JP2015165344A - 制御パラメータ調整装置、および制御パラメータ調整プログラム - Google Patents

制御パラメータ調整装置、および制御パラメータ調整プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より適切に制御パラメータを調整することができる制御パラメータ調整装置、および制御パラメータ調整プログラムを提供する。
【解決手段】制御パラメータ調整装置1は、取得部と、導出部とを持つ。取得部は、制御対象における制御量yを目標値rに一致させるために、制御対象に与えられる操作量uを調整するフィードバック制御を行う制御部から、制御量、目標値、操作量、および測定可能な外乱vの時系列データを取得する。導出部は、取得部により取得された時系列データに基づいて、外乱から制御量までの閉ループ伝達関数が、積分ゲインの逆数を含む外乱規範モデルと合致するように、フィードバック制御における少なくとも比例ゲインと積分ゲインを導出する。
【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、制御パラメータ調整装置、および制御パラメータ調整プログラムに関する。
化学反応や生物反応を伴う水処理プロセスや石油・化学プロセスの制御(プロセス制御)では、PID制御やPI制御等のフィードバック制御が行われている。プロセス制御では、多数の制御ループが存在するため、PID制御パラメータを簡便且つ有効に調整する要望が強い。その一つとして、対象プロセスのモデルを介さずに直接コントローラのパラメータ調整を可能とするFRIT(Fictitious Reference Iterative Tuning)技術が開発されてきた。しかしながら、従来のFRIT技術の活用場面では、データの活用が不十分であったり、データ取得時の制御パラメータを利用しているといった理由から、調整結果が最適とならない場合があった。
特開2012−190364号公報
増田士朗、武田郷平、「外乱によって生成された入出力データを用いた外乱抑制FRIT法」電気学会論文誌C、電子・情報・システム部門誌、131―4、788/793(2011) 北森俊行「制御対象の部分的知識に基づく制御系の設計法」計測自動制御学会論文集、15−4、549/555(1979) 須田信英「PID制御」9/38、朝倉書店(1992)
本発明が解決しようとする課題は、より適切に制御パラメータを調整することができる制御パラメータ調整装置、および制御パラメータ調整プログラムを提供することである。
実施形態の制御パラメータ調整装置は、取得部と、導出部とを持つ。取得部は、制御対象における制御量を目標値に一致させるために、前記制御対象に与えられる操作量を調整するフィードバック制御を行う制御部から、前記制御量、前記目標値、前記操作量、および測定可能な外乱の時系列データを取得する。導出部は、前記取得部により取得された時系列データに基づいて、外乱から制御量までの閉ループ伝達関数が、積分ゲインの逆数を含む外乱規範モデルと合致するように、前記フィードバック制御における少なくとも比例ゲインと積分ゲインを導出する。
実施形態に係る制御パラメータ調整装置1の利用環境の一例を示す図である。 プラント50を制御する制御系の一例を示すブロック線図である。 プラント50の構成の一例を概念的に示す図である。 図3に示すプラント50をコントローラ60が制御した場合の実際の制御応答のイメージを示す図である。 プラント50の構成の他の例を概念的に示す図である。 制御パラメータ調整装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。 制御パラメータ調整装置1の機能構成の一例と、プラント50およびコントローラ60との関係を示す図である。 白色雑音wとフィルタF(s)に基づいて生成される測定可能な外乱vの推移を例示した図である。 シミュレーション結果の一例を示す表である。 シミュレーション結果の一例を示す表である。 図9に示すシミュレーション結果をグラフ化した図である。 図10に示すシミュレーション結果をグラフ化した図である。 プラント50における制御量の時間的変化を比較した図である。
以下、実施形態の制御パラメータ調整装置、および制御パラメータ調整プログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る制御パラメータ調整装置1の利用環境の一例を示す図である。制御パラメータ調整装置1は、例えば、インターネット等のネットワークNWを介して、プラント50を制御するコントローラ60や、調整員80が使用する端末装置70に接続される。なお、端末装置70は、制御パラメータ調整装置1またはコントローラ60に統合されてもよく、コントローラ60は、制御パラメータ調整装置1を内蔵するものであってもよい。また、制御パラメータ調整装置1、コントローラ60、端末装置70の全てが統合されて1つのコンピュータ装置として構成されてもよい。
プラント50は、コントローラ60によるフィードバック制御の対象となる施設の一例である。フィードバック制御としては、例えば、PI制御やPID制御が行われる。コントローラ60は、基本的には、プラント50において計測される制御量yが、端末装置70等から入力される目標値rに近づくように、操作量uを調整する。
図2は、プラント50を制御する制御系の一例を示すブロック線図である。図中、rはフィードバック制御の目標値であり、uはプラント50の操作量であり、yは制御量である。また、dはプラント50に入力される外乱信号であり、測定不能な外乱wと、測定可能な外乱vによって発生する。D1(S)、D2(s)は、それぞれw、vの動特性を表す。このように、プラント50に入力される外乱の一部が測定可能な場合、通常のフィードバック制御系に加えて、測定可能な外乱vを入力としたフィードフォワード制御器C1(s)が利用されることがある。プラント50は、例えば図2に示す外乱フィードフォワードを含む制御系を有してもよいし、フィードフォワード制御器C1(s)を省略した制御系を有してもよい。
プラント50には、様々な種類のものが該当し得る。図3は、プラント50の構成の一例を概念的に示す図である。図3に示すプラント50は、下水処理場の一部である。プラント50では、微生物反応を利用して下水中の有機物などを分解するために、好気槽50Aにおいてブロワ50Eにより曝気と呼ばれる空気供給を行い、処理水中の溶存酸素濃度を一定値以上に維持する。好気槽50Aにおいて分解処理がなされた水は、沈殿池50Bに送られる。プラント50は、更に、流入流量計50Cと、溶存酸素濃度系50Dと、汚泥返送ポンプ50Fと、汚泥引抜ポンプ50Gとを備える。コントローラ60は、溶存酸素濃度系50Dにより計測される溶存酸素濃度(DO濃度)を制御量yとし、これが目標値r(例えば1[mg/L])に近づくように、操作量uであるブロワ50Eの空気供給量(曝気量)を調整する。図3に示すこのプロセスは、むだ時間の長い生物反応プロセスであり、経年変化に応じて、フィードバック制御の制御パラメータ(比例ゲイン、積分ゲイン、微分ゲイン(PI制御の場合は不要)、その他)を再チューニングすることが望ましい。制御パラメータが適切にチューニングされない状況になると、外乱による制御量(溶存酸素濃度)yの分散が大きくなる。このため、溶存酸素濃度を一定値以上に維持するためには、目標値rを高く設定せざるを得ず、結果的にブロワ50Eの消費電力の増加を引き起こす。したがって、運転中の実データから直接、制御パラメータを再チューニングするニーズは高い。
図4は、図3に示すプラント50をコントローラ60が制御した場合の実際の制御応答のイメージを示す図である。図4の左側の図のように、フィードバック制御が十分にうまく動作していない場合には、目標値である1[mg/L]に対し、実際には0[mg/L]となってしまっている箇所が多数見受けられる。溶存酸素濃度が0[mg/L]になることは、微生物が活動できないことを意味するので、結果として放流水質が悪化することが懸念される。更に、左側の図では、溶存酸素濃度が2[mg/L]を超える様な場所が認められるが、ある一定以上の溶存酸素濃度を維持できれば、十分に放流水質を維持することができるため、高い溶存酸素濃度を維持することは、曝気風量とそれに伴う電力を浪費していることになる。このようにフィードバック制御が十分に調整されていないと、放流水質を悪化させるリスクと電力を浪費するコスト増加を引き起こすことになる。
一方、図4の右側の図(実線部)は、目標値をラインL1で示す1[mg/L]に維持して制御パラメータを調整した場合の溶存酸素濃度の変化の一例を示す。制御パラメータが十分に調整されると、溶存酸素濃度を0.8[mg/L]〜1.2[mg/L]程度の変動に抑えることができるため、放流水質悪化のリスクと電力コスト増加を共に抑制することができる。更に、溶存酸素濃度の変動を抑えることができる制御状態では、目標値rを低下させることも可能となる。図4の右側の図の破線は、目標値rを1.0[mg/L]から0.5[mg/L]まで低下させた場合の溶存酸素濃度の変化の一例を示す。本図の場合、目標値rを0.5[mg/L]まで低下させても、溶存酸素濃度が0[mg/L]になることは無く、放流水質悪化リスクを回避することができる。目標値rを低下させると、曝気に必要な電力消費を低減することができる。このように、制御パラメータを十分に調整すると、目標値rの自由度を向上させることもできる。この結果、制御結果が悪化するリスクを回避しながら電力コストを低減することも可能となる場合がある。
また、図5は、プラント50の構成の他の例を概念的に示す図である。図5に示すプラント50は、沈殿池50H、ろ過池50I、ポンプ井50Jの順に水が送られる。コントローラ60は、例えば、残留塩素計50Mにより計測される残留塩素濃度を測定可能な外乱、残留塩素計50Kにより計測される残留塩素濃度を制御量y、ポンプ井残留塩素設定値を目標値r、塩素注入ポンプ50Lの注入率(または注入量)を操作量uとしたフィードバック制御を行う。なお、プラント50が図3に示す構成である場合、図2のβ=0となるが、プラント50が図5に示す構成である場合、目標値rとの偏差をフィードバックするためβ=1となる。
また、コントローラ60は、プラント50が浄水場である場合には、例えば凝集剤や次亜塩素酸などの薬品注入制御を行い、プラント50が送配水場である場合には、例えば送配水ポンプの圧力制御や流量制御を行う。また、コントローラ60は、プラント50が海水淡水化処理場である場合には、例えば膜処理プロセスに用いる高圧ポンプの圧力制御を行い、プラント50が焼却場である場合には、例えば温度制御を行う。
以下、制御パラメータ調整装置1について説明する。図6は、制御パラメータ調整装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。制御パラメータ調整装置1は、例えば、演算処理等を行うCPU10(Central Processing Unit)と、プログラムが展開されたりワーキングメモリとして用いられるRAM(Random Access Memory)11と、ブートプログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)12とを備える。また、制御パラメータ調整装置1は、可搬型記憶装置に格納されたプログラムやデータを読み取るドライブ部13と、CPU10が実行するプログラムを格納するフラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶部14と、マウスやキーボード、タッチパネル、表示装置等を含む入出力部15と、ネットワークNWを介した通信を行う通信部16とを備える。CPU10が実行するプログラムは、ドライブ部13によって可搬型記憶装置から読み取られ、補助記憶部14等に格納されてもよいし、ネットワークNWを介して他のコンピュータからダウンロードされてもよい。また、CPU10が実行するプログラムは、制御パラメータ調整装置1の出荷時に、予め補助記憶部14等に格納されていてもよい。
図7は、制御パラメータ調整装置1の機能構成の一例と、プラント50およびコントローラ60との関係を示す図である。図示するように、プラント50およびコントローラ60には、信号蓄積データベース55を格納する記憶装置が付設される。なお、信号蓄積データベース55を格納する記憶装置は、制御パラメータ調整装置1に内蔵、または付設されてもよい。信号蓄積データベース55には、コントローラ60に与えられる目標値r、および制御パラメータ、コントローラ60が出力する操作量u、プラント50から出力される制御量y、並びにプラント50に影響を及ぼす外乱のうち測定可能な外乱vのそれぞれの時系列データが、時刻的な同期情報と共に格納される。測定可能な外乱vには、プラント50が水処理を行うものである場合、水温、流入量、天候などが該当する。制御パラメータ調整装置1の通信部16は、上記の時系列データを、自身が送信するリクエストに応じて、或いは定期的に、信号蓄積データベース55から受信し、RAM11等に格納する。
制御パラメータ調整装置1は、機能構成として例えば、推定対象区間設定部20と、第1前処理部22と、むだ時間推定部24と、規範モデル設定部26と、第2前処理部28と、パラメータ導出部30とを備える。これらの機能部は、CPU10がプログラムを実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。
推定対象区間設定部20は、信号蓄積データベース55から受信した時系列データに基づいて、目標値rが変更された前後の区間を抽出し、むだ時間L#を推定する対象区間として設定する。第1前処理部22は、推定対象区間設定部20により設定された区間内の操作量uと制御量y、測定可能な外乱vについて、異常値の除去等の前処理を行う。むだ時間推定部24は、前処理が済んだ操作量uと制御量yに基づいて、プラント50の制御系におけるむだ時間L#を推定する。むだ時間推定部24は、例えば、操作量uと制御量yを時間的にずらしながら比較した相関(相互相関関数)が最も大きくなったときの時間的なずれ量を、むだ時間L#として推定する。
規範モデル設定部26は、目標値に対する規範モデルM(s)を設定する。規範モデルM(s)は、例えば、式(1)で表される。式中、τは、時間スケールを規格化するパラメータである。また、eの(―L#s)乗の項は、むだ時間L#を考慮したものである。規範モデルM(s)は、分母にラプラス演算子sの多項式を有するものであればよく、式(1)以外に、3次以上の多項式を分母に有する式(2)〜(4)のモデルであってもよい。なお、式(2)〜(16)では、eの(―L#s)乗の項を省略しているが、各式においてeの(―L#s)乗の項が乗算されてよい。
Figure 2015165344
また、規範モデルM(s)は、二項係数標準形で表される式(5)〜(8)のモデルであってもよいし、バターワース標準形で表される式(9)〜(12)のモデルであってもよいし、ITAE標準形で表される式(13)〜(16)のモデルであってもよい。なお、規範モデル設定部26は、各種規範モデルM(s)の中から、要求に応じて1つの規範モデルM(s)を選択できるようにしてもよい。
Figure 2015165344
Figure 2015165344
Figure 2015165344
第2前処理部28は、信号蓄積データベース55から受信した操作量uと制御量yについて、異常値の除去等の前処理を行う。
パラメータ導出部30は、外乱dから制御量yまでの閉ループ伝達関数が、規範モデルM(s)にラプラス演算子sと積分ゲインKの逆数を乗算(或いは積分ゲインKで除算)した外乱規範モデルと合致するように、コントローラ60に与えられる制御パラメータを導出する。外乱規範モデルは、{sM(s)K ―1}で表される。以下、コントローラ60がPI制御を行う場合と、PID制御を行う場合とで分説する。なお、規範モデル設定部26とパラメータ導出部30が分かれていることは、あくまで一例であり、規範モデルが固定である場合、これらは一体のソフトウェアモジュール、関数、またはハードウェアとして実装されてよい。
<PI制御を行う場合>
パラメータ導出部30は、式(17)で表されるゲインベクトルρを導出することで、コントローラ60に与えられる積分ゲインK、比例ゲインK、および測定可能な外乱vと外乱の推定量dとの関係を示す値γを導出する。
Figure 2015165344
ゲインベクトルρは、式(18)の行列演算によって得られる。行列演算の各要素A、b、ηは、式(19)〜(21)で表される。式中、u0は前処理済の操作量uであり、y0は前処理済の制御量yであり、v0は前処理済の測定可能な外乱である。φ〜φは、式(22)〜式(24)で表されるように、ラプラス演算子sと規範モデルM(s)の積を要素とするベクトルである。
Figure 2015165344
Figure 2015165344
Figure 2015165344
パラメータ導出部30は、式(18)〜(24)に対し、第2前処理部28により前処理がなされた操作量u、制御量y、および信号蓄積データベース55から受信した測定可能な外乱の時系列データを当てはめることで、ゲインベクトルρを導出する。そして、ゲインベクトルρの各要素に基づいて、積分ゲインK、比例ゲインK、および測定可能な外乱vと外乱の推定量dとの関係を示す値γを導出し、調整済パラメータとして端末70等に出力する。これによって、制御パラメータ調整装置1は、より適切に制御パラメータを調整することができる。
ここで、図2を参照しつつ、式(17)〜(24)に示す演算によって、外乱dから制御量yまでの閉ループ伝達関数が、外乱規範モデル{sM(s)K ―1}と合致する制御パラメータが得られる理由について説明する。
まず、式(25)で表されるように、外乱の推定量dは、測定可能な外乱vの項で近似することができる。これは、通常、測定可能な外乱には、プロセスに関する既知の知識や経験を利用して、なるべく外乱信号への影響が大きい信号が測定可能な外乱vとして選定されているためである。また、動特性D(s)のうち、もっとも重要なのはゲインγであり、実用上、このように近似しても差し支えないと考えられるためである。
Figure 2015165344
ここで、必ずしも十分に調整されてない制御器C1(s)、C2(s)によって閉ループ系が安定化されており、目標値r0は一定値(ゼロ)とする。そして、一定時間(時刻0からT)の間に入力された測定可能な外乱をv0、外乱の推定量をd0、操作量をu0、制御量をy0とする。
操作量をu0と制御量をy0は、制御パラメータKI0、KP0のときに、v0、d0が加わることによって得られたものであるが、仮に制御パラメータがKI0、KP0から他の制御パラメータK、Kに変わった場合に同じ入出力データu0、y0が得られる場合を考える。制御パラメータがK、Kに変わった場合に、同じv0、d0が加わっていると仮定すると、同じ入出力データu0、y0が得られるためには, 入出力データu0、y0を取得したときにゼロであった目標値r0の代わりに別の目標値が入力されている必要がある。このような目標値を擬似目標値と称する。図2に示す閉ループ系から、疑似目標値r#(K、K)は、式(26)で与えられる。
Figure 2015165344
また、制御量y0は、式(27)のように表される。
Figure 2015165344
式(26)を疑似目標値r#(K、K)について解き、式(27)に代入すると、制御量y0と、操作量u0および外乱推定値d0との関係を示す式(28)が得られる。
Figure 2015165344
ここで、外乱推定値dに対して、望ましい外乱応答を実現する外乱規範モデル(伝達関数)Pdr(s)を考える。このとき、望ましい外乱応答出力は、ydr=Pdr(s)dと表せる。また式(28)中の外乱推定値d0から制御量y0までの閉ループ伝達関数が、Pdr(s)に一致するように理想的な制御パラメータK*、K*が存在すると仮定する。この仮定が成立するとき、式(29)が満たされるため、式(28)は式(30)に書き換えられる。但し、C2*(s)は、理想的な制御パラメータK*、K*で調整された制御器であるものとする。
Figure 2015165344
式(30)を満たす理想的な制御パラメータK*、K*が、前述した「外乱dから制御量yまでの閉ループ伝達関数が、外乱規範モデル{sM(s)K ―1}と合致する制御パラメータ」に相当する。理想的な制御パラメータK*、K*を求める手順は、評価関数を最小化する最適化問題に帰着させることで表現される。まず、制御量推定値y#を式(31)で定義する。
Figure 2015165344
このとき、制御量推定値y#と制御量y0の誤差の二乗和を評価する式(32)を最小化する制御パラメータK、Kが、理想的な制御パラメータK*、K*と一致する。
Figure 2015165344
そして、式(25)、式(31)、および外乱規範モデルPdr(s)={sM(s)K ―1}なる関係式を式(32)に代入すると、式(33)が得られる。
Figure 2015165344
式(33)において、未知変数K、K、γに関する項を、式(17)で表されるゲインベクトルρで書き換えると、式(33)は式(34)に置き換えられる。式(34)は、式(35)の形式に変形できるので、JFDを最小化するρは、式(18)の行列演算によって求めることができる。以上より、外乱dから制御量yまでの閉ループ伝達関数が、外乱規範モデル{sM(s)K ―1}と合致する制御パラメータは、式(18)の行列演算によって求められることが分かる。
Figure 2015165344
<PID制御を行う場合>
パラメータ導出部30は、式(36)で表されるゲインベクトルρを導出することで、コントローラ60に与えられる積分ゲインK、比例ゲインK、微分ゲインK、および測定可能な外乱vと外乱の推定量dとの関係を示す値γを導出する。
Figure 2015165344
ゲインベクトルρは、PI制御を行う場合と同様の式(18)の行列演算によって得られる。行列演算の各要素A、b、ηは、式(37)〜(39)で表される。式中、u0は前処理済の操作量uであり、y0は前処理済の制御量yであり、v0は前処理済の測定可能な外乱である。φ〜φは、式(40)〜式(43)で表されるように、ラプラス演算子sと規範モデルM(s)の積を要素とするベクトルである。
Figure 2015165344
Figure 2015165344
パラメータ導出部30は、式(18)、(37)〜(43)に対し、第2前処理部28により前処理がなされた操作量u、制御量y、および信号蓄積データベース55から受信した測定可能な外乱の時系列データを当てはめることで、ゲインベクトルρを導出する。そして、ゲインベクトルρの各要素に基づいて、積分ゲインK、比例ゲインK、微分ゲインK、および測定可能な外乱vと外乱の推定量dとの関係を示す値γを導出し、調整済パラメータとして端末70等に出力する。これによって、制御パラメータ調整装置1は、より適切に制御パラメータを調整することができる。
ここで、図2を参照しつつ、式(18)、(37)〜(43)に示す演算によって、外乱dから制御量yまでの閉ループ伝達関数が、外乱規範モデル{sM(s)K ―1}と合致する制御パラメータが得られる理由について説明する。
まず、PI制御を行う場合と同様の式(25)で表されるように、外乱の推定量dは、測定可能な外乱vの項で近似することができる。ここで、必ずしも十分に調整されてない制御器C1(s)、C2(s)によって閉ループ系が安定化されており、目標値r0は一定値(ゼロ)とする。そして、一定時間(時刻0からT)の間に入力された測定可能な外乱をv0、外乱の推定量をd0、操作量をu0、制御量をy0とする。
PI制御を行う場合と同様、図2に示す閉ループ系から、疑似目標値r#(K、K)は、式(26)で与えられる。また、制御量y0は、式(27)のように表される。式(26)を疑似目標値r#(K、K)について解き、式(27)に代入すると、制御量y0と、操作量u0および外乱推定値d0との関係を示す式(28)が得られる。
外乱推定値d0から制御量y0までの閉ループ伝達関数が、Pdr(s)に一致するように理想的な制御パラメータK*、K*が存在すると仮定と、式(29)が満たされるため、式(28)は式(30)に書き換えられる。但し、C2*(s)は、理想的な制御パラメータK*、K*で調整された制御器であるものとする。
式(30)を満たす理想的な制御パラメータK*、K*が、前述した「外乱dから制御量yまでの閉ループ伝達関数が、外乱規範モデル{sM(s)K ―1}と合致する制御パラメータ」に相当する。理想的な制御パラメータK*、K*を求める手順は、評価関数を最小化する最適化問題に帰着させることで表現される。制御量推定値y#は、式(31)で定義される。
このとき、制御量推定値y#と制御量y0の誤差の二乗和を評価する式(32)を最小化する制御パラメータK、Kが、理想的な制御パラメータK*、K*と一致する。そして、式(25)、式(31)、および外乱規範モデルPdr(s)={sM(s)K ―1}なる関係式を式(32)に代入すると、式(44)が得られる。式(44)において、未知変数K、K、K、γに関する項を、式(36)で表されるゲインベクトルρで書き換えると、式(44)は式(45)に置き換えられる。式(45)は、PI制御を行う場合と同様、式(35)の形式に変形できるので、JFDを最小化するρは、式(18)の行列演算によって求めることができる。以上より、外乱dから制御量yまでの閉ループ伝達関数が、外乱規範モデル{sM(s)K ―1}と合致する制御パラメータは、式(18)の行列演算によって求められることが分かる。
Figure 2015165344
[検証]
ここで、実施形態の制御パラメータ調整装置1と、比較対象装置との比較について述べる。外乱規範モデルPdr(s)を式(46)のように定義して制御パラメータを調整することが考えられる。しかしながら、C2(s)を未知変数K、Kで表現してJFDを最小化する最適化問題を解く場合、制御器の逆数{C2(s)-1}が含まれることで、問題が非線形となってしまう。これを解消するために、時系列データを取得したときの制御パラメータ(初期パラメータ)KI0、KP0を式(46)に適用して最適化問題を解くことが考えられる。比較対象装置は、このような手法により制御パラメータを導出するものとする。
Figure 2015165344
しかしながら、比較対象装置では、外乱規範モデルPdr(s)が初期パラメータKI0、KP0に依存することになり、適切な外乱規範モデルPdr(s)を定義できない場合が生じる。例えば、初期パラメータKI0、KP0の調整が不十分である場合、{C2(s)-1}の極がプラント50の極よりも原点に近くなる場合がある。このような場合、閉ループ系の応答を改善することができなくなる。
これに対し、実施形態の制御パラメータ調整装置1では、初期パラメータに依存せずに外乱規範モデルPdr(s)を定義することができ、最適化問題が線形になるため、最小二乗法に基づきパラメータ同定をすることができる。すなわち、制御パラメータ調整装置1の手法は、外乱規範モデルPdr(s)を未知変数Kで表現したまま、線形の問題として解くことを可能とするのである。
以下、実施形態の制御パラメータ調整装置1と、比較対象装置とのそれぞれについて、実際の数値を与えて制御パラメータを導出させた結果、プラント50の制御量yがどのように変動するかを、シミュレーションによって検証した結果を述べる。
この検証において、制御対象のモデルとして、1次遅れにむだ時間を含む式(47)のモデルを考える。各パラメータに関して、K=1.0、τ=10.0、L=5.0、β=0、γ=100.0とした。また、図2に示すフィードフォワード制御器C1は、ゲインK=1.0のみで構成されるものとし、フィードバック制御器C2は、式(48)で表されるようにPI制御器であるものとする。なお、フィードバック制御器C2は、PID制御器である場合、式(49)で表される。なお、ηは不完全微分の係数を表す。
Figure 2015165344
また、測定可能な外乱vを、白色雑音wをフィルタF(s)に通して作成した。フィルタF(s)には、日変動のような緩慢な特性を想定し、比較的低い周波数域を通過する、式(50)で表される1次遅れフィルタを用いた。図8は、白色雑音wとフィルタF(s)に基づいて生成される測定可能な外乱vの推移を例示した図である。
Figure 2015165344
図9、図10は、シミュレーション結果の一例を示す表である。図9の上段三行は、比例ゲインKを固定して積分ゲインTを変化させた場合に、コントローラ60のパラメータ調整前のプラント50に測定可能な外乱vが加わることで生じる、制御量yの分散var[y]の変化を示す。図9の中段三行は、図9の上段三行を初期条件として、比較対象装置によってコントローラ60のパラメータが調整された後のプラント50に測定可能な外乱vが加わることで生じる、制御量yの分散var[y]の変化を示す。図9の下段三行は、図9の上段三行を初期条件として、実施形態の制御パラメータ調整装置1によってコントローラ60のパラメータが調整された後のプラント50に測定可能な外乱vが加わることで生じる、制御量yの分散var[y]の変化を示す。
また、図10の上段三行は、積分ゲインTを固定して比例ゲインKを変化させた場合に、コントローラ60のパラメータ調整前のプラント50に測定可能な外乱vが加わることで生じる、制御量yの分散var[y]の変化を示す。図10の中段三行は、図10の上段三行を初期条件として、比較対象装置によってコントローラ60のパラメータが調整された後のプラント50に測定可能な外乱vが加わることで生じる、制御量yの分散var[y]の変化を示す。図9の下段三行は、図10の上段三行を初期条件として、実施形態の制御パラメータ調整装置1によってコントローラ60のパラメータが調整された後のプラント50に測定可能な外乱vが加わることで生じる、制御量yの分散var[y]の変化を示す。
図11は、図9に示すシミュレーション結果をグラフ化した図である。また、図12は、図10に示すシミュレーション結果をグラフ化した図である。図9〜図12に示すように、実施形態の制御パラメータ調整装置1は、比較対象装置に比して、制御量yの分散を小さくすることができる。従って、実施形態の制御パラメータ調整装置1によってパラメータ調整されたコントローラ60は、外乱による影響を低減することができることが分かる。
また、図13は、パラメータ調整前のコントローラ60により制御されるプラント50における制御量の時間的変化と、比較対象装置によってパラメータが調整されたコントローラ60により制御されるプラント50における制御量の時間的変化と、実施形態の制御パラメータ調整装置1によってパラメータが調整されたコントローラ60により制御されるプラント50における制御量の時間的変化とを比較した図である。制御パラメータ調整装置1によってパラメータ調整されたコントローラ60は、制御量の分散を小さくすることで、制御量を目標値であるゼロに、より近づけることができる。これらによって、実施形態の制御パラメータ調整装置1によってパラメータ調整されたコントローラ60は、効果的に外乱の影響を抑制することができることが分かる。すなわち、実施形態の制御パラメータ調整装置1は、より適切に制御パラメータを調整することができる。
なお、上記実施形態において、通信部16が「取得部」の一例であり、規範モデル設定部26とパラメータ導出部30が「導出部」の一例である。また、プラント50が「制御対象」の一例であり、コントローラ60が「制御部」の一例である。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、外乱から制御量までの閉ループ伝達関数が、積分ゲインの逆数を含む外乱規範モデルと合致するように、フィードバック制御における少なくとも比例ゲインと積分ゲインを導出する機能を持つことにより、より適切に制御パラメータを調整することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…制御パラメータ調整装置、20…推定対象区間設定部、22…第1前処理部、24…むだ時間推定部、26…規範モデル設定部、28…第2前処理部、30…パラメータ導出部、50…プラント、55…信号蓄積データベース、60…コントローラ、70…端末装置、NW…ネットワーク

Claims (8)

  1. 制御対象における制御量を目標値に一致させるために、前記制御対象に与えられる操作量を調整するフィードバック制御を行う制御部から、前記制御量、前記目標値、前記操作量、および測定可能な外乱の時系列データを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された時系列データに基づいて、外乱から制御量までの閉ループ伝達関数が、積分ゲインの逆数を含む外乱規範モデルと合致するように、前記フィードバック制御における少なくとも比例ゲインと積分ゲインを導出する導出部と、
    を備える制御パラメータ調整装置。
  2. 前記導出部は、前記積分ゲインの逆数を含むゲインベクトルを導出し、前記導出したゲインベクトルに基づいて、前記フィードバック制御における比例ゲイン、前記積分ゲイン、および前記測定可能な外乱と外乱の推定量との関係を示す値を導出する、
    請求項1記載の制御パラメータ調整装置。
  3. 前記ゲインベクトルは、前記積分ゲインの逆数、前記比例ゲインを前記積分ゲインの逆数で除算したもの、および、前記測定可能な外乱と外乱の推定量との関係を示す値を前記積分ゲインの逆数で除算したものを要素として含む、
    請求項2記載の制御パラメータ調整装置。
  4. 前記ゲインベクトルは、前記積分ゲインの逆数、前記比例ゲインを前記積分ゲインの逆数で除算したもの、微分ゲインを前記積分ゲインの逆数で除算したもの、および、前記測定可能な外乱と外乱の推定量との関係を示す値を前記積分ゲインの逆数で除算したものを要素として含む、
    請求項2記載の制御パラメータ調整装置。
  5. 前記導出部は、目標値に対する規範モデルとラプラス演算子の積を要素とするベクトルを、前記操作量、前記制御量、および測定可能な外乱の時系列データにそれぞれ乗算して求められる行列と、前記目標値に対する規範モデルと前記制御量との積から前記制御量を減算した値を各項に乗算して求められるベクトルと、を乗算することで前記積分ゲインの逆数を含むゲインベクトルを導出する、
    請求項2から4のうちいずれか1項記載の制御パラメータ調整装置。
  6. 前記外乱規範モデルは、目標値に対する規範モデルにラプラス演算子と前記積分ゲインの逆数を乗算したものであり、
    前記目標値に対する規範モデルは、二項係数標準形、バターワース標準形、ITAE(Integral of Time weighted Absolute Error)標準形、その他の分母にラプラス演算子の多項式を有するモデルである、
    請求項1から5のうちいずれか1項記載の制御パラメータ調整装置。
  7. 制御対象における制御量を目標値に一致させるために、前記制御対象に与えられる操作量を調整するフィードバック制御を行う制御部から、前記制御量、前記目標値、前記操作量、および測定可能な外乱の時系列データを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された時系列データに基づいて、前記積分ゲインの逆数を含むゲインベクトルを導出し、前記導出したゲインベクトルに基づいて、前記フィードバック制御における少なくとも比例ゲインと積分ゲインを導出する導出部と、
    を備える制御パラメータ調整装置。
  8. コンピュータに、
    制御対象における制御量を目標値に一致させるために、前記制御対象に与えられる操作量を調整するフィードバック制御を行う制御部から、前記制御量、前記目標値、前記操作量、および測定可能な外乱の時系列データを取得させ、
    前記取得部により取得された時系列データに基づいて、外乱から制御量までの閉ループ伝達関数が、積分ゲインの逆数を含む外乱規範モデルと合致するように、前記フィードバック制御における少なくとも比例ゲインと積分ゲインを導出させるための、
    制御パラメータ調整プログラム。
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