JPH10124738A - 情報提供端末機 - Google Patents

情報提供端末機

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JPH10124738A
JPH10124738A JP28210096A JP28210096A JPH10124738A JP H10124738 A JPH10124738 A JP H10124738A JP 28210096 A JP28210096 A JP 28210096A JP 28210096 A JP28210096 A JP 28210096A JP H10124738 A JPH10124738 A JP H10124738A
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JP
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card
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JP28210096A
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Ryuji Yamada
竜司 山田
Yasunori Makita
容典 牧田
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Brother Industries Ltd
Xing Inc
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守作業をそれぞれの段階に応じて安全かつ
確実にさせることのできる情報提供端末機を提供する。 【解決手段】 IDカードにおける磁気ストライプ51
の保守メニュー記憶領域51cに、「1」が記憶されて
いるのをカードリーダ2が読み取ると、CPU13は、
記憶装置内の保守メニューテーブルにおけるレベル1の
レコードを全て読み出し、該メニューに対応した実行プ
ログラムを起動させ、CRT表示装置には該メニューの
表示をさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住民票等の各種証
明書をはじめとする種々の情報を提供する情報提供端末
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、証明書等を自動的に発行する証明
書自動交付機をはじめとする情報端末においては、市民
等にそれらの情報を提供する機能の他に、情報端末その
もののメンテナンスをはじめとする種々の保守作業を可
能とするために、情報端末の保守員の保守作業のため、
メンテナンスメニューを表示画面に表示するような保守
モードが用意されている。
【0003】そして、これらの情報端末は、証明書の交
付等、種々の情報を提供する本来の役割を果たすための
いわゆる通常モードと、前述した、端末の保守担当員が
取り扱う各種の保守作業を可能にさせるための保守設定
用メニューを表示する保守モードとが、例えば端末の所
定の位置に取り付けられている切り換えスイッチの操作
によって切換えが可能となっている。
【0004】そして、上述した切換えスイッチ等によっ
て保守モードを設定すると、例えば該保守モードを知ら
せるために、表示画面等に数種類の保守メニューが表示
されることになる。
【0005】そして、それら数種類の保守メニューの中
には、例えば、表示画面に表示される情報内容のインス
トールといった、情報端末の仕組みについて特に専門的
な知識が必要とされない管理者が操作可能な保守メニュ
ーから、情報端末を構成する部品の交換といった、情報
端末に関して専門的な知識を必要とする保守担当者のみ
しか扱えないような保守メニューまである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保守モ
ードにおいて、それら種々のレベルの保守作業メニュー
が混在しており、切換スイッチ等によって保守モードを
設定するだけで一律に、それらの種々の保守メニューの
全ての選択操作が可能となると、本来、情報端末に関し
て専門的な知識を必要とする保守担当者が選択、操作し
なければならない保守メニューであるにも関わらず、誤
って、該メニューを情報端末に関して専門的でない管理
者が選択してしまい、その結果、情報端末自体が動作し
なくなってしまう恐れがあった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、保守作業を安全かつ確実にさせ
ることのできる情報提供端末機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の情報提供端末機は、所定の情報を
提供する情報提供端末機であって、前記情報提供端末機
の利用者の識別情報を識別する識別手段と、前記識別手
段による識別の結果、前記情報提供端末機の少なくとも
1種類以上の保守作業を可能にさせる保守作業切換手段
とを備えたことを特徴とする。ここで、利用者とは、例
えば一般住民や、情報提供端末機の保守担当者を意味す
る。
【0009】本情報提供端末機によれば、識別手段が情
報提供端末機の利用者の識別情報を識別し、その識別の
結果、保守作業切換手段が情報提供端末機の少なくとも
1種類以上の保守作業を可能にさせる。
【0010】ゆえに、利用者が情報提供端末機の保守作
業をする際に、あらかじめ識別手段による該利用者の識
別情報の識別に基づいて、保守作業切換手段が、その利
用者に応じた保守作業を自動的に可能とさせるのであ
る。
【0011】また、情報提供端末機の保守作業は必ずし
も同じレベルの人によってなされるとは限らず、数種類
の内容の保守作業に応じて、それぞれ、異なる担当者に
よってなされることもある。
【0012】そこで、請求項2に記載の情報提供端末機
は、請求項1に記載の情報提供端末機であって、前記保
守作業切換手段により可能とされる保守作業の内容が前
記識別手段の識別結果に応じて異なることを特徴とす
る。
【0013】ゆえに、保守作業切換手段が識別手段によ
る識別結果に応じた種々の作業可能な保守作業を設定す
るので、担当者が誤って自らの能力を超えた保守作業を
してしまうことを防ぐことができる。
【0014】そして、こうした情報提供端末機の担当者
は、役所において、窓口の代わりに証明書を交付する証
明書自動交付機の場合には、特に、役所の職員の中での
該端末の管理者、端末提供側における端末のソフトウェ
アの担当者、ハードウェアの担当者等、種々のレベルに
渡って、該情報提供端末機の保守担当者が存在するので
ある。
【0015】そこで、請求項3に記載の情報提供端末機
は、請求項1又は請求項2に記載の情報提供端末機であ
って、前記情報提供端末機により提供される情報が少な
くとも証明書であることを特徴とする。
【0016】ゆえに、証明書を発行する情報提供端末機
を管理するにおいて、該情報提供端末機が提供している
自治体広報等といった一般市民に対して広く提供すべき
情報画面を表示させるために、該情報画面のソフトウェ
アをインストールするという、例えば自治体の職員が可
能な保守作業と、情報提供端末機を制御する電子部品の
交換等といった、当該情報提供端末機のサービスエンジ
ニアでなければ扱えないような保守作業とを、保守作業
切換手段によって明確に切り分けることができ、両者の
保守メニューが誤って混同されないようにすることがで
きる。
【0017】また、請求項4に記載の情報提供端末機
は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の情報提
供端末機であって、前記識別手段は、前記利用者に関す
る情報を記録する識別情報記録媒体から前記識別情報を
読み取ることを特徴とする。
【0018】ゆえに、識別手段が、識別情報記録媒体か
ら識別情報を読み取れば、利用者を識別することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1は本実施例における証明書自動交付機
の概略外観図である。
【0021】証明書自動発行機1の筐体1aの前面パネ
ルには、後述する利用者個々が持つ暗証番号を含むユー
ザID識別コードあるいは操作可能な保守作業設定デー
タ等の種々の情報が記録されている磁気テープ(磁気カ
ードの場合)若しくはICチップ(ICカードの場合)
を備えた識別情報記録媒体としてのIDカード50を挿
入するためのカード挿入口2aが設けられており、この
カード挿入口2aの奥には本発明における識別手段とし
てのカードリーダ2(図3参照)が設けられている。
【0022】そのカード挿入口2aの側方には、例えば
用紙切れ等のように証明書自動発行機1にトラブルが発
生した際に、当該トラブルを解決する保守担当員を呼び
出すための呼び出しボタン22が設けられている。その
呼び出しボタン22の上方には、例えば証明書発行のた
めの操作方法や案内若しくは保守作業をするための保守
モードメニュー等を表示する表示手段としてのCRT表
示装置3が設けられており、そのCRT表示装置3の表
示画面側には、指等により表示されている部分に直接触
れることによって利用者が所望の情報を選択、入力する
ことのできる入力手段としてのタッチパネル4が設けら
れている。
【0023】そのタッチパネル4の側方には、手数料を
支払うためのコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aが形
成されており、これらはそれぞれコインメック5及びビ
ルバリ6(いずれも図4参照)と連通している。これら
のコイン投入口5a及び紙幣挿入口6aの下方には、釣
り銭及びレシートを取り出すための取り出し口8が設け
られている。また、取り出し口8の側方には、後述する
発行手段としてのレーザプリンタ11(図4参照)にて
印刷された住民票等の証明書を排出する証明書排出口7
が形成されている。
【0024】上述した呼び出しボタン22の下方には、
車椅子を利用している人がこの証明書自動発行機1を利
用する際、容易に操作できるように配慮したアシストバ
ー42が設けられている。
【0025】更に、このアシストバー42の下方で筐体
1aの一部には、車椅子の利用者が利用しやすくなるよ
うに、車椅子に乗車している人の膝から下が納まる程度
の大きさの掘り込み43が形成されており、その掘り込
み43の内側面には車椅子の一部が衝突した場合にショ
ックを吸収するためのショック吸収シート44が設けら
れている。また、この証明書自動発行機1の高さは、車
椅子の利用者でも楽に利用できるように、例えば130
cmになるように構成されている。
【0026】また、上述したタッチパネルの上方には、
この証明書自動発行機1が使用可能状態であるか使用不
能状態にあるかを表示する操作表示器10が設けられて
いる。
【0027】次に、本証明書自動交付機1に使用される
カード50について図2を参照して説明する。
【0028】カードには、例えば、図2(a)に示すよ
うに、住民が証明書を取得するために使用する住民カー
ド50があり、該カード50には磁気ストライプ51が
形成されている。磁気ストライプ51には、前述したユ
ーザID識別コード等が記録されている。
【0029】また、図2(b)、(c)に示すように、
証明書自動交付機1の保守作業を行うために使用する保
守カードの50もあり、該カード50に形成されている
磁気ストライプ51には、後述する保守作業設定データ
等が記録されている。なお、本実施例においては、図2
(b)に示す保守カード50の磁気ストライプ51に
は、当該証明書自動交付機1のセールスエンジニアでな
ければ操作できないレベル1の保守作業設定データが記
録されており、図2(c)に示す保守カード50の磁気
ストライプ51には、当該証明書自動交付機1の操作に
ついて一定レベルの教育を受けた担当者でも操作可能な
レベル2の保守作業設定データが記録されている。
【0030】ここで、各カード50に形成されている磁
気ストライプ51の構成の詳細について図3を参照して
説明する。
【0031】磁気ストライプ51は、該カード50の所
有者を識別するためのIDコードを格納するためのID
コード記憶領域51aと、カード50の所有者が住民で
あるのか、保守担当員であるのかを識別するための利用
者識別コードを格納するための利用者識別コード記憶領
域51bと、該カード50の所有者に提示することので
きる保守メニューのレベルを識別するための保守メニュ
ー識別コードを格納するための保守メニュー識別コード
記憶領域51cとを有している。
【0032】本実施例においては、利用者識別コード記
憶領域51bに「0」が記録されていれば住民を表し、
「1」が記録されていれば自治体職員を表し、「2」が
記録されていれば保守担当員を表す。
【0033】また、保守メニュー識別コード記憶領域5
1cに「0」が記録されていれば、いずれの保守メニュ
ーも表示せずに、証明書交付モードを設定することを意
味し、「1」が記録されていれば、レベル1の保守作業
を可能とする設定を意味し、「2」が記録されていれ
ば、レベル2の保守作業を可能とする設定を意味する。
従って、該保守メニュー識別コードに記憶されている内
容に応じて、CRT表示装置3に表示する保守メニュー
がそれぞれ異なることになる。
【0034】続いて、証明書自動交付機1を含む証明書
自動交付システムの電気的構成について図3を参照して
説明する。
【0035】本実施例の証明書自動交付機1は、通信制
御装置36を介してホストコンピュータ31と接続され
た、CPU13の指令によって動作する。このCPU1
3は、本発明における保守作業切換手段として機能し、
上述したカードリーダ2と、CRT表示装置3と、タッ
チパネル4と、コインメック5と、ビルバリ6と、呼び
出しボタン22と、レシートを印刷するためのジャーナ
ルプリンタ12と、操作方法等を音声にて説明するため
の発声装置16と、CPU13を制御して証明書自動交
付機1を所定のプロセス通りに動作させ、証明書を発行
するための動作プログラムを格納する例えばハードディ
スク等で構成される記憶装置17と、証明書自動交付機
1の稼働状況や呼び出しボタン22が押されたこと等を
保守担当員に知らせるためのリモート操作パネル33
と、レーザプリンタ11と、レーザプリンタ11で印刷
された書類が複数枚である時にそれらの書類の端部を綴
じるためのステープラ14及びそれらの書類に割印を付
すための割印機15とが接続されている。
【0036】なお、記憶装置17には、図5に示すよう
に、保守メニューテーブルが格納されている。
【0037】すなわち、上述したレベル1の保守作業と
して、「CRT検査メニュー」、「カードリーダ検査メ
ニュー」等といったメニュー名と、それらのメニューに
応じた実行プログラム名が記憶されている。また、レベ
ル2の保守作業として、「カスタマイズファイルインス
トール」、「テーブルファイルインストール」等といっ
たメニュー名と、それらのメニューに応じた実行プログ
ラム名が記憶されている。
【0038】従って、IDカード50における磁気スト
ライプ51の保守メニュー記憶領域51cに、「1」が
記憶されているのをカードリーダ2が読み取ると、CP
U13は、記憶装置17内の保守メニューテーブル17
aにおけるレベル1のレコードを全て読み出し、該メニ
ューに対応した実行プログラムを起動させ、CRT表示
装置3には該メニューの表示をさせるのである。
【0039】また、CPU13には、ROM34及びワ
ークエリアとしてのRAM35が接続されている。な
お、記憶装置17内の所定領域に格納されている証明書
自動交付機1の動作制御プログラムは、ROM25に格
納させてもよい。
【0040】また、ホストコンピュータ31には、住民
データを格納しているデータベース32が接続されてい
る。
【0041】次に、上記構成を有する証明書自動交付機
1の動作について、図4のフローチャートを参照して説
明する。
【0042】証明書自動交付機1は、CPU13の指令
によって動作するものであり、通常、CRT表示装置3
に、利用者に対してIDカード50の挿入を促す画面を
表示している。そして、利用者がカード挿入口2aから
IDカード50を挿入するのを検知すると(S1:YE
S)、該IDカード50が、住民カードであるのか否か
を判断する(S2)。
【0043】すなわち、CPU13は、該IDカード5
0に形成された磁気ストライプ51における利用者識別
コード記憶領域51b及び保守メニュー識別コード記憶
領域51cに記録されたデータをカードリーダ2に読み
取らせ、その結果、利用者識別コード記憶領域51bの
記憶データが「0」でなく、かつ、保守メニュー識別コ
ード記憶領域51cの記憶データが「0」でなければ、
該IDカードは、住民カードでなく、保守作業用のカー
ドであると判断をし(S2:NO)、続いて、保守レベ
ルの判断をする(S3)。
【0044】すなわち、IDカード50の磁気ストライ
プ51における利用者識別領域51b及び保守メニュー
識別コード記憶領域51cに記憶されたデータをカード
リーダ2に読み取らせ、その結果、利用者識別コード5
1bに記憶されたデータが「1」であり、かつ、保守メ
ニュー識別コード記憶領域51cに記憶されたデータが
「2」であれば、該IDカード50は保守レベル2用の
カードであると判断し(S3:レベル2)、記憶装置1
7の所定領域に記憶された保守メニューテーブル17a
内のレベル2の保守メニューを読み出し、対応する実行
プログラムを起動させ、例えば図7(b)に示すような
保守メニュー選択画面をCRT表示装置3に表示させる
(S4)。
【0045】一方、カードリーダ2にIDカード50の
磁気ストライプ51における利用者識別領域51b及び
保守メニュー識別コード記憶領域51cに記憶されたデ
ータを読み取らせた結果、利用者識別コード51bに記
憶されたデータが「2」であり、かつ、保守メニュー識
別コード記憶領域51cに記憶されたデータが「1」で
あれば、該IDカード50は保守レベル1用のカードで
あると判断し(S3:レベル1)、記憶装置17の所定
領域に記憶された保守メニューテーブル17a内のレベ
ル2の保守メニューを読み出し、対応する実行プログラ
ムを起動させ、例えば図7(a)に示すような保守メニ
ュー選択画面をCRT表示装置3に表示させる(S
5)。
【0046】更に、カードリーダ2にIDカード50の
磁気ストライプ51における利用者識別領域51b及び
保守メニュー識別コード記憶領域51cに記憶されたデ
ータを読み取らせた結果、利用者識別コード51bに記
憶されたデータが「2」であり、かつ、保守メニュー識
別コード記憶領域51cに記憶されたデータが「3」で
あれば、該IDカード50は保守レベル3用のカードで
あると判断し(S3:レベル3)、図示はしないが、記
憶装置17の所定領域に記憶された保守メニューテーブ
ル17a内のレベル3の保守メニューを読み出し、対応
する実行プログラムを起動させ、レベル3の保守メニュ
ーを表示した保守メニュー選択画面をCRT表示装置3
に表示させる(S6)。
【0047】このように、証明書自動交付機1の保守作
業者のレベルに応じた保守メニューのみを表示して、そ
れ以外の保守メニューを表示しないようにすることによ
り、その保守作業者のレベルに応じた保守メニューのみ
を選択させることができ、誤って、保守作業者の担当範
囲外の保守メニューを起動してしまうことを防ぐことが
できる。
【0048】なお、S2において、カード挿入口2aか
ら挿入されたIDカード50における磁気ストライプ5
1の利用者識別コード記憶領域51bに記憶されたデー
タが「0」であり、かつ、保守メニュー識別コード記憶
領域51cに記憶されたデータが「0」であれば、該カ
ード50は住民カードであると判断し(S2:YE
S)、証明書発行のための通常の動作を行う(S7)。
【0049】すなわち、証明書選択画面をCRT表示装
置3に表示させ、利用者の選択に応じて今度は部数選択
画面をCRT表示装置3に表示させ、料金の投入を検出
した後、選択した証明書を証明書作成用データに基づき
レーザプリンタ11に印字させ、搬送ローラ及び排出ロ
ーラを回転させることにより、該作成された証明書を証
明書排出口7から排出させる。
【0050】以上、証明書自動交付機1を実施例とし
て、該証明書自動交付機1の保守作業をそれぞれのレベ
ルに応じて確実かつ安全に実施可能な構成について説明
したが、本発明は本実施例に限定されるわけではなく、
例えば駅に設置されている情報案内等、情報を提供する
端末であれば応用可能であることはもちろんである。
【0051】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1に記載の情報提供端末機によれば、識別手段が情
報提供端末機の利用者の識別情報を識別し、その識別の
結果、保守作業切換手段が情報提供端末機の少なくとも
1種類以上の保守作業を可能にさせるので、利用者が情
報提供端末機の保守作業をする際に、あらかじめ識別手
段による該利用者の識別情報の識別に基づいて、保守作
業切換手段が、その利用者に応じた保守作業を自動的に
可能とさせるのである。
【0052】また、請求項2に記載の情報提供端末機に
よれば、保守作業切換手段が識別手段による識別結果に
応じた種々の作業可能な保守作業を設定するので、担当
者が誤って自らの能力を超えた保守作業をしてしまうこ
とを防ぐことができる。
【0053】更に、請求項3に記載の情報提供端末機に
よれば、証明書を発行する情報提供端末機を管理するに
おいて、該情報提供端末機が提供している自治体広報等
といった一般市民に対して広く提供すべき情報画面を表
示させるために、該情報画面のソフトウェアをインスト
ールするという、例えば自治体の職員が可能な保守作業
と、情報提供端末機を制御する電子部品の交換等といっ
た、当該情報提供端末機のサービスエンジニアでなけれ
ば扱えないような保守作業とを、保守作業切換手段によ
って明確に切り分けることができ、両者の保守メニュー
が誤って混同されないようにすることができる。
【0054】また、請求項4に記載の情報提供端末機に
よれば、識別手段が、識別情報記録媒体から識別情報を
読み取れば、利用者を識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の証明書自動交付機の外観を示す概略
図である。
【図2】本実施例の証明書自動交付機に使用されるカー
ドを示す図である。
【図3】本実施例の証明書自動交付機に使用されるカー
ドに記録されたデータを示す図である。
【図4】本実施例の証明書自動交付機の電気的構成を示
すブロック図である。
【図5】本実施例の証明書自動交付機における記憶装置
内のデータを示す図である。
【図6】本実施例の証明書自動交付機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図7】本実施例の証明書自動交付機における保守メニ
ューの画面を示す図である。
【符号の説明】 2 カードリーダ 13 CPU 17 記憶装置 50 IDカード 51 磁気ストライプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報を提供する情報提供端末機に
    おいて、 前記情報提供端末機の利用者の識別情報を識別する識別
    手段と、 前記識別手段による識別の結果、前記情報提供端末機の
    少なくとも1種類以上の保守作業を可能にさせる保守作
    業切換手段とを備えたことを特徴とする情報提供端末
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報提供端末機におい
    て、 前記保守作業切換手段により可能とされる保守作業の内
    容が前記識別手段の識別結果に応じて異なることを特徴
    とする情報提供端末機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の情報提供
    端末機において、 前記情報提供端末機により提供される情報が少なくとも
    証明書であることを特徴とする情報提供端末機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の情報提供端末機において、 前記識別手段は、前記利用者に関する情報を記録する識
    別情報記録媒体から前記識別情報を読み取ることを特徴
    とする情報提供端末機。
JP28210096A 1996-10-24 1996-10-24 情報提供端末機 Pending JPH10124738A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007058657A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Glory Ltd カード処理装置
JP2012104152A (ja) * 2003-10-09 2012-05-31 British American Tobacco (Investments) Ltd タバコ販売機
JP2015153103A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 株式会社リコー 情報処理装置および情報処理システム

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