JP2015157454A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙エッジ位置を検出する構成を備えながらも、装置の小型化に配慮された記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドおよび被記録媒体のエッジを検出するエッジ検出手段を備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジを備え、前記キャリッジが所定位置に位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置し、前記所定位置は、前記キャリッジのホームポジションである。
【選択図】図7

Description

本発明は、ファクシミリやプリンター等に代表される記録装置に関する。
ファクシミリやプリンターに代表される記録装置、その中でも特に記録ヘッドを備えたキャリッジが所定方向に移動しながら記録を行うシリアル式の記録装置において、発光部と受光部とで構成された光学センサーをキャリッジに設け、受光部が受光する光の強度に基づいて用紙の有無や用紙のエッジ位置を検出する構成が採用される場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−272711号公報
ところで近年、プリンターにはより一層の小型化の要請がある。特にユーザーがプリンターを持ち運ぶことを想定したモバイルタイプのプリンターでは、より一層の小型化が要求される。
ここでプリンターの横幅寸法に着目すると、横幅寸法は、大略的にはキャリッジの移動領域の幅によって定まる。そしてキャリッジの移動領域の幅は、用紙幅に加え、その用紙のサイドエッジを上記光学センサーによって検出する為に必要なキャリッジの動作幅が左右することとなる。
上述した特許文献1記載の記録装置やその他の従来の記録装置においては、光学センサーによって用紙エッジを検出する様に構成されているものの、小型化の観点で光学センサーの配置を工夫したものではなかった。
そこで本発明はこの様な状況に鑑み成されたものであり、その目的は、用紙エッジ位置を検出する構成を備えながらも、装置の小型化に配慮された記録装置を提供することにある。
上記課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドおよび被記録媒体のエッジを検出するエッジ検出手段を備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジを備え、前記キャリッジが所定位置に位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置し、前記所定位置は、前記キャリッジのホームポジションであることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジが所定位置、即ちホームポジションに位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置するので、前記キャリッジのホームポジションが被記録媒体の通過領域側に寄った状態(近づいた状態)となる。従ってこれにより装置の横幅寸法(前記キャリッジの移動方向寸法)を抑え、装置の小型化を図ることができる。
本発明の第2の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドおよび被記録媒体のエッジを検出するエッジ検出手段を備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジと、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域外に設けられた、前記記録ヘッドをキャップするキャップ手段と、を備え、前記キャリッジが所定位置に位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置し、前記所定位置は、前記キャップ手段によって前記記録ヘッドがキャップされる位置であることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジが所定位置、即ち前記キャップ手段によって前記記録ヘッドがキャップされる位置(以下「キャップ位置」と言う)に位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置するので、前記キャリッジのキャップ位置が被記録媒体の通過領域側に寄った状態(近づいた状態)となる。従ってこれにより装置の横幅寸法(前記キャリッジの移動方向寸法)を抑え、装置の小型化を図ることができる。
本発明の第3の態様に係る記録装置は、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドおよび被記録媒体のエッジを検出するエッジ検出手段を備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジを備え、前記キャリッジが所定位置に位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置し、前記所定位置は、前記キャリッジの移動可能領域の一方側端部位置であることを特徴とする。
本態様によれば、前記キャリッジが所定位置、即ち前記キャリッジが移動可能領域の一方側端部位置に位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置するので、前記キャリッジの移動可能領域の一方側端部位置が被記録媒体の通過領域側に寄った状態(近づいた状態)となる。従ってこれにより装置の横幅寸法(前記キャリッジの移動方向寸法)を抑え、装置の小型化を図ることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様において、被記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段および前記キャリッジを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、被記録媒体の頭出し時に前記キャリッジを前記所定位置に停止させた状態で被記録媒体の先端が前記エッジ検出手段と対向する位置を通過するまで搬送することにより前記先端を検出する先端検出モードを実行可能であることを特徴とする。
本態様によれば、前記搬送手段および前記キャリッジを制御する制御手段は、被記録媒体の頭出し時に前記キャリッジを所定位置に停止させた状態で被記録媒体の先端が前記エッジ検出手段と対向する位置を通過するまで搬送することにより前記先端を検出する先端検出モードを実行可能であるので、前記キャリッジを前記所定位置に停止させたままで被記録媒体の先端通過を検出することができ、即ち前記キャリッジを前記所定位置から検出位置へ移動させる必要がなく、記録スループットの低下を抑制できる。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記制御手段は、前記先端検出モードを実行した場合、被記録媒体の端部に余白無く記録を行う縁無し記録を実行しないことを特徴とする。
本態様によれば、前記制御手段は、前記先端検出モードを実行した場合、被記録媒体の端部に余白無く記録を行う縁無し記録を実行しないので、被記録媒体の一方側のサイドエッジのみを検出し、或いは検出しない場合であっても、適切な記録品質を担保できる。
本発明の第6の態様は、第4のまたは第5の態様において、前記制御手段は、前記先端検出モード実行後、前記エッジ検出手段が被記録媒体の領域から外れるまで前記キャリッジを前記所定位置側とは反対側に移動させることにより被記録媒体の一方側サイドエッジを検出するサイドエッジ検出モードを実行することを特徴とする。
本態様によれば、前記制御手段は、前記先端検出モード実行後、前記エッジ検出手段が被記録媒体の領域から外れるまで前記キャリッジを前記所定位置側とは反対側に移動させることにより被記録媒体の一方側サイドエッジを検出するサイドエッジ検出モードを実行するので、前記一方側サイドエッジを検出することで、記録位置ずれを抑え、より良好な記録結果を得ることができる。
本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記制御手段と前記記録ヘッドとを接続する信号線ケーブルが、前記キャリッジにおいて、前記所定位置側とは反対側の側面から延出しており、前記制御手段は、前記サイドエッジ検出モード実行後、前記所定位置側に向かって前記キャリッジを移動させる際に前記記録ヘッドによる被記録媒体への最初の記録を行うことを特徴とする。
前記制御手段と前記記録ヘッドとを接続する信号線ケーブルが、前記キャリッジにおいて、前記所定位置側とは反対側の側面から延出している場合、前記キャリッジが前記所定位置に位置すると、被記録媒体の搬送領域上部に前記信号線ケーブルが位置する状態となる。従ってこの場合、被記録媒体の搬送経路でジャムが生じた場合のジャム処理作業が行い難くなるとともに、前記信号線ケーブルにユーザーが触れることで破損を招く虞がある。一方、前記キャリッジが前記所定位置とは反対側端部(以下「反対側端部位置」と言う)に位置すると、前記信号線ケーブルは被記録媒体の搬送領域上部から退避した状態となる。
ここで、被記録媒体のサイドエッジが上方に沿っていることに伴い記録ヘッドが被記録媒体のサイドエッジに当接し、その結果ジャムが生じる虞がある。即ち前記キャリッジの移動に伴うジャムは、被記録媒体への最初の記録時に、記録ヘッドが被記録媒体の外側から内側に向かって移動する際に生じ易い。
そして被記録媒体への最初の記録が、仮に前記キャリッジの前記所定位置から前記反対側端部位置への移動時に行われた場合、その過程でジャムが生じると、前記キャリッジはその位置で停止するか、或いは前記所定位置へ戻るかのいずれかしかとり得ない。すると、ユーザーによるジャム処理作業時に前記信号線ケーブルが被記録媒体の搬送領域上部に位置する為、上述の問題が生じる虞がある。
しかしながら前記制御手段は、前記サイドエッジ検出モード実行後、(前記反対側端部位置側から)前記所定位置側に向かって前記キャリッジを移動させる際に前記記録ヘッドによる被記録媒体への最初の記録を行う。即ち被記録媒体への最初の記録が、前記キャリッジの前記反対側端部位置側から前記所定位置側への移動時に行われるので、上記の問題を回避できる。
本発明の第8の態様は、第1から第7の態様のいずれかにおいて、前記記録ヘッドの側へと被記録媒体を給送する給送部を備え、前記給送部は、被記録媒体の給送方向と交差する方向において前記所定位置側の被記録媒体のサイドエッジをガイドする第1エッジガイド、および前記所定位置側とは反対側の被記録媒体のサイドエッジをガイドする第2エッジガイドを備え、前記第1エッジガイドは、前記キャリッジが前記所定位置に位置する状態において被記録媒体の通過領域が前記エッジ検出手段の配置位置から外れる位置まで前記第2エッジガイド側に移動可能に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、被記録媒体の前記所定位置側のサイドエッジをガイドする第1エッジガイドは、前記キャリッジが前記所定位置に位置する状態において被記録媒体の通過領域が前記エッジ検出手段の配置位置から外れる位置まで前記第2エッジガイド側に移動可能であるので、前記第1エッジガイドを移動させることにより、被記録媒体の前記所定位置側のサイドエッジを、前記エッジ検出手段により検出することができる。即ち、被記録媒体の両側のサイドエッジを検出できるので、より確実に記録位置ずれを抑え、より良好な記録結果を得ることができる。特に、被記録媒体の端部に余白無く記録を行う縁無し記録時に、記録位置ずれを抑えて良好な記録結果が得られる。
本発明の第9の態様に係る記録装置は、第8の態様において、前記第2エッジガイドが前記第1エッジガイドに対し進退する方向に移動可能に設けられ、前記第1エッジガイドは、前記第2エッジガイドを前記第1エッジガイド側に向けて移動させた際、所定のガイド位置を境にして前記第2エッジガイドに向かう方向に連動して移動可能に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記第1エッジガイドが、前記第2エッジガイドに連動して移動するので、ユーザーの操作性が向上する。
本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るプリンターの装置本体の斜視図。 本発明に係るプリンターの装置本体の平面図。 本発明に係るキャリッジの下面を示す斜視図。 用紙給送状態において用紙先端がエッジ検出手段の上流側に位置する状態を示す平面図。 エッジガイド、用紙、キャリッジ、エッジ検出手段、のこれらの位置関係を模式的に示す図(用紙先端はエッジ検出手段の上流)。 本発明に係るプリンターの制御系統を示すブロック図。 本発明におけるプリンターの記録実行動作のフローチャート。 エッジガイド、用紙、キャリッジ、エッジ検出手段、のこれらの位置関係を模式的に示す図(用紙先端はエッジ検出手段の下流)。 エッジガイド、用紙、キャリッジ、エッジ検出手段、のこれらの位置関係を模式的に示す図(用紙先端はエッジ検出手段の下流)。 第1、第2エッジガイドを連動させるラックピニオン機構の平面図。 第1、第2エッジガイドを連動させるラックピニオン機構の平面図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係るプリンターの外観斜視図であり、図2は本発明に係るプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図であり、図3は本発明に係るプリンターの装置本体の斜視図であり、図4は本発明に係るプリンターの装置本体の平面図であり、図5は本発明に係るキャリッジの下面を示す斜視図である。
図6は用紙給送状態において用紙先端がエッジ検出手段の上流側に位置する状態を示す平面図であり、図7、図10、図11はエッジガイド、用紙、キャリッジ、エッジ検出手段、のこれらの位置関係を模式的に示す図であり、図8は本発明に係るプリンターの制御系統を示すブロック図であり、図9は本発明におけるプリンターの記録実行動作のフローチャートである。また、図12は第1、第2エッジガイドを連動させるラックピニオン機構の平面図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が記録ヘッドの走査方向、Y方向が記録装置の奥行き方向及び用紙搬送方向、Z方向が記録ヘッドと用紙との間の距離(ギャップ)の変化する方向すなわち装置高さ方向を示している。尚、各図において−Y方向を装置前面側とし、+Y方向側を装置背面側とする。
■■■プリンターの概要■■■■■■■
図1、図2及び図9を参照して、記録装置の一例としてのインクジェットプリンター10(以下「プリンター10」という)の構成要素について説明する。図1に示すようにプリンター10は、装置本体12と、カバー14とを備えている。
カバー14は、装置本体12の前面において当該装置本体12に回動可能に取り付けられている。カバー14は、装置本体12に対して開いた姿勢(図示せず)と閉じた姿勢(図1参照)とを取り得る。カバー14を装置本体12に対して開いた姿勢とすることにより、装置本体12内で記録された用紙P(図7ないし図9参照)をプリンター10の前面側に排出することができる。
次いで、図2を参照しながら用紙搬送経路上の構成要素についてさらに詳説する。尚、図2において装置背面側(図2における+Y軸方向側)から装置前面側(図2における−Y軸方向側)へ延びる二点鎖線P’は、用紙P(図7ないし図9参照)の搬送経路を示している。装置本体12の背面側(図2における+Y方向側)には、給送部16が設けられている。給送部16は、ホッパー18と、給送ローラー20とを備えている。
ホッパー18は、その支持面18aに用紙Pを載置可能に構成されている。また、ホッパー18は、上方(図2における+Z軸方向側)を支点にして装置本体12に対して揺動可能に設けられている。つまり、ホッパー18は、給送ローラー20に対して進退可能に設けられている。また、ホッパー18において給送ローラー20に接近する方向に揺動した状態がホッパー18の用紙Pの給送姿勢である(図2における二点鎖線部参照)。
ここで、ホッパー18に設けられたエッジガイドについて説明する。ホッパー18は、図3、図4、図6に示す様に支持面18a上に載置する用紙PのX軸方向における端部、つまりサイドエッジを規制する第1エッジガイド46及び第2エッジガイド48を備えている。第1エッジガイド46と第2エッジガイド48とはホッパー18の支持面18a上にX軸方向に対向して配置されている。
これらエッジガイドについて、その位置を模式的に示した図7を参照しつつ更に説明する。第1エッジガイド46は用紙Pのサイドエッジのうち、キャリッジ34のホームポジション側(図7において右側)のサイドエッジSE1をガイドし、第2エッジガイド48はキャリッジ34のホームポジション側とは反対側(図7において左側)のサイドエッジSE2をガイドする。
尚、キャリッジ34のホームポジションについては後に詳述するが、本実施形態においてキャリッジ34のホームポジションは図7の右端部にあり、図7において仮想線及び符号34で示すキャリッジは、ホームポジションにある状態を示している。尚、符号34’で示すキャリッジは、ホームポジションとは反対側の端部にある状態を示している。同様に符号36’、38’は、それぞれキャリッジ34がホームポジションとは反対側の端部にあるときの記録ヘッド(後述)、エッジ検出手段(後述)、の位置である。
次に第2エッジガイド48は、用紙サイズに応じてユーザーが用紙幅方向(X方向)にスライド操作できるように設けられている。これに対し第1エッジガイド46は、基本的にユーザーがスライド操作することを前提に設けられてはいない。具体的には、第1エッジガイド46は図12及び図13に示すラックピニオン機構により、第2エッジガイド48と同期してスライドする様に設けられている。
第1エッジガイド46には第2エッジガイド48に向けて延びるアーム部46bが形成されており、その先端にはラック部46aが形成されている。また同様に第2エッジガイド48には第1エッジガイド46に向けて延びるアーム部48bが形成されており、その先端にはラック部48aが形成されている。ラック部46aとラック部48bとの間には、ピニオン49が回転自在に設けられている。符号49aはピニオン49においてラック部46aと噛合する第1ギア部を、符号49bはピニオン49においてラック部48aと噛合する第2ギア部を、それぞれ示している。
第1エッジガイド46は、用紙幅方向に変位可能に設けられると共に、不図示の摩擦手段によりそのスライドに摩擦抵抗が与えられている。またピニオン49にも、不図示の摩擦手段によりその回転に摩擦抵抗が与えられている。
図12は第1エッジガイド46と第2エッジガイド48の双方が最も外側に位置した状態であり、この状態ではラック部46a、48aはそれぞれピニオン49と噛合している。この状態から、用紙サイズに合わせて第2エッジガイド48を図の右方向(第1エッジガイド46に近づく方向)にスライドさせると、ラックピニオン機構が稼働し、第1エッジガイド46は第2エッジガイド48に同期して第2エッジガイド48に近づく方向(図の左方向)に変位する。
しかしながらラック部46a、48aは、それぞれアーム部46a、48aの一部分にのみ形成されているので、第2エッジガイド48が所定量スライドすると、図13に示す様にラック部46a、48aはそれぞれピニオン49との噛合を終了する。即ち、この状態から第2エッジガイド48を更に第1エッジガイド46に近づく方向にスライドさせても、第1エッジガイド46は同期してスライドしない。
以下、更に詳説すると、例えばプリンター10において使用を想定する最大サイズの用紙Pの場合、図7の実線で示す様に第1エッジガイド46は最もホームポジション寄り(図7において右側)に位置し、第2エッジガイド48はホームポジションから最も遠い側(図7において左側)に位置している。図7、図12、図13において符号X0は、このときの第1エッジガイド46による用紙ガイド位置を示し、符号X5は、このときの第2エッジガイド48による用紙ガイド位置を示している。
この状態から、サイズの小さい用紙に対応させるために第2エッジガイド48を第1エッジガイド46側(図7の右側)へと移動させると、上記ラックピニオン機構の機能により、第1エッジガイド46は第2エッジガイド48側(内側)に所定量連動してスライドする。図7の符号46’は、スライド動作が完了した後の第1エッジガイドを示しており、符号X1は、このときの第1エッジガイド46’による用紙ガイド位置を示している。
第1エッジガイド46がこのように内側に所定量スライドすると、上述の通りラックピニオン機構は稼働を止める。従って第2エッジガイド48をそれ以上スライドさせても(例えば符号48’の位置(用紙ガイド位置X4)から符号48’’の位置(用紙ガイド位置X3)まで移動させても)、第1エッジガイド46は内側に移動しない。即ち、図7において符号46’で示した位置を維持する。
以上の様に、最大サイズの用紙Pの場合、ホームポジション側のサイドエッジSE1の位置はガイド位置X0となり、それより小さいサイズの用紙Pの場合、ホームポジション側のサイドエッジSE1の位置は、ガイド位置X1となる。つまり、ホームポジション側の用紙ガイド位置は、用紙サイズによって異なるものとなる。このように構成された理由については、後に詳述する。
続いて図2に戻って用紙搬送経路上の構成について説明を続ける。用紙搬送経路においてホッパー18と対向する位置には、図示しない駆動モーターにより駆動させられる給送ローラー20が設けられている。ホッパー18が上方(図2における+Z軸方向側)を支点に揺動し、用紙給送姿勢(図2における二点鎖線部分参照)を取った際、ホッパー18の支持面18aにおいて最上位に積層された用紙Pは給送ローラー20によりピックアップされて搬送経路下流側に送られる。
用紙Pの搬送経路において給送ローラー20の下流側には、搬送部22が設けられている。搬送部22は、用紙検出手段24と、搬送駆動ローラー26と搬送従動ローラー28とを備える。用紙検出手段24は、用紙Pの搬送経路に対して進退自在に設けられている。
用紙検出手段24は、用紙Pが給送部16から搬送経路下流側に搬送された際、用紙Pの先端Pf(図7参照)と接触し、実線から仮想線への変化で示す様に用紙Pに押されて図2における時計回り方向に回動する。これにより、用紙検出手段24は、搬送経路において搬送部22に用紙Pが搬送されてきたことを検出し、その検出情報を後述する制御部30(図9参照)に送る。制御部30は、用紙検出手段24の用紙Pの先端Pfの検出情報に基づいて、後述する記録部32において記録ヘッド36と対向する位置において用紙Pの先端Pfの位置決め(頭出し)を行うことができる。
搬送駆動ローラー26は図示しない駆動源により回転させられる。搬送部22は、給送部16から給送された用紙Pを搬送駆動ローラー26と搬送従動ローラー28との間でニップして搬送方向下流側に搬送する。搬送部22の下流側には記録部32が設けられている。
記録部32は、キャリッジ34と、該キャリッジの底部に設けられた記録ヘッド36と、キャリッジ34の底部に設けられたエッジ検出手段38(図5参照)と、記録ヘッド36に対向し、用紙Pを支持するプラテン40とを備えている。記録ヘッド36は、プラテン40に支持された用紙Pと対向する。キャリッジ34は、装置本体12内部に設けられた制御部30(図9参照)により制御される駆動源(図示せず)によって「所定の方向」としての主走査方向(図2の紙面表裏方向すなわちX軸方向)に往復動する様に駆動される。
また、プラテン40は、用紙Pを下方から支持することにより、用紙Pの記録面と記録ヘッド36のヘッド面との間の距離(ギャップ)を規定する。また、記録ヘッド36の用紙Pと対向する面には、複数のノズル穴(図示せず)が設けられ、当該ノズル穴からインクを用紙Pの記録面に向けて吐出することにより用紙Pに記録を実行する。
記録部32の搬送方向下流側には、排出部42が設けられている。排出部42は、排出駆動ローラー44を備えている。記録部32で記録が実行された用紙Pは、排出駆動ローラー44により装置前方に向けて排出される。尚、排出駆動ローラー44は図示しない駆動源により回転させられる。
次いで、記録部32においてキャリッジ34を駆動させる機構について説明する。記録部32は、さらにキャリッジ34を図3におけるX軸方向に移動させるキャリッジ駆動機構50と、当該キャリッジ駆動機構を駆動させるキャリッジ駆動モーター52を備えている。キャリッジ駆動モーター52は、装置本体12においてX軸方向に延びるフレーム54の+X軸方向側の端部に取り付けられている。
キャリッジ駆動機構50は、駆動プーリー56と、従動プーリー(図示せず)と、タイミングベルト58とを備えている。駆動プーリー56は、キャリッジ駆動モーター52の駆動軸に取り付けられている。図示しない従動プーリーは、フレーム54の−X軸方向側に駆動プーリー56に対して従動回転可能に取り付けられている。タイミングベルト58は、駆動プーリー56と図示しない従動プーリーとに掛け回されている。
タイミングベルト58の一部はキャリッジ34に把持されている。したがって、キャリッジ駆動モーター52を回転駆動させると、駆動プーリー56を介してタイミングベルト58が駆動され、キャリッジ34はX軸方向に移動する。尚、キャリッジ駆動機構50及びキャリッジ駆動モーター52は、図8に示すように制御部30により制御されている。
次に、フレーム54にはX軸方向に沿って延びるリニアスケール61(図3参照)が設けられている。そして、キャリッジ34の背面側にはエンコーダーセンサ63(図9参照)が設けられている。エンコーダーセンサ63は、リニアスケール61を検出可能に構成されている。エンコーダーセンサ63について後に更に説明する。
次に、キャリッジ34の+X方向側の側面には、図3、図4に示す様に信号線ケーブル60が接続される(尚、図6では信号線ケーブル60の図示は省略している)。信号線ケーブル60は、一例としてFFC(フレキシブルフラットケーブル)として構成されている。信号線ケーブル60の他端側は、フレーム62に固定された上で、制御部30に接続されている。
信号線ケーブル60は、キャリッジ34の移動可能領域内でカールしてキャリッジ34に接続されている。つまり、信号線ケーブル60はキャリッジ34の+X方向側の側面から移動可能領域Lにおいて+X方向側へ延出している。そして信号線ケーブル60は、キャリッジ34の移動動作に追従変形する。
尚、この信号線ケーブル60は、キャリッジ34がホームポジションに位置する状態では、図4に示す様にカール部分が用紙搬送経路上に位置しているが、キャリッジ34がホームポジションとは反対側(図4において左端)に移動すると、用紙搬送経路上からは退避する(図示は省略)。
次いで、図5を参照してキャリッジ34の構成について更に説明する。本実施例においてキャリッジ34は箱状に形成されており、その上面側にはインクカートリッジ64(図3参照)が+Z軸方向側から交換可能に取り付けられている。また、キャリッジ34の底部には記録ヘッド36と、エッジ検出手段38とが設けられている。
エッジ検出手段38は、記録ヘッド36に対して図5における+X軸方向側に位置するとともにキャリッジ34における+Y軸方向側の端部寄りに配置されている。本実施例においてエッジ検出手段38は、一例として反射式の光学検出器として構成されている。
尚、エッジ検出手段38のX軸方向における検出位置は、図7に示す様に第1エッジガイド46が最も外側(ホームポジション側)に位置する際(図7においてガイド位置X0)の用紙通過領域W(ガイド位置X0とガイド位置X5との間の領域)の内側である。これについては、後に詳述する。
キャリッジ34の−Y方向側の端部には摺動部66が設けられている。さらに、キャリッジ34の+Y方向側の端部には摺動部68、68が設けられている。再度、図4を参照するに、キャリッジ34の移動可能領域Lに沿ってフレーム54側にはガイド70が設けられ、フレーム62側にはガイド72が設けられている。
そしてキャリッジ34がキャリッジ駆動機構50により移動可能領域L内でX軸方向に移動する際、キャリッジ34の摺動部66はガイド72上を摺動し、摺動部68、68はガイド70上を摺動する。
ところで、図4、図6、図7において符号L0は、キャリッジ34の移動可能範囲において図の最も右端(−X軸方向側端部)にキャリッジ34が位置している場合の、当該キャリッジ34の右側壁の位置を示している。また同様に符号L2は、キャリッジ34の移動可能範囲において図の最も左端(+X軸方向側端部)にキャリッジ34が位置している場合の、当該キャリッジ34の左側壁の位置を示している。キャリッジ34は、位置L0と位置L2の範囲(移動可能領域L)で移動可能となっている。
そしてキャリッジ34の移動可能領域Lの−X軸方向側の領域であって用紙Pの通過領域外には、図6に示す様にキャリッジ34に設けられた記録ヘッド36をキャップするキャップ手段74が設けられている。キャップ手段74は、記録ヘッド36をキャップすることにより記録ヘッド36に設けられた複数のノズル列内のインクの乾燥を抑制し、ノズル詰まりを抑制することができる。このキャップ手段74が記録ヘッド36をキャップする際のキャリッジ34の位置が、キャリッジ34の「所定位置」としてのホームポジションであり、このホームポジションにおいてキャリッジ34の右側壁は、位置L0よりも僅かに内側(図4、図6、図7において左側)に位置する。
続いて図8を参照しつつプリンター10の制御系統について説明する。キャリッジ34は、上述の通りCR(キャリッジ)モーター52により駆動される。キャリッジ34には、エンコーダーセンサ63が設けられている。エンコーダーセンサ63は、発光部(不図示)と受光部(不図示)とを備えて成り、X軸方向に沿って延びるリニアスケール61を、発光部と受光部とで挟み込むように設けられている。キャリッジ34の移動に伴い、エンコーダーセンサ63はリニアスケール61に多数形成されたスリットの通過に伴う矩形波信号を、制御手段としての制御部30へ送信し、これにより制御部30は、キャリッジ34の主走査方向における位置、及び速度を検知できる様になっている。
次に、搬送部22は、PFモーター75により駆動される。PFモーター75により回転駆動される駆動対象、例えば搬送駆動ローラー26には、ロータリーエンコーダー76を構成する、円盤状のロータリースケール(不図示)が設けられている。ロータリーエンコーダー76は、発光部(不図示)と受光部(不図示)とを備えて成るセンサーを備え、上記ロータリースケールを、発光部と受光部とで挟み込むように設けられている。PFモーター75の回転に伴い、ロータリーエンコーダー76はロータリースケールに多数形成されたスリットの通過に伴う矩形波信号を、制御手段としての制御部30へ送信し、これにより制御部30は、搬送駆動ローラー26やその他PFモーター75により駆動される駆動対象の回転量、及び回転速度を検知できる様になっている。
また、制御部30は、用紙検出手段24から送信される検出信号に基づき、用紙Pの通過を検知し、必要な制御を行える様になっている。更に制御部30は、エッジ検出手段38から受ける信号情報をもとにして、用紙Pのエッジ検出手段38下の通過の有無を把握でき、また用紙Pのエッジ位置(先端、後端エッジ位置、サイドエッジ位置)を把握することができる。
続いて制御部30のシステムバスには、RAM78、ROM79、ASIC77、CPU81、EEPROM(不揮発性メモリ)80、のこれらが接続されている。
CPU81には、ASIC77を介してロータリーエンコーダー76、エンコーダーセンサ63、用紙検出手段24、及びプリンター10の電源をON/OFFするための電源スイッチ(不図示)やその他各種設定ボタン(不図示)の出力信号が入力される。CPU81は、各センサーやスイッチ類の出力信号等に基づいて、プリンター10の記録制御を実行するための演算処理やその他必要な演算処理を行う。
ROM79には、CPU81によるプリンター10の制御に必要な記録制御プログラム(ファームウェア)等が格納されており、記録制御プログラムの処理に必要な各種データ等がEEPROM80に記憶されている。RAM78は、CPU81の作業領域や記録データ等の一時格納領域として用いられる。
ASIC77は、DCモーターであるPFモーター75及びCRモーター52の回転制御並びに記録ヘッド36の駆動制御を行う為の制御回路を有している。このうち符号83はCRモーター52の回転制御を行うCR制御部であり、CR制御部83は、エンコーダーセンサ63から出力されるパルス信号(パルス周期)に基づいて、現在のキャリッジ34の速度を演算するとともに、この速度が、予め決められた速度プロファイルに沿ったものとなるように、微小な時間(制御ステップ。PID制御周期とも言う)毎に、CRモーター52の駆動をPID制御(フィードバック制御)する。
PF制御部84も同様に、ロータリーエンコーダー76から出力されるパルス信号(パルス周期)に基づいて、現在の搬送駆動ローラー26の回転速度(回転量に比例する値)を演算するとともに、この速度が、予め決められた速度プロファイルに沿ったものとなるように、PFモーター75の駆動をPID制御(フィードバック制御)する。
CRモータードライバー86は、電源電圧としての直流電圧をデューティー比DR(パルスの周期に対するONの期間の比率)に応じてパルス幅変調することにより、パルスとしてのPWM信号を生成し、CRモーター52に出力する。CRモーター52は、DCモーターであり、CRモータードライバー30から出力されたPWM信号を駆動電源として回転する。尚、PFモータードライバー85とPFモーター75との関係も、同様である。
また、ASIC77は、CPU81から送出される記録データ等に基づいて、記録ヘッド36の制御信号を演算生成してヘッドドライバー87へ送出して記録ヘッド36を駆動制御する。更にASIC77は、情報処理装置としての外部コンピューター90等との情報伝送を実現するIF82を有している。
■■■記録実行時の制御■■■
続いて以上の構成を備えたプリンター10における、記録実行時の制御について図9及びその他の図を参照しつつ説明する。先ず、ユーザーにより記録実行指令が出されると、制御部30は、印刷設定情報(ドライバ情報)に含まれる用紙サイズ情報を参照し(ステップS101)、用紙幅が所定幅(最大サイズ)の場合即ち第1エッジガイド46が図7のガイド位置X0にあると推定できる場合と、用紙幅が所定幅未満の場合即ち第1エッジガイド46が図7のガイド位置X1にあると推定できる場合とで、制御を分ける。尚、印刷ジョブの開始時点において、キャリッジ34は所定位置の一例であるホームポジションに位置している。
以下、用紙サイズ情報から、用紙幅が所定幅(最大サイズ)の場合、即ち第1エッジガイド46が図7のガイド位置X0にあると推定できる場合について説明する。この場合、用紙を給紙すると(ステップS102)、第1エッジガイド46が正しくガイド位置X0にあれば、図7から明らかな様に用紙Pはエッジ検出手段38の下を通る。即ち、用紙先端を検出できる(ステップS103においてYes)。図10は、このときの状態を示している。仮に用紙先端を検出しない場合、紙ジャムの発生や第1エッジガイド46の位置或いは用紙サイズが不適切と判断できる為、エラー処理とする(ステップS103においてNo)。
用紙先端を検出した場合、印刷設定情報(ドライバ情報)に含まれる情報から縁無し記録であるか否かを判断する(ステップS104)。縁無し記録の場合(ステップS104においてYes)、サポートされない印刷処理であるとして、エラー処理とする。縁無し記録でない場合(ステップS104においてNo)、キャリッジ34を非ホームポジション側へ移動させて、非ホームポジション側のサイドエッジSE2の位置を検出する(ステップS105)。尚、本実施形態において用紙サイドエッジの位置検出は、エッジ検出手段38が用紙内側から外側へとエッジをトレースする際に行う。
次いで、キャリッジ34を非ホームポジション側の端部位置に移動させる(ステップS110)。図11は、このときの状態を示している。次いでホームポジション側へ移動する際に、最初の記録を行う(ステップS111)。
続いて用紙サイズ情報から、用紙幅が所定幅(最大サイズ)未満の場合、即ち第1エッジガイド46が図7のガイド位置X1にあると推定できる場合について説明する。この場合、用紙を給紙すると(ステップS106)、第1エッジガイド46が正しくガイド位置X1にあれば、図7から明らかな様に用紙Pはエッジ検出手段38の下を通らない。即ち、用紙先端は検出しない(ステップS107においてNo)。仮に用紙先端を検出した場合、第1エッジガイド46が正しくガイド位置X1に移動していないと推定できる為、エラー処理とする(ステップS107においてYes)。
次いで、ホームポジション側のサイドエッジSE1の検出を行い(ステップS108)、次いで非ホームポジション側のサイドエッジSE2の検出を行う(ステップS109)。このときの用紙サイドエッジSE1、SE2の位置検出も、上述の通り、エッジ検出手段38を用紙内側から外側へとエッジをトレースさせて行う。ステップS110以降は、既に説明した通りである。
以下、上記の様に構成されたプリンター10の作用効果について説明する。キャリッジ34が所定位置、即ち上記実施例ではホームポジションに位置する状態で、エッジ検出手段38は、図7に示す様にキャリッジ34の移動方向であるX軸方向において用紙Pの通過領域W内に位置する。従ってキャリッジ34のホームポジションが用紙Pの通過領域W側に寄った状態(近づいた状態)となる。従ってこれにより、装置の横幅寸法(X軸方向寸法)を抑え、装置の小型化を図ることができる。
尚、本実施形態では、キャリッジ34の上記所定位置はホームポジションであり、記録ヘッド36がキャップ手段74によってキャップされる位置であるが、これに限られず、例えばキャリッジ34の移動領域における一方側端部位置(図7においてキャリッジ34の右側壁が位置L0に位置する場合)であっても良い。
また本実施形態では、用紙Pの頭出し時(図9においてステップS102に相当)にキャリッジ34を前記所定位置(ホームポジション)に停止させた状態で用紙Pの先端Pfがエッジ検出手段38と対向する位置を通過するまで搬送することにより先端Pfを検出する先端検出モード(図9においてステップS102及びステップS103に相当)を実行する。
従ってキャリッジ34を前記所定位置(ホームポジション)に停止させたままで用紙先端Pfの通過を検出することができ、即ちキャリッジ34を前記所定位置(ホームポジション)から検出位置へ移動させる必要がなく、記録スループットの低下を抑制できる。
また本実施形態では、制御部30は、前記先端検出モードを実行した場合、用紙Pの端部に余白無く記録を行う縁無し記録を実行しない(図9のステップS104においてYes)。即ち、用紙Pの一方側のサイドエッジSE2のみを検出した場合(他方側のサイドエッジSE1を検出しない場合)には、記録位置ズレを視認し易い縁無し記録は実行しないので、適切な記録品質を担保できる。
また、制御部30は、前記先端検出モード実行後、エッジ検出手段38が用紙Pの領域から外れるまでキャリッジ34を非ホームポジション側に移動させることにより用紙Pの一方側サイドエッジSE2を検出するサイドエッジ検出モードを実行する(図9のステップS105に相当)。この様に一方側サイドエッジSE2を検出することで、記録位置ずれを抑え、より良好な記録結果を得ることができる。
また本実施形態では、信号線ケーブル60が、キャリッジ34において、ホームポジションとは反対側の側面から延出しており、制御部30は、上記サイドエッジ検出モード実行後、ホームポジション側に向かってキャリッジ34を移動させる際に記録ヘッド36による用紙Pへの最初の記録を行う(図9のステップS110、S111に相当)。
これによる作用効果は以下の通りである。即ち信号線ケーブル60が、キャリッジ34においてホームポジション側とは反対側の側面から延出している場合、キャリッジ34がホームポジションに位置すると、図4に示した様に用紙搬送領域上部に信号線ケーブル60が位置する状態となる。従ってこの場合、用紙搬送経路でジャムが生じた場合のジャム処理作業が行い難くなるとともに、信号線ケーブル60にユーザーが触れることで破損を招く虞がある。
一方、キャリッジ34がホームポジション側とは反対側端部(以下「反対側端部位置」と言う)に位置すると、信号線ケーブル60は用紙搬送領域上部から退避した状態となる。
ここで、用紙PのサイドエッジSE1、SE2が上方に沿っていることに伴い記録ヘッド36がサイドエッジSE1、SE2に当接し、その結果ジャムが生じる虞がある。即ちキャリッジ34の移動に伴うジャムは、用紙Pへの最初の記録時に、記録ヘッド36が用紙Pの外側から内側に向かって移動する際に生じ易い。
そして用紙Pへの最初の記録が、仮にキャリッジ34のホームポジション側から行われた場合、その過程でジャムが生じると、キャリッジ34はその位置で停止するか、或いはホームポジションへ戻るかのいずれかしかとり得ない。すると、ユーザーによるジャム処理作業時に信号線ケーブル60が図4に示す様に用紙搬送領域上部に位置する為、上述の問題が生じる虞がある。
しかしながら制御部30は、上記サイドエッジ検出モード実行後、ホームポジションとは反対側の端部からホームポジションに向かってキャリッジ34を移動させる際に記録ヘッド36による最初の記録を行うので(図9のステップS110、S111)、仮にその際にジャムが生じればキャリッジ34はホームポジションとは反対側の端部に位置し、その結果用紙搬送領域の上部から信号線ケーブル60が退避した状態となる為、上記の問題を回避できる。
また本実施形態では、第1エッジガイド46は、キャリッジ34がホームポジションに位置する状態において用紙通過領域がエッジ検出手段38の配置位置から外れる位置まで第2エッジガイド48側に移動可能である(図7のガイド位置X1)。
従って第1エッジガイド46を図7のガイド位置X1に移動させることにより、用紙Pのホームポジション側のサイドエッジSE1、エッジ検出手段38により検出することができる。即ち、用紙Pの両側のサイドエッジを検出できるので、より確実に記録位置ずれを抑え、より良好な記録結果を得ることができる。特に、縁無し記録時に、記録位置ずれを抑えて良好な記録結果が得られる。
尚、本実施形態において第1エッジガイド46は、第2エッジガイド48を第1エッジガイド46側に向けて移動させた際、所定のガイド位置を境にして第2エッジガイド48に向かう方向に連動して移動可能である。尚、本実施形態では第2エッジガイド48を図7のガイド位置X5から右側に移動させると、直ちに第1エッジガイド46が連動して移動する為、上記「所定のガイド位置」は、図7のガイド位置X5である。
この様に本実施形態では、第1エッジガイド46が、第2エッジガイド48に連動して移動するので、ユーザーの操作性が向上する。
尚、上記実施形態では、装置正面から見て左側の第2エッジガイド48をユーザーがスライド操作し、その操作に応じて装置右側の第1エッジガイド46がラックピニオン機構によってスライド変位する構成であるが、その逆であっても良い。即ち、装置正面から見て右側の第1エッジガイド46をユーザーがスライド操作し、その操作に応じて装置左側の第2エッジガイド48がラックピニオン機構によってスライド変位する構成であっても良い。即ち、図12及び図13に示した構成を、左右にミラーリングした形態としても良い。
尚、本実施形態では本発明に係るエッジ検出手段38を記録装置の一例としてのインクジェットプリンターに適用したが、その他液体噴射装置一般に適用することも可能である。ここで、液体噴射装置とは、インクジェット式記録ヘッドが用いられ、該記録ヘッドからインクを吐出して被記録媒体に記録を行うプリンター、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えてその用途に対応する液体を前記インクジェット式記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから被記録媒体に相当する被噴射媒体に噴射して、前記液体を前記被噴射媒体に付着させる装置を含むものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10 プリンター、12 装置本体、14 カバー、16 給送部、18 ホッパー、
18a 支持面、20 給送ローラー、22 搬送部、24 用紙検出手段、
26 搬送駆動ローラー、28 搬送従動ローラー、30 制御部、32 記録部、
34 キャリッジ、36 記録ヘッド、38 エッジ検出手段、40 プラテン、
42 排出部、44 排出駆動ローラー、
46 第1エッジガイド、46a ラック部、48 第2エッジガイド、48a ラック部、49 ピニオン、49a 第1ギア部、49b 第2ギア部、
50 キャリッジ駆動機構、52 キャリッジ駆動モーター、
54、62 フレーム、56 駆動プーリー、58 タイミングベルト、
60 信号線ケーブル、61 リニアスケール、64 インクカートリッジ、
63 エンコーダーセンサ、66、68 摺動部、70、72 ガイド、74 キャップ手段、75 PFモーター、76 ロータリーエンコーダー、77 ASIC、78 RAM、79 ROM、80 EEPROM、81 CPU、82 IF、83 CR制御部、84 PF制御部、85 PFモータードライバー、86 CRモータードライバー、
87 ヘッドドライバー、90 外部コンピューター、P 用紙、Pf 先端、SE1、SE2 サイドエッジ、W 用紙通過領域、X0〜X5 ガイド位置、

Claims (9)

  1. 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドおよび被記録媒体のエッジを検出するエッジ検出手段を備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジを備え、
    前記キャリッジが所定位置に位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置し、
    前記所定位置は、前記キャリッジのホームポジションである、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドおよび被記録媒体のエッジを検出するエッジ検出手段を備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジと、
    前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域外に設けられた、前記記録ヘッドをキャップするキャップ手段と、を備え、
    前記キャリッジが所定位置に位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置し、
    前記所定位置は、前記キャップ手段によって前記記録ヘッドがキャップされる位置である、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 被記録媒体に記録を行う記録ヘッドおよび被記録媒体のエッジを検出するエッジ検出手段を備えるとともに所定方向に移動可能なキャリッジを備え、
    前記キャリッジが所定位置に位置する状態において、前記エッジ検出手段は、前記キャリッジの移動方向において被記録媒体の通過領域内に位置し、
    前記所定位置は、前記キャリッジの移動可能領域の一方側端部位置である、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録装置において、被記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段および前記キャリッジを制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、被記録媒体の頭出し時に前記キャリッジを前記所定位置に停止させた状態で被記録媒体の先端が前記エッジ検出手段と対向する位置を通過するまで搬送することにより前記先端を検出する先端検出モードを実行可能である、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4に記載の記録装置において、前記制御手段は、前記先端検出モードを実行した場合、被記録媒体の端部に余白無く記録を行う縁無し記録を実行しない、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項4または請求項5に記載の記録装置において、前記制御手段は、前記先端検出モード実行後、前記エッジ検出手段が被記録媒体の領域から外れるまで前記キャリッジを前記所定位置側とは反対側に移動させることにより被記録媒体の一方側サイドエッジを検出するサイドエッジ検出モードを実行する、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項6に記載の記録装置において、前記制御手段と前記記録ヘッドとを接続する信号線ケーブルが、前記キャリッジにおいて、前記所定位置側とは反対側の側面から延出しており、
    前記制御手段は、前記サイドエッジ検出モード実行後、前記所定位置側に向かって前記キャリッジを移動させる際に前記記録ヘッドによる被記録媒体への最初の記録を行う、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の記録装置において、前記記録ヘッドの側へと被記録媒体を給送する給送部を備え、
    前記給送部は、被記録媒体の給送方向と交差する方向において前記所定位置側の被記録媒体のサイドエッジをガイドする第1エッジガイド、および前記所定位置側とは反対側の被記録媒体のサイドエッジをガイドする第2エッジガイドを備え、
    前記第1エッジガイドは、前記キャリッジが前記所定位置に位置する状態において被記録媒体の通過領域が前記エッジ検出手段の配置位置から外れる位置まで前記第2エッジガイド側に移動可能に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項8に記載の記録装置において、前記第2エッジガイドが前記第1エッジガイドに対し進退する方向に移動可能に設けられ、
    前記第1エッジガイドは、前記第2エッジガイドを前記第1エッジガイド側に向けて移動させた際、所定のガイド位置を境にして前記第2エッジガイドに向かう方向に連動して移動可能に設けられる、
    ことを特徴とする記録装置。
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