JP2015168497A - エレベータのフェッシャープレート - Google Patents
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Abstract
【課題】所定の強度を確保するとともに、輸送効率の低下を抑制することのできるエレベータのフェッシャープレートの提供。【解決手段】エレベータのフェッシャープレート15を、昇降路壁9に取付けられる第1のブラケット材18と、幅方向に対となって配置される第1のブラケット材18間に架設される第2のブラケット材19と、水平方向に対となって配置される第2のブラケット材19間にその上下端が着脱自在に固定される補強材20と、水平方向に対となって配置される第2のブラケット材19間に取付けられ、板状の面を有するとともに、この板状の面が乗りかごの移動方向と平行になるように配置される主材17とから構成したものである。【選択図】図6
Description
本発明は、エレベータのフェッシャープレートに関する。
エレベータのフェッシャープレートは、乗客が乗りかごから昇降路に転落しないように設けられる部材であって、建築基準法によれば、乗りかごのかご敷居からの距離が125mm以下になるように、乗りかごの出入口に面する昇降路壁に設ける必要がある。フェッシャープレートは、前述した乗客の転落防止という目的のために一定の強度が必要となるので補強されることもある。
フェッシャープレートに補強材を設ける背景技術として、特開2009−120303号公報がある。この公報には、エレベータ昇降路を包囲する建築構造体及びエレベータレールに取り付けられるレール連結枠のいずれかに固定して取り付けられる上位プレートと、建築構造体及びレール連結枠のいずれかに固定して取り付けられる下位プレートと、上位プレートと下位プレートとの間に配置される中位プレートとを備え、上位プレートと中位プレートとがエレベータ昇降路の左右方向にスライド可能に連結され、下位プレートと前記中位プレートとがエレベータ昇降路の左右方向にスライド可能に連結されているフェッシャープレートにあって、フェッシャープレートの裏面に補強を設け、補強を可動取付金に通す、と記載されている。
しかしながら、前述した特許文献1に記載されるフェッシャープレートは、裏面に配置した補強材により所定の強度を確保できるものの、フェッシャープレート全体の厚さ寸法は、補強材の厚さ寸法分、増すことになり、これに伴い輸送の際の梱包時に荷が大きくなる。このように、フェッシャープレートを梱包した荷が嵩むと、輸送効率が低下してしまい、輸送コストが増大するという課題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、所定の強度を確保するとともに、輸送効率の低下を抑制することのできるエレベータのフェッシャープレートを提供することにある。
前記目的を達成するために、昇降路壁に設置され、板状の面を有するとともに、この板状の面が乗りかごの移動方向と平行になるように配置される主材と、この主材の裏面に配置される補強材とを備えたエレベータのフェッシャープレートにおいて、前記昇降路壁に取付けられる第1のブラケット材と、幅方向に対となって配置される前記第1のブラケット材間に架設される第2のブラケット材とを備えるとともに、前記補強材は、その上下端が水平方向に対となって配置される前記第2のブラケット材にそれぞれ着脱自在に固定され、かつ、水平方向に対となって配置される前記第2のブラケット材間に前記主材を取付けたことを特徴としている。
本発明によれば、補強材によって所定の強度を確保することができるとともに、梱包時にはフェッシャープレートの主材と補強材とを別々に梱包できることから、輸送効率を向上させることができる。なお、前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明に係るエレベータのフェッシャープレートの実施の形態を図に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるエレベータのフェッシャープレートが配置されたエレベータの昇降路を側方から見た概略構成図である。
エレベータの乗りかご1は、図1に示すように、乗客が乗るためのかごであり、つり合いおもり2は、エレベータを電力効率良く動かすために、乗りかご1の反対側に設けられるおもりである。乗りかご1及びつり合いおもり2は、主索4に接続され、モータである巻上機3を介してつるべ式に懸垂されている。乗りかご1及びつり合いおもり2は、巻上機3によって主索4が巻き上げられるのに伴って、図示しないガイドレールに沿って昇降する。巻上機3の動きはエレベータ制御盤5によって制御され、従って、乗りかご1及びつり合いおもり2は、エレベータ制御盤5の制御によって昇降路内を上下に駆動される。
乗りかご1には、ドア駆動装置7によって開閉制御が可能なかごドア6が備えられている。かごドア6は、ドア駆動装置7から駆動力が与えられると、上方のドア駆動装置7に形成された図示しないドアレール、及び下方のかご敷居8に形成された図示しない案内溝に沿ってスムーズに開閉動作を行うことができる。
一方、建物側におけるエレベータ乗場にあたる乗場10には、乗りかご1への乗降の際に開閉する乗場ドア11が設けられている。乗場ドア11は、上方のヘッダ12に形成された図示しないドアレール、及び下方の乗場敷居13に形成された図示しない案内溝に沿ってスムーズに開閉動作を行う。なお、乗場ドア11の開閉動作は、ドア駆動装置7によるかごドア6の開閉動作に連動して制御される。また、乗場敷居13の下方にはトーガード14が垂直方向に設けられている。
フェッシャープレート15は、利用者の安全を確保するために設置される板状の部材である。乗りかご1は、前述したように、エレベータ制御盤5の制御に従って昇降路内を上下に移動するが、故障や災害等の事故が発生したときには、階床間で停止したり、さらには階床間でかごドア6が開いたりする場合がある。このような場合に、対面する昇降路壁9との水平方向の距離が離れすぎていると利用者が乗りかご1から転落してしまう虞があり、そのような転落の危険を防止するために、昇降路壁9よりもかご敷居8への距離が近いところにフェッシャープレート15が配置されている。例えば、かご敷居8の先端と、対面する昇降路壁9(昇降路内の壁面を示す)との水平距離の間隔が125mmを超える場合、かつ、トーガード14の下端とヘッダ12の上端との垂直距離の隙間が38mmを超える場合に、トーガード14とヘッダ12との間にフェッシャープレート15を設置する。フェッシャープレート15の配置枚数等は、トーガード14及びヘッダ12間の隙間の距離に基づいて決定されればよい。なお、ヘッダ12及びこのヘッダ12と隣接するフェッシャープレート15は、ヘッダ上ブラケット16を介して固定され、フェッシャープレート15同士は、その詳細を後述する昇降路壁9に固定された第1のブラケット材18及び第2のブラケット材19を介して固定される。また、トーガード14及びフェッシャープレート15はお互い重ねて固定してもよいし、フェッシャープレート15同士の接続と同様に、第2のブラケット材19を介して固定してもよい。
以下、本実施形態によるフェッシャープレート15について詳細に説明する。フェッシャープレート15は、板状の面を有するとともに、この板状の面が乗りかご1の移動方向、すなわち、図中上下方向と平行になるように、昇降路壁9に設置されている。そして、前述したように、フェッシャープレート15は、利用者による乗りかご1からの転落防止を目的として設置される部材であるから、一定以上の強度、例えば、水平方向から300Nの負荷を与えた場合の撓み量が15mm以下の強度を備えることが要求される。一般に、フェッシャープレートの強度を確保する方法の1つとして、フェッシャープレートに用いる金属板の板厚寸法を増やす方法が考えられる。この方法は、強度を高められる一方、増やした板厚の分だけフェッシャープレート15の重さが確実に増してしまうので、据付作業時の作業負担が増加するだけでなく、据付現場までの輸送手間及び輸送コストの点でも負担が大きくなってしまう。このような側面から、本実施形態によるフェッシャープレート15は、裏面に補強材を設置して補強する方法を採用している。
図2は、フェッシャープレートの主材を正面、及び側方から示す構成図、図3は、フェッシャープレートの第1のブラケット材、及び第2のブラケット材を正面、側方及び下方から示す構成図、図4は、フェッシャープレートの補強材を正面、側方及び上方から示す構成図である。
本実施形態のフェッシャープレート15は、図2乃至図4に示すように、板状の主材17と、昇降路壁9に取付けられる第1のブラケット材18と、幅方向に対となって配置される第1のブラケット材18間に架設される第2のブラケット材19と、水平方向に対となって配置される第2のブラケット材19間にその上下端が着脱自在に固定される補強材20とから成っている。なお、主材17、第1のブラケット材18、第2のブラケット材19及び補強材20は、一定以上の強度を確保する必要があるため、金属製であることが望ましい。
主材17は、図2に示すように、矩形の板状部材であり、その上下には第2のブラケット材19に固定するための固定穴21が設けられている。固定穴21は、固定に用いる固定部材22aのサイズによってその大きさを決定すればよい。また、固定穴21の数量は、主材17の幅寸法によって決定すればよい。なお、主材17そのものの強度を上げるため、両端を折曲げたり押出し成型によってリブを設けたりすることもできる。折曲げ方向やリブの押出し方向は主材17を第2のブラケット材19に取付けた際に、昇降路壁9に向う側とすることで、かご敷居8等と干渉する虞は無くなる。しかし、折曲げ部やリブが第2のブラケット材19と干渉しないよう注意を払う必要がある。
第1のブラケット材18及び第2のブラケット材19は、図3に示すように、第1のブラケット材18は、略L字状の断面形状を有しており、固定部材22bにより昇降路壁9に固定されている。上下方向の取付け間隔は、主材17の幅寸法に応じて設定される。第1のブラケット材18を昇降路壁9に取付けるための図示しない固定穴は、水平方向、すなわち、第2のブラケット材19の長手方向に沿う長穴となっており、一対の第1のブラケット材18の間隔を一定量調整可能となっており、第1のブラケット材18の据付け誤差や第2のブラケット材19の製造誤差を吸収できるようになっている。
第2のブラケット材19は、幅方向に対となって配置される第1のブラケット材18間に固定部材22cにより取付けられている。また、第2のブラケット材19は第1のブラケット材18に固定された状態で、その上下端が昇降路壁9側へ折曲げられており、略コ字状の垂直断面を有している。さらに、第2のブラケット材19には、後述する補強材20の差込み部23a、23bを差込む差込み穴24a、24bが設けられており、第2のブラケット材19の下側に形成される差込み穴24aに、補強材20の上端に設けられる差込み部23aが水平方向に差込まれるとともに、第2のブラケット材19の上側に形成される差込み穴24bに、補強材20の下端に設けられる差込み部23bが垂直方向に差込まれる。さらにまた、第1のブラケット材18に第2のブラケット材19を取付けるための図示しない固定穴は、昇降路壁9から第2のブラケット材19に向かう方向に沿って長穴となっており、昇降路壁9と第2のブラケット材19との距離を一定量調整可能となっている。なお、第1のブラケット材18に第2のブラケット材19を取付けるための図示しない固定穴は、あらかじめねじ加工しておくか、ナットを取付けておくことで据付け作業を容易にすることができる。
補強材20は、図4に示すように、その上下端に設けられ、第2のブラケット材19の差込み穴24a、24bに着脱可能に差込まれる差込み部23a、23bが設けられている。補強材20の上端は昇降路壁9方向に向かって折曲げられて差込み部23aが形成されており、この差込み部23aは、第2のブラケット材19の下側に形成される差込み穴24aに水平方向に差込まれる。一方、補強材20の下端は垂直方向に延設されて差込み部23bが形成されており、この差込み部23bは、第2のブラケット材19の上側に形成される差込み穴24bに垂直方向に差込まれる。また、補強材20は、差込み部23a、23bを除く部分が略コ字状の水平断面を有して強度を確保している。
なお、補強材20の差込み部23aと差込み部23bは差込み方向が異なることからその形状は異なるが、差込み部23a及び差込み部23bの幅寸法を同一とすることで、第2のブラケット材19の下側に形成される差込み穴24aとその上側に形成される差込み穴24bとの形状を同一とすることができる。差込み穴24aに水平方向に差込まれ差込み部23aは、差込み穴24a及び略コ字状の水平断面を有する補強材20の水平辺に当接することより、主に垂直方向、及び第2のブラケット材19の長手方向においてその動きが規制される。一方、差込み穴24bに垂直方向に差込まれ差込み部23bは、差込み部23b及び略コ字状の水平断面を有する補強材20の垂直辺に当接することより、主に第2のブラケット材19の長手方向、及び昇降路壁9と直交する方向においてその動きが規制される。このような嵌め合い構造とすることで、工具なしで補強材20を第2のブラケット材19に取付け可能とするとともに、補強材20が第2のブラケット材19から抜け落ちることを防止し、かつ、第2のブラケット材19に形成される差込み穴24aと差込み穴24bの形状を同一とすることができる。
また、補強材20の強度を確保する方法として水平断面を略コ字状とする他に、水平断面をL字状としたり、押出し成型によるリブを設けたりすることもできる。折曲げ方向やリブの押出し方向は主材17を第2のブラケット材19に取付けた際に昇降路壁9に向かう側とすることで、主材17と干渉する虞は無くなる。しかし、折曲げ部やリブが第2のブラケット材19と干渉しないよう注意を払う必要がある。
図5は、補強材の第2のブラケット材19への取付け方法、及び主材17の第2のブラケット材19への取付け方法を示す説明図、図6は、組立てた主材17、第1のブラケット材、第2のブラケット材及び補強材を正面、及び側方から示す構成図である。
ここで、補強材20を第2のブラケット材19に取付ける取付け方法、及び主材17を第2のブラケット材19に取付ける取付け方法について図5に基づき説明する。まず、補強材20の下端に設けられる差込み部23bを、下方に位置する第2のブラケット材19の上側に形成される差込み穴24bに垂直方向に差込む。次いで、補強材20の上端に設けられる差込み部23aを、上方に位置する第2のブラケット材19の下側に形成される差込み穴24aに水平方向に差込む。このように、補強材20の第2のブラケット材19への取付けは、工具を使う必要がなく、差込み部23a、23bを差込み穴24a、24bに嵌め合わせるだけでよい。そして、補強材20を取付けた状態で主材17を固定部材22aにより第2のブラケット材19に取付けることで、図6に示すように、フェッシャープレート15の据付けが完了となる。フェッシャープレート15が取付けられると、補強材20の有無によらず外観が統一され、かごドア6に窓ガラスが付いている場合にも意匠的に良好な状態となる。なお、固定部材22aを取付ける第2のブラケット材19側の取付け穴にあらかじめねじ加工しておくか、ナットを取付けておくことで据付け作業を容易にすることができる。
図7は、第2のブラケット材19の差込み穴24a、24bと補強材20の差込み部23a、23bとの嵌め合い量を説明する説明図である。
次に、第2のブラケット材19の差込み穴24a、24bと補強材20の差込み部23a、23bとの嵌め合い量について図7に基づき説明する。図7に示すように、差込み部23aの差込み量x1と補強材20と主材17との間隙寸法x2との関係がx1>x2となっていれば、万一、補強材20の差込み部23aが第2のブラケット材19の差込み穴24aから抜出てきても、補強材20が主材17の裏面と当接し、補強材20がそれ以上抜けることはできない。この状態で差込み部23aは引き続き差込み穴24aと係合しており、補強材20が落下することはない。また、差込み部23bの差込み量x3がx3>0となっていれば、補強材20の上端に設けられる差込み部23aが第2のブラケット材19の差込み穴24aに水平方向に差込まれていることにより、補強材20の上方への変位は規制されており、従って、差込み部23bが差込み穴24bから抜出てくる虞はない。
本実施形態のフェッシャープレート15によれば、補強材20を主材17に着脱自在に固定したことにより、フェッシャープレート15に所定の強度を持たせることができるとともに、梱包時にはフェッシャープレート15の主材17と補強材20とを別々に梱包できることから、輸送効率を向上させることができ、輸送コストを抑制することができる。また、主材17と補強材20とを別々に梱包できることから、資材の保管場所における省スペース化の効果も期待することができる。
また、第2のブラケット材19に形成される差込み穴24a、24bと、補強材20の上下端に設けられ、差込み穴24a、24bに着脱可能に差込まれる差込み部23a、23bとを備え、差込み部23a、23bを差込み穴24a、24bに差込むことにより補強材20を固定するようにしたことにより、工具なしで補強材20を第2のブラケット材19に取付けることができ、作業効率の向上を図ることができる。
さらに、補強材20の上端に設けられる差込み部23aは、第2のブラケット材19の下側に形成される差込み穴24bに水平方向に差込まれるとともに、補強材20の下端に設けられる差込み部23bは、第2のブラケット材19の上側に形成される差込み穴24aに垂直方向に差込まれることにより、工具なしで補強材20を第2のブラケット材19に取付け可能としつつ、補強材20が第2のブラケット材19から抜け落ちることを防止した構造とすることができる。
さらにまた、第1のブラケット材18と第2のブラケット材19とを分割構造とするとともに、第1のブラケット材18を昇降路壁9に取付けるための固定穴を長穴とし、かつ、第1のブラケット材18に第2のブラケット材19を取付けるための固定穴を長穴とすることにより、第1のブラケット材18の据付け誤差や第2のブラケット材19の製造誤差を吸収したり、昇降路壁9と第2のブラケット材19との距離を容易に調整することができる。
また、第2のブラケット材19の上側に形成される差込み穴24bとその下側に形成される差込み穴24aの形状を同一とすることができることから、第2のブラケット材19の成型を容易なものとすることができるとともに、据付け時に上下の向きを気にすることなく取付け可能であり、作業性の向上を図ることができる。
なお、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば、前述した実施形態では、補強材20の上端に1つの差込み部23a、下端に1つの差込み部23bを設けるとともに、第2のブラケット材19に、差込み部23aに対応する差込み穴24a、差込み部23bに対応する差込み穴24bを設けた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、補強材の上下端にそれぞれ複数の差込み部を設けるとともに、これらの差込み部に対応する複数の差込み穴を第2のブラケット材の上下側にそれぞれ設けるようにしてもよい。
また、1つの主材17に対する補強材の個数も前述したように1対1に限定されるものではなく、必要とされる強度に応じて個数を変更するようにしてもよい。
さらに、主材17、第1のブラケット材18、第2のブラケット材19及び補強材20の断面形状等は、本発明のフェッシャープレート15を実施するための一例であり、フェッシャープレート15に要求される強度に応じて適宜設計されればよい。
1 乗りかご
6 かごドア
8 かご敷居
9 昇降路壁
10 乗場
11 乗場ドア
13 乗場敷居
14 トーガード
15 フェッシャープレート
17 主材
18 第1のブラケット材
19 第2のブラケット材
20 補強材
21 固定穴
22a、22b、22c 固定材
23a、23b 差込み部
24a、24b 差込み穴
6 かごドア
8 かご敷居
9 昇降路壁
10 乗場
11 乗場ドア
13 乗場敷居
14 トーガード
15 フェッシャープレート
17 主材
18 第1のブラケット材
19 第2のブラケット材
20 補強材
21 固定穴
22a、22b、22c 固定材
23a、23b 差込み部
24a、24b 差込み穴
Claims (3)
- 昇降路壁に設置され、板状の面を有するとともに、この板状の面が乗りかごの移動方向と平行になるように配置される主材と、この主材の裏面に配置される補強材とを備えたエレベータのフェッシャープレートにおいて、
前記昇降路壁に取付けられる第1のブラケット材と、幅方向に対となって配置される前記第1のブラケット材間に架設される第2のブラケット材とを備えるとともに、前記補強材は、その上下端が水平方向に対となって配置される前記第2のブラケット材にそれぞれ着脱自在に固定され、かつ、水平方向に対となって配置される前記第2のブラケット材間に前記主材を取付けたことを特徴とするエレベータのフェッシャープレート。 - 前記第2のブラケット材に形成される差込み穴と、前記補強材の上下端に設けられ、前記差込み穴に着脱可能に差込まれる差込み部とを備え、前記差込み部を前記差込み穴に差込むことにより前記補強材を固定することを特徴とする請求項1に記載のエレベータのフェッシャープレート。
- 前記補強材の上端に設けられる前記差込み部は、前記第2のブラケット材の下側に形成される前記差込み穴に水平方向に差込まれるとともに、前記補強材の下端に設けられる前記差込み部は、前記第2のブラケット材の上側に形成される前記差込み穴に垂直方向に差込まれることを特徴とする請求項2に記載のエレベータのフェッシャープレート。
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CN105366499A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-03-02 | 康力电梯股份有限公司 | 一种电梯轿顶安全窗 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN104891295A (zh) | 2015-09-09 |
CN104891295B (zh) | 2017-05-24 |
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