JPH09317872A - 無段変速装置 - Google Patents

無段変速装置

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JPH09317872A
JPH09317872A JP13304496A JP13304496A JPH09317872A JP H09317872 A JPH09317872 A JP H09317872A JP 13304496 A JP13304496 A JP 13304496A JP 13304496 A JP13304496 A JP 13304496A JP H09317872 A JPH09317872 A JP H09317872A
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JP
Japan
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shift map
continuously variable
variable transmission
running
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Application number
JP13304496A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Goshima
弘喜 五島
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Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンブレーキ時におけるフットブレーキ操
作が煩雑になることがなく、変速比が高い領域で車両が
走行させられることがないようにする。 【解決手段】無段変速機12の変速比を変化させるアク
チュエータと、前進走行及びエンジンブレーキ走行を指
示する変速指示手段と、前進走行用の変速マップ、及び
エンジンブレーキ走行用の複数の変速マップが格納され
た記憶手段と、変速マップを選択する変速マップ選択手
段253と、変速マップを参照して前記アクチュエータ
を作動させるアクチュエータ作動手段254と、エンジ
ンブレーキ走行が繰り返し指示されたときに、エンジン
ブレーキ走行用の異なる変速マップを変更する変速マッ
プ変更手段255とを有する。運転者が、変速指示手段
によってエンジンブレーキ走行を指示すると、変速マッ
プ選択手段253はエンジンブレーキ走行用の変速マッ
プを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、Vベルト式の無段変速機(CV
T)を搭載した無段変速装置においては、プライマリプ
ーリとセカンダリプーリとの間にVベルトが張設されて
いて、前記プライマリプーリ及びセカンダリプーリの各
「V」字状の溝の間隔を変更することによって、プライ
マリプーリ及びセカンダリプーリの有効径を変化させ、
無段階の変速比で変速を行うようになっている。なお、
この場合、該変速比は、プライマリプーリの回転数をセ
カンダリプーリの回転数で除算することによって得られ
る値である。
【0003】そして、運転者がシフトレバーを操作する
ことによって、パーキングレンジ、後進走行レンジ、ニ
ュートラルレンジ、前進走行レンジ及びローレンジを選
択することができるようになっている。前記パーキング
レンジは駐車する場合に、後進走行レンジは車両を後進
させるときに、ニュートラルレンジは車両を停止させ、
エンジンと駆動輪との間の動力の伝達を遮断するとき
に、前進走行レンジは車両を前進させるときに、ローレ
ンジは変速比を大きくして車両を加速したりエンジンブ
レーキを効かせたりするときにそれぞれ使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の無段変速装置においては、通常、運転者は、前進走
行レンジで車両を走行させているときにエンジンブレー
キを効かせようとする場合、前進走行レンジからローレ
ンジに切り換えるが、エンジンブレーキを十分に効かせ
ることができないときは、フットブレーキを踏んで減速
する。したがって、エンジンブレーキ時におけるフット
ブレーキ操作が煩雑になってしまう。
【0005】また、エンジンブレーキを効かせる必要が
なくなったときに、ローレンジから前進走行レンジに切
り換える必要があるが、この切換えを忘れると、ローレ
ンジのままで車両が走行させられることになる。したが
って、運転者の意向に沿った状態で車両を走行させるこ
とができず、変速比が高い領域で走行させることになる
ので、燃費が悪くなってしまう。
【0006】本発明は、前記従来の無段変速装置の問題
点を解決して、エンジンブレーキ時におけるフットブレ
ーキ操作が煩雑になることがなく、また、運転者の意向
に沿った状態で車両を走行させることができ、変速比が
高い領域で走行させられることがなく、燃費が悪くなる
のを防止することができる無段変速装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の無
段変速装置においては、無段階の変速比で変速を行う無
段変速機と、該無段変速機の変速比を変化させるアクチ
ュエータと、前進走行及びエンジンブレーキ走行を指示
する変速指示手段と、前進走行用の変速マップ、及びエ
ンジンブレーキ走行用の複数の変速マップが格納された
記憶手段と、前記変速指示手段の指示に基づいて前記記
憶手段に格納された変速マップを選択する変速マップ選
択手段と、選択された変速マップを参照し、前記アクチ
ュエータを作動させるアクチュエータ作動手段とを有す
る。
【0008】そして、前記変速マップ選択手段は、変速
指示手段によってエンジンブレーキ走行が繰り返し指示
されたときに、エンジンブレーキ走行用の異なる変速マ
ップを変更する変速マップ変更手段を備える。本発明の
他の無段変速装置においては、さらに、前記変速指示手
段は、エンジンブレーキ走行を指示する状態から前進走
行を指示する状態に付勢する付勢手段を備える。
【0009】本発明の更に他の無段変速装置において
は、さらに、アクセルペダルが踏み込まれたことを検出
するペダル操作検出手段を有する。そして、前記変速マ
ップ変更手段は、アクセルペダルが踏み込まれたことが
検出されたときに、エンジンブレーキ用の変速マップか
ら前進走行用の変速マップに変更する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における無段変速装置の機能ブロック図であ
る。図において、12は無段階の変速比で変速を行う無
段変速機、43は該無段変速機12の変速比を変化させ
るアクチュエータとしての油圧アクチュエータ、301
は前進走行及びエンジンブレーキ走行を指示する変速指
示手段としてのシフトレバー、252は前進走行レンジ
が選択されたときに参照される前進走行用の変速マッ
プ、及びローレンジが選択されたときに参照されるエン
ジンブレーキ走行用の複数の変速マップが格納された記
憶手段としてのRAM、253は前記シフトレバー30
1の指示に基づいて前記RAM252に格納された変速
マップを選択する変速マップ選択手段、254は前記油
圧アクチュエータ43を作動させるアクチュエータ作動
手段、255は前記変速マップ選択手段253内に配設
され、シフトレバー301によってエンジンブレーキ走
行が繰り返し指示されたときに、エンジンブレーキ走行
用の異なる変速マップを変更する変速マップ変更手段で
ある。
【0011】図2は本発明の実施の形態における無段変
速装置の概略図である。図において、11は無段変速装
置であり、該無段変速装置11は、Vベルト式の無段変
速機12、前後進モード切換装置13、トルクコンバー
タ16、カウンタシャフト17、及びディファレンシャ
ル装置19を有する。そして、前記トルクコンバータ1
6は、フロントカバー27を介してエンジン出力軸20
に連結され、図示しないエンジンによって回転させられ
るポンプインペラ21、入力軸22に連結されたタービ
ンランナ23、ワンウェイクラッチ25を介してケース
10に支持されたステータ26、及び前記フロントカバ
ー27と入力軸22との間に配設されたロックアップク
ラッチ15を有する。該ロックアップクラッチ15は、
車両の発進後、車速が一定の値になるとロックされ、ト
ルクコンバータ16を直結状態に置く。
【0012】なお、30はロックアップクラッチプレー
ト15aと入力軸22との間に配設されたダンパスプリ
ング、31は前記ポンプインペラ21に連結され、前記
エンジンからの回転を受けて駆動されるオイルポンプで
ある。前記無段変速機12は、プライマリシャフト32
に固定された固定シーブ33と、前記プライマリシャフ
ト32に対して摺(しゅう)動自在に配設された可動シ
ーブ35とから成るプライマリプーリ36、セカンダリ
シャフト37に固定された固定シーブ39と、前記セカ
ンダリシャフト37に対して摺動自在に配設された可動
シーブ40とから成るセカンダリプーリ41、及び前記
プライマリプーリ36とセカンダリプーリ41との間に
張設された金属製のVベルト42を有する。
【0013】さらに、プライマリプーリ36の可動シー
ブ35の背面には、ダブルピストン構造の油圧アクチュ
エータ43が、セカンダリプーリ41の可動シーブ40
の背面には、シングルピストン構造の油圧アクチュエー
タ45がそれぞれ配設される。そして、前記プライマリ
プーリ36側の油圧アクチュエータ43は、プライマリ
シャフト32に固定されたシリンダ部材46及び反力支
持部材47、可動シーブ35に固定された筒状部材4
9、並びにピストン部材50を有する。また、前記筒状
部材49、反力支持部材47及び可動シーブ35の背面
によって第1の油圧室51が、シリンダ部材46及びピ
ストン部材50によって第2の油圧室52がそれぞれ形
成される。
【0014】この場合、前記第1の油圧室51及び第2
の油圧室52は連通孔47aによって互いに連通させら
れ、第1の油圧室51及び第2の油圧室52が油圧を受
けたときに発生させられる軸方向の力は、セカンダリプ
ーリ41側の油圧アクチュエータ45の2倍になる。一
方、セカンダリプーリ41側の油圧アクチュエータ45
は、セカンダリシャフト37に固定された反力支持部材
53、及び可動シーブ40の背面に固定された筒状部材
55を有する。また、前記反力支持部材53及び筒状部
材55によって油圧室56が形成される。なお、可動シ
ーブ40と反力支持部材53との間にプリロード用のス
プリング57が配設され、可動シーブ40を固定シーブ
39に向けて付勢する。
【0015】また、前記前後進モード切換装置13は、
前後進を切り換えるためのダブルピニオンプラネタリギ
ヤ60、リバースブレーキB1 、第1のクラッチC1
第2のクラッチC2 及びワンウェイクラッチFから成
る。そして、第1のクラッチC 1 とワンウェイクラッチ
Fとは直列に配設され、前記入力軸22とプライマリプ
ーリ36の固定シーブ33との間に、第1のクラッチC
1 及びワンウェイクラッチFと、前記第2のクラッチC
2 とが並列に配設される。
【0016】また、前記ダブルピニオンプラネタリギヤ
60においては、サンギヤSが入力軸22に、第1のピ
ニオンP1 及び第2のピニオンP2 を支持するキャリヤ
CRがプライマリプーリ36の固定シーブ33に、リン
グギヤRが前記リバースブレーキB1 にそれぞれ連結さ
れる。そして、前記カウンタシャフト17には、大ギヤ
61及び小ギヤ62が固定され、前記大ギヤ61と、セ
カンダリシャフト37に固定されたギヤ63とが噛
(し)合させられ、また、小ギヤ62とディファレンシ
ャル装置19のギヤ65とが噛合させられる。
【0017】前記ディファレンシャル装置19は、前記
ギヤ65が固定されたデフケース76、該デフケース7
6によって支持されたデフギヤ66、及びサイドギヤ6
7、69を有し、前記ギヤ65を介してデフケース76
に伝達された回転が、デフギヤ66及びサイドギヤ6
7、69によって差動させられ、車軸70、71に伝達
される。なお、200はエンジン回転数センサ、201
は入力軸回転数センサ、202は車速センサである。
【0018】次に、前記構成の無段変速装置11の油圧
回路について説明する。図3は本発明の実施の形態にお
ける無段変速装置の油圧回路図である。図において、3
1はオイルポンプ、80はオイルポンプコントロールバ
ルブ、81はコントロールバルブ用ソレノイドバルブ、
82はプライマリレギュレータバルブ、83はセカンダ
リレギュレータバルブ、85はライン圧制御用リニアソ
レノイドバルブ、86はソレノイドバルブ用モジュレー
タバルブである。
【0019】また、87はマニュアルバルブであり、該
マニュアルバルブ87は、運転者の操作によって、図中
の表に示すように、ライン圧ポート1の油圧がポート2
又は3に切り換えられる。そして、89はモジュレータ
バルブ、90はC2コントロールバルブ、91はデュー
ティ制御用ソレノイドバルブ、C1は第1のクラッチC
1 (図2)の油圧サーボ、C2は第2のクラッチC2
油圧サーボ、B1はリバースブレーキB1の油圧サー
ボ、100は前記油圧サーボB1用のアキュムレータ、
101は前記油圧サーボC1用のアキュムレータであ
る。
【0020】また、102は変速比を制御するためのレ
シオコントロールバルブ、103は該レシオコントロー
ルバルブ102に供給する制御油圧を調整するためのリ
ニアソレノイドバルブ、43はプライマリプーリ36側
の油圧アクチュエータ、45はセカンダリプーリ41側
の油圧アクチュエータである。さらに、16はトルクコ
ンバータ、105はロックアップコントロールバルブ、
106はロックアップリレーバルブ、107はロックア
ップ制御用リニアソレノイドバルブ、109はクーラで
ある。
【0021】次に、前記構成の無段変速装置11の制御
装置について説明する。図4は本発明の実施の形態にお
ける無段変速装置の制御装置のブロック図、図5は本発
明の実施の形態における選速装置の概略図、図6は本発
明の実施の形態における前進走行用の変速マップを示す
図、図7は本発明の実施の形態におけるエンジンブレー
キ走行用の第1の変速マップを示す図、図8は本発明の
実施の形態におけるエンジンブレーキ走行用の第2の変
速マップを示す図である。なお、図6〜8において、横
軸に車速vを、縦軸にエンジン回転数NE を採ってあ
る。
【0022】図において、206は車載コンピュータか
ら成る制御部(ECU)であり、該制御部206に、エ
ンジン回転数NE を検出するエンジン回転数センサ20
0、プライマリプーリ36(図2)の回転数、すなわ
ち、入力軸22の回転数(以下「入力軸回転数」とい
う。)NI を検出する入力軸回転数センサ201、セカ
ンダリプーリ41の回転数、すなわち、車速vを検出す
る車速センサ202、図示しないアクセルペダルの踏込
量、すなわち、スロットル開度θを検出するアクセルセ
ンサ203、及びポジションセンサ205がそれぞれ接
続される。なお、通常の走行状態においては、ロックア
ップクラッチ15はロックされているので、前記エンジ
ン回転数NE と入力軸回転数NI とは等しい。
【0023】また、前記制御部206には、ROM25
1及びRAM252が内蔵されていて、前記ROM25
1に制御用プログラム等が格納され、前記RAM252
に、図6に示すような前進走行用の変速マップ、図7及
び8に示すようなエンジンブレーキ走行用の複数の変速
マップ等がそれぞれ格納される。ところで、本実施の形
態において、選速装置は、図5に示すようなシフトレバ
ー301から成り、該シフトレバー301を操作するこ
とによって、前記ポジションセンサ205を構成する図
示しない各スイッチがオン・オフされるようになってい
る。
【0024】そして、前記シフトレバー301を無段変
速モード案内溝302内において移動させることによっ
て、パーキングレンジ位置P、後進走行レンジ位置R、
ニュートラルレンジ位置N、前進走行レンジ位置D及び
ローレンジ位置Lに置くことができる。また、前記制御
部206には、前記コントロールバルブ用ソレノイドバ
ルブ81(図3)を制御するためのポンプ用ソレノイド
381、ライン圧制御用リニアソレノイドバルブ85を
制御するためのライン圧用ソレノイド385、デューテ
ィ制御用ソレノイドバルブ91を制御するためのC2
ソレノイド391、リニアソレノイドバルブ103を制
御するための変速用ソレノイド403、及びロックアッ
プ制御用リニアソレノイドバルブ107を制御するため
のロックアップ用ソレノイド407がそれぞれ接続され
る。
【0025】次に、前記構成の制御装置の動作について
説明する。まず、図示しないエンジンの回転がオイルポ
ンプ31に伝達されると、該オイルポンプ31によって
所定の油圧が発生させられる。また、前記制御部206
は、エンジン負荷に基づいて計算された信号SG1をラ
イン圧用ソレノイド385に送り、ライン圧制御用リニ
アソレノイドバルブ85によって制御油圧を発生させ
る。そして、該制御油圧がプライマリレギュレータバル
ブ82に送られると、該プライマリレギュレータバルブ
82は前記オイルポンプ31によって発生させられた油
圧を調圧してライン圧にする。
【0026】また、運転者が無段変速モードにおける前
進走行レンジを選択して、前記シフトレバー301を前
進走行レンジ位置Dに置くと、マニュアルバルブ87の
ライン圧ポート1からの油圧がポート2を介して油圧サ
ーボC1に供給され、第1のクラッチC1 が係合させら
れる。その結果、エンジン出力軸20の回転は、トルク
コンバータ16、入力軸22、ワンウェイクラッチF及
び第1のクラッチC1 を介してプライマリプーリ36に
伝達され、無段変速機12において所定の変速比で変速
され、セカンダリプーリ41に伝達される。そして、該
セカンダリプーリ41の回転は、カウンタシャフト17
及びディファレンシャル装置19を介して左右の車軸7
0、71に伝達される。なお、前進走行レンジが選択さ
れると、ワンウェイクラッチFを介して第1のクラッチ
1 だけが係合させられるので、コースト時においてエ
ンジンブレーキは効かない。
【0027】また、ローレンジが選択されて、シフトレ
バー301がローレンジ位置Lに置かれたことがポジシ
ョンセンサ205によって検出されると、制御部206
からC2 用ソレノイド391にデューティ信号SG3が
送られる。そして、デューティ制御用ソレノイドバルブ
91が制御され、C2コントロールバルブ90が切り換
えられて油圧サーボC2に所定の油圧が供給され、第1
のクラッチC1 とともに第2のクラッチC2 が係合させ
られる。その結果、コースト時にエンジンブレーキが効
く。
【0028】そして、運転者が無段変速モードにおける
後進走行レンジを選択して、シフトレバー301を後進
走行レンジ位置Rに置くと、マニュアルバルブ87のラ
イン圧ポート1からの油圧がポート3を介して油圧サー
ボB1に供給され、リバースブレーキB1 が係合させら
れる。このとき、ダブルピニオンプラネタリギヤ60の
リングギヤRが固定され、入力軸22からサンギヤSに
入力された回転は、キャリヤCRから逆方向の回転とし
て出力され、プライマリプーリ36に伝達される。
【0029】ところで、前記無段変速機12において
は、セカンダリプーリ41側の油圧アクチュエータ45
にプライマリレギュレータバルブ82からのライン圧が
常時供給されていて、前記油圧アクチュエータ45によ
って負荷トルクに応じたベルト挟持力が発生させられ
る。一方、前記制御部206から変速用ソレノイド40
3に送られる変速信号SG4に基づいて、リニアソレノ
イドバルブ103が制御され、制御油圧が発生させられ
る。そして、該制御油圧によってレシオコントロールバ
ルブ102が制御され、該レシオコントロールバルブ1
02によって制御されたアプライ油圧がプライマリプー
リ36側の油圧アクチュエータ43に供給される。その
結果、無段変速機12の変速比が決定される。
【0030】ところで、運転者が前記シフトレバー30
1を前進走行レンジ位置Dに置くと、制御部206は、
ポジションセンサ205から送られる変速操作検出信号
SG6に基づいて、前進走行レンジが選択されたことを
知る。そして、前記制御部206の変速マップ選択手段
253(図1)は、RAM252に格納された図6に示
すような前進走行用の変速マップを選択し、制御部20
6のアクチュエータ作動手段254は、選択された変速
マップを参照し、油圧アクチュエータ43を作動させ
る。その結果、車両は前進走行させられる。
【0031】図6において、LMIN は前記無段変速機1
2における設計上のオーバドライブ(O/D)側の最小
の変速比を設定する最小変速比ライン、LMAX は前記無
段変速機12における設計上のアンダードライブ(U/
D)側の最大の変速比を設定する最大変速比ライン、L
1はスロットル開度θを0〔%〕にしたときの変速線、
L2はスロットル開度θを30〔%〕にしたときの変速
線、L3はスロットル開度θを100〔%〕にしたとき
の変速線である。なお、図7及び8においても、同じ符
号を付してある。
【0032】この場合、制御部206の変速マップ選択
手段253は、図6に示すような前進走行用の変速マッ
プを参照し、車速センサ202によって検出された車速
v及びアクセルセンサ203によって検出されたスロッ
トル開度θに対応するエンジン回転数NE を求め、該エ
ンジン回転数NE を目標回転数として設定する。なお、
車速v及びスロットル開度θに対応するエンジン回転数
E が求められるようになっているが、車速vに代えて
セカンダリプーリ41の回転数を検出し、エンジン回転
数NE に代えて入力軸回転数NI を求めることもでき
る。
【0033】そして、制御部206の前記アクチュエー
タ作動手段254は、入力軸回転数センサ201によっ
て検出された実際の入力軸回転数NIRと前記目標回転数
とを比較し、実際の入力軸回転数NIRが目標回転数より
高い場合、前記アプライ油圧を高くする。その結果、プ
ライマリプーリ36の有効径が大きくなって無段変速機
12の変速比は小さくなり、アップシフトの変速が行わ
れる。
【0034】また、前記アクチュエータ作動手段254
は、実際の入力軸回転数NIRが目標回転数より低い場
合、前記アプライ油圧を低くする。その結果、プライマ
リプーリ36の有効径が小さくなって無段変速機12の
変速比は大きくなり、ダウンシフトの変速が行われる。
次に、運転者が前記シフトレバー301をローレンジ位
置Lに置くと、制御部206は、ポジションセンサ20
5から送られる変速操作検出信号SG6に基づいて、ロ
ーレンジが選択されたことを知る。
【0035】そして、前記制御部206の変速マップ選
択手段253は、RAM252に格納された図7に示す
ようなエンジンブレーキ走行用の変速マップを選択し、
制御部206のアクチュエータ作動手段254は、選択
された変速マップを参照し、油圧アクチュエータ43を
作動させる。その結果、車両はエンジンブレーキ走行さ
せられる。
【0036】この場合、前記制御部206の変速マップ
選択手段253は、図7に示すような変速マップを参照
し、車速センサ202によって検出された車速v及びア
クセルセンサ203によって検出されたスロットル開度
θに対応するエンジン回転数NE を求め、該エンジン回
転数NE を目標回転数として設定する。なお、この場合
も、入力軸回転数センサ201によって検出された実際
の入力軸回転数NIRと前記目標回転数とが比較され、実
際の入力軸回転数NIRが目標回転数より高い場合は、前
記アプライ油圧が高くされ、アップシフトの変速が行わ
れる。また、実際の入力軸回転数NIRが目標回転数より
低い場合は、前記アプライ油圧が低くされ、ダウンシフ
トの変速が行われる。
【0037】ところで、車両を前進走行させているとき
に、エンジンブレーキを効かせてエンジンブレーキ走行
させる場合、運転者は、図示しないアクセルペダルから
足を離すが、エンジンブレーキを十分に効かせようとす
るときは、前記シフトレバー301をローレンジ位置L
に置く。この場合、前記制御部206の変速マップ選択
手段253は、図7に示すようなエンジンブレーキ走行
用の変速マップを参照し、スロットル開度θを0〔%〕
としたときの車速vに対応するエンジン回転数NE を求
め、該エンジン回転数NE を目標回転数として設定す
る。
【0038】そして、スロットル開度θが0〔%〕であ
るときの変速線L1は最小変速比ラインLMIN より上方
にされ、変速比が高い領域で目標回転数が設定される。
したがって、実際の入力軸回転数NIRが変速線L1上の
目標回転数より低い場合には、無段変速機12の変速比
は大きくされ、ダウンシフトの変速が行われる。ところ
が、例えば、急な下り坂において車両を走行させている
場合には、図7のエンジンブレーキ走行用の変速マップ
に基づいて車両を走行させても、エンジンブレーキを十
分に効かせることができない。
【0039】そこで、アクセルペダルから足を離したま
ま、前記シフトレバー301を繰り返しローレンジ位置
Lに置くことによって、変速比が一層高い領域で目標回
転数が設定されるようになっている。この場合、前記シ
フトレバー301は、ローレンジ位置Lに置かれると、
図示しないスプリング等の付勢手段によって、常に前進
走行レンジ位置D側に付勢される。したがって、運転者
が前記シフトレバー301をローレンジ位置Lに置いた
後、手を離すと、前記シフトレバー301は前進走行レ
ンジ位置Dに戻る。そして、シフトレバー301が前進
走行レンジ位置Dに戻っても、制御部206は、図7の
エンジンブレーキ走行用の変速マップに基づいて車両を
走行させる。
【0040】また、運転者がエンジンブレーキを十分に
効かせることができないと判断して、アクセルペダルか
ら足を離したまま、前記シフトレバー301を再びロー
レンジ位置Lに置くと、変速マップ選択手段253の変
速マップ変更手段255は、エンジンブレーキ走行が指
示されている間にシフトレバー301が再びローレンジ
位置Lに置かれたことを検出して、図8に示すようなエ
ンジンブレーキ走行用の変速マップを変更する。その結
果、制御部206のアクチュエータ作動手段254は、
変更された変速マップを参照し、油圧アクチュエータ4
3を作動させる。そして、車両がエンジンブレーキ走行
させられる。
【0041】図8のエンジンブレーキ走行用の変速マッ
プにおいては、スロットル開度θが0〔%〕であるとき
の変速線L1は、図7のエンジンブレーキ走行用の変速
マップの変速線L1より更に上方にされ、変速比が一層
高い領域で目標回転数が設定される。したがって、無段
変速機12の変速比は一層大きくされるので、エンジン
ブレーキを十分に効かせることができる。
【0042】なお、必要に応じて更にエンジンブレーキ
走行用の変速マップを使用し、スロットル開度θが0
〔%〕であるときの変速線L1を、図8のエンジンブレ
ーキ走行用の変速マップの変速線L1より更に上方にす
ることもできる。そして、車両がエンジンブレーキ走行
用の変速マップに基づいて走行させられている間に、運
転者がアクセルペダルを踏み込む(アクセルオン)と、
制御部206の図示しないペダル操作検出手段は、アク
セルペダルが踏み込まれたことを検出し、変速マップ選
択手段253の変速マップ変更手段255は、再び前進
走行用の変速マップを変更する。その結果、制御部20
6のアクチュエータ作動手段254は、前進走行用の変
速マップを参照し、油圧アクチュエータ43を作動させ
る。そして、車両が前進走行させられる。
【0043】このように、エンジンブレーキを十分に効
かせることができないときに、アクセルペダルから足を
離したまま、前記シフトレバー301を繰り返しローレ
ンジ位置Lに置くことによって、変速比が一層高い領域
で目標回転数が設定され、エンジンブレーキの力が大き
くされるので、運転者は図示しないフットブレーキを踏
んで減速する必要がなくなる。
【0044】したがって、エンジンブレーキ時における
フットブレーキ操作が煩雑にならない。さらに、前記シ
フトレバー301をローレンジ位置Lに置く回数を変更
することによって、エンジンブレーキの力を自由に変更
することができるので、運転者の意向に沿って車両を走
行させることができるだけでなく、車両の安全性を高く
することもできる。
【0045】また、運転者がアクセルペダルを踏み込む
と、再び前進走行用の変速マップに基づいて車両を走行
させることができるので、エンジンブレーキを効かせる
必要がなくなったときに、ローレンジから前進走行レン
ジに切り換える必要がなくなる。したがって、ローレン
ジのままで車両が走行させられることがないので、運転
者の意向に沿って車両を走行させることができ、変速比
が高い領域で走行させられることがなく、燃費が悪くな
るのを防止することができる。
【0046】さらに、前記シフトレバー301は、常に
前進走行レンジ位置D側に付勢されるので、例えば、運
転者が、前記シフトレバー301をパーキングレンジ位
置P、後進走行レンジ位置R、ニュートラルレンジ位置
N等から前進走行レンジ位置Dに移動させようとしたと
き、誤ってローレンジ位置Lに置いても、シフトレバー
301から手を離すと、前記シフトレバー301は前進
走行レンジ位置Dに戻る。したがって、前記シフトレバ
ー301を見ることなく前進走行レンジを選択すること
ができるので、シフトレバー301の操作性を向上させ
ることができる。
【0047】なお、本実施の形態においては、車両をエ
ンジンブレーキ走行させるときに、図7及び8に示すエ
ンジンブレーキ走行用の変速マップが参照され、運転者
がアクセルペダルを踏み込んだときに、前進走行用の変
速マップが参照されるようになっているが、山岳地等に
おいて車両を走行させる場合には、運転者がアクセルペ
ダルを踏み込んでもエンジンブレーキ走行用の変速マッ
プをそのまま選択し続けることができるようになってい
る。
【0048】そのために、図示しないホールドモードス
イッチが配設され、運転者がホールドモードスイッチを
操作すると、エンジンブレーキ走行用の変速マップを保
持するホールドモードが設定されるようになっている。
そして、ホールドモードが設定されると、変速マップ選
択手段253の変速マップ変更手段255は、エンジン
ブレーキ走行用の変速マップから前進走行用の変速マッ
プへの切換えを禁止する。したがって、車両がエンジン
ブレーキ走行用の変速マップに基づいて走行させられて
いる間に、運転者がアクセルペダルを踏み込んでも、前
進走行用の変速マップは選択されず、エンジンブレーキ
走行用の変速マップがそのまま保持される。
【0049】また、運転者がアクセルペダルを踏み込む
と、踏込量に対応してスロットル開度θが大きくなり、
エンジンブレーキ走行用の各変速マップが参照され、前
記スロットル開度θに対応した目標回転数が設定され
る。なお、前記ホールドモードは、運転者がホールドモ
ードスイッチを操作することによって解除される。
【0050】次に、前記構成の無段変速装置の動作を示
すフローチャートについて説明する。図9は本発明の実
施の形態における無段変速装置の動作を示すフローチャ
ートである。 ステップS1 スロットル開度θ及び車速vが制御部2
06(図4)に入力される。 ステップS2 アクチュエータ作動手段254(図1)
はローレンジが選択されたかどうかを判断する。ローレ
ンジが選択された場合はステップS3に進み、ローレン
ジが選択されていない場合は処理を終了する。 ステップS3 アクチュエータ作動手段254はエンジ
ンブレーキ走行用の変速マップを参照する。 ステップS4 変速マップから読み出したエンジン回転
数NE に基づいて出力処理を行う。 ステップS5 アクセルペダルが踏み込まれたかどうか
を判断する。アクセルペダルが踏み込まれた場合はステ
ップS6に進み、踏み込まれていない場合は処理を終了
する。 ステップS6 アクチュエータ作動手段254は前進走
行用の変速マップを参照する。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、無段変速装置においては、無段階の変速比で変速
を行う無段変速機と、該無段変速機の変速比を変化させ
るアクチュエータと、前進走行及びエンジンブレーキ走
行を指示する変速指示手段と、前進走行用の変速マッ
プ、及びエンジンブレーキ走行用の複数の変速マップが
格納された記憶手段と、前記変速指示手段の指示に基づ
いて前記記憶手段に格納された変速マップを選択する変
速マップ選択手段と、選択された変速マップを参照し、
前記アクチュエータを作動させるアクチュエータ作動手
段とを有する。
【0052】この場合、運転者が、変速指示手段によっ
て前進走行を指示すると、変速マップ選択手段が変速指
示手段の指示に基づいて前記記憶手段に格納された前進
走行用の変速マップを選択する。また、運転者が、変速
指示手段によってエンジンブレーキ走行を指示すると、
変速マップ選択手段が変速指示手段の指示に基づいて前
記記憶手段に格納されたエンジンブレーキ走行用の変速
マップを選択する。
【0053】前記記憶手段には、複数のエンジンブレー
キ走行用の変速マップが格納されているので、エンジン
ブレーキ効果の高い変速マップを選択することができ
る。したがって、エンジンブレーキ走行時にフットブレ
ーキを踏んで減速する必要がなくなる。その結果、エン
ジンブレーキ時におけるフットブレーキ操作が煩雑にな
らない。
【0054】また、前記変速マップ選択手段は、変速指
示手段によってエンジンブレーキ走行が繰り返し指示さ
れたときに、エンジンブレーキ走行用の異なる変速マッ
プを変更する変速マップ変更手段を備える。この場合、
運転者が、変速指示手段によってエンジンブレーキ走行
を繰り返し指示するたびに、変速マップ変更手段が変速
指示手段の指示に基づいて、変速マップをエンジンブレ
ーキの力が大きい変速マップに変更する。
【0055】したがって、エンジンブレーキ時における
フットブレーキ操作を少なくすることができる。さら
に、前記エンジンブレーキ走行を指示する回数を変更す
ることによって、エンジンブレーキの力を自由に変更す
ることができるので、運転者の意向に沿って車両を走行
させることができるだけでなく、車両の安全性を高くす
ることもできる。
【0056】本発明の他の無段変速装置においては、さ
らに、前記変速指示手段は、エンジンブレーキ走行を指
示する状態から前進走行を指示する状態に付勢する付勢
手段を備える。この場合、運転手が変速指示手段を操作
してエンジンブレーキ走行を繰り返し指示することがで
きる。
【0057】また、運転者が、前記シフトレバーを誤っ
てエンジンブレーキ走行を指示する状態に置いても、シ
フトレバーから手を離すと、前記シフトレバーは前進走
行を指示する状態に戻るので、前記シフトレバーを見る
ことなく前進走行を指示する状態に置くことができる。
したがって、シフトレバーの操作性を向上させることが
できる。
【0058】本発明の更に他の無段変速装置において
は、さらに、アクセルペダルが踏み込まれたことを検出
するペダル操作検出手段を有する。そして、前記変速マ
ップ変更手段は、アクセルペダルが踏み込まれたことが
検出されたときに、エンジンブレーキ用の変速マップか
ら前進走行用の変速マップに変更する。
【0059】この場合、運転者がアクセルペダルを踏み
込むと、前進走行用の変速マップに基づいて車両を走行
させることができるので、エンジンブレーキを効かせる
必要がなくなったときに、変速指示手段を操作する必要
がなくなる。したがって、エンジンブレーキ走行が指示
された状態のままになることがないので、運転者の意向
に沿って車両を走行させることができ、変速比が高い領
域で走行させられることがなく、燃費が悪くなるのを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における無段変速装置の機
能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における無段変速装置の概
略図である。
【図3】本発明の実施の形態における無段変速装置の油
圧回路図である。
【図4】本発明の実施の形態における無段変速装置の制
御装置のブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態における選速装置の概略図
である。
【図6】本発明の実施の形態における前進走行用の変速
マップを示す図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるエンジンブレーキ
走行用の第1の変速マップを示す図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるエンジンブレーキ
走行用の第2の変速マップを示す図である。
【図9】本発明の実施の形態における無段変速装置の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 無段変速装置 12 無段変速機 43 油圧アクチュエータ 252 RAM 253 変速マップ選択手段 254 アクチュエータ作動手段 255 変速マップ変更手段 301 シフトレバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無段階の変速比で変速を行う無段変速機
    と、該無段変速機の変速比を変化させるアクチュエータ
    と、前進走行及びエンジンブレーキ走行を指示する変速
    指示手段と、前進走行用の変速マップ、及びエンジンブ
    レーキ走行用の複数の変速マップが格納された記憶手段
    と、前記変速指示手段の指示に基づいて前記記憶手段に
    格納された変速マップを選択する変速マップ選択手段
    と、選択された変速マップを参照し、前記アクチュエー
    タを作動させるアクチュエータ作動手段とを有するとと
    もに、前記変速マップ選択手段は、変速指示手段によっ
    てエンジンブレーキ走行が繰り返し指示されたときに、
    エンジンブレーキ走行用の異なる変速マップを変更する
    変速マップ変更手段を備えることを特徴とする無段変速
    装置。
  2. 【請求項2】 前記変速指示手段は、エンジンブレーキ
    走行を指示する状態から前進走行を指示する状態に付勢
    する付勢手段を備える請求項1に記載の無段変速装置。
  3. 【請求項3】 アクセルペダルが踏み込まれたことを検
    出するペダル操作検出手段を有するとともに、前記変速
    マップ変更手段は、アクセルペダルが踏み込まれたこと
    が検出されたときに、エンジンブレーキ用の変速マップ
    から前進走行用の変速マップに変更する請求項1に記載
    の無段変速装置。
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