JP2015158396A - 携帯端末の位置するフロアレベルを推定する管理装置、プログラム、システム及び方法 - Google Patents

携帯端末の位置するフロアレベルを推定する管理装置、プログラム、システム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末の気圧センサを用いてフロアレベルを推定するために、携帯端末の位置する地上レベルの基準気圧値を決定する管理装置等を提供する。
【解決手段】気圧センサ201を搭載した多数の携帯端末2から、気圧値を含むログを収集する管理装置1であって、携帯端末2の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出するクラスタリング手段と、気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、所定地域範囲の地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする基準気圧値決定手段とを有する。また、当該端末から受信した気圧値から、基準気圧値をベースとした当該端末が存在するフロアレベル(階数)を推定する滞在階数推定手段を更に有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、気圧センサを搭載した携帯端末を用いて、当該携帯端末の位置を推定する技術に関する。
近年、センサの小型化及び高精度化に伴って、携帯電話機やスマートフォンのような携帯端末に、種々のセンサが内蔵されてきている。特に、GPS(Global Positioning System)センサは一般的であって、衛星からの測位電波を受信することによって、その携帯端末の現在位置を測位することができる。これによって、現在位置を精度高く特定することができ、周辺地域情報を様々な観点から検索することができる。但し、GPSセンサは、衛星からの測位電波を受信する必要があるために、主に屋外での測位に限られる。
一方で、屋内では、無線LANやセルラ通信ネットワークを介して、以下の3つの方式が主に用いられている(例えば非特許文献1、2参照)。
「複数基地局測位方式」:複数の周辺基地局からの通信電波によって測位する
「ハイブリッド測位方式」:GPS測位方式+複数基地局測位方式
「セルベース測位方式」:接続先基地局の位置を、当該携帯端末の現在位置とする
屋内で測位可能なこれら測位方式によれば、緯度及び経度は推定できるものの、高度までは推定できない。
高度を推定するためには、「気圧センサ」が用いられる。携帯端末に内蔵された気圧センサを用いて、当該携帯端末の等高(海抜(シーレベル)からの高さ)を測位することができる(例えば特許文献2、3参照)。この高度は、例えば登山の際における現在位置の等高線の確認に用いることができる。
また、高度が既知である基準用無線センサ端末の気圧値を基準とし、気圧センサを搭載し且つ高度が未知である無線センサ端末の高度を推定する技術もある(例えば特許文献4参照)。この技術によれば、フロアレベルが既知の基準用無線センサ端末を配置して、当該端末の気圧を基準とすることによって、フロアレベルが未知の無線センサ端末のフロアレベルを推定することができる。
更に、気圧センサを搭載した携帯端末を所持したユーザについて、歩行中の気圧値の変化量から、ユーザの歩行経路における高度差を算出する技術もある(例えば特許文献1参照)。
特開2013−255608号公報 特開2013−231634号公報 特開2013−214191号公報 特開2013−002933号公報
服部武、藤岡雅宣編著「ワイヤレス・ブロードバンド教科書−3.5G/次世代モバイル編−」、インプレスR&D、2007年7月21日、第1版第3冊発行、p.56〜61 Sirin Tekinay、「Next generation wireless networks」、p.143〜
高層ビルが建ち並ぶ都会のような場所で現実的に必要となる位置サービスとしては、ユーザが屋内に位置するフロアレベル(階数)が重要となる。気圧センサを用いた場合、前述したように、海抜(シーレベル)に対する絶対高度を推定することはできる。しかしながら、例えば高度100mであっても、海辺に建つ高層ビルの上層階なのか?、又は、山の麓なのか?を推定することは難しい。特に特許文献2及び3によれば、推定できる端末位置の高度は、絶対高度であって、フロアレベルではない。
また、気圧値は、同じ場所であっても、日々刻々と変動する。そのために、気圧値のみから高度を算出しようとすると、天候(例えば晴天の日と台風の日)によって大きく変動する。
更に、特許文献4によれば、基準用無線センサ端末からの無線センサ端末までの距離が大きくなるほど、気圧の変化量が増える。その推定精度を保つためには、数多くの基準用無線センサ端末を遍く配置する必要がある。そのように考えると、日本全国どこでも、携帯端末の高度を推定することまではできない。
更に、特許文献1によれば、ユーザの歩行経路における高度差は、相対的な差であり、フロアレベルまでも推定することはできない。
そこで、本発明は、携帯端末の気圧センサによって観測された気圧値を用いて、携帯端末の位置するフロアレベルを推定する管理装置、プログラム、システム及び方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、気圧センサを搭載した多数の携帯端末から、気圧値を含むログを収集する管理装置であって、
携帯端末の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出するクラスタリング手段と、
気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、所定地域範囲の地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
当該端末から受信した気圧値から、基準気圧値をベースとした当該端末が存在するフロアレベル(階数)を推定する滞在階数推定手段と
を有することを特徴とする。
本発明の管理装置における他の実施形態によれば、
気候データベースから又は携帯端末から、当該所定地域範囲における気温を予め取得しており、
滞在階数推定手段は、基準気圧値及び気温をベースとした当該端末が存在する階数を推定することも好ましい。
本発明の管理装置における他の実施形態によれば、
クラスタリング手段は、全体の気圧値の数に対して所定割合以上の気圧値の数を含むクラスタが複数存在する場合、クラスタリングの対象となる所定地域範囲を縮小し、所定割合以上の気圧値の数を含むクラスタが1個となるまで、クラスタリングを繰り返すことも好ましい。
本発明の管理装置における他の実施形態によれば、
携帯端末は、更にGPS(Global Positioning System)センサを内蔵しており、
管理装置が収集するログには、GPSセンサの測位可否情報が更に含まれており、
クラスタリング手段は、「測位可」のログに含まれる気圧値のみをクラスタリングすることも好ましい。
本発明の管理装置における他の実施形態によれば、
管理装置が収集するログには、GPSセンサによる衛星補足数及び/又はSNRが更に含まれており、
クラスタリング手段は、衛星補足数及び/又はSNRが所定閾値以上となる気圧値のみをクラスタリングすることも好ましい。
本発明の管理装置における他の実施形態によれば、
管理装置は、気圧値に観測日時を対応付けており、
クラスタリング手段及び基準気圧値決定手段は、所定地域範囲及び所定日時範囲の組毎に機能することも好ましい。
本発明の管理装置における他の実施形態によれば、
クラスタリング手段は、k-meansを用いてクラスタリングすると共に、クラスタ毎に、多数の気圧値の平均値又は中央値を代表気圧値とすることも好ましい。
本発明によれば、気圧センサを搭載した多数の携帯端末から気圧値を含むログを収集する管理装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
携帯端末の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出するクラスタリング手段と、
気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、所定地域範囲の地上レベルの基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
当該端末から受信した気圧値から、基準気圧値をベースとした当該端末が存在するフロアレベルを推定する滞在階数推定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、気圧センサを搭載した多数の携帯端末と、気圧値を含むログを収集する管理装置とを有するシステムであって、
管理装置は、
携帯端末の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出するクラスタリング手段と、
気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、所定地域範囲の地上レベルの基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
基準気圧値を、当該携帯端末へ送信する基準気圧値送信手段と
を有し、
携帯端末は、
当該気圧センサによって観測した気圧値を含むログを、管理装置へ送信するログ送信手段と、
管理装置から、基準気圧値を受信する基準気圧値受信手段と、
基準気圧値をベースとして、自ら観測した気圧値から、当該端末が位置するフロアレベルを推定する滞在階数推定手段と
を有することを特徴とする。
本発明によれば、気圧センサを搭載した多数の携帯端末と、気圧値を含むログを収集する管理装置とを有するシステムにおける基準気圧値決定方法であって、
携帯端末が、当該気圧センサによって観測した気圧値を含むログを、管理装置へ送信する第1のステップと、
管理装置が、携帯端末の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出する第2のステップと、
管理装置が、気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、所定地域範囲の地上レベルの基準気圧値とする第3のステップと、
管理装置が、基準気圧値を、当該携帯端末へ送信する第4のステップと、
携帯端末が、管理装置から、基準気圧値を受信する第5のステップと、
携帯端末が、基準気圧値をベースとして、自ら観測した気圧値から、当該端末が位置するフロアレベルを推定する第6のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の管理装置、プログラム、システム及び方法によれば、携帯端末の気圧センサによって観測された気圧値を用いて、携帯端末の位置するフロアレベルを推定することができる。
気圧値に対するフロアレベルを表す説明図である。 本発明における管理装置及び携帯端末の機能構成図である。 本発明における気圧値のクラスタリングの説明図である。 本発明によって推定可能なフロアレベルを表す説明図である。
以下では、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、気圧値に対するフロアレベルを表す説明図である。
図1によれば、携帯端末を所持した多数のユーザが、屋外や、ビルの各フロアに位置している。本願発明の携帯端末には、気圧センサが搭載されている。また、スマートフォンのような携帯端末によれば、GPSセンサも一般的に搭載されている。但し、携帯端末は、ビルのような屋内に位置する場合、携帯電話網の基地局とは通信可能であるが、GPS衛星からの測位電波を受信することはできない。
携帯端末に搭載された気圧センサは、例えば所定単位時間毎に、その高度に応じた気圧値を電力値として出力する。高度が低いほど、気圧値は高く、逆に、高度が高いほど、気圧値は低い。そのために、同一ビル内にあっても、そのユーザが位置するフロアレベル(階数)によっては、気圧センサによって観測される気圧値は異なる。ビルの1階や屋外の地上で観測される気圧値は高く、ビルの高層階で観測させる気圧値は低い。
図2は、本発明における管理装置及び携帯端末の機能構成図である。
<管理装置1>
管理装置1は、気圧センサを搭載した多数の携帯端末から、気圧値を含むログ(log)を収集する。図2によれば、管理装置1は、通信インタフェース10と、クラスタリング部11と、基準気圧値決定部12と、滞在階数推定部13と、基準気圧値送信部14とを有する。これら機能構成部は、装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
[通信インタフェース10]
通信インタフェース10は、ネットワークを介して、多数の携帯端末2から「ログ」を収集する。ログには、少なくとも「気圧値」を含むと共に、例えば以下のような情報を更に含むものであってもよい。
・気圧値の観測日時
・GPSセンサの測位可否情報
=捕捉衛星数、測位電波品質(例えばSNR(Signal-Noise Ratio))
・気圧値の観測位置情報
尚、通信インタフェース10が、携帯端末2から逐次にログを受信することなく、多数のログを予め収集した別のサーバから、多数のログを受信するものであってもよい。
[クラスタリング部11]
クラスタリング部11は、携帯端末の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出する。所定地域範囲毎に区分する理由は、地上の等高線の違いによって、場所毎に気圧値が異なるためである。例えば、標準地域メッシュにおける第3次地域メッシュ区画(3次メッシュ;約1km四方の矩形)毎に区分するものであってもよい。他の実施形態としては、携帯電話網の基地局毎に区分するものであってもよい。この場合、携帯端末2から受信したログには、接続先基地局及び/又は周辺基地局情報が含まれる。つまり、接続先基地局が同一のログに含まれる多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出する。
気圧値は場所や時間によって異なるために、クラスタリング部11は、所定地域範囲及び「所定日時範囲」の組毎に、多数の気圧値をクラスタリングするものであってもよい。「所定日時範囲」としては、例えば12時間毎に区分する。尚、できる限りリアルタイムに地上レベルの基準気圧値を検出するためには、例えば過去12時間のログに限定し、それ以前のログを破棄することも好ましい。
更に、携帯端末2から受信したログに、測位可否情報が含まれている場合、「測位可」のログに含まれる気圧値のみをクラスタリングするものであってもよい。ここで、気圧値をクラスタリングする理由として、屋外(即ち地上レベル)に位置する携帯端末によって観測された気圧値(基準気圧値)を検出することにある。即ち、GPSセンサによって「測位可」であるということは、屋外に位置する可能性が高い。勿論、ビルの高層階の窓際でGPS「測位可」となる場合もあるかもしれない。しかしながら、窓際でGPS「測位可」となる携帯端末の数よりも、屋外でGPS「測位可」となる携帯端末の数の方が確実に多いといえる。
尚、他の実施形態として、携帯端末2から受信したログに、測位可否情報「測位可」に加えて、衛星補足数及び/又はSNRを含めることも好ましい。この場合、クラスタリング部11は、衛星補足数及び/又はSNRが所定閾値以上となる気圧値のみをクラスタリングすることができる。即ち、衛星補足数が多く、及び/又は、SNRが高い場合、当該携帯端末は確実に屋外に位置しているであろうと推測することができる。
衛星補足数>x個 & 最大SNR>ydB
x、y:所定閾値
ここでは、屋外にいるであろう携帯端末における気圧値から、グラウンドレベルの気圧値を検出する。
図3は、本発明における気圧値のクラスタリングの説明図である。
図3によれば、多数の携帯端末から収集した多数の気圧値をクラスタリングしたものである。地上レベルの気圧値が最も多く、それら気圧値を含むクラスタのサイズが最も大きくなっている。
クラスタリングには、例えばk-meansを用いる。k-meansクラスタリングとは、非階層型クラスタリングであって、クラスタの平均を用いて、与えられたクラスタ数k個に分類する。また、クラスタ数は、所定の情報量基準(例えばベイズ情報量基準(BIC)に基づいて決定してもよい。
そして、クラスタ毎に、多数の気圧値の平均値(重心)又は中央値を「代表気圧値」とする。このとき、全ての気圧値の数に対する各クラスタに含まれる気圧値の割合を、当該クラスタのサイズとし(最大100%)、ノイズを除外するべく、所定サイズ(例えば10%)以上のクラスタのみを、代表気圧値を導出する対象とすることも好ましい。このように算出された「代表気圧値」は、基準気圧値決定部12へ出力される。
また、クラスタリングにおける他の実施形態として、全体の気圧値の数に対して所定割合以上の気圧値の数を含むクラスタが複数存在する場合がある。所定割合30%とした場合、例えば40%の気圧値を含むクラスタと、35%の気圧値を含むクラスタと、それ以外の複数のクラスタとに区分されたと想定する。この場合、クラスタリングの対象となる所定地域範囲を縮小する。勿論、所定時間範囲を短くするものであってもよい。そして、所定割合30%以上の気圧値の数を含むクラスタが1個となるまで、クラスタリングを繰り返す。
具体的には、空間的に急激な地上高変化(例えば坂)があり、サイズが大きいクラスタが複数検出された場合、2分の1メッシュ区画(例えば約500m四方の矩形)毎に区分する。また、時間的に急激な気圧変化があり、サイズが大きいクラスタが複数検出された場合、所定時間範囲を2分の1(例えば6時間)時間範囲毎に区分する。
[基準気圧値決定部12]
基準気圧値決定部12は、以下のいずれか一方の代表値を、所定地域範囲の地上レベル(グランドレベル)の「基準気圧値」とする。
・気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値
・各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値
基準気圧値は、その所定地域範囲及び所定時間範囲の組毎における、地上レベルの気圧値を意味する。このように、基準気圧値決定部12は、所定地域範囲及び所定時間範囲の組毎に、時々刻々と基準気圧値を、滞在階数推定部13へ出力する。
[滞在階数推定部13]
滞在階数推定部13は、当該端末から受信した気圧値から、基準気圧値をベースとした当該端末が存在するフロアレベル(階数)を推定する。フロアレベルを、地上からの高度h(m:メートル)として算出する場合、例えば以下の式を用いる。
h=(((Pb/P)(1/5.275)−1)×(Temp+273.15))/0.0065
Pb:基準気圧値
Temp:気温
フロアレベル=h/階高
階高:例えば4m
気温は、気候データベースからリアルタイムに予め、その所定地域範囲の気温を取得しておくものであってもよい。また、携帯端末が気温センサを搭載している場合、その携帯端末から受信するログに含まれる気温を用いてもよい。気温を取得できない場合、季節に応じて予め設定した所定気温(例えば5月であれば15度)を用いてもよい。
そして、滞在階数推定部13は、推定したフロアレベルを、アプリケーションへ出力する。アプリケーションは、当該携帯端末が位置するフロアレベルに応じたサービスを提供することができる。
[基準気圧値送信部14]
携帯端末2側で、当該携帯端末の滞在階数を推定する場合、管理装置1は、基準気圧値送信部14を更に有する。基準気圧値送信部14は、当該携帯端末の位置する所定地域範囲における基準気圧値を、当該携帯端末2へ送信する。
<携帯端末2>
図2によれば、携帯端末2は、通信インタフェース200と、気圧センサ201と、GPSセンサ202と、気温センサ203とを有する。また、携帯端末2は、ログ送信部21と、基準気圧値受信部22と、滞在階数推定部23とを有する。これら機能構成部は、携帯端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
ログ送信部21は、気圧センサ201、GPSセンサ202及び気温センサ203によって観測された環境情報を含むログを、管理装置1へ送信する。ログには、少なくとも当該携帯端末自身の位置情報も含む。この位置情報は、当該携帯端末の地域範囲を特定できればよく、GPSの緯度経度に限られず、複数基地局測位情報等であってもよいし、接続先基地局及び/又は周辺基地局の識別子を位置情報としてもよい。
基準気圧値受信部22は、当該携帯端末の位置における地上レベルの基準気圧値を受信する。受信した基準気圧値は、滞在階数推定部23へ出力される。
滞在階数推定部23は、自らの観測した気圧値から、基準気圧値をベースとしたフロアレベルを推定する(管理装置1の滞在階数推定部13と同様)。推定されたフロアレベルは、アプリケーションへ出力される。アプリケーションは、当該携帯端末が位置するフロアレベルに応じたサービスを提供することができる。
尚、図2によれば、本発明は、気圧センサを搭載した多数の携帯端末と、気圧値を含むログを収集する管理装置とを有するシステムとして理解することができる。また、本発明は、図2における携帯端末と管理装置との間の通信によって、以下のような基準気圧値決定方法としても理解できる。
(S1)携帯端末2が、当該気圧センサによって観測した気圧値を含むログを、管理装置1へ送信する。
(S2)管理装置1が、携帯端末2の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出する。
(S3)管理装置1が、気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、所定地域範囲の地上レベルの基準気圧値とする。
(S4)管理装置1が、基準気圧値を、当該携帯端末2へ送信する。
(S5)携帯端末2が、管理装置1から、基準気圧値を受信する。
(S6)携帯端末2が、基準気圧値をベースとして、自ら観測した気圧値から、当該端末が位置するフロアレベルを推定する。
図4は、本発明によって推定可能なフロアレベルを表す説明図である。
図4によれば、所定地域範囲毎に基準気圧値が決定されるために、各携帯端末によって観測された気圧値を用いて、その地上レベルから見たフロアレベルを推定することができる。
以上、詳細に説明したように、本発明の管理装置、プログラム、システム及び方法によれば、携帯端末の気圧センサによって観測された気圧値を用いて、携帯端末の位置するフロアレベルを推定することができる。本発明によれば、多くの専用装置を各地に配置することなく、ユーザ位置のフロアレベルを推定することができる。これは、ビル内のフロアレベルに応じた位置サービスを提供することができる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 管理装置
10 通信インタフェース
11 クラスタリング部
12 基準気圧値決定部
13 滞在階数推定部
14 基準気圧値送信部
2 携帯端末
200 通信インタフェース
201 気圧センサ
202 GPSセンサ
203 気温センサ
21 ログ送信部
22 基準気圧値受信部
23 滞在階数推定部
3 気候データベース

Claims (10)

  1. 気圧センサを搭載した多数の携帯端末から、気圧値を含むログを収集する管理装置であって、
    携帯端末の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出するクラスタリング手段と、
    気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、前記所定地域範囲の地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
    当該端末から受信した気圧値から、前記基準気圧値をベースとした当該端末が存在するフロアレベル(階数)を推定する滞在階数推定手段と
    を有することを特徴とする管理装置。
  2. 気候データベースから又は前記携帯端末から、当該所定地域範囲における気温を予め取得しており、
    前記滞在階数推定手段は、前記基準気圧値及び前記気温をベースとした当該端末が存在する階数を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記クラスタリング手段は、全体の気圧値の数に対して所定割合以上の気圧値の数を含むクラスタが複数存在する場合、クラスタリングの対象となる所定地域範囲を縮小し、前記所定割合以上の気圧値の数を含むクラスタが1個となるまで、クラスタリングを繰り返す
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記携帯端末は、更にGPS(Global Positioning System)センサを内蔵しており、
    前記管理装置が収集するログには、GPSセンサの測位可否情報が更に含まれており、
    前記クラスタリング手段は、「測位可」のログに含まれる気圧値のみをクラスタリングする
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. 前記管理装置が収集するログには、GPSセンサによる衛星補足数及び/又はSNRが更に含まれており、
    前記クラスタリング手段は、衛星補足数及び/又はSNRが所定閾値以上となる気圧値のみをクラスタリングする
    ことを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  6. 前記管理装置は、気圧値に観測日時を対応付けており、
    前記クラスタリング手段及び前記基準気圧値決定手段は、所定地域範囲及び所定日時範囲の組毎に機能する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の管理装置。
  7. 前記クラスタリング手段は、k-meansを用いてクラスタリングすると共に、クラスタ毎に、多数の気圧値の平均値又は中央値を代表気圧値とする
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の管理装置。
  8. 気圧センサを搭載した多数の携帯端末から気圧値を含むログを収集する管理装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    携帯端末の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出するクラスタリング手段と、
    気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、前記所定地域範囲の地上レベルの基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
    当該端末から受信した気圧値から、前記基準気圧値をベースとした当該端末が存在するフロアレベルを推定する滞在階数推定手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 気圧センサを搭載した多数の携帯端末と、気圧値を含むログを収集する管理装置とを有するシステムであって、
    前記管理装置は、
    携帯端末の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出するクラスタリング手段と、
    気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、前記所定地域範囲の地上レベルの基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
    前記基準気圧値を、当該携帯端末へ送信する基準気圧値送信手段と
    を有し、
    前記携帯端末は、
    当該気圧センサによって観測した気圧値を含むログを、前記管理装置へ送信するログ送信手段と、
    前記管理装置から、前記基準気圧値を受信する基準気圧値受信手段と、
    前記基準気圧値をベースとして、自ら観測した気圧値から、当該端末が位置するフロアレベルを推定する滞在階数推定手段と
    を有することを特徴とするシステム。
  10. 気圧センサを搭載した多数の携帯端末と、気圧値を含むログを収集する管理装置とを有するシステムにおける基準気圧値決定方法であって、
    前記携帯端末が、当該気圧センサによって観測した気圧値を含むログを、前記管理装置へ送信する第1のステップと、
    前記管理装置が、携帯端末の位置する所定地域範囲毎に、多数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出する第2のステップと、
    前記管理装置が、気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、前記所定地域範囲の地上レベルの基準気圧値とする第3のステップと、
    前記管理装置が、前記基準気圧値を、当該携帯端末へ送信する第4のステップと、
    前記携帯端末が、前記管理装置から、前記基準気圧値を受信する第5のステップと、
    前記携帯端末が、前記基準気圧値をベースとして、自ら観測した気圧値から、当該端末が位置するフロアレベルを推定する第6のステップと
    を有することを特徴とする基準気圧値決定方法。
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