JP2015152065A - ボールねじ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分割可能なボール循環部品のナット部材に対する位置決め拘束性を高めることができるボールねじ装置の提供。【解決手段】ボール循環路7を有するボール循環部品5を備えるボールねじ装置1であって、ボール循環部品5は、第1分割体50と第2分割体60とが組み合わされて形成されており、第1分割体50は、ナット部材の外面に固定される固定部52を有し、第2分割体60は、ボール負荷転走路を移動するボールをすくい上げると共にボール負荷転走路にボールを戻す一対の脚部63と、一対の脚部63の間を連結すると共に第1分割体50とナット部材との間に配置される連結部64と、第1分割体50の側面53a,53bに対し二方向で対面して第1分割体50を挟み込む一対の肩部62と、を有する、という構成を採用する。【選択図】図10

Description

本発明は、ボールねじ装置に関するものである。
ボールねじ装置は、ねじ軸に設けられた螺旋状のボール転動溝とナット部材に設けられたボール負荷転動溝とが対向することで形成されるボール負荷転走路を、多数のボールが転動する構成となっている。このボールねじ装置は、ボール負荷転動溝を転動し終えたボールを再度ボール負荷転動溝に循環させるためのボール循環路を有しており、ねじ軸とナット部材との相対的な回転に伴い、ボールがボール循環路からボール負荷転走路へと無限循環する。
下記特許文献1には、上記ボール循環路を形成するボール循環部品として、パイプ型のボール循環部品が開示されている。このボール循環部品は、第1分割体と第2分割体とが組み合わされて形成されている。この第1分割体と第2分割体との合わせ面は、ボール循環路に沿って形成されており、ボール循環部品を高さ方向で上下に分割可能な構成となっている。ボール循環部品は、パイプ下側の第2分割体をナット部材の取付孔に挿し込み、その上から覆い被さるようにパイプ上側の第1分割体をナット部材に固定することで、ナット部材(ボール負荷転走路)に対して位置決めされるようになっている。
特許第4861395号公報
しかしながら、上記従来技術には、次のような課題がある。
特許文献1の技術は、第2分割体を単に第1分割体で覆うだけであり、位置決め拘束性が低く、ボールからの負荷で第1分割体と第2分割体とがずれてしまう可能性がある。ナット部材に挿し込まれる第2分割体のパイプ先端は、ボール負荷転走路からボールをすくい上げる部分であって、ボールから断続的に負荷を受けると共に、その位置決め拘束性が低いとボールをボール負荷転走路から上手くすくい上げることができず、場合によってはボールの詰りが生じてしまうことがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、分割可能な転動体循環部品のナット部材に対する位置決め拘束性を高めることができるボールねじ装置の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、螺旋状の転動体転動溝を有するねじ軸と、前記転動体転動溝に対向して転動体負荷転走路を形成する転動体負荷転動溝を有するナット部材と、前記転動体負荷転走路の一端と他端とを接続する転動体循環路を有する転動体循環部品と、前記転動体負荷転走路及び前記転動体循環路を無限循環する転動体と、を備えるボールねじ装置であって、前記転動体循環部品は、第1分割体と第2分割体とが組み合わされて形成されており、前記第1分割体は、前記ナット部材の外面に固定される固定部を有し、前記第2分割体は、前記転動体負荷転走路を移動する前記転動体をすくい上げると共に前記転動体負荷転走路に前記転動体を戻す一対の脚部と、前記一対の脚部の間を連結すると共に前記第1分割体と前記ナット部材との間に配置される連結部と、前記第1分割体の側面に対し二方向で対面して前記第1分割体を挟み込む一対の肩部と、を有する、という構成を採用する。
本発明によれば、分割可能な転動体循環部品のナット部材に対する位置決め拘束性を高めることができるボールねじ装置が得られる。
本発明の実施形態におけるボールねじ装置1の平面図である。 図1における矢視A−A断面図である。 本発明の実施形態におけるボールねじ装置1の分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるナット部材3の平面図である。 本発明の実施形態における第1分割体50の部品図である。 本発明の実施形態における第2分割体60の部品図である。 本発明の実施形態における脚部63の拡大図である。 本発明の実施形態における取付孔33に対する脚部63の配置を示す模式図である。 本発明の実施形態におけるボール循環部品5の斜視図である。 本発明の実施形態におけるボール循環部品5の平面図である。 本発明の実施形態におけるボール循環部品5の鍔部54による作用を説明するための図である。 本発明の実施形態におけるボール循環部品5の鍔部54による作用を説明するための応力解析図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態におけるボールねじ装置1の平面図である。図2は、図1における矢視A−A断面図である。
図1及び図2に示すように、ボールねじ装置1は、ねじ軸2と、ナット部材3と、ボール4(転動体)と、ボール循環部品5(転動体循環部品)と、を有する。本実施形態では、図1に示すように、ナット部材3にボール循環部品5が複数(2つ)取り付けられており、後述するボール4の無限循環路が複数(2つ)形成される。
ねじ軸2は、図1に示すように、外周面に螺旋状のボール転動溝21(転動体転動溝)を有する。また、ナット部材3は、図2及び後述する図3に示すように、内周面に螺旋状のボール負荷転動溝31(転動体負荷転動溝)を有する。ボール負荷転動溝31は、ねじ軸2のボール転動溝21と同じ螺旋状に形成されている。ナット部材3にねじ軸2が挿入され、ボール転動溝21とボール負荷転動溝31とが対向すると、その対向する部分にボール負荷転走路6が形成される。ボール負荷転走路6には、ボール4が配置され、ボール4に負荷がかかった状態でナット部材3がねじ軸2に支持される。
ボール循環部品5は、図2に示すように、ボール負荷転走路6(転動体負荷転走路)の一端(例えば図2の紙面右側)と他端(例えば図2の紙面左側)とを接続するボール循環路7(転動体循環路)を有する。なお、ボール負荷転走路6の上流側と下流側は、ナット部材3の移動方向によって入れ替わる。ボール循環路7は、略U字状に形成されており、その両端がナット部材3に挿し込まれると、ボール負荷転走路6と連通してボール4の無限循環路が形成される。このボール循環路7は、内部に配置されるボール4に対し、負荷がほとんどかからないような大きさで形成されている。
図3は、本発明の実施形態におけるボールねじ装置1の分解斜視図である。図4は、本発明の実施形態におけるナット部材3の平面図である。
ボール循環部品5は、図3に示すように、第1分割体50と第2分割体60とが上下で組み合わされて形成されている。第1分割体50は、ボール循環路7の上側を形成するものである。また、第2分割体60は、ボール循環路7の下側を形成するものである。本実施形態のボール循環部品5は、樹脂成形品であり、ボルト8を介して金属製のナット部材3の外面32に取り付けられる。
外面32は、図4に示すように、ナット部材3の外周に形成された矩形状の平坦面である。外面32には、その平坦面に垂直な方向に、ボール循環部品5の取付孔33が設けられている。取付孔33は、対となって設けられており、それぞれナット部材3の内周面まで貫通し、ボール負荷転動溝31に連通している。取付孔33の内周面には、挿し込まれたボール循環部品5を支持する支持部34が設けられている。支持部34は、平面視で円弧状に形成されており、無限循環路の外径側に配置されている。この外面32には、ボール循環部品5をナット部材3に固定するためのねじ孔35が設けられている。
図5は、本発明の実施形態における第1分割体50の部品図である。なお、図5(a)は第1分割体50の平面図を示し、図5(b)は第1分割体50の正面図を示し、図5(c)は第1分割体50の底面図を示し、図5(d)はねじ軸2が延びる軸方向から第1分割体50を視た図を示し、図5(e)は図5(b)における矢視B−B断面図を示す。
第1分割体50は、半パイプ部51と、固定部52と、切欠き部53と、鍔部54と、を有する。なお、図5においてドットパターンが付された領域は肉盗み箇所である。
半パイプ部51は、図5(b)に示すように、第1分割体50の下向き面側(ナット部材3と対向する側)に設けられている。半パイプ部51は、ボール循環路7の上側を形成する略U字状のボール転動溝51aを有する。ボール転動溝51aは、図5(e)に示すように、断面視で円弧形状を有する。この半パイプ部51は、図5(c)に示すように、第1分割体50の長手方向に延在して設けられている。また、この半パイプ部51は、図5(d)に示すように、ねじ軸2が延在する方向に対して斜めになるように配置される。
固定部52は、図5(a)に示すように、第1分割体50の上向き面側(ナット部材3と非対向となる側)に設けられている。固定部52は、ボルト8によってナット部材3の外面32に固定されるものである。固定部52は、ボルト8が挿入される挿入孔52aと、ボルト8の頭を受ける座52bと、を有する。この固定部52は、図5(e)に示すように、半パイプ部51をその短手方向において挟んだ両側に一対で設けられている。一対の固定部52は、図5(c)に示すように、半パイプ部51が延在する方向において僅かながら点対称にシフトした配置となっている。
切欠き部53は、図5(a)に示すように、第1分割体50の側部に設けられている。切欠き部53は、側面53a,53bを備えている。側面53aは、図5(c)に示すように、半パイプ部51が延在する方向に対して直交する面である。また、側面53bは、半パイプ部51が延在する方向に対して平行な面である。切欠き部53は、側面53a,53bによって直角の凹みを第1分割体50の側部に形成する。この切欠き部53は、半パイプ部51をその短手方向において挟んだ両側に一対で設けられている。一対の切欠き部53は、図5(c)に示すように、半パイプ部51が延在する方向において点対称にシフトした配置となっている。
鍔部54は、図5(a)に示すように、第1分割体50の側部に設けられている。鍔部54は、ナット部材3の外面32に対面するものである。この鍔部54は、図5(c)に示すように、固定部52と一体で形成されており、半パイプ部51が延在する方向において切欠き部53とは反対側に固定部52から延在している。この鍔部54は、半パイプ部51をその短手方向において挟んだ両側に一対で設けられている。一対の鍔部54は、図5(c)に示すように、半パイプ部51が延在する方向において点対称にシフトした配置となっている。
図6は、本発明の実施形態における第2分割体60の部品図である。なお、図6(a)は第2分割体60の平面図を示し、図6(b)は第2分割体60の正面図を示し、図6(c)は第2分割体60の底面図を示し、図6(d)はねじ軸2が延びる軸方向から第2分割体60を視た図を示し、図6(e)は図6(b)における矢視C−C断面図を示す。
第2分割体60は、半パイプ部61と、肩部62と、を有する。
半パイプ部61は、図6(b)に示すように、ボール循環路7の下側を形成する略U字状のボール転動溝61aを有する。ボール転動溝61aは、図6(e)に示すように、断面視で円弧形状を有する。この半パイプ部61は、図6(a)に示すように、第2分割体60の長手方向に延在して設けられている。また、この半パイプ部61は、図6(d)に示すように、ねじ軸2が延在する方向に対して斜めになるように配置される。半パイプ部61は、脚部63と、連結部64と、を有する。
脚部63は、図6(b)に示すように、半パイプ部61の両端部において一対で設けられている。連結部64は、一対の脚部63の間を連結するものである。一対の脚部63は、図2に示すように、ナット部材3の取付孔33に挿入され、支持部34に支持される。一対の脚部63は、ボール負荷転走路6を移動するボール4をすくい上げると共にボール負荷転走路6にボール4を戻すものである。脚部63には、図6(c)に示すように、ボール4をすくい上げるすくい部63aが設けられている。
図7は、本発明の実施形態における脚部63の拡大図である。なお、図7においてドットパターンが付された領域は肉盗み箇所である(他の図面において不図示)。
脚部63は、図7に示すように、すくい部63a側の厚みを増した形状を有している。すくい部63aは、ボール負荷転走路6からボール4をすくい上げる部分であり、ボール4から断続的に荷重を受けるため、この厚みを増すことで強度を確保している。しかしながら、脚部63を樹脂成形する場合、厚みを増した部分にヒケが生じやすくなる。このため、脚部63は、梁部63bと、外周部63cと、を有する。
梁部63bは、すくい部63aの背面側を支えるものである。梁部63bは、矢印F1に示す方向に延在している。矢印F1で示す方向は、すくい部63aに対しボール4の衝突荷重がかかる方向である。外周部63cは、脚部63の外壁部であって、曲げに対する断面二次モーメントを大きくするように、脚部63の断面外形輪郭を楕円状ないし俵状に形成するものである。この構成によれば、図7に示すドットパターンが付された領域を肉盗み箇所としてヒケの発生を防止しつつ、脚部63の強度を増加させることができる。なお、梁部63bはトラス構造としてもよい。
また、脚部63には、外周部63cから外方に突出する突起部63dが設けられている。
図8は、本発明の実施形態における取付孔33に対する脚部63の配置を示す模式図である。なお、図8(a)は、脚部63に突起部63dがある場合を示し、図8(b)は、脚部63に突起部63dがない場合を示す。
突起部63dは、図8(a)に示すように、脚部63の外側に突出する円弧形状を有している。突起部63dは、取付孔33の挿入方向(図8(a)に示す紙面垂直方向)に延在して設けられている。また、突起部63dは、第2分割体60の長手方向における両端部に一対で設けられている(図6(b)参照)。
図8(a)に示すように、脚部63に突起部63dに設けることで、符号Pで示す位置で線接触となり、脚部63が取付孔33に挿入し易くなる。したがって、第2分割体60の樹脂成形での変形もある程度許容することができる。また、脚部63に突起部63dに設けることで、取付孔33に対する脚部63の位置決めも容易になる。すなわち、脚部63に突起部63dがない場合、図8(b)に示すように、位置精度を出すためには脚部63の両側において取付孔33とのクリアランスD2を小さく管理しなければならないが、脚部63に突起部63dがある場合、図8(a)に示すように、脚部63の片側において取付孔33とのクリアランスD1を管理するだけでよく、クリアランスD1が大きくても位置決めが容易に行える。
図6(a)に戻り、肩部62は、第2分割体60の側部に設けられている。肩部62は、図6(b)に示すように、連結部64に対し一対の脚部63とは反対側に突出して設けられている。この肩部62は、第1分割体50の切欠き部53の側面53a,53bに対し二方向で対面するものである。肩部62は、図6(a)に示すように、側面53aに対面する側面62aと、側面53bに対面する側面62bと、を有する平板状に形成されている。この肩部62は、半パイプ部61をその短手方向において挟んだ両側に一対で設けられている。一対の肩部62は、図6(a)に示すように、半パイプ部61が延在する方向において点対称にシフトした配置となっている。
図9は、本発明の実施形態におけるボール循環部品5の斜視図である。図10は、本発明の実施形態におけるボール循環部品5の平面図である。
上記構成の第1分割体50と第2分割体60は、図9及び図10に示すように組み合わされて、ボール循環路7を有するボール循環部品5を形成する。ボール循環部品5は、図10に示すように、第1分割体50を第2分割体60の一対の肩部62によって挟み込むようにして上下に組み合わされて形成される。
一対の肩部62は、第1分割体50の側面53a,53bに対して二方向で対面する。この二方向は、図10に示すように、第1分割体50の固定部52が固定される外面32に沿った第1方向と第2方向である。この構成によれば、一対の肩部62によって外面32に沿った二方向において第1分割体50と第2分割体60との相対移動が規制されるため、第1分割体50と第2分割体60とを平面方向において拘束することができる。また、第2分割体60は、連結部64が第1分割体50とナット部材3との間に配置され、脚部63が第1分割体50とナット部材3との間に挟み込まれており、外面32に沿った平面方向だけでなく、外面32に垂直な垂直方向においても拘束することができる。このように、本実施形態によれば、第1分割体50と第2分割体60との位置決め拘束性を高めることができ、第1分割体50と第2分割体60とのずれを防止することができる。
また、一対の肩部62が対面する二方向は、ボール循環路7が延在する第1方向と、その第1方向と直交する第2方向である。第1方向は、ボール4が循環する方向であると共に、ボール4をすくい上げる際に衝突荷重がかかる方向である。第2方向は、ボール循環路7の幅方向であって、ボール循環路7の左右の振幅方向である。この構成によれば、ボール4の衝突荷重がかかる方向と、ボール循環路7の振幅方向において、第1分割体50と第2分割体60との位置決め拘束性を高めることができるため、第1分割体50と第2分割体60とのずれを確実に防止することができる。
また、本実施形態では、一対の肩部62は、第1方向において第1分割体50を締まりばめし、第2方向において第2分割体60を中間ばめする間隔で設けられている。この構成によれば、荷重の大きいボール4の衝突荷重がかかる第1方向において、第1分割体50と第2分割体60との位置決め拘束性を高めることができるため、第1分割体50と第2分割体60とのずれをより確実に防止することができる。また、第1方向は、樹脂成形において一対の脚部63が開きやすい方向であり、相対的に一対の肩部62が締まり易くなるため、締まりばめにすることが容易にできる。なお、比較的荷重の小さい第2方向においては、肩部62の対向面積を大きく確保することで位置決め拘束性を確保し、第1分割体50と第2分割体60との組み立て性を高めている。
また、一対の肩部62は、連結部64に対し一対の脚部63とは反対側に突出して設けられているため、図3に示すように一対の肩部62を把持すれば、ナット部材3の取付孔33に容易に脚部63を挿入することができ、さらに組み立て性を高めることができる。
また、本実施形態では、第1分割体50は、一対の肩部62と二方向で対面する側面53a,53bを備える一対の切欠き部53を有する。この構成によれば、図1に示すように、複数のボール循環部品5を並列に隣接配置することができる。
さらに、本実施形態では、図10に示すように、第1分割体50は、一対の切欠き部53が設けられる領域X1に対しボール循環路7を軸Oとする線対称の領域X2の少なくとも一部において外面32と対面する一対の鍔部54を有する。この構成によれば、ボール循環部品5の抜け強度を向上させることができる。以下、この作用について、図11及び図12を参照して説明する。
図11は、本発明の実施形態におけるボール循環部品5の鍔部54による作用を説明するための図である。なお、図11において、視認性の向上のため第1分割体50を二点鎖線で示している。
図11に示すように、ボール循環部品5にボール4が進入すると、ボール循環部品5がナット部材3の外面32に対して持ち上がるように抜け荷重が作用する。
この抜け荷重は、第1分割体50が外面32に固定されていることによって、固定部52を支点とするトルクに変わり、図11に示すように、肩部62の側面62aから第1分割体50に対し荷重(矢印F2で示す)が作用する。この荷重は、同じく固定部52を支点とするトルクに変わり、鍔部54から外面32に荷重(矢印F3で示す)が作用する。この荷重は、外面32からの反力(矢印F4で示す)により相殺される。このように、鍔部54があることによって、外面32と対向する面積を広く確保し、ボール4の衝突荷重を逃がして、ボール循環部品5の抜け強度を向上させることができる。
図12は、本発明の実施形態におけるボール循環部品5の鍔部54による作用を説明するための応力解析図である。なお、図12(a)は、鍔部54がある本実施形態のボール循環部品5を示し、図12(b)は、鍔部54がない比較例のボール循環部品100を示す。
図12(b)に示すように、鍔部54が無い場合、固定部52の付け根部分に応力集中が発生し、大きな引っ張り応力が作用することが分かる。一方、図12(a)に示すように、鍔部55がある場合、応力集中がほとんど発生せず、応力の発生も半分程度に抑えられることが分かる。このように、鍔部54を設けてボール循環部品5の座面を広く確保することで、応力集中を緩和し、抜け強度を向上させることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、螺旋状のボール転動溝21を有するねじ軸2と、ボール転動溝21に対向してボール負荷転走路6を形成するボール負荷転動溝31を有するナット部材3と、ボール負荷転走路6の一端と他端とを接続するボール循環路7を有するボール循環部品5と、ボール負荷転走路6及びボール循環路7を無限循環するボール4と、を備えるボールねじ装置1であって、ボール循環部品5は、第1分割体50と第2分割体60とが組み合わされて形成されており、第1分割体50は、ナット部材3の外面32に固定される固定部52を有し、第2分割体60は、ボール負荷転走路6を移動するボール4をすくい上げると共にボール負荷転走路6にボール4を戻す一対の脚部63と、一対の脚部63の間を連結すると共に第1分割体50とナット部材3との間に配置される連結部64と、第1分割体50の側面53a,53bに対し二方向で対面して第1分割体50を挟み込む一対の肩部62と、を有する、という構成を採用することによって、分割可能なボール循環部品5のナット部材3に対する位置決め拘束性を高めることができるボールねじ装置1が得られる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、肩部が平面視で平板状である場合を例示したが、第1分割体に対して二方向で対面するならば他の形状であってもよい。例えば、肩部が平面視で三角、四角、その他の多角形や、丸や楕円状であってもよい。また、切欠き部の形状も肩部と二方向で対面する側面を備えるならば他の形状であってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、ナット部材にボール循環部品が複数取り付けられて、ボールの無限循環路が複数形成される場合を例示したが、ナット部材にボール循環部材が1つだけ取り付けられて、ボールの無限循環路が1つだけ形成されるものであってもよい。
また、例えば、上記実施形態では、転動体がボールである場合を例示したが、ローラー等の他の転動体であってもよい。
1 ボールねじ装置
2 ねじ軸
3 ナット部材
4 ボール(転動体)
5 ボール循環部品(転動体循環部品)
6 ボール負荷転走路(転動体負荷転走路)
7 ボール循環路(転動体循環路)
21 ボール転動溝(転動体転動溝)
31 ボール負荷転動溝(転動体負荷転動溝)
32 外面
50 第1分割体
52 固定部
53 切欠き部
53a 側面
53b 側面
54 鍔部
60 第2分割体
62 肩部
63 脚部
64 連結部
O 軸
X1 領域
X2 領域

Claims (5)

  1. 螺旋状の転動体転動溝を有するねじ軸と、前記転動体転動溝に対向して転動体負荷転走路を形成する転動体負荷転動溝を有するナット部材と、前記転動体負荷転走路の一端と他端とを接続する転動体循環路を有する転動体循環部品と、前記転動体負荷転走路及び前記転動体循環路を無限循環する転動体と、を備えるボールねじ装置であって、
    前記転動体循環部品は、第1分割体と第2分割体とが組み合わされて形成されており、
    前記第1分割体は、前記ナット部材の外面に固定される固定部を有し、
    前記第2分割体は、前記転動体負荷転走路を移動する前記転動体をすくい上げると共に前記転動体負荷転走路に前記転動体を戻す一対の脚部と、前記一対の脚部の間を連結すると共に前記第1分割体と前記ナット部材との間に配置される連結部と、前記第1分割体の側面に対し二方向で対面して前記第1分割体を挟み込む一対の肩部と、を有する、ことを特徴とするボールねじ装置。
  2. 前記一対の肩部は、前記連結部に対し前記一対の脚部とは反対側に突出して設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のボールねじ装置。
  3. 前記二方向は、前記転動体循環路が延在する第1方向と、前記第1方向と直交する第2方向である、ことを特徴とする請求項1または2に記載のボールねじ装置。
  4. 前記第1分割体は、前記一対の肩部と前記二方向で対面する側面を備える一対の切欠き部を有する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のボールねじ装置。
  5. 前記第1分割体は、前記一対の切欠き部が設けられる領域に対し前記転動体循環路を軸とする線対称の領域の少なくとも一部において前記外面と対面する一対の鍔部を有する、ことを特徴とする請求項4に記載のボールねじ装置。
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