JP2015142897A - モップクリーナー - Google Patents

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雄一郎 種村
Yuichiro Tanemura
雄一郎 種村
吉田 知弘
Tomohiro Yoshida
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Abstract

【課題】簡単な操作で、モップの払拭体の全体に付着した塵埃を確実に除去することができるモップクリーナーを提供する。
【解決手段】モップ8を装着する為の開口部4cを有しモップ8の払拭体8bに付着した塵埃9を除去する除塵体4と、除塵体4を収容した収納ケース3と、塵埃9を保管する塵埃収納体5を有するモップクリーナー1において、除塵体4は、概筒状の網状部材及び/又はパンチングメタル部材にて形成され、除塵体4の内側表面に塵埃捕捉部4bが形成されていると共に、除塵体4の外側に塵埃収納体5に連通する塵埃通路6が形成されているもので、モップ8に付着した塵埃は、塵埃捕捉部4bで強力に掻き取られると共に、塵埃9が除塵体4の網目4dから分離されるので、モップ8表面の略全域に亘り、均一に塵埃9が除去されると共に、一旦除去された塵埃9がモップ8に再付着することもない。
【選択図】図5

Description

本発明は、フローリング等の床面や、ウインドーブラインド、棚などの家具に付着した埃を取り除くモップを清掃するモップクリーナーに関するものである。
従来のこの種のモップクリーナーとして、枝の先端に設けたモップ(清掃部材)と、電気掃除機の上部に設けられ前記モップを収納する収納部と、掃除機本体に内蔵されると共に前記収納部に連通する電動送風機と備え、モップを収納部に収納すると、電動送風機の吸引力でモップに付着した塵埃が除去されるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、前面下端に位置し、前方に開口すると共に集塵パックを介して電動送風機に連通する吸引開口部と、前記吸引開口部の前部に設けられると共に下方に突出する複数の軸体からなる櫛歯状部材を備え、床面の塵埃をモップで吸引開口部に寄せ集めて清掃処理を行う際に、モップを軸体に押し当てながら上下に移動させることで、モップに付着した塵埃を吸引するようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
また、本体側面に設けられると共に本体内部のファンと連通する接続口と、前記本体側面に取り付けられる清掃部材収納ボックスとを備え、前記清掃部材収納ボックスは、モップに静電気を帯電させる帯電体と、モップに帯電した静電気を除く除電体と、モップの穂を梳く櫛材を有し、前記接続口に連通すると共にモップに付着した塵埃を除去する塵埃除去部を備え、前記ファンを駆動させてモップに付着した塵埃を吸引するようにしたものがある(例えば、特許文献3、4参照)。
特開2006−340826号公報 特開2012−245318号公報 特開2013−167401号公報 特開2013−166119号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来のモップクリーナーでは、モップに付着した塵埃を単に吸引するだけで、掻き取ることができないので、塵埃の除去性能が悪いという課題があった。
又、上記特許文献2に記載されたような従来のモップクリーナーでは、モップの先端に付着した塵埃は、櫛歯状部材で掻き取れるが、モップの、吸引開口部の底面や櫛歯状部材にあたらない部分の塵埃を掻き取れないという課題があった。
又、上記特許文献3や4に記載されたような従来のモップクリーナーでは、モップを塵埃除去部まで挿入する際に、モップが順に帯電、除電されるものの、櫛材の凸部でモップを梳くので、凸部近傍の塵埃しか掻き取れない、という課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、簡単な操作で、モップの払拭体の全体に付着した塵埃を確実に除去することができるモップクリーナーを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のモップクリーナーは、モップを装着する為の開口を有し前記モップの払拭体に付着した塵埃を除去する為の除塵体と、前記除塵体を収納する収納ケースと、前記塵埃を保管する為の塵埃収納体を有するモップクリーナーにおいて、前記除塵体は、概筒状の網状部材及び/又はパンチングメタル部材にて形成されてあり、前記除塵体の内側表面に塵埃捕捉部が形成されていると共に、前記除塵体の外側に前記塵埃収納体に連通する塵埃通路が形成されていることを特徴とするもので、モップに付着した塵埃は、前記除塵体の内側表面に形成した塵埃捕捉部で強力に掻き取られると共に、塵埃が網状部材及び/又はパンチングメタル部材の網目の隙間から分離されるので、モップ表面の略全域に亘り、均一に塵埃が除去されると共に、一旦除去された塵埃がモップに再付着することもない。
本発明のモップクリーナーは、簡単な操作で、モップの払拭体の全体に付着した塵埃を確実に除去することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるモップクリーナーの斜め上方から見たときの部分透視図 同モップクリーナーの縦断面図 同モップクリーナーの要部拡大断面図 同モップクリーナーの除塵体の他の例を示す斜視図 同モップクリーナーの動作を示す縦断面図 同モップクリーナーの除塵体の他の例を示す斜視図 本発明の第2の実施の形態におけるモップクリーナーの斜め上方から見たときの部分透視図 同モップクリーナーの塵埃除去具の斜視図 同塵埃除去具の塵埃除去部材の部分斜視断面図 (a)〜(c)同モップクリーナーの除塵体の側面と塵埃除去部材のブラシ部との位置関係を示す図 本発明の第3の実施の形態におけるモップクリーナーの除塵体の上部斜視図 本発明の第4の実施の形態におけるモップクリーナーの除塵体の部分拡大断面図 本発明の第5の実施の形態におけるモップクリーナーの上部透視図 本発明の第6の実施の形態におけるモップクリーナーの透視図
第1の発明は、モップを装着する為の開口を有し前記モップの払拭体に付着した塵埃を除去する為の除塵体と、前記除塵体を収納する収納ケースと、前記塵埃を保管する為の塵埃収納体を有するモップクリーナーにおいて、前記除塵体は、概筒状の網状部材及び/又はパンチングメタル部材にて形成されてあり、前記除塵体の内側表面に塵埃捕捉部が形成されていると共に、前記除塵体の外側に前記塵埃収納体に連通する塵埃通路が形成されていることを特徴とするもので、モップに付着した塵埃は、前記除塵体の内側表面に形成した塵埃捕捉部で強力に掻き取られると共に、塵埃が網状部材及び/又はパンチングメタル部材の網目の隙間から分離されるので、モップ表面の略全域に亘り、均一に塵埃が除去されると共に、一旦除去された塵埃がモップに再付着することもない。
第2の発明は、特に、第1の発明のモップに当接可能な塵埃除去部材が、除塵体に対して移動可能に前記除塵体の外側に形成されているもので、塵埃除去部材を除塵体の外面を移動させることにより、網状部材及び/又はパンチングメタル部材の網目の隙間から分離された塵埃を、塵埃除去部材にて確実に剥離し、塵埃収納体に確実に移動させることができる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明の除塵体の筒状横断面は、概星形状に形成されているもので、星形状の凹凸部によりモップの表面に付着した塵埃を確実に掻き取ることができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれかひとつの発明のモップを収納ケース内に挿入した時の除塵体に対する摩擦力と、前記モップを前記収納ケース内から脱着する時の前記除塵体に対する摩擦力が異なるもので、例えば、除塵体の内側表面に形成した塵埃捕捉部を内側に向けて斜め下方に突出させると、モップを除塵体に挿入する際、抵抗が少ないので操作がしやすく、逆にモップを除塵体から引き抜くときは、モップと除塵体と間の摩擦力が大きくなり、すなわち塵埃捕捉部でモップの払拭体に付着した塵埃を強力に掻き取ることができる。また、塵埃捕捉部を内側に向けて斜め上方に突出させると、モップを除塵体に挿入する際に、塵埃捕捉部でモップの払拭体に付着した塵埃を強力に掻き取り、逆にモップを除塵体から引き抜くときは、抵抗が少ないので簡単に抜け、操作がしやすい。
第5の発明は、特に、第1〜4のいずれかひとつの発明の除塵体は、金属材料にて形成されているもので、静電気が帯電したモップの払拭体が金属材料からなる除塵体に当接すると、電荷が除塵体から収納ケースにアースされて、モップの払拭体の表面が除電され、モップに付着した頑固な塵埃も、容易かつ瞬時に除去することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるモップクリーナーの斜め上方から見たときの部分透視図、図2は、同モップクリーナーの縦断面図、図3は、同モップクリーナーの要部拡大断面図、図4は、同モップクリーナーの除塵体の他の例を示す斜視図、図5は、同モップクリーナーの動作を示す縦断面図である。
図1〜3において、本実施の形態におけるモップクリーナー1は、中央部に穴部2aが形成されてあると共に筒状で底部の内壁に一体的に且つクロス状に取り付けられた桟2を有する収納ケース3と、収納ケース3の内径より小径で同じく筒状でかつ金属製の網状部材で形成された除塵体4と、収納ケース3の下端に螺子嵌合などにより着脱自在に取着されると共に塵埃を収納する塵埃収納体5から構成されている。
塵埃収納体5の側面には、一般家庭で使用される電気掃除機の延長管やホースの先端が嵌合可能な吸引開閉部7が設けられている。本実施の形態においては、吸引開閉部7に形成された蓋体7aをスライドさせて使用する。
桟2には、除塵体4の内壁に嵌合する凸部3aが形成され、その凸部3aには、除塵体4の下部に設けた被係止部4aに係止する係止部3bが設けられており、除塵体4を収納ケース3の上端の開口3cから挿入すると、除塵体4の下端は、収納ケース3と同心円状に桟2に載置されると共に被係止部4aに係止部3bが係止されるので、除塵体4が不用意に収納ケース3から外れることはない、
本実施の形態では、収納ケース3に上記のように除塵体4を収納したときは収納ケース3の上端と除塵体4の上端がほぼ同一面にもしくは、除塵体4の上端が収納ケース3の上端よりすこし低めになるように設定されている。
収納ケース3に除塵体4を収納したときに、収納ケース3の内壁と除塵体4の外壁との間に形成される空間は塵埃収納体5の内部と連通して塵埃通路6を形成する。
上記実施の形態では、除塵体4を網状部材で形成したが図4に示すようにパンチングメタル部材で形成しても良い。また、除塵体4は円筒状に形成されてあるが、円筒状以外にも角筒状や、断面が略C型形状の筒状、あるいは除塵体4を複数の部材で構成して互いの部材間に隙間を有した概筒状や、除塵体4を複数の部材で構成して互いの部材間を接合した概筒状を形成した形態であっても、本発明に含まれる。
また、除塵体4を形成する網状部材及び/またはパンチングメタル部材の内側表面には多数の塵埃捕捉部4bが形成されている。本実施の形態では、この塵埃捕捉部4bは、特に別部材で形成されているものではなく、網状部材を形成する線材の突起部やパンチングメタルの穴のバリなどで形成されている。
上記のように構成された本実施の形態におけるモップクリーナーの動作、作用を図5を用いて説明する。
収納ケース3内に収納した除塵体4の上端の開口部4cより、モップ8の柄8aを掴んでモップ8を除塵体4内に挿入して上下動させると、モップ8の払拭体8bに付着した塵埃9は、筒状の除塵体4の内面にある塵埃捕捉部4bで強力に掻き取られると共に、除塵体4の網目4dを通過し塵埃通路6に流入し塵埃収納体5内に落下する。
また、塵埃捕捉部4bで強力に掻き取られた塵埃9の一部は、除塵体4の内面から桟2に形成された穴部2aを通過し塵埃収納体5内に落下する。特に、本実施の形態では、除塵体4が筒状になっているので、モップ8の払拭体8bの表面の略全域に亘り、均一に塵埃9が除去されると共に、一旦除去された塵埃9がモップ8の払拭体8bに再付着することもない。
塵埃収納体5に塵埃9が堆積してきたときは、塵埃収納体5を収納ケース3から取り外し、ゴミ箱などに塵埃9を廃棄するだけなので、操作もきわめて容易である。
また、モップ8を清掃する際に、塵埃収納体5の側面に設けた吸引開閉部7に電気掃除機の延長管やホースの先端を嵌合させ、電気掃除機を運転しながら、モップ8を除塵体4内で上下動させれば、塵埃捕捉部4bで掻き取られた塵埃9は瞬時に除塵体4の網目4dを通過し塵埃通路6を通って電気掃除機の集塵部(図示せず)で捕捉されるので、塵埃9を廃棄するために塵埃収納体5を収納ケース3から取り外したりする必要は無く、一層使い勝手がよくまた、衛生的でもある。
また、図6に示すように、網状部材あるいはパンチングメタル部材で形成した除塵体4の両端を互いに逆方向にねじって、除塵体4をつづみ状にすれば、除塵体4の中央部のくびれ部4eで、モップ8の払拭体8bに対する塵埃捕捉部4bの作用が強く働き、塵埃除去性能が一層向上する。
(実施の形態2)
図7は、本発明の第2の実施の形態におけるモップクリーナーの斜め上方から見たときの部分透視図、図8は、同モップクリーナーの塵埃除去具の斜視図、図9は、同塵埃除去具の塵埃除去部材の部分斜視断面図、図10(a)〜(c)は、同モップクリーナーの除塵体の側面と塵埃除去部材のブラシ部との位置関係を示す図である。尚上記実施の形態1におけるモップクリーナーと同一部分に付いては同一符号を付してその説明を省略する。
図7〜10において、本実施の形態におけるモップクリーナーは、上記実施の形態1におけるモップクリーナーの除塵体4と収納ケース3との間に、モップ8に当接可能な塵埃除去部材11を螺旋状に設けた塵埃除去具12を回転自在に設けたものである。
塵埃除去具12は、収納ケース3の内壁に摺接する上リング13、下リング14と、上・下リング13、14間に連結された螺旋状の塵埃除去部材11と、上リング13に上方に突出して設けられたハンドル15から構成されている。
塵埃除去部材11は、多数の動物の毛や樹脂製の線材などからなるブラシ部11aを、金属製の線材などからなる芯線11cと金属製の帯材などからなる基部11bにて挟み付けて、ブラシ部11aの根元部が強固に保持されている。また、下リング14の内壁と除塵体4との間には塵埃9の塵埃収納体5への落下に支障をきたさない様に十分な隙間16が確保されるような形状になっている。また、塵埃収納体5は、概箱形状であり、収納ケース3内に着脱可能に装着されてある。
除塵体4の表面と塵埃除去部材11のブラシ部11aの先端との間は、図10(a)に示すように少し隙間17を設けている。
本実施の形態におけるモップクリーナーは、以上のように構成されているので、モップ8を除塵体4内に挿入し、収納ケース3を手でつかみながらハンドル15を反時計方向に回すと、塵埃除去部材11が除塵体4に対して移動するので、除塵体4の網目4dからはみ出たモップの払拭体8bの先端に付着した塵埃9は、塵埃除去部材11のブラシ部11aの先端で、上から下に向かって順に確実にこそぎ取られ、塵埃9を塵埃収納体5に移動させることができる。
また、図10(b)に示すように、塵埃除去部材11の位置を、塵埃除去部材11のブラシ部11aの先端が除塵体4の表面に接するように配置すれば、ハンドル15を回転させると、除塵体4の網目4dからはみ出たモップ8の払拭体8bの先端に付着した塵埃9は勿論、除塵体4の表面に付着した塵埃9も除去し、塵埃収納体5に移動させることができる。
また、図10(c)に示すように、塵埃除去部材11の位置を、塵埃除去部材11のブラシ部11aの先端が除塵体4の網目4dを通して除塵体4の内部に進入するように配置すれば、ハンドル15を回転させたときに、除塵体4の網目4dに絡まった塵埃9も除去することができる。
(実施の形態3)
図11は、本発明の第3の実施の形態におけるモップクリーナーの除塵体の上部斜視図である。尚上記実施の形態におけるモップクリーナーと同一部分に付いては同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態におけるモップクリーナーは、図11に示すように収納ケース3に収納される除塵体19の横断面が概星形状になるように、網状部材及び/又はパンチングメタルを蛇腹状に折って除塵体19を形成したものである。
本実施の形態におけるモップクリーナーは、上記のように構成されているので、除塵体19の概星形状の凹凸部19aによりモップ8の表面に付着した塵埃9を確実に掻き取ることができる。
(実施の形態4)
図12は、本発明の第4の実施の形態におけるモップクリーナーの除塵体の部分拡大断面図である。尚上記実施の形態におけるモップクリーナーと同一部分に付いては同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態におけるモップクリーナーは、収納ケース3に収納されモップ8の塵埃9を除去する除塵体21を形成する網状部材としてラス網を使用するもので、例えば、ラス網を構成する線材21aの断面が図12のようになっている場合は、すなわち塵埃捕捉部21bが、線材21aの中心Pより下方に位置しているときは、モップ8を除塵体21に挿入(実線の矢印方向)するときは、除塵体21に対する摩擦力が小さくなり、挿入操作が容易である。一方、モップ8を除塵体21から脱着(破線の矢印方向)するときは、除塵体21の塵埃捕捉部21bに引っ掛かりやすくなるので、除塵体21に対する摩擦力が大きくなり、モップ8に付着した塵埃9を確実に除去することができる。
なお、特に図示しないが、ラス網を構成する線材の塵埃捕捉部21bを、線材21aの中心Pより上方に位置させると、モップ8を除塵体21に挿入するときは、除塵体21に対する摩擦力が大きくなりモップ8に付着した塵埃9を確実に除去することができ、逆に、モップ8を除塵体21から引き抜く時は、モップ8の除塵体21に対する摩擦力が小さくなりモップ8を少ない力で簡単に引き抜くことができる。
また、上記実施の形態においては収納ケース3の材料を特に指定しなかったが、それを金属材料で形成した場合、除塵体4、19、21も金属材料で形成されているので、静電気が帯電したモップ8の払拭体8bが除塵体4、19又は21に当接すると、電荷が除塵体4、19又は21から収納ケース3にアースされて、モップ8の払拭体8bの表面が除電され、モップ8に付着した頑固な塵埃9も、容易かつ瞬時に除去することができる。
なお、収納ケース3や除塵体4、19、21の全てあるいは一部を樹脂材料で形成しても、上記実施の形態で述べた構成によれば、モップ8からの塵埃除去性能は従来技術によるものより優れていることには変わりはない。
(実施の形態5)
図13は、本発明の第5の実施の形態におけるモップクリーナーの上部透視図である。尚上記実施の形態におけるモップクリーナーと同一部分に付いては同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態におけるモップクリーナー22は、図13に示すように、除塵体4、19又は21を収納する収納ケース3に上方に向かって伸びる延伸部23を設け、その延伸部23の内壁の周方向に、不織布の端材などから形成され、モップ8の払拭体8bの毛を開かせるための櫛部材24を複数設けたものである。すなわち本実施の形態におけるモップクリーナー22は、上から順に櫛エリア(延伸部23)と、網エリア(除塵体4、19又は21を収納する部分)と塵埃収納体5で構成されている。
本実施の形態におけるモップクリーナー22は、以上のように構成されているので、モップ8を延伸部23の上端開口23aから挿入すると、モップ8の払拭体8bの毛が櫛部材24で開かれ、モップ8をさらに押し込むと除塵体4、19又は21により払拭体8bに付着した塵埃9が除去される。特に本実施の形態では、モップ8の払拭体8bが網エリアに達する前に毛が開かれるで、毛の側面部に付着した塵埃9も効率よく除去される。
なお、櫛部材24は、モップ8から除去された塵埃9が上に舞がるのを防止する逆流防止ダンパーの機能も果たしている。
(実施の形態6)
図14は、本発明の第6の実施の形態におけるモップクリーナーの透視図である。尚上記実施の形態におけるモップクリーナーと同一部分に付いては同一符号を付してその説明を省略する。
本実施の形態におけるモップクリーナー26は、図14に示すように、モップクリーナー本体27と、モップクリーナー本体27を回転自在に支持するベアリング28が固着された台座29から構成されている。モップクリーナー本体27の構成は、上記実施の形態6で記載したものと同一でしかも、塵埃除去部材11の配置は図10(c)に示したものと同じである。
本実施の形態におけるモップクリーナー26は、上記のように構成されているので、モップ8を除塵体4に挿入すると、モップ8の払拭体8bが除塵体4の網目4dから内方にかつ螺旋状に突出した塵埃除去部材11のブラシ部11aに当接するので、ブラシ部11aから受ける抵抗力に抗してモップ8を除塵体4内にさらに挿入すると、モップクリーナー本体27に回転力(図14の例では、反時計方向)が作用する。これにより、モップ8の払拭体8bに付着した塵埃9が除塵体4の塵埃捕捉部4bで確実に除去される。
また、特に図示しないが、モップ8をナイロン製とし、収納ケース3の開口3cに塩ビ製の筒体を設けておけば、モップ8が除塵体4に当接する前に、塩ビ製の筒体に当接して帯電され、そのモップ8が金属製の除塵体4に触れることで除電されるので、塵埃9のモップ8からの剥離性能が向上する。また、モップ8を引き抜くときに塩ビ製の筒体でモップ8が帯電され、モップ8への塵埃9の付着性能が向上する。
さらにまた、特に図示しないが、モップ8が除塵体4に当接する際に、除塵体4、19、21を上下動させながら、塵埃除去具12を回転させる構成も採用できる。前記構成を採用することにより、塵埃除去部材11のブラシ部11aは、除塵体4、19、21の上下方向に直交する方向に回転しながら、同時に、上下する除塵体4、19、21に当接することができる。その為、除塵体4、19、21の塵埃捕捉部4b、21bで除去された塵埃9を、除塵体4、19、21の上下動と塵埃除去具12の回転による相乗効果により、塵埃除去部材11にて、より確実に除去して塵埃収納体5に移動させることができる。また、除塵体4、19、21は上下動する為、モップ8を除塵体4に当接させて静止させた状態においても、的確かつ確実に、塵埃9を除去できる。なお、除塵体4、19、21の上下動と塵埃除去具12の回転の駆動方法については、目的に応じて、自動、手動を適宜、設定できる。
以上のように、本発明にかかるモップクリーナーは、簡単な操作で、モップの払拭体の全体に付着した塵埃を確実に除去することができるもので、各種モップの清掃に広く使える。
1、22、26 モップクリーナー
2 桟
2a 穴部
3 収納ケース
3a 凸部
3b 係止部
3c 開口
4、19、21 除塵体
4a 被係止部
4b、21b 塵埃捕捉部
4c 開口部(開口)
4d 網目
4e くびれ部
5 塵埃収納体
6 塵埃通路
7 吸引開閉部
7a 蓋体
8 モップ
8a 柄
8b 払拭体
9 塵埃
11 塵埃除去部材
11a ブラシ部
11b 基部
11c 芯線
12 塵埃除去具
13 上リング
14 下リング
15 ハンドル
16、17 隙間
19a 凹凸部
21a 線材
23 延伸部
24 櫛部材
27 モップクリーナー本体
28 ベアリング
29 台座

Claims (5)

  1. モップを装着する為の開口を有し前記モップの払拭体に付着した塵埃を除去する為の除塵体と、前記除塵体を収納する収納ケースと、前記塵埃を保管する為の塵埃収納体を有するモップクリーナーにおいて、前記除塵体は、概筒状の網状部材及び/又はパンチングメタル部材にて形成されてあり、前記除塵体の内側表面に塵埃捕捉部が形成されていると共に、前記除塵体の外側に前記塵埃収納体に連通する塵埃通路が形成されていることを特徴とするモップクリーナー。
  2. モップに当接可能な塵埃除去部材が、除塵体に対して移動可能に前記除塵体の外側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のモップクリーナー。
  3. 除塵体の筒状横断面は、概星形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のモップクリーナー。
  4. モップを収納ケース内に挿入した時の除塵体に対する摩擦力と、前記モップを前記収納ケース内から脱着する時の前記除塵体に対する摩擦力が異なることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモップクリーナー。
  5. 除塵体は、金属材料にて形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のモップクリーナー。
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