JP2015154137A - 位相回転補正方法及び位相回転補正装置 - Google Patents

位相回転補正方法及び位相回転補正装置 Download PDF

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Abstract

【課題】伝送路の変動による位相回転補正量を高精度に算出することができ、受信信号を高精度に復調することができる位相回転補正方法及び位相回転補正装置を提供する。【解決手段】受信信号のシンボル点の位置を識別し、識別されたシンボル点をI軸上又はQ軸上に移動させる位相回転を施し、移動させた軸とは反対の軸の値を位相回転補正量として算出し、算出結果を基に位相回転補正を行う。【選択図】図1

Description

本開示は、携帯電話機等の無線通信装置に用いて好適な位相回転補正方法及び位相回転補正装置に関する。
携帯電話機等の無線通信装置において、フェージング等による伝送路特性の劣化を補正し、精度良く受信データの復調を可能とした技術として、例えば特許文献1や特許文献2に記載されているものが知られている。
特開昭59−006650号公報 特開2010−220105号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された従来技術では、伝送路特性の変動による位相回転補正量を高精度に算出することができないため、受信信号を高精度に復調することができないという課題がある。
本開示は、係る事情に鑑みてなされたものであり、伝送路の変動による位相回転補正量を高精度に算出することができ、受信信号を高精度に復調することができる位相回転補正方法及び位相回転補正装置を提供する。
本開示の位相回転補正方法は、多値変調方式を用いて変調された送信信号を受信する受信装置における位相回転補正方法であって、受信信号のシンボル点の位置を識別する識別ステップと、識別されたシンボル点をI軸上またはQ軸上に移動させる位相回転を施し、移動させた軸とは反対の軸の値を位相回転補正量として算出する算出ステップと、を含み、算出結果を基に位相回転補正を行う。
本開示によれば、伝送路の変動による位相回転補正量を高精度に算出することができ、受信信号の高精度な復調が可能となる。
実施の形態1における無線受信装置の概略構成を示すブロック図 実施の形態1における無線受信装置の位相回転量算出部の概略構成を示すブロック図 実施の形態1における無線受信装置で用いられるシングルキャリアのフレームフォーマットの一例を示す図 パイロット信号及びデータ(16QAM)のマッピング図 実施の形態1における無線受信装置の位相回転補正量算出部の位相回転を説明するための図 実施の形態1における無線受信装置の位相回転補正量算出部の位相回転量出力を説明するための図 実施の形態1における無線受信装置の位相回転補正量算出部の誤判定を説明するための図 実施の形態1における無線受信装置の位相回転補正量算出部の出力値を時間軸上にプロットした図 実施の形態1における無線受信装置の位相回転補正量算出部の閾値の設定の一例を示す図 実施の形態2における無線受信装置の位相回転量算出部の概略構成を示すブロック図 実施の形態2における無線受信装置の位相回転補正量算出部の動作を説明するための図 実施の形態3における無線受信装置の概略構成を示すブロック図 特許文献1に記載された従来の伝送路追従処理を示す図 特許文献2に記載された従来技術の概略構成を示すブロック図 特許文献2に記載された従来技術の伝送路追従処理を模式的に示した図
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(本開示の一形態を得るに至った経緯)
近年、映像や音声などを扱う電子機器の品質が向上するに従いデータの大容量化が進んでおり、これらのデータを通信する通信システムにおいてもデータの大容量化が進んでいる。特に最近では、数G(ギガ)ビットに及ぶ大容量のデータを高速に伝送するために、60GHz帯を含むミリ波帯を用いて数Gbpsの高速伝送を行う無線通信が検討されている。例えば、ミリ波帯を用いたシングルキャリア伝送方式(IEEE802.11adにおいて検討)では、1.76Gシンボル/秒においてPSK(Phase Shift Keying)変調又はQAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調された信号を伝送する。なお、PSK変調とは、BPSK、QSPK、8−PSK、16−PSKを含み、QAM変調とは、16QAM、64QAM、256QAMを含む。
しかし、ミリ波帯における無線通信においては、60GHz帯の伝搬路でも無線通信特有のマルチパスフェージングによる通信品質の劣化が生じる。また、屋内環境における近距離(数十cm〜数m)の無線通信においては、壁、天井、家具、什器、又は周囲の人体における反射によって数nsecから数十nsecの遅延波が生じる。伝送するシンボル時間よりも数倍から数十倍長い遅延波が生ずるとシンボル間干渉が起こり、復調誤りが生じる。
通常、上述した無線通信で使用されるフレームフォーマットは、任意の位置に既知信号が存在し、受信側では、この既知信号を使用して伝送路推定を行うことによって、パケットの残りのデータ部(既知信号以外の部分)の復調を行う。伝送路に時間変動などの要素が存在しない場合は、この処理のみで復調することができるが、伝送路に時間変動の要素が存在する場合は、実際の伝送路特性がパケットの先頭の推定結果から次第にずれてしまい、最終的には復調できなくなる。そのため、パケットを受信する際、伝送路に追従する処理(伝送路追従処理)が必要となる。
伝送路に追従するために、パケットの先頭だけではなくパケットの先頭以外においても適当な時間間隔で伝送路特性の変動を推定できるように既知信号(例えば、パイロット信号)が設けられ、この信号を使用して伝送路に追従する処理が行われている。パイロット信号が挿入されていない通信システムや、パイロット信号を用いた伝送路追従処理だけでは受信性能が満たせないとしてパイロット信号以外も使った伝送路追従処理が、例えば前述した特許文献1及び特許文献2に記載されている。
図13は、特許文献1に記載された従来の伝送路追従処理を示す図である。同図において、θ1〜θ4は各シンボル点の余裕角度である。受信信号の各シンボル点の余裕角度の違いから最も良い余裕角度(θ1)のシンボル点のみを使って位相回転補正量を算出し補正している。
図14は、特許文献2に記載された従来技術の概略構成を示すブロック図である。また、図15は、特許文献2に記載された従来技術の伝送路追従処理を模式的に示す図である。特許文献2に記載された従来技術では、図14の領域判定部100が、図15に示した受信シンボルである位相回転した状態の存在確立から補正する方向を求め、ある微小な補正量(固定値)を用いて補正する。
特許文献1に記載された従来技術では、ある特定のシンボル点のみを使った位相回転補正量を算出するようにしているため、高精度な補正をすることができない。特許文献2に記載された従来技術では、ある微小な補正量(固定値)を用いて補正しているため、位相回転が収束するまでの処理時間(計算時間)がかかり高精度な補正をすることができない。
以下、伝送路特性の変動による位相回転補正量を高精度に算出し、補正することができる位相回転補正方法及び位相回転補正装置について説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における無線受信装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示す無線受信装置17は、シングルキャリアの受信機能を有する無線受信装置であり、受信アンテナ部1と、RF処理部2と、ADC(ADコンバータ)部3と、同期検出部4と、周波数補正部5と、S/P(Serial/Parallel)変換部6と、フーリエ変換(DFT(又はFFT))部7と、伝送路補正部8と、位相誤差補正部9と、逆フーリエ変換(IDFT(又はIFFT))部10と、P/S(Parallel/Serial)変換部11と、位相回転補正部12と、加算部13と、位相回転量算出部14と、復調部15とを備える。なお、位相回転補正部12と位相回転量算出部14は、位相回転補正装置20を構成する。
図2は、位相回転補正装置20の位相回転量算出部14の概略構成を示すブロック図である。同図において、位相回転量算出部14は、I軸(同相成分)のデータを絶対値に変換する絶対値変換部140と、Q軸(直交成分)のデータを絶対値に変換する絶対値変換部141と、絶対値変換部140で絶対値変換されたI軸のデータと閾値との大小比較を行う大小比較部142と、絶対値変換部141で絶対値変換されたQ軸のデータと閾値との大小比較を行う大小比較部143と、大小比較部142及び大小比較部143それぞれの比較結果とI値及びQ値それぞれの符号信号とからシンボル点の位置を判断するシンボル点識別部144と、シンボル点識別部144の出力結果及びI値及びQ値それぞれの符号信号からI値、Q値に対して位相回転を行うと共に位相回転補正量を算出する位相回転補正量算出部145とを備える。位相回転補正量算出部145には、16QAMの場合、45度、71.57度、18.43度の位相回転角のデータが入力される。
図3は、無線受信装置17で用いられるシングルキャリアのフレームフォーマットの一例を示す図である。同図に示すフレームフォーマットは、受信アンテナ部1により受信される受信信号のフォーマットであり、プリアンブル、伝送路推定用フィールド、ヘッダ及びペイロードで構成される。このフォーマットの受信信号を無線受信装置17が受信すると、RF処理部2は、受信アンテナ部1により受信された無線周波数の受信信号を増幅し、直交変調を行ってベースバンド信号に変換する。ADコンバータ部3は、RF処理部2からのベースバンド信号をサンプリングし、デジタル信号に変換する。同期検出部4は、ADコンバータ部3にてデジタル信号に変換された複素ベースバンド信号から同期用の既知のプリアンブル信号を検出し、同期用のタイミング信号を出力する。プリアンブル信号は、DFT部7の窓同期、すなわちシンボル同期に用いられる。
周波数補正部5は、既知のプリアンブル信号を用いてキャリア周波数誤差としてキャリア周波数オフセットを算出し、キャリア周波数オフセットを補正した複素ベースバンド信号を出力する。S/P変換部6は、DFT部7を動作させるためのバッファであり、シリアル信号の複素ベースバンド信号をパラレル信号に変換する。DFT部7は、周波数補正部5のキャリア周波数オフセットの補正を行った時間領域の複素ベースバンド信号を同期検出部4によって検出されたタイミング信号に従って時間−周波数変換を行い、周波数領域の複素信号を出力する。
伝送路補正部8は、既知プリアンブル信号を用いて、送受信装置間の伝送路誤差である振幅及び位相を算出し、伝送路誤差を補正する。位相誤差補正部9は、特定の参照信号として周期的に挿入される既知の参照信号(例えばパイロット信号)を用いて、残留キャリア周波数オフセット及び残留シンボル同期ずれを算出し、周波数領域において、残留シンボル同期ずれによる位相誤差を補正する。IDFT部10は、位相誤差補正部9の出力信号の周波数信号を時間領域の複素ベースバンド信号に変換する。P/S変換部11は、IDFT部10の出力のパラレル信号をシリアル信号に変換する。位相回転補正部12は、位相誤差補正部9によって算出された残留キャリア周波数オフセット推定値と位相回転量算出部14で算出された位相回転補正量を加算部13が加算した結果を用いて、時間領域で位相回転の補正を行う。位相回転量算出部14は、位相回転補正部12の出力より位相回転補正量を算出する。復調部15は、時間領域に変換された位相回転補正後の複素ベースバンド信号であるデジタル変調された信号を復調し、受信データを得る。
次に、位相回転補正装置20の位相回転量算出部14の動作を説明する。図4は、パイロット信号及びデータ(16QAM)のマッピング図である。即ち、図3に示すペイロードのシンボル点を示した図である。送信側では、図4の(a)の白丸で示すシンボル点で送信されるが、受信側では、フェージング等により図4の(b)の黒丸で示すように位相が回転した状態で受信される。このように、位相回転ずれが生じた場合、従来はデータの先頭に挿入されているパイロット信号(BPSK)30を用いて位相回転ずれを算出し、その算出結果に基づいてパイロット信号30以外の信号に対しても位相回転補正行うことで通信品質の劣化を防いでいた。しかしながら、パイロット信号30を用いた位相回転補正だけでは十分に補正することができないため、ペイロードデータ(16QAM)を使って位相回転補正を行う必要がある。以下に16QAMの受信を例に位相回転量の算出について説明する。
図5は、位相回転補正量算出部145の位相回転を説明するための図である。同図は、16QAMの理想シンボル点(白丸)と受信シンボル点(黒丸)をI,Q軸上にプロットした図であり、ある特定の位相回転ずれが発生した状態を示している。図2に示す絶対値変換部140,141が受信I,Q信号を絶対値に変換し、大小比較部142,143が受信I,Q信号の絶対値と閾値の大小比較を行う。そして、シンボル点識別部144が大小比較結果とI,Qの符号信号とによってシンボル点の位置を識別する。そして、位相回転補正量算出部145がシンボル点の位置によって式(1)に示す位相回転を行い、シンボル点をI軸上に移動させる。
Iout=Iin×cosθ - Qin×sinθ、Qout=Iin×sinθ + Qin×cosθ 式(1)
シンボル点の位置が図5の(a)における領域〔1〕であれば−45度回転、〔2〕であれば−71.57度回転、〔3〕であれば−18.43度回転、〔4〕であれば45度回転、〔5〕であれば71.57度回転、〔6〕であれば18.43度回転させて、図5の(b)に示すように、シンボル点をI軸上に移動させる。
シンボル点が理想状態であればI軸上にシンボル点が乗る。この場合、Q値は0になる(図5の(b)の白丸)。しかし、位相回転ずれがある場合はI軸上に乗らないためQ値は0にならない(図5の(b)の黒丸)。そのため、位相回転補正量算出部145は、回転後のQ値を使用してQ値を位相回転補正量として算出する。なお、同じ位相回転ずれでもシンボル点の位置によって受信の各シンボル点と理想シンボル点の距離が異なるため、図6に示すように、シンボル点の位置によってQ値に対してある定数を乗算させることでシンボル点の位置に関係なく位相回転補正量を一定にすることができる。なお、図6は、位相回転補正量算出部145の位相回転量出力を説明するための図である。
位相回転量算出部14で算出された位相回転補正量は、加算部13にて、位相誤差補正部9で算出された残留キャリア周波数オフセット値と加算され、位相回転補正部12に出力されて位相回転補正が行われる。
次に、位相回転補正量算出部145の誤判定に関して説明する。図7は、位相回転補正量算出部145の誤判定を説明するための図である。同図は、領域〔1〕のシンボル点と識別しなければならないところ、閾値を超えてしまったため領域〔2〕と識別されてしまった例を示している。本来であれば領域〔1〕の信号であるため−45度回転させた点AのQ値を位相回転補正量としてなければいけないところ、領域〔2〕と識別されたため、−71.56度移動させた点BのQ値(Q値がマイナス値)を位相回転補正量として出力してしまう。このように急激な変化をした信号に対しては、その値を無視することにより誤判定結果が位相回転補正に影響しないように制御する。
図8は、位相回転補正量算出部145の出力値(位相回転補正量)を時間軸上にプロットした図である。同図に示すように、位相回転補正量が急激に変化した場合は誤判定と判断してその値は使わないようにする。なお、位相回転補正量に関しても平均値を用いることにより位相回転補正を滑らかに行うことができる。
また、閾値に関しても図9に示すように、同じ回転角でもシンボル点の位置によって位相回転補正量が異なるため、均等に位相回転補正量を算出できるようシンボル点毎に閾値を設けたり、誤判定を起こさないように無視する領域(図9の斜線を引いた部分)を設けたりすることも可能である。なお、図9は、位相回転補正量算出部145の閾値の設定の一例を示す図である。
以上のように算出された位相回転補正量は、位相回転補正部12でtanθによる回転角度に変換したのち式(1)を用いて位相回転補正を行い、補正結果を復調部15に出力する。復調部15では位相回転補正されたペイロードデータに対して復調処理を行うため高精度な復調を行うことができる。
このように、実施の形態1における無線受信装置17によれば、伝送路の変動による位相回転補正量を高精度に算出することができ、受信データの高精度な復調が可能となる。
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2における無線受信装置の位相回転量算出部の概略構成を示すブロック図である。なお、実施の形態2における無線受信装置は、前述した実施の形態1における無線受信装置17と一部機能に違いがあるものの構成の概略は同じであるので、17Aの符号を付けて図1を援用することとする。また、図10に示す位相回転量算出部14Aにおいて、前述した実施の形態1における無線受信装置17の位相回転量算出部14と共通する部分に同一の符号を付けている。
図10において、位相回転量算出部14Aは、位相回転量算出部14の絶対値変換部140,141、大小比較部142,143及びシンボル点識別部144と同様のものを備えるとともに、I値に対して定数倍の乗算を行う定数倍部146と、Q値に対して定数倍の乗算を行う定数倍部147と、シンボル点識別部144の出力結果から、定数倍されたI値、Q値に対して45度の位相回転を行うと共に位相回転補正量を算出する位相回転補正量算出部145Aとを備える。位相回転補正量算出部145Aには、45度の位相回転角のデータが入力される。
次に、位相回転量算出部14Aの動作をより詳細に説明する。図11は、位相回転量算出部14Aの位相回転補正量算出部145Aの動作を説明するための図である。即ち、同図は16QAMのシンボル点をI軸,Q軸にマッピングした図である。第1象限の4点を例に具体的に説明すると、第1象限のシンボル点は4点の(1,1),(3,1),(1,3),(3,3)にマッピングされている。閾値を例えば中央の2とすると、I値、Q値に対して閾値以下であればI値、Q値をそれぞれ3倍することにより外側の1点(ある特定の点)40にシンボル点を移動することができる。第2,3,4象限に対しても同様の処理を行うことによって外側の1点(ある特定の点)40にシンボル点を移動することができる。外側の1点(全部で4点)40は45度回転すればI軸上にシンボル点を移動することができるため位相回転補正量算出部145Aをより小規模に実現できる。なお、外側4点に移動して以降の処理は実施の形態1と同じである。
(実施の形態3)
図12は、実施の形態3における無線受信装置の概略構成を示すブロック図であり、一例としてシングルキャリアの受信機能を有する無線受信装置の構成を示している。なお、図12において前述した図1と共通する部分に同一の符号を付けている。同図に示すように、実施の形態3における無線受信装置17Bは、受信アンテナ部1、RF処理部2、ADコンバータ部3、同期検出部4、周波数補正部5、S/P変換部6、フーリエ変換(DFT(又はFFT))部7、伝送路補正部8、位相誤差補正部9、逆フーリエ変換(IDFT(又はIFFT))部10、P/S変換部11、位相回転補正部12、位相回転量算出部14、復調部15及び位相回転補正部16を備えている。
図1の無線受信装置17と図12の無線受信装置17Bとの違いは、無線受信装置17が1つの位相回転補正部12を有しているのに対し、無線受信装置17Bは2つの位相回転補正部12,位相回転補正部16を有している点である。また、無線受信装置17Bにおいては、図12の点線で囲んだ部分がフィードバック型ではなくフィードフォワード型で構成していることも異なる点である。フィードバック型では、ハードウエアで実現した場合に位相回転補正を行うまでに数クロックの時間がかかるため、データの先頭から補正をすることができない。これに対し、フィードフォワード型は、タイミングの調整によってデータの先頭から位相回転補正を行うことができる。なお、位相回転補正部12,16と位相回転量算出部14は、位相回転補正装置20Aを構成する。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
また、上記各実施の形態では、本開示を、ハードウエアを用いて構成する場合を例にとって説明したが、本開示はハードウエアとの連携においてソフトウェアでも実現可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、各機能ブロックの一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここではLSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法にはLSIに限らず、専用回路または汎用プロセッサを用いて実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又は、LSI内部の回路セルの接続、設定が再構成可能なリコンフィグラブル・プロセッサーを利用してもよい。さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、別技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
なお、本開示は、無線通信装置において実行されるキャリア再生方法として表現することが可能である。また、本開示は、キャリア再生方法を実行する機能を有する装置としてのキャリア再生装置、あるいは位相回転補正方法または位相回転補正装置をコンピュータにより動作させるためのプログラムとして表現することも可能である。すなわち、本開示は、装置、方法及びプログラムのうちいずれのカテゴリーにおいても表現可能である。
(本開示の一態様の概要)
本開示の第1の位相回転補正方法は、多値変調方式を用いて変調された送信信号を受信する受信装置における位相回転補正方法であって、受信信号のシンボル点の位置を識別する識別ステップと、識別されたシンボル点をI軸上またはQ軸上に移動させる位相回転を施し、移動させた軸とは反対の軸の値を位相回転補正量として算出する算出ステップと、を含み、算出結果を基に位相回転補正を行う。
また、本開示の第2の位相回転補正方法は、第1の位相回転補正方法であって、前記識別ステップは、閾値を設けることによりシンボル点の位置を判断すると共にシンボル点毎に重み付けを設定し、シンボル点毎の位相回転補正量が均一になるようにした。
また、本開示の第3の位相回転補正方法は、第1の位相回転補正方法であって、前記算出ステップは、算出された前記位相回転補正量を観測し、誤判定がないかどうかを監視する。
また、本開示の第4の位相回転補正方法は、第1の位相回転補正方法であって、前記算出ステップは、算出された前記位相回転補正量を平均化することで位相回転補正が滑らかに行われる。
また、本開示の第5の位相回転補正方法は、第1の位相回転補正方法であって、前記識別ステップは、閾値を設けることによりシンボル点の位置を判断し、シンボル点をある特定の点に集め、前記算出ステップは、集められたシンボル点をI軸上またはQ軸上に移動させる。
本開示の位相回転補正装置は、多値変調方式を用いて変調された送信信号を受信する受信装置における位相回転補正装置であって、受信信号のシンボル点の位置を識別するシンボル点識別部と、識別されたシンボル点をI軸上またはQ軸上に移動させる位相回転を施し、移動させた軸とは反対の軸の値を位相回転補正量として算出する位相回転補正量算出部と、を備え、算出結果を基に位相回転補正を行う。
本開示は、例えば高速伝送を行う無線通信装置などに有用である。
1 受信アンテナ部
2 RF処理部
3 ADC部
4 同期検出部
5 周波数補正部
6 S/P変換部
7 フーリエ変換部
8 伝送路補正部
9 位相誤差補正部
10 逆フーリエ変換部
11 P/S変換部
12,16 位相回転補正部
13 加算部
14,14A 位相回転量算出部
15 復調部
17,17A,17B 無線受信装置
20,20A 位相回転補正装置
140,141 絶対値変換部
142,143 大小比較部
144 シンボル点識別部
145,145A 位相回転補正量算出部
146,147 定数倍部

Claims (6)

  1. 多値変調方式を用いて変調された送信信号を受信する受信装置における位相回転補正方法であって、
    受信信号のシンボル点の位置を識別する識別ステップと、
    識別されたシンボル点をI軸上またはQ軸上に移動させる位相回転を施し、移動させた軸とは反対の軸の値を位相回転補正量として算出する算出ステップと、を含み、
    算出結果を基に位相回転補正を行うことを特徴とする位相回転補正方法。
  2. 前記識別ステップは、閾値を設けることによりシンボル点の位置を判断すると共にシンボル点毎に重み付けを設定し、シンボル点毎の位相回転補正量が均一になるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の位相回転補正方法。
  3. 前記算出ステップは、算出された前記位相回転補正量を観測し、誤判定がないかどうかを監視することを特徴とする請求項1に記載の位相回転補正方法。
  4. 前記算出ステップは、算出された前記位相回転補正量を平均化することで位相回転補正が滑らかに行われることを特徴とする請求項1に記載の位相回転補正方法。
  5. 前記識別ステップは、閾値を設けることによりシンボル点の位置を判断し、シンボル点をある特定の点に集め、前記算出ステップは、集められたシンボル点をI軸上またはQ軸上に移動させることを特徴とする請求項1に記載の位相回転補正方法。
  6. 多値変調方式を用いて変調された送信信号を受信する受信装置における位相回転補正装置であって、
    受信信号のシンボル点の位置を識別するシンボル点識別部と、
    識別されたシンボル点をI軸上またはQ軸上に移動させる位相回転を施し、移動させた軸とは反対の軸の値を位相回転補正量として算出する位相回転補正量算出部と、を備え、
    算出結果を基に位相回転補正を行うことを特徴とする位相回転補正装置。
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