JP2014152733A - 車両走行制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】急発進又は急加速を抑制しつつ、段差や急勾配の路面における後退走行を容易にする。
【解決手段】コントロールユニットは、変速機のシフト位置がリバースレンジである場合(S101のYes)、ブレーキセンサにより検出されたブレーキペダルの操作量に基づいて、車両の走行動力源である電動モータを制御し、アクセルペダルの操作量に基づいて電動モータを制御しないようにする。具体的には、コントロールユニットは、車速センサにより検出される車速がブレーキペダル操作量に応じて設定された目標速度(S102)となるように、電動モータの駆動信号を演算し、この駆動信号を電動モータに出力する車速フィードバック制御を行う。これにより、段差や急勾配の路面において車両が後退するのに必要なトルクを自動的に発生させる。
【選択図】図2
【解決手段】コントロールユニットは、変速機のシフト位置がリバースレンジである場合(S101のYes)、ブレーキセンサにより検出されたブレーキペダルの操作量に基づいて、車両の走行動力源である電動モータを制御し、アクセルペダルの操作量に基づいて電動モータを制御しないようにする。具体的には、コントロールユニットは、車速センサにより検出される車速がブレーキペダル操作量に応じて設定された目標速度(S102)となるように、電動モータの駆動信号を演算し、この駆動信号を電動モータに出力する車速フィードバック制御を行う。これにより、段差や急勾配の路面において車両が後退するのに必要なトルクを自動的に発生させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、車両の走行を制御する車両走行制御装置に関する。
車両走行制御装置として、車両を後退させる際に、アクセルペダルを一度に大きく踏み込んだ場合には、車両の走行動力源を直ちに停止させるとともに、ブレーキを自動的に作動させることにより、運転者によるブレーキペダルとアクセルペダルとの踏み間違えに起因した車両の急発進又は急加速を抑制するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、段差や急勾配の路面においては、アクセルペダルをある程度踏み込んで、例えば、段差を乗り越える等、車両を後退させるのに必要なトルクを発生させるため、アクセルペダルの踏み込み量によっては車両が直ちに停止してしまい、車両の後退が困難となるおそれがある。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、車両を後退させる際の急発進又は急加速を抑制しつつ、段差や急勾配の路面における後退走行を容易にする車両走行制御装置を提供することを目的とする。
このため、本発明に係る車両走行制御装置は、ブレーキペダルによる操作量を検出するセンサと、変速機が後退段に変速されている場合、ブレーキペダルの操作量に基いて車両の走行動力源を制御するコントロールユニットと、を備える。
本発明の車両走行制御装置によれば、車両を後退させる際における車両の急発進又は急加速を抑制しつつ、段差や急勾配の路面において後退走行が容易となる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、車両走行制御装置を含む、車両における駆動系の一例を示す。
車両を走行させるための走行動力源としての電動モータ10の出力は自動変速機12に伝達され、さらに、自動変速機12で減速した出力は、差動装置14を介して車両の駆動輪16を回転駆動する。自動変速機12に組み合わされる走行動力源は、電動モータ10のほか、トルクコンバータを介したエンジンであってもよく、更に、エンジンと電動モータとを組み合わせた複合動力源とすることもできる。
図1は、車両走行制御装置を含む、車両における駆動系の一例を示す。
車両を走行させるための走行動力源としての電動モータ10の出力は自動変速機12に伝達され、さらに、自動変速機12で減速した出力は、差動装置14を介して車両の駆動輪16を回転駆動する。自動変速機12に組み合わされる走行動力源は、電動モータ10のほか、トルクコンバータを介したエンジンであってもよく、更に、エンジンと電動モータとを組み合わせた複合動力源とすることもできる。
電動モータ10は、コンピュータを内蔵したコントロールユニット18により制御される。コントロールユニット18は、アクセルセンサ20及びシフト位置センサ22からの信号を入力する。
アクセルセンサ20は、例えば、踏み込み量(ストローク)や踏力など、アクセルペダル24の操作量を検出して、コントロールユニット18へアクセル信号を出力する。
シフト位置センサ22は、自動変速機12におけるシフト位置(例えば、P,R,N,2,1)を検出して、コントロールユニット18へシフト位置信号を出力する。
シフト位置センサ22は、自動変速機12におけるシフト位置(例えば、P,R,N,2,1)を検出して、コントロールユニット18へシフト位置信号を出力する。
そして、コントロールユニット18は、シフト位置信号に基づいて車両が前進走行を行うと判断した場合には、アクセル信号に基づいて電動モータ10を制御する。具体的には、コントロールユニット18は、電動モータ10の発生トルクがアクセルペダル24の操作量に応じて予め設定されている目標トルクになるように、電動モータ10の駆動信号を演算して、これを電動モータ10に出力する、いわば定トルク制御を行う。
また、コントロールユニット18は、ブレーキセンサ26及び車速センサ28からの各信号も入力する。
ブレーキセンサ26は、アクセルセンサ20と同様に、ブレーキペダル30の操作量を検出して、コントロールユニット18へブレーキ信号を出力する。なお、ブレーキペダル30の操作により、駆動輪16を含む各車輪に対して、ブレーキペダル30の操作量に応じた制動力が与えられる。
ブレーキセンサ26は、アクセルセンサ20と同様に、ブレーキペダル30の操作量を検出して、コントロールユニット18へブレーキ信号を出力する。なお、ブレーキペダル30の操作により、駆動輪16を含む各車輪に対して、ブレーキペダル30の操作量に応じた制動力が与えられる。
車速センサ28は、車速を検出して、コントロールユニット18へ車速信号を出力する。
そして、コントロールユニット18は、車両が後退走行を行う場合、アクセル信号に基づいて電動モータ10を制御する定トルク制御に代えて、ブレーキ信号に基づいて電動モータ10を制御する。
そして、コントロールユニット18は、車両が後退走行を行う場合、アクセル信号に基づいて電動モータ10を制御する定トルク制御に代えて、ブレーキ信号に基づいて電動モータ10を制御する。
図2は、イグニッションスイッチがONになったことを契機として、コントロールユニット18により繰り返し実行される制御処理の内容を示す。
ステップ101(図では「S101」と略記する。以下同様)では、車両が後退走行を行うか否かを判断すべく、シフト位置がリバース(R)レンジであるか否かを判定する。シフト位置がRレンジである場合には車両が後退走行を行うので、ブレーキ信号に基づいて電動モータ10を制御すべく、ステップ102へ進む(Yes)。一方、シフト位置がRレンジでない場合には、ブレーキ信号に基づいて電動モータ10を制御しないように、本制御処理を終了する(No)。
ステップ101(図では「S101」と略記する。以下同様)では、車両が後退走行を行うか否かを判断すべく、シフト位置がリバース(R)レンジであるか否かを判定する。シフト位置がRレンジである場合には車両が後退走行を行うので、ブレーキ信号に基づいて電動モータ10を制御すべく、ステップ102へ進む(Yes)。一方、シフト位置がRレンジでない場合には、ブレーキ信号に基づいて電動モータ10を制御しないように、本制御処理を終了する(No)。
ステップ102では、ブレーキペダル30の操作量に応じた目標の後退速度(目標速度)を設定する。目標速度は、これとブレーキペダル30の操作量とが関連付けられたマップを参照することにより設定され、このマップはROM(Read Only Memory)などに予め格納されている。
目標速度は、ブレーキペダル30の操作量が大きくなるに従って、すなわちブレーキペダル30を踏み込んでいくに従って、0に向けて低くなる。これは、車速を抑制するという点において、各車輪に対する制動力を増大させるためにブレーキペダル30を踏み込むこむ動作と、運転者の感覚が合致するからである。目標速度は、例えば、制動力が最大となるときのブレーキペダル30の操作量において0としてもよい。
一方、目標速度は、ブレーキペダル30の操作量が小さくなるに従って所定速度に向けて高くなる。所定速度は、運転者がブレーキペダル30を踏み込むことにより、車両を直ちに停止させることができる速度である。例えば、所定速度は、車両の走行動力源がエンジンである場合に、アクセルペダル24を踏み込むことなく、エンジンがアイドリングの状態で車両が移動するクリープ現象により、水平な路面を走行するときの車速(クリープ車速)に設定されてもよい。このように、所定速度をクリープ車速に設定することは、電動モータ10により、前述のクリープ現象を疑似的に再現させている場合でも可能である。目標速度は、例えば、制動力が発生し始めるときのブレーキペダル30の操作量において所定速度としてもよい。
図3は、ステップ101において、シフト位置がRレンジであると判定された場合に、コントロールユニット18により繰り返し実行される制御処理の内容を示す。
ステップ201では、車速がステップ102で設定された目標速度となるように、電動モータ10の駆動信号を演算して、これを電動モータ10に出力する車速フィードバック制御を行う。すなわち、コントロールユニット18は、アクセルペダル24の操作量に関わらず、ブレーキ信号及び車速信号に基づいて電動モータ10を制御することにより、車速を目標速度に近づける、いわば定車速制御を行う。
ステップ201では、車速がステップ102で設定された目標速度となるように、電動モータ10の駆動信号を演算して、これを電動モータ10に出力する車速フィードバック制御を行う。すなわち、コントロールユニット18は、アクセルペダル24の操作量に関わらず、ブレーキ信号及び車速信号に基づいて電動モータ10を制御することにより、車速を目標速度に近づける、いわば定車速制御を行う。
このような車両走行制御装置によれば、車両が後退する場合、電動モータ10がブレーキペダル30の操作により制御され、アクセルペダル24の操作では制御されなくなるので、運転者によるブレーキペダル30とアクセルペダル24との踏み間違えに起因した車両の急発進又は急加速を確実に抑制できる。
そして、車両走行制御装置は、車両が後退する場合、ブレーキペダル30の操作量に応じた目標速度を設定して、車速が目標速度となるようにする定車速制御を実行する。目標速度の上限は、車両が直ちに停止できる程度の速度である。このため、ブレーキペダル30の操作により、目標車速が0に設定されず、かつ、車両を停止させるほどの制動力が発生していない限り、段差や急勾配の路面において車両を後退させるのに必要なトルクは、定車速制御の結果、自動的に発生するので、例えば、段差を乗り越えるためにアクセルペダル24を踏み足すなど、トルク調整の必要がない。したがって、後退走行における車両の急発進及び急加速を抑制しつつ、段差や急勾配の路面における後退走行が容易となる。
なお、前述の実施形態における車両走行制御装置は、前述のような駆動系を備えた車両以外にも、アクセルペダル24を踏み込むことなく車両が微速移動する疑似クリープ現象を発生可能な車両に適用できる。例えば、駆動系にトルクコンバータを備えていないが、デュアルクラッチトランスミッションや、クラッチを用いたセミオートマチックトランスミッションを搭載した車両に対しても適用可能である。
10 電動モータ
12 変速機
18 コントロールユニット
22 シフト位置センサ
26 ブレーキセンサ
28 車速センサ
30 ブレーキペダル
12 変速機
18 コントロールユニット
22 シフト位置センサ
26 ブレーキセンサ
28 車速センサ
30 ブレーキペダル
Claims (4)
- ブレーキペダルの操作量を検出するセンサと、
変速機が後退段に変速されている場合、前記ブレーキペダルの操作量に基づいて車両の走行動力源を制御するコントロールユニットと、
を含んで構成される車両走行制御装置。 - 前記コントロールユニットは、前記ブレーキペダルの操作量に応じた目標速度を設定し、前記車両の車速が前記目標速度となるように、前記走行動力源を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両走行制御装置。
- 前記目標速度は、前記ブレーキペダルの操作量が大きくなるに従って0に向けて低くなる一方、前記ブレーキペダルの操作量が小さくなるに従って所定速度に向けて高くなることを特徴とする請求項2に記載の車両走行制御装置。
- 前記走行動力源は、電動モータ及びエンジンの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の車両走行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013024384A JP2014152733A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 車両走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013024384A JP2014152733A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 車両走行制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014152733A true JP2014152733A (ja) | 2014-08-25 |
Family
ID=51574826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013024384A Pending JP2014152733A (ja) | 2013-02-12 | 2013-02-12 | 車両走行制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014152733A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107792283A (zh) * | 2016-09-07 | 2018-03-13 | 深圳市踏路科技有限公司 | 四轮体感车制动方法、装置、系统及四轮体感车 |
WO2019026894A1 (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-07 | 株式会社アドヴィックス | 車両の速度制御装置 |
-
2013
- 2013-02-12 JP JP2013024384A patent/JP2014152733A/ja active Pending
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CN107792283B (zh) * | 2016-09-07 | 2019-11-26 | 深圳市踏路科技有限公司 | 四轮体感车制动方法、装置、系统及四轮体感车 |
WO2019026894A1 (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-07 | 株式会社アドヴィックス | 車両の速度制御装置 |
JP2019026105A (ja) * | 2017-07-31 | 2019-02-21 | 株式会社アドヴィックス | 車両の速度制御装置 |
CN110958966A (zh) * | 2017-07-31 | 2020-04-03 | 株式会社爱德克斯 | 车辆的速度控制装置 |
US11377107B2 (en) | 2017-07-31 | 2022-07-05 | Advics Co., Ltd. | Vehicle speed control device |
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