JP4360185B2 - シリアルプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、シリアルプリンタに関するものである。
パソコンに接続されたインクジェットプリンタ等のシリアルプリンタにおいて、印刷スループットの更なる向上が求められている。印刷スループットの向上を図る一つの手段として、用紙の搬送動作と記録ヘッドの移動動作とを重ね合わせる、即ち用紙の搬送動作中に記録ヘッドの移動動作を開始する(紙送りモータが停止する前にキャリッジモータを起動させる)ものがある(例えば、特許文献1,2参照)。この場合、理想的には紙送りモータが停止した直後に記録ヘッドの印字動作が開始されるように重ね合わせすれば、紙送り終了を待って記録ヘッドを移動させる場合と比べて用紙毎の印刷処理時間を短くすることができる。
特開2001−315395号公報 特開2002−273966号公報
ところで、上記従来のシリアルプリンタでは、印字位置よりも紙の搬送方向において上流側に設けた紙後端検出センサ(PEセンサ)によって用紙の後端が検出される。近年のシリアルプリンタでは、全体構成のコンパクト化のために、このPEセンサが記録ヘッド位置近くに設けられるようになってきている。このため、パソコンから送信された印刷データに対して実際にセットされた用紙の長さが短い場合に、紙送りによって用紙後端が印刷位置を通り過ぎてしまい、その紙送り中に動き始めた記録ヘッドからインクが吐出されてプリンタを汚してしまうという不具合が発生する。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、スループットの向上を図りながら、それにともなう不具合の発生を抑制することができるシリアルプリンタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、用紙に対して液体を噴射する記録ヘッドの主走査方向への移動と用紙の副走査方向への搬送とを繰り返すことによって印刷を行い、前記記録ヘッドの移動動作と前記用紙の搬送動作とを、所定の重ね合わせ時間だけ重ね合わせるシリアルプリンタにおいて、前記用紙の先端位置から該用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置まで搬送されたことが検出されると、前記重ね合わせ時間をより小さい値に変更することを要旨とする。
これによれば、重ね合わせ時間は用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの副走査方向長さだけ遡った位置まで搬送されるとより小さい値に変更される。このため、記録ヘッドが印字動作中に用紙からはみ出す虞のない領域については重ね合わせ時間を比較的大きくして印刷処理のスループットの向上を図ることができ、記録ヘッドが印字処理中に用紙からはみ出す虞のある領域については重ね合わせ時間を比較的小さくして記録ヘッドが用紙をはみ出して印字するという不具合の発生を抑制することができる。
また、本発明におけるシリアルプリンタにおいて、前記重ね合わせ時間は、前記用紙の先端位置から該用紙該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置に搬送されるまでは第1の重ね合わせ時間とされ、前記用紙の先端位置から該用紙該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置を超えて搬送されるときは前記第1の重ね合わせ時間よりも小さい第2の重ね合わせ時間とされることを要旨とする。
これによれば、用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの副走査方向長さだけ遡った位置まで搬送されるまでは第1の重ね合わせ時間としてスループットを向上させ、用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの副走査方向長さだけ遡った位置を超えて搬送されるときには第1の重ね合わせ時間よりも小さい第2の重ね合わせ時間とすることで記録ヘッドが印字動作中に用紙をはみ出してしまうという不具合の発生を抑制することができる。
また、本発明は、用紙に対して液体を噴射する記録ヘッドの主走査方向への移動と用紙の副走査方向への搬送とを繰り返すことによって印刷を行い、前記記録ヘッドの移動動作と前記用紙の搬送動作とを、所定の重ね合わせ時間だけ重ね合わせるシリアルプリンタにおいて、予め設定されてドライバにより指定される最小用紙長の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置を最小設定値と、前記用紙の先端から前記最小設定値までの搬送が検出されるまでは前記重ね合わせ時間の制限を解除し、前記用紙が前記最小設定値を超えて搬送されるときには前記重ね合わせ時間を制限することを要旨とする。
これによれば、重ね合わせ時間は用紙が最小設定値まで搬送されるまでは制限が解除されるため、重ね合わせ時間を大きくしてスループットの向上を図ることができ、用紙が最小設定値を超えて搬送されるときは制限される。このため、想定される最小設定値を超える用紙については記録ヘッドの印字動作中に用紙をはみ出すのを確実に防止することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化したシリアルプリンタの一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、シリアルプリンタとしてのインクジェットプリンタ1の機械的構成を示す要部拡大図を示す。
図1において、フレーム11内にはプラテン12が配設されている。フレーム11の左右両側板11a,11b間には、ガイド部材13が前記プラテン12と平行になるように配設されている。
そのガイド部材13には、同ガイド部材13に沿って摺動可能にキャリッジ14が支持されている。キャリッジ14には、ブラックインク及び各種カラーインクを吐出するノズル列からなる記録ヘッド15が用紙としての記録紙Pに対向するように設けられている。記録ヘッド15の各ノズル列は、同じくキャリッジ14に搭載された各インクカートリッジ16からインクの供給を受け記録紙Pに液体を吐出して文字や画像を印字する。
フレーム11の背板11cの外側には、破線で示すように直流モータよりなるキャリッジモータ(以下、CRモータという。)Mcが固設されている。そのCRモータMcはその出力軸が背板11cの内側に突出し、その突出した出力軸には駆動プーリ17が固着されている。駆動プーリ17と相対向する左側には、従動プーリ18が背板11cに回転可能に支持され、両プーリ17,18にてタイミングベルト19を前記ガイド部材13と平行になるように掛装している。そして、前記タイミングベルト19の所定の個所と前記キャリッジ14とが連結されている。従って、前記CRモータMcが正逆回転することによって、キャリッジ14(記録ヘッド15)はガイド部材13に沿って主走査方向に往復動することになる。
駆動プーリ17と従動プーリ18の間の前記背板11cには、符号板20が設けられている。符号板20には、左右方向に所定の間隔(本実施形態では、1/180インチ(=2.54/180センチメートル))毎にスリットが設けられている。符号板20は、前記キャリッジ14に設けたリニア式エンコーダ21(図2参照)によって検出される。このリニア式エンコーダ21は、キャリッジ14の往復移動に伴って符号板20の各スリットを検知し同キャリッジ14のその時の速度(実速度)、移動位置及びキャリッジ14の移動方向を検出するためのパルス信号SG1,SG2を検出するようになっている。
前記背板11cの下部外側には、直流モータよりなる紙送りモータ(以下、紙送りモータPFモータという。)Mpが固設されている。PFモータMpは図示しない紙送りローラ及び従動ローラを回転させて前記記録紙Pを紙送りする。PFモータMpは、ロータリ式エンコーダ22(図2参照)を備えている。
ロータリ式エンコーダ22は、前記キャリッジ14に設けたリニア式エンコーダ21が検知する符号板20がリニア式符号板であるのに対して、PFモータMpの回転に応じて回転する回転板である点が相違するだけで、それ以外はリニア式エンコーダ21と基本的には同じである。このロータリ式エンコーダ22の符号板に形成された複数のスリットの間隔は、本実施形態では1/180インチ(=2.54/180センチメートル))である。そして、PFモータMpが1スリット分回転すると、記録紙Pは1/1440インチ(=2.54/1440センチメートル)だけ紙送りするように構成されている。
そして、ロータリ式エンコーダ22は、PFモータMpの正逆回転に伴って回転する符号板の各スリットを検知し、同記録紙Pその時の速度(実速度)、移動位置及び移動方向を検知するためのパルス信号SG3,SG4を出力するようになっている。
次に、上記のインクジェットプリンタ1に内蔵された印刷制御装置の電気的構成を図2に従って説明する。
図2は、インクジェットプリンタ1に内蔵された印刷制御装置の電気的構成を説明するためのブロック回路図を示す。図2において、印刷制御装置は、ASIC31、CPU32、DCユニット33、PROM34、RAM35、EFPROM36、インターフェース37及びタイマIC38を備えている。
ASIC31は、インターフェース37を介してパソコン等の外部装置のホストコンピュータ40との間でデータの授受を行う。ASIC31は、ホストコンピュータ40からインターフェース37を介して送られてくる印字情報に基づいて印字解像度や記録ヘッド15の駆動波形等を制御する。
CPU32は装置全体を制御する。CPU32は、ホストコンピュータ40からインターフェース37及びASIC31を介して送られてくる印字情報に基づいてPFモータMpの起動スケジュール及び走行スケジュールを設定する。また、CPU32は、同様に印字情報に基づいてCRモータMcの起動及び走行スケジュール、及び記録ヘッド15の印字スケジュールを設定する。
そして、CPU32は、設定したPFモータMpの起動及び走行スケジュールに基づいて、同PFモータMpを駆動制御するに必要な指令信号をDCユニット33に出力する。また、CPU32は、設定したCRモータMcの起動及び走行スケジュールに基づいて同CRモータMcを駆動制御するために必要な指令信号をDCユニット33に出力する。
また、CPU32は、前記印字情報とDCユニット33を介して送られてくるキャリッジ14の停止位置とに基づいて記録ヘッド15が印字開始位置で印字動作可能となるためのキャリッジ14の起動開始位置を演算する。さらに、CPU32は、ヘッドドライバ44を介して記録ヘッド15を駆動制御するようになっている。
DCユニット33は、CRモータドライバ41を介してCRモータMcを駆動制御するとともに、PFモータドライバ42を介してPFモータを駆動制御する。
また、DCユニット33は、紙検出センサ43からの検出信号G5を入力する。この紙検出センサ43は、図示しない給紙モータによって駆動される給紙ローラによってプリンタ内に送り込まれた記録紙Pを検出する。
そして、DCユニット33は、紙検出センサ43からの検出信号G5に基づいてプリンタ内に送り込まれた記録紙Pの先端を検出し、PFモータドライバ42を介してPFモータMpを駆動し同PFモータMpによって記録紙Pを紙送りする。
また、DCユニット33は、前記ロータリ式エンコーダ22からのパルス信号SG3,SG4を入力し、これらパルス信号SG3,SG4に基づいてPFモータドライバ42を介してPFモータMpにて紙送りされる記録紙Pの移動速度及び現在位置を演算する。
DCユニット33は、前記CPU32との間でデータの送受信が行われ、CPU32からの指令信号及び前記リニア式エンコーダ21からのパルス信号SG1,SG2に基づいてCRモータドライバ41を介してCRモータMcを駆動制御する。詳述すると、DCユニット33は、前記リニア式エンコーダ21からのパルス信号SG1,SG2に基づいてキャリッジ14の移動速度及び現在位置を演算する。
また、DCユニット33は、PFモータMpの駆動とCRモータMcの駆動とが所定の重ね合わせ時間だけ重なるように制御する。その具体例を、図3(a),(b)及び図4(a),(b)にそれぞれ示す。
図3(a)に示すように、DCユニット33は、時刻tsにおいてPFモータMpを起動した後、PFモータMpが定速となるように制御して記録紙Pを搬送する。そして、DCユニット33は、このPFモータMpが定速走行中に、時刻t1においてCRモータMcを起動し、CRモータMcを定速走行させる。
PFモータMpによって記録紙Pが所定量送られると、時刻teにおいてPFモータMpは停止し、その時刻teにおいて、キャリッジ14に搭載された記録ヘッド15が印字動作する。図3(a)に示す例では、PFモータMpの停止と同時に記録ヘッド15が印字動作を開始する。この印字動作はCRモータMcの定速走行とともに時刻t2において終了し、CRモータMcの減速後に時刻t3においてCRモータMcが停止する。
また、DCユニット33は、CRモータMcを起動する時刻t1を演算する。
CRモータMcの起動から加速回転領域を経て定回転領域に至るまでの所要時間TAを予め求める。また、定速回転領域になってから、即ち、記録ヘッド15が定速度で移動し始めて同記録ヘッド15が印字を開始する位置まで到達するのに所要時間TBを予め求める。
その求めた両所要時間TA,TBを加算して、CRモータMcが印刷開始位置に到達するまでの所要時間TXを求める。次に、PFモータMpが停止する時刻teからその到達に所要する所要時間TXだけ遡った時刻を、CRモータMcを起動する時刻t1とする。なお、図3(a)に示す例においては、この所要時間TXが重ね合わせ時間、及び第1重ね合わせ時間に相当する。
また、DCユニット33は、記録紙Pにおいて、CRモータMcを起動してもよい量の残紙送り量を演算する。
図3(b)には、図3(a)に示すPFモータMpが時刻tsから時刻teまで駆動される間の記録紙Pの副走査方向への紙送り量を説明する。
図3(b)に示すように、記録紙Pにおいて、PFモータMpの起動時の時刻tsから、駆動停止する時刻teまでの間に、記録紙Pは用紙長X0だけ搬送される。
この用紙長X0において、PFモータMpが起動されてからCRモータMcが起動される時刻t1までの間に、記録紙Pは用紙長X11だけ搬送され、時刻t1から時刻teまでは用紙長X12だけ搬送される。つまり、DCユニット33は、PFモータMpが時刻tsにて起動されて、用紙長X11だけ搬送された後、残紙送り量が用紙長X12となれば、CRモータMcを起動する。
また、図4(a)に示すように、PFモータMpの駆動が停止される時刻teから、補正時間ΔTを経過した後、時刻t12において記録ヘッド15による印字動作を開始するように設定することもできる。図4(a)においても、上記図3(a)の場合と同様に、DCユニット33が各時刻及び各用紙長を算出する。
この場合、CRモータMcの起動タイミングは、PFモータMpの駆動が停止される時刻teから、補正時間ΔTだけ経過してから記録ヘッド15による印字処理が開始されるようにCRモータMcの起動時間を設定する。つまり、時刻teから補正時間ΔTだけ進んだ時刻t12に印字開始されるようにし、この時刻t12から前記所要時間TXだけ遡った時刻t11にCRモータMcを起動するものとする。そして、時刻t13においてCRモータMcの定速回転が停止するとともに印字処理が終了し、その後時刻t14においてCRモータMcの駆動が停止する。なお、図4(a)に示す例においては、所要時間TXから補正時間ΔTを減算した時間(=TX−ΔT)が重ね合わせ時間、及び第2重ね合わせ時間に相当する。
図4(b)に示すように、上記図3(a)の場合と同様に、記録紙Pにおいて、PFモータMpの起動時の時刻tsから、駆動停止する時刻teまでの間に、記録紙Pは用紙長X0だけ搬送される。
そして、この用紙長X0において、PFモータMpが起動されてからCRモータMcが起動される時刻t11までの間に、記録紙Pは用紙長X21だけ搬送され、時刻t11から時刻teまでは用紙長X22だけ搬送される。つまり、この場合、DCユニット33は、PFモータMpが時刻tsにて起動された後、用紙長X21だけ搬送されて、残紙送り量が用紙長X22となれば、CRモータMcを起動する。
なお、DCユニット33は、上述したように算出された所要時間TA、TBと、PROM34に記憶されたPFモータMpの定速回転時の速度と回転停止所要時間等を参照して、前記各用紙長X0,X11,X12,X21,X22を算出する。
ところで、RAM35には用紙長測定カウンタ35aが設けられており、用紙長測定カウンタ35aは記録紙Pが給紙されてから搬送方向に進んだ長さの用紙長を測定する。
そして、DCユニット33は、ドライバにより指定された用紙長L0から測定された用紙長L1を引いた残りの用紙長L2を算出する(図5(a)参照)。
ところで、インクジェットプリンタ1が記録紙Pに印刷中に紙検出センサ43が紙無し(用紙後端)を検出した後でも、記録ヘッド15の下方全面に印刷可能な領域が残っている。この領域をオーバーライドエリアという。記録ヘッド15がこのオーバーライドエリアまで進むと、紙検出センサ43により存在を確認されてCRモータMcが起動された後でも記録ヘッド15の印字面に記録紙Pが存在しない場合がある。なお、オーバーライドエリアの記録紙P搬送方向長さ(副走査方向長さ)を用紙長Loとする。
図5(a)に示すように、DCユニット33は、例えば、ドライバが指定する用紙長L0の後端位置から前記用紙長Loだけ遡った位置を所定位置A1とする。
そして、DCユニット33は、記録紙Pの先端位置A0から所定位置A1までの搬送が検出されると、前記重ね合わせ時間を変更する。
例えば、DCユニット33は、重ね合わせ時間を、先端位置A0から所定位置A1に搬送されるまでは所定時間TXとし、所定位置A1を超えて搬送されるときには所定時間(Tx−ΔT)に変更する。
また、図5(b)に示すように、DCユニット33は、例えば、予め設定された最小用紙長Lmに対して、この最小用紙長Lmの後端位置から用紙長Loだけ遡った位置を、最小設定値としての所定位置A2とする。この最小用紙長Lmの値は、PROM34に予め記憶されている。
そして、この場合、DCユニット33は、ドライバにより指定された最小用紙長Lmから測定された用紙長L1を引いた残りの用紙長L3を算出する。
DCユニット33は、例えば、最小用紙長Lmの後端位置から用紙長Loだけ遡った位置を所定位置A2とする。そして、上記図5(a)で示したように、所定位置A2を基準に前記重ね合わせ時間を変更する。
また、DCユニット33は、図5(b)に示すように所定位置A2が設定されている場合に、記録紙Pの先端位置A0から所定位置A2までの搬送が検出されるまでは、前記重ね合わせ時間の制限を解除し、記録紙Pが所定位置A2を超えて搬送されるときには重ね合わせ時間を所定の重ね合わせ時間とする。
また、DCユニット33は、CRモータMcが起動されてから、記録ヘッド15の印字面の少なくとも一部分が記録紙Pにかからないことが検出されると、記録紙Pが下方に存在しないノズルを検出する。このノズルの検出は、後端を検出してからの記録紙Pの紙送り量と、紙検出センサ43と記録ヘッド15の間の距離によって求められる。DCユニット33は、この検出したノズルに基づいて、記録ヘッド15が記録紙Pをはみ出す部分についてはノズルからインクを吐出しないよう印刷データにマスクをかける。詳述すると、DCユニット33は、先ず、記録ヘッド15による印字処理を中止して、記録ヘッド15を印字開始位置に復帰させる。それとともに、DCユニット33は、記録紙Pの後端よりもはみ出す領域の印刷データに対して、記録ヘッド15からインクが吐出されないようにマスクをかけて、印字処理を再開するように制御する。
次に、上記のように構成されたインクジェットプリンタ1の作用を図6乃至図8に示すフローチャートに従って説明する。なお、このフローチャートは1回の給紙毎に行われる処理であり、図6において記録紙Pがオーバーライドエリアに突入する前から突入した直後の処理を示すフローチャートである。
なお、本実施形態においては、DCユニット33は、図5(a)に示す所定位置A1を採用している。
DCユニット33は、プリンタに給紙されたと判断したとき(ステップS1)、RAM35に設けた用紙長を計測する用紙長測定カウンタ35aの内容(用紙長)を「0」にリセットする(ステップS2)。この用紙長測定カウンタ35aは、PFモータMpの駆動によりカウントアップされる。
続いて、PFモータMpを起動して記録紙Pの搬送を開始する(ステップS3)。その後、DCユニット33は、CRモータMcの起動タイミングを演算し、CRモータMcを起動してよい残紙送り量となる用紙長X12を算出する(ステップS4)。
そして、残紙送り量が用紙長X12以下であるか否か判断する(ステップS5)。残紙送り量がX12以下であれば(ステップS5,YES)、CRモータMcが起動される(ステップS6)。残紙送り量が用紙長Xよりも大きければ(ステップS5,NO)、残紙送り量が用紙長X12よりも小さくなるまでこの処理が繰り返される。
その後、後述する印字処理が行われ(ステップS6)、DCユニット33は、印字を終了してよいか否か判断する(ステップS7)。印字を終了してよければ(ステップS7,YES)、DCユニット33はキャリッジ14の終了を待ち(ステップS8)、記録紙Pが排紙される(ステップS9)。こうして、この処理は終了する。
また、まだ印字を終了してはいけない場合(ステップS7,NO)、即ちまだ印字するデータが残っている場合、キャリッジ14の終了を待ち(ステップS10)、キャリッジ14の移動終了後に再びステップS3に戻って、紙送りの起動からの処理が繰り返される。なお、図6では、ステップS10においてキャリッジ14の移動が終了(キャリッジ14が停止)してから、ステップS3に戻って次段階の紙送り起動をするように表しているが、DCユニット33は、キャリッジ14の移動が終了する前に次段階の紙送りを起動する。即ち、DCユニット33は、紙送りとキャリッジ14の移動とを重ね合わせるとともに、キャリッジ14の移動と次段階の紙送りとを重ね合わせている。これによって、用紙(記録紙P)1枚当たりの処理時間を短くしている。なお、図6のフローチャート通りにキャリッジ14の移動終了を待って次段階の紙送り起動を行ってももちろんよい。このように、DCユニット33は、パソコン等から送信された印字データの印字がすべて終了するまで処理を行う。
次に、上記フローチャートで示したステップS6の印字処理について説明する。本実施形態ではこの印字処理を2通り説明する。
図7に示す印字処理(ステップS6)では、DCユニット33は、先ずキャリッジを起動し(ステップS11)、その後、記録ヘッド15がオーバーライドエリアに突入したか否かを判定する(ステップS12)。
オーバーライドエリアに突入していれば(ステップS12,YES)、DCユニット33は、重ね合わせ時間をより小さい値に変更する(ステップS13)。その後、後述するステップS14〜S16の処理を行って処理を終了する。
一方、記録ヘッド15がオーバーライドエリアに突入していなければ(ステップS12,NO)、印字起動して(ステップS13)、印字処理の終了を待つ(ステップS14)。その後、紙送り終了を待ち(ステップS15)、この処理を終了する。
また、図8に示す印字処理(ステップS6)では、DCユニット33は、先ずキャリッジを起動し(ステップS21)、その後、記録ヘッド15がオーバーライドエリアに突入したか否かを判定する(ステップS22)。記録ヘッド15がオーバーライドエリアに突入していなければ(ステップS22,NO)、印字起動し(ステップS23)、印字処理の終了を待つ(ステップS24)。その後、紙送り終了、即ちPFモータMpが停止していることを確認し(ステップS25)、この処理を終了する。
一方、記録ヘッド15がオーバーライドエリアに突入していれば(ステップS22,YES)、DCユニット33は、記録ヘッド15の下方全体に記録紙Pがあるか否か判断する(ステップS26)。記録ヘッド15の下方に記録紙Pがあれば(ステップS26,YES)、上記ステップS23〜S25の処理を行って処理を終了する。
また、記録ヘッド15の下方全体に記録紙Pがなければ(ステップS26,NO)、DCユニット33は、記録ヘッド15のマスク量を決定する(ステップS27)。そして、印字起動をさせない(ステップS28)。その後、紙送り終了を待ち(ステップS29)、キャリッジ14の移動動作の終了を待つ(ステップS30)。そして、キャリッジ14の移動が終了すれば、キャリッジ14を駆動前の元の位置に戻す(ステップS31)。その後、ステップS21からの処理を行う。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、図7のステップS13に示すように、記録紙Pが所定位置A1まで搬送されると変更される。このため、記録ヘッド15が印字動作中に記録紙Pからはみ出す虞のない領域、即ちドライバ指定の用紙長L0から用紙長Loを含まない領域については、重ね合わせ時間を比較的大きくして(Tx)、印刷処理のスループットの向上を図ることができる。また、記録ヘッド15が印字処理中に用紙からはみ出す虞のある領域、即ち、用紙長Loに対応する領域(オーバーライドエリア)については、重ね合わせ時間を比較的小さくして(Tx−ΔT)、記録ヘッド15が記録紙Pをはみ出して印字するという不具合の発生を抑制することができる。
(2)本実施形態では、記録紙Pの後端よりもはみ出す部分の印刷データにはマスクがかけられてインクが吐出されないので、記録ヘッド15の印字面が印字動作にともない記録紙Pをはみ出してしまう場合であっても、記録ヘッド15が記録紙Pをはみ出して印字するのを防止し、プラテン12が汚れるのを防止することができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を上記第1実施形態との相違点を中心に図9及び図10に従って説明する。なお、第1実施形態と同様な構成部分については同一符号を付してその説明を省略する。
この第2実施形態は、上述した第1実施形態における図6乃至図8に示した処理と同様に、記録紙Pに印字処理を施す際の処理の一態様について説明するものである。なお、その他のインクジェットプリンタ1の有する機能及びインクジェットプリンタ1が実行する処理については第1実施形態と同様である。
本実施形態においては、DCユニット33は図5(b)に示す所定位置A2を採用している。
図9に示すように、DCユニット33は、プリンタに記録紙Pが給紙されたと判断すると(ステップS41)、RAM35に設けた用紙長を計測する用紙長測定カウンタ35aの内容(用紙長)を「0」にリセットする(ステップS42)。この用紙長測定カウンタ35aは、PFモータMpの駆動によりカウントアップされる。
次に、DCユニット33は、紙送りすると、用紙長測定カウンタ35aにより計測される用紙長L1(図5(b)参照)が、最小用紙長Lmと用紙長Loとの差分(=Lm−Lo)よりも大きくなるか否か判断する(ステップS43)。つまり、紙送りをすると、記録ヘッド15が最小用紙長Lmの場合のオーバーライドエリアに突入するか否かを判断する。用紙長カウンタが前記差分よりも大きくなる場合(ステップS43,YES)、リミット解除フラグはオフとされる(ステップS44)。
用紙長測定カウンタ35aにより計測される用紙長L1が前記差分よりも大きくならない場合(ステップS43,NO)、リミット解除フラグがオン状態とされ(ステップS45)、紙送り起動される(ステップS46)。なお、このリミット解除フラグがオフ状態とされているときは、用紙長X22は制限を受ける。また、このリミット解除フラグがセットされているときは、同用紙長X22は何ら制限を受けない。
その後、DCユニット33は、キャリッジ14の駆動タイミング、つまりCRモータMcを起動してもよい用紙長X22を演算し算出する(ステップS47)。
その後、ステップS48にて後述する印字処理を行う。
そして、印字終了してよいか否か判断する(ステップS49)。印字終了してよければ(ステップS49,YES)、キャリッジ14の終了を待って(ステップS50)、記録紙Pを排紙して(ステップS51)、一連の処理を終了する。
印字終了が不可であれば(ステップS49,NO)、DCユニット33は、キャリッジ14の終了を待ち(ステップS52)、ステップS43に戻る。
次に、図9に示す印字処理(ステップS48)について説明する。
図10に示すように、先ず、DCユニット33は、リミット解除フラグがオン状態であるか否か判断する(ステップS61)。
リミット解除フラグがオフ状態であれば(ステップS61,NO)、残紙送り量がオーバーライド初期値よりも大きいか否か判断する(ステップS62)。残紙送り量がオーバーライド初期値よりも大きければ(ステップS62,YES)、用紙長X22をオーバーライド初期値に補正する(ステップS63)。
DCユニット33は、用紙長X22がオーバーライド初期値よりも小さければ(ステップS62,YES)、またはステップS63にて用紙長X22がオーバーライド量初期値に補正されれば、残紙送り量は用紙長X22以下であるか否か判断する(ステップS64)。
一方、リミット解除フラグがオン状態であれば(ステップS61,YES)、用紙長X22は何ら制限されることなく設定されて、残紙送り量が用紙長X22以下であるか否か判断する(ステップS64)。
残紙送り量が用紙長X22以下でなければ(ステップS64,NO)、同量が用紙長X22以下となるまでこの処理は繰り返される。
残紙送り量が用紙長X22以下であれば(ステップS64,YES)、DCユニット33はキャリッジ14を起動する(ステップS65)。その後、印字起動し(ステップS66)、更には印字終了待ちする(ステップS67)。
そして、DCユニット33は、紙送りの終了、即ちPFモータMpが停止していることを確認し(ステップS68)、この処理は終了する。
(1)本実施形態では、重ね合わせ時間に対応する残紙送り量の用紙長X22は、記録紙Pが最小設定値による所定位置A2まで搬送されるまでは制限が解除されるため、重ね合わせ時間を大きくしてスループットの向上を図ることができる。また、記録紙Pが前記所定位置A2を超えて搬送されるときは、残紙送り量の用紙長X22は制限される。つまり、重ね合わせ時間は制限される。このため、想定される所定位置A2を超える記録紙Pについては記録ヘッド15の印字動作中に記録紙Pをはみ出すのを確実に防止することができる。
なお、実施の形態は、上記に限定されず以下の変形例を採用することもできる。
(変形例1)上記各実施形態において、重ね合わせ時間をどのように算出してもよく、例えば、プリンタの個体差(メカばらつき)や経年変化、環境変化等による補正値を考慮して、PFモータMpが回転停止してから、所定時間経過後にCRモータMcの印字動作が開始されるようにしてもよい。
(変形例2)上記各実施形態において、重ね合わせ時間が変更される所定位置A1,A2は、インクジェットプリンタ1におけるオーバーライドエリアに基づいて設定したが、この重ね合わせ時間を変更する所定位置はどのように設定してもよい。例えば、重ね合わせ時間が小さい値に変更される領域を、オーバーライドエリアよりも大きくなるように設定してもよい。
(変形例3)上記各実施形態において、重ね合わせ時間の変更を多段階にて行うようにしてもよい。
(変形例4)上記第1実施形態において、図8のステップS26の判定でNOとなり、ステップS27を実施した後、ステップS28からステップS31までの処理で印字起動させずにキャリッジ14を駆動前の位置へ戻す代わりに、ステップS27で決定したマスク量によりマスク処理を実施してそのまま処理を終了してもよい。そうすると、キャリッジ14を元の位置に戻すリトライ動作を不要にし、用紙(記録紙P)1枚当たりの処理時間を短くすることができる。
インクジェットプリンタのキャリッジ周辺の構成を説明するための斜視図。 インクジェットプリンタの電気的構成を説明するためのブロック図。 (a)及び(b)は、PFモータとCRモータの動作を説明する説明図。 (a)及び(b)は、PFモータとCRモータの動作を説明する説明図。 (a)及び(b)は、記録紙の所定位置の一例を説明する説明図。 DCユニットが行う処理動作を説明するフローチャート。 図6における印字処理を説明するフローチャート。 図6における印字処理を説明するフローチャート。 DCユニットが行う処理動作を説明するフローチャート。 図9における印字処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1…シリアルプリンタとしてのインクジェットプリンタ、15…記録ヘッド、33…変更手段としてのDCユニット、43…検出手段としての紙検出センサ、P…用紙としての記録紙、A1,A2…所定位置、TX…重ね合わせ時間及び第1の重ね合わせ時間、(TX−ΔT)…重ね合わせ時間及び第2の重ね合わせ時間、Lm…最小設定値としての最小用紙長。

Claims (3)

  1. 用紙に対して液体を噴射する記録ヘッドの主走査方向への移動と用紙の副走査方向への搬送とを繰り返すことによって印刷を行い、
    前記記録ヘッドの移動動作と前記用紙の搬送動作とを、所定の重ね合わせ時間だけ重ね合わせるシリアルプリンタにおいて、
    前記用紙の先端位置から該用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置まで搬送されたことが検出されると、前記重ね合わせ時間をより小さい値に変更することを特徴とするシリアルプリンタ。
  2. 請求項1に記載のシリアルプリンタにおいて、
    前記重ね合わせ時間は、
    前記用紙の先端位置から該用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置に搬送されるまでは第1の重ね合わせ時間とされ、
    前記用紙の先端位置から該用紙が該用紙の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置を超えて搬送されるときは前記第1の重ね合わせ時間よりも小さい第2の重ね合わせ時間とされることを特徴とするシリアルプリンタ。
  3. 用紙に対して液体を噴射する記録ヘッドの主走査方向への移動と用紙の副走査方向への搬送とを繰り返すことによって印刷を行い、
    前記記録ヘッドの移動動作と前記用紙の搬送動作とを、所定の重ね合わせ時間だけ重ね合わせるシリアルプリンタにおいて、
    予め設定されてドライバにより指定される最小用紙長の後端位置からオーバーライドエリアの前記副走査方向長さだけ遡った位置を最小設定値とし、
    前記用紙の先端から前記最小設定値までの搬送が検出されるまでは前記重ね合わせ時間の制限を解除し、
    前記用紙が前記最小設定値を超えて搬送されるときには前記重ね合わせ時間を制限することを特徴とするシリアルプリンタ。
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