JP2015164034A - 運行管理方法および運行管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】労働省告示第37号および関連法令に基づく請負業務の要件を満たした上で、ユーザの依頼に迅速かつ柔軟に対応できる運行管理方法を提供する。
【解決手段】ユーザ3は、PC31を用いて、業務請負会社2が運営するサーバ21にアクセスし、車両の運行計画のデータを送信する。業務請負会社2の車両管理責任者2Pは、サーバ21で受信した運行計画の内容を確認すると共に、車両4の運転手4Dの確定と運行計画の承認を行い、その後、サーバ21を用いて、確定した運転手4Dが使用するスマートフォン41に運行計画承認の通知を行う。運行計画承認の通知を受けた運転手4Dは、スマートフォン41を用いてサーバ21にアクセスし、承認された運行計画の内容を確認する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両運行管理業務における運行管理方法およびその方法を採用した運行管理システムに関する。
労働省告示第37号および関連法令に基づく請負業務の一形態として、選任された運転手でユーザの所有する車両(社用車等)の運行管理、運転、日常点検等の車両管理にかかる一切の業務を請け負う車両運行管理業務がある。
この形態の請負業務では、運転者の労務管理の一切は業務請負会社の車両管理責任者が行い、ユーザから直接業務の指示命令を受けることは禁じられている。従って、運行時間や行き先等の運行計画を変更したい場合、車両の運行中であっても、ユーザが直接運転者に行き先等の変更を指示することは禁じられている。
従来、業務請負会社に車両の運行を依頼する場合、運行計画が記載された運行管理依頼書を、郵便またはFAXを用いてユーザから業務請負会社に送付していた。そして依頼書を受け取った業務請負会社は、運転者に運行指図書を郵便またはFAXを用いて送付していた。
しかし、このような手続きは極めて非効率であり、ユーザの依頼に迅速に対応することが難しかった。特に、運転中に行き先等の変更が生じた場合、一旦自動車を止め、携帯電話等を用いてユーザが車両管理責任者に連絡し、責任者の承認を得た後でなければ運行を再開することができないため、ユーザから強く改善が求められていた。
本発明は上述の状況に鑑みてなされたもので、ユーザの依頼に迅速に対応でき、更には、運行計画の変更にも柔軟に対応でき、しかも労働者派遣に関する法令の要件をも満足できる運行管理方法および運行管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明にかかる運行管理方法は、
自己の所有する車両の運行管理を業務請負会社に依頼したいユーザが、第1のコンピュータを用い、ネットワークを介して前記業務請負会社が運営するサーバにアクセスし、車両の運行計画のデータを送信する第1のステップと、
前記業務請負会社の車両管理責任者が、前記サーバで受信した前記運行計画の内容を確認すると共に、前記車両の運転手の確定と運行計画の承認を行う第2のステップと、
前記車両管理責任者が、前記サーバを用い、ネットワークを介して前記確定した運転手が使用する第1のスマートフォンに、運行計画が承認されたことを通知する第3のステップと、
前記運行計画承認の通知を受けた運転手が、前記第1のスマートフォンを用い、ネットワークを介して前記サーバにアクセスし、前記承認された運行計画の内容を確認する第4のステップと、を含むことを特徴とする。
ここで、前記サーバには、少なくとも2つのデータベースが接続され、そのうち第1のデータベースには前記運行計画の情報が格納され、第2のデータベースには前記運転手に関する情報が格納されていることが好ましい。
また前記第2のステップにおいて、前記サーバは、前記車両管理責任者が使用する第2のコンピュータに、前記ユーザから運行計画の依頼があったことを通知し、前記車両管理責任者は、前記第2のコンピュータを用いて前記サーバにアクセスし、前記運行計画の確認、運転手の確定および運行計画の承認の各手続きを行うことが好ましい。
なお、前記第1のステップにおいて、前記ユーザは、前記第1のコンピュータに代え、前記車両に備え付けの携帯型コンピュータを用いて前記サーバに前記運行計画の情報を送信してもよい。
また前記第2のステップにおいて、前記車両管理責任者は、前記第2のコンピュータに代え、第2のスマートフォンを用いて前記運行計画の確認、運転手の確定および運行計画の承認の各手続きを行ってもよい。
また前記第1のステップにおいて、ユーザは既に承認された運行計画の変更を依頼する場合、当該運行計画が終了する前であれば、前記サーバに運行計画のデータを送信して運行計画の変更を依頼できることが好ましい。
また前記第1のステップにおいて、前記車両の運転手が前記サーバにアクセスして運行計画の内容を確認する場合、運行計画の依頼があった事実が、時間と共に前記第1のスマートフォンの画面に表示されることが好ましい。
また前記サーバから前記第2のスマートフォンへの通知は、緊急度に応じて制限されることが好ましい。
また本発明にかかる運行管理システムは、
車両の運行管理を業務請負会社に依頼したいユーザが所有する第1のコンピュータと、
ネットワークを介して前記第1のコンピュータに接続された、前記業務請負会社が運営するサーバと、
ネットワークを介して前記サーバに接続された、前記車両の運転手が使用する第1のスマートフォンと、を備え、
前記ユーザは前記第1のコンピュータを用いて、前記サーバに前記運行計画のデータを送信し、
前記業務請負会社の車両管理責任者は、前記サーバで受信した前記運行計画の内容を確認すると共に、前記車両の運転手の確定と運行計画の承認を行い、
前記車両管理責任者は、前記サーバを用いて、前記第1のスマートフォンに、運行計画が承認されたことを通知し、
前記運行計画承認の通知を受けた運転手は、前記第1のスマートフォンを用いて前記サーバにアクセスし、前記承認された運行計画の内容を確認することを特徴とする。
本発明にかかる運行管理方法およびシステムによれば、労働者派遣に関する法令の要件を満たした上で、ユーザの依頼に迅速に対応でき、しかも運行計画の急な変更にも柔軟に対応できる運行管理システムを実現できる。
本発明の実施の形態にかかる運行管理システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の運行管理方法における処理の流れを示すフローチャートである。 図2のステップS21の処理の流れを示すフローチャートである。 運行計画が表示されたパーソナルコンピュータの画面を示す図である(その1)。 運行計画が表示されたパーソナルコンピュータの画面を示す図である(その2)。 運行計画の承認が通知されたスマートフォンの画面を示す図である(その1)。 運行計画が表示されたスマートフォンの画面を示す図である(その1)。 運行計画が表示されたパーソナルコンピュータの画面を示す図である(その3)。 運行計画が表示されたパーソナルコンピュータの画面を示す図である(その4)。 運行計画の承認が通知されたスマートフォンの画面を示す図である(その2)。 運行計画が表示されたスマートフォンの画面を示す図である(その2)。 スマートフォンの画面に表示された運行計画の予告例を示す図である(その1)。 スマートフォンの画面に表示された運行計画の予告例を示す図である(その2)。 夜間または休日においてユーザから運行計画の依頼があった場合の車両管理責任者への通知の形態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態にかかる運行管理方法および運行管理システムについて、図面を参照しながら説明する。
<運行管理システムの構成>
図1に、本実施の形態にかかる運行管理システムの全体構成を示す。運行管理システム1は、業務請負会社2が運営するサーバ21およびパーソナルコンピュータ(以降、単に「PC」という)22、夜間や休日に車両管理責任者2Pが運行管理サーバ21にアクセスする際に用いるスマートフォン23、社用車等の車両の運行管理を依頼するユーザ3が所有するPC31およびタブレットPC32、車両4を運転する運転手4Dが使用するスマートフォン41、車両4に備え付けられ、行き先等の変更が生じたとき、乗車中のユーザの社員4Pがサーバ21にアクセスするために用いるタブレットPC42、ならびに通信ネットワークであるインターネット5および携帯通信網6で構成されている。
車両4の運行管理を請け負う業務請負会社2は、車両4に配属した運転手4Dに運行指示を出す。業務請負会社2には、車両4の運行管理を行う運行管理室2Rが設けられ、その部署には、運行計画の承認等を行う車両管理責任者2Pが常駐している。
車両の運行管理に用いられるサーバ21にはWebサーバソフトがインストールされており、インターネット5を介して、ユーザ3のPC31との間で通信を行うことができる。サーバ21として、通常、業務請負会社2が所有するサーバを用いる。
サーバ21にはデータベースマネジメントシステムがインストールされており、3つのデータベース(以降、「DB」と略す)24〜26へのデータの書き込みおよび読み出しを管理している。3つのDBのうち運行計画DB24には車両の運行計画に関する情報が格納されている。顧客情報DB25にはユーザに関する情報が格納されている。また運転手情報DB26には、運転手に関する情報が格納されている。
運行管理室26には、WebブラウザソフトがインストールされたPC22が設置されている。車両管理責任者2Pは、このPC22を用いてサーバ21にアクセスし、運行計画DB24に格納された運行計画の内容を読み出して確認し、車両を運転する運転手を確定した後、運行計画を承認する。
ユーザ3の所有するPC31にはWebブラウザソフトがインストールされており、インターネット5を介してサーバ21との間で通信を行うことができる。車両の運行管理を依頼したいユーザ3は、サーバ21にアクセスし、運行計画の入力ページを開いて必要なデータを入力する。
ユーザ3はタブレットPC32を用いてサーバ21にアクセスすることもできる。タブレットPC32は平板状の外形を有し、タッチパネル式の表示/入力部を備えた携帯可能なPCであり、PC31と同様にWebブラウザソフトがインストールされている。
ユーザ3がタブレットPC32を用いてサーバ21にアクセスする場合、通常は、契約済みの携帯電話会社の携帯通信網6とインターネット5を介してアクセスする。なお、図では、ユーザ3として3社が表示されているが、実際には、多数のユーザ3がPC31またはタブレットPC32を用いてサーバ21にアクセスできる。
ユーザ3の車両4には、業務請負会社2の従業員であり、車両管理責任者27から運行の指示を受けた運転手4Dと、ユーザ3の社員4Pが乗車している。運転手4Dは、常時、スマートフォン41を携帯している。スマートフォンは、ユーザインタフェースにLCD画面とタッチパネルを用いた多機能型の携帯電話機である。
また車両4には、ユーザ社員4Pが使用するタブレットPC42が備え付けられている。マートフォン41およびタブレットPC42は、携帯通信網6およびインターネット5を介してサーバ21との間で通信を行うことができる。
運転手41は、車両4の運行前および運行中にスマートフォン41を用いてサーバ21にアクセスし、車両管理責任者2Pに承認された運行計画の内容を確認し、その内容に基づいて車両4の運転を行う。
車両4に備え付けのタブレットPC42は業務請負会社2が所有するもので、乗車中のユーザ社員4Pに貸与される。ユーザ社員4Pは、事前に計画した行く先等を変更したい場合、タブレットPC42を用いてサーバ21にアクセスし、運行計画の変更について、車両管理責任者2Pの承認を得る。
車両管理責任者2Pは、夜間または休日に、ユーザ3から運行計画の承認を求められる場合に対応するため、常時、スマートフォン23を携帯している。車両管理責任者2Pは、スマートフォン23を用い、携帯通信網6およびインターネット5を介してサーバ21との間で通信を行うことができる。
<運行管理における処理の流れ>
次に、図2および図3のフローチャートを参照して、ユーザから運行管理の依頼があったときの処理の流れを説明する。図2は、運行管理における処理の流れを示すフローチャート、図3は、図2のステップS21「運行計画の確認・承認」の流れを示すフローチャートである。
自社の車両の運行管理を業務請負会社2に依頼したいユーザ3は、予め業務請負会社2との間で請負契約を締結すると共に、サーバ21にユーザ(顧客)として登録しておく必要がある。ユーザ登録の方法は周知であるため、ここでは説明を省略する。ユーザ登録により、ユーザ3はユーザIDを取得し、またパスワードを設定する。
最初に、自社の車両の運行を依頼するユーザ3は、PC31を用いて業務請負会社2のサーバ21にアクセスしてログインの処理を行う(ステップS11)。ログインの処理は、上述のユーザIDおよびパスワードを用いて行うが、一般に広く知られているため説明を省略する。
ユーザ3の担当者が運行計画入力用のページを開くと、そのページのハイパーテキストデータがサーバ21からPC31に送信され、PCの画面に運行計画入力用の画面が表示される。ユーザ3の担当者は、キーボード等を用いて依頼したい運行計画を入力する(ステップS12)。
図4に、運行計画が入力された画面の例を示す。画面には、顧客名、車両ナンバー、運行日、運行計画(開始時間、目的地、終了時間)およびステータスが表示されている。
画面に表示された運行計画の内容を簡単に説明すると、2014年1月24日に株式会社ABCの社用車(車両No.や○○○○)を用いて、以下のスケジュールで社長の送迎を行うものである。
(1)9時に本社を出発し、新大阪駅に寄った後、9時40分に本社に戻る。
(2)10時30分に本社を出発し、銀行協会と京町堀クラブに寄った後、11時3 0分に本社に戻る。
(3)16時30分に本社を出発し、17時30分に社長を自宅まで送る。
(4)17時30分に社長の自宅を出発し、18時30分に本社に戻る。
運行計画を入力したい場合には、マウスを用いて画面の「行追加」のボタンをクリックすると、新たな行が表示される。1行毎に計画を入力した後、「依頼」のボタンをクリックすると、そのデータがサーバ21に送信される。入力した計画を削除したいときは「キャンセル」のボタンをクリックする。また入力したデータをサーバ21に一括して送信したいときは「一括依頼」のボタンをクリックする。
運行計画を入力した後、ユーザ3の担当者が「依頼」もしくは「一括依頼」のボタンをクリックすると、入力された運行計画のデータがサーバ21に送信されると共に(ステップS12)、画面のステータスが「入力中」から「依頼中」(図示せず)に変わる。サーバ21に送信された運行計画のデータは、運行計画DB24に格納される。
ユーザ3から車両の運行管理の依頼を受け、サーバ21で運行計画のデータを受信した後、業務請負会社2は運行計画の確認と承認の手続きを行う(ステップS21)。
具体的には、図3に示すように、ユーザ3のPC31から送信された運用計画のデータを受信すると、サーバ2は運行管理室2RのPC21に電子メールを送信して、車両管理責任者2Pに運行の依頼があったことを通知する(ステップS41)。
依頼の通知を受け取った車両管理責任者2Pは、PC22を用いてサーバ21にアクセスし、運行計画DB23に格納された運行計画を読み出し、その内容を画面上で確認する(ステップS51)。図5に運行計画を表示した画面を示す。
また車両管理責任者2Pは、運転手情報DB26から運転手の情報を読み出し、運行日(1月24日)に対象となる運転手を確定する。ユーザには、請負業務締結時に決めた運転手が常時駐在しているため、指定車輌が決まれば自動的に運転手が確定する。なお、複数の運転手が配属されているユーザもあるが、担当車輌を決めているため、運行依頼において車両が指定された時点で、自動的に運転手が確定する。
運転手の確定によって運行計画の承認が可能になった段階で(ステップS52でyes)、車両管理責任者2Pは、図5に示す画面の「承認」または「一括承認」のボタンをクリックして運行計画を承認する(ステップS53)。
運行計画が承認されると、画面のステータスが「承認済」に変わる。併せて、図4に示す入力画面のステータスも、「入力中」から「承認済」(図示せず)に変わり、ユーザ3の担当者は、ステータスの変更によって運行計画が承認されたことを確認できる。
なお、運行計画の入力ミスがあったり、運行計画そのものに無理がある場合は運行計画を承認できないが(ステップS52でNo)、このような場合は、車両管理責任者2Pが電話等を用いてユーザ3の担当者に連絡し、データの修正や日程の変更等を依頼する(ステップS54)。
運行計画が承認されると、サーバ21は、運行日まで何日残されているか算出し、運行日まで○日(例えば4日)以内である場合は(ステップS22でYes)、運転手4Dのスマートフォン41に電子メールを送信して、運行計画が承認されたことを通知する(ステップS23)。
図6に、運転手4Dのスマートフォンに送信された運行計画承認の画面を示す。運行計画承認の通知は、個別の計画ごとに行われ、図5に示したように1日に4件の運行計画がある場合は、運転手4Dには、計画毎に4件の電子メールが送信される。
なお、運行日まで(○+1)日(例えば5日)以上あり、時間的に余裕がある場合は、運転手4Dへの運行計画承認の通知は行われない(ステップS22でNo)。これは、運転手4Dへのメールによる通知を必要最小限に留めるためであり、5日以上先のスケジュールについては、サーバ21にアクセスして確認することが運転手4Dに義務付けられているため、日程を限定しても特に問題は生じない。
なお、運行計画承認の電子メールを送信する期間○日については、休日と祝日が続くときは長く設定する等、カレンダーに合わせて変更することができる。
電子メールで運行計画承認の通知を受けた運転手4Dは、承認された運行計画を確認したことを電子メールで運行管理室2RのPC22に報告する(ステップS31)。更に、運転手4Dは、スマートフォン41を用いてサーバ21にアクセスし、指示された運行計画の内容を確認する(ステップS32)。
図7に、スマートフォン41の画面に表示された運行計画を示す。上述したように、運行計画承認の通知は個々の計画毎に行われるが、サーバにアクセスすれば、同じ運行日に承認された全ての運行計画を確認できる。なお、図7において、「前日」および「翌日」のボタンは、画面に前日または翌日の運行計画を表示するときに用いる。
スマートフォン41の画面で運行計画を確認した後、運転手4Dはその計画に従って車両4を運転する(ステップS33)。
上述したように、本発明にかかる運行管理方法によれば、運行計画の送信、同計画の承認、運転手への通知等を、円滑にかつ短時間で処理できる。例えば、運行計画のデータ受信後、数分で運行計画の承認を行い、運行計画承認の通知を運転手に送信できる。
<運行計画に変更があったときの運行管理の処理の流れ>
次に、運行計画に変更があった場合の運行管理の処理の流れについて説明する。基本的に運行管理の処理の流れは、図2および図3のフローチャートにより説明した流れと変わりがない。
運行計画が変更される例として、以下のような場合がある。
・天候の関係で搭乗便や列車の到着が遅くなった。
・取引先での会議が延び、終了時間が大幅に遅れた。
・取引先訪問の予定がキャンセルになった。
このような場合、ユーザ3の担当者は、PC31またはタブレットPC32を用いてサーバ21にアクセスし、ログインの手続きを終えた後(ステップS11)、承認済みの運行計画を運行計画DB23から読み出す。ユーザ3の担当者は、読み出された運行計画に対して、変更したい箇所を上書きする(ステップS12)。
図8に、変更箇所が上書きされた運行計画の画面を示す。画面では、運行計画の「16時30分に本社を出発し、17時30分に社長を自宅まで送る。」が、「16時30分に本社を出発し、JR京都駅に寄った後、18時00分に社長を自宅まで送る。」に変更されている。更に、運行計画の「17時30分に社長の自宅を出発し、18時30分に本社に戻る。」が、「18時00分に社長の自宅を出発し、19時00分に本社に戻る。」に変更されている。
図8に示すように、計画を上書きした箇所のステータスが「承認済」から「依頼中」に変わっており、この部分だけ、計画が未承認であることを示している。
なお、計画変更の手続きは、車両4に乗車中のユーザ社員4Pが行うこともできる。この場合、車両4に備え付けのタブレットPC42を用いてサーバ21にアクセスし、PC31を用いた場合と同様の手順で運行計画の変更を入力する。
計画変更の手続きは、各運行計画が終了する前であれば、運行計画の実行中であっても行うことができる。乗車中に行き先や到着時間を変更したい場合が頻繁に発生する。このような場合、従来は、一旦車両を停め、乗車中のユーザ社員4Pが携帯電話で運行管理責任者2Pに連絡をとり、変更内容を説明して計画変更の承認を得た後、運行管理責任者2Pから運転手4Dに運行指示をしてもらっていた。
運行管理責任者2Pに連絡がとれれば、計画変更の承認を得ることができるが、連絡がとれない場合、連絡が取れるまで停車を続けるか、変更前の計画に従って運行せざるを得ず、実務上、運用に適し難い実態であった。
本発明にかかる運行管理システムによれば、運行計画の実行中であっても計画変更の承認を求めることができるため、このような場合に、状況に応じて柔軟かつ迅速に対応することができる。
図2の説明に戻って、運行管理サーバ21からの電子メールによって運行計画変更の通知を受けた車両管理責任者2Pは(ステップS41)、サーバ21にアクセスして運行計画の変更内容を確認する(ステップS51)。
運行計画の変更内容を確認した結果、承認が可能であれば(ステップS52でYes)、車両管理責任者2Pは、PC21を用いて計画の承認をサーバ21に通知する(ステップS53)。
図9に、計画の変更が承認された運行計画の画面を示す。運行計画の「16時30分に本社を出発し、JR京都駅に寄った後、17時30分に社長を自宅まで送る。」のステータスが「承認済」に変わっており、代わりに、「16時30分に本社を出発し、17時30分に社長を自宅まで送る」のステータスから「承認済」の表示が削除されている。同様に、「18時00分に社長の自宅を出発し、19時00分に本社に戻る。」のステータスが「承認済」に変わり、「17時30分に社長の自宅を出発し、18時30分に本社に戻る。」のステータスから「承認済」の表示が削除されている。
運行計画の変更が承認されると、図2で示したように、サーバ21から運転手4Dのスマートフォン41に電子メールが送信され、運転手4Dに運行計画の変更が承認されたことを通知する(図2のステップS23)。
図10に、運転手のスマートフォンに通知された運行計画変更承認の画面を示す。 今回は、2つの運行計画の変更が承認されたため、もう1つの運行計画の変更についても、図10に示したものと同様の通知が運転手4Dのスマートフォン41に送られる。電子メールで運行計画承認の通知を受けた運転手4Dは、サーバ21にアクセスし、承認された運行計画の内容を確認する(図2のステップS32)。
図11に、スマートフォン41の画面に表示された計画変更後の運行計画を示す。スマートフォン41の画面で運行計画を確認した後、運転手は、その計画に従って、引き続き車両4を運転する(図2のステップS33)。
本実施の形態にかかる運行管理システムによれば、乗車中のユーザ社員4PがタブレットPC42を用いて運行計画の変更手続きを行ってから、運転手4Dがスマートフォン41で計画変更の内容を確認するまで、早ければ数分で手続きが完了するため、乗車中に運行計画を変更する必要が生じても、柔軟かつ迅速に対応できる。
<運行計画の予告>
次に、図12および図13を参照して、運行計画の予告について説明する。前述したように、ユーザ3が車両4の運行を依頼する場合、業務請負会社2のサーバ21にアクセスして運行計画を入力する(図4参照)。この段階では、運転手4Dには運行計画の通知は行われないが、運転手から今後のスケジュールについて確認したいという要望がある。
本実施の形態にかかる運行管理システムでは、このような要望に応えるため、運転手4Dがサーバ21にアクセスしたとき、運行計画の依頼があった事実とその日時を運転手に知らせるようにしている。
図12および図13に、運転手のスマートフォン41の画面に表示された運行計画の予告例を示す。図12に示すように、運行計画の依頼があった場合、画面には、予定日毎に依頼の事実とその時間が表示される。また図13に示すように、運行計画変更の依頼があった場合も、予定日毎に依頼の事実とその時間が表示される。
運転手4Dは、サーバ21にアクセスして依頼状況を確認することにより、予定日毎に運行計画が入る可能性があること、もしくは運行計画の変更の可能性があることを確認できるため、それに合わせて予定日のスケジュールを調整することができる。
<運行管理責任者へのメール通知の制限>
図14に、夜間または休日において、ユーザ3から運行計画の依頼があった場合に、車両管理責任者2Pへの通知の形態を示す。前述したように、車両管理責任者2Pは、夜間または休日にユーザ3から運行計画の承認を求められた場合に対応するため、常時、スマートフォン23を携帯している。以下、図14を参照して、運行計画の緊急度に応じた対応について説明する。
夜間または休日に、ユーザ3から、図中Aで示す翌日の朝6時〜7時の運行計画の依頼があった場合、サーバ21は、依頼があったことを車両管理責任者2Pのスマートフォン23に電子メールで通知する。
通知を受け取った車両管理責任者2Pは、サーバ21にアクセスし、図2のフローに従って運行計画承認の処理を行い、その結果は、直ちに運転手4Dのスマートフォン41に通知される。運転手4Dは、承認された運行計画に沿って朝6時から車両を運転する。
一方、図中Bで示す翌日の午前10時〜12時の運行計画について前日の夜間または休日に依頼があった場合、サーバ21は、車両管理責任者2Pに電子メールを送信しない。これは、翌日の朝、車両管理責任者2Pが出社した後、運行管理室2RのPC22を用いて運行計画の承認を行っても、車両4の運行に支障がないためである。
このように、運行計画の緊急度に応じて車両管理責任者2Pへの通知を制限することにより、車両管理責任者2Pの負担軽減を図ることができる。
1 運行管理システム
2、業務請負会社
3、ユーザ
4 車両
5、インターネット
6 携帯通信網
21 サーバ
22、31 PC
23、41 スマートフォン
32、42 タブレットPC
24、25、26 DB
2P 車両管理責任者
4D 運転手
4P ユーザ社員

Claims (11)

  1. 自己の所有する車両の運行管理を業務請負会社に依頼したいユーザが、第1のコンピュータを用い、ネットワークを介して前記業務請負会社が運営するサーバにアクセスし、車両の運行計画のデータを送信する第1のステップと、
    前記業務請負会社の車両管理責任者が、前記サーバで受信した前記運行計画の内容を確認すると共に、前記車両の運転手の確定と運行計画の承認を行う第2のステップと、
    前記車両管理責任者が、前記サーバを用い、ネットワークを介して前記確定した運転手が使用する第1のスマートフォンに、運行計画が承認されたことを通知する第3のステップと、
    前記運行計画承認の通知を受けた運転手が、前記第1のスマートフォンを用い、ネットワークを介して前記サーバにアクセスし、前記承認された運行計画の内容を確認する第4のステップと、を含むことを特徴とする運行管理方法。
  2. 前記サーバには、少なくとも2つのデータベースが接続され、そのうち第1のデータベースには前記運行計画の情報が格納され、第2のデータベースには前記運転手に関する情報が格納されている、請求項1に記載の運行管理方法。
  3. 前記第2のステップにおいて、
    前記サーバは、前記車両管理責任者が使用する第2のコンピュータに、前記ユーザから運行計画の依頼があったことを通知し、
    前記車両管理責任者は、前記第2のコンピュータを用いて前記サーバにアクセスし、前記運行計画の確認、運転手の確定および運行計画の承認の各手続きを行う、請求項1または2に記載の運行管理方法。
  4. 前記第1のステップにおいて、前記ユーザは、前記第1のコンピュータに代え、前記車両に備え付けの携帯型コンピュータを用いて前記サーバに前記運行計画の情報を送信する、請求項1ないし3のいずれかに記載の運行管理方法。
  5. 前記第2のステップにおいて、前記車両管理責任者は、前記第2のコンピュータに代え、第2のスマートフォンを用いて前記運行計画の確認、運転手の確定および運行計画の承認の各手続きを行う、請求項3または4に記載の運行管理方法。
  6. 前記第1のステップにおいて、ユーザは既に承認された運行計画の変更を依頼する場合、当該運行計画が終了する前であれば、前記サーバに運行計画のデータを送信して運行計画の変更を依頼できる、請求項1ないし5のいずれかに記載の運行管理方法。
  7. 前記第1のステップにおいて、前記車両の運転手が前記サーバにアクセスして運行計画の内容を確認する場合、運行計画の依頼があった事実が、時間と共に前記第1のスマートフォンの画面に表示される、請求項1ないし6のいずれかに記載の運行管理方法。
  8. 前記サーバから前記第2のスマートフォンへの通知は、緊急度に応じて制限される、請求項5に記載の運行管理方法。
  9. 車両の運行管理を業務請負会社に依頼したいユーザが所有する第1のコンピュータと、
    ネットワークを介して前記第1のコンピュータに接続された、前記業務請負会社が運営するサーバと、
    ネットワークを介して前記サーバに接続された、前記車両の運転手が使用する第1のスマートフォンと、を備え、
    前記ユーザは前記第1のコンピュータを用いて、前記サーバに前記運行計画のデータを送信し、
    前記業務請負会社の車両管理責任者は、前記サーバで受信した前記運行計画の内容を確認すると共に、前記車両の運転手の確定と運行計画の承認を行い、
    前記車両管理責任者は、前記サーバを用いて、前記第1のスマートフォンに、運行計画が承認されたことを通知し、
    前記運行計画承認の通知を受けた運転手は、前記第1のスマートフォンを用いて前記サーバにアクセスし、前記承認された運行計画の内容を確認することを特徴とする運行管理システム。
  10. 前記サーバには、少なくとも2つのデータベースが接続され、そのうち第1のデータベースには前記運行計画の情報が格納され、第2のデータベースには前記運転手に関する情報が格納されている、請求項9に記載の運行管理システム。
  11. 前記車両には携帯型コンピュータが備え付けられており、前記車両に乗車中のユーザは、前記第1のコンピュータに代え、前記携帯型コンピュータを用いて前記サーバに前記運行計画の情報を送信する、請求項9または10に記載の運行管理システム。
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