JP6704634B2 - 電気電子機器収納用箱の基台増設構造 - Google Patents

電気電子機器収納用箱の基台増設構造 Download PDF

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本発明は、電気電子機器収納用箱が搭載される基台の増設構造に関するものである。
電気電子機器収納用箱を搭載するための基台は、略ロ字状の基礎フレームを4本の固定脚部により支持させた基本構造を有しており、また筐体本体が載置される基本基台と、この基本基台に連結される増設基台とにより構成されるものがある(特許文献1)。この増設基台は、例えばコンセントバー等を搭載する拡張フレーム等を筐体本体に接続した際に、この拡張フレームを支持するものとして利用される。
しかしながら、前記の増設基台は基本基台と同様に固定脚部を備えていることから、例えば増設基台の設置予定箇所が既に配線通路として利用されていた場合には、ケーブルの存在により固定脚部の下端に設けられたアンカーを固定することができず、結果、増設基台を設けることができないという問題があった。
また、増設基台を連結せずに、拡張部を支持可能な大型の基本基台に交換する方法も考え得るが、斯かる場合は基本基台と筐体本体とを一旦取外す必要があるため作業性が悪いという問題がある。
特許第4442874号公報
本発明の目的は前記した従来の問題点を解決し、設置箇所の状況に関わらず増設可能な電気電子機器収納用箱の基台増設構造を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、筐体本体が載置される本体基台と、この本体基台に連結され、前記筐体本体の外側に増設された拡張部を支持する拡張基台とを備え、この拡張基台は、その片側のみを本体基台の側面に固定することにより、拡張基台の下端と前記本体基台が固定される床面との間に空間を持たせた状態で本体基台に取付けられており、この拡張基台は、複数の部材を枠状に組み合わせて構成されており、その内部空間を本体基台の内部空間に対応させることにより、これらの両空間の間に配線を挿通可能としたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電気電子機器収納用箱の基台増設構造において、前記拡張基台は、複数の部材が本体基台に接するよう枠状に形成されるとともに、これら本体基台に接する複数の部材には、それぞれ取付部を形成したことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の電気電子機器収納用箱の基台増設構造において、前記拡張基台は、本体基台から離れる方向に向かって、その下端と前記床面との空間が徐々に大きくなるよう形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る電気電子機器収納用箱の基台増設構造は、拡張基台の下端と本体基台が固定される床面との間に空間を持たせた状態で、拡張基台の片側のみを本体基台の側面に固定することにより、本体基台に取付けるものとした。このように、拡張基台の下端と床面との間に空間を持たせる構造とすることにより、拡張基台が床面から浮いた状態で固定されるため、拡張基台に従来のような固定脚部を設ける必要がなくなり、設置予定箇所が配線通路等であったとしても拡張基台を増設することができるものとなる。
また本発明によれば、複数の部材を枠状に組み合わせて拡張基台を構成するものとすることで、枠内の空間を配線空間として利用することができ、その内部空間を本体基台の内部空間に対応させることにより、これらの両空間の間に配線を挿通可能としたので、拡張部への配線が容易となる。
請求項2に係る発明によれば、複数の部材が本体基台に接するように拡張基台を枠状に形成し、さらにこれら本体基台に接する複数の部材にそれぞれ取付部を形成することで、拡張基台を本体基台に対して複数点で固定することができ、拡張基台の固定強度を高めることができるものとなる。
請求項3に係る発明によれば、拡張基台は、本体基台から離れる方向に向かってその下端と床面との空間が徐々に大きくなるよう形成するものとしている。これにより、床面と拡張基台の外側端部との間に充分なスペースを確保できるものとなるため、拡張基台の下方における配線作業性が向上する。また、拡張基台を軽量化することも可能となる。
本実施形態を示す全体斜視図である。 本体基台と拡張基台を示す斜視図である。 図2の分解図である。 図2を異なる角度からみた斜視図である。 拡張基台を示す斜視図である。 図5の分解図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。なお、本明細書中の上下、左右、前後方向は図1に示す方向を指すものとする。また、本明細中の床面10とは、本体基台1が固定される面を指し、床パネルを組み合わせて構成されるアクセスフロアよりも下方に位置するものである。
図1において、本体基台1は略ロ字状の基礎フレーム2を4本の固定脚部3により支持させたものであり、その上方には図示しないサーバ等の電気電子機器を収納した筐体本体4が載置される。また、この筐体本体4の背面側の外側位置には、コンセントバーや配線保持部材等を設けるための拡張部である拡張フレーム5が取付けられる。なお、拡張フレーム5は筐体本体4の前面側に設けるものとしても良い。また、拡張部は本実施形態のような拡張フレーム5に限定されず、本体基台1よりも外側にはみ出した箇所を拡張部とみなしても差し支えない。そしてこの拡張フレーム5は、拡張フレーム5の取付位置に対応して本体基台1に着脱自在に連結された拡張基台6によって支持されている。
図2乃至図4には、本体基台1及び拡張基台6の詳細を示す。
図2のように、本体基台1は、断面略L字形状の複数のフレームを枠状に溶接した基礎フレーム2と、前述した4本の固定脚部3とを有しており、また固定脚部3間に渡って補強金具7が設けられている。この補強金具7を設けることにより、本体基台1内部の配線を被覆することができるものとしている。また、基礎フレーム2及び固定脚部3の側面には図3のように複数の取付孔8が形成されている。この取付孔8は、拡張基台6や同仕様の本体基台1を連結する際に使用され、またその他にもアクセスフロアの床パネルを固定するための図示しないアングル部材等を取付ける際に使用される。さらに、基礎フレーム2の上面には、筐体本体4を固定するための筐体本体取付孔9が形成されている。そして各固定脚部3の下端には、床面10に固定されるアンカー取付部11が設けられている。
ここで、図2に示すように、拡張基台6の下端と本体基台1が固定される床面10との間には空間を持たせた状態で、拡張基台6を本体基台1に取付けるものとしている。即ち、拡張基台6が床面10から浮いた状態で固定されるものとしており、これにより、拡張基台6には従来のような固定脚部を設ける必要がなくなるため、設置予定箇所が配線通路等であったとしても拡張基台6を増設することができるものとなる。
図5及び図6には拡張基台6の詳細を示す。拡張基台6は、複数の部材を組み合わせて構成され、より詳細には、前板部12、後板部13、2枚の左右板部14を枠状に組み合わせて溶接されることにより構成されている。なお、これらの板部は各端部がそれぞれ内側に折り曲げられており、これにより拡張基台6に強度を持たせるものとしている。このように、枠状に拡張基台6を構成するものとすることで、枠内の空間を配線空間として利用することができ、これにより拡張フレーム5内部への直下からの配線が可能となる。また拡張基台6の上面には拡張フレーム5が載置されることから、緩衝材としての緩衝部材15が設けられている。なお、本実施形態では拡張基台6の上面に拡張フレーム5を固定するための取付孔は形成していないが、拡張フレーム5の固定強度を高めるために拡張フレーム取付孔を形成しても差し支えない。
また図5に示すように、前板部12及び左右板部14がそれぞれ基本基台1に接するようにして拡張基台6が枠状に構成されており、さらに前板部12及び左右板部14には、それぞれ取付部としての取付孔16が形成されている。そして、これら複数の取付孔16と本体基台1に形成された複数の取付孔8とに、それぞれ図3中のボルト17を挿通し、図4のようにナット18による固定を行うことで、複数点で拡張基台6を本体基台1に固定するものとしている。このように前板部12及び左右板部14を複数点で固定することにより、拡張基台6の固定強度を高めることができるものとなる。また、複数の取付孔16が上下左右方向にずらして形成されているため、本体基台1に対する拡張基台6の固定強度がより高いものとなる。
さらに、左右板部14の下方を、本体基台1から離れる方向、即ち後方に向かうに連れて徐々に傾斜させた形状とすることで、拡張基台6の下端と床面10との空間が後方に向かって徐々に大きくなる構造としている。これにより、床面10と拡張基台6の外側端部との間に充分なスペースを確保できるものとなるため、拡張基台6の下方における配線作業性が向上する。さらに、拡張基台6を軽量化することもできる。
また、図5に示すように、補強金具7に形成した複数の孔部21に配線を通すことや、補強金具7に沿った配線を、孔部21に通過させた図示しない結束バンドにより固定することができる。さらに、前板部12と左右板部14とにより囲われる空間19aを、図3に示す基礎フレーム2、固定脚部3、補強金具7により囲われる空間19bに対応させることで、両空間の間に配線を通すこともできる。
1 本体基台
2 基礎フレーム
3 固定脚部
4 筐体本体
5 拡張フレーム
6 拡張基台
7 補強金具
8 取付孔
9 筐体本体取付孔
10 床面
11 アンカー取付部
12 前板部
13 後板部
14 左右板部
15 緩衝部材
16 取付孔
17 ボルト
18 ナット
19 空間
21 孔部

Claims (3)

  1. 筐体本体が載置される本体基台と、
    この本体基台に連結され、前記筐体本体の外側に増設された拡張部を支持する拡張基台とを備え、
    この拡張基台は、その片側のみを本体基台の側面に固定することにより、拡張基台の下端と前記本体基台が固定される床面との間に空間を持たせた状態で本体基台に取付けられており、この拡張基台は、複数の部材を枠状に組み合わせて構成されており、その内部空間を本体基台の内部空間に対応させることにより、これらの両空間の間に配線を挿通可能としたことを特徴とする電気電子機器収納用箱の基台増設構造。
  2. 前記拡張基台は、複数の部材が本体基台に接するよう枠状に形成されるとともに、これら本体基台に接する複数の部材には、それぞれ取付部を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気電子機器収納用箱の基台増設構造。
  3. 前記拡張基台は、本体基台から離れる方向に向かって、その下端と前記床面との空間が徐々に大きくなるよう形成されていることを特徴とする請求項1記載の電気電子機器収納用箱の基台増設構造。
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