JP2015149019A - ファイル管理プログラム、ファイル管理方法、及びファイル管理システム - Google Patents

ファイル管理プログラム、ファイル管理方法、及びファイル管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】書庫ファイルの構成要素ごとに他のデータとの対応づけを可能とすること。
【解決手段】ファイル管理プログラムは、フォルダにファイルを格納するコンピュータに、前記フォルダに、複数のファイルがまとめられた1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報を取得し、取得した前記複数のファイルの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力し、他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけることの指定がなされたファイルについて、対応づける対象のファイル又はフォルダ又はファイルに含まれる個々のデータオブジェクトとの対応づけ情報を記憶部に記憶させる制御を行う、処理を実行させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ファイル管理プログラム、ファイル管理方法、及びファイル管理システムに関する。
製品を構成する各部品の開発プロセスにおいて作成される文書等の成果物を管理するためのデータ管理システムにおいて、予め各成果物の格納先を定義可能なものが有る。例えば、システム管理者によって、開発プロセスの各段階において作成される成果物が想定され、各成果物の格納先が予め定義される。
開発担当者は、開発プロセスの進行に伴って、予め定義された格納先に対応する成果物を作成し、当該成果物を当該格納先に格納する。開発プロセスの各段階においてこのような作業が繰り返されることにより、開発に必要な成果物が漏れなく作成されていることが容易に把握可能なように、各成果物を管理することが可能となる。
特開2001−56775号公報
ここで、各格納先や各成果物間に対して、開発作業の各段階の関連性や、部品間の関連性に対応させてリレーションが設定されることが有る。各格納先や各成果物間にリレーションを設定しておくことで、或る部品において故障等の問題が発生した場合に、当該故障等の影響範囲又は原因等を、当該部品に関する成果物に設定されたリレーションを辿ることで把握することができるからである。
成果物が1つのファイルで構成される場合、当該ファイルに対して設定されるリレーションは、1つの成果物に対応するものとなる。しかし、複数の成果物が一つの書庫ファイルに格納されている場合、当該書庫ファイルに関するリレーションは、書庫ファイル内の一部の成果物に関するリレーションであっても、当該書庫ファイルに含まれる複数の成果物の集合に対して設定されることになってしまう。その結果、成果物単位でのリレーションの解析が困難になる可能性が有る。
そこで、一側面では、書庫ファイルの構成要素ごとに他のデータとの対応づけを可能とすることを目的とする。
一つの案では、ファイル管理プログラムは、フォルダにファイルを格納するコンピュータに、前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報を取得し、取得した前記複数のファイルの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力し、他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけることの指定がなされたファイルについて、対応づける対象のファイル又はフォルダ又はファイルに含まれる個々のデータオブジェクトとの対応づけ情報を記憶部に記憶させる制御を行う、処理を実行させる。
一態様によれば、書庫ファイルの構成要素ごとに他のデータとの対応づけを可能とすることができる。
本発明の実施の形態におけるデータ管理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるデータ管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるデータ管理システムの機能構成例を示す図である。 本実施の形態におけるデータの管理体系を示す図である。 データ管理サーバが実行する成果物の登録処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 データ操作画面の表示例を示す図である。 ファイル指定画面の表示例を示す図である。 成果物テーブルに登録されるレコードの例を示す図である。 登録対象の書庫ファイルの構成例を示す図である。 オブジェクトテーブルに登録されるレコードの例を示す図である。 オブジェクトの表示に関してクライアント装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 オブジェクトの表示に関してデータ管理サーバが実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 関連設定画面の表示例を示す図である。 データ管理サーバが実行する関連の設定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 関連テーブルに登録されるレコードの一例を示す図である。 データ管理サーバが実行する成果物のリビジョンアップ処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 成果物のリビジョンアップにより登録されるレコードの例を示す図である。 新たな登録対象の書庫ファイルの構成例を示す図である。 オブジェクトのリビジョンアップにより登録されるレコードの例を示す図である。 関連の引継ぎによって関連テーブルに登録されるレコードの例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるデータ管理システムの構成例を示す図である。図1に示されるデータ管理システム1において、データ管理サーバ10と1以上の各クライアント装置20とは、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークを介して通信可能に接続される。
データ管理サーバ10は、データを管理するコンピュータである。複数のコンピュータが、データ管理サーバ10を構成してもよい。例えば、自動車の電子部品等の製品の開発プロセスにおいて作成される成果物が、管理対象のデータとされる。斯かる成果物は、例えば、文書データ、図面データ、又は画像データ等である。但し、管理対象のデータは、特定のものに限定されなくてもよい。
クライアント装置20は、データ管理サーバ10が管理するデータの操作に利用されるコンピュータである。PC(Personal Computer)、タブレット型端末、スマートフォン、又はフィーチャーフォン等が、クライアント装置20として用いられてもよい。
図2は、本発明の実施の形態におけるデータ管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。図2のデータ管理サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
データ管理サーバ10での処理を実現するプログラムは、記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従ってデータ管理サーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
なお、データ管理サーバ10は、複数のコンピュータを含むコンピュータシステムであってもよい。また、クライアント装置20も、図2に示されるハードウェアを有してもよい。クライアント装置20は、更に、ユーザからの入力を受け付ける入力装置や、ユーザに対して情報を表示する表示装置等を有してもよい。
図3は、本発明の実施の形態におけるデータ管理システムの機能構成例を示す図である。図3において、データ管理サーバ10は、要求受信部11、ファイル解凍部12、データ登録部13、データ検索部14、関連登録部15、及び応答返信部16等を有する。これら各部は、データ管理サーバ10にインストールされた1以上プログラムが、CPU104に実行させる処理により実現される。データ管理サーバ10は、また、データ記憶部17を有する。データ記憶部17は、例えば、補助記憶装置102、又はデータ管理サーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
要求受信部11は、クライアント装置20からの要求を受信する。ファイル解凍部12は、データ記憶部17に対して登録されるファイルが書庫ファイルである場合に、当該書庫ファイルを解凍する。データ登録部13は、クライアント装置20からの要求に応じて、データの登録処理が必要である場合に、データ記憶部17にデータを登録する。データ検索部14は、クライアント装置20からの要求に応じて、データの検索処理が必要である場合にデータ記憶部17からデータを検索する。関連登録部15は、クライアント装置20から要求に応じて、データ間に関連を生成又は設定(以下、「設定」で統一する。)が必要である場合に、関連付けられるデータ間の関連を示すレコードを、データ記憶部17に登録する。本実施の形態において、データに対する関連の設定は、データの対応づけの一例に相当する。
応答返信部16は、ファイル解凍部12、データ登録部13、データ検索部14、及び関連登録部15等による処理の実行結果を、クライアント装置20に返信する。
クライアント装置20は、表示制御部21、要求送信部22、及び応答受信部23等を有する。表示制御部21は、管理対象のデータの操作指示を受け付けるための画面等を、表示装置に表示させる。要求送信部22は、表示制御部21が表示させる画面を介して入力された操作指示に応じた操作要求を、データ管理装置に送信する。応答受信部23は、要求送信部22によって送信された操作要求に応じて、データ管理サーバ10から返信される応答を受信する。当該応答に含まれている情報は、表示制御部21によって表示される。
続いて、本実施の形態において管理対象とされるデータの管理体系について説明する。図4は、本実施の形態におけるデータの管理体系を示す図である。
図4において、プロジェクトは、開発対象の一つの製品に対応する概念である。プロジェクトには、1以上のプロセスが属する。プロセスは、製品の開発プロセスの各段階に対応する概念である。各プロセスには、1以上の成果物BOXが属する。成果物BOXは、成果物を格納するための箱を表現する概念である。したがって、成果物BOXには、成果物が属する。本実施の形態では、1つの成果物に対して1つの成果物BOXが用意される。換言すれば、1つの成果物BOXには、1つの成果物が格納可能である。但し、1つの成果物BOXに対して複数の成果物の格納が許容されてもよい。
このように、本実施の形態では、プロジェクト、プロセス、及び成果物BOX等が構成する階層構造を用いて、成果物の格納先が表現される。当該階層構造を、親子関係と呼ぶ。なお、プロジェクト、プロセス、成果物BOX、及び成果物を表現するデータは、それぞれ、データ記憶部17においては、データベースのレコードとして管理される。例えば、RDB(Relational Database)が利用される場合、プロジェクトは、プロジェクト用の形式を有するテーブル(以下、「プロジェクトテーブル」という。)のレコードとして管理される。プロセスは、プロセス用の形式を有するテーブル(以下、「プロセステーブル」という。)のレコードとして管理される。成果物BOXは、成果物BOX用の形式を有するテーブル(以下、「成果物BOXテーブル」という。)のレコードとして管理される。成果物は、成果物用の形式を有するテーブル(以下、「成果物テーブル」という。)のレコードとして管理される。
また、図4では、成果物の下層に属するデータとして、オブジェクトが示されている。オブジェクトは、ユーザによる指示に応じて、成果物から抽出される、成果物の構成要素である。例えば、成果物が、要求定義書である場合、各要求が、それぞれ1つのオブジェクトとして抽出される。オブジェクトを表現するデータは、他のデータと同様に、データベースのレコードとして管理される。具体的には、オブジェクトは、オブジェクト用の形式を有するテーブル(以下、「オブジェクトテーブル」という。)のレコードとして管理される。
また、成果物が、複数のファイルを含む書庫ファイルである場合、当該書庫ファイルに含まれる各ファイルや各フォルダ等に対応するデータも、オブジェクトとして扱われる。書庫ファイルは、zip形式等の圧縮ファイルであってもよいし、各ファイルが圧縮されずに一つのファイルに統合される(書庫化された)ファイルであってもよい。すなわち、書庫ファイルは、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されてもよいし、または複数のファイルがまとめられることで生成されてもよい。なお、書庫ファイルのファイル形式は、特定のものに限定されなくてもよい。
本実施の形態において、「データ」とは、プロジェクト、プロセス、成果物BOX、成果物、及びオブジェクトのレコードをいう。このうち、プロジェクト、プロセス、及び成果物BOXは、成果物BOXは、成果物の格納先を構成するデータであるため、ユーザに対しては、フォルダとして表現される。すなわち、プロジェクトは、1以上のプロセスを格納するフォルダとして表現される。プロセスは、1以上の成果物BOXを格納するフォルダとして表現される。成果物BOXは、1つの成果物を格納するフォルダとして表現される。そこで、本実施の形態において、「フォルダ」は、プロジェクト、プロセス、及び成果物BOXの上位概念を意味する用語として使用される。
また、本実施の形態において、プロジェクト、プロセス、成果物BOX、成果物、及びオブジェクトを区別する概念を、データ種別という。
プロジェクト、プロセス、及び成果物BOX等の親子関係は、例えば、予め管理者によって定義される。製品の開発者等は、開発プロセスの進行に伴って、成果物BOXに対応する成果物を作成し、当該成果物を当該成果物BOXに登録する。そうすることで、開発に必要な成果物が漏れなく作成されていることが容易に把握可能なように、各成果物を管理することが可能となる。
各データ間には、関連を設定することができる。一つの関連によって接続される二つのデータの一方は、関連付け元となり、他方は関連付け先となる。すなわち、関連は方向を有する。
関連も、データと同様に、データ記憶部17において関連を管理するテーブル(以下、「関連テーブル」という。)のレコードとして管理される。関連のレコードには、関連付け元のデータの識別情報と、関連付け先のデータの識別情報等が記憶される。
以下、データ管理システム1において実行される処理手順について説明する。図5は、データ管理サーバが実行する成果物の登録処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS101において、要求受信部11は、或る成果物BOXに対する、成果物としてのファイルの登録要求を、クライアント装置20から受信する。ファイルの登録要求は、例えば、クライアント装置20の表示制御部21によって表示される、データ操作画面に対するユーザによる操作に応じて、クライアント装置20から送信される。なお、成果物BOXに対する成果物の登録は、フォルダへのファイルの格納の一例である。
図6は、データ操作画面の表示例を示す図である。図6において、データ操作画面510は、ツリー表示領域511及び情報表示領域512等を含む。
ツリー表示領域511は、各データをノードとし、各データの親子関係を示すツリー部品を表示する。例えば、ユーザは、或るノードをダブルクリック等することで、当該ノードを展開することができる。展開されたノードの下位には、当該ノード係るデータに属するデータのノードが、表示される。図6では、「プロジェクトA」が展開され、「プロジェクトA」の下位に「プロセス1」及び「プロセス2」が表示されている。また、「プロセス1」が展開され、「プロセス1」の下位に「成果物BOX1」が表示されている。
情報表示領域512には、例えば、ツリー表示領域511において選択されたノードに係るデータに関する情報が表示される。情報表示領域512は、登録ボタン513、成果物タブ514、オブジェクトタブ515、及びウィンドウ516等を含む。
成果物タブ514及びオブジェクトタブ515は、ツリー表示領域511において、成果物BOXが選択されている場合に表示されるタブである。ウィンドウ516は、ツリー表示領域511において選択されたノードに係るデータに関する情報が表示される領域である。成果物タブ514が選択された場合、ウィンドウ516には、ツリー表示領域511において選択されている成果物BOXに登録された成果物としてのファイルに関する情報が表示される。オブジェクトタブ515が選択された場合、ウィンドウ516には、ツリー表示領域511において選択されている成果物BOXに登録された成果物としてのファイルから抽出されたオブジェクトに関する情報が表示される。
登録ボタン513は、ツリー表示領域511において選択されているノードに係る成果物BOXに対するファイルの登録指示を受け付けるためのボタンである。例えば、ツリー表示領域511において、いずれかの成果物BOXに係るノードが選択されている状態で登録ボタン513がユーザによって押下されると、表示制御部21は、ファイル指定画面を、クライアント装置20の表示装置に表示させる。
図7は、ファイル指定画面の表示例を示す図である。図7において、ファイル指定画面520は、登録対象のファイルの指定を受け付けるための画面であり、ファイル名入力領域521、参照ボタン522、及び登録ボタン523等を含む。
ファイル名入力領域521は、ファイルのファイル名が入力される領域である。参照ボタン522が押下されると、クライアント装置20のファイルシステムの構成を示す画面が表示される。ユーザは、当該画面の中からファイルを選択することができる。選択されたファイルのファイル名は、ファイル名入力領域521に入力される。ファイル名入力領域521にファイル名が入力された状態で、登録ボタン523が押下されると、要求送信部22は、登録先の成果物BOXのIDと、登録対象のファイルのファイル名と、登録対象のファイルの実体とを含む、ファイルの登録要求を、データ管理サーバ10に送信する。ステップS101では、斯かる登録要求が受信される。なお、成果物BOXのIDとは、当該成果物BOXのデータに対してデータ記憶部17に記憶されている識別情報である。ツリー表示領域511に表示されている各ノードに係るデータのIDは、クライアント装置20に通知されている。
続いて、データ登録部13は、登録対象のファイルを、成果物として、データ記憶部17に記憶する(S102)。具体的には、データ記憶部17が記憶する成果物テーブルに対して、当該ファイルに対応する一つのレコードが登録される。
図8は、成果物テーブルに登録されるレコードの例を示す図である。図8において、成果物テーブルのレコードは、ID、リビジョン、及びファイル名等の項目を含む。ID項目の値は、当該成果物が属する成果物BOXのIDである。すなわち、ID項目の値は、成果物BOXテーブルにおいて、当該成果物BOXに対して記憶されているIDである。本実施の形態において、「WPB0001」は、図6における「成果物BOX1」のIDであることとする。リビジョン項目の値は、成果物のリビジョンである。本実施の形態では、成果物に関して版管理が行われる。具体的には、同一の成果物BOXに対して、ファイルが登録されるたびに、当該成果物BOXに対して登録される成果物のリビジョンが更新され、当該成果物BOXに属するファイルは上書き更新される。リビジョンの初期値は、例えば、「0001」である。ファイル名項目の値は、当該成果物のファイル名である。
ステップS102では、ID項目に、受信されたIDが登録され、リビジョン項目に「0001」が登録され、ファイル名項目に、受信されたファイル名が登録されたレコードが、成果物テーブルに追加される。また、ファイルの実体は、当該レコードに関連付けられて、データ記憶部17に記憶される。
続いて、データ登録部13は、登録要求において受信された、登録対象のファイルが書庫ファイルであるか否かを判定する(S103)。当該判定は、当該ファイルのファイル名の拡張子に基づいて行われてもよい。すなわち、ファイル名が所定の拡張子を含む場合、当該ファイルは書庫ファイルであると判定されてもよい。
登録対象のファイルが書庫ファイルでない場合(S103でNo)、ステップS106に進む。登録対象のファイルが書庫ファイルである場合(S103でYes)、ファイル解凍部12は、当該書庫ファイルを解凍する(S104)。すなわち、当該書庫ファイルに格納されているファイル群及び各ファイル群のパス名が抽出又は取得(以下、「抽出」で統一する。)される。抽出されるファイル群が、階層構造を有する場合、当該階層構造を示す階層構造情報も、当該書庫ファイルから抽出される。具体的には、当該階層構造に従ったパス名が階層構造情報の一例として、各ファイル及び各フォルダについて抽出される。フォルダは、当該階層構造を形成するために定義されたフォルダである。
例えば、登録対象の書庫ファイルの構成が、図9に示される通りであったとする。図9は、登録対象の書庫ファイルの構成例を示す図である。図9には、ファイル又はフォルダをノードとするツリー形式によって、ファイル名が「Sample.zip」である書庫ファイルの構成が示されている。
具体的には、Sample.zipには、「Sample」フォルダがルートのフォルダとして含まれている。Sampleフォルダには、「Sample/Sample1」フォルダ及び「Sample/SampleFile1.txt」ファイルが含まれている。「Sample/Sample1」フォルダには、「Sample/Sample1−1」フォルダ及び「Sample/Sample1−2」フォルダが含まれている。「Sample/Sample1−1」フォルダの下には、「Sample/Sample1−1/SamleFile2.txt」ファイルが含まれている。
ステップS104では、各ファイル及びフォルダと共に、上記のようなパス名が、各ファイル又はフォルダの識別情報又は階層構造情報の一例として、書庫ファイルから抽出される。
続いて、データ登録部13は、抽出された各ファイル及び各フォルダを、オブジェクトとしてデータ記憶部17に記憶する(S105)。具体的には、データ記憶部17が記憶するオブジェクトテーブルに対して、各ファイル及び各フォルダのそれぞれに対応するレコードが登録される。
図10は、オブジェクトテーブルに登録されるレコードの例を示す図である。オブジェクトテーブルのレコードは、ID、リビジョン、OBjID、親ObjID、名称、及び種類等の項目を有する。ID項目の値は、当該オブジェクトの抽出元の成果物が属する成果物BOXのIDである。リビジョン項目の値は、当該オブジェクトが抽出された成果物のリビジョンである。なお、ID項目の値とリビジョン項目の値とによって、当該オブジェクトの抽出元の成果物が特定される。ObjID項目の値は、当該オブジェクトの識別情報である。各オブジェクトのObjIDは、例えば、当該オブジェクトのレコードがオブジェクトテーブルに登録される際に、データ登録部13によって生成される。親ObjID項目の値は、当該オブジェクトの親となるオブジェクトのObjIDである。すなわち、オブジェクト同士は、親子関係を有することができる。本実施の形態では、書庫ファイル内における階層構造における上下関係又は包含関係が、オブジェクト間の親子関係となる。換言すれば、親ObjIDによって、書庫ファイル内における上位の階層のフォルダが特定される。名称項目の値は、オブジェクトの名前である。本実施の形態において、オブジェクトの名前は、書庫ファイルから抽出されたファイル又はフォルダの、ファイル名若しくはフォルダ名である。種類項目の値は、オブジェクトがファイル及びフォルダのいずれであるのかを示す情報である。
なお、図10は、図9に示したファイル及びフォルダが、オブジェクトテーブルに登録された状態を示す。
続いて、応答返信部16は、ステップS101において受信された登録要求に対する応答を返信する(S106)。当該応答には、例えば、新たに登録された成果物のパス名が含まれても良い。例えば、当該成果物の名前が「Sample.zip」であり、図6の成果物BOX1が登録先である場合、「プロジェクトA/プロセス1/成果物BOX1/Sample.zip」及び当該成果物のデータ(レコード)が、当該成果物のパス名として返信されてもよい。
当該応答は、クライアント装置20の応答受信部23によって受信される。表示制御部21は、当該応答に基づいて、データ操作画面510の表示内容を更新する。例えば、情報表示領域512の成果物タブ514が選択された状態となり、ウィンドウ516には、応答に含まれて受信された情報が表示される。
続いて、オブジェクトの表示処理について説明する。図11は、オブジェクトの表示に関してクライアント装置が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。ここでは、図6に示される成果物BOX1に対して、図9に示される構成を有する書庫ファイルが登録されていることとする。
データ操作画面510のツリー表示領域511(図6)において、「成果物BOX1」が選択されている状態で、オブジェクトタブ515が選択されると、要求送信部22は、「成果物BOX1」のIDを含む、オブジェクトの取得要求を、データ管理サーバ10に送信する(S201)。すなわち、「成果物BOX1」に登録されたファイルから抽出されたオブジェクトの一覧の取得が、要求される。
続いて、応答受信部23は、オブジェクトの取得要求に対するデータ管理サーバ10からの応答を受信する(S202)。当該応答には、例えば、図10に示されるような、オブジェクトの一覧が含まれている。なお、当該オブジェクトの一覧において、親のオブジェクトの順番は、子のオブジェクトより前であることとする。
続いて、表示制御部21は、変数iに1を代入する(S203)。変数iは、処理対象のオブジェクトを示す変数である。以下、受信されたオブジェクトの一覧において、i番目のオブジェクトを、「オブジェクトi」という。
続いて、表示制御部21は、受信されたオブジェクトの一覧に含まれるオブジェクトの数が、i以上であるか否かを判定する(S204)。オブジェクトの数がi以上である場合(S204でYes)、表示制御部21は、オブジェクトiのレコードの「親ObjID」には、値が登録されているか否かを判定する(S205)。すなわち、オブジェクトiに、親のオブジェクトが存在するか否かが判定される。
「親ObjID」に値が登録されている場合(S205でYes)、表示制御部21は、オブジェクトiの表示位置を、「親ObjID」に値に係るオブジェクトの直下とする(S206)。一方、「親ObjID」に値が登録されていない場合(S205でNo)、表示制御部21は、オブジェクトiの表示位置を、最上位とする(S207)。
続いて、表示制御部21は、オブジェクトiのレコードの「種類」の値は、「フォルダ」であるか否かを判定する(S208)。「種類」の値が「フォルダ」である場合(S208でYes)、表示制御部21は、ステップS206又はS207において判定された表示位置に、フォルダのアイコンを表示させ、かつ、オブジェクトiの「名称」を当該アイコンの横に表示させる(S209)。「種類」の値が「ファイル」である場合(S208でNo)、表示制御部21は、ステップS206又はS207において判定された表示位置に、ファイルのアイコンを表示させ、かつ、オブジェクトiの「名称」を当該アイコンの横に表示させる(S209)。
続いて、表示制御部21は、変数iに1を加算して(S211)、ステップS204以降を繰り返す。変数iの値が、オブジェクトの数より大きくなると(S204でNo)、図11の処理は終了する。
図11の処理の結果、例えば、図10に示されるレコード群に基づいて、図9に示されるようなツリー構造が、データ操作画面510のウィンドウ516に表示される。その結果、ユーザは、成果物から抽出されたオブジェクトの親子関係等を確認することができる。
続いて、データ管理サーバ10側の処理について説明する。図12は、オブジェクトの表示に関してデータ管理サーバが実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS221において、要求受信部11は、図11のステップS201においてクライアント装置20から送信された、オブジェクトの取得要求を受信する。当該取得要求には、データ操作画面510のツリー表示領域511において選択されている成果物BOXのIDが含まれている。
続いて、データ検索部14は、当該取得要求に含まれているIDを、ID項目の値として含むレコード群を、オブジェクトテーブル(図10)から検索する(S222)。続いて、応答返信部16は、検索されたレコード群を、クライアント装置20に返信する(S223)。
図11及び図12の処理が実行されることにより、ユーザは、オブジェクトを操作対象とすることができる。例えば、ユーザは、オブジェクト間に関連を設定するための指示を行うことができる。
関連が設定される二つのオブジェクトは、同じプロジェクトに属していてもよいし、異なるプロジェクトに属していてもよい。相互に異なるプロジェクトに属するオブジェクト間に関連が設定される場合、例えば、データ操作画面510が、プロジェクトごとに表示されてもよい。或いは、1つ画面内に、データ操作画面510と同様の構成を有する領域が、プロジェクトごとに配列されてもよい。この場合、各プロジェクトの成果物BOXごとに、図11及び図12の処理が実行されればよい。そうすることで、ユーザは、相互に異なるプロジェクトに属するオブジェクト同士を関連付けの対象として選択することができる。すなわち、図11及び図12の処理は、各オブジェクトを、他のオブジェクトとの関連付けの候補(対応づけ可能な候補)として出力又は表示する処理であるといえる。
例えば、或るプロジェクトに属するオブジェクトのアイコンを、他のプロジェクトに属するオブジェクトのアイコンにドラッグ・アンド・ドロップすることで、当該二つのオブジェクトに対する関連の設定が指示されてもよい。この場合、ドラッグされた方が、関連元であり、ドロップ先が、関連先とされてもよい。
または、関連を設定する二つのオブジェクトのアイコンが選択された状態で、非図示の「関連の設定」メニューが選択されてもよい。この場合、表示制御部は、例えば、図13に示されるような、関連設定画面を表示させる。
図13は、関連設定画面の表示例を示す図である。図13において、関連設定画面530は、名称表示領域531及び532、ラジオボタン533、及びOKボタン534等を含む。
名称表示領域531及び532は、関連の設定対象として選択された一方のオブジェクトと他方のオブジェクトとのそれぞれの名称が表示される領域である。ラジオボタン533は、関連の方向を選択させるためのラジオボタンである。左側の選択肢が選択されると、名称表示領域531に係るオブジェクトが関連元となる。右側の選択肢が選択されると、名称表示領域531に係るオブジェクトが関連先となる。OKボタン534が押下されると、関連の設定指示が入力される。
なお、或るオブジェクトに対して関連付けの候補となるデータ種別は、オブジェクトに限定されなくてもよい。例えば、プロジェクト、プロセス、成果物BOX、又は成果物が、或るオブジェクトに対して関連付けられてもよい。この場合、関連付けられる一方のデータとして、オブジェクトが選択され、他方のデータとして、オブジェクト以外のデータが選択されればよい。
また、書庫ファイルから抽出されたファイルから更にオブジェクトが抽出されてもよい。この場合、当該ファイルのファイル名に加えて、当該オブジェクトの識別情報が取得され、当該オブジェクトも関連の設定対象の候補として表示されてもよい。そして、当該オブジェクトに関して、プロジェクト、プロセス、成果物BOX、成果物が、又は他のオブジェクトとの関連が設定されてもよい。
上記のような関連の設定指示に応じ、クライアント装置20の要求送信部22は、関連の設定要求を、データ管理サーバ10に送信する。斯かる設定要求に応じて、データ管理サーバ10が実行する処理について説明する。
図14は、データ管理サーバが実行する関連の設定処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS301において、要求受信部11は、関連の設定要求を受信する。関連の設定要求には、関連元のオブジェクトのObjIDと関連先のオブジェクトのObjIDとが含まれている。
続いて、関連登録部15は、設定要求に係る関連に対応するレコードを生成する(S302)。続いて、関連登録部15は、当該レコードを、データ記憶部17が記憶する関連テーブルに登録する(S303)。
図15は、関連テーブルに登録されるレコードの一例を示す図である。図15において、関連テーブルのレコードは、元ID、先ID、元リビジョン、先リビジョン、元ObjID、及び先ObjID等の項目を有する。
元ID項目の値は、関連元のオブジェクトが属する成果物BOXのIDである。先IDは、関連先のオブジェクトが属する成果物BOXのIDである。なお、オブジェクトが属する成果物BOXとは、オブジェクトの抽出元の成果物の登録先の成果物BOXをいう。
元リビジョン項目の値は、関連元のオブジェクトの抽出元の成果物のリビジョンである。先リビジョン項目の値は、関連先のオブジェクトの抽出元の成果物のリビジョンである。元ObjID項目の値は、関連元のオブジェクトのObjIDである。先ObjID項目の値は、関連先のオブジェクトのObjIDである。
元ObjID及び先ObjIDの値は、ステップS301において受信される関連の設定要求に含まれている。元ID、先ID、元リビジョン、及び先リビジョンの値は、オブジェクトテーブル(図10)において、元ObjID又は先ObjIDを含むレコードに基づいて特定可能である。
このように、オブジェクト同士を関連によって対応づけることができる。本実施の形態において、オブジェクトは、成果物としての書庫ファイルから抽出されたファイル又はフォルダである。すなわち、本実施の形態によれば、書庫ファイル単位のみならず、書庫ファイルに格納されているファイル又はフォルダ単位で、他のデータと対応づけることができる。
続いて、例えば、既に成果物(ファイル)が登録されている成果物BOXに対して、新たな成果物が登録される、すなわち、成果物のリビジョンアップが行われる場合に実行される処理手順について説明する。
図16は、データ管理サーバが実行する成果物のリビジョンアップ処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS401において、要求受信部11は、或る成果物BOXに対する、成果物としてのファイルの登録要求を、クライアント装置20から受信する。ステップS401は、図5のステップS101と同じである。したがって、当該登録要求は、登録先の成果物BOXのIDと、登録対象のファイルのファイル名と、登録対象のファイルの実体とを含む。
続いて、データ登録部13は、登録先の成果物BOXに登録されている成果物をリビジョンアップする(S402)。具体的には、データ登録部13は、成果物テーブルに対し、新たなリビジョンのレコードを登録する。なお、データ登録部13は、登録先の成果物BOXに対して成果物が登録されていない場合は、図5のステップS102以降を実行し、成果物が登録されている場合は、図16のステップS402以降を実行する。
図17は、成果物のリビジョンアップにより登録されるレコードの例を示す図である。図17において、1番目のレコード(以下、「旧レコード」という。)は、図8に示したレコードである。2番目のレコード(以下、「新レコード」という。)は、ステップS402において登録されるレコードの例である。旧レコードのID項目の値と、新レコードのID項目の値とは同じである。双方のレコードは、同じ成果物BOXに対して登録された成果物に対するレコードだからである。一方、新レコードのリビジョン項目の値は、旧レコードに対して1が加算された値である。リビジョン項目の値が更新されたレコードが登録されることにより、当該成果物が、リビジョンアップされたことが示される。なお、図17の例では、新レコードのファイル名と、旧レコードのファイル名とは同じであるが、新たに登録される成果物のファイル名が、前のリビジョンの成果物のファイル名と同じであることは、リビジョンアップの要件でなくてもよい。例えば、新たに登録されたファイルのファイル名が、「Sample2.zip」であっても、リビジョンアップが行われてもよい。この場合、新レコードのファイル名項目には、「Sample2.zip」が登録される。
なお、成果物のリビジョンアップが行われた後において、当該成果物を表現するレコードは、新レコードである。旧レコードは、履歴情報としての意味を有するものの、当該成果物の最新の状態を示すレコードとしては有効ではない。したがって、例えば、当該成果物が検索対象となった場合、最新のリビジョンである新レコードが検索される。
続くステップS403〜S405は、図5のステップS103〜S105と同じである。但し、ステップS405において登録される各オブジェクトのレコードのリビジョン項目の値は、これまでの最新のリビジョンに対して1が加算された値となる。すなわち、オブジェクトに関してもリビジョンアップが行われる。
ここでは、新たに登録される書庫ファイルは、図18に示される構成を有することとする。図18は、新たな登録対象の書庫ファイルの構成例を示す図である。図18と図9とを比較すると、図18は、「Sample/SampleFile1.txt」ファイルと、「Sample/Sample1/Sample1−2」フォルダとが無い点において図9と異なる。但し、新たに登録される書庫ファイルの構成は、既に登録されている書庫ファイルと同じであってもよい。
図18示される構成を有する書庫ファイルに関して、ステップS405では、図19に示されるようなオブジェクトのレコードが登録される。
図19は、オブジェクトのリビジョンアップにより登録されるレコードの例を示す図である。図19において、レコード群OLDは、図10に示したレコード群である。レコード群NEWは、ステップS405において、オブジェクトテーブルに登録されるレコードの一例である。
同じ成果物OBXに属するオブジェクトに関して、ID項目の値は同じである。したがって、レコード群OLDのID項目の値と、レコード群NEWのID項目の値とは同じである。一方、レコード群NEWのリビジョン項目の値は、レコード群OLDのリビジョン項目の値に1が加算された値である。また、レコード群NEWのObjID項目には、レコード群OLDのObjID項目の値とは重複しない値が登録される。ObjIDは、リビジョンを跨って一意であるからである。
続いて、データ検索部14は、オブジェクトテーブルから、ステップS405において登録されたオブジェクトの直前のリビジョンのオブジェクトに係るレコードを、オブジェクトテーブルから取得する(S406)。図19の例では、レコード群NEWとID項目の値が一致し、リビジョン項目の値が、レコード群NEWよりも1小さいレコード群OLDが、取得される。
続いて、データ登録部13は、変数iに1を代入する(S407)。変数iは、レコード群NEWの中で、処理対象のレコードを示す変数である。以下、レコード群NEWの中でi番目のレコードに係るオブジェクトを、「オブジェクトi」という。
続いて、データ登録部13は、オブジェクトiの階層構造情報を生成する(S409)。オブジェクトiの階層構造情報は、例えば、オブジェクトiのパス名である。オブジェクトiのパス名は、オブジェクトiに係るレコードを起点として、親ObjIDに係るレコードを再帰的に検索し、検索された各レコードの名称項目の値を接続することで生成することができる。例えば、オブジェクトiに係るレコードのファイル名項目の値が、「SampleFile2.txt」であれば、「Sample/Sample1/Sample1−1/SampleFile2.txt」というパス名が生成される。
続いて、データ検索部14は、レコード群OLDの中に、オブジェクトiのパス名と同じパス名が生成されるオブジェクトに係るレコードが有るか否かを判定する(S410)。例えば、レコード群OLDに含まれる各レコードについてパス名が生成され、当該パス名の中に、オブジェクトiのパス名に一致するものが有るか否かが判定される。
該当するレコードが有る場合(S410でYes)、データ検索部14は、当該レコードに係るオブジェクト(以下、「旧オブジェクト」という。)に対して設定されている関連に係るレコードを、関連テーブル(図15)から検索する(S411)。旧オブジェクトに対して設定されている関連に係るレコードとは、旧オブジェクトのObjIDを、元ObjID項目の値又は先Obj項目の値として含むレコードをいう。
当該関連に係るレコードが検索された場合(S412でYes)、関連登録部15は、オブジェクトiに関して、当該関連を設定する(S413)。すなわち、旧オブジェクトに対応付けられているオブジェクトに対して、オブジェクトiが対応づけられる。その結果、旧オブジェクトに対して設定されていた関連が、オブジェクトiに引き継がれる。具体的には、図20に示されるようなレコードが、関連テーブルに登録される。
図20は、関連の引継ぎによって関連テーブルに登録されるレコードの例を示す図である。図20において、1番目のレコード(以下、「旧レコード」という。)は、旧オブジェクトのレコードであり、図15に示したレコードと同じである。2番目のレコード(以下、「新レコード」という。)は、ステップS413において登録されるレコードの例である。なお、新レコードは、オブジェクトiが、図19において最後のレコードに係るオブジェクトである場合に、登録される。
新レコードの元ID項目、先ID項目、先リビジョンID項目、及び先ObjID項目の値は、旧レコードと同じである。一方、新レコードの元リビジョン項目、元ObjID項目には、オブジェクトiに係るレコードのリビジョン項目の値、ObjID項目の値が転記される。
なお、図20は、旧オブジェクトが関連元だった場合の例である。旧オブジェクトが関連先だった場合、新レコードの元ID項目、先ID項目、元リビジョンID項目、及び元ObjID項目の値は、旧レコードと同じとなる。一方、新レコードの先リビジョン項目、先ObjID項目には、オブジェクトiに係るレコードのリビジョン項目の値、ObjID項目の値が転記される。
このように、新たに登録された書庫ファイルにおいて、既に登録されていた書庫ファイル内における階層構造における位置付けと同一の位置付けに係るファイル又はフォルダには、既に登録されていた書庫ファイル内において対応するファイル又はフォルダに対して設定されている関連が設定される。その結果、ユーザによる関連の再設定の必要性を低減させることができる。
続いて、データ登録部13は、変数iに1を加算して(S414)、ステップS408以降を繰り返す。なお、ステップS410において、該当するレコードが無い場合(S410でNo)、又はステップS411において、該当するレコードが検索されなかった場合(S412でNo)ステップS413は実行されない。
レコード群NEWに属するすべてのレコードに関してステップS408以降が実行されると(S408でNo)、ステップS415が実行される。ステップS415は、図5のステップS106と同様でよい。
上述したように、本実施の形態によれば、成果物BOXに対して、成果物として書庫ファイルが登録(格納)される場合、書庫ファイルに含まれるファイル及びフォルダのパス名が、書庫ファイルから抽出される。抽出されたパス名ごとに、オブジェクトのレコードが登録される。また、オブジェクトのレコードは、関連の設定対象の候補として出力される。したがって、書庫ファイル内の構成要素ごとに、他のデータとの対応づけを可能とすることができる。
また、書庫ファイルから抽出されるパス名は、各ファイル又は各フォルダの階層構造を示す情報であり、当該パス名に基づいて、当該階層構造を示す情報が、オブジェクトテーブルに登録される。具体的には、親ObjID項目の値によって、当該階層構造が保持される。したがって、当該書庫ファイルが登録された成果物BOXに関する情報の表示の際に、図9に示されるような階層構造を再現することができる。
また、既に登録されているオブジェクトに対して設定された関連は、新たに登録された同名のオブジェクトに自動的に引き継がれる。その結果、ユーザによる関連の再設定の必要性を低減することができる。
なお、本実施の形態が適用可能な範囲は、図4に示される管理形態で管理されるデータ群又はフォルダ群に限られない。例えば、一般的なファイルシステムのような管理形態において、各ファイル又は各フォルダ間に関連を設定することが可能であれば、当該ファイル群又はフォルダ群に関して本実施の形態が適用されてもよい。
また、クライアント装置20に表示される画面は、データ管理サーバ10によってHTML等を用いて生成されてもよい。例えば、図11に示した処理手順は、データ管理サーバ10によって実行されてもよい。この場合、クライアント装置20は、汎用的なWebブラウザを有していればよい。
又は、ファイル解凍部12、データ登録部13、データ検索部14、及び関連登録部15等の機能を、各クライアント装置20が有していてもよい。すなわち、本実施の形態においてデータ管理サーバ10が実行するものとして説明された処理手順が、各クライアント装置20によって実行されてもよい。この場合、各クライアント装置20は、ネットワークを介して、データ管理サーバ10のデータ記憶部17にアクセスすればよい。
なお、本実施の形態において、データ管理サーバ10は、ファイル管理装置及びファイル管理システムの一例である。ファイル解凍部12は、取得部の一例である。応答返信部16は、出力部の一例である。関連登録部15は、制御部の一例である。オブジェクトは、データオブジェクトの一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
フォルダにファイルを格納するコンピュータに、
前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報を取得し、
取得した前記複数のファイルの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力し、
他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけることの指定がなされたファイルについて、対応づける対象のファイル又はフォルダ又はファイルに含まれる個々のデータオブジェクトとの対応づけ情報を記憶部に記憶させる制御を行う、
処理を実行させるファイル管理プログラム。
(付記2)
前記取得する処理は、前記複数のファイルの識別情報を、前記1つの書庫ファイルを解凍することで取得する、ことを特徴とする付記1記載のファイル管理プログラム。
(付記3)
前記記憶させる制御を行う処理は、第一の書庫ファイルが格納されているフォルダに第二の書庫ファイルが格納される場合に、前記第一の書庫ファイルに含まれる第一のファイルの第一の識別情報に一致する第二の識別情報が前記第二の書庫ファイルから取得されたときは、前記記憶部に記憶されている対応付け情報において前記第一のファイルに対応付けられているファイル又はフォルダと、前記第二の識別情報に係るファイルとの対応付け情報を、前記記憶部に記憶させる、ことを特徴とする付記1又は2記載のファイル管理プログラム。
(付記4)
前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルがデータオブジェクトを含む場合には、前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報に加えて、前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルに含まれる前記データオブジェクトの識別情報を取得し、
取得した前記複数のファイルの識別情報および前記データオブジェクトの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力する制御を行う、
処理を前記コンピュータに実行させる付記1記載のファイル管理プログラム。
(付記5)
フォルダにファイルを格納するコンピュータに、
前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報と前記複数のファイル間の階層構造情報とを取得し、
取得した前記複数のファイルの識別情報と前記階層構造情報とを記憶部に記憶する、
処理を実行させるファイル管理プログラム。
(付記6)
フォルダにファイルを格納するコンピュータが、
前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報を取得し、
取得した前記複数のファイルの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力し、
他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけることの指定がなされたファイルについて、対応づける対象のファイル又はフォルダ又はファイルに含まれる個々のデータオブジェクトとの対応づけ情報を記憶部に記憶させる制御を行う、
処理を実行するファイル管理方法。
(付記7)
前記取得する処理は、前記複数のファイルの識別情報を、前記1つの書庫ファイルを解凍することで取得する、ことを特徴とする付記5記載のファイル管理方法。
(付記8)
前記記憶させる制御を行う処理は、第一の書庫ファイルが格納されているフォルダに第二の書庫ファイルが格納される場合に、前記第一の書庫ファイルに含まれる第一のファイルの第一の識別情報に一致する第二の識別情報が前記第二の書庫ファイルから取得されたときは、前記記憶部に記憶されている対応付け情報において前記第一のファイルに対応付けられているファイル又はフォルダと、前記第二の識別情報に係るファイルとの対応付け情報を、前記記憶部に記憶させる、ことを特徴とする付記6又は7記載のファイル管理方法。
(付記9)
前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルがデータオブジェクトを含む場合には、前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報に加えて、前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルに含まれる前記データオブジェクトの識別情報を取得し、
取得した前記複数のファイルの識別情報および前記データオブジェクトの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力する制御を行う、
処理を前記コンピュータが実行する付記6記載のファイル管理方法。
(付記10)
フォルダにファイルを格納するコンピュータが、
前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報と前記複数のファイル間の階層構造情報とを取得し、
取得した前記複数のファイルの識別情報と前記階層構造情報とを記憶部に記憶する、
処理を実行するファイル管理方法。
(付記11)
フォルダにファイルを格納するファイル管理装置において、
前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報を取得する取得部と、
取得した前記複数のファイルの識別情報を、前記ファイル管理装置が管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力する出力部と、
他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけることの指定がなされたファイルについて、対応づける対象のファイル又はフォルダ又はファイルに含まれる個々のデータオブジェクトとの対応づけ情報を記憶部に記憶させる制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とするファイル管理装置。
(付記12)
前記取得部は、前記複数のファイルの識別情報を、前記1つの書庫ファイルを解凍することで取得する、ことを特徴とする付記11記載のファイル管理装置。
(付記13)
前記制御部は、第一の書庫ファイルが格納されているフォルダに第二の書庫ファイルが格納される場合に、前記第一の書庫ファイルに含まれる第一のファイルの第一の識別情報に一致する第二の識別情報が前記第二の書庫ファイルから取得されたときは、前記記憶部に記憶されている対応付け情報において前記第一のファイルに対応付けられているファイル又はフォルダと、前記第二の識別情報に係るファイルとの対応付け情報を、前記記憶部に記憶させる、ことを特徴とする付記11又は12記載のファイル管理装置。
(付記14)
前記取得部は、前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルがデータオブジェクトを含む場合には、前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報に加えて、前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルに含まれる前記データオブジェクトの識別情報を取得し、
前記制御部は、取得した前記複数のファイルの識別情報および前記データオブジェクトの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力する制御を行う、ことを特徴とする付記11記載のファイル管理装置。
(付記15)
フォルダにファイルを格納するファイル管理装置において、
前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報と前記複数のファイル間の階層構造情報とを取得する取得部と、
取得した前記複数のファイルの識別情報と前記階層構造情報とを記憶部に記憶させる制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とするファイル管理装置。
(付記16)
フォルダにファイルを格納するファイル管理システムにおいて、
前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報を取得する取得部と、
取得した前記複数のファイルの識別情報を、前記ファイル管理システムが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力する出力部と、
他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけることの指定がなされたファイルについて、対応づける対象のファイル又はフォルダ又はファイルに含まれる個々のデータオブジェクトとの対応づけ情報を記憶部に記憶させる制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とするファイル管理システム。
(付記17)
前記取得部は、前記複数のファイルの識別情報を、前記1つの書庫ファイルを解凍することで取得する、ことを特徴とする付記16記載のファイル管理システム。
(付記18)
前記制御部は、第一の書庫ファイルが格納されているフォルダに第二の書庫ファイルが格納される場合に、前記第一の書庫ファイルに含まれる第一のファイルの第一の識別情報に一致する第二の識別情報が前記第二の書庫ファイルから取得されたときは、前記記憶部に記憶されている対応付け情報において前記第一のファイルに対応付けられているファイル又はフォルダと、前記第二の識別情報に係るファイルとの対応付け情報を、前記記憶部に記憶させる、ことを特徴とする付記16又は17記載のファイル管理システム。
(付記19)
前記取得部は、前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルがデータオブジェクトを含む場合には、前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報に加えて、前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルに含まれる前記データオブジェクトの識別情報を取得し、
前記制御部は、取得した前記複数のファイルの識別情報および前記データオブジェクトの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力する制御を行う、ことを特徴とする付記16記載のファイル管理システム。
(付記20)
フォルダにファイルを格納するファイル管理システムにおいて、
前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報と前記複数のファイル間の階層構造情報とを取得する取得部と、
取得した前記複数のファイルの識別情報と前記階層構造情報とを記憶部に記憶させる制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とするファイル管理システム。
1 データ管理システム
10 データ管理サーバ
11 要求受信部
12 ファイル解凍部
13 データ登録部
14 データ検索部
15 関連登録部
16 応答返信部
17 データ記憶部
20 クライアント装置
21 表示制御部
22 要求送信部
23 応答受信部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
B バス

Claims (9)

  1. フォルダにファイルを格納するコンピュータに、
    前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報を取得し、
    取得した前記複数のファイルの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力し、
    他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけることの指定がなされたファイルについて、対応づける対象のファイル又はフォルダ又はファイルに含まれる個々のデータオブジェクトとの対応づけ情報を記憶部に記憶させる制御を行う、
    処理を実行させるファイル管理プログラム。
  2. 前記取得する処理は、前記複数のファイルの識別情報を、前記1つの書庫ファイルを解凍することで取得する、ことを特徴とする請求項1記載のファイル管理プログラム。
  3. 前記記憶させる制御を行う処理は、第一の書庫ファイルが格納されているフォルダに第二の書庫ファイルが格納される場合に、前記第一の書庫ファイルに含まれる第一のファイルの第一の識別情報に一致する第二の識別情報が前記第二の書庫ファイルから取得されたときは、前記記憶部に記憶されている対応付け情報において前記第一のファイルに対応付けられているファイル又はフォルダと、前記第二の識別情報に係るファイルとの対応付け情報を、前記記憶部に記憶させる、ことを特徴とする請求項1又は2記載のファイル管理プログラム。
  4. 前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルがデータオブジェクトを含む場合には、前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報に加えて、前記複数のファイルの少なくとも一つのファイルに含まれる前記データオブジェクトの識別情報を取得し、
    取得した前記複数のファイルの識別情報および前記データオブジェクトの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力する制御を行う、
    処理を前記コンピュータに実行させる請求項1記載のファイル管理プログラム。
  5. フォルダにファイルを格納するコンピュータに、
    前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報と前記複数のファイル間の階層構造情報とを取得し、
    取得した前記複数のファイルの識別情報と前記階層構造情報とを記憶部に記憶する、
    処理を実行させるファイル管理プログラム。
  6. フォルダにファイルを格納するコンピュータが、
    前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報を取得し、
    取得した前記複数のファイルの識別情報を、前記コンピュータが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力し、
    他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけることの指定がなされたファイルについて、対応づける対象のファイル又はフォルダ又はファイルに含まれる個々のデータオブジェクトとの対応づけ情報を記憶部に記憶させる制御を行う、
    処理を実行するファイル管理方法。
  7. フォルダにファイルを格納するコンピュータが、
    前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報と前記複数のファイル間の階層構造情報とを取得し、
    取得した前記複数のファイルの識別情報と前記階層構造情報とを記憶部に記憶する、
    処理を実行するファイル管理方法。
  8. フォルダにファイルを格納するファイル管理システムにおいて、
    前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報を取得する取得部と、
    取得した前記複数のファイルの識別情報を、前記ファイル管理システムが管理する他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけ可能な候補として出力する出力部と、
    他のフォルダ、又は、ファイル、又は、ファイルに含まれる個々のデータオブジェクト、と対応づけることの指定がなされたファイルについて、対応づける対象のファイル又はフォルダ又はファイルに含まれる個々のデータオブジェクトとの対応づけ情報を記憶部に記憶させる制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とするファイル管理システム。
  9. フォルダにファイルを格納するファイル管理システムにおいて、
    前記フォルダに、複数のファイルがまとめられ圧縮処理がなされることで生成されるかまたは複数のファイルがまとめられることで生成される1つの書庫ファイルが格納される場合に、前記1つの書庫ファイルに含まれる前記複数のファイルの識別情報と前記複数のファイル間の階層構造情報とを取得する取得部と、
    取得した前記複数のファイルの識別情報と前記階層構造情報とを記憶部に記憶させる制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とするファイル管理システム。
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