容易にグリップベルト状態からハンドストラップ状態へ移行させる構造を実現することができる。
また、従来の構成では、グリップベルトを撮像装置に対して着脱可能にした構成として、樹脂成型品である挿通部5と、板金などの金属で構成されている突起部6とを備えて、互いに係合させる構成としていたため、部品点数が増加しコストアップになっていた。本実施の形態では、グリップベルト部14aの一方の端部を本体11の固着部15に固着し、他方の端部を係合部17に遊挿係合させ、さらにグリップベルト部14aとハンドストラップ部14bとを第1及び第2の面ファスナー14c及び14dで取り付ける構成を採用した。このように構成することで、面ファスナーは従来から搭載(例えば図5の面ファスナー7及び8)していたため、係合部17を追加するだけで、ハンドストラップ機能を備えたグリップベルトを実現することができる。
なお、図1において、空間16にユーザーの手が挿入されて本体11が把持された際、本体11の重量などによって把持部材14にかかる力は、把持面11aに対して垂直方向に離間する方向にかかり、面ファスナー14c及び面ファスナー14dには把持部材14の長手方向に引っ張られる力がかかる。一般的に面ファスナーは、付着面に対して垂直方向の付着強度よりも、水平方向(面ずれ方向)の付着強度の方が高い性質があり、前述のように面ファスナー14c及び面ファスナー14dに、長手方向(即ち面ファスナーの面ずれ方向)に引っ張られる力がかかっても、面ファスナー14c及び14dは容易に剥離しない。
なお、本実施の形態では、グリップベルト部14aとハンドストラップ部14bとを、面ファスナーで互いに取り付ける構成としたが、面ファスナーに限らず他の取付手段で構成してもよい。
また、本実施の形態では、把持部材14におけるグリップベルト部14aとハンドストラップ部14bとを各々作製した後、両者を縫製などによって一体化させる構成としたが、単一のベルトで両者を一体的に作製してもよい。
また、係合部17は、把持部材14を矢印C方向へ移動させた際に、把持部材14が抜け出ないような内径で構成したが、抜け出すことが可能な内径で構成してもよい。
また、本実施の形態では、ビューファインダー部13は、レンズ部12に対向する部位に配されているが、必ずしもその位置に配置させなくてもよい。すなわち、把持部材14を図4に示すようにハンドストラップ状態にした時に、レンズ部12が下方向を向くように構成していればよく、ビューファインダー部13は本体11上の如何なる位置に配置させてもよい。あるいは、ビューファインダー部13を備えなくてもよい。
本発明は、グリップベルトに代表される把持装置が搭載されている機器に有用であり、その応用範囲は、例えばビデオカメラやスチルカメラなどの撮像装置などのように、少なくともユーザーにより片手で保持される機器であれば有用である。
本発明の実施の形態1におけるグリップベルトを備えた撮像装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるグリップベルトを備えた撮像装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるグリップベルトを備えた撮像装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるグリップベルトを備えた撮像装置の構成を示す斜視図 従来のグリップベルトを備えた撮像装置の構成を示す斜視図 従来のグリップベルトを備えた撮像装置の構成を示す斜視図 従来のグリップベルトを備えた撮像装置の構成を示す斜視図 従来のグリップベルトを備えた撮像装置の構成を示す斜視図
符号の説明
11 本体
12 レンズ部
13 ビューファインダー部
14 把持部
14a グリップベルト部
14a グリップベルト部
14b ハンドストラップ部
14c 第1の面ファスナー
14d 第2の面ファスナー
14e 開口部
14f 第1の環状部
14g 第2の環状部
15 固着部
16 空間
17 係合部

Claims (6)

  1. 電子機器本体に一端を固着する固着部と他端を遊貫係合する係合部とで橋架され、前記電子機器本体と当該電子機器本体に対向する対向面との間に電子機器を使用する使用者の手のひらが挿着する空間部を構成するベルト部と、
    前記係合部を貫通した前記他端に連設され、前記使用者の手のひらが遊挿状態で挿通する環状部と、
    前記ベルト部と前記環状部とが相対向する対向面どうしを面接触させた第1の状態と、前記対向面どうしを離脱させた第2の状態とを形成する取付部とを備えることを特徴とする把持装置。
  2. 前記環状部は、前記第1の状態の時、前記ベルト部に面接触する接触面を外面とする第1の環状部と、前記手のひらの遊挿状態で前記第1の環状部に対向する第2の環状部とを備え、
    前記取付部は、前記ベルト部と前記第1の環状部の接触面に備えた面ファスナーである請求項1記載の把持装置。
  3. 前記固着部と前記係合部とは、前記電子機器本体の相隣接する側面に形成する請求項1記載の把持装置。
  4. 前記固着部と前記係合部とは、前記電子機器本体の相対向する側面に形成する請求項1記載の把持装置。
  5. 前記電子機器が光学画像を入射するレンズ部を備えた撮像装置であって、
    請求項1〜4いずれか1項に記載の把持装置の前記ベルト部を、前記光学画像が前記レンズ部を介して入射する前記電子機器本体の前側面に連設する側面に対向するように配置したことを特徴とする撮像装置。
  6. 前記固着部を、前記前側面または当該前側面と前記ベルト部が対向するベルト対向側面との境界部近傍の何れかに備え、
    前記係合部を、前記前側面に対向する後側面または前記後側面と前記ベルト対向側面との境界部近傍の何れかに備える請求項5記載の撮像装置。

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