JP2015152053A - 車両の制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトレバーの操作位置としてブレーキモードを選択するためのBポジションが設けられた車両において、前記シフトレバーのポジション検出用のスイッチ等の増加、ブレーキモードにおけるシフトレバーの操作領域の増大等を抑制しながら、運転者の要求レベルに応じた車両減速度が得られる装置を実現する。
【解決手段】ドライブモードでの走行中にシフトレバーがD→B操作されたときに、要求減速度レベルを第1所定量の車両減速度が得られるレベル1と判定し、次に、車両減速状態において、シフトレバーがB→D→B操作されたときは、要求減速度レベルは前記第1所定量に第2所定量を加えた車両減速度が得られるレベル2と判定すると共に、判定した要求減速度レベルが高いほど大きな車両減速度が得られるように減速装置を制御する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の制御装置及び制御方法、特に減速用のブレーキモードが設けられた車両の制御装置及び制御方法に関し、車両の走行制御技術の分野に属する。
近年、自動変速機や無段変速機を搭載した車両、或いは電動機を走行駆動源として用いる電気自動車やハイブリッド車等の車両においては、通常走行のためのドライブモードとは別に、車両減速用のブレーキモードが設けられることがあり、この場合、シフトレバーの操作パターンに、ドライブモードを選択するためのドライブポジション(以下、「Dポジション」という)に加えて、ブレーキモードを選択するためのブレーキポジション(以下、「Bポジション」という)が設けられる。
例えば、特許文献1には、図9に示すように、無段変速機におけるシフトレバーの操作ポジションとして、D(SD)ポジションの下方(車両後方側)に隣接させてBポジションを設け、シフトレバーXをこのBポジションに操作すれば、そのときの運転状態に応じて予め設定された大きさのエンジンブレーキが作動するように構成された発明が開示されている。
また、特許文献2には、図10に示すように、ハイブリッド車におけるシフトレバーの操作ポジションとして、Dポジションの下方に隣接させてBポジションを設けると共に、このBポジションの左右両側にプラスポジションとマイナスポジションとを設け、運転者がシフトレバーX’をBポジションに操作した上で、プラス、マイナスいずれかのポジションに操作することにより、エンジンブレーキレベルの選択が可能とされた発明が開示されている。
特開2009−257415号公報 特開平09−277847号公報
ところで、前記特許文献1に記載された発明では、前述のように、シフトレバーXをBポジションに操作したときに得られるエンジンブレーキの大きさはそのときの運転状態によって決まるので、運転者が任意にその大きさを選択することができず、要求した車両減速度が実現されないことがある。
これに対し、特許文献2に記載された発明によれば、シフトレバーX’をBポジションに操作した上で、さらにプラスポジションまたはマイナスポジションに操作することによってエンジンブレーキレベルの選択が可能であるから、運転者の要求に応じた車両減速度もしくはこれに近い減速度が得られる。
しかし、特許文献2に記載された発明は、シフトレバーX’のBポジションへの操作を検出するスイッチに加え、プラスポジションへの操作を検出するスイッチとマイナスポジションへの操作を検出するスイッチとが余分に必要となり、構造の複雑化や部品点数の増大を招くと共に、Bポジションの両側にプラスポジションとマイナスポジションとを設けるので、ブレーキモードのためのシフトレバーX’の操作領域が拡大し、該シフトレバー周辺のデザインやレイアウトの自由度が制約されるおそれがある。
また、運転者がBポジションにおける左右いずれのポジションが減速度レベルのプラスポジションかマイナスポジションかを誤認し、シフトレバーの操作により減速度の増減が要求した側と反対側に変化するといった事態を招く可能性もある。
本発明は、車両減速用のブレーキモードが設定され、シフトレバーの操作パターンに該ブレーキモードを選択するためのBポジションが設けられた車両における上記のような不具合を解消することを課題とし、構造の複雑化や部品点数の増大、シフトレバー操作領域の拡大、運転者の誤操作等を抑制しながら、運転者の要求レベルに応じた車両減速度が得られる装置を実現することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る車両の制御装置は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、シフトレバーの操作ポジションとして、ドライブモードを選択するためのDポジションと、ブレーキモードを選択するためのBポジションとが隣接して設けられた車両の制御装置であって、
前記シフトレバーのDポジション、Bポジション間の操作に基づいて運転者の要求減速度レベルを判定する要求減速度レベル判定手段と、
該判定手段で判定した要求減速度レベルが高いほど大きな車両減速度が得られるように減速装置を制御する減速度制御手段とを有し、
前記要求減速度レベル判定手段は、ドライブモードでの走行中にシフトレバーをDポジションからBポジションに操作するD→B操作が行われたときに、要求減速度レベルを第1所定量の車両減速度が得られるレベル1と判定すると共に、前記D→B操作後、車両減速状態において、シフトレバーをBポジションからDポジションに戻した後、再びBポジションに操作するB→D→B操作が行われたときは、要求減速度レベルを前記第1所定量に第2所定量を加えた車両減速度が得られるレベル2と判定することを特徴とする。
ここで、前記減速装置とは、車両を減速させる機能を有する車載の装置のことであって、減速比の段階的な増大制御が可能な自動変速機または無段変速機、油圧制御による車両制動力の段階的な増大制御が可能なホイールブレーキ装置、減速回生制御による車両走行抵抗の段階的な増大制御が可能なオルタネータやモータ・ジェネレータ等が含まれる。また、車両減速度についての第1所定量と第2所定量とは、同じ量である場合と異なる量である場合とがある。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の車両の制御装置において、
前記要求減速度レベル判定手段は、要求減速度レベルをレベル1と判定した後、車両減速状態において、前記B→D→B操作が繰り返し行われたときは、そのつど、車両減速度が段階的に増大するように、要求減速度レベルの判定値を順次高くしていくことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1または請求項2に記載の車両の制御装置において、
前記要求減速度レベル判定手段は、前記B→D→B操作中におけるDポジションでの滞在時間が所定時間以上であったときは、次のBポジションへの操作による要求減速度レベルをレベル1と判定することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両の制御装置において、
前記シフトレバーの操作ポジションとして、ニュートラルモードを選択するためのNポジションが前記Dポジションに隣接して設けられていると共に、
Bポジションは、Dポジションとの間のシフトレバーの操作方向がDポジション、Nポジション間のシフトレバーの操作方向と異なるように設けられており、かつ、
DポジションとBポジションとを含むシフトレバーの操作線上には、これらのポジションのみが設けられていることを特徴とする。
一方、請求項5に記載の発明は、シフトレバーの操作ポジションとして、ドライブモードを選択するためのDポジションと、ブレーキモードを選択するためのBポジションとが隣接して設けられた車両の制御方法であって、
前記シフトレバーのDポジション、Bポジション間の操作に基づいて運転者の要求減速度レベルを判定する要求減速度レベル判定工程と、
該判定工程で判定した要求減速度レベルが高いほど大きな車両減速度が得られるように減速装置を制御する減速度制御工程とを有し、
前記要求減速度レベル判定工程では、ドライブモードでの走行中にシフトレバーをDポジションからBポジションに操作するD→B操作が行われたときに、要求減速度レベルを第1所定量の車両減速度が得られるレベル1と判定すると共に、前記D→B操作後、車両減速状態において、シフトレバーをBポジションからDポジションに戻した後、再びBポジションに操作するB→D→B操作が行われたときは、要求減速度レベルを前記第1所定量に第2所定量を加えた車両減速度が得られるレベル2と判定することを特徴とする。
上記の構成により、まず、本願の請求項1に記載の発明によれば、シフトレバーの操作ポジションとして、DポジションとBポジションとが隣接して設けられた車両において、ドライブモードでの走行中に、D→B操作が行われたときは、要求減速度レベル判定手段は、要求減速度レベルを第1所定量の車両減速度が得られるレベル1と判定し、減速度制御手段が、この第1所定量の車両減速度が得られるように減速装置を制御し、車両は第1所定量の減速度で減速走行することになる。
また、車両減速状態において、前記D→B操作の後、B→D→B操作が行われたとき、即ち、初めから大きな減速度を得るために、前記D→B操作に連続してB→D→B操作が行われたときや、前記D→B操作によって第1所定量の減速度を実現した後、さらに大きな減速度を得るために改めてB→D→B操作が行われたときは、いずれも、要求減速度レベル判定手段は、要求減速度レベルをレベル2と判定し、減速度制御手段は、前記第1所定量に第2所定量を加えた大きな車両減速度が得られるように減速装置を制御する。
したがって、この発明によれば、シフトレバーのDポジション、Bポジション間の操作だけで運転者の要求減速度レベルが判定されて、そのレベルに応じた車両減速度が得られることになり、運転者の要求に応じた減速度を実現するための車両の制御装置において、前記特許文献2に記載された発明のように、Bポジションの両側にプラスポジションとマイナスポジションとを設けたりする必要がなくなる。
これにより、これらのポジションへの操作を検出するスイッチが不要となって、構造の簡素化や部品点数の削減が実現されると共に、シフトレバーの操作領域の拡大が回避されて、該シフトレバー周辺のデザインやレイアウトの自由度が向上し、また、減速度増減の誤操作が抑制されることになる。
なお、前記B→D→B操作中にアクセルペダルが踏み込まれるなど、車両が一時的にせよ減速状態でなくなったときは、運転者はレベル1の減速度より大きな減速度を要求していないと判断する。この場合は、B→D→B操作によるレベル2への変更は行われず、要求減速度レベルはレベル1に保持される。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記シフトレバーのD→B操作により要求減速度レベルがレベル1と判定された後、B→D→B操作が繰り返し行われたときは、要求減速度レベル判定手段は要求減速度レベルが順次高くなるように判定し、減速度制御手段はそのレベルに応じて車両減速度が段階的に増大するように減速装置を制御する。例えば、最初のD→B操作の後、B→D→B操作が2回行われたときは、要求減速度レベルはレベル3と判定され、減速度制御手段により、車両減速度が第1所定量に第2所定量及び第3所定量を加えた大きさとなるように減速装置を制御する。
したがって、B→D→B操作の繰り返し回数に従って車両減速度が段階的に増大し、部品点数の増大やシフトレバーの操作面積の拡大、誤操作等を回避しながら、運転者の要求に一層適合した車両減速度が得られることになる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、前記B→D→B操作中におけるDポジションでの滞在時間が所定時間以上であったときは、運転者にドライブモードに戻す意図があったものと考えられるので、要求減速度レベル判定手段は、減速度レベルの判定制御を一旦キャンセルし、それ以前のBポジションへの操作回数に拘わらず、滞在時間が所定時間以上であったDポジションから次のBポジションへの操作により、要求減速度レベルをレベル1と判定する。
したがって、運転者がブレーキモードでの走行を終了し、ドライブモードに戻すためにDポジションへ操作した後、改めてBポジションに操作したときに、要求レベルより大きな減速度が予期せず発生して違和感を覚えるという事態が回避される。
また、請求項4に記載の発明によれば、シフトレバーの操作ポジションとして、前記Dポジションに隣接してNポジションが設けられている場合に、Dポジション、Bポジショ間のシフトレバーの操作方向がDポジション、Nポジション間の操作方向と異なり、かつ、DポジションとBポジションを含むシフトレバーの操作線上には、これらのポジション以外のポジションが存在しないので、例えば前記D→B操作やB→D→B操作中に他のポジションへ誤って操作すること、特に、B→D操作の際に誤ってNポジションに操作することが確実に防止される。
また、前記D→B操作やB→D→B操作、特にこれらの連続的な操作が行われるときに、良好な操作性を得るためには、これらの操作に必要な操作力をできるだけ軽く設定しておくことが望ましいのであるが、本発明によれば、操作力を軽く設定しても、上記のような誤操作が効果的に防止され、軽快でかつ確実な操作性が得られる。
そして、請求項5に記載の車両の制御方法に関する発明によれば、この方法を実施することにより、前記請求項1に記載の車両の制御装置と同様の効果が得られる。
本発明の実施形態に係る車両のシフトレバーを示す斜視図である。 前記シフトレバーの操作パターンの説明図である。 本発明の第1実施形態に係る車両の概略の制御システム図である。 減速度レベル判定制御動作を示すフローチャートである。 減速度制御動作を示すフローチャートである。 シフトレバーの操作に伴う減速度加算量の説明図である。 本発明の第2実施形態に係る車両の概略の制御システム図である。 本発明の第3実施形態に係る車両の概略の制御システム図である。 シフトレバーの操作パターンの第1従来例の説明図である。 同じく、第2従来例の説明図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に示すように、運転席横のコンソール部1にはシフトレバー2が備えられ、該シフトレバー2には、操作ポジションとして、P(駐車)ポジション、R(後退)ポジション、N(ニュートラル)ポジション、D(ドライブ)ポジション、及びB(ブレーキ)ポジションが設定されており、この実施形態では、車両前方から後方に向けて、直列に、P、R、N、Dの各ポジションが配置され、最も後方のDポジションの側方にBポジションが設けられている。また、シフトレバー2のノブ2aには、所定のポジション間の操作を許可するためのロックリリースボタン3が設けられている。
図2は、前記シフトレバー2の軸部2bを案内するガイドプレート4を示し、前記各ポジションの配置に従い、P、R、N、Dの各ポジションが位置する前後方向に延びる第1ガイド溝4aと、該第1ガイド溝4aの後方側の端部のDポジションから側方に延びて、先端がBポジションとされる第2ガイド溝4bとを有する。
そして、図2(a)に示すように、Pポジションから他のポジションへの操作は、前記ロックリリースボタン3を押し、かつブレーキペダルを踏み込んでいることが操作許可条件とされ、また、同図(b)に示すように、N→R操作、及びR→P操作は、ロックリリースボタン3を押すことが操作許可条件とされている。換言すれば、Dポジション、Nポジション間の操作、及び、Dポジション、Bポジション間の操作は、常に無条件で可能とされている。
図3は、本発明の第1実施形態に係る車両の制御システムを示すもので、この実施形態に係る車両は、駆動源としてのエンジン11と、車両を減速させる減速装置としての機能を有する無段変速機12と、該無段変速機12の出力を分割して左右の駆動輪13、13に伝達する差動装置14とを有し、車両減速状態で前記無段変速機12の減速比を大きくすることにより、その減速度が減速する。
そして、前記無段変速機12を制御して車両減速度を段階的に変化させるコントロールユニット21が備えられ、このコントロールユニット21に、前記シフトレバー2がP、R、N、Dのいずれかのポジションにあるときに、そのポジションを検出するポジションセンサ22からの信号と、前記シフトレバー2がBポジションにあるときに、それを検出するBポジションスイッチ23からの信号と、運転者のアクセルペダルの踏込量(アクセル開度)を検出するアクセル開度センサ24からの信号とが入力されるようになっている。
なお、前記ポジションセンサ22に代え、例えば、P、R、N、Dのポジションごとにスイッチを備えるなど、シフトレバー2のポジションの検出方法としては適宜選択可能である。
前記コントロールユニット21は、前記ポジションセンサ22及びBポジションスイッチ23からの信号と、アクセル開度センサ24からの信号とに基づき、運転者の要求減速度レベルを判定すると共に、判定したレベルの車両減速度が得られるように、前記無段変速機12に減速比を段階的に変更する制御信号を出力する。
次に、図4、図5のフローチャートに従って、前記コントロールユニット21による運転者の要求減速度レベル判定制御と、判定したレベルの車両減速度が得られるように前記無段変速機12の減速比を制御する減速度制御の具体的動作を説明する。
まず、図4により要求減速度レベル判定制御の動作を説明すると、コントロールユニット21は、まず、ステップS1で、前記ポジションセンサ22及びBポジションスイッチ23からの信号に基づき、シフトレバー2のD→B操作、即ち、DポジションからBポジションへの操作が行われたか否かを判定する。
そして、D→B操作が行われたことを判定すれば、次にステップS2で、今回のBポジションへの操作の前のシフトレバー2のDポジションでの滞在時間が所定時間(例えば1秒)以下であったか否かを判定する。
今回のBポジションへの操作が、通常のドライブモードでの走行後の最初の操作であったとすると、その操作前のDポジションでのシフトレバー2の滞在時間は前記所定時間より長いはずであるから、今回のBポジションへの操作が通常のドライブモードでの走行後の最初の操作であったと判断され、その場合は、ステップS3で、今回のBポジションへの操作による要求減速度レベルNをレベル1と判定する。そして、ステップS4で、コントロールユニット21に備えられたメモリ21aに「1」を書き込む。
次に、ステップS1に戻り、再びシフトレバー2のD→B操作が行われたか否かを判定し、Bポジションに保持されている間、及び、その後のB→D操作によってポジションがDとされている間は、次にD→B操作が行われるまで、そのままステップS1のみを繰り返し実行する。
そして、前回のD→B操作の後、再びD→B操作が行われれば、ステップS2を再度実行し、今回のBポジションへの操作の前のDポジションでの滞在時間が前記所定時間以下であったか否かを判定し、所定時間以下のときは、ステップS5で、今回のD→B操作におけるDポジションへの操作前のポジションがBポジションであったか否かを判定する。
Dポジションへの操作前のポジションがBポジションであったとき、換言すれば、今回のD→B操作がB→D→B操作であったときは、その操作中におけるDポジションでの滞在時間が前記所定時間以下であるので、今回のB→D→B操作は、最初のD→B操作による要求減速度レベル1よりも、高いレベルの車両減速度を要求している可能性があると判断する。
つまり、運転者が初めからレベル1で得られる減速度よりも大きな減速度を要求しているときは、前記B→D→B操作が最初のD→B操作に連続して、一連のD→B→D→B操作として行われ、また、最初のD→B操作によって得られたレベル1の減速度では不十分で、さらに大きな減速度を求める場合は、D→B操作の後、改めてB→D→B操作が行われることになるが、いずれの場合にも、このような場合は、B→D→B操作におけるBポジションからDポジションへ戻した後のBポジションへの操作は直ちに行われるので、Dポジションでの滞在時間は前記所定時間以下になる。そこで、これらの場合は、運転者の要求減速度レベルNはレベル1より大きい可能性があると判断するのである。
これに対し、B→D→B操作において、BポジションからDポジションに戻した後、前記所定時間が経過した後に改めてBポジションへの操作が行われた場合は、BポジションからDポジションに戻す操作は、運転者がブレーキモードの走行を終了し、通常のドライブモードに戻すためのものと考えられるので、コントロールユニット21は、ステップS2から前記ステップS3を実行し、Dポジションに戻した後のBポジションへの操作は、ドライブモードでの走行中に行われた最初のD→B操作であると判定し、要求減速度レベルNをレベル1と判定する。
なお、前記ステップS5で、今回のD→B操作におけるDポジションへの操作前のポジションがBポジションでなかった場合、即ち、今回の操作が、P、RまたはNポジションからDポジションへ操作された後のBポジションへの操作である場合は、ドライブモードからブレーキモードへの切り換えのための最初のD→B操作であると考えられるので、この場合も、前記ステップS3で、要求減速度レベルNをレベル1と判定する。
そして、上記のようにして、今回のD→B操作が、要求減速度レベルNを上げるためのB→D→B操作として行われた可能性があると判断されれば、さらに、ステップS6で、このB→D→B操作の間、車両は減速状態にあったか否かをアクセル開度センサ24からの信号に基づいて判定し、アクセル開度が全閉もしくはこれに近いごく小さな開度のときは、減速状態にあったものと判定する。
B→D→B操作の間、運転者のアクセルペダルの踏み込みにより、車両が一時的にせよ非減速状態となったときは、Dポジションへの戻し操作は、一旦ブレーキモードを終了するためのものと判断されるので、この場合は、Dポジションでの滞在時間が前記所定時間以下であっても、コントローラ21はステップS6から前記ステップS3を実行し、今回のB→D→B操作による要求減速度レベルNをレベル1と判定する。
一方、今回のB→D→B操作において、Dポジションでの滞在時間が所定時間以下であり、かつ、この操作が車両減速状態を維持したまま行われたものであるときは、運転者が初めから大きな減速度を要求しているか、または、前回のD→B操作による減速度では不十分で、さらに大きな減速度を要求しているかのいずれかであると判断し、ステップS7で、前記ステップS4でメモリ21aに記録した前回のD→B操作の際に設定した要求減速度レベルNを読み出し、ステップS8で、これに1を加えて、要求減速度レベルNを一段階高める。そして、ステップS4で、この新たな要求減速度レベルNを前記メモリ21aに書き込む。
そして、このB→D→B操作が、減速状態が維持されている状態で、かつ、Dポジションでの滞在時間が所定時間以下の条件で繰り返されると、ステップS1、S2、S5〜S8、S4が繰り返し実行され、そのつど、要求減速度レベルNの値が1ずつ大きくされてメモリ21aに上書きされる。
例えば、ドライブモードでの走行中において、一連のD→B→D→B操作が行われ、或いは、D→B操作の後、改めてB→D→B操作が行われたときは、N=2となり、また、一連のD→B→D→B→D→B操作が行われ、或いは、D→B操作の後、B→D→B操作が断続的に2回行われたときは、N=3となる。つまり、所定の条件の下でのD→B操作の回数が要求減速度レベルNとなる。
一方、コントロールユニット21は、以上のような要求減速度レベルNの判定制御と並行して、そのレベルNに対応する車両減速度が得られるように減速度制御を実行する。
この制御は、図5のフローチャートに従って行われ、まずステップS11で、前記要求減速度レベル判定制御のステップS4でメモリ21aに書き込まれた現時点の要求減速度レベルNを読み込み、次に、ステップS12で、車両の目標減速度Fを算出する。
ここで、目標減速度Fは、要求減速度レベルNが1から1段高くなるごとに所定量ずつ加算され、レベル1では第1所定量、レベル2では第1所定量+第2所定量、レベル3では第1所定量+第2所定量+第3所定量…となる。
その場合に、この実施形態では、図6に示すように、各レベルで加算される減速度の所定量は一定とされ、その値をΔFとすると、目標減速度Fは、式(F=ΔF×N)に従って算出されるが、レベルが高くなることによる減速度の加算量を各レベルで異なるように設定してもよい。
そして、コントロールユニット21は、ステップS13で、上記のようにして求めた目標減速度Fとなるように、減速装置としての無段変速機12に制御信号を出力する。具体的には、この制御信号により無段変速機12の変速比制御油圧を段階的に高め、要求減速度レベルNに応じて車両減速度がΔFずつ増大するように減速比を段階的に増大させる。
これにより、ドライブモードでの走行中に、シフトレバーがDポジションからBポジションに操作されてブレーキモードに移行したときに、D→B操作の回数に基づいて運転者の要求減速度レベルNが判定されると共に、そのレベルNに応じた車両減速度が得られることになり、運転者の要求に適合した減速度での減速走行が実現される。
そして、この実施形態によれば、運転者の要求減速度レベルNを判定するために、コントロールユニット21が所定の条件の下でのD→B操作の回数をカウントするだけであるから、ブレーキモード用のセンサもしくはスイッチとしては、シフトレバーのBポジションへの操作を検出するものがあればよく、例えば、Bポジションの両側に減速度のプラスポジションとマイナスポジションとを設け、これらのポジションへの操作をそれぞれ検出するスイッチを設ける場合に比べて、構造が簡素化して部品点数が削減されると共に、ブレーキモードでのシフトレバーの操作領域を狭くすることが可能となる。
また、この実施形態では、Bポジションは、車両前方から後方に向けて並ぶP、R、N、Dの各ポジションの列の側方において、Dポジションに隣接されて設けられて、Dポジション、Nポジション間の操作方向と、Dポジション、Bポジション間の操作方向とが異なっていると共に、DポジションとBポジションを含むシフトレバーの操作線上にこれらのポジション以外のポジションが存在しないので、前記D→B操作やB→D→B操作の操作中に誤ってNポジション等へ操作することが防止される。したがって、Dポジション、Bポジション間でのシフトレバーの操作力を軽く設定することが可能となり、軽快でかつ確実な操作性が得られる。
なお、以上の実施形態は、無段変速機を搭載した車両の場合のものであるが、自動変速機を搭載した車両では、例えば6速でのドライビング走行中に、D→B操作が行われれば5速に、さらにB→D→B操作が行われれば4速にシフトダウンするなど、要求減速度レベルNが高くなるごとに変速段をシフトダウンするように制御すればよい。
また、車両減速度の制御を変速機の減速比制御によらないで行うことも可能であり、例えば図7に制御システムを示す第2実施形態に係る車両では、ホイールブレーキ装置を減速装置として用い、その制動力によって車両減速度を制御する。
この実施形態においても、前記実施形態と同様、コントロールユニット31は、まず、図4に示すフローチャートに従って、ポジションセンサ32、Bポジションスイッチ33及びアクセル開度センサ34からの信号に基づき、シフトレバーの操作に応じた運転者の要求減速度レベルNを判定する。
そして、減速度制御として、左右のホイールブレーキ装置41、41のシリンダに供給するブレーキ圧を制御する油圧制御回路42に、前記要求減速度レベルNの車両減速度が得られる制動力を実現するように、ブレーキ圧制御信号を出力する。このとき、ブレーキ圧ないし制動力は、要求減速度レベルNが高くなるに従って段階的に高くなり、前記要求減速度レベルNに応じた車両減速度が得られる。
また、図8に制御システムを示す第3実施形態は、駆動及び減速回生用のモータ・ジェネレータを備えたハイブリッド車に適用したもので、この実施形態においても前記各実施形態と同様、コントロールユニット51は、ポジションセンサ52、Bポジションスイッチ53及びアクセル開度センサ54からの信号に基づき、シフトレバーの操作に応じた運転者の要求減速度レベルNを判定する。
そして、減速度制御として、モータ・ジェネレータ61に、発電による車両の走行抵抗力が前記要求減速度レベルNの車両減速度が得られる大きさとなるように、発電制御信号を出力する。このとき、モータ・ジェネレータ61の発電抵抗ないし車両走行抵抗は、要求減速度レベルNが高くなるに従って段階的に増大し、前記要求減速度レベルNに応じた車両減速度が得られる。
したがって、図7、図8に示す実施形態においても、ブレーキモードでのシフトレバーの操作領域の増大や、ポジションスイッチの追加等を抑制しながら、運転者の要求減速度レベルに応じた車両減速度が実現される。
なお、図8のモータ・ジェネレータ61の代わりに、減速回生可能なオルタネータを用いてもよく、さらに、前記各実施形態における変速機の変速比制御、ホイールブレーキ装置の制動力制御、発電機の減速回生制御等を適宜組み合わせて、要求減速度レベルに応じた車両減速度が得られるようにすることも可能である。
以上のように本発明によれば、ブレーキモードを備えた車両において、部品点数の増大やシフトレバーの操作領域の増大等が抑制されることになるから、この種の車両の製造技術分野において好適に利用される可能性がある。
2 シフトレバー
12、41、61 減速装置(無段変速機、ホイールブレーキ装置、モータ・ジェネ
レータ)
21、51、61 要求減速度レベル判定手段、減速度制御手段(コントロールユニ
ット)

Claims (5)

  1. シフトレバーの操作ポジションとして、ドライブモードを選択するためのDポジションと、ブレーキモードを選択するためのBポジションとが隣接して設けられた車両の制御装置であって、
    前記シフトレバーのDポジション、Bポジション間の操作に基づいて運転者の要求減速度レベルを判定する要求減速度レベル判定手段と、
    該判定手段で判定した要求減速度レベルが高いほど大きな車両減速度が得られるように減速装置を制御する減速度制御手段とを有し、
    前記要求減速度レベル判定手段は、ドライブモードでの走行中にシフトレバーをDポジションからBポジションに操作するD→B操作が行われたときに、要求減速度レベルを第1所定量の車両減速度が得られるレベル1と判定すると共に、前記D→B操作後、車両減速状態において、シフトレバーをBポジションからDポジションに戻した後、再びBポジションに操作するB→D→B操作が行われたときは、要求減速度レベルを前記第1所定量に第2所定量を加えた車両減速度が得られるレベル2と判定することを特徴とする車両の制御装置。
  2. 前記要求減速度レベル判定手段は、要求減速度レベルをレベル1と判定した後、車両減速状態において、前記B→D→B操作が繰り返し行われたときは、そのつど、車両減速度が段階的に増大するように、要求減速度レベルの判定値を順次高くしていくことを特徴とする請求項1に記載の車両の制御装置。
  3. 前記要求減速度レベル判定手段は、前記B→D→B操作中におけるDポジションでの滞在時間が所定時間以上であったときは、次のBポジションへの操作による要求減速度レベルをレベル1と判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両の制御装置。
  4. 前記シフトレバーの操作ポジションとして、ニュートラルモードを選択するためのNポジションが前記Dポジションに隣接して設けられていると共に、
    Bポジションは、Dポジションとの間のシフトレバーの操作方向がDポジション、Nポジション間のシフトレバーの操作方向と異なるように設けられており、かつ、
    DポジションとBポジションとを含むシフトレバーの操作線上には、これらのポジションのみが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両の制御装置。
  5. シフトレバーの操作ポジションとして、ドライブモードを選択するためのDポジションと、ブレーキモードを選択するためのBポジションとが隣接して設けられた車両の制御方法であって、
    前記シフトレバーのDポジション、Bポジション間の操作に基づいて運転者の要求減速度レベルを判定する要求減速度レベル判定工程と、
    該判定工程で判定した要求減速度レベルが高いほど大きな車両減速度が得られるように減速装置を制御する減速度制御工程とを有し、
    前記要求減速度レベル判定工程では、ドライブモードでの走行中にシフトレバーをDポジションからBポジションに操作するD→B操作が行われたときに、要求減速度レベルを第1所定量の車両減速度が得られるレベル1と判定すると共に、前記D→B操作後、車両減速状態において、シフトレバーをBポジションからDポジションに戻した後、再びBポジションに操作するB→D→B操作が行われたときは、要求減速度レベルを前記第1所定量に第2所定量を加えた車両減速度が得られるレベル2と判定することを特徴とする車両の制御方法。
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