JP4360185B2 - シリアルプリンタ - Google Patents
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Description
以下、本発明を具体化したシリアルプリンタの一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1において、フレーム11内にはプラテン12が配設されている。フレーム11の左右両側板11a,11b間には、ガイド部材13が前記プラテン12と平行になるように配設されている。
図2は、インクジェットプリンタ1に内蔵された印刷制御装置の電気的構成を説明するためのブロック回路図を示す。図2において、印刷制御装置は、ASIC31、CPU32、DCユニット33、PROM34、RAM35、EFPROM36、インターフェース37及びタイマIC38を備えている。
また、DCユニット33は、紙検出センサ43からの検出信号G5を入力する。この紙検出センサ43は、図示しない給紙モータによって駆動される給紙ローラによってプリンタ内に送り込まれた記録紙Pを検出する。
CRモータMcの起動から加速回転領域を経て定回転領域に至るまでの所要時間TAを予め求める。また、定速回転領域になってから、即ち、記録ヘッド15が定速度で移動し始めて同記録ヘッド15が印字を開始する位置まで到達するのに所要時間TBを予め求める。
図3(b)には、図3(a)に示すPFモータMpが時刻tsから時刻teまで駆動される間の記録紙Pの副走査方向への紙送り量を説明する。
この用紙長X0において、PFモータMpが起動されてからCRモータMcが起動される時刻t1までの間に、記録紙Pは用紙長X11だけ搬送され、時刻t1から時刻teまでは用紙長X12だけ搬送される。つまり、DCユニット33は、PFモータMpが時刻tsにて起動されて、用紙長X11だけ搬送された後、残紙送り量が用紙長X12となれば、CRモータMcを起動する。
そして、DCユニット33は、ドライバにより指定された用紙長L0から測定された用紙長L1を引いた残りの用紙長L2を算出する(図5(a)参照)。
そして、DCユニット33は、記録紙Pの先端位置A0から所定位置A1までの搬送が検出されると、前記重ね合わせ時間を変更する。
DCユニット33は、例えば、最小用紙長Lmの後端位置から用紙長Loだけ遡った位置を所定位置A2とする。そして、上記図5(a)で示したように、所定位置A2を基準に前記重ね合わせ時間を変更する。
DCユニット33は、プリンタに給紙されたと判断したとき(ステップS1)、RAM35に設けた用紙長を計測する用紙長測定カウンタ35aの内容(用紙長)を「0」にリセットする(ステップS2)。この用紙長測定カウンタ35aは、PFモータMpの駆動によりカウントアップされる。
図7に示す印字処理(ステップS6)では、DCユニット33は、先ずキャリッジを起動し(ステップS11)、その後、記録ヘッド15がオーバーライドエリアに突入したか否かを判定する(ステップS12)。
(1)本実施形態では、図7のステップS13に示すように、記録紙Pが所定位置A1まで搬送されると変更される。このため、記録ヘッド15が印字動作中に記録紙Pからはみ出す虞のない領域、即ちドライバ指定の用紙長L0から用紙長Loを含まない領域については、重ね合わせ時間を比較的大きくして(Tx)、印刷処理のスループットの向上を図ることができる。また、記録ヘッド15が印字処理中に用紙からはみ出す虞のある領域、即ち、用紙長Loに対応する領域(オーバーライドエリア)については、重ね合わせ時間を比較的小さくして(Tx−ΔT)、記録ヘッド15が記録紙Pをはみ出して印字するという不具合の発生を抑制することができる。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を上記第1実施形態との相違点を中心に図9及び図10に従って説明する。なお、第1実施形態と同様な構成部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図9に示すように、DCユニット33は、プリンタに記録紙Pが給紙されたと判断すると(ステップS41)、RAM35に設けた用紙長を計測する用紙長測定カウンタ35aの内容(用紙長)を「0」にリセットする(ステップS42)。この用紙長測定カウンタ35aは、PFモータMpの駆動によりカウントアップされる。
その後、ステップS48にて後述する印字処理を行う。
次に、図9に示す印字処理(ステップS48)について説明する。
リミット解除フラグがオフ状態であれば(ステップS61,NO)、残紙送り量がオーバーライド初期値よりも大きいか否か判断する(ステップS62)。残紙送り量がオーバーライド初期値よりも大きければ(ステップS62,YES)、用紙長X22をオーバーライド初期値に補正する(ステップS63)。
残紙送り量が用紙長X22以下であれば(ステップS64,YES)、DCユニット33はキャリッジ14を起動する(ステップS65)。その後、印字起動し(ステップS66)、更には印字終了待ちする(ステップS67)。
(1)本実施形態では、重ね合わせ時間に対応する残紙送り量の用紙長X22は、記録紙Pが最小設定値による所定位置A2まで搬送されるまでは制限が解除されるため、重ね合わせ時間を大きくしてスループットの向上を図ることができる。また、記録紙Pが前記所定位置A2を超えて搬送されるときは、残紙送り量の用紙長X22は制限される。つまり、重ね合わせ時間は制限される。このため、想定される所定位置A2を超える記録紙Pについては記録ヘッド15の印字動作中に記録紙Pをはみ出すのを確実に防止することができる。
(変形例1)上記各実施形態において、重ね合わせ時間をどのように算出してもよく、例えば、プリンタの個体差(メカばらつき)や経年変化、環境変化等による補正値を考慮して、PFモータMpが回転停止してから、所定時間経過後にCRモータMcの印字動作が開始されるようにしてもよい。
(変形例4)上記第1実施形態において、図8のステップS26の判定でNOとなり、ステップS27を実施した後、ステップS28からステップS31までの処理で印字起動させずにキャリッジ14を駆動前の位置へ戻す代わりに、ステップS27で決定したマスク量によりマスク処理を実施してそのまま処理を終了してもよい。そうすると、キャリッジ14を元の位置に戻すリトライ動作を不要にし、用紙(記録紙P)1枚当たりの処理時間を短くすることができる。
Claims (3)
- 用紙に対して液体を噴射する記録ヘッドの主走査方向への移動と用紙の副走査方向への搬送とを繰り返すことによって印刷を行い、
前記記録ヘッドの移動動作と前記用紙の搬送動作とを、所定の重ね合わせ時間だけ重ね合わせるシリアルプリンタにおいて、
前記用紙の先端位置から該用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置まで搬送されたことが検出されると、前記重ね合わせ時間をより小さい値に変更することを特徴とするシリアルプリンタ。 - 請求項1に記載のシリアルプリンタにおいて、
前記重ね合わせ時間は、
前記用紙の先端位置から該用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置に搬送されるまでは第1の重ね合わせ時間とされ、
前記用紙の先端位置から該用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置を超えて搬送されるときは前記第1の重ね合わせ時間よりも小さい第2の重ね合わせ時間とされることを特徴とするシリアルプリンタ。 - 用紙に対して液体を噴射する記録ヘッドの主走査方向への移動と用紙の副走査方向への搬送とを繰り返すことによって印刷を行い、
前記記録ヘッドの移動動作と前記用紙の搬送動作とを、所定の重ね合わせ時間だけ重ね合わせるシリアルプリンタにおいて、
予め設定されてドライバにより指定される最小用紙長の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置を最小設定値とし、
前記用紙の先端から前記最小設定値までの搬送が検出されるまでは前記重ね合わせ時間の制限を解除し、
前記用紙が前記最小設定値を超えて搬送されるときには前記重ね合わせ時間を制限することを特徴とするシリアルプリンタ。
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JP2003398059A JP4360185B2 (ja) | 2003-11-27 | 2003-11-27 | シリアルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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- 2003-11-27 JP JP2003398059A patent/JP4360185B2/ja not_active Expired - Fee Related
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