JP2015160517A - サイドエアバッグ用ガイド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】局所的な側面衝突でも、より適切にエアバッグが乗員側部まで展開されるようにしたサイドエアバッグ用ガイド装置を提供する。
【解決手段】車両の乗降口を開閉するドア11と、車両の車室内に配置されたシート16と、車室内側の内面にトリム部材27が取着されたピラー部材9と、シートのシートバック側部に内蔵され、車両の側面衝突時にエアバッグを展開させるサイドエアバッグ装置20とを備え、トリム部材は、サイドエアバッグ装置から展開するエアバッグを受ける受け部と、トリム部材をエアバッグ展開方向へ変位可能とし、受け部とエアバッグとの当接により、トリム部材を変位させるトリム変位可能部とを有するものとした。
【選択図】図2

Description

本発明は、エアバッグの展開を助けるサイドエアバッグ用ガイド装置に関する。
従来、乗員を車両の側面衝突時の衝撃から保護するため、特許文献1にも開示されているようにサイドエアバッグ装置が知られている。
サイドエアバッグ装置は、シートを構成するシートバックのドア側の側部に、エアバッグを内蔵した構造が用いられる。つまり、車両が側面衝突すると、折り畳んだエアバッグが、発生するガスにより膨張しながら展開する。このエアバッグが、乗員とドアとの間へ展開することにより、乗員が衝撃から保護される。
特開2004−189183号公報
車両の側面衝突には、木や電柱やポールなど柱形部材とドアとが衝突する局所的な衝突も含まれる。こうした局所的な側面衝突は、柱形部材などと突き当たるドア部分の侵入量が大きく、同部分から離れるにしたがい侵入量が小さくなる。
ところで、サイドエアバック装置は、ドア内面沿いに乗員側部まで適切に展開させることが求められる。
ところが、局所的な側面衝突の場合、上記挙動から、センタピラーが斜めの向きに変形することがある。このような場合、変形によりドア及びセンタピラーとシート間に生じた隙間にエアバッグが展開し、エアバッグが乗員側部まで適切に展開しないおそれがある。
そこで、本発明の目的は、局所的な側面衝突でも、より適切にエアバッグが乗員側部まで展開されるようにしたサイドエアバッグ用ガイド装置を提供する。
本発明の態様は、車両の乗降口を開閉するドアと、車両の車室内に配置されたシートと、車室内側の内面にトリム部材が取着されたピラー部材と、シートのシートバック側部に内蔵され、車両の側面衝突時にエアバッグを展開させるサイドエアバッグ装置とを備え、トリム部材は、サイドエアバッグ装置から展開するエアバッグを受ける受け部と、トリム部材をエアバッグの展開方向へ変位可能とし、受け部とエアバッグとの当接により、トリム部材を変位させるトリム変位可能部とを有するものとした(請求項1)。
好ましくは、トリム部材は、車室内側に臨む前面壁部がピラー部材と隙間を有して配置され、トリム変位可能部は、前面壁部とピラー部材間の隙間に設けられ、前面壁部をピラー部材に支持し、前面壁部を支える支持状態から同支持状態を解く不支持状態に変更可能とした支持部と、支持部に設けられ、受け部とエアバッグの当接によって、支持部を支持状態から不支持状態にするトリガー部とを有して構成されるものとした(請求項2)。
好ましくは、トリガー部は、脆弱部を有して構成されるものとした(請求項3)。
本発明によれば、局所的な側面衝突により、ドア及びセンタピラーとシート間に隙間が生じても、同隙間は、展開方向へ変位されるトリム部材にて埋められる。
それ故、局所的な側面衝突でも、エアバッグは、滞らずに、より適切に乗員側部まで展開される。
本発明の第1の実施形態に係る態様となるサイドエアバッグ用ガイド装置を適用した車両を示す斜視図。 同ガイド装置の平断面図。 同じく側面図。 (a)は受け部およびトリム変位可能部を備えるトリム部材の外観を示す図2中の矢視Aから見た斜視図、(b)は同トリムの支持構造を示す斜視図。 通常時のトリム部材の外観を示す斜視図。 車両が局所的な側面衝突を起こしたときを示す平断面図。 同衝突時における受け部およびトリム変位可能部の挙動を説明する断面図。 本発明の第2の実施形態に係る態様となるサイドエアバッグ用ガイド装置を、側面衝突時の受け部およびトリム変位可能部の挙動と共に示す断面図。
以下、本発明を図1から図7に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
図1は、本発明を適用した車両の一部を示し、図2は同車両の平断面を示し、図3は同車両の側面図を示している。
図1において、1は、内部に車室内1aを有する車体、2は同車体1の車幅方向側部に設けたフロント側の乗降口、3は同乗降口2と隣接してリヤ側に設けたリヤ側の乗降口である。フロント側の乗降口2は、フロントピラー5、サイドルーフレール6、センタピラー7、サイドシル8などで囲まれる空間でなる。リヤ側の乗降口3は、センタピラー7、サイドルーフレール6、リヤピラー(図示しない)、サイドシル8などで囲まれる空間でなる。車体1の車室内1aに臨む各部の内面には、内装材が設けられている。ちなみにセンタピラー7では、図2のように同センタピラー7の本体をなす、ピラーアウタパネル9aとピラーインナパネル9bを接合した閉断面形のセンタピラー部材9(本願のピラー部材に相当)の、車室内1a側の内面(インナパネル面)に、内装材として平盤状のピラートリム10(例えば合成樹脂製:本願のトリム部材に相当)を取着した構造が用いられる。
乗降口2には、当該乗降口2を開閉する横開き式のフロントドア11(本願のドアに相当)が設けられる。リヤ側の乗降口3には、当該乗降口3を開閉する横開き式のリヤドア(図示しない)が設けられる。フロントドア11は、図1および図2のようにドアアウタパネル12aおよびドアインナパネル12bを接合した箱形のドア本体部12の上部に、ドアウインド部13を取着し、ドア本体部12の内面に、内装材として平板状のドアトリム14を取着した構造が用いられる。このドアトリム14がドア内面をなす。リヤドアも同様な構造である。
図1〜図3に示されるように車体1の車室内1aには、フロントドア11と隣接して、フロントシート16(本願のシートに相当)が据付けられている。リヤドアと隣接した位置には、リヤシート(図示しない)が据え付けられ、乗員αがフロントシート16、リヤシートに着座される。ちなみに、フロントシート16およびリヤシートは、いずれも乗員が座るシートクッション17aと乗員の背を支えるシートバック17bとを有して構成される。
また図1および図2に示されるようにシートバック17bのドア側の側部には、サイドエアバッグ装置20が内蔵されている。サイドエアバッグ装置20は、例えば上下方向に延びる細長のケース21内に、折り畳んだエアバッグ22(図2)、エアバッグ22を膨張させるインフレータ(図示しない)などを収めて構成される。むろん、エアバッグ22は、乗員αとフロントドア11との間に介在されるまで展開可能なバッグ部品から構成される。このサイドエアバッグ装置20が、例えばシートバック17bの側部上段から中段に渡って内蔵される(図1)。同構造により、車体1に設けた衝突センサ(図示しない)が側面衝突を検出すると、インフレータが作動し、折り畳んだエアバッグ22を膨張させ、フロントドア11の内面沿いにエアバッグ22を展開させる。つまり、側面衝突が生じると、エアバッグ22は、フロントシート16に着座した乗員αとフロントドア11との間へ進入しながら展開する。
ところで、局所的な側面衝突の場合、図6に示されるようにフロントドア11やセンタピラー7が変形し、同図6中の二点鎖線のようにフロントドア11及びセンタピラー7とフロントシート16間に隙間γ(空間)が生じ、その隙間γに二点鎖線のようにエアバッグ22が展開し、エアバッグ22が乗員αの側部まで適切に展開しないおそれがある。
そこで、この改善のためにフロントシート16の後部側のピラートリム10には、エアバッグ22の展開を助けるガイド構造25(本願のサイドエアバッグ用ガイド装置に相当)が設けられている。ガイド構造25は、展開するエアバッグ22を考慮して、例えばピラートリム10のうち、シートバック17bの上端付近から下部付近までと対応する領域に設けられている。そのため、この領域のピラートリム10のピラートリム部分27は、他のピラートリム部分とは異なる構造にしてある。
この領域のピラートリム部分27が、図4および図7(a)に示されている。
ここで、ガイド構造25の付いたピラートリム部分27と、通常のピラートリム10との違いを述べると、通常のピラートリム10は、断面C形の部品、具体的には図5に示されるように車室内1aに臨む前面壁10a(本願の前面壁部に相当)と、同前面壁10aの車両前側(エアバッグ展開方向)に配置される端壁10bと、同前面壁10aの車両後側に配置される端壁10cとを有して上下方向に細長く延びる部品から構成される。そして、ピラートリム10は、前面壁10aの裏面各部から突き出た複数の支持部、例えば有底角筒形のボス部10dの先端部を、締結部材、例えばクリップ部材23にて、ピラーインナパネル9bに締結することで、前面壁10aをセンタピラー部材9の内面から浮かせて固定、すなわち隙間δを存してセンタピラー部材9の内面に取着されている。ちなみに、端壁10b、10cの基端部には、センタピラー部材9部分(ここでは両側のフランジ部)と係止する係止座33が形成されている。
図4(a)に示されるピラートリム部分27は、上記ピラートリム10とは、ガイド構造25を構成する部分、すなわちエアバッグ22の先端部を受ける突出片部30、同エアバッグ22を受けるにしたがいピラートリム10をエアバッグ22の展開方向であるシート前方へ変位可能とした支持構造40(本願のトリム変位可能部に相当)を設けた点で異なる。
具体的には、突出片部30は、例えばピラートリム部分27の前面壁10aと車両前側の端壁10b(端壁部)とがなす角部から、車両前方側へ張り出した帯形片で形成される。さらに述べると、突出片部30は、例えばI形に折り曲げた二層の板面部分で形成される。この突出片部30は、シートバック17bから展開するエアバッグ22の先端部を受ける位置まで張り出している。この突出片部30により、ピラートリム部分27の車両前側の端部に、エアバッグ22の先端部を受ける受け部31を形成している。特に突出片部30は、エアバッグ22の動きに対して効率よく反応するよう、展開するエアバッグ22の先端部に対し直交する向きに配置されている。そのため本実施形態の突出片部30は、端壁10bから前方斜め内側(車室内1a側)へ傾いた姿勢となっている。
支持構造40は、例えば前面壁10aを支える部分の強度を変える手法が用いられている。ここでは、通常に用いられる角筒形のボス部10dの代わりに、車両前後方向の剪断方向の強度を上下方向に比べて弱くしたボス部42(本願の支持部に相当)が用いられている。例えば図4(b)に示されるようにボス部42には、上・下二面を枠形部43とし、前・後二面の全体を壁部44で覆う有底角筒形のボス部が用いられ、意図的に車両前後方向の剪断方向の強度を弱くしている。これにて、ボス部42は、通常は直立姿勢で、前面壁10aの各部を支え、ボス部42が変形すると、同支持状態が解かれる。つまり、ボス部42にて、前面壁10aを支える支持状態から、同支持状態を解く不支持状態へ変更可能としている。
各ボス部42の枠形部43には、ボス部42の変形を誘起させるトリガー部47が設けられている。トリガー部47には、例えば中央のばね面部分に脆弱部となる切れ目48を有した帯板片49が用いられる。この帯板片49が、各ボス部42の各枠形部43における車両前後方向の縁部間を架け渡すように設けられ、各ボス部42と共に、ピラートリム部分27を所定の姿勢に支持している。各帯板片49の切れ目48は、突出片部30にエアバッグ22のからの衝撃力が加わると、破断するように設定されている。つまり、突出片部30とエアバッグ22の先端部との当接により、突出片部30にエアバッグ22の衝撃力が加わると、切れ目48から帯板片49が破断し、ボス部42の変形を許す。これにより、ピラートリム部分27は、車両前方へ向かうエアバッグ22の衝撃力で、前面壁10aとピラーインナパネル9b間の距離(隙間δ)が狭くしつつ車両前方へ変位、すなわちボス部42の先端部(センタピラー部材9に固定される部分)を支点として車両前方へ倒れる。このピラートリム部分27の変位によって、局所的な側面衝突のとき、図6中の二点鎖線のように生じるフロントドア11及びセンタピラー7とフロントシート16間の隙間γ(空間)を前面壁10aにて埋める構造としている。特にエアバッグ22がドア内面沿いに展開しやすくなるよう、ピラートリム部分27は、ボス部42の前倒れ構造により、フロントドア11の内面へ接近しつつ車両前方へ変位される構造としている。
こうしたガイド構造25が車両に装備されると、図6に示されるように木や電柱やポールなど柱形部材Sとが衝突する局所的衝突が起きた場合でも、サイドエアバッグ装置20はより適切に機能する。
この点を、例えば車両の側部であるフロントドア11の中央部に柱形部材Sが衝突した場合を想定して、図2、図4、図6および図7(a)〜(c)を参照して説明する。
すなわち、図2中の二点鎖線で示されるように車両のフロントドア11の中央部に柱形部材Sが衝突する事態が生じると、車両に装備されている衝突センサが、これを検出する。これに伴い、サイドエアバッグ装置20が作動し、折り畳んであるエアバッグ22をガスで膨張させ、展開させる。すると、エアバッグ22は、シートバック17bの側部に形成された脆弱部(図示しない)を通じて、車両前方斜め外側へ展開し始める。
この側面衝突のとき、フロントドア11及びセンタピラー7の変形により、図6中の二点鎖線のようにフロントドア11及びセンタピラー7とフロントシート16間に隙間δが生じ、エアバッグ20が同部分に展開することがある。
このとき、図7(a)に示されるようにエアバッグ22の先端部が到達するドア内面の位置、すなわちフロントドア11の後部側のドア内面(ピラートリム部分27と隣接する位置)には、予め突出片部30が配置されている。このため、図4および図7(a)にも示されるように突出片部30は、シートバック17bから展開してくるエアバッグ22の先端部を受ける。
すると、各ボス部42の帯板片49は、エアバッグ22から加わる衝撃力で、切れ目48から破断を起こす。これにより、各ボス部42は、加わる衝撃力に耐えられなくなり、前倒れ、すなわちセンタピラー部材9側を支点に車両前方へ倒れる。すると、ピラートリム部分27は、図4中の二点鎖線および図7(b)に示されるように突出片部30と一緒に、車両前後方向両側の係止座33を支点に、エアバッグ22の展開方向(シート前方)へ倒れる。
これにより、図6および図7(c)のように隙間γは、変位するピラートリム部分27にて埋められる。これよって、隙間γでのエアバッグ20の展開はなくなる。
そして、エアバッグ20は、車両前側に変位する突出片部30および前面壁10aと共に、乗員αとフロントドア11との間へ向かう。
それ故、エアバッグ20は、より適切に乗員側部まで展開させることができる。
特にピラートリム部分27は、フロントドア11の内面へ接近させつつ、車両前方へ変位されるので、エアバッグ22は、より一層、適切に展開する。これは、突出片部30の当初姿勢を、エアバッグ22の展開方向と直交する向きにしたことにもよる。
しかも、ピラートリム部分27を車両前方へ変位可能とする構造には、ピラートリム部分27を支持する部分、ここではボス部42(支持部)を支持状態から不支持状態に変更したり、帯板片49にて同変更を誘起させたりする構造を用いたので、簡単な構造ですむ。特にトリガー部47は、切れ目48を設けた帯板片49を用いたので、簡単である。
図8は、本発明の第2の実施形態を示す。
本実施形態は、第1の実施形態のようにピラートリム部分27の前面壁10aを支持するボス部42を全て前倒れ可能にするのではなく、前面壁10aの車両前側の部分の支えにはボス部42を用い、前面壁10aのエアバッグ展開方向とは逆の車両後側(端壁10c側)の部分の支えには通常のボス部10d(剛性の低下のないボス部)またはエアバッグ22と当接した際の反力に耐えうる支持剛性を確保するため、厚みを増すなどの補強を行ったボス部10dを用いた構造を採用したものである。これにより、図8(a)〜(c)に示されるように、エアバッグ22の先端部が突出片部30に当接すると、前面壁10aの車両前側に配置されているボス部42だけが前倒れし、前面壁10aのエアバッグ展開方向(車両前側)だけが、ドア内面に接近させながらエアバッグ22の展開方向(シート前方)へ変位するようにした。ちなみに、変位させやすいように前面壁10aのボス部10dの端壁10b側付近に車両上下方向に設けた溝など折れ点を設けてもよい。
こうしたピラートリム部分27の車両前側を車両前方へ変位させる構造でも、第1の実施形態と同様の効果を奏する。
但し、図8において、第1の実施形態と同じ部分には、同一符号を付してその説明を省略した。
なお、上述した各実施形態における各構成およびそれの組合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であることはいうまでもない。また本発明は、実施形態によって限定されることはなく、「特許請求の範囲」によってのみ限定されることはいうまでもない。例えば上述の実施形態では、二つ折りの受け部、前倒れ可能としたボス部(支持部)、切れ目(脆弱部)の有る帯板片などを用いたが、これに限らず。他の構造を用いて構わない。むろん、ドアもフロントドアでなく、リヤドアでもよく、ピラーもフロントピラーでなく、リヤピラーでもよい。
1 車体
9 センタピラー部材(ピラー部材)
11 フロントドア(ドア)
16 フロントシート(シート)
17b シートバック
20 サイドエアバッグ装置
22 エアバッグ
27 ピラートリム部分(トリム部材)
31 受け部
40 支持構造(トリム変位可能部)
42 ボス部(支持部)
49 帯板片(トリガー部)

Claims (3)

  1. 車両の乗降口を開閉するドアと、
    前記車両の車室内に配置されたシートと、
    前記車室内側の内面にトリム部材が取着されたピラー部材と、
    前記シートのシートバック側部に内蔵され、車両の側面衝突時にエアバッグを展開させるサイドエアバッグ装置とを備え、
    前記トリム部材は、
    前記サイドエアバッグ装置から展開するエアバッグを受ける受け部と、
    前記トリム部材を前記エアバッグの展開方向へ変位可能とし、前記受け部と前記エアバッグとの当接により、前記トリム部材を変位させるトリム変位可能部と
    を有することを特徴とするサイドエアバッグ用ガイド装置。
  2. 前記トリム部材は、前記車室内側に臨む前面壁部が前記ピラー部材と隙間を有して配置され、
    前記トリム変位可能部は、
    前記前面壁部と前記ピラー部材間の隙間に設けられ、前記前面壁部を前記ピラー部材に支持し、前記前面壁部を支える支持状態から同支持状態を解く不支持状態に変更可能とした支持部と、
    前記支持部に設けられ、前記受け部と前記エアバッグの当接によって、前記支持部を前記支持状態から前記不支持状態にするトリガー部と
    を有して構成されることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ用ガイド装置。
  3. 前記トリガー部は、脆弱部を有して構成されることを特徴とする請求項2に記載のサイドエアバッグ用ガイド装置。
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