JP2017129541A - 高度差取得装置、装置移動管理サーバ、方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
加速度センサと大気圧センサとを備える装置であって、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する手段と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する手段と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出する手段とを有することを特徴とする高度差取得装置としたものである。
加速度センサと大気圧センサとを備えサーバと非接触通信を行う装置であって、
高度差と「移動中」又は「静止中」のいずれの値を取るフラグとを記憶する手段と、
サーバから高度差を零にセットするようにとの要求を受信すると、記憶している高度差を零にセットする手段と、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、フラグの値を「静止中」から「移動中」に変更し、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する手段と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する手段と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出し、記憶している高度差を、この高度差に、算出した高度差を加算したものに変更し、フラグの値を「移動中」から「静止中」に変更する手段と、
サーバから高度差の読み出し要求を受信すると、フラグの値を確かめ、フラグの値が「移動中」の場合、この要求を無視し、フラグの値が「静止中」の場合、記憶している高度差を読み出してサーバに送信するとともに、記憶している高度差を零にリセットする手段とを有することを特徴とする高度差取得装置としたものである。
請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を保存するデータベースを備え請求項2記載の装置と非接触通信を行うサーバであって、
各棚板の高さと、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングとを記憶する手段と、
請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数をデータベースに登録すると、請求項2記載の装置に、高度差を零にセットするようにとの要求を送信する手段と、
現在の時刻が、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングになった時、この要求を、請求項2記載の装置に送信する手段と、
請求項2記載の装置から高度差を受信すると、この高度差と、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数と、各棚板の高さとから、現在、請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を算出し、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を、算出した段数に変更する手段とを有することを特徴とする装置移動管理サーバとしたものである。
加速度センサと大気圧センサとを備える装置が実行する方法であって、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出する工程とを含むことを特徴とする高度差取得方法としたものである。
加速度センサと大気圧センサとを備えサーバと非接触通信を行う装置が実行する方法であって、
高度差と「移動中」又は「静止中」のいずれの値を取るフラグとを記憶する工程と、
サーバから高度差を零にセットするようにとの要求を受信すると、記憶している高度差を零にセットする工程と、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、フラグの値を「静止中」から「移動中」
に変更し、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出し、記憶している高度差を、この高度差に、算出した高度差を加算したものに変更し、フラグの値を「移動中」から「静止中」に変更する工程と、
サーバから高度差の読み出し要求を受信すると、フラグの値を確かめ、フラグの値が「移動中」の場合、この要求を無視し、フラグの値が「静止中」の場合、記憶している高度差を読み出してサーバに送信するとともに、記憶している高度差を零にリセットする工程とを含むことを特徴とする移動開始地点と移動終了地点との間の高度差取得方法としたものである。
請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を保存するデータベースを備え請求項2記載の装置と非接触通信を行うサーバが実行する方法であって、
各棚板の高さと、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングとを記憶する工程と、
請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数をデータベースに登録すると、請求項2記載の装置に、高度差を零にセットするようにとの要求を送信する工程と、
現在の時刻が、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングになった時、この要求を、請求項2記載の装置に送信する工程と、
請求項2記載の装置から高度差を受信すると、この高度差と、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数と、各棚板の高さとから、現在、請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を算出し、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を、算出した段数に変更する工程とを含むことを特徴とする装置移動管理方法としたものである。
加速度センサと大気圧センサとを備える装置に、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出する工程とを実行させることを特徴とする高度差取得プログラムとしたものである。
加速度センサと大気圧センサとを備えサーバと非接触通信を行う装置に、
高度差と「移動中」又は「静止中」のいずれの値を取るフラグとを記憶する工程と、
サーバから高度差を零にセットするようにとの要求を受信すると、記憶している高度差を零にセットする工程と、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、フラグの値を「静止中」から「移動中」に変更し、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地
点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出し、記憶している高度差を、この高度差に、算出した高度差を加算したものに変更し、フラグの値を「移動中」から「静止中」に変更する工程と、
サーバから高度差の読み出し要求を受信すると、フラグの値を確かめ、フラグの値が「移動中」の場合、この要求を無視し、フラグの値が「静止中」の場合、記憶している高度差を読み出してサーバに送信するとともに、記憶している高度差を零にリセットする工程とを実行させることを特徴とする高度差取得プログラムとしたものである。
請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を保存するデータベースを備え請求項2記載の装置と非接触通信を行うサーバに、
各棚板の高さと、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングとを記憶する工程と、
請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数をデータベースに登録すると、請求項2記載の装置に、高度差を零にセットするようにとの要求を送信する工程と、
現在の時刻が、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングになった時、この要求を、請求項2記載の装置に送信する工程と、
請求項2記載の装置から高度差を受信すると、この高度差と、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数と、各棚板の高さとから、現在、請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を算出し、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を、算出した段数に変更する工程とを実行させることを特徴とする装置移動管理プログラムとしたものである。
置である。この処理として、例えば、本発明装置が移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を取得する処理がある。
加速度センサは、本発明装置にかかる加速度を検知し、検知した加速度が、あらかじめ設定された閾値を越えたか否かを確かめる。
検知した加速度が、あらかじめ設定された閾値を越えた場合、STEP3に進み、
他方、検知した加速度が、あらかじめ設定された閾値以下の場合、STEP1に戻る。
加速度センサは、本発明装置の移動開始を検知したとして、割り込み信号をMCUに入力する。
MCUのCPUは、割り込み信号が入力されると、大気圧センサから大気圧を取得して、移動開始地点の大気圧としてメモリに記憶する。
MCUのCPUは、加速度センサを監視し、あらかじめ設定された一定期間の間、加速度センサから、あらかじめ設定された閾値を越える加速度を取得できなかったか否かを確かめる。
あらかじめ設定された一定期間の間、加速度センサから、あらかじめ設定された閾値を越える加速度を取得できなかった場合、STEP7に進み、
他方、あらかじめ設定された一定期間の間に、加速度センサから、あらかじめ設定された閾値を越える加速度を取得できた場合、STEP5に戻る。
本発明装置は、加速度センサにて、本発明装置の移動終了を検知したとして、大気圧センサから大気圧の値を取得して、移動終了地点の大気圧としてメモリに記憶する。
MCUのCPUは、移動終了地点の大気圧から、移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出する。例えば、高度差と大気圧差との相関関係として、高度が8m上がると、大気圧が約1hPa下がるという法則があるので、例えば、この大気圧差を、hPa単位で求め、この大気圧差を8倍して、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を、m単位で、算出する。
MCUのCPUは、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を、ディスプレイで表示して、STEP1に戻る。
加速度センサは、本発明装置にかかる加速度を検知し、検知した加速度が、あらかじめ設定された閾値を越えたか否かを確かめる。
検知した加速度が、あらかじめ設定された閾値を越えた場合、STEP3に進み、
他方、検知した加速度が、あらかじめ設定された閾値以下の場合、STEP1に戻る。
加速度センサは、本発明装置の移動開始を検知したとして、割り込み信号をMCUに入力する。
MCUのCPUは、割り込み信号が入力されると、大気圧センサから大気圧を取得して、移動開始地点の大気圧としてメモリに記憶する。
MCUのCPUは、加速度センサを監視し、あらかじめ設定された一定期間の間、加速度センサから、あらかじめ設定された閾値を越える加速度を検知したとして割り込み信号が入力されなかったか否かを確かめる。
あらかじめ設定された一定期間の間、加速度センサから、あらかじめ設定された閾値を越える加速度を検知したとして割り込み信号が入力されなかった場合、STEP7に進み、
他方、あらかじめ設定された一定期間の間に、加速度センサから、あらかじめ設定された閾値を越える加速度を検知したとして割り込み信号が入力された場合、STEP5に戻る。
本発明装置は、加速度センサにて、本発明装置の移動終了を検知したとして、大気圧センサから大気圧の値を取得して、移動終了地点の大気圧としてメモリに記憶する。
MCUのCPUは、移動終了地点の大気圧から、移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出する。例えば、高度差と大気圧差との相関関係として、高度が8m上がると、大気圧が約1hPa下がるという法則があるので、例えば、この大気圧差を、hPa単位で求め、この大気圧差を8倍して、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を、m単位で、算出する。
MCUのCPUは、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を、ディスプレイで表示して、STEP1に戻る。
棚板に置かれた本発明装置を唯一に識別する識別情報と、この棚板を唯一に識別する段数との組が、サーバの入力装置で入力されてデータベースへの登録が要求される。
サーバは、図7に示すテーブルに、登録が要求された識別情報を項目「識別情報」の値とする行が存在するか否かを確かめる。
存在する場合、STEP4に進み、
存在しない場合、STEP5に進む。
サーバは、表示装置で、既に登録済みであることを表示して、ENDに進む。
サーバは、図7に示すテーブルに、登録が要求された識別情報を項目「識別情報」とし、登録が要求された段数を項目「段数」の値とする行を登録するとともに、この識別情報で識別される本発明装置に、MCUのメモリに記憶されている高度差を零にセットするようにとの要求を送信する。
本発明装置は、サーバから、MCUのメモリに記憶されている高度差を零にセットするようにとの要求を受信して、この高度差を零にセットする。
本発明装置の移動が開始されると、本発明装置は、この移動開始を加速度センサで検知して、メモリに記憶されているフラグの値を「静止中」から「移動中」に変更し、大気圧センサから大気圧の値を取得して、移動開始地点の大気圧としてメモリに記憶する。
現在の時刻が、本発明装置にMCUのメモリに記憶されている識別情報と高度差との読み出し要求を送信するタイミングになると、サーバは、この要求を本発明装置に送信する。
本発明装置は、サーバから、MCUのメモリに記憶されている識別情報と高度差との読み出し要求を受信すると、このメモリに記憶されているフラグの値を確かめ、この値が「移動中」なので、この要求を無視する。
本発明装置の移動が終了されると、本発明装置は、この移動終了を加速度センサで検知して、大気圧センサから大気圧の値を取得して、移動終了地点の大気圧としてメモリに記憶する。
本発明装置は、移動終了地点の大気圧から、移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出する。例えば、
高度差と大気圧差との相関関係として、高度が8m上がると、大気圧が約1hPa下がるという法則があるので、例えば、この大気圧差を、hPa単位で求め、この大気圧差を8倍して、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を、m単位で、算出する。
本発明装置は、MCUのメモリに記憶している高度差を、この高度差に、算出した高度差を加算したものに変更する。
本発明装置は、MCUのメモリに記憶されているフラグを「移動中」から「静止中」に変更する。
現在の時刻が、再び、本発明装置にMCUのメモリに記憶されている識別情報と高度差との読み出し要求を送信するタイミングになると、サーバは、この要求を本発明装置に送信する。
本発明装置は、サーバから、MCUのメモリに記憶されている識別情報と高度差との読み出し要求を受信して、このメモリに記憶されているフラグの値を確かめ、この値が「静止中」なので、メモリから識別情報と高度差とを読み取って、サーバに送信するとともに、メモリに記憶している高度差を零にリセットする。
サーバは、本発明装置から、識別情報と高度差とを受信して、図7に示すテーブルから、この識別情報を項目「識別情報」の値とする行の項目「段数」の値を読み出し、補助記憶装置から、棚が有する棚板の高さに関する情報を読み出し、この識別情報を項目「識別情報」の値とする行の項目「段数」の値と、この棚が有する棚板の高さに関する情報と、この高度差とから、現在、この識別情報で識別される本発明装置が置かれている棚板の段数を算出し、図7に示すテーブルにおいて、この識別情報を項目「識別情報」の値とする行の項目「段数」の値を、算出した段数に変更する。
2…棚板(2段目)
3…棚板(3段目)
4…棚板(4段目)
5…棚板(5段目)
10…棚
Claims (9)
- 加速度センサと大気圧センサとを備える装置であって、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する手段と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する手段と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出する手段とを有することを特徴とする高度差取得装置。 - 加速度センサと大気圧センサとを備えサーバと非接触通信を行う装置であって、
高度差と「移動中」又は「静止中」のいずれの値を取るフラグとを記憶する手段と、
サーバから高度差を零にセットするようにとの要求を受信すると、記憶している高度差を零にセットする手段と、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、フラグの値を「静止中」から「移動中」に変更し、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する手段と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する手段と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出し、記憶している高度差を、この高度差に、算出した高度差を加算したものに変更し、フラグの値を「移動中」から「静止中」に変更する手段と、
サーバから高度差の読み出し要求を受信すると、フラグの値を確かめ、フラグの値が「移動中」の場合、この要求を無視し、フラグの値が「静止中」の場合、記憶している高度差を読み出してサーバに送信するとともに、記憶している高度差を零にリセットする手段とを有することを特徴とする高度差取得装置。 - 請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を保存するデータベースを備え請求項2記載の装置と非接触通信を行うサーバであって、
各棚板の高さと、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングとを記憶する手段と、
請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数をデータベースに登録すると、請求項2記載の装置に、高度差を零にセットするようにとの要求を送信する手段と、
現在の時刻が、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングになった時、この要求を、請求項2記載の装置に送信する手段と、
請求項2記載の装置から高度差を受信すると、この高度差と、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数と、各棚板の高さとから、現在、請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を算出し、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を、算出した段数に変更する手段とを有することを特徴とする装置移動管理サーバ。 - 加速度センサと大気圧センサとを備える装置が実行する方法であって、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地
点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出する工程とを含むことを特徴とする高度差取得方法。 - 加速度センサと大気圧センサとを備えサーバと非接触通信を行う装置が実行する方法であって、
高度差と「移動中」又は「静止中」のいずれの値を取るフラグとを記憶する工程と、
サーバから高度差を零にセットするようにとの要求を受信すると、記憶している高度差を零にセットする工程と、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、フラグの値を「静止中」から「移動中」に変更し、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出し、記憶している高度差を、この高度差に、算出した高度差を加算したものに変更し、フラグの値を「移動中」から「静止中」に変更する工程と、
サーバから高度差の読み出し要求を受信すると、フラグの値を確かめ、フラグの値が「移動中」の場合、この要求を無視し、フラグの値が「静止中」の場合、記憶している高度差を読み出してサーバに送信するとともに、記憶している高度差を零にリセットする工程とを含むことを特徴とする移動開始地点と移動終了地点との間の高度差取得方法。 - 請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を保存するデータベースを備え請求項2記載の装置と非接触通信を行うサーバが実行する方法であって、
各棚板の高さと、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングとを記憶する工程と、
請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数をデータベースに登録すると、請求項2記載の装置に、高度差を零にセットするようにとの要求を送信する工程と、
現在の時刻が、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングになった時、この要求を、請求項2記載の装置に送信する工程と、
請求項2記載の装置から高度差を受信すると、この高度差と、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数と、各棚板の高さとから、現在、請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を算出し、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を、算出した段数に変更する工程とを含むことを特徴とする装置移動管理方法。 - 加速度センサと大気圧センサとを備える装置に、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出する工程とを実行させることを特徴とする高度差取得プログラム。 - 加速度センサと大気圧センサとを備えサーバと非接触通信を行う装置に、
高度差と「移動中」又は「静止中」のいずれの値を取るフラグとを記憶する工程と、
サーバから高度差を零にセットするようにとの要求を受信すると、記憶している高度差
を零にセットする工程と、
加速度センサが装置の移動開始を検知すると、フラグの値を「静止中」から「移動中」に変更し、大気圧センサから移動開始地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
加速度センサが装置の移動終了を検知すると、大気圧センサから移動終了地点の大気圧を取得して記憶する工程と、
移動終了地点の大気圧から移動開始地点の大気圧を引いて、移動開始地点と移動終了地点との間の大気圧差を求め、この大気圧差から、高度差と大気圧差との相関関係に基づいて、移動開始地点と移動終了地点との間の高度差を算出し、記憶している高度差を、この高度差に、算出した高度差を加算したものに変更し、フラグの値を「移動中」から「静止中」に変更する工程と、
サーバから高度差の読み出し要求を受信すると、フラグの値を確かめ、フラグの値が「移動中」の場合、この要求を無視し、フラグの値が「静止中」の場合、記憶している高度差を読み出してサーバに送信するとともに、記憶している高度差を零にリセットする工程とを実行させることを特徴とする高度差取得プログラム。 - 請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を保存するデータベースを備え請求項2記載の装置と非接触通信を行うサーバに、
各棚板の高さと、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングとを記憶する工程と、
請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数をデータベースに登録すると、請求項2記載の装置に、高度差を零にセットするようにとの要求を送信する工程と、
現在の時刻が、請求項2記載の装置に、高度差の読み出し要求を送信するタイミングになった時、この要求を、請求項2記載の装置に送信する工程と、
請求項2記載の装置から高度差を受信すると、この高度差と、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数と、各棚板の高さとから、現在、請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を算出し、データベースに保存している請求項2記載の装置が置かれている棚板の段数を、算出した段数に変更する工程とを実行させることを特徴とする装置移動管理プログラム。
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