JP2015156387A - コネクタ - Google Patents

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尚一 長坂
Shoichi Nagasaka
尚一 長坂
巧 中岸
Takumi Nakagishi
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Abstract

【課題】本発明は、端子収容部に設けられたランスの端子金具に対する保持力の向上を図ることができるとともに生産効率の向上を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。【解決手段】電線7に接続される電線接続部3と、相手方の端子金具に接続される電気接触部5と、電線接続部3と電気接触部5との間に設けられた筒部4と、を備えた端子金具2と、前記端子金具2を収容する端子収容部61が設けられたハウジング6と、を備えている。ハウジング6には、一端が端子収容部61の内面に連なり他端が自由端となり端子金具2の筒部4に向かって伸びたランス65が設けられ、筒部4には開口部4aが形成されており、開口部4aの電気接触部5側の縁部には、ランス65の自由端に係止する係止部45が設けられている。係止部45は、開口部4aの前記縁部から筒部4の内側方向に突出するように設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、端子金具と前記端子金具を収容する端子収容部が設けられたハウジングとによって構成されたコネクタに関する。
移動体としての自動車には、多種多様な電子機器が搭載されている。この電子機器に電力や制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスが用いられる。ワイヤハーネスは、複数の電線とコネクタとを備えている。コネクタは、電線の端末に取り付けられる端子金具と、前記端子金具を収容する複数の端子収容部が設けられたハウジングと、を備えている(例えば、特許文献1参照)。図7は、特許文献1に示された従来のコネクタを示す断面図である。図8は、図7に示されたコネクタを構成する端子金具の一部を示す斜視図である。
図7、図8に示すように、上記端子金具102は、電線7に接続される電線接続部103と、前記電線接続部103に連なり、相手方の端子金具に接続される電気接触部105と、前記電気接触部105に設けられた係止部145と、を備えている。端子金具102は、その長手方向Nに沿って端子収容部161に挿入される。そして、端子金具102の係止部145が端子収容部161のランス165に係止されるとともに、端子金具102が端子収容部161に収容される。係止部145がランス165に係止されると、電線7が引っ張られた際においても、電線7に接続された端子金具102は端子収容部161から抜け出ることが防止される。
上記係止部145は、電気接触部105から端子収容部161のランス165に向かって突出するように設けられている。即ち、係止部145は電気接触部105から外側方向に突出するように設けられている。
また、係止部145は、電線接続部103側が開口するように電気接触部105を構成する外壁105aが電気接触部105の外側方向に打ち出されることで形成された係止突部146と、係止突部146の一部が電気接触部105の内側方向に打ち出されることで形成された内向き突部147と、を備えている。この係止部145は、電気接触部105の外壁105aが外側方向に打ち出されることで係止突部146が形成された後、係止突部146が内側方向に打ち出されることで内向き突部147が形成されることで構成されている。
上記端子収容部161には、一端が端子収容部161の内面に連なり他端が自由端となるランス165が設けられている。ランス165は、端子収容部161の幅方向の中央部に設けられている。このランス165の幅方向に沿った寸法は、端子金具102に設けられた内向き突部147の幅方向に沿った寸法Lよりも小さくなるように形成されている。
上述した構成の従来のコネクタ101には、係止部145が、電気接触部105の外壁105aが外側方向に打ち出されることで形成された係止突部146と、係止突部146が内側方向に打ち出されることで形成された内向き突部147と、を備えているので、係止突部146の外側方向に打ち出された寸法T1と、内向き突部147の内側方向に打ち出された寸法T2と和である寸法T3が係止部145のランス165に対する係り代となる。このように従来のコネクタ101は、係止部145の係り代、即ち寸法T3を大きくすることで、ランス165の端子金具102に対する保持力を大きくしていた。
特開2004−47227号公報
しかしながら、上述した従来のコネクタ101には、以下に示す問題点があった。即ち、コネクタ101の端子金具102に設けられた係止部145は、電気接触部105の外壁105aが外側方向に打ち出されて係止突部146が形成された後、係止突部146が内側方向に打ち出されて内向き突部147が形成されることで構成されていたので、内向き突部147が形成されると同時に、係止突部146の外表面から凹の凹み147´が形成されてしまうこととなる。この凹み147´が形成されてしまうことで係止部145のランス165に対する接触面積が小さくなってしまい、そのために、ランス165の端子金具102に対する保持力が小さくなってしまうという問題があった。また、係止部145は、電気接触部105の外壁105aが外側方向に打ち出されて係止突部146が形成された後、係止突部146が内側方向に打ち出されて内向き突部147が形成されることで構成されていたので、端子金具102を形成する手間がかかり、そのためにコネクタ101を製造する際にかかる所要時間が長時間化して、コネクタ101の生産効率を低下させる虞れがあった。
本発明は、上記課題に係る問題を解決することを目的としている。即ち、本発明は、端子収容部に設けられたランスの端子金具に対する保持力の向上を図ることができるとともに、生産効率の向上を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、電線に接続される電線接続部と、相手方の端子金具に接続される電気接触部と、前記電線接続部と前記電気接触部との間に設けられた筒部と、を備えた端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部が設けられたハウジングと、を備え、前記ハウジングには、一端が前記端子収容部の内面に連なり他端が自由端となり前記端子金具の前記筒部に向かって伸びたランスが設けられ、前記筒部には開口部が形成されており、前記開口部の前記電気接触部側の縁部には、前記ランスの前記自由端に係止する係止部が設けられたコネクタにおいて、前記係止部は、前記開口部の前記縁部から前記筒部の内側方向に突出するように設けられていることを特徴とするコネクタである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記係止部は、前記筒部を構成する外壁の一部が、前記筒部の内側方向に曲げられることで形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2に記載のコネクタにおいて、前記係止部の表面には凹凸が形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の本発明によれば、電線に接続される電線接続部と、相手方の端子金具に接続される電気接触部と、前記電線接続部と前記電気接触部との間に設けられた筒部と、を備えた端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部が設けられたハウジングと、を備え、前記ハウジングには、一端が前記端子収容部の内面に連なり他端が自由端となり前記端子金具の前記筒部に向かって伸びたランスが設けられ、前記筒部には開口部が形成されており、前記開口部の前記電気接触部側の縁部には、前記ランスの前記自由端に係止する係止部が設けられている。前記係止部は、前記開口部の前記縁部から前記筒部の内側方向に突出するように設けられており、係止部のランスに対する接触面積が大きくなり、端子収容部に設けられたランスの端子金具に対する保持力の向上を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。
請求項2記載の本発明によれば、前記係止部は、前記筒部を構成する外壁の一部が、前記筒部の内側方向に曲げられることで形成されているので、端子金具を形成するための手間が低減されることとなり、そのためにコネクタを製造する際にかかる所要時間が短時間化して、生産効率の向上を図ることができる。
請求項3記載の本発明によれば、前記係止部の表面には凹凸が形成されているので、係止部の表面の摩擦抵抗が大きくなり、係止部がランスの自由端に対して滑りにくくなり、より一層、端子収容部に設けられたランスの端子金具に対する保持力の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態にかかるコネクタを示す断面図である。 図1に示されたコネクタを構成する端子金具を示す斜視図である。 図2中のI−I線に沿う断面図である。 図3中のII−II線に沿う断面図である。 図2に示された端子金具の変形例を示す断面図である。 図5に示された端子金具の他の変形例を示す断面図である。 従来のコネクタを示す断面図である。 図7に示されたコネクタを構成する端子金具の一部を示す斜視図である。
本発明の一実施の形態にかかるコネクタを図1ないし図4を参照して説明する。
コネクタ1は、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成するものであり、図1に示すように、ワイヤハーネスを構成する電線7の端末に取り付けられる端子金具2と、前記端子金具2を収容する端子収容部61が設けられたハウジング6と、を備えている。
上記端子金具2は、導電性の板金が折り曲げられることで得られるものである。また、端子金具2は、図2〜図4に示すように、電線7に接続される電線接続部3と、前記電線接続部3に連なり、端子収容部61に設けられた後述するランス65に係止するハウジング取付部4と、前記ハウジング取付部4に連なり、相手方の端子金具に接続される電気接触部5と、を備えている。この端子金具2は、電線接続部3が電線7に接続された状態で、電気接触部5側からハウジング6の端子収容部61に挿入される。端子金具2は、その長手方向Nに沿って端子収容部61に挿入される。
上記電線接続部3は、図2、図3に示すように、電線7を表面上に位置付ける基壁31と、前記基壁31の幅方向の両端部から立設し電線7の芯線71を圧着する一対の芯線圧着片32と、基壁31の幅方向の両端部から立設し電線7の絶縁被覆を圧着する一対の絶縁被覆圧着片33と、を備えている。
電線接続部3は、端部が皮剥きされて芯線71が露出した状態の断面丸形の電線7が基壁31上に載置された後、この電線7の芯線71部分を基壁31に向かって押しつける方向に芯線圧着片32が曲げられて、即ち芯線圧着片32で電線7の芯線71部分をかしめて電線7と電気的に接続される。また同様に、この電線7の被覆部分を基壁31に向かって押しつける方向に絶縁被覆圧着片33が曲げられて、即ち絶縁被覆圧着片33で電線7の絶縁被覆部分をかしめて電線7と固定される。また、図2、図3は、芯線圧着片32及び絶縁被覆圧着片33が電線をかしめる前の状態を示している。
上記ハウジング取付部4は、図2、図3に示すように、基壁31に連なる基壁42と、前記基壁42と間隔をあけて設けられた第1対向壁43と、基壁42及び第1対向壁43の幅方向の両端部を連結する一対の側壁44a、44bと、によって中空角柱状に形成された第1筒部41と、端子収容部61に設けられたランス65に係止する係止部45と、を備えている。即ち、第1対向壁43はハウジング取付部4を構成している。ハウジング取付部4は、上記電線接続部3と電気接触部5との間に設けられている。ハウジング取付部4は、特許請求項の範囲に示された「筒部」に相当する。また、第1対向壁43は、特許請求項の範囲に示された「外壁」に相当する。
上記第1筒部41には、第1対向壁43から一対の側壁44a、44bのうち一方の側壁44aに亘って設けられ、これら第1対向壁43及び一方の側壁44a、を貫通した開口部4aが設けられている。
上記係止部45は、図4に示すように、第1対向壁43の一部が第1筒部41の内側方向に曲げられることで形成されている。即ち、係止部45は、開口部4aの電気接触部5側の縁部から第1筒部41の内側方向に突出するように設けられている。この係止部45の電線接続部3側の表面には複数の凸部45aが形成されている。即ち、係止部45の電線接続部3側の表面には複数の凸部45aが形成されており、該係止部45の表面は凹凸に形成されている。凸部45aは半球状に形成されている。
上記電気接触部5は、基壁42に連なる基壁52と、ハウジング取付部4の第1対向壁43に連なる第2対向壁53と、ハウジング取付部4に設けられた一対の側壁44a、44bそれぞれに連なる一対の側壁54と、によって中空角柱状に形成された第2筒部51と、ばね片55と、を備えている。
上記第2筒部51は、ハウジング取付部4から離れた端部、即ち端子金具2の一端部2a(図3に示す)に挿入口が設けられ、該挿入口から相手方の端子金具の挿入子が挿入される。第2筒部51の第2対向壁53の内面には、該第2対向壁の内面から基壁52に向かって突出した突出部53aが設けられている。この突出部53aは、長手方向Nに沿って伸びている。
上記ばね片55は、第2筒部51を形成する基壁52の内面に取り付けられている。そして、ばね片55は、第2筒部51の内側に挿入された挿入子を第2対向壁53に向かって付勢する。
また、相手方の端子金具の挿入子は電気接触部5に挿入されると、突出部53aとばね片55とに弾性的に接触される。このことにより、相手方の端子金具と端子金具2とが電気的に接続される。
上記ハウジング6は絶縁性の合成樹脂から構成されている。このハウジング6は、内側に上記端子金具2を収容する複数の端子収容部61と、ランス65と、を備えている。図1では、複数の端子収容部61のうち1つのみを示し、他の端子収容部61は省略されている。
上記端子収容部61は、底壁62と、前記底壁62と間隔をあけて設けられた天井壁63と、底壁62と天井壁63との幅方向の両縁部を連結する一対の側壁64と、によって、長手方向Nに沿って伸びた筒状に形成されている。即ち、端子収容部61の長手方向Nに沿った両端部6a、6bは、ハウジング6の外部と連通している。このような端子収容部61には、長手方向Nに沿った一端部6aから他端部6bに向かって上述した端子金具2が挿入される。
上記ランス65は棒状に形成されている。このランス65は、端子収容部61の長手方向Nの中央部に設けられている。ランス65は、その長手方向Nの一端が底壁62の内面に連なり、他端が自由端となっている。また、ランス65は一端から他端に向かうにしたがって、底壁62から天井壁63に向かう方向に傾斜している。即ち、ランス65の他端(自由端)は端子金具2のハウジング取付部4に向かって伸びている。また、ランス65には、その他端に設けられ、端子金具2の係止部45に当接する当接部66と、前記当接部66よりも底壁62側に設けられ、当接部66よりも端子収容部61の一端部6aに突出した口ばし部67と、が設けられている。この口ばし部67は、当接部66が係止部45に当接すると電気接触部5を構成する第2対向壁53の外表面に沿う。また、本発明では、ランス65の当接部66が端子金具2の係止部45に当接することを「端子金具2(係止部45)がランス65に係止する」と表現する。
次に、上述した構成のコネクタ1の組み立て手順について説明する。
まず、電線7の端末に接続された状態の端子金具2の電気接触部5側を端子収容部61に近付けて、端子金具2を一端部6aから端子収容部61に挿入する。電気接触部5がランス65と相対する位置を通過する際には、電気接触部5がランス65を底壁62に近付く方向に押し付ける。こうして電気接触部5は、ランス65を底壁62に近付く方向に弾性変形させながら通過する。
そして、端子金具2が端子収容部61に挿入されて、電気接触部5が端子収容部61の他端部6bに位置付けられる、即ち、端子金具2が端子収容部61に収容されると、弾性変形していたランス65が元の位置に復元し、ランス65の当接部66が係止部45に当接する。即ち、端子金具2(係止部45)がランス65に係止する。このことにより、端子金具2が端子収容部61から抜け出ることが防止される。こうしてコネクタが組み立てられる。
上述した実施形態によれば、係止部45は、開口部4aの縁部からハウジング取付部4の内側方向に突出するように設けられているので、係止部45のランス65に対する接触面積が大きくなり、ランス65の端子金具2に対する保持力の向上を図ることができる。よって、端子収容部61に設けられたランス65の端子金具2に対する保持力の向上を図ることができるコネクタ1を提供することができる。
また、係止部45は、ハウジング取付部4を構成する第1対向壁41の一部が、ハウジング取付部4の内側方向に曲げられることで形成されているので、端子金具2を形成するための手間が低減されることとなり、そのためにコネクタ1を製造する際にかかる所要時間が短時間化して、生産効率の向上を図ることができる。
また、係止部45の表面には凹凸が形成されているので、係止部45の表面の摩擦抵抗が大きくなり、係止部45がランス65の自由端に対して滑りにくくなり、より一層、端子収容部61に設けられたランスの65の端子金具2に対する保持力の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、図4に示すように、係止部45は電線接続部3側の表面に形成された凸部45aが半球状に形成されている。即ち、凸部45aは平面視が円形状に形成されているが、本発明はこれに限ったものではなく、図5に示すように、係止部45´は電線接続部3側の表面に形成された凸部45a´が方体状に形成されていてもよい。即ち、係止部45´は電線接続部3側の表面に凹凸が形成されていれば、凸部45a´は平面視が矩形状に形成されていていてもよい。
また、上述した実施形態では、係止部45、係止部45´の電線接続部3側の表面には凸部45a、凸部45a´が形成されているが、本発明はこれに限ったものではなく、凸部45a、凸部45a´はなくてもよい。
また、上述した実施形態によれば、電気接触部5は第2筒部51とばね片55とを備え、中空角柱状に形成された雌型の端子金具2であるが、本発明はこれに限ったものではなく、図6に示すように、電気接触部5´は、雄型の端子金具2´に設けられた挿入子であってもよい。また、図6において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 コネクタ
2、2´ 端子金具
3 電線接続部
4 ハウジング取付部
5、5´ 電気接触部
6 ハウジング
7 電線
43 第1対向壁(外壁)
45 係止部
61 端子収容部
65 ランス
請求項1に記載の本発明は、電線に接続される電線接続部と、相手方の端子金具に接続される電気接触部と、前記電線接続部と前記電気接触部との間に設けられた筒部と、を備えた端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部が設けられたハウジングと、を備え、 前記ハウジングには、一端が前記端子収容部の内面に連なり他端が自由端となり前記端子金具の前記筒部に向かって伸びたランスが設けられ、前記筒部には開口部が形成されており、前記開口部の前記電気接触部側の縁部には、前記ランスの前記自由端に係止する係止部が設けられたコネクタにおいて、前記係止部は、前記開口部の前記縁部から前記筒部の内側方向に突出するように設けられ、前記ランスに係止された際に当接される表面を有し、該表面に複数の凸部が散点状に形成され、前記凸部が、半球状に形成されていることを特徴とするコネクタである。
請求項1記載の本発明によれば、電線に接続される電線接続部と、相手方の端子金具に接続される電気接触部と、前記電線接続部と前記電気接触部との間に設けられた筒部と、を備えた端子金具と、前記端子金具を収容する端子収容部が設けられたハウジングと、を備え、前記ハウジングには、一端が前記端子収容部の内面に連なり他端が自由端となり前記端子金具の前記筒部に向かって伸びたランスが設けられ、前記筒部には開口部が形成されており、前記開口部の前記電気接触部側の縁部には、前記ランスの前記自由端に係止する係止部が設けられている。前記係止部は、前記開口部の前記縁部から前記筒部の内側方向に突出するように設けられており、係止部のランスに対する接触面積が大きくなり、端子収容部に設けられたランスの端子金具に対する保持力の向上を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。また、前記係止部の表面には凹凸が形成されているので、係止部の表面の摩擦抵抗が大きくなり、係止部がランスの自由端に対して滑りにくくなり、より一層、端子収容部に設けられたランスの端子金具に対する保持力の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態にかかるコネクタを示す断面図である。 図1に示されたコネクタを構成する端子金具を示す斜視図である。 図2中のI−I線に沿う断面図である。 図3中のII−II線に沿う断面図である。 図2に示された端子金具の参考例を示す断面図である。 に示された端子金具の変形例を示す斜視図である。 従来のコネクタを示す断面図である。 図7に示されたコネクタを構成する端子金具の一部を示す斜視図である。
なお、上述した実施形態では、図4に示すように、係止部45は電線接続部3側の表面に形成された凸部45aが半球状に形成されている。即ち、凸部45aは平面視が円形状に形成されている。ここで、本発明には当たらないが、図5に示すような参考例として、係止部45´は電線接続部3側の表面に形成された凸部45a´が方体状に形成されていてもよい。即ち、係止部45´は電線接続部3側の表面に凹凸が形成されていれば、凸部45a´は平面視が矩形状に形成されていていてもよい。
また、上述した実施形態では、係止部45、係止部45´の電線接続部3側の表面には凸部45a、凸部45a´が形成されている。ここで、本発明には当たらないが、凸部45a、凸部45a´はなくてもよい。

Claims (3)

  1. 電線に接続される電線接続部と、相手方の端子金具に接続される電気接触部と、前記電線接続部と前記電気接触部との間に設けられた筒部と、を備えた端子金具と、
    前記端子金具を収容する端子収容部が設けられたハウジングと、を備え、
    前記ハウジングには、一端が前記端子収容部の内面に連なり他端が自由端となり前記端子金具の前記筒部に向かって伸びたランスが設けられ、
    前記筒部には開口部が形成されており、前記開口部の前記電気接触部側の縁部には、前記ランスの前記自由端に係止する係止部が設けられたコネクタにおいて、
    前記係止部は、前記開口部の前記縁部から前記筒部の内側方向に突出するように設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記係止部は、前記筒部を構成する外壁の一部が、前記筒部の内側方向に曲げられることで形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記係止部の表面には凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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