JP2015167743A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技制御手段から演出制御手段へ制御信号を送信する遊技機において、改ざんされた制御信号に基づいた制御処理を演出制御手段が実行するのを防止しつつ、制御信号が改ざんされた場合でも、遊技を適切に継続可能な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】遊技制御手段から演出制御手段に信号を伝送する3本以上の伝送路を配設し、遊技制御手段から同一の制御信号を3本以上の伝送路から多重送信するよう構成する。一方、演出制御基板は、各伝送路から受信した制御信号の内容が一致するか否かを判定して、内容が一致すると判定した制御信号の数が、伝送路の過半数に達している場合に、当該過半数の制御信号に基づいた制御処理を行うよう構成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技機の不正行為防止技術に関する。
スロットマシンやパチンコ機等の遊技機は、制御負担を分散させるため、遊技の進行を制御する遊技制御手段と、演出等を制御する演出制御手段とを、別々の基板に配設している。そして、これらの遊技機では、遊技制御手段から演出制御手段へ制御信号を一方向に送信することにより、二つの制御手段が実行する処理を連動させ、二つの制御手段が実行する処理が一体的な遊技機の動作となるようにしている。
ここで、上記従来構成の遊技機に対して、制御信号を制御手段間で伝送する伝送路において、制御信号を遊技者に有利な内容に改ざんする不正行為が知られている。そして、こうした不正行為に対して、特許文献1に記載の遊技機では、同じ制御信号を2つの通信経路から二重に送信する構成が提案されている。かかる構成では、一方の通信経路から送信された制御信号が改ざんされても、他方の通信経路から送信された制御信号と内容が相違するため、受信側の制御手段で、2つの制御信号の異同を判定することで、改ざんされた制御信号に基づく制御が行われるのを防止できる。
特開2013−144037号公報
上記特許文献1の遊技機では、受信側の演出制御手段で、二重に受信した制御信号が相違した場合は、いずれの制御信号に係る制御も実行せず、その時点で遊技を中断するよう構成している。いずれか一方の制御信号が正常であることが推測されるものの、いずれの制御信号が正常であるか判別できないためである。ここで、二重に受信した制御信号が相違したことの原因が、制御信号の改ざんによるものであれば、遊技が中断されたとしても問題にはならない。しかしながら、改ざん行為以外にも、ノイズなどによって、通信経路において自然発生的に制御信号の改変が生じて、二重に受信した制御信号が相違することがある。このため、上記特許文献1の遊技機では、遊技者が不正な改ざんを行っていない場合でも、自然発生的な制御信号の改変によって遊技が中断してしまうことがあり、正しく遊技を行っている遊技者に不快感を与えてしまうという問題がある。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、改ざんされた制御信号に基づいた制御処理が実行されるのを防止しつつ、制御信号の改ざんによる遊技中断を防止可能な遊技機の提供を目的とする。
本発明は、複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能なストップスイッチと、前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチが接続され、遊技の進行を制御するとともに、制御信号を生成する遊技制御手段と、前記遊技制御手段から送信される前記制御信号に基づいて演出を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、前記遊技制御手段から前記演出制御手段に前記制御信号を伝送する3本以上の伝送路と、前記遊技制御手段に接続され、各々の前記伝送路から、前記制御信号をシリアル通信方式で送信する3以上のシリアル送信手段と、前記演出制御手段に接続され、前記3以上のシリアル送信手段が送信した前記制御信号を、前記伝送路ごとに受信する3以上のシリアル受信手段と、を備え、前記遊技制御手段は、前記制御信号を、前記3以上のシリアル送信手段を介して、同一の制御信号を前記3本以上の伝送路から多重送信し、前記演出制御手段は、前記3以上のシリアル受信手段が受信した前記制御信号について、夫々の内容が一致するか否かを判定し、内容が一致すると判定した前記制御信号の数が、前記伝送路の過半数に達している場合に、当該過半数の制御信号に基づいた制御処理を行うことを特徴とする遊技機である。
すなわち、かかる構成にあっては、遊技制御手段が生成する個々の制御信号は、同一内容のものが1本1本の伝送路から送信されることにより、伝送路の本数分だけ多重送信される。このため、全ての伝送路で制御信号が正常に伝送された場合は、演出制御手段は、伝送路の本数分、同一内容の制御信号を受信することとなる。そして、かかる構成にあって、演出制御手段は、内容が一致する制御信号が伝送路の過半数に達しなければ、当該制御信号に基づく制御処理を実行しないよう構成されている。このため、本発明にあっては、伝送路の1本で制御信号が改ざんされた場合でも、演出制御手段が、改ざんされた制御信号に基づいた制御処理を実行するのを防止できる。また、本発明にあっては、改ざん行為や自然発生的なエラーによって、伝送路の1本で制御信号が変化した場合でも、演出制御手段は、過半数の伝送路から正しい制御信号を受信できるため、正しい制御信号に基づいた制御処理を実行し、遊技を適切に継続できる。
本発明にあって、前記演出制御手段は、前記3以上のシリアル受信手段が伝送路ごとに受信した前記制御信号について、夫々の内容が一致すると判定した前記制御信号の数が、前記伝送路の過半数であり、かつ、全数でない場合は、当該過半数の制御信号に基づいた制御処理を行うとともに、所定のエラー処理を実行することが提案される。ここで、所定のエラー処理とは、遊技を中断させない程度の処理である。具体的には、エラー発生の情報を外部出力する処理や、エラー発生を外部報知する処理などが挙げられる。過半数の制御信号が一致した場合であっても、一部の制御信号が一致していない場合には、何らかのエラーの発生が認められるため、本構成のように、遊技を継続しつつ所定のエラー処理を行えば、遊技の興趣を損なうことなく、不正な改ざん行為を適切に取り締まることが可能となる。
本発明の別の態様として、複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能なストップスイッチと、前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチが接続され、遊技の進行を制御するとともに、制御信号を生成する遊技制御手段と、前記遊技制御手段から送信される前記制御信号に基づいて演出を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、前記遊技制御手段から前記演出制御手段に信号を伝送する3本以上の伝送路と、前記遊技制御手段に接続され、夫々の前記伝送路から信号をシリアル通信方式で送信する3以上のシリアル送信手段と、前記演出制御手段に接続され、前記3以上のシリアル送信手段が送信した前記信号を、前記伝送路ごとに受信する3以上のシリアル受信手段と、を備え、前記遊技制御手段は、前記制御信号の誤り検出符号を含む誤り検出用信号を生成するとともに、前記シリアル送信手段を介して、少なくとも2つの伝送路から同一の前記制御信号を、多重送信するとともに、残りの少なくとも1つの前記伝送路から、前記誤り検出用信号を送信し、前記演出制御手段は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、前記シリアル受信手段が受信した前記誤り検出用信号と照合し、整合する制御信号があると判定した場合は、当該制御信号に基づいた制御処理を行い、整合する制御信号がないと判定した場合は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、内容が一致するか否かを判定し、内容が一致すると判定した場合に当該制御信号に基づいた制御処理を行うことを特徴とする遊技機が提案される。
また、かかる構成にあって、前記演出制御手段は、前記少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、一部の前記制御信号のみが前記誤り検出用信号と整合すると判定した場合、または、前記誤り検出用信号と整合する前記制御信号がなく、かつ、前記制御信号の内容が一致すると判定した場合は、所定のエラー処理を実行することが提案される。
さらに、本発明の別の態様として、複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能なストップスイッチと、前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチが接続され、遊技の進行を制御するとともに、制御信号を生成する遊技制御手段と、前記遊技制御手段から送信される前記制御信号に基づいて演出を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、前記遊技制御手段から前記演出制御手段に信号を伝送する3本以上の伝送路と、前記遊技制御手段に接続され、夫々の前記伝送路から信号をシリアル通信方式で送信する3以上のシリアル送信手段と、前記演出制御手段に接続され、前記3以上のシリアル送信手段が送信した前記信号を、前記伝送路ごとに受信する3以上のシリアル受信手段と、を備え、前記遊技制御手段は、前記制御信号の誤り検出符号を含む誤り検出用信号を生成するとともに、前記シリアル送信手段を介して、少なくとも2つの伝送路から同一の前記制御信号を、多重送信するとともに、残りの少なくとも1つの前記伝送路から、前記誤り検出用信号を送信し、前記演出制御手段は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、内容が一致するか否かを判定し、内容が一致すると判定した場合は、当該制御信号に基づいた制御処理を行い、内容が一致しないと判定した場合は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、前記シリアル受信手段が受信した前記誤り検出用信号と照合し、整合する制御信号がある場合は、当該制御信号に基づいた制御処理を行うことを特徴とする遊技機が提案される。
また、かかる構成にあって、前記演出制御手段は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、前記制御信号の内容が一致せず、かつ、前記誤り検出用信号と整合する前記制御信号があると判定した場合は、所定のエラー処理を実行することが提案される。
これらの構成にあっては、制御信号の送受信が正常に実行された場合は、演出制御手段は、制御信号が多重送信された伝送路の数だけ、同一内容の制御信号を受信することとなり、残りの伝送路からは、当該制御信号と整合する誤り検出用信号を夫々受信することとなる。そして、これらの構成にあって、演出制御手段は、2以上のシリアル受信手段が受信した制御信号について、内容が一致する場合、または、いずれかが誤り検出用信号と整合する場合でなければ、当該制御信号に基づく制御処理を実行しないよう構成されている。このため、これらの構成によれば、伝送路の1本で制御信号が改ざんされた場合でも、演出制御手段が、改ざんされた制御信号に基づいた制御処理を実行するのを防止できる。また、これらの構成にあっては、改ざん行為や自然発生的なエラーによって、伝送路の1本で制御信号や誤り検出用信号が変化した場合でも、演出制御手段は、過半数の伝送路から正しい制御信号と誤り検出用信号を受信できるため、正しい制御信号に基づいた制御処理を実行し、遊技を適切に継続できる。
また、これらの構成にあって、上記のような場合に、所定のエラー処理を実行するようにした場合は、遊技の興趣を損なうことなく、不正な改ざん行為を適切に取り締まることが可能となる。
また、本発明にあって、前記3本以上の伝送路は、夫々異なるワイヤーハーネスにより構成されており、前記シリアル送信手段及び前記シリアル受信手段は、前記ワイヤーハーネスを個別に接続する複数の接続端子を備えることが提案される。
かかる構成にあっては、夫々の伝送経路を独立したワイヤーハーネスにより構成することで、伝送路同士を物理的に離間させることが可能となるため、二本以上の伝送路において制御信号を改ざんするのが極めて困難となる。また、二本以上の伝送路で自然発生的な通信エラーが同時発生する確率も極めて低くなる。このため、かかる構成によれば、制御信号が改ざんされた場合や、制御信号が自然発生的に変化した場合でも、過半数の伝送路で正しい信号を確実に伝送でき、演出制御手段に正しい制御信号に基づく制御処理を常時実行させることが可能となる。
以上のように、本発明によれば、伝送路の1本で制御信号が改ざんされた場合に、演出制御手段で、改ざんされた制御信号に基づく制御処理の実行を防止できる。また、改ざん行為や自然発生的なエラーによって、伝送路の1本で制御信号が変化した場合でも、正しい制御信号に基づく制御処理を実行して、遊技の継続困難な状態を回避できるという利点がある。
実施例1のスロットマシン1の斜視図である。 前扉3を開放した状態のスロットマシン1の概略を示す斜視図である。 スロットマシン1の制御回路を示すブロック図である。 制御信号の内容を示す図表である。 メイン制御基板14とサブ制御基板15の通信に係る制御回路を示すブロック図である。 制御信号受信時の、サブ用マイクロコンピュータ40の制御処理内容を示すフローチャートである。 実施例2に係るサブ用マイクロコンピュータ40の制御処理内容を示すフローチャートである。 (a)は、実施例3に係る制御信号の内容を示す説明図であり、(b)は、誤り検出用信号の内容を示す説明図である。 実施例3に係るサブ用マイクロコンピュータ40の制御処理内容を示すフローチャートである。 実施例4に係るサブ用マイクロコンピュータ40の制御処理内容を示すフローチャートである。 実施例5に係るサブ用マイクロコンピュータ40の制御処理内容を示すフローチャートである。 実施例6に係るサブ用マイクロコンピュータ40の制御処理内容を示すフローチャートである。 その他の制御信号の送信態様を示す説明図である。 その他の制御信号の送信態様を示す説明図である。 その他の制御信号の送信態様を示す説明図である。 その他の制御信号の送信態様を示す説明図である。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
なお、下記実施例にあって、本発明に係る遊技制御手段はメイン制御基板14に載置されるメイン用マイクロコンピュータ30に相当し、本発明に係る演出制御手段はサブ制御基板15に載置されるサブ用マイクロコンピュータ40に相当する。また、本発明に係る伝送路は、信号線16a,16b,16cに相当する。また、本発明に係るシリアル送信手段は、3つのシリアル送信回路33a,33b,33cに夫々相当する。また、本発明に係るシリアル受信手段は、3つのシリアル受信回路41a,41b,41cに夫々相当する。また、本発明に係る所定のエラー処理は、軽度エラー処理(図7のS204、図10のS405、図12のS604)に相当する。
本実施例は、本発明をスロットマシンに適用したものである。図1,2に示すように、スロットマシン1の筐体2は前方に開放しており、前方から前扉3によって覆われている。図1に示すように、前扉3の中央部には、筐体2の内部に配設された3つのリール9を視認するための視認窓4が設けられる。そして、視認窓4の上方には、横長矩形状の液晶表示器10が配設される。また、前扉3の前面側には、視認窓4の下方に、遊技操作に用いるベットスイッチ5a、マックスベットスイッチ5b、スタートスイッチ6、ストップスイッチ7、精算スイッチ8などの各種スイッチが配設される。また、前扉3には、スピーカ11や演出用ランプ12が適宜箇所に複数配設される。
また、筐体2の内部には、図2に示すように、複数種類の図柄が印刷されたシートが表面に取り付けられたリール9の上方に、メイン制御基板14やサブ制御基板15がケースに収納された状態で設置される。メイン制御基板14に載置されたメイン用マイクロコンピュータ30(図3参照)とサブ制御基板15に載置されたサブ用マイクロコンピュータ40(図3参照)は、スロットマシン1の制御装置を構成するものである。メイン制御基板14とサブ制御基板15の間は、3本のワイヤーハーネス17a〜17cによって接続される。各ワイヤーハーネス17a〜17cは、信号を伝送する信号線(伝送路)16a〜16cを夫々含んでいる。そして、本実施例にあっては、かかる信号線16a〜16cを介して、メイン制御基板14からサブ制御基板15に制御信号が一方向に送信される。ここで、メイン制御基板14とサブ制御基板15は、3本のワイヤーハーネス17a〜17cを接続するための接続端子38,51を3つずつ具備しており、図2に示すように、各ワイヤーハーネス17a〜17cは、メイン制御基板14及びサブ制御基板15の異なる接続端子38,51に接続されている。
また、筐体2の内部には、リール9の下方に、電源投入スイッチ18を具備する電源ボックス19や、ホッパーユニット20が配設される。また、筐体2の右側部には、前扉3の開放を検出する前扉開放検出センサ22が設けられる。この前扉開放検出センサ22は、前扉3に設けられた反射板23と対向するよう配設され、前扉3の開放を光学的に検出するものである。
次に、スロットマシン1の作動を制御する制御回路を、図3を参照して説明する。
メイン制御基板14は、遊技の進行に関する制御を行うメイン用マイクロコンピュータ30と、3つのシリアル送信回路33a〜33cとを備えている。メイン用マイクロコンピュータ30は、CPU、RAM、ROM、I/Oポート等からなり、上述のスタートスイッチ6、ストップスイッチ7、ベットスイッチ5a,マックスベットスイッチ5b、精算スイッチ8、及び前扉開放検出センサ22などからの信号がI/Oポートに入力される。また、メイン用マイクロコンピュータ30からは、I/Oポートを介してリール9を駆動するモータ、ホッパーユニット20を駆動するモータ、及び、機外に信号を送信するための外部信号出力基板24に夫々信号が出力される。メイン用マイクロコンピュータ30は、所定間隔(1.8ミリ秒)でCPUに割込みを発生させる。そして、CPUは、この割込みの発生毎に、遊技の進行に係る制御処理を実行する。例えば、遊技者によってスタートスイッチ6が操作されると、メイン用マイクロコンピュータ30は、モータによってリール9を回転駆動することにより、リール9に配された図柄を変動表示させる。また、図柄の変動表示中に、遊技者によってストップスイッチ7が操作されると、メイン用マイクロコンピュータ30は、ストップスイッチ7に対応付けられたリール9の回転を停止させて、当該リール9の変動表示を停止させる。
メイン用マイクロコンピュータ30のRAMには、送信する制御信号を一時的に記憶しておくための送信バッファ32(図5参照)としての記憶領域が予め確保されている。メイン用マイクロコンピュータ30のCPUは、前記割込み発生時に制御信号を生成した場合、生成した制御信号を送信バッファ32に格納する。なお、送信バッファ32は、複数の制御信号を格納可能である。そして、メイン用マイクロコンピュータ30は、前記割込みのたびに、送信バッファ32に格納された制御信号を送信するための処理を実行する。なお、メイン制御基板14からサブ制御基板15へ送信される制御信号は一方向のみで送られ、サブ制御基板15からメイン制御基板14へ向けて制御信号が送られることはない。
サブ制御基板15は、メイン制御基板14から受信する制御信号に従って、遊技に関する演出等の制御を行うサブ用マイクロコンピュータ40と、3つのシリアル受信回路41a〜41cと、音声制御回路44と、画像制御回路45と、LED駆動回路46とを備えている。サブ用マイクロコンピュータ40は、CPU、RAM、ROM、I/Oポート等からなるものである。サブ用マイクロコンピュータ40のROMには、多岐に亘る演出パターンに関する固定データが記憶されている。また、サブ用マイクロコンピュータ40のRAMには、メイン制御基板14から送信された制御信号を受信するための受信バッファ47(図5参照)が設けられている。3つのシリアル受信回路41a〜41cは、異なる信号線16a〜16cを介して、メイン制御基板14のシリアル送信回路33a〜33cと接続されており、メイン制御基板14から送信される制御信号は、シリアル受信回路41a〜41cを介して受信バッファ47に転送される。サブ用マイクロコンピュータ40のCPUは、所定間隔(1.2ミリ秒)で割込みを発生させる。そして、この割込みの発生毎に、シリアル受信回路41a〜41cから受信バッファ47に制御信号を取得する。そして、サブ用マイクロコンピュータ40のCPUは、取得した制御信号に基づいた制御処理を実行する。具体的には、I/Oポートから信号を音声制御回路44へ出力することで音声制御回路44がスピーカ11から音を出力する。また、I/Oポートから信号を画像制御回路45へ出力することで画像制御回路45が液晶表示器10に画像を出力する。そして、I/Oポートから信号をLED駆動回路46へ出力することでLED駆動回路46が演出用ランプ12を点灯させる。
また、本実施例では、メイン制御基板14及びサブ制御基板15から外部信号出力基板24へスロットマシン1の状態を特定可能な情報が出力される。外部信号出力基板24は、遊技場等において遊技機の稼働状況を集中管理するために設置されるコンピュータなどの外部装置に必要な信号を出力する。本実施例では、投入された遊技媒体の数、払い出された遊技媒体の数、ボーナスが発生した旨、エラーが発生した旨を示す信号等がメイン制御基板14から外部信号出力基板24を介して外部装置に対して出力される。また、本実施例では、サブ制御基板15からも外部信号出力基板24を介して各種信号を外部装置に出力し得るよう構成される。
図4(a)は、メイン制御基板14からサブ制御基板15に送信される制御信号のデータフォーマットを示したものである。図4(a)に示す通り、制御信号は、1バイトの構成データが7個で1組となった7バイトのデータである。つまり、制御信号は、複数個の構成データにより意味を成すものである。制御信号を構成する構成データは、通信を正常に行うための通信部と、メイン制御基板14の送信情報を示すデータ部とから成る。具体的には、図4(b)に示すように、制御信号の先頭の構成データ「ST」は、通信部を構成するものであり、制御信号の先頭を示す固定値が格納される。二番目の構成データ「LN」は、通信部を構成するものであり、データ部の長さ(バイト数)が格納される。そして、三番目から五番目の構成データ「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」は、データ部を構成するものであり、遊技状態やイベントの種類と内容に応じた値が格納される。また、六番目の構成データ「CH」には、誤り検出符号であるチェックサムが格納される。具体的には、構成データ「CH」には、「DATA1」と「DATA2」と「DATA3」とを加算した時の下位1バイトが格納される。そして、七番目の構成データ「EN」は、通信部を構成するものであり、制御信号の終端を示す固定値が格納される。
図4(c)は、三番目から五番目の構成データ「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」の示す内容の具体例を示したものである。図4(c)に示すように、三番目の構成データ「DATA1」には、内部当選状態や特殊状態などの遊技状態や各種のエラー状態を示す値が格納される。また、四番目の構成データ「DATA2」には、イベントの種類を示す値が格納され、構成データ「DATA3」に格納された値が、イベントの具体的内容を示すよう構成される。例えば、「内部当選」のイベントは、スタートスイッチ6が操作され役抽選処理が実行されたときに送信され、「DATA3」の値によって役抽選の結果情報が特定される。また、「右リール停止」のイベントは、右リールが停止した時に送信され、「DATA3」の値によって右リールの停止位置が特定される。「中リール」や「左リール」のイベントも同様である。また、「入賞判定」のイベントは、全てのリールが停止した時に送信され、「DATA3」の値によって入賞の有無、並びに入賞の種類が特定される。また、「電源投入」のイベントは、メイン制御基板14に電源の供給が開始され、メイン制御基板14における起動時の初期設定が完了したときに送信される。また、「ドア」のイベントは、前扉開放検出センサ22の検出状態が変化した時に送信され、「DATA3」の値によって開状態と閉状態のいずれであるか特定される。
図5は、メイン制御基板14とサブ制御基板15の間の通信に係る制御回路を示すブロック図である。上述のように、メイン制御基板14とサブ制御基板15は、3本の信号線16a〜16cを介して接続されており、メイン制御基板14が送信する制御信号は、3つのシリアル送信回路33a〜33cから各信号線16a〜16cに出力される。各シリアル送信回路33a〜33cは、送信するデータを格納するバッファ34と、信号線16a〜16cを接続する接続端子38とを備えてなり、各シリアル送信回路33a〜33cの接続端子38に、信号線16a〜16cが1本ずつ接続されている。そして、各シリアル送信回路33a〜33cは、データバス37を介してメイン用マイクロコンピュータ30に接続されており、メイン用マイクロコンピュータ30の送信バッファ32に格納されたデータが、データバス37を介して、バッファ38に順次転送されるよう構成される。そして、各シリアル受信回路41a〜41cは、バッファ38にデータが格納されると、当該データを、シリアル通信方式で、信号線16a〜16cに遅滞なく出力する。
信号線16a〜16cにシリアル通信方式で出力された制御信号は、サブ制御基板15に配設された3つのシリアル受信回路41a〜41cに入力される。各シリアル受信回路41a〜41cは、受信するデータを格納するバッファ50と、信号線16a〜16cを接続する接続端子51とを備えてなり、各シリアル受信回路41a〜41cの接続端子51に、信号線16a〜16cが1本ずつ接続されている。また、各シリアル受信回路41a〜41cは、データバス52を介してサブ用マイクロコンピュータ40に接続されており、バッファ50に格納されたデータは、一定間隔で、サブ用マイクロコンピュータ40の受信バッファ47に転送される。
このように、本実施例にあっては、3本の信号線16a〜16cと、3つのシリアル送信回路33a〜33cと、3つのシリアル受信回路41a〜41cとによって、メイン制御基板14とサブ制御基板15の間に、独立した三系統の通信経路が実現される。なお、本実施例に係るシリアル送信回路33a〜33cとシリアル受信回路41a〜41cは、既存のシリアル通信方式の通信回路に用いられるものを広く採用することができる。そして、シリアル送信回路33a〜33cとシリアル受信回路41a〜41cの間の個々の通信も、既知のシリアル通信方式の通信を広く採用できるため、これらについての詳細な説明は省略する。
以下に、メイン制御基板14からの制御信号の送信態様について詳述する。
上述のように、メイン用マイクロコンピュータ30のCPUは、所定間隔で各種の処理を実行し、必要に応じてサブ制御基板15に送信する制御信号を生成し、生成した制御信号をRAMの送信バッファ32に格納する。そして、送信バッファ32に格納した制御信号を3つのシリアル送信回路33a〜33cのバッファ34に転送する。この時、メイン用マイクロコンピュータ30は、同じ構成データからなる同一内容の制御信号を各シリアル送信回路33a〜33cに略同時に出力する。各シリアル送信回路33a〜33cは、バッファ34に格納された制御信号を、接続端子38に接続された各信号線16a〜16cを介して、サブ制御基板15の異なるシリアル受信回路41a〜41cに送信する。
このように、本実施例では、送信バッファ32に格納された1つの制御信号が、3つのシリアル送信回路33a〜33cに三重に転送されて、3本の信号線16a〜16cを介して、サブ制御基板15に送信される。すなわち、本実施例にあっては、メイン用マイクロコンピュータ30が生成した制御信号は、3つのシリアル送信回路33a〜33cを介して、同一内容のものが、3本の信号線16a〜16cの夫々から三重に送信される。
次に、サブ制御基板15の制御信号の受信態様について詳述する。
上述のように、メイン制御基板14が送信する制御信号は、3本の信号線16a〜16cの夫々から三重に出力される。各信号線16a〜16cに出力された制御信号は、各信号線16a〜16cと接続された3つのシリアル受信回路41a〜41cに入力されて、各シリアル受信回路41a〜41cのバッファ50に格納される。
サブ用マイクロコンピュータ40は、3つのシリアル受信回路41a〜41cのバッファ50に格納された制御信号を、所定間隔で受信バッファ47に転送する。この時点では、夫々のシリアル受信回路41a〜41cが受信した制御信号を比較せず、重複した状態で受信バッファ47に記憶保持する。
そして、サブ用マイクロコンピュータ40は、全てのシリアル受信回路41a〜41cから制御信号を受信バッファ47に転送すると、図6に示す一連の制御処理を実行する。すなわち、サブ用マイクロコンピュータ40は、まず、各シリアル受信回路41a〜41cが受信した3つの制御信号の内容を比較する(S101)。具体的には、ステップS101では、3つの制御信号について、データ部の内容を相互比較し、内容が一致する制御信号の数を判定する。そして、ステップS101で、3つの制御信号のうち2つ以上が一致していると判定した場合は(S102:Yes)、制御信号が正常に受信されたとみなして、受信した制御信号に基づく制御処理を実行する(S103)。
一方、ステップS101で、3つの制御信号が一致していないと判定した場合は(S102:No)、重度エラー処理(S104)を実行して、受信した制御信号に基づく制御を実行することなく一連の処理を終了する。重度エラー処理(S104)では、液晶表示器10にエラーメッセージを表示して、遊技を中断しエラーを解除するように促す。なお、重度エラー処理を行った後は、エラーを解除しない限り、エラー解除信号の以外の制御信号に基づく制御は行われない。このように、本実施例では、受信した3つの制御信号について、2つ以上の制御信号の内容が一致していた場合は、内容が一致する制御信号を正しい制御信号であるとみなし、当該制御信号に基づく制御処理を実行することで遊技を継続させ、受信した3つの制御信号全てが相違していた場合には、受信した制御信号に基づく制御処理を実行せず、遊技を中断させる。尚、重度エラー処理は、上述に限定されず、遊技者が遊技を継続困難となるようにする処理や、遊技者が遊技を中断せざるを得ない処理であればよい。
以上のように、本実施例にあっては、サブ用マイクロコンピュータ40は、3本の信号線16a〜16cから、制御信号を受信する。そして、サブ制御基板15は、受信した3つ制御信号について、2つ以上が一致した場合に、一致した当該制御信号に基づく制御処理を実行するよう構成される。かかる構成にあっては、信号線16a〜16cの1本で制御信号が改ざんされたとしても、当該改ざんされた制御信号は、残り2つの制御信号と一致しないため、当該改ざんされた制御信号に基づく制御処理が、サブ用マイクロコンピュータ40で実行されることがない。したがって、本実施例によれば、制御信号の改ざんによって、遊技者に有利な状態に不当に移行させるといった不正行為を好適に防止できる。また、本実施例では、制御信号や誤り検出用信号の伝送中に、信号線16a〜16cの1本で信号の内容が変化した場合でも、サブ用マイクロコンピュータ40は、残り2本の信号線16a〜16cから受信した制御信号を正しい制御信号とみなして、当該制御信号に基づく制御処理を実行する。このため、改ざんや自然発生的なエラーによって制御信号や誤り検出用信号の1つが伝送中に変化した場合でも、遊技を中断することなく、遊技を適切に継続できるという利点がある。
また、本実施例では、3本の信号線16a〜16cが異なるワイヤーハーネス17a〜17cによって構成されているため、二本以上の信号線16a〜16cに対する制御信号の改ざんが困難であり、制御信号が改ざんされた場合でも、二本の信号線16a〜16cによって正しい制御信号を伝送できる。また、各信号線16a〜16cが異なるワイヤーハーネス17a〜17cで構成されることで、各信号線16a〜16c対するノイズの影響がばらつくこととなる。このため、本実施例にあっては、自然発生的な通信エラーが二本以上の信号線16a〜16cで同時発生する確率が極めて低く、自然発生的なエラーによって信号線16a〜16cで制御信号が変化した場合でも、二本の信号線16a〜16cによって正しい制御信号を伝送できるという利点がある。
本実施例は、上記実施例1の構成を一部変更した変形例である。上記実施例1が、受信した2つ以上の制御信号が一致した場合に無条件に制御信号に基づく制御を実行するのに対し、本実施例は、受信した制御信号が2つ以上一致した場合でも全てが一致しなかった場合に、制御信号に基づく制御を実行するとともに、軽度エラー処理を行う点で相違する。なお、本実施例のその他の構成は、実施例1と同じであるため、実施例1と共通する構成については、本文中で符号を共通させて説明を省略する。
詳述すると、本実施例では、サブ用マイクロコンピュータ40は、全てのシリアル受信回路41a〜41cから制御信号を受信バッファ47に転送すると、図6に示す実施例1の制御処理に替えて、図7に示す一連の制御処理を実行する。すなわち、サブ用マイクロコンピュータ40は、まず、各シリアル受信回路41a〜41cが受信した3つの制御信号の内容を比較する(S201)。そして、ステップS201で、3つの制御信号が全て一致していると判定した場合は(S202:Yes)、制御信号が正常に受信されたとみなして、受信した制御信号に基づく制御処理を実行する(S205)。
一方、ステップS201で、2つの制御信号が一致(1つが相違)していると判定した場合は(S203:Yes)、軽度エラー処理(S204)を実行して、内容が一致した2つの制御信号に基づく制御処理を実行する(S205)。ここで、軽度エラー処理(S204)は、制御信号受信に関してエラーが発生した旨を示す信号を、外部信号出力基板24を介して外部出力する処理や、遊技機内のメモリに軽度エラーがあった旨を記憶する処理等であり、この軽度エラー処理により遊技が中断されることはない。一方、ステップS201で、3つの制御信号が全て相違していると判定した場合は(S203:No)、実施例1と同様の重度エラー処理(S206)を実行して、受信した制御信号に基づく制御を実行することなく一連の処理を終了する。
このように、本実施例にあっては、サブ用マイクロコンピュータ40は、受信した制御信号の1つが他の2つと相違していた場合は、軽度エラー処理を実行して、エラー発生に係る情報を外部出力等するため、遊技を中断させることなく、制御信号の改ざん行為を取り締まることができるという利点がある。尚、軽度エラー処理は上述に限定されず、遊技者の遊技継続を阻害せずに、エラーがあった旨を何らかの方法で確認できるようにする処理であればよい。
本実施例は、上記実施例1の構成を一部変更した変形例である。このため、以下の説明では、実施例1と相違する構成のみを説明し、実施例1と共通する構成については、本文中で符号を共通させて説明を省略する。
本実施例では、メイン制御基板14は、制御信号の誤り検出符号を含む誤り検出用信号を、制御信号とともにサブ制御基板15に送信する。図8(a)は、本実施例に係る制御信号の内容を示し、図8(b)は、誤り検出用信号の内容を示している。実施例1の制御信号(図4(a))と比較すると明らかなように、本実施例に係る制御信号は、チェックサム(誤り検出符号)を格納した構成データ「CH」を含まず、実施例1の制御信号より1バイト短い6バイト長となっている。
誤り検出用信号は、図8(b)に示すように、制御信号と同じ6バイト長の信号であり、通信部の各構成データは、制御信号と共通している。誤り検出用信号のデータ部には、制御情報を含む構成データを含まれず、誤り検出符号(チェックサム)を格納した構成データ「CH」が含まれる。構成データ「CH」は、「DATA1」と「DATA2」と「DATA3」とを加算した時の下位1バイトが格納されたものである。また、誤り検出用信号のデータ部には、制御信号と同じ長さ(6バイト長)にするために、空の構成データ「BLANK」が2バイト含まれる。
通信に係る制御回路は実施例1と同じであるため、図5を参照して説明すると、本実施例では、メイン用マイクロコンピュータ30のCPUは、所定間隔で各種の処理を実行し、必要に応じてサブ制御基板15に送信する制御信号を生成する。そして、制御信号生成と同時に、当該制御信号に関するチェックサムを含む誤り検出用信号を生成し、制御信号と誤り検出用信号とを送信バッファ32に格納する。
そして、メイン用マイクロコンピュータ30は、送信バッファ32に格納された制御信号と、当該制御信号に対応する誤り検出用信号とをシリアル送信回路33a〜33cのバッファ34に転送する。この時、制御信号は、2つのシリアル送信回路33a,33bに転送し、誤り検出用信号は、残り1つのシリアル送信回路33cに転送される。このように、本実施例にあっては、同一の制御信号が、2つのシリアル送信回路33a,33bに転送されるため、サブ制御基板15に送信される制御信号は、3本のうち2本の信号線16a,16bに、二重に出力されることとなる。
メイン制御基板14が2本の信号線16a,16bに出力する制御信号は、サブ制御基板15の2つのシリアル受信回路41a,41bで受信される。また、メイン制御基板14が残りの信号線16cから出力される誤り検出用信号は、残り1つのシリアル受信回路41cで受信される。各シリアル受信回路41a〜41cで受信された制御信号及び誤り検出用信号は、実施例1と同様に、サブ用マイクロコンピュータ40によって受信バッファ47に転送されて記憶保持される。
本実施例では、サブ用マイクロコンピュータ40は、2つの制御信号と誤り検出用信号を、夫々のシリアル受信回路41a〜41cから受信バッファ47に転送すると、図9に示す一連の制御処理を実行する。詳述すると、まず、サブ用マイクロコンピュータ40は、シリアル受信回路41a,41bが受信した2つの制御信号について、データ部の内容を比較する(S301)。そして、2つの制御信号が一致すると判定した場合は(S302:Yes)、制御信号が正常に受信されたとみなして、一致した制御信号に基づく制御処理を実行する(S306)。
一方、2つの制御信号が一致しないと判定した場合は(S302:No)、一方の制御信号を誤り検出用信号と照合する(S303)。具体的には、制御信号のデータ部3バイトの値の合計値を算出し、合計値が誤り検出用信号のチェックサムと一致するか否かを判定する。そして、制御信号が誤り検出用信号と整合(チェックサムが一致)する場合は(S304:Yes)、当該一方の制御信号に基づいた制御処理を実行する(S305)。また、一方の制御信号が誤り検出用信号と整合しない(チェックサムが不一致)場合は(S304:No)、他方の制御信号を誤り検出用信号と照合する(S306)。そして、制御信号が誤り検出用信号と整合する場合は(S307:Yes)、当該他方の制御信号に基づいた制御処理を実行する(S305)。このように、本実施例では、異なる信号線16a,16bから受信した2つの制御信号が相違していた場合であっても、いずれかの制御信号が、誤り検出用信号と整合する場合には、誤り検出用信号と整合する制御信号を正しい制御信号であるとみなし、当該制御信号に基づく制御処理を実行することで遊技を継続させる。
また、他方の制御信号も誤り検出用信号と整合しないと判定した場合は(S307:No)、重度エラー処理(S308)を実行して、受信した制御信号に基づく制御を実行することなく一連の処理を終了する。重度エラー処理(S308)は、実施例1の重度エラー処理(図6,S104)と同じものである。このように、本実施例では、受信した制御信号が一致せず、かつ、いずれの制御信号も誤り検出用信号と整合しない場合には、受信した制御信号に基づく制御処理を実行せず、重度エラー処理を実行する。
以上のように、本実施例では、サブ用マイクロコンピュータ40は、2本の信号線16a,16bから制御信号を受信し、残り1本の信号線16cから当該制御信号に対応する誤り検出用信号を受信する。そして、サブ用マイクロコンピュータ40は、受信した2つの制御信号が一致した場合、若しくは受信した2つの制御信号の少なくとも一方が受信した1つの誤り検出用信号と整合した場合に、一致・整合した当該制御信号に基づく制御処理を実行するよう構成される。かかる構成にあっては、信号線16a,16bの1本で制御信号が改ざんされたとしても、当該改ざんされた制御信号は、他方の制御信号と一致せず、また、誤り検出用信号とも整合しないため、当該改ざんされた制御信号に基づく制御処理が、サブ用マイクロコンピュータ40で実行されないという利点がある。また、本実施例では、制御信号や誤り検出用信号の伝送中に、信号線16a〜16cの1本で信号の内容が変化した場合でも、サブ用マイクロコンピュータ40は、信号線16a〜16cの残りの2本から受信した制御信号を正しい制御信号とみなして、当該制御信号に基づく制御処理を実行する。このため、本実施例にあっても、改ざんや自然発生的なエラーによって制御信号や誤り検出用信号の1つが伝送中に変化した場合でも、遊技を中断することなく、遊技を適切に継続できるという利点がある。
本実施例は、上記実施例3の構成を一部変更した変形例である。上記実施例3が、受信した2つの制御信号が一致した場合、若しくは受信した2つの制御信号の少なくとも一方が受信した1つの誤り検出用信号と整合した場合に、無条件に制御信号に基づく制御を実行するのに対し、本実施例は、受信した2つの制御信号が一致せず、かつ、いずれかの制御信号が、誤り検出用信号と整合した場合に、軽度エラー処理を行う点で相違する。なお、本実施例のその他の構成は、実施例3と同じであるため、実施例1と共通する構成については、本文中で符号を共通させて説明を省略する。
詳述すると、本実施例では、サブ用マイクロコンピュータ40は、全てのシリアル受信回路41a〜41cから制御信号を受信バッファ47に転送すると、図9に示す実施例3の制御処理に替えて、図10に示す一連の制御処理を実行する。すなわち、まず、サブ用マイクロコンピュータ40は、シリアル受信回路41a,41bが受信した2つの制御信号について、データ部の内容を比較する(S401)。そして、2つの制御信号が一致すると判定した場合は(S402:Yes)、制御信号が正常に受信されたとみなして、一致した制御信号に基づく制御処理を実行する(S406)。
一方、2つの制御信号が一致しないと判定した場合は(S402:No)、一方の制御信号を誤り検出用信号と照合する(S403)。そして、制御信号が誤り検出用信号と整合(チェックサムが一致)する場合は(S404:Yes)、軽度エラー処理(S405)を実行して、当該一方の制御信号に基づいた制御処理を実行する(S406)。ここで、軽度エラー処理(S405)は、実施例2の軽度エラー処理(図7、S204)と同じものである。また、一方の制御信号が誤り検出用信号と整合しない(チェックサムが不一致)場合は(S404:No)、他方の制御信号を誤り検出用信号と照合する(S407)。そして、制御信号が誤り検出用信号と整合する場合は(S408:Yes)、軽度エラー処理(S405)を実行して、当該他方の制御信号に基づいた制御処理を実行する(S406)。
また、他方の制御信号も誤り検出用信号と整合しないと判定した場合は(S408:No)、重度エラー処理(S409)を実行して、受信した制御信号に基づく制御を実行することなく一連の処理を終了する。重度エラー処理(S409)は、実施例1の重度エラー処理(図6,S104)と同じものである。このように、本実施例では、受信した制御信号が一致せず、かつ、いずれの制御信号も誤り検出用信号と整合しない場合には、受信した制御信号に基づく制御処理を実行せず、軽度エラー処理よりも厳しい重度エラー処理を実行する。
このように、本実施例にあっては、サブ用マイクロコンピュータ40は、受信した2つの制御信号が相違し、かつ、いずれかの制御信号が誤り検出用信号と整合すると判定した場合は、軽度エラー処理を実行して、エラー発生に係る情報を外部出力等するため、遊技を中断させることなく、制御信号の改ざん行為を取り締まることができるという利点がある。
本実施例は、上記実施例3の構成を一部変更した変形例である。上記実施例3が、最初に、受信した2つの制御信号を比較するのに対し、本実施例は、最初に、受信した制御信号を受信した誤り検出用信号と照合する点で相違する。なお、本実施例のその他の構成は、実施例3と同じであるため、実施例1と共通する構成については、本文中で符号を共通させて説明を省略する。
詳述すると、本実施例では、サブ用マイクロコンピュータ40は、全てのシリアル受信回路41a〜41cから制御信号を受信バッファ47に転送すると、図9に示す実施例3の制御処理に替えて、図11に示す一連の制御処理を実行する。すなわち、まず、サブ用マイクロコンピュータ40は、シリアル受信回路41a,41bが受信した2つの制御信号の一方を、誤り検出用信号と照合する(S501)。そして、当該一方の制御信号が誤り検出用信号と整合(チェックサムが一致)する場合は(S502:Yes)、当該一方の制御信号に基づいた制御処理を実行する(S505)。また、一方の制御信号が誤り検出用信号と整合しない(チェックサムが不一致)場合は(S502:No)、他方の制御信号を誤り検出用信号と照合する(S503)。そして、当該他方の制御信号が誤り検出用信号と整合する場合は(S504:Yes)、当該他方の制御信号に基づいた制御処理を実行する(S505)。
また、他方の制御信号も誤り検出用信号と整合しないと判定した場合は(S504:No)、2つの制御信号について、データ部の内容を比較する(S506)。そして、2つの制御信号が一致すると判定した場合は(S507:Yes)、2つの制御信号が正常に受信されたとみなして、一致した制御信号に基づく制御処理を実行する(S505)。一方、2つの制御信号が一致しないと判定した場合は(S507:No)、重度エラー処理(S508)を実行して、受信した制御信号に基づく制御を実行することなく一連の処理を終了する。重度エラー処理(S508)は、実施例1の重度エラー処理(図6,S104)と同じものである。このように、本実施例では、受信した制御信号が一致せず、かつ、いずれの制御信号も誤り検出用信号と整合しない場合には、受信した制御信号に基づく制御処理を実行せず、軽度エラー処理よりも厳しい重度エラー処理を実行する。
このように、本実施例では、受信した2つの制御信号について、いずれかの制御信号が誤り検出用信号と整合する場合、または、2つの制御信号が一致した場合に、誤り検出用信号と整合した制御信号、または、内容が一致した制御信号を正しい制御信号であるとみなし、当該制御信号に基づく制御処理を実行することで遊技を継続させる。このため、本実施例にあっても、信号線16a〜16cの1本で制御信号が改ざんされた場合に、当該改ざんされた制御信号に基づく制御処理が、サブ用マイクロコンピュータ40で実行されることがない。また、改ざんや自然発生的なエラーによって制御信号や誤り検出用信号の1つが伝送中に変化した場合でも、遊技を中断することなく、遊技を適切に継続できる。
本実施例は、上記実施例5の構成を一部変更した変形例である。上記実施例5が、受信した2つの制御信号の少なくとも一方が受信した1つの誤り検出用信号と整合した場合、若しくは、受信した2つの制御信号が一致した場合に、無条件に制御信号に基づく制御を実行するのに対し、本実施例は、一方の制御信号のみが、誤り検出用信号と整合した場合、または、いずれの制御信号も誤り検出用信号と整合せず、かつ、2つの制御信号の内容が一致した場合に、軽度エラー処理を行う点で相違する。なお、本実施例のその他の構成は、実施例5と同じであるため、実施例1と共通する構成については、本文中で符号を共通させて説明を省略する。
詳述すると、本実施例では、サブ用マイクロコンピュータ40は、全てのシリアル受信回路41a〜41cから制御信号を受信バッファ47に転送すると、図11に示す実施例5の制御処理に替えて、図12に示す一連の制御処理を実行する。すなわち、まず、サブ用マイクロコンピュータ40は、シリアル受信回路41a,41bが受信した2つの制御信号を誤り検出用信号と照合する(S601)。そして、両方の制御信号が誤り検出用信号と整合(チェックサムが一致)する場合は(S602:Yes)、両方の制御信号が正常に受信されたとみなして、いずれかの制御信号に基づいた制御処理を実行する(S605)。また、一方の制御信号が誤り検出用信号と整合し、他方の制御信号が誤り検出用信号と整合しない(チェックサムが不一致)場合は(S603:Yes)、軽度エラー処理(S604)を実行して、当該一方の制御信号に基づいた制御処理を実行する(S605)。ここで、軽度エラー処理(S604)は、実施例2の軽度エラー処理(図7、S204)と同じものである。
また、いずれの制御信号も誤り検出用信号と整合しないと判定した場合は(S603:No)、2つの制御信号について、データ部の内容を比較する(S606)。そして、2つの制御信号が一致すると判定した場合は(S607:Yes)、2つの制御信号が正常に受信されたとみなし、軽度エラー処理(S604)を実行して、一致した制御信号に基づく制御処理を実行する(S605)。一方、2つの制御信号が一致しないと判定した場合は(S607:No)、重度エラー処理(S608)を実行して、受信した制御信号に基づく制御を実行することなく一連の処理を終了する。重度エラー処理(S608)は、実施例1の重度エラー処理(図6,S104)と同じものである。このように、本実施例では、受信した制御信号が一致せず、かつ、いずれの制御信号も誤り検出用信号と整合しない場合には、受信した制御信号に基づく制御処理を実行せず、軽度エラー処理よりも厳しい重度エラー処理を実行する。
このように、本実施例にあっては、サブ用マイクロコンピュータ40は、一方の制御信号のみが、誤り検出用信号と整合した場合、または、いずれの制御信号も誤り検出用信号と整合せず、かつ、2つの制御信号の内容が一致した場合に、軽度エラー処理を実行して、エラー発生に係る情報を外部出力等するため、遊技を中断させることなく、制御信号の改ざん行為を取り締まることができるという利点がある。
なお、本発明の遊技機は、上記実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、上記実施例は、本発明をスロットマシンに適用したものであるが、本発明は、パチンコ機等の遊技機にも同様にして適用可能である。また、上記実施例では、メイン制御基板14とサブ制御基板15が直接接続された構成であるが、本発明に係る遊技制御手段と演出制御手段が載置される基板間には、中継基板を配設してもかまわない。
上記実施例では、受信した制御信号を比較する際に、制御信号のデータ部のみを比較しているが、通信部も含めた制御信号全体の内容を比較してもかまわない。
また、上記実施例では、3本の伝送路(信号線16a〜16c)を介して、遊技制御手段(メイン用マイクロコンピュータ30)から演出制御手段(サブ用マイクロコンピュータ40)に制御信号を伝送しているが、本発明にあって、遊技制御手段から演出制御手段に制御信号を伝送する伝送路は4本以上にすることができる。実施例1にあって、伝送路(信号線)を4本以上に増やす場合は、伝送路ごとに受信する制御信号の過半数が一致する時に、当該制御信号に基づく制御処理を実行するよう構成すればよい。また、実施例3〜6にあって、伝送路(信号線)を4本以上に増やす場合は、内容が一致する制御信号の数が、伝送路の全数若しくは過半数に達している場合に、当該制御信号に基づく制御処理を実行するよう構成すればよい。
また、実施例1では、常に、受信する3つの制御信号の全てについて、内容が一致するか否かの判定をしているが、2つの制御信号の内容を比較して、それらの内容が一致した場合は、残り1つの制御信号について内容の比較をせずに、内容が一致した制御信号に基づく制御処理を実行するようにしてもよい。
また、上記実施例では、制御信号や、当該制御信号に対応する誤り検出用信号を3本の信号線16a〜16cから略同時に送信しているが、本発明にあって、伝送路ごとに送信する制御信号や誤り検出用信号は、支障のない範囲で送信タイミングをずらすことができる。
また、上記実施例では、メイン用マイクロコンピュータ30は、3本の信号線16a〜16cから制御信号を多重送信しているが、送信情報を分割して、分割した個々の送信情報を含む制御信号を、別々の信号線16a〜16cから送信することも可能である。例えば、図13(a)に示すように、3バイトの構成データ「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」を送信情報として送信すべき場合に、図13(b)に示すように、送信情報を1バイトずつに分割して、分割した個々の構成データ「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」と、誤り検出用の構成データ「CH」を含む3つの制御信号A〜Cを生成することが提案される。この場合、生成された3つの制御信号A〜Cは、メイン用マイクロコンピュータ30からサブ用マイクロコンピュータ40に、異なる信号線16a〜16cを介して送信され、サブ用マイクロコンピュータ40は、受信した3つの制御信号A〜Cに含まれる送信情報を復元して、当該送信情報に基づく処理を実行する。なお、図13〜図16に示す、構成データ「ST」、「LN」、DATA1」,「DATA2」,「DATA3」、「CH」、「EN」は、上記実施例1と同構成のものである。かかる構成にあって、制御信号A〜Cは、「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」の値を合計したチェックサム(構成データ「CH」)を含んでいるため、制御信号A〜Cの1つが伝送中に改ざんされた場合は、サブ用マイクロコンピュータ40で、制御信号A〜Cの残り2つに含まれるチェックサムが不整合となることで、エラーを検出できる。このため、かかる構成によれば、サブ用マイクロコンピュータ40が、改ざんされた制御信号に基づく制御処理を実行するのを防止できる。
また、図14(a)に示すように、3バイトの構成データ「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」を送信情報として送信すべき場合に、送信情報を、図14(b)に示すように、2つの制御信号A,Bに分割して、2つの制御信号A,Bと誤り検出用信号とを、別々の信号線16a〜16cから送信することも可能である。ここで、図14(b)において、構成データ「DATA1a」と「DATA1b」は、構成データ「DATA1」を二つに分割したものであり、「DATA1a」の下位4ビットは「DATA1」の上位4ビットが、「DATA1a」の上位4ビットは、「DATA1」の分割であることを示す符号が格納される。「DATA1b」の下位4ビットは「DATA1」の下位4ビットが、「DATA1b」の上位4ビットは、「DATA1」の分割であることを示す符号が格納される。同様に、構成データ「DATA2a」と「DATA2b」は、構成データ「DATA2」を二つに分割したものであり、構成データ「DATA3a」と「DATA3b」は、構成データ「DATA3」を二つに分割したものである。また、構成データ「CH1」、「CH2」、「CH3」は、誤り検出用の構成データであり、「CH1」には「DATA1a」と「DATA1b」の値を合算したチェックサムが格納される。同様に、「CH2」と「CH3」には、「DATA2a」と「DATA2b」のチェックサムと、「DATA3a」と「DATA3b」のチェックサムが夫々格納される。かかる構成にあって、制御信号A,Bの一方が改ざんされた場合は、サブ用マイクロコンピュータ40で、誤り検出用信号に含まれるチェックサムが不整合となることで、エラーを検出できる。このため、かかる構成によれば、サブ用マイクロコンピュータ40が、改ざんされた制御信号に基づく制御処理を実行するのを防止できる。
また、図15(a)に示すように、3バイトの構成データ「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」を送信情報として送信すべき場合に、図15(b)に示すように、1バイトずつに分割して、分割した個々の構成データと、カムフラージュ用の構成データ「DUMMY」を含む3つの制御信号A〜Cを生成して、メイン用マイクロコンピュータ30からサブ用マイクロコンピュータ40に、夫々異なる信号線16a〜16cを介して3つの制御信号A〜Cを送信することが提案される。ここで、構成データ「DUMMY」は、各制御信号A〜Cに含まれる送信情報の格納位置を分かり難くするためのものであり、任意の値が格納される。このように、送信情報を含む制御信号に、カムフラージュ用の構成データを含めれば、制御信号を改ざん困難なものにできる。なお、各制御信号A〜Cのどの位置に送信情報が格納されるかの情報を、予めサブ用マイクロコンピュータ40に記憶しておけば、サブ用マイクロコンピュータ40は、かかる制御信号A〜Cから送信情報を容易に復元できる。
図15に示した例では、3つの制御信号A〜Cにおいて、送信情報の構成データ「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」の格納位置と、カムフラージュ用の構成データ「DUMMY」の格納位置が固定されているが、図16に示すように、制御信号A〜Cを送信するたびに、送信情報の構成データ「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」の格納位置を変動させることが提案される。詳述すると、かかる例では、図16(a)〜16(c)に示すように、メイン用マイクロコンピュータ30は、送信情報の構成データ「DATA1」,「DATA2」,「DATA3」と、誤り検出用の構成データ「CH」と、カムフラージュ用の構成データ「DUMMY」とを含む、5,6,7バイト長の3つの制御信号A〜Cを生成し、各制御信号A〜Cを、異なる信号線16a〜16cを介して送信する。ここで、送信情報と誤り検出用の構成データは、制御信号Aの3,4バイト目、制御信号Bの3〜5バイト目、制御信号Cの3〜6バイト目のいずれかに格納され、格納位置は制御信号A〜Cを送信するたびに変動する。具体的には、図16(a)に示すように、制御信号Aの3,4バイト目と、制御信号Bの3,4バイト目を格納位置として送信した場合、次の送信時には、図16(b)に示すように、制御信号Bの5バイト目と、制御信号Cの3〜5バイト目が格納位置となる。そして、次の送信時には、図16(c)に示すように、制御信号Cの6バイト目と、制御信号Aの3,4バイト目と、制御信号Bの3バイト目が格納位置となる。このように、送信情報を格納する位置を、制御信号を送信するたびに変動させれば、制御信号を改ざんし難くなるため、不正行為が行われるリスクを低減できる。なお、かかる格納位置の変動パターンをサブ用マイクロコンピュータ40に予め記憶しておけば、サブ用マイクロコンピュータ40は、受信した制御信号A〜Cから送信情報とチェックサムを容易に復元できる。
また、3本の信号線16a〜16cのうち、1本から制御信号を送信し、残りの2本からは、意味をなさないダミー信号を送信するよう構成することも可能である。かかる構成によれば、制御信号を改ざんし難くなるため、不正行為が行われる危険性を低減できる。また、かかる構成にあっては、制御信号を送信する信号線16a〜16cを固定せず、変動させることが好ましい。例えば、第一の信号線16a→第二の信号線16b→第三の信号線16c→第一の信号線16a→・・・といった具合に、制御信号を送信する信号線を、送信するたびに所定順序で変更することが提案される。制御信号を送信する信号線16a〜16cの変動パターンをサブ用マイクロコンピュータ40に予め記憶しておけば、サブ用マイクロコンピュータ40は、制御信号とダミー信号を区別できる。また、制御信号やダミー信号に、どの信号が制御信号であるかを示す真偽判定用構成データを付加するようにすれば、制御信号を送信する信号線16a〜16cをランダムに変動させることができる。
1 スロットマシン(遊技機)
14 メイン制御基板
15 サブ制御基板
16a〜16c 信号線(伝送路)
17a〜17c ワイヤーハーネス
30 メイン用マイクロコンピュータ(遊技制御手段)
32 送信バッファ
33a〜33b シリアル送信回路(シリアル送信手段)
34 バッファ
37 データバス
38 接続端子
40 サブ用マイクロコンピュータ(演出制御手段)
41a〜41c シリアル受信回路(シリアル受信手段)
47 受信バッファ
48 接続端子
50 バッファ
51 接続端子
52 データバス
本発明は、複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能なストップスイッチと、前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチが接続され、遊技の進行を制御するとともに、制御信号を生成する遊技制御手段と、前記遊技制御手段から送信される前記制御信号に基づいて演出を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、前記遊技制御手段から前記演出制御手段に前記制御信号を伝送する3本以上の伝送路と、前記遊技制御手段に接続され、各々の前記伝送路から、前記制御信号をシリアル通信方式で送信する3以上のシリアル送信手段と、前記演出制御手段に接続され、前記3以上のシリアル送信手段が送信した前記制御信号を、前記伝送路ごとに受信する3以上のシリアル受信手段と、を備え、前記3本以上の伝送路は、夫々異なるワイヤーハーネスにより構成されており、前記シリアル送信手段及び前記シリアル受信手段は、前記ワイヤーハーネスを個別に接続する複数の接続端子を備え、前記各ワイヤーハーネスは、一端を前記シリアル送信手段の異なる接続端子に接続され、他端を前記シリアル受信手段の異なる接続端子に接続されており、前記遊技制御手段は、前記制御信号を、前記3以上のシリアル送信手段を介して、同一の制御信号を前記3本以上の伝送路から多重送信し、前記演出制御手段は、前記3以上のシリアル受信手段が受信した前記制御信号について、夫々の内容が一致するか否かを判定し、内容が一致すると判定した前記制御信号の数が、前記伝送路の過半数に達している場合に、当該過半数の制御信号に基づいた制御処理を行うことを特徴とする遊技機である。
本発明の別の態様として、複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能なストップスイッチと、前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチが接続され、遊技の進行を制御するとともに、制御信号を生成する遊技制御手段と、前記遊技制御手段から送信される前記制御信号に基づいて演出を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、前記遊技制御手段から前記演出制御手段に信号を伝送する3本以上の伝送路と、前記遊技制御手段に接続され、夫々の前記伝送路から信号をシリアル通信方式で送信する3以上のシリアル送信手段と、前記演出制御手段に接続され、前記3以上のシリアル送信手段が送信した前記信号を、前記伝送路ごとに受信する3以上のシリアル受信手段と、を備え、前記遊技制御手段は、前記制御信号の誤り検出符号を含む誤り検出用信号を生成するとともに、前記シリアル送信手段を介して、少なくとも2つの伝送路から同一の前記制御信号を、多重送信するとともに、残りの少なくとも1つの前記伝送路から、前記誤り検出用信号を送信し、前記演出制御手段は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、前記シリアル受信手段が受信した前記誤り検出用信号と照合し、整合する制御信号があると判定した場合は、当該制御信号に基づいた制御処理を行い、整合する制御信号がないと判定した場合は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、内容が一致するか否かを判定し、内容が一致すると判定した前記制御信号の数が、所定数に達している場合に当該制御信号に基づいた制御処理を行うことを特徴とする遊技機が提案される。
さらに、本発明の別の態様として、複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能なストップスイッチと、前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチが接続され、遊技の進行を制御するとともに、制御信号を生成する遊技制御手段と、前記遊技制御手段から送信される前記制御信号に基づいて演出を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、前記遊技制御手段から前記演出制御手段に信号を伝送する3本以上の伝送路と、前記遊技制御手段に接続され、夫々の前記伝送路から信号をシリアル通信方式で送信する3以上のシリアル送信手段と、前記演出制御手段に接続され、前記3以上のシリアル送信手段が送信した前記信号を、前記伝送路ごとに受信する3以上のシリアル受信手段と、を備え、前記遊技制御手段は、前記制御信号の誤り検出符号を含む誤り検出用信号を生成するとともに、前記シリアル送信手段を介して、少なくとも2つの伝送路から同一の前記制御信号を、多重送信するとともに、残りの少なくとも1つの前記伝送路から、前記誤り検出用信号を送信し、前記演出制御手段は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、内容が一致するか否かを判定し、内容が一致すると判定した前記制御信号の数が所定数に達している場合は、当該制御信号に基づいた制御処理を行い、内容が一致すると判定した前記制御信号の数が所定数に達していないと判定した場合は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、前記シリアル受信手段が受信した前記誤り検出用信号と照合し、整合する制御信号がある場合は、当該制御信号に基づいた制御処理を行うことを特徴とする遊技機が提案される。

Claims (7)

  1. 複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、
    遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能なストップスイッチと、
    前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチが接続され、遊技の進行を制御するとともに、制御信号を生成する遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段から送信される前記制御信号に基づいて演出を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、
    前記遊技制御手段から前記演出制御手段に前記制御信号を伝送する3本以上の伝送路と、
    前記遊技制御手段に接続され、各々の前記伝送路から、前記制御信号をシリアル通信方式で送信する3以上のシリアル送信手段と、
    前記演出制御手段に接続され、前記3以上のシリアル送信手段が送信した前記制御信号を、前記伝送路ごとに受信する3以上のシリアル受信手段と、を備え、
    前記遊技制御手段は、
    前記制御信号を、前記3以上のシリアル送信手段を介して、同一の制御信号を前記3本以上の伝送路から多重送信し、
    前記演出制御手段は、
    前記3以上のシリアル受信手段が受信した前記制御信号について、夫々の内容が一致するか否かを判定し、内容が一致すると判定した前記制御信号の数が、前記伝送路の過半数に達している場合に、当該過半数の制御信号に基づいた制御処理を行うことを特徴とする遊技機。
  2. 前記演出制御手段は、前記3以上のシリアル受信手段が伝送路ごとに受信した前記制御信号について、夫々の内容が一致すると判定した前記制御信号の数が、前記伝送路の過半数であり、かつ、全数でない場合は、当該過半数の制御信号に基づいた制御処理を行うとともに、所定のエラー処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、
    遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能なストップスイッチと、
    前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチが接続され、遊技の進行を制御するとともに、制御信号を生成する遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段から送信される前記制御信号に基づいて演出を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、
    前記遊技制御手段から前記演出制御手段に信号を伝送する3本以上の伝送路と、
    前記遊技制御手段に接続され、夫々の前記伝送路から信号をシリアル通信方式で送信する3以上のシリアル送信手段と、
    前記演出制御手段に接続され、前記3以上のシリアル送信手段が送信した前記信号を、前記伝送路ごとに受信する3以上のシリアル受信手段と、を備え、
    前記遊技制御手段は、
    前記制御信号の誤り検出符号を含む誤り検出用信号を生成するとともに、
    前記シリアル送信手段を介して、少なくとも2つの伝送路から同一の前記制御信号を、多重送信するとともに、残りの少なくとも1つの前記伝送路から、前記誤り検出用信号を送信し、
    前記演出制御手段は、
    少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、前記シリアル受信手段が受信した前記誤り検出用信号と照合し、整合する制御信号があると判定した場合は、当該制御信号に基づいた制御処理を行い、整合する制御信号がないと判定した場合は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、内容が一致するか否かを判定し、内容が一致すると判定した場合に当該制御信号に基づいた制御処理を行うことを特徴とする遊技機。
  4. 前記演出制御手段は、前記少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、一部の前記制御信号のみが前記誤り検出用信号と整合すると判定した場合、または、前記誤り検出用信号と整合する前記制御信号がなく、かつ、前記制御信号の内容が一致すると判定した場合は、所定のエラー処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 複数種類の図柄を変動表示可能な複数のリールと、
    遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記リールの図柄の変動表示の開始後、遊技者の操作により、前記リールの図柄の変動表示を個別に停止可能なストップスイッチと、
    前記スタートスイッチ及び前記複数のストップスイッチが接続され、遊技の進行を制御するとともに、制御信号を生成する遊技制御手段と、
    前記遊技制御手段から送信される前記制御信号に基づいて演出を制御する演出制御手段と、を備える遊技機において、
    前記遊技制御手段から前記演出制御手段に信号を伝送する3本以上の伝送路と、
    前記遊技制御手段に接続され、夫々の前記伝送路から信号をシリアル通信方式で送信する3以上のシリアル送信手段と、
    前記演出制御手段に接続され、前記3以上のシリアル送信手段が送信した前記信号を、前記伝送路ごとに受信する3以上のシリアル受信手段と、を備え、
    前記遊技制御手段は、
    前記制御信号の誤り検出符号を含む誤り検出用信号を生成するとともに、
    前記シリアル送信手段を介して、少なくとも2つの伝送路から同一の前記制御信号を、多重送信するとともに、残りの少なくとも1つの前記伝送路から、前記誤り検出用信号を送信し、
    前記演出制御手段は、
    少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、内容が一致するか否かを判定し、内容が一致すると判定した場合は、当該制御信号に基づいた制御処理を行い、内容が一致しないと判定した場合は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、前記シリアル受信手段が受信した前記誤り検出用信号と照合し、整合する制御信号がある場合は、当該制御信号に基づいた制御処理を行うことを特徴とする遊技機。
  6. 前記演出制御手段は、少なくとも2つの前記シリアル受信手段が受信した前記制御信号について、前記制御信号の内容が一致せず、かつ、前記誤り検出用信号と整合する前記制御信号があると判定した場合は、所定のエラー処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記3本以上の伝送路は、夫々異なるワイヤーハーネスにより構成されており、
    前記シリアル送信手段及び前記シリアル受信手段は、前記ワイヤーハーネスを個別に接続する複数の接続端子を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の遊技機。
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