JP2015149806A - 箱状機器取付け金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付けスペースや重量を増大させずに腕金の両側にサイズが異なる箱状機器をなるべく多数取り付けることができる箱状機器取付け金具を提供すること。【解決手段】第1金具11と第2金具12とから構成され、第2金具12は第2箱状機器取付け片部12aと第2金具側連結片部12b,12cとを有しており、第2箱状機器に対して第2箱状機器取付け片部12aが水平方向および鉛直方向に取り付け可能である。第1金具11は、第1箱状機器取付け片部11aと、第2箱状機器に対して鉛直方向に取り付けられた第2金具12の第2金具側連結片部12b,12cに当接して連結可能な第1金具側垂直方向連結片部11b,11cと、第2箱状機器に対して水平方向に取り付けられた第2金具12の第2金具側連結片部12b,12cに当接して連結可能な第1金具側水平方向連結片部11d,11eとを有する。【選択図】図15

Description

本発明は、電柱や支柱等の柱からほぼ水平に延びる腕金の左右両側にそれぞれ第1箱状機器と第2箱状機器の2個の箱状機器を取付けるための箱状機器取付け金具に関する。
従来の箱状機器取付け金具として、例えば、複数のL形金具等により腕金の片側にブレーカーや通信機器等の箱状機器を取付ける金具が提案されている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特開平9−182263号公報 特開平11−346425号公報
しかし、前述の従来の箱状機器取付け金具では、腕金の片側にのみ箱状機器を取付けるように構成しているため、腕金の両側に箱状機器を取付けようとすると、2組の箱状機器取付け金具が必要になり、コストがかかると共に、腕金における金具の取付けスペースや重量が増大するという問題があった。
特に、最近は、1本の腕金に各携帯電話会社や通信会社の携帯電話アンテナや、GPSアンテナ、WiFiアンテナ等の多数の携帯電話アンテナや無線通信アンテナ等の箱状機器を取り付けたいとの要求があるが、電柱等に取付けた腕金には、電柱等から所定長さだけ離した位置で、かつ、所定重量以下で各種機器を設ける等という共架ルールがあり、各種取付け金具の取付けスペースをなるべく少なくし、それらの重量を軽減した上で、多数の箱状機器を取付けることが要求されている。
また、近年は通信の自由化で通信会社が増加していると共に、一の通信会社でも採用するアンテナの種類が増加して、各種アンテナ等を内蔵した箱状機器にも縦長や横長形状など各種の寸法のものが出現しており、一つの取付け金具でなるべく寸法が異なる箱状機器を取り付け可能にすることが要求されている。
そこで、本発明はこのような問題に着目してなされたもので、取付けスペースや重量を増大させずに腕金の両側にサイズが異なる箱状機器をなるべく多数取り付けることができる箱状機器取付け金具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具は、
電柱や支柱等の柱からほぼ水平に延びる腕金の左右両側にそれぞれ第1箱状機器と第2箱状機器の2個の箱状機器を取付けるための箱状機器取付け金具であって、
腕金が通されて腕金に固定されると共に、第1箱状機器を取り付け可能な第1金具と、
第2箱状機器が固定されると共に、腕金に固定された第1金具に連結される第2金具とから構成され、
前記第2金具は、
第2箱状機器が取付けられる第2箱状機器取付け片部と、
その第2箱状機器取付け片部に連続しており、前記第1金具と連結ボルトにより連結される第2金具側連結ボルト孔が形成された第2金具側連結片部とを有しており、第2箱状機器に対して前記第2箱状機器取付け片部が水平方向および鉛直方向に取り付け可能であることを特徴とする。
ここで、
前記第1金具は、
第1箱状機器に取付けるための第1箱状機器取付け片部と、
その第1箱状機器取付け片部に連続しており、腕金を貫通させる腕金貫通孔が形成されていると共に、第2箱状機器に対して鉛直方向に取り付けられた第2金具の第2金具側連結片部に当接して連結ボルトにより連結可能な鉛直方向第1金具側連結ボルト孔を有する第1金具側垂直方向連結片部と、
その第1金具側垂直方向連結片部から水平方向に延び、第2箱状機器に対して水平方向に取り付けられた第2金具の第2金具側連結片部に当接して連結ボルトにより連結可能な水平方向第1金具側連結ボルト孔を有する第1金具側水平方向連結片部とを有すると良い。
また、
前記第1金具の第1金具側垂直方向連結片部の上部には、腕金の長手方向の一方側へ折り曲げられて延び、腕金の上側面に連結ボルトにより連結される腕金取付け面を有する一方、
前記第1金具側水平方向連結片部は、腕金取付け面とは反対の方向に延びるように構成すると良い。
また、
前記第1金具と前記第2金具とは、それぞれ、2個ずつ設けられ、かつ、第1箱状機器と第2箱状機器とに所定間隔を離して取り付けられており、
前記第1金具には、それぞれ、所定間隔を空けて一対の第1金具側水平方向連結片部が設けられていると共に、一対の鉛直方向第1金具側連結ボルト孔が設けられている一方、
前記第2金具には、所定間隔を空けて一対の第2金具側連結片部が設けられているとさらに良い。
また、
前記第1金具の鉛直方向第1金具側連結ボルト孔および水平方向第1金具側連結ボルト孔と、前記第2金具の第2金具側連結ボルト孔とは、連結ボルトとして角根ボルトを使用した場合にその回転を固定できるように方形状に形成されているとさらに良い。
本発明の箱状機器取付け金具は、第1金具と第2金具とから構成され、第2金具は、第2箱状機器が取付けられる第2箱状機器取付け片部と、その第2箱状機器取付け片部に連続しており、第1金具と連結ボルトにより連結される第2金具側連結ボルト孔が形成された第2金具側連結片部とを有しており、第2箱状機器に対して第2箱状機器取付け片部が水平方向および鉛直方向に取り付け可能であるため、取付けスペースや重量を増大させずに腕金の両側にサイズが異なる箱状機器をなるべく多数取り付けることができる。
本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を使用して腕金の両側に箱状機器等を取付けた状態を示す斜視図である。 本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を使用して腕金の両側に箱状機器等を取付けた状態を示す別の斜視図である。 本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を構成する第1金具の斜視図である。 (a)〜(c)それぞれ、本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を構成する第1金具の正面図、底面図、左側面図である。 本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を構成する第2金具の斜視図である。 (a)〜(c)それぞれ、本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を構成する第2金具の正面図、平面図、右側面図である。 (a),(b)それぞれ本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具の第1金具のみを腕金に固定して第1箱状機器のみを腕金に取付けた状態を示す平面図、正面図である。 本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を使用して腕金の両側に鉛直方向の第1金具に対し鉛直方向に第2金具を連結して第1箱状機器と第2箱状機器を取り付けた状態を示す正面図(ただし、第1箱状機器は2点鎖線で示している。)である。 本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を使用して腕金の両側に鉛直方向の第1金具に対し鉛直方向に第2金具を連結して第1箱状機器と第2箱状機器を取り付けた状態を示す右側面図である。 本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を使用して腕金の両側に鉛直方向の第1金具に対し鉛直方向に第2金具を連結して第1箱状機器と第2箱状機器を取り付けた状態を示す底面図である。 第1金具に対し鉛直方向に第2金具を連結する場合の連結方法を示す分解斜視図である。 本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を使用して腕金の両側に鉛直方向の第1金具に対し水平方向に第2金具を連結して第1箱状機器と第2箱状機器を取り付けた状態を示す正面図(ただし、第1箱状機器は2点鎖線で示している。)である。 本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を使用して腕金の両側に鉛直方向の第1金具に対し水平方向に第2金具を連結して第1箱状機器と第2箱状機器を取り付けた状態を示す右側面図である。 本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具を使用して腕金の両側に鉛直方向の第1金具に対し鉛直方向に第2金具を連結して第1箱状機器と第2箱状機器を取り付けた状態を示す底面図である。 第1金具に対し水平方向に第2金具を連結する場合の連結方法を示す分解斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具1について、図面を参照して説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態の箱状機器取付け金具1は、支柱や電柱等の柱5からほぼ水平に延びる腕金2の左右両側にそれぞれ第1箱状機器31と、サイズ等が異なる別の第2箱状機器32(図1参照。)または第2箱状機器33(図2参照。)を取付けるためのもので、1枚の金属板からなる第1金具11と第2金具12とを2つずつ設けて構成される。つまり、本実施形態の箱状機器取付け金具1では、第1箱状機器31と、第2箱状機器32と、第2箱状機器33の3個の箱状機器のうち2個の箱状機器の同時取り付け(第1箱状機器31の取り付けは必須である。)が可能である。
ここで、図1は、鉛直方向、すなわち腕金2の長手方向に対し垂直方向に延びる第1金具11に対し、第2箱状機器32に同方向に固定された第2金具12を連結して第1箱状機器31と第2箱状機器32とを腕金2の両側に取り付けた状態を示している。
また、図2は、鉛直方向に延びる第1金具11に対し、第2箱状機器33に水平方向、すなわち腕金2の長手方向に対し並行方向に固定された第2金具12を連結して第1箱状機器31と第2箱状機器33とを腕金2の両側に取り付けた状態を示している。
なお、図1および図2において、4は腕金2を柱5に取付けるための公知の腕金取付バンドで、ボルトとナットにより電柱や支柱等の柱5(図8以降参照。)に固定する。
<第2金具12>
第2金具12は、図5および図6に示すように、第2箱状機器32,33に固定されると共に、腕金2に固定された第1金具11に連結されるもので、第2箱状機器32,33が取付けられる第2箱状機器取付け片部12aと、その第2箱状機器取付け片部12aに連続してほぼ90度だけ折り曲げて構成され、第1金具11と連結される第2金具側連結片部12b,12cとを有しており、後述するように第2箱状機器32,33に対して第2箱状機器取付け片部12aが水平方向および鉛直方向に取り付けることができる。
第2箱状機器取付け片部12aには、第2箱状機器32,33をネジやボルト等で固定するための複数の取付け孔12a1が設けられている。
第2金具側連結片部12b,12cには、それぞれ、第1金具11と連結ボルト6aおよび締結ナット6bにより連結するため第2金具側連結ボルト孔12b1,12c1が設けられている。ここで、第1金具11と第2金具12との連結には、いわゆる角根ボルトの連結ボルト6aを使用するため、第2金具側連結ボルト孔12b1,12c1の形状は、正方形状に形成している。
<第1金具11>
第1金具11は、図3および図4に示すように、腕金2が通されて腕金2に固定されると共に、第1箱状機器31を取り付けるもので、第1箱状機器取付け片部11aと、第1金具側垂直方向連結片部11b,11cと、第1金具側水平方向連結片部11d,11eとを有する。
第1箱状機器取付け片部11aは、ネジやボルト等により第1箱状機器31に取付けるためのもので、第1箱状機器31に設けられた取付け孔等の位置に合せた位置に取付け孔11a1が設けられている。
第1金具側垂直方向連結片部11b,11cは、それぞれ、その第1箱状機器取付け片部11aに連続して上方と下方とに間を空けて設けたもので、第2箱状機器32に対して鉛直方向に取り付けられた第2金具12の第2金具側連結片部12b,12cに当接して角根ボルトである連結ボルト6aおよび締結ナット6bにより連結するための鉛直方向第1金具側連結ボルト孔11b1,11c1を有する。
また、第1金具側垂直方向連結片部11b,11cのうち、上側の第1金具側垂直方向連結片部11bには、さらに腕金2を貫通させる腕金貫通孔11b2が形成されていると共に、腕金2の上側面に当接して腕金2に対し連結ボルト6aおよび締結ナット6bにより固定するためのボルト孔11b4が設けられた腕金当接片部11b3が設けられている。
また、第1金具側垂直方向連結片部11b,11cの下端部には、それぞれ、第1金具側垂直方向連結片部11b,11cから水平方向に延びるように90度折り曲げられた第1金具側水平方向連結片部11d,11eが設けられており、第1金具側水平方向連結片部11d,11eには、それぞれ、第2箱状機器32,33に対して水平方向に取り付けられた第2金具12の第2金具側連結片部12b,12cに当接して角根ボルトである連結ボルト6aおよび締結ナット6bにより連結するための水平方向第1金具側連結ボルト孔11d1,11e1が設けられている。
次に、本発明に係る実施形態の箱状機器取付け金具1を使用して腕金2に第1箱状機器31および第2箱状機器32,33の取り付ける方法について説明する。
<第1箱状機器31の取付け>
まずは、本実施形態の箱状機器取付け金具1を使用して腕金2に第1箱状機器31の取り付けについて説明する。
図7(a),(b)は、それぞれ、本実施形態の箱状機器取付け金具1の第1金具11のみを腕金2に固定して第1箱状機器31のみを腕金2に取付けた状態を示す平面図、正面図である。
この場合、例えば、まずは予め第1箱状機器31に2個の第1金具11を、間隔をあけてボルトやネジ等7により取り付けておく。
次に、図7(a),(b)に示すように、第1金具11の上側の第1金具側垂直方向連結片部11bの腕金貫通孔11b2に腕金2を通すと共に、第1金具11の腕金当接片部11b3のボルト孔11b4から角根の連結ボルト6a’を通して締結ナット6b’により締付けることにより、第1金具11等を介して腕金2に第1箱状機器31を取り付けることができる。
<第1箱状機器31と第2箱状機器32との取り付け(第2金具12は鉛直方向)>
次に、図7(a),(b)に示すように第1金具11により第1箱状機器31を腕金2に取り付けた後、2個の第2金具12を介して図1に示すように第2箱状機器32を取り付ける場合について説明する。
図8〜図10は、それぞれ、本実施形態の箱状機器取付け金具1を使用して腕金2の一方側に鉛直方向に第1金具11を取り付けると共に、その第1金具11に対し鉛直方向に第2金具12を連結して第1箱状機器31と第2箱状機器32を取り付けた状態を示す正面図(ただし、第1箱状機器は2点鎖線で示している。)、右側面図、底面図である。
また、図11は、鉛直方向に延びる2個の第1金具11に対し鉛直方向に2個の第2金具12を連結する場合の連結方法を示す分解斜視図である。
この場合、例えば、予め第2箱状機器32に鉛直方向に延びる2個の第2金具12を、水平方向に間隔をあけてボルトやネジ等7により取り付けておく。
次に、図8〜図11に示すように、第1箱状機器31に鉛直方向に延びるように取り付けられた第1金具11の第1金具側垂直方向連結片部11b,11cの鉛直方向第1金具側連結ボルト孔11b1,11c1と、第2箱状機器32に鉛直方向に延びるように取り付けられた第2金具12の第2金具側連結片部12b,12cの第2金具側連結ボルト孔12b1,12c1の位置を合わせて、角根の連結ボルト6aを通して締結ナット6bにより締付けることにより、第1金具11と第2金具12とを連結する。
つまり、この場合は、図8〜図11に示すように、鉛直方向に延びる2個の第1金具11に対し、鉛直方向に延びる2個の第2金具12を連結して、第1箱状機器31と第2箱状機器32を取り付けることになる。
その結果、図8〜図10に示すように、本実施形態の箱状機器取付け金具1を使用して腕金2の両側に第1箱状機器31と第2箱状機器32を取り付けることができる。
<第1箱状機器31と第2箱状機器33との取り付け(第2金具12は水平方向)>
次に、図7(a),(b)に示すように第1箱状機器31が取付けられた第1金具11を腕金2に固定した後、2個の第2金具12を介して図2に示すように第2箱状機器33を取り付ける場合について説明する。
図12〜図14は、それぞれ、本実施形態の箱状機器取付け金具1を使用して腕金2の一方側に鉛直方向に第1金具11を取り付けると共に、その第1金具11に対し水平方向に第2金具12を連結して第1箱状機器31と第2箱状機器33を取り付けた状態を示す正面図(ただし、第1箱状機器は2点鎖線で示している。)、右側面図、底面図である。
また、図15は、鉛直方向に延びる2個の第1金具11に対し水平方向に延びる2個の第2金具12を連結する場合の連結方法を示す分解斜視図である。
この場合、例えば、まずは図12〜図14に示すように、予め第2箱状機器32に水平方向に延びる2個の第2金具12を、鉛直方向に間隔をあけてボルトやネジ等7により取り付けておく。
次に、図12〜図14に示すように、第1箱状機器31に鉛直方向に延びるように取り付けられた第1金具11の第1金具側水平方向連結片部11d,11eの水平方向第1金具側連結ボルト孔11d1,11e1と、第2箱状機器33に水平方向に延びるように取り付けられた第2金具12の第2金具側連結片部12b,12cの第2金具側連結ボルト孔12b1,12c1の位置を合わせて、角根の連結ボルト6aを通して締結ナット6bにより締付けることにより、第1金具11と第2金具12とを連結する。
つまり、この場合は、第1箱状機器31と第2箱状機器33を省略して図示する図15に示すように、鉛直方向に延びる2個の第1金具11に対し水平方向に延びる2個の第2金具12を連結して、第1箱状機器31と第2箱状機器32を取り付けることになる。
その結果、図12〜図14に示すように、本実施形態の箱状機器取付け金具1を使用して腕金2の両側に第1箱状機器31と第2箱状機器33を取り付けることができる。
従って、本実施形態の箱状機器取付け金具1によれば、第1金具11と第2金具12とをそれぞれ2個ずつ使用して、図1等に示すように第1箱状機器31と第2箱状機器32を腕金2に取り付けたり、あるいは図2等に示すように第1箱状機器31と第2箱状機器33を腕金2に取り付けることができるので、取付けスペースや重量を増大させずに腕金2の両側に第1箱状機器31と第2箱状機器32,33を取付けることができると共に、一つの箱状機器取付け金具1で寸法が異なる第1箱状機器31と第2箱状機器32,33を取り付けることができる。
特に、本実施形態の箱状機器取付け金具1は、第1金具11の第1金具側垂直方向連結片部11b,11cの上部には、腕金2の長手方向の一方側へ折り曲げられて延び、腕金2の上側面に連結ボルトにより連結される腕金当接片部11b3を有する一方、第1金具側垂直方向連結片部11b,11cの下端部にそれぞれ設けられた第1金具側水平方向連結片部11d,11eは腕金当接片部11b3とは反対の方向に延びるように構成したため、腕金2に対し第1金具11を固定する連結ボルト6a’およびナット6b’と、第1金具11に対し水平方向に延びる第1金具12を連結する連結ボルト6aおよびナット6bが第1金具11に対し同じ側に対向するように位置しない。そのため、腕金2に対し第1金具11を固定した後、第1金具11に対し水平方向に延びる第1金具12を連結する際、連結ボルト6aおよびナット6bと連結ボルト6a’およびナット6b’とが相互に干渉することがないので、取付け作業性が向上する。
また、本実施形態の箱状機器取付け金具1では、第1金具11と第2金具12とは、それぞれ、2個ずつ使用し、第1箱状機器31と第2箱状機器32,33とに所定間隔を離して取り付けられており,第1金具11には、それぞれ、所定間隔を空けて一対の第1金具側水平方向連結片部11d,11eが設けられていると共に、一対の鉛直方向第1金具側連結ボルト孔11b1,11c1が設けられている一方、第2金具12には、所定間隔を空けて一対の第2金具側連結片部12b,12cが設けられているため、寸法が異なる第1箱状機器31と第2箱状機器32,33をより安定した状態で取り付けることができる。
また、本実施形態の箱状機器取付け金具1では、第1金具11の鉛直方向第1金具側連結ボルト孔11b1,11c1および水平方向第1金具側連結ボルト孔11d1,11e1と、第2金具12の第2金具側連結ボルト孔12b1,12c1とは、連結ボルト6aとして角根ボルトを使用した場合にその回転を固定できるように方形状に形成したため、第1金具11と第2金具12の連結作業性を向上させることができ、全体として第1箱状機器31、第2箱状機器32または第2箱状機器33の取付け作業性を向上させることができる。
また、本実施形態の箱状機器取付け金具1では、第1金具11と第2金具12とは、それぞれ、一枚の金属板をカットおよび曲げ加工することにより形成されているため、信頼性の高い金具を低コストで製造することができる。
1 箱状機器取付け金具
11 第1金具
11a 第1箱状機器取付け片部
11a1 取付け孔
11b,11c 第1金具側垂直方向連結片部
11b1,11c1 鉛直方向第1金具側連結ボルト孔
11d,11e 第1金具側水平方向連結片部
11d1,11e1 水平方向第1金具側連結ボルト孔
12 第2金具
12a 第2箱状機器取付け片部
12a1 取付け孔
12b,12c 第2金具側連結片部
12b1,12c1 第2金具側連結ボルト孔
2 腕金
31 第1箱状機器
32,33 第2箱状機器
4 腕金取付バンド
5 柱
6a、6a’ 連結ボルト
6b、6b’ 締結ナット
7 ボルトやネジ等

Claims (5)

  1. 電柱や支柱等の柱からほぼ水平に延びる腕金の左右両側にそれぞれ第1箱状機器と第2箱状機器の2個の箱状機器を取付けるための箱状機器取付け金具であって、
    腕金が通されて腕金に固定されると共に、第1箱状機器を取り付け可能な第1金具と、
    第2箱状機器が固定されると共に、腕金に固定された第1金具に連結される第2金具とから構成され、
    前記第2金具は、
    第2箱状機器が取付けられる第2箱状機器取付け片部と、
    その第2箱状機器取付け片部に連続しており、前記第1金具と連結ボルトにより連結される第2金具側連結ボルト孔が形成された第2金具側連結片部とを有しており、第2箱状機器に対して前記第2箱状機器取付け片部が水平方向および鉛直方向に取り付け可能であることを特徴とする箱状機器取付け金具。
  2. 請求項1記載の箱状機器取付け金具において、
    前記第1金具は、
    第1箱状機器に取付けるための第1箱状機器取付け片部と、
    その第1箱状機器取付け片部に連続しており、腕金を貫通させる腕金貫通孔が形成されていると共に、第2箱状機器に対して鉛直方向に取り付けられた第2金具の第2金具側連結片部に当接して連結ボルトにより連結可能な鉛直方向第1金具側連結ボルト孔を有する第1金具側垂直方向連結片部と、
    その第1金具側垂直方向連結片部から水平方向に延び、第2箱状機器に対して水平方向に取り付けられた第2金具の第2金具側連結片部に当接して連結ボルトにより連結可能な水平方向第1金具側連結ボルト孔を有する第1金具側水平方向連結片部とを有する、
    ことを特徴とする箱状機器取付け金具。
  3. 請求項1または請求項2記載の箱状機器取付け金具において、
    前記第1金具の第1金具側垂直方向連結片部の上部には、腕金の長手方向の一方側へ折り曲げられて延び、腕金の上側面に連結ボルトにより連結される腕金取付け面を有する一方、
    前記第1金具側水平方向連結片部は、腕金取付け面とは反対の方向に曲げられて延びていることを特徴とする箱状機器取付け金具。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一つの請求項に記載の箱状機器取付け金具において、
    前記第1金具と前記第2金具とは、それぞれ、2個ずつ設けられ、かつ、第1箱状機器と第2箱状機器とに所定間隔を離して取り付けられており、
    前記第1金具には、それぞれ、所定間隔を空けて一対の第1金具側水平方向連結片部が設けられていると共に、一対の鉛直方向第1金具側連結ボルト孔が設けられている一方、
    前記第2金具には、所定間隔を空けて一対の第2金具側連結片部が設けられていることを特徴とする箱状機器取付け金具。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一つの請求項に記載の箱状機器取付け金具において、
    前記第1金具の鉛直方向第1金具側連結ボルト孔および水平方向第1金具側連結ボルト孔と、前記第2金具の第2金具側連結ボルト孔とは、連結ボルトとして角根ボルトを使用した場合にその回転を固定できるように方形状に形成されていることを特徴とする箱状機器取付け金具。
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