JP6293009B2 - 自ら位置する地上高を推定する移動端末、プログラム及び方法 - Google Patents
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Description
「複数基地局測位方式」:複数の隣接基地局からの通信電波によって測位する
「ハイブリッド測位方式」:GPS測位方式+複数基地局測位方式
「セルベース測位方式」:接続先基地局の位置を、当該移動端末の現在位置とする
屋内で測位可能なこれら測位方式によれば、緯度及び経度は推定できるものの、高度までは推定できない。
気圧センサによって観測した気圧値に、位置及び/又は時刻とGPS測位可否情報とを対応付けて取得する気圧値取得手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、「測位可」に対応する複数の気圧値における代表気圧値を、地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、基準気圧値を記憶する基準気圧値蓄積手段と、
現に観測した気圧値の位置及び/又は時刻を用いて、基準気圧値蓄積手段から基準気圧値を検索する基準気圧値検索手段と、
現に観測した気圧値から、基準気圧値をベースとした当該端末が存在する地上高を推定する滞在地上高推定手段と
を有することを特徴とする。
気圧センサによって観測した気圧値に、位置及び/又は時刻と照度値とを対応付けて取得する気圧値取得手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、照度値が所定閾値以上となる複数の気圧値における代表気圧値を、地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、基準気圧値を記憶する基準気圧値蓄積手段と、
現に観測した気圧値の位置及び/又は時刻を用いて、基準気圧値蓄積手段から基準気圧値を検索する基準気圧値検索手段と、
現に観測した気圧値から、基準気圧値をベースとした当該端末が存在する地上高を推定する滞在地上高推定手段と
を有することを特徴とする。
基準気圧値決定手段は、複数の気圧値の最大値、平均値又は中央値を、基準気圧値とすることも好ましい。
基準気圧値決定手段は、
複数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出し、
気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各クラスタの代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、所定地域範囲の地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とすることも好ましい。
無線通信インタフェース部、測位部又は地磁気測定部の少なくともいずれか1つを更に搭載しており、
気圧値取得手段は、位置として、接続先/隣接基地局識別子、緯度・経度情報又は地磁気情報の少なくともいずれか1つを更に対応付けて取得することも好ましい。
気候データベースから、当該移動端末の位置周辺における標準気圧値を受信する気候データ受信手段と、
前記基準気圧値と、当該基準気圧値を決定する際に用いた複数の気圧値における当該平均観測時刻に最も近い第1の時刻の標準気圧値とを対応付けて記憶し、第1の時刻の標準気圧値と第2の時刻の標準気圧値との間の気圧差によって、平均観測時刻の基準気圧値を補正した第2の時刻の基準気圧値を算出する基準気圧値補正手段と
を更に有することも好ましい。
滞在地上高推定手段によって推定された地上高から、階高(フロア高)を推定する階高推定手段と、滞在階数(フロアレベル)を推定する滞在階数推定手段とを更に有し、
階高推定手段は、所定地域範囲毎に過去の地上高推定履歴を保存し、階高候補値を所定ステップで変化させた際における、各階高となる地上高と、地上高推定履歴の全地上高との誤差が最小となる階高候補値を当該エリアにおける階高として決定し、
滞在階数推定手段は、当該階高に基づいて滞在階数を推定することも好ましい。
気圧センサによって観測した気圧値に、位置及び/又は時刻とGPS測位可否情報とを対応付けて取得する気圧値取得手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、「測位可」に対応する複数の気圧値における代表気圧値を、地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、基準気圧値を記憶する基準気圧値蓄積手段と、
現に観測した気圧値の位置及び/又は時刻を用いて、基準気圧値蓄積手段から基準気圧値を検索する基準気圧値検索手段と、
現に観測した気圧値から、基準気圧値をベースとした当該端末が存在する地上高を推定する滞在地上高推定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
移動端末は、
気圧センサによって観測した気圧値に、位置及び/又は時刻とGPS測位可否情報とを対応付けて取得する第1のステップと、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、「測位可」に対応する複数の気圧値における代表気圧値を、地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする第2のステップと、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、基準気圧値を記憶する第3のステップと、
現に観測した気圧値の位置及び/又は時刻を用いて、第3のステップに基づく基準気圧値蓄積手段から基準気圧値を検索する第4のステップと、
現に観測した気圧値から、基準気圧値をベースとした当該端末が存在する地上高を推定する第5のステップと
を有することを特徴とする。
図2によれば、移動端末1は、ハードウェアとして、通信インタフェース100と、気圧センサ101と、GPSセンサ102と、気温センサ103と、照度センサ104と、地磁気センサ105を有する。また、移動端末1は、気圧値取得部11と、基準気圧値決定部12と、基準気圧値蓄積部13と、基準気圧値検索部14と、滞在地上高推定部15と、滞在階数推定部16と、気候データ受信部17と、基準気圧値補正部18と、階高推定部19とを有する。これら機能構成部は、移動端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、これら機能構成部の処理の流れは、移動端末の滞在地上高推定方法としても理解できる。
ログ蓄積部11は、気圧センサによって観測された「気圧値」を取得する。その気圧値には、少なくとも、観測した位置及び/又は時刻(日時)を対応付けて取得する。位置としては、GPSセンサや複数基地局測位方式、その他測位方式に基づく緯度・経度情報の他に、例えば以下のような情報であってもよい。
・地磁気センサから取得した地磁気(磁場)情報(例えば全磁力、偏角、伏角)
・通信インタフェースから取得した、携帯電話通信システムにおける
接続先基地局及び/又は隣接基地局の識別子と、それら基地局からの受信電力
・通信インタフェースから取得した、無線LANシステムにおける
接続先基地局(アクセスポイント)/隣接基地局の識別子と、
それら基地局からの受信電力
また、例えば以下のような情報の全て又は一部を対応付けて取得するものであってもよい。
・GPSセンサの測位可否情報
=捕捉衛星数、測位電波品質(例えばSNR(Signal-Noise Ratio))
=緯度・経度情報
・照度センサから取得した照度値
基準気圧値決定部12は、所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、複数の気圧値における代表気圧値を、地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする。代表気圧値は、観測した複数の気圧値の最大値、平均値又は中央値とする。
衛星補足数>x個 & 最大SNR>ydB
x、y:所定閾値
ここでは、屋外にいるであろう移動端末における気圧値から、グラウンドレベルの気圧値を検出する。
照度値>zルクス
z:所定閾値
また、基準気圧値決定部12は、「測位可」である、及び/又は、照度値が所定閾値以上である複数の気圧値のみをクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出するものであってもよい。気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各クラスタの代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、所定地域範囲の地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする。
基準気圧値蓄積部13は、所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、基準気圧値を記憶する。
基準気圧値検索部14は、現に観測した気圧値の位置及び/又は時刻を用いて、基準気圧値蓄積部13から基準気圧値を検索する。検索した基準気圧値は、滞在地上高推定部15へ出力される。
また、基準気圧値に時刻が対応付けられているので、基準気圧値決定部12は、現在の時刻から所定時間範囲内の基準気圧値を検索することができる。例えば、現在の時刻から3時間以内の基準気圧値を、滞在地上高の推定に用いることができる。
滞在地上高推定部15は、現に観測した気圧値から、基準気圧値をベースとした当該端末が存在する地上高を推定する。推定した地上高は、滞在階数推定部16へ出力される。地上高を、地上からの高度h(m:メートル)として算出する場合、例えば以下の式を用いる。
h=(((Pb/P)(1/5.257)−1)×(Temp+273.15))/0.0065
P:現に観測した気圧値
Pb:基準気圧値
Temp:気温
図3の♯3によれば、Pb=1011.2hPa、Temp=15度とすると、h=56.09mとなる。
滞在階数推定部16は、滞在地上高推定部15によって推定された地上高から、滞在階数(フロアレベル)を推定する。
滞在階数=ceil(h/階高)
=ceil(56.09/4)
階高:例えば4m
ceil():天井関数
図3の♯3によれば、例えばceil(14.02)=15階となる。
また、他の実施形態として、階高推定部19を更に有することも好ましい。階高推定部19は、所定地域範囲毎に過去の地上高推定履歴を保存する。そして、階高(フロア高)候補値を、所定ステップで変化(例えば3mから5mまでの間で0.1mずつ変化)させて、当該所定地域範囲における階高を決定する。
即ち、地上高推定履歴における滞在地上高と最も近い、階高候補値の倍数間の誤差が最小となる階高候補値を、当該地域範囲のフロア高とする。
例えば、ある地域範囲について、地上高推定履歴がh={3.82、3.79、3.81、7.61、11.39、15.22}となっている場合を想定する。ここで、階高候補値を3mとすると、2階部分は6m、3階部分は9m、・・・、6階部分は18m(地上高推定履歴数=6とする)となる。地上高推定履歴の各値と、x階部分のうち最も地上高推定履歴の各値と近い値との差に基づいて、以下の式のように算出される。
差=sqrt((1/地上高推定履歴数)
×Σ(地上高推定履歴の値−階高候補値で最も近い値)2)
=sqrt(1/6*((3.82−3)2+(3.79−3)2+(3.81−3)2+(7.61−9)2
+(11.39−12)2+(15.22−15)2))
=0.847
階高候補地Fi=3.8の時が最も誤差が少なくなり(上記例だと0.014)、この地域範囲における階高=3.8と決定することができる。滞在階数推定部16は、当該階高を利用して、滞在階数(フロアレベル)を推定できる。
気候データ受信部17は、気候データベース2から、当該移動端末の位置周辺における標準気圧値を定期的に、又はアプリケーションからのフロアレベル推定要求に応じて受信する。当該移動端末自身の位置情報を、気候データベース2へ送信することによって、当該移動端末の近隣における標準気圧値を受信してもよいし、全国分のデータを受信した気候データ受信部が、当該移動端末の位置に近い標準気圧値のみを抽出してもよい。位置情報は、GPSの緯度経度に限られず、複数基地局測位情報等であってもよいし、接続先基地局/隣接基地局の識別子を位置情報としてもよい。そして、受信した標準気圧値は、基準気圧値補正部18へ出力される。
ログには、気圧値における観測日時が更に対応付けられているとする。そして、基準気圧値補正部18は、基準気圧値と、当該基準気圧値を決定する際に用いた複数の気圧値における当該平均観測時刻に最も近い第1の時刻の標準気圧値とを対応付けて記憶する。そして、基準気圧値補正部18は、第1の時刻の標準気圧値と第2の時刻の標準気圧値との間の気圧差によって、平均観測時刻の基準気圧値を補正した第2の時刻の基準気圧値を算出する。その基準気圧値は、基準気圧値蓄積部13に対して更新する。
平均観測時刻2014/2/1 11:36->
基準気圧値1011.20hPa、標準気圧値1012.00hPa
そして、第2の時刻2014/2/2 12:00には、平均観測時刻の標準気圧値1012.00hPaと現在の標準気圧値1010.00hPaとの間の気圧差-2hPaによって、平均観測時刻の基準気圧値1011.20hPaを補正した現在の基準気圧値を算出する。
第2の時刻の基準気圧値=平均観測時刻の基準気圧値1011.20hPa−
(平均観測時刻の標準気圧値1012.00hPa−現在の標準気圧値1010.00hPa)
=1009.20hPa
Pbhosei=P0×(1-0.0065hsealevel/(Temp+273.15))5.257
P0:更新された標準気圧値
hsealevel:海抜
例えば、図3の2014/2/2 12:00に更新された標準気圧値を用いると、基準気圧値は、1009.20hPaとなり、前述の例と同じ補正後の基準気圧値となる。
図6は、図5に対して、本発明における滞在階数推定を表す第2のグラフである。
図5と比較して、図6の方が極めて高い精度且つ安定して、滞在階数が推定できている。
図8は、図7に対して、本発明における滞在階数推定を表す第4のグラフである。
同様に、図7と比較して、図8の方が極めて高い精度且つ安定して、滞在階数が推定できている。
100 通信インタフェース
101 気圧センサ
102 GPSセンサ
103 気温センサ
104 照度センサ
105 地磁気センサ
11 気圧値取得部
12 基準気圧値決定部
13 基準気圧値蓄積部
14 基準気圧値検索部
15 滞在地上高推定部
16 滞在階数推定部
17 気候データ受信部
18 基準気圧値補正部
19 階高推定部
2 気候データベース
Claims (9)
- 気圧センサ及びGPS(Global Positioning System)センサを搭載する移動端末において、
前記気圧センサによって観測した気圧値に、位置及び/又は時刻とGPS測位可否情報とを対応付けて取得する気圧値取得手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、「測位可」に対応する複数の気圧値における代表気圧値を、地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、前記基準気圧値を記憶する基準気圧値蓄積手段と、
現に観測した気圧値の位置及び/又は時刻を用いて、前記基準気圧値蓄積手段から基準気圧値を検索する基準気圧値検索手段と、
現に観測した気圧値から、前記基準気圧値をベースとした当該端末が存在する地上高を推定する滞在地上高推定手段と
を有することを特徴とする移動端末。 - 気圧センサ及び照度センサを搭載する移動端末において、
前記気圧センサによって観測した気圧値に、位置及び/又は時刻と照度値とを対応付けて取得する気圧値取得手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、照度値が所定閾値以上となる複数の気圧値における代表気圧値を、地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、前記基準気圧値を記憶する基準気圧値蓄積手段と、
現に観測した気圧値の位置及び/又は時刻を用いて、前記基準気圧値蓄積手段から基準気圧値を検索する基準気圧値検索手段と、
現に観測した気圧値から、前記基準気圧値をベースとした当該端末が存在する地上高を推定する滞在地上高推定手段と
を有することを特徴とする移動端末。 - 前記基準気圧値決定手段は、複数の気圧値の最大値、平均値又は中央値を、前記基準気圧値とする
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動端末。 - 前記基準気圧値決定手段は、複数の気圧値をクラスタリングし、クラスタ毎に代表気圧値を算出し、
気圧値を最も多く含むクラスタにおける代表気圧値、又は、各クラスタの代表気圧値の中で最も高い代表気圧値を、所定地域範囲の地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動端末。 - 無線通信インタフェース部、測位部又は地磁気測定部の少なくともいずれか1つを更に搭載しており、
前記気圧値取得手段は、前記位置として、接続先/隣接基地局識別子、緯度・経度情報又は地磁気情報の少なくともいずれか1つを更に対応付けて取得する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の移動端末。 - 気候データベースから、当該移動端末の位置周辺における標準気圧値を受信する気候データ受信手段と、
前記基準気圧値と、当該基準気圧値を決定する際に用いた複数の気圧値における当該平均観測時刻に最も近い第1の時刻の標準気圧値とを対応付けて記憶し、第1の時刻の標準気圧値と第2の時刻の標準気圧値との間の気圧差によって、平均観測時刻の基準気圧値を補正した第2の時刻の基準気圧値を算出する基準気圧値補正手段と
を更に有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の移動端末。 - 前記滞在地上高推定手段によって推定された地上高から、階高(フロア高)を推定する階高推定手段と、滞在階数(フロアレベル)を推定する滞在階数推定手段とを更に有し、
前記階高推定手段は、所定地域範囲毎に過去の地上高推定履歴を保存し、階高候補値を所定ステップで変化させた際の、各階高となる地上高と、地上高推定履歴の全地上高との誤差が最小となる階高候補値を当該エリアにおける階高とを決定し、
前記滞在階数推定手段は、当該階高に基づいて滞在階数を推定する
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の移動端末。 - 気圧センサ及びGPSセンサを有する移動端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
前記気圧センサによって観測した気圧値に、位置及び/又は時刻とGPS測位可否情報とを対応付けて取得する気圧値取得手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、「測位可」に対応する複数の気圧値における代表気圧値を、地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする基準気圧値決定手段と、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、前記基準気圧値を記憶する基準気圧値蓄積手段と、
現に観測した気圧値の位置及び/又は時刻を用いて、前記基準気圧値蓄積手段から基準気圧値を検索する基準気圧値検索手段と、
現に観測した気圧値から、前記基準気圧値をベースとした当該端末が存在する地上高を推定する滞在地上高推定手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする移動端末のプログラム。 - 気圧センサ及びGPSセンサを有する移動端末の滞在地上高推定方法において、
前記移動端末は、
前記気圧センサによって観測した気圧値に、位置及び/又は時刻とGPS測位可否情報とを対応付けて取得する第1のステップと、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、「測位可」に対応する複数の気圧値における代表気圧値を、地上レベル(グランドレベル)の基準気圧値とする第2のステップと、
所定地域範囲及び/又は所定時間範囲毎に、前記基準気圧値を記憶する第3のステップと、
現に観測した気圧値の位置及び/又は時刻を用いて、第3のステップに基づく前記基準気圧値を検索する第4のステップと、
現に観測した気圧値から、前記基準気圧値をベースとした当該端末が存在する地上高を推定する第5のステップと
を有することを特徴とする移動端末の滞在地上高推定方法。
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