JP2015153103A - 情報処理装置および情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】1枚の第1媒体で情報処理装置のネットワーク環境に依存することなく、セキュリティ上の安全性を確保しながらメンテナンス機能を実現する。
【解決手段】本発明は、ネットワークを介して接続された外部機器からメンテナンスプログラムを取得して実行する第1ソフトウェアを記憶する記憶部と、メンテナンスプログラムを実行させるための第1媒体が着脱可能な第1接続部と、メンテナンスプログラムおよび当該メンテナンスプログラムを実行する第2ソフトウェアが記憶された第2媒体が着脱可能な第2接続部と、前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されていない場合、前記記憶部から前記第1ソフトウェアを起動し、前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されている場合、前記第2媒体から前記第2ソフトウェアを起動する制御部と、を備えた情報処理装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理システムに関する。
遠隔会議システムは、遠隔会議の出席者が居る会議室において、出席者の撮影や出席者の発言等の集音を行うことにより画像や音声を収集し、収集した画像や音声を伝送端末(以下、遠隔会議端末と言う)によってデジタルデータに変換して、他の会議室の出席者の遠隔会議端末へ送信する。そして、遠隔会議端末は、受信したデジタルデータに基づく画像を他の会議室に設置されたディスプレイに表示させたり、受信したデジタルデータに基づく音声を他の会議室に設定されたスピーカから出力させたりする。これにより、従来の遠隔会議システムでは、遠隔地との会議を、一つの会議室で行われている会議に近い状態で実現する。このような遠隔会議システムにおいては、会議に出席する出席者が居る会議室に設置された遠隔会議端末と、当該遠隔会議端末間でのデジタルデータの送受信を制御するサーバとを接続することにより、多拠点の会議室間での会議を実現している。
ところで、遠隔会議端末は、当該遠隔会議端末が設置された現地における不具合解析やメンテナンスを必要とする場合がある。ここで、不具合解析には、例えば、遠隔会議端末が使用できない場合に当該遠隔会議端末自体の故障を診断したり、遠隔会議端末とサーバ間でのネットワークの状況による不具合を解析したりすることなどがある。また、メンテナンスには、例えば、遠隔会議端末の簡単なハードウェアの故障の修理またはファームウェアの更新などがある。そして、遠隔会議端末の不具合解析やメンテナンスを行うためには、遠隔会議端末に対するセキュリティリスクを伴う特別なプログラムを実行する必要があるため、サービスマンのみにプログラムの実行を限定するなど、ユーザによる当該プログラムの実行を制限する必要がある。
例えば、サービスマンが遠隔会議端末のメンテナンス等を行う際に、サービスマン用の認証情報およびメンテナンス用のプログラム(以下、メンテナンスプログラムと言う)を記憶するSIM(Subscriber Identity Module)カード等を遠隔会議端末に挿入することにより、SIMカード等に記憶されたメンテナンスプログラムを用いて遠隔会議端末のメンテナンスを実施可能とすることにより、遠隔会議端末のセキュリティを保ちながらメンテナンスが実施できるようにする技術がある。また、メンテナンスプログラムをサーバに記憶させ、遠隔会議端末においてSIMカード等に記憶された認証情報を用いたサービスマンの認証に成功した場合に、サーバからメンテナンスプログラムを取得して実行することにより、一つのSIMカードを用いて複数のメンテナンスプログラムを実行可能とする技術がある。
しかしながら、従来技術によれば、サーバと通信ができないオフライン時においては、SIMカード等のメモリサイズに収まるサイズのメンテナンスプログラムしか実行することができない。また、遠隔会議端末に内蔵されているディスクが壊れてしまうと、遠隔会議端末を起動することができず、遠隔会議端末の故障原因を特定することが困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、1枚のSIMカード等の第1媒体で遠隔会議端末等の情報処理装置のネットワーク環境に依存することなく、セキュリティ上の安全性を確保しながらメンテナンス機能を実現する情報処理装置および情報処理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ネットワークを介して接続された外部機器からメンテナンスプログラムを取得して実行する第1ソフトウェアを記憶する記憶部と、メンテナンスプログラムを実行させるための第1媒体が着脱可能な第1接続部と、メンテナンスプログラムおよび当該メンテナンスプログラムを実行する第2ソフトウェアが記憶された第2媒体が着脱可能な第2接続部と、前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されていない場合、前記記憶部から前記第1ソフトウェアを起動し、前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されている場合、前記第2媒体から前記第2ソフトウェアを起動する制御部と、を備えた情報処理装置である。
本発明によれば、1枚の第1媒体で情報処理装置のネットワーク環境に依存することなく、セキュリティ上の安全性を確保しながらメンテナンス機能を実現することができる、という効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる情報処理システムを適用した伝送システムの構成を示す図である。 図2は、本実施の形態にかかる伝送システムが有する伝送端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態にかかる伝送システムの機能構成を示すブロック図である。 図4は、本実施の形態にかかる伝送システムが有する伝送端末によるメンテナンスプログラムの実行処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、本実施の形態にかかる伝送端末において表示されるメンテナンスプログラム選択画面の一例を示す図である。 図6は、本実施の形態にかかる伝送端末におけるメンテナンスプログラムの実行処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、本実施の形態にかかる伝送端末において表示されるPINコード入力画面の一例を示す図である。 図8は、本実施の形態にかかる伝送システムにおけるPINコードの認証処理の流れを示すシーケンス図である。
以下に添付図面を参照して、情報処理装置および情報処理システムの実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかる情報処理システムを適用した伝送システムの構成を示す図である。本実施の形態にかかる伝送システム1は、図1に示すように、複数の伝送端末10(10aa,10ab,10ac,10ba,10bb,10bc,10ca,10cb,10cc,10da,10db,10dc...)と、各伝送端末10用のディスプレイ120(120aa,120ab,120ac,120ba,120bb,120bc,120ca,120cb,120cc,120da,120db,120dc...)と、複数の中継装置30(30a,30b,30c,30d)と、伝送システム1における通信を監視する伝送管理システムとしての伝送管理装置50と、伝送システム1が有する各装置へプログラムを提供するプログラム提供システムとしてのプログラム提供装置90と、伝送システム1全体のメンテナンス(例えば、通信ネットワーク2の異常の検出など)を行うメンテナンスシステムとしてのメンテナンス装置100と、を備えている。
伝送端末10(情報処理装置の一例)は、例えばスマートフォンやタブレット型端末や携帯電話等により構成され、伝送端末10が設置された拠点(本実施の形態では、地域A,地域Bなど)での撮像により得られた画像データや当該拠点で集音された音声の音声データ等のコンテンツデータを、他の伝送端末10と送受信する。具体的には、伝送端末10は、伝送管理装置50を介して、通信相手となる伝送端末10との間で各種の管理情報をやりとりして通信を確立することにより、中継装置30を介して、通信相手の伝送端末10とコンテンツデータを送受信する。また、本実施の形態では、伝送端末10は、画像データをコンテンツデータとして他の伝送端末10と送受信する場合、H.264/SVC(Scalable Video Coding)の映像符号化標準規格に従って符号化された画像データを、他の伝送端末10との間で送受信する。そして、伝送端末10は、受信した画像データ(コンテンツデータ)を、当該伝送端末10用のディスプレイ120に表示させる。
中継装置30は、複数の伝送端末10の間で、コンテンツデータの中継を行う。伝送管理装置50は、伝送端末10からログインしたユーザの認証、伝送端末10におけるコンテンツデータの送受信状態の監視、コンテンツデータの送信元および送信先等の宛先を示す宛先リストの記憶、中継装置30におけるコンテンツデータの中継状態の監視等、通信ネットワーク2におけるコンテンツデータの伝送状況を一元的に監視している。
複数のルータ70(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、伝送端末10間で送受信されるコンテンツデータの最適な経路を選択して、LAN(Local Area Network)2a,2b,2c,2dを介して接続された伝送端末10から送信されたコンテンツデータを他のネットワークに接続された伝送端末10へ転送する。
プログラム提供装置90は、伝送端末10がオンラインである場合に当該伝送端末10において各種機能を実現させるためのプログラムである伝送端末制御プログラム(例えば、伝送端末10のメンテナンス用のプログラムであるメンテナンスプログラムなど)が記憶された図示しないHDD(Hard Disk Drive)を備え、伝送端末制御プログラムを伝送端末10へ送信可能である。また、プログラム提供装置90は、中継装置30において各種機能を実現させるためのプログラム(以下、中継装置用プログラムと言う)が図示しないHDDに記憶され、中継装置用プログラムを中継装置30へ送信可能である。また、プログラム提供装置90は、伝送管理装置50において各種機能を実現させるためのプログラム(以下、伝送管理プログラムと言う)が図示しないHDDに記憶され、伝送管理プログラムを伝送管理装置50へ送信可能である。さらに、プログラム提供装置90は、メンテナンス装置100において各種機能を実現させるためのプログラムが図示しないHDDに記憶され、当該プログラムをメンテナンス装置100へ送信可能である。
伝送端末10aa,10ab,10acとルータ70aとは、LAN2aを介して接続され、コンテンツデータをやりとり可能である。また、伝送端末10ba,10bb,10bcとルータ70bとは、LAN2bを介して接続され、コンテンツデータをやりとり可能である。
LAN2aおよびLAN2bは、所定の地域A内に設けられ、ルータ70abが含まれる専用線2abによって接続されている。ここで、地域Aは、例えば、日本であり、LAN2aは東京の事業所内に設けられ、LAN2bは大阪の事業所内に設けられている。
また、伝送端末10ca,10cb,10ccとルータ70cとは、LAN2cを介して接続され、コンテンツデータをやりとり可能である。さらに、伝送端末10da,10db,10dcとルータ70dとは、LAN2dを介して接続され、コンテンツデータをやり取り可能である。
LAN2cおよびLAN2dは、所定の地域B内に設けられ、ルータ70cdが含まれる専用線2cdによって接続されている。ここで、地域Bは、例えば、アメリカ合衆国であり、LAN2cはニューヨークの事業所内に設けられ、LAN2dはワシントンD.C.の事業所内に設けられている。地域Aおよび地域Bは、それぞれルータ70ab,70cdからインターネット2iを介して相互に通信可能に接続されている。
中継装置30、伝送管理装置50およびプログラム提供装置90は、インターネット2iを介して、各伝送端末10と接続されている。ここで、中継装置30、伝送管理装置50およびプログラム提供装置90は、地域Aまたは地域Bに設置されていても良いし、これ以外の地域に設置されていても良い。
本実施の形態では、LAN2a,2b,2c,2d、専用線2ab,2cd、インターネット2i等によって、有線回線の通信ネットワーク2を形成しているが、これに限定するものではなく、通信ネットワーク2は、有線回線だけでなく、WiFi(Wireless Fidelity)やBluetooth(登録商標)等の無線回線を一部に含んでいても良い。
また、図1において、伝送端末10、中継装置30、伝送管理装置50、ルータ70、プログラム提供装置90およびメンテナンス装置100の下に記載された4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、伝送端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。本実施の形態では、伝送システム1が、IPv4をインターネットプロトコルとして用いた例について説明するが、これに限定するものではなく、IPv6等をインターネットプロトコルとして用いても良い。
さらに、伝送端末10は、複数の事業所間でのビデオ会議や、同じ事業所内の異なる部屋間でのビデオ会議だけでなく、同じ部屋内でのビデオ会議や、屋外と屋内または屋外と屋外でのビデオ会議で使われてもよい。各伝送端末10が屋外で使われる場合には、携帯電話伝送網等の無線による伝送が行われる。
図2は、本実施の形態にかかる伝送システムが有する伝送端末のハードウェア構成を示すブロック図である。本実施の形態では、伝送端末10は、図2に示すように、伝送端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101と、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の駆動に用いられるプログラム(伝送端末10がオフラインである場合に当該伝送端末10において各種機能を実現させるためのプログラムであるオフライン用の伝送端末制御プログラム(オフライン用のメンテナンスプログラムを含む)、通信ネットワーク2を介してプログラム提供装置90(外部機器の一例)から通常の伝送端末制御プログラム(メンテナンスプログラムを含む)を取得して実行可能な第1ソフトウェアの一例としてのOS(Operating System)である第1OSなど)を記憶するROM(Read Only Memory)102と、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103と、画像データ,音声データ等の各種データを記憶可能な記憶部の一例としてのフラッシュメモリ104と、CPU101の制御に従って、フラッシュメモリ104に対する各種データの読み出しおよび書き込みを行うSSD(Solid State Drive)105と、フラッシュメモリ等のメディア106に対する各種データの読み出しおよび書き込みを制御するメディアドライブ107と、画像データや音声データ等の各種データの送信先となる伝送端末10の選択等に用いられる操作ボタン108と、伝送端末10の電源のオン/オフを切り替えるための電源スイッチ109と、通信ネットワーク2を利用して各種データを送受信するためのネットワークI/F111と、メンテナンスプログラムを実行させるためのSIM(Subscriber Identity Module)カード131(第1媒体の一例)を着脱可能なSIMスロット130(第1接続部の一例)と、を備えている。本実施の形態では、メンテナンスプログラムを実行させるための第1媒体の一例としてSIMカード131を用いているが、これに限定するものではなく、SDカードを第1媒体の一例として用いても良い。SDカードを第1媒体の一例として用いた場合、第1接続部の一例としては、SDカードスロットを用いる。
また、伝送端末10は、図2に示すように、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112と、当該カメラ112による撮像を制御する撮像素子I/F113と、音を入力するための内蔵型の集音装置としてのマイク114と、音声データに基づく音を出力するための内蔵型のスピーカ115と、CPU101の制御に従って、マイク114を介して入力された音の音声データへの変換およびスピーカ115への音声データに基づく音声の出力などを行う音声入出力I/F116と、CPU101の制御に従って、外付けのディスプレイ120へ画像データに基づく画像を表示させるディスプレイI/F117と、メンテナンスプログラムおよび当該メンテナンスプログラムを実行する第2ソフトウェアの一例としてのOSである第2OSが記憶された外付けストレージ141(第2媒体の一例)および外付けキーボード142(外部入力部の一例)を着脱可能な外部機器接続I/F118(第2接続部および第3接続部の一例)と、伝送端末10が有する各種機能の異常を知らせるためのアラームランプ119と、伝送端末10が有する上記の各構成要素を電気的に接続するアドレスバスやデータバス等のバスライン110と、を備えている。
ディプレイ120は、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等により構成され、カメラ112の撮像により得られた被写体の画像や伝送端末10の操作用のアイコン等を表示可能な表示部の一例である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cを介してディスプレイI/F117に接続されている。ケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであっても良いし、コンポーネントビデオ用のケーブルであっても良いし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであっても良い。
カメラ112は、光を集束させるためのレンズと、当該レンズにより集束された光を電荷に変換して被写体の像を電子化した画像データを出力する固体撮像素子と、を有している。ここで、固体撮像素子は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)等により構成される。
外部機器接続I/F118は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により構成され、上述した外付けストレージ141および外付けキーボード142に加え、外付けカメラ、外付けマイクおよび外付けスピーカ等の外部機器を電気的に接続可能である。また、CPU101は、外部機器接続I/F118に外付けマイクや外付けスピーカが接続された場合、マイク114やスピーカ115に優先して(言い換えると、マイク114やスピーカ115に代えて)、外付けマイクや外付けスピーカを駆動させる。
図3は、本実施の形態にかかる伝送システムの機能構成を示すブロック図である。本実施の形態では、伝送端末10は、図3に示すように、送受信部11と、操作入力部12と、ログイン要求部13と、撮像部14と、音声入力部15aと、音声出力部15bと、制御部16、表示制御部17と、記憶・読出処理部19と、SIMカード読取部20と、記憶部1000と、を備えている。記憶部1000は、伝送端末10が通信ネットワーク2に接続できない状態(オフライン)において、ユーザの認証を実行可能なオフライン用認証プログラム1001を記憶している。
送受信部11は、図2に示すネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して、他の伝送端末10や中継装置30や伝送管理装置50やプログラム提供装置90やメンテナンス装置100等の外部機器と各種データを送受信する。
操作入力部12は、図2に示す操作ボタン108および電源スイッチ109によって実現され、伝送端末10に対する各種操作の入力や伝送端末10の電源のオン/オフを切り替えが可能である。
ログイン要求部13は、図2に示すCPU101によって実現され、操作入力部12による電源のオンへの切り替え(または操作入力部12からの各種操作の入力)に応じて、送受信部11を制御して、後述するSIMカード読取部20により読み取られた認証情報を伝送管理装置50に送信して、伝送システム1に対するログインを要求する。
撮像部14は、図2に示すカメラ112および撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像し、当該撮像により得られた画像データを出力する。
音声入力部15aは、図2に示すマイク114および音声入出力I/F116によって実現され、マイク114から入力された音声を音声信号に変換した後、この音声信号に対応する音声データを伝送端末10内に入力する。
音声出力部15bは、図2に示すスピーカ115および音声入出力I/F116によって実現され、音声入力部15aにより入力された音声データまたは送受信部11により外部機器から受信した音声データに基づく音声をスピーカ115から出力する。
制御部16は、図2に示すCPU101によって実現され、ROM102等に記憶された各種プログラムを実行する。
表示制御部17は、図2に示すディスプレイI/F117によって実現され、ケーブル120cを介して接続されたディスプレイ120に対して、送受信部11により外部機器から受信した画像データに基づく画像等を表示させる。
記憶・読出処理部19は、図2に示すSSD105によって実現され、フラッシュメモリ104等により構成される記憶部1000に対する各種データの書き込み、記憶部1000に記憶された各種データの読み出しを行う。本実施の形態では、記憶部1000は、通信ネットワーク2に接続することができない状態(オフライン)において、伝送端末10でメンテナンスプログラムを実行する場合に、伝送端末10の認証を実行するオフライン用認証プログラム1001を記憶する。
SIMカード読取部20は、図2に示すSIMスロット130によって実現され、当該SIMスロット130に装着されたSIMカード131から、伝送端末10の認証に用いる認証情報を読み取る。本実施の形態では、SIMカード131には、当該SIMカード131が、一般のユーザ用のSIMカード131か若しくはメンテナンス用のSIMカード131かを判別可能とするSIMカード種別情報が記憶されているものとする。
また、一般のユーザ用のSIMカード131には、伝送端末10の認証に用いる認証情報が記憶されている。当該認証情報には、伝送端末10を識別可能にする端末識別情報と、パスワードと、一般のユーザ用のメンテナンスプログラムを識別可能にするプログラム識別情報と、が含まれている。
一方、メンテナンス用のSIMカード131には、伝送端末10の認証に用いる複数の認証情報(例えば、認証情報1〜5)と、当該認証情報に対応するメンテナンスプログラムを実行する際の認証に用いる実行認証情報としてのPIN(Personal Identification Number)コード情報(例えば、PINコード情報1〜5)と、が対応付けて記憶されている。SIMカード131に記憶された認証情報およびPINコード情報には、SIMカード読取部20を介してアクセス可能である。本実施の形態では、実行認証情報としてPINコード情報を用いているが、これに限定するものではなく、例えば実行認証情報として画像データを用いても良い。
さらに、メンテナンス用のSIMカード131に記憶された認証情報には、伝送端末10を識別可能にする端末識別情報と、パスワードと、メンテナンス用のメンテナンスプログラムを識別可能にするプログラム識別情報と、が含まれている。
本実施の形態では、SIMカード131に記憶された認証情報は、伝送端末10を識別可能とする情報として端末識別情報を含んでいるが、端末識別情報に代えて、伝送端末10のユーザを識別可能とするユーザ識別情報を含んでいても良い。SIMカード131を紛失した場合には、伝送管理装置50に記憶される認証情報を削除することにより、SIMカード131を無効化することができる。
伝送端末10は、当該伝送端末10が通信ネットワーク2に接続されている状態(オンライン)において、メンテナンスプログラムを実行する場合、SIMカード131に記憶された認証情報を、通信ネットワーク2を介して伝送管理装置50へ送信することにより、伝送システム1に対するログインを要求する。伝送管理装置50は、伝送端末10から受信した認証情報を用いて、伝送端末10の認証を行う。一方、伝送端末10は、オフラインにおいて、メンテナンスプログラムを実行する場合、SIMカード131から読み出した認証情報および記憶部1000に記憶されたオフライン用認証プログラム1001を用いて、伝送端末10のユーザの認証を実行する。
伝送管理装置50は、図3に示すように、送受信部51と、端末認証部52と、状態管理部53と、端末抽出部54と、端末状態取得部55と、セッション管理部57と、記憶・読出処理部59と、記憶部5000と、を備えている。
記憶部5000は、端末認証管理DB5002と、端末管理DB5003と、宛先リスト管理DB5004と、セッション管理DB5005と、が設けられている。端末認証管理DB5002は、伝送端末10を識別可能とする端末識別情報と、当該伝送端末10の認証に用いるパスワードと、を対応付けて記憶する。端末管理DB5003は、伝送端末10を識別可能とする端末識別情報と、伝送端末10の稼動状態と、伝送システム1へのログインに際して認証情報を受信した日時である受信日時と、伝送端末10のIPアドレスと、を対応付けて記憶する。
宛先リスト管理DB5004は、伝送端末10を識別可能とする端末識別情報と、当該伝送端末10の通信相手となる伝送端末10の候補を識別可能とする端末識別情報とを対応付けて記憶する。セッション管理DB5005は、伝送端末10間で確立されたセッション(通信)を識別可能とするセッション識別情報と、セッションを要求した伝送端末10の端末識別情報と、セッションの要求を受けた伝送端末10の端末識別情報と、を対応付けて記憶する。
送受信部51は、通信ネットワーク2を介して、伝送端末10や中継装置30やプログラム提供装置90やメンテナンス装置100と各種データを送受信する。
端末認証部52は、送受信部51によって伝送端末10から受信した認証情報に含まれる端末識別情報およびパスワードを検索キーとして、記憶部5000の端末認証管理DB5002に記憶された端末識別情報およびパスワードを検索し、検索キーと一致する端末識別情報およびパスワードが端末認証管理DB5002に記憶されているか否かにより伝送端末10の認証を行う。
状態管理部53は、伝送システム1にログインした伝送端末10の稼動状態(例えば、伝送端末10がオンラインか若しくはオフラインかなど)を監視するために、記憶部5000の端末管理DB5003に、伝送システム1にログインした伝送端末10の端末識別情報と、当該伝送端末10の稼動状態と、伝送システム1へのログインに際して認証情報を受信した日時である受信日時と、当該伝送端末10のIPアドレスと、を対応付けて記憶させる。
端末抽出部54は、伝送システム1にログインした伝送端末1の端末識別情報を検索キーとして、記憶部5000の宛先リスト管理DB5004を検索し、伝送端末10と通話可能な他の伝送端末10の候補の端末識別情報を読み出す。これにより、端末抽出部54は、伝送システム1にログインした伝送端末1と通話可能な他の伝送端末10を抽出する。
端末状態取得部55は、端末抽出部54によって抽出した他の伝送端末10の端末識別情報を検索キーとして、記憶部5000の端末管理DB5003を検索して、抽出した他の伝送端末10の稼動状態を読み出す。そして、端末状態取得部55は、読み出した稼動状態がオンラインの伝送端末10のIPアドレスを、伝送システム1にログインした伝送端末10へ通知することにより、当該伝送端末10と他の伝送端末10とのセッションが可能な状態とする。
セッション管理部57は、伝送端末10間においてセッションが確立された場合、記憶部5000のセッション管理DB5005に対して、確立されたセッションを識別可能とするセッション識別情報と、セッションを要求した伝送端末10の端末識別情報と、セッションが要求された伝送端末10の端末識別情報と、を対応付けて記憶させる。
記憶・読出処理部59は、記憶部5000に対する各種データの書き込み、および記憶部5000から各種データの読み出しを行う。
次に、図4を用いて、本実施の形態にかかる伝送端末10によるメンテナンスプログラムの実行処理について説明する。図4は、本実施の形態にかかる伝送システムが有する伝送端末によるメンテナンスプログラムの実行処理の流れを示すフローチャートである。
制御部16は、伝送端末10のユーザまたはサービスマンによって電源スイッチ109が操作されて、伝送端末10の電源がオンに切り替えられると、伝送端末10の起動処理を開始する(ステップS401)。本実施の形態では、一般のユーザが伝送端末10を使用する場合、一般のユーザ用のSIMカード131をSIMスロット130に挿入しかつ電源スイッチ109をオンに切り替えることにより、伝送端末10を起動させることが可能である。また、本実施の形態では、サービスマンが伝送端末10を使用する場合、メンテナンス用のSIMカード131をSIMスロット130に挿入しかつ電源スイッチ109をオンに切り替えることにより、伝送端末10を起動させることが可能である。
制御部16は、電源スイッチ109によって伝送端末10の電源がオンに切り替えられると、SIMスロット130に挿入(装着)されたSIMカード131の種別を判別する(ステップS402)。これにより、制御部16は、SIMスロット130に装着されたSIMカード131が所定の媒体(本実施の形態では、メンテナンス用のSIMカード131)であるか否かを判別する。本実施の形態では、制御部16は、SIMスロット130に挿入されたSIMカード131に記憶されたSIMカード種別情報に基づいて、当該SIMカード131が、一般のユーザ用のSIMカード131か若しくはメンテナンス用のSIMカード131かを判別する。
例えば、制御部16は、SIMカード131にSIMカード種別情報が記憶されていない場合には、一般のユーザ用のSIMカード131と判別し、SIMカード131にSIMカード種別情報が記憶されている場合には、メンテナンス用のSIMカード131と判別する。または、制御部16は、SIMカード131に記憶されたSIMカード種別情報が一般のユーザ用のSIMカード131であることを示している場合には、当該SIMカード131が一般のユーザ用のSIMカード131と判別し、SIMカード131に記憶されたSIMカード種別情報がメンテナンス用のSIMカード131であることを示している場合には、当該SIMカード131がメンテナンス用のSIMカード131と判別する。
制御部16は、SIMカード131が一般のユーザ用のSIMカード131であると判別した場合(ステップS402:一般のユーザ用のSIMカード)、すなわち、SIMカード131が所定の媒体(本実施の形態では、メンテナンス用のSIMカード)でないと判別した場合、伝送端末10がオンラインであるか否かを判定する(ステップS408)。伝送端末10がオンラインであると判定した場合(ステップS408:Yes)、制御部16は、ログイン要求部13を制御して、SIMカード読取部20によりSIMカード131から読み取られた認証情報を伝送管理装置50へ送信する。そして、制御部16は、伝送管理装置50において伝送端末10の認証に成功した場合、ROM102から第1OSを起動し、プログラム提供装置90から、送信した認証情報が含むプログラム識別情報が示す一般のユーザ用のメンテナンスプログラムを含む通常の伝送端末制御プログラムを取得して起動し、当該一般のユーザ用のメンテナンスプログラムを利用可能な状態とする(ステップS409)。
一方、伝送端末10がオフラインであると判定した場合(ステップS408:No)、制御部16は、記憶・読出処理部19を制御して、記憶部1000からオフライン用認証プログラム1001を読み出す。そして、制御部16は、SIMカード読取部20によりSIMカード131から読み取られた認証情報と、読み出したオフライン用認証プログラム1001とを用いて、伝送端末10のユーザの認証を実行する。制御部16は、ユーザの認証に成功した場合には、ROM102から第1OSを起動し、ROM102に記憶されたオフライン用の伝送端末制御プログラムを起動し、当該オフライン用の伝送端末制御プログラムに含まれるメンテナンスプログラムを利用可能な状態とする(ステップS410)。すなわち、本実施の形態では、制御部16は、SIMカード131がメンテナンス用のSIMカードでないと判別した場合、ステップS409およびステップS410に示すように、ROM102から第1OSを起動させて、外付けストレージ141からの第2OSの起動を禁止している。これにより、一般のユーザ用のSIMカードによってセキュリティレベルの高いメンテナンスプログラムが実行されることを防止できるので、セキュリティ上の安全性の確保をより向上させることができる、という効果を奏する。
ここで、オフライン用の伝送端末制御プログラムに含まれるメンテナンスプログラムは、通常の伝送端末制御プログラムに含まれるメンテナンスプログラムと比較して、伝送端末10がオンラインでしか利用できない機能(例えば、伝送端末10と中継装置30との間で通信が可能か否かを判別する機能など)が利用できなくなっている。すなわち、オフライン用の伝送端末制御プログラムに含まれるメンテナンスプログラムは、通常の伝送端末制御プログラムに含まれるメンテナンスプログラムの機能のうち、オンラインでしか利用できない機能が利用できなくなっている。また、伝送端末10がオフラインになっている場合、伝送管理装置50による伝送端末10の認証が行えないため、オフライン用の伝送端末制御プログラムに含まれるメンテナンスプログラムには、オフラインでも利用できる機能であっても、セキュリティレベルの高い機能については利用できなくなっている。
制御部16は、ステップS402において、SIMスロット130に挿入されたSIMカード131がメンテナンス用のSIMカード131であると判別した場合(ステップS402:メンテナンス用のSIMカード)、外部機器接続I/F118に対して外付けデバイス(外付けストレージ141)が接続(装着)されているか否かを判断する(ステップS403)。外部機器接続I/F118に対して外付けストレージ141が接続されていない場合(ステップS403:No)、すなわち、SIMスロット130にSIMカード131が装着されかつ外部機器接続I/F118に外付けストレージ141が接続されていない場合、ROM102(内蔵型のストレージ)から第1OSを起動する(ステップS404)。
一方、外部機器接続I/F118に対して外付けストレージ141が接続されている場合(ステップS403:Yes)、すわなち、SIMスロット130にSIMカード131が装着されかつ外部機器接続I/F118に外付けストレージ141が接続されている場合、制御部16は、外付けストレージ141の利用を有効にして、外付けストレージ141から第2OSを起動する(ステップS405)。その際、制御部16は、外部機器接続I/F118に対して接続(装着)された外付けキーボード142からの伝送端末10に対する操作入力を許可する。これにより、サービスマンが伝送端末10のメンテナンスを行う際に、伝送端末10が有する操作ボタン108ではその操作が困難である場合に、外付けキーボード142を利用して伝送端末10を操作できるので、メンテナンス時における伝送端末10の操作性を向上させることができる、という効果を奏する。
第1OSまたは第2OSを起動すると、制御部16は、起動したOSにより実行可能なメンテナンスプログラムのうち、実行するメンテナンスプログラムを選択可能な選択画面(以下、メンテナンスプログラム選択画面と言う)を、ディスプレイI/F117を介してディスプレイ120に表示させる(ステップS406)。
図5は、本実施の形態にかかる伝送端末において表示されるメンテナンスプログラム選択画面の一例を示す図である。本実施の形態では、第1OSを起動した場合、制御部16は、第1OS上で実行可能なメンテナンスプログラムを識別可能にする情報の一例であるプログラム名(例えば、「1.故障診断」、「2.ファーム更新」、「3.会議ログ取得」、「4.ハードウェア調整」、「5.特注対応1」、「6.特注対応2」など)が表示されたメンテナンスプログラム選択画面500をディスプレイ120に表示させる。
また、制御部16は、伝送端末10の通信ネットワーク2へ有線で接続されているか若しくは無線で接続されているか(例えば、無線LAN環境または有線LAN環境)に応じて、選択可能なメンテナンスプログラムを変更しても良い。例えば、データサイズが大きいファームウェアを更新するメンテナンスプログラムであるファームウェア更新機能(「2.ファーム更新」)は、ファームウェアのダウンロードに時間を要するため、無線LAN環境では実行せず有線LAN環境においてのみ実行可能としている場合がある。その場合、制御部16は、伝送端末10が接続状態を検出し、伝送端末10が有線LAN環境である場合にのみ、ファームウェア更新機能を選択可能なメンテナンスプログラム選択画面500を表示させるようにしても良い。これにより、有線LAN環境である場合にのみ、データサイズが大きいファームウェアを更新するメンテナンスプログラムを選択可能とすることができるので、メンテナンスプログラムの実行効率を向上させることができる、という効果を奏する。
制御部16は、第2OSを起動した場合、起動した第2OS上で実行可能なメンテナンスプログラム(言い換えると、外付けストレージ141に記憶されたメンテナンスプログラム)のプログラム名(例えば、「1.故障診断」)が表示されたメンテナンスプログラム選択画面500をディスプレイ120に表示させる。
図4に戻り、制御部16は、操作ボタン108または外付けキーボード142の操作に応じて実行するメンテナンスプログラムが選択されると、起動したOS上において、選択されたメンテナンスプログラム(例えば、メンテナンスプログラム1〜6のいずれか)を実行させる(ステップS407)。これにより、伝送端末10のユーザ(またはサービスマン)が所望のメンテナンスプログラムを選択できるので、所望のメンテナンスプログラムを実行させることができる、という効果を奏する。
本実施の形態では、制御部16は、メンテナンスプログラムの実行に際して、ディスプレイ120に表示したGUI(Graphical User Interface)を介して、実行するメンテナンスプログラムに応じたPINコード(ユーザを識別可能とする識別情報の一例)の入力を要求する。そして、制御部16は、入力されたPINコードと所定のPINコード(所定の識別情報の一例)とが一致してユーザの認証に成功した場合、選択されたメンテナンスプログラムの実行を許可し、入力されたPINコードと所定のPINコードとが一致せずユーザの認証に失敗した場合、選択されたメンテナンスプログラムの実行を禁止する。これにより、不正なPINコードが入力された場合にはメンテナンスプログラムが実行されないので、メンテナンスプログラムの不正な実行を防止できる、という効果を奏する。
ステップS407において実行されるメンテナンスプログラムは、例えばファームウェアやBIOSの書き換え機能、伝送管理装置50との通信品質を取得する機能、非対応デバイスを対応にする機能、特定のユーザ向けのチューニングに対応する機能など、一般のユーザが、通常、遠隔会議機能を利用する場合に必要がなく、かつ一般のユーザには動作を保証することができないプログラムである。
また、メンテナンスプログラムは、例えばサービスマンのスキルに応じて、実行可能なメンテナンスプログラムが限定されていても良い。例えば、各々のメンテナンスプログラムにPINコードを付与するとともに、IT(Information Technology)のスキルが高く所定のセキュリティ教育を受けているサービスマンには、全てのメンテナンスプログラムのPINコードを開示し、必要最小限のセキュリティ教育しか受けていないサービスマンには特定のメンテナンスプログラムのPINコードのみを開示することにより、実行可能なメンテナンスプログラムを限定しても良い。
次に、図6を用いて、メンテナンスプログラムの実行処理の詳細について説明する。図6は、本実施の形態にかかる伝送端末におけるメンテナンスプログラムの実行処理の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態では、制御部16は、メンテナンスプログラムを実行する際、実行対象のメンテナンスプログラム(図4に示すステップS409,S410において利用可能となったメンテナンスプログラム、またはメンテナンスプログラム選択画面500において選択されたメンテナンスプログラム)に応じたPINコードの入力を要求するPINコード入力画面をディスプレイ120に表示させる(ステップS601)。
図7は、本実施の形態にかかる伝送端末において表示されるPINコード入力画面の一例を示す図である。本実施の形態では、制御部16は、図7に示すように、4桁のPINコードを入力可能なPINコード入力画面700をディスプレイ120に表示させる。伝送端末10のサービスマンは、操作ボタン108または外付けキーボード142を操作して、PINコードが入力した後、OKボタンを押下することにより、入力したPINコードの認証を要求することができる。
ここで、PINコードは、数字や文字に限定するものではない。外付けキーボード142を利用した数字や文字の入力は当該外付けキーボード142を持ち歩く必要があるため、PINコードには、例えば、予め決められた伝送端末10の複数のキー情報を組み合わせた情報を用いても良い。その場合、制御部16は、伝送端末10が有する操作ボタン108の所定のキーが押下された状態で電源スイッチ109がオンに切り替えられた場合、PINコードが入力されたものとみなし(言い換えると、ユーザの認証に成功したとみなし)、実行対象のメンテナンスプログラムの実行の禁止を解除する。また、制御部16は、メンテナンスプログラムを選択後、伝送端末10が有する操作ボタン108のキーが所定の順番に従って押下された場合に、PINコードが入力されたものとみなし(言い換えると、ユーザの認証に成功したとみなし)、実行対象のメンテナンスプログラムの実行の禁止を解除しても良い。これにより、PINコードを入力することなくメンテナンスプログラムを実行させることができるので、伝送端末10のメンテナンスを容易に実行することができる、という効果を奏する。
図6に戻り、制御部16は、PINコードが入力されたか否かを判断する(ステップS602)。PINコードが入力されずに所定時間経過した場合(ステップS602:No)、制御部16は、実行対象のメンテナンスプログラムの実行を中止する。
一方、PINコードが入力された場合(ステップS602:Yes)、制御部16は、伝送端末10がオンラインであるか否かを判定する(ステップS603)。ここで、伝送端末10がオンラインであると判定された場合(ステップS603:Yes)、制御部16は、SIMスロット130に装着されたSIMカード131おいて、入力されたPINコードと対応付けて記憶された認証情報を用いて、伝送管理装置50の端末認証部52に対して伝送端末10の認証を要求する(ステップS604)。そして、端末認証部52における伝送端末10の認証に失敗した場合(ステップS605:No)、制御部16は、実行対象のメンテナンスプログラムの実行を中止する。
一方、端末認証部52における伝送端末10の認証に成功しかつ図4に示す処理において起動したOSが第1OSである場合(ステップS605:Yes)、制御部16は、第1OSの機能を利用して、プログラム提供装置90から、実行対象のメンテナンスプログラムを受信(取得)し(ステップS606)、第1OS上において、受信したメンテナンスプログラムを実行する(ステップS607)。端末認証部52における伝送端末10の認証に成功しかつ図4に示す処理において起動したOSが第2OSである場合、制御部16は、第2OSの機能を利用して、外付けストレージ141から、実行対象のメンテナンスプログラムを取得し、第2OS上において、取得したメンテナンスプログラムを実行する。
ステップS603において、伝送端末10がオフラインであると判定された場合(ステップS603:No)、制御部16は、SIMスロット130に装着されたSIMカード131において、入力されたPINコードと対応付けて記憶された認証情報を用いて、記憶部1000に記憶されたオフライン用認証プログラム1001に対して、伝送端末10の認証を要求する(ステップS608)。
オフライン用認証プログラム1001による伝送端末10の認証に失敗した場合(ステップS609:No)、制御部16は、実行対象のメンテナンスプログラムの実行を中止する。一方、オフライン用認証プログラム1001による伝送端末10の認証に成功しかつ図4に示す処理において起動したOSが第1OSである場合(ステップS609:Yes)、制御部16は、第1OSの機能を利用して、ROM102から実行対象のメンテナンスプログラム(オフライン用のメンテナンスプログラム)を読み出して、第1OS上において、読み出したオフライン用のメンテナンスプログラムを実行する(ステップS610)。また、オフライン用認証プログラム1001による伝送端末10の認証に成功しかつ図4に示す処理において起動したOSが第2OSである場合、制御部16は、第2OSの機能を利用して、外付けストレージ141から、実行対象のメンテナンスプログラムを取得し、第2OS上において、取得したメンテナンスプログラムを実行する。
次に、図8を用いて、PINコードの認証処理の詳細について説明する。図8は、本実施の形態にかかる伝送システムにおけるPINコードの認証処理の流れを示すシーケンス図である。
図5に示すメンテナンスプログラム選択画面においてメンテナンスプログラム(例えば、メンテナンスプログラム1)が選択されると(ステップS801)、または図4に示すステップS409,S410においてメンテナンスプログラム1が利用可能になると、伝送端末10の制御部16は、伝送端末10がオンラインであるか否かを判定する(図6のステップS603参照)。伝送端末10がオンラインであると判定した場合、制御部16は、SIMスロット130に装着されたSIMカード131から、図7に示すPINコード入力画面700において入力されたPINコード(例えば、実行対象のメンテナンスプログラム1に対応するPINコード1)と対応付けて記憶された認証情報を読み出し(ステップS802)、読み出した認証情報を伝送管理装置50に送信することにより、当該伝送管理装置50の端末認証部52に対して伝送端末10の認証を要求する(ステップS803)。
伝送管理装置50の端末認証部52は、伝送端末10から受信した認証情報に含まれる端末識別情報およびパスワードが、端末認証管理DB5002に記憶された端末識別情報およびパスワードと一致するか否かにより、伝送端末10の認証を行う。そして、受信した認証情報に含まれる端末識別情報およびパスワードが、端末認証管理DB5002に記憶された端末識別情報およびパスワードと一致して、伝送端末10の認証に成功した場合、端末認証部52は、プログラム提供装置90に対して、受信した認証情報に含まれるプログラム識別情報により識別されるメンテナンスプログラムの伝送端末10への送信を指示する(ステップS804)。その際、端末認証部52は、受信した認証情報に含まれるプログラム識別情報、メンテナンスプログラムの送信先の伝送端末10を特定可能な情報(例えば、IPアドレス等)をプログラム提供装置90に通知する。端末認証部52は、端末管理DB5003を参照して、メンテナンスプログラムの送信先の伝送端末10のIPアドレスを特定する。
プログラム提供装置90は、伝送管理装置50の端末認証部52からメンテナンスプログラムの送信が指示されると、認証情報に含まれるプログラム識別情報により識別されるメンテナンスプログラム(例えば、メンテナンスプログラム1)を伝送端末10へ送信する(ステップS805)。
また、図5に示すメンテナンスプログラム選択画面500においてメンテナンスプログラム(例えば、メンテナンスプログラム2)が選択されると(ステップS806)、または図4に示すステップS409,S410においてメンテナンスプログラム2が利用可能になると、制御部16は、伝送端末10がオンラインであるか否かを判定する(図6のステップS603参照)。伝送端末10がオンラインであると判定した場合、制御部16は、SIMスロット130に装着されたSIMカード131から、図7に示すPINコード入力画面700において入力されたPINコード(例えば、選択されたメンテナンスプログラム2に対応するPINコード2)と対応付けて記憶された認証情報を読み出し(ステップS807)、読み出した認証情報を伝送管理装置50に送信することにより、当該伝送管理装置50の端末認証部52に対して伝送端末10の認証を要求する(ステップS808)。
伝送管理装置50の端末認証部52は、伝送端末10から受信した認証情報に含まれる端末識別情報およびパスワードが、端末認証管理DB5002に記憶された端末識別情報およびパスワードと一致するか否かにより、伝送端末10の認証を行う。そして、受信した認証情報に含まれる端末識別情報およびパスワードが、端末認証管理DB5002に記憶された端末識別情報およびパスワードと一致して、伝送端末10の認証に成功した場合、端末認証部52は、プログラム提供装置90に対して、受信した認証情報に含まれるプログラム識別情報により識別されるメンテナンスプログラムの伝送端末10への送信を指示する(ステップS809)。その際、端末認証部52は、受信した認証情報に含まれるプログラム識別情報、メンテナンスプログラムの送信先の伝送端末10を特定可能な情報(例えば、IPアドレス等)をプログラム提供装置90に通知する。端末認証部52は、端末管理DB5003を参照して、メンテナンスプログラムの送信先の伝送端末10のIPアドレスを特定する。
プログラム提供装置90は、伝送管理装置50の端末認証部52からメンテナンスプログラムの送信が指示されると、認証情報に含まれるプログラム識別情報により識別されるメンテナンスプログラム(例えば、メンテナンスプログラム2)を伝送端末10へ送信する(ステップS810)。
一方、伝送端末10の制御部16は、伝送端末10がオフラインであると判定した場合、SIMスロット130に装着されたSIMカード131から、図7に示すPINコード入力画面700において入力されたPINコード(例えば、実行対象のメンテナンスプログラム1に対応するPINコード1)と対応付けて記憶された認証情報を読み出す(ステップS811)。そして、制御部16は、記憶部1000に記憶されたオフライン用認証プログラム1001に対して、読み出した認証情報を渡して、伝送端末10の認証を要求する(ステップS812)。
オフライン用認証プログラム1001は、受け取った認証情報に含まれる端末識別情報およびパスワードが、予め設定された端末識別情報およびパスワードと一致するか否かにより、伝送端末10の認証を行う。そして、受け取った認証情報に含まれる端末識別情報およびパスワードが、予め設定された端末識別情報およびパスワードと一致して、伝送端末10の認証に成功した場合、オフライン用認証プログラム1001は、制御部16に対して、受け取った認証情報に含まれるプログラム識別情報により識別されるメンテナンスプログラムの実行を指示する(ステップS813)。
制御部16は、ROM102または外付けストレージ141から、実行対象のメンテナンスプログラム(例えば、メンテナンスプログラム1)を取得し、取得したメンテナンスプログラムを実行させる(ステップS814)。
このように、本実施の形態にかかる伝送システム1によれば、伝送端末10が通信ネットワーク2に接続できないオフライン時においても、SIMカード131のメモリサイズに収まるサイズ以上のメンテナンスプログラムを実行できるので、1枚のSIMカード131で伝送端末10のネットワーク環境に依存することなく、セキュリティ上の安全性を保ちながらメンテナンス機能を実現できる、という効果を奏する。また、伝送端末10に内蔵されている記憶部(ROM102)に異常が発生した場合でも外付けストレージ141に記憶された第2OSを用いてメンテナンスプログラムを実行できるので、伝送端末10の異常の原因を特定することができる、という効果を奏する。
なお、本実施の形態は、本発明の範囲を限定するものではなく、SIMスロット130(第1接続部の一例)にSIMカード131(第1媒体の一例)が装着されかつ外部機器接続I/F118(第2接続部の一例)に外付けストレージ141(第2媒体の一例)が装着されていない場合、ROM102から第1OSを起動し、SIMスロット130にSIMカード131が装着されかつ外部機器接続I/F118に外付けストレージ141が装着されている場合、外付けストレージ141から第2OSを起動する制御部16の機能を伝送端末10が備えていても、当該制御部16の機能を伝送管理装置50やプログラム提供装置90やメンテナンス装置100等の外部機器が備えていても良い。さらに、当該制御部16の機能を複数の外部機器に持たせて良く、当該制御部16の機能をいずれの外部機器に持たせても良い。
また、本実施の形態で説明する伝送端末10と、伝送管理装置50やプログラム提供装置90やメンテナンス装置100等の外部機器とが接続されたシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
本実施の形態の伝送端末10で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供することも可能である。
また、本実施の形態の伝送端末10で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の伝送端末10で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
1 伝送システム(情報処理システムの一例)
2 通信ネットワーク(ネットワークの一例)
10 伝送端末(情報処理装置の一例)
11 送受信部
12 操作入力部
13 ログイン要求部
16 制御部
19 記憶・読出処理部
50 伝送管理装置(外部機器の一例)
90 プログラム提供装置(外部機器の一例)
100 メンテナンス装置(外部機器の一例)
101 CPU
102 ROM(記憶部の一例)
103 RAM
108 操作ボタン(所定のキーの一例)
109 電源スイッチ
110 バスライン
111 ネットワークI/F
118 外部機器接続I/F(第2接続部および第3接続部の一例)
120 ディスプレイ(表示部の一例)
130 SIMスロット(第1接続部の一例)
131 SIMカード(第1媒体の一例)
141 外付けストレージ(第2媒体の一例)
142 外付けキーボード(外部入力部の一例)
特開2011−233031号公報 特開2004−303215号公報

Claims (10)

  1. ネットワークを介して接続された外部機器からメンテナンスプログラムを取得して実行する第1ソフトウェアを記憶する記憶部と、
    メンテナンスプログラムを実行させるための第1媒体が着脱可能な第1接続部と、
    メンテナンスプログラムおよび当該メンテナンスプログラムを実行する第2ソフトウェアが記憶された第2媒体が着脱可能な第2接続部と、
    前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されていない場合、前記記憶部から前記第1ソフトウェアを起動し、前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されている場合、前記第2媒体から前記第2ソフトウェアを起動する制御部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 外部入力部を着脱可能な第3接続部を備え、
    前記制御部は、前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が接続されている場合、前記外部入力部から入力された操作に応じて、前記第2媒体から前記第2ソフトウェアを起動する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第1接続部に前記第1媒体が装着された場合、実行するメンテナンスプログラムを選択可能な選択画面を表示部に表示させ、
    前記第1ソフトウェアおよび前記第2ソフトウェアは、前記選択画面で選択されたメンテナンスプログラムを実行する請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記外部機器と有線で接続されているか若しくは無線で接続されているかに応じて、前記選択画面において選択可能なメンテナンスプログラムを変更する請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、ユーザを識別可能とする識別情報が入力され、入力された前記識別情報の認証に成功した場合、メンテナンスプログラムの実行を許可し、入力された前記識別情報の認証に失敗した場合、メンテナンスプログラムの実行を禁止する請求項1から4のいずれか一に記載の情報処理装置。
  6. 前記情報処理装置が有する所定のキーが押下した状態で前記情報処理装置の電源がONされた場合、入力された前記識別情報の認証に成功したとみなす請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記選択画面においてメンテナンスプログラムが選択後、前記情報処理装置が有するキーが所定の順番に従って押下された場合、入力された前記識別情報の認証に成功したとみなす請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、前記第1接続部に接続された前記第1媒体が所定の媒体でない場合、前記第2ソフトウェアの起動を禁止する請求項1から7のいずれか一に記載の情報処理装置。
  9. メンテナンスプログラムを記憶する外部機器と、当該外部機器とネットワークを介して接続され前記外部機器からメンテナンスプログラムを取得して実行する情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、前記外部機器からメンテナンスプログラムを取得して実行する第1ソフトウェアを記憶する記憶部と、メンテナンスプログラムを実行させるための第1媒体が着脱可能な第1接続部と、メンテナンスプログラムおよび当該メンテナンスプログラムを実行する第2ソフトウェアが記憶された第2媒体が着脱可能な第2接続部と、を備え、
    前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されていない場合、前記記憶部から前記第1ソフトウェアを起動し、前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されている場合、前記第2媒体から前記第2ソフトウェアを起動する制御部、
    を有する情報処理システム。
  10. メンテナンスプログラムを記憶する外部機器と、当該外部機器とネットワークを介して接続され前記外部機器からメンテナンスプログラムを取得して実行する情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記外部機器からメンテナンスプログラムを取得して実行する第1ソフトウェアを記憶する記憶部と、
    メンテナンスプログラムを実行させるための第1媒体が着脱可能な第1接続部と、
    メンテナンスプログラムおよび当該メンテナンスプログラムを実行する第2ソフトウェアが記憶された第2媒体が着脱可能な第2接続部と、
    前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されていない場合、前記記憶部から前記第1ソフトウェアを起動し、前記第1接続部に前記第1媒体が装着されかつ前記第2接続部に前記第2媒体が装着されている場合、前記第2媒体から前記第2ソフトウェアを起動する制御部と、
    を備えた情報処理システム。
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