JP2015142134A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】高い耐湿性を有する固体電解コンデンサを提供すること。【解決手段】第1樹脂からなる外装絶縁部材60は、陽極端子30の一部を包んでいる。その陽極端子30の一部は、所定部位34を有している。所定部位34の全表面は、表面36と、裏面と、表面36と裏面との間をつなぐエッジ40からなる。表面36は、接続領域42を有している。陽極リードワイヤ14は、接続領域42に接続されている一方、陽極端子30の接続領域42以外の部位には接続されていない。所定部位34の全表面は、接続領域42を除き、組成、含有物の量、含有物の大きさ、含有物の形状の少なくとも1つにおいて第1樹脂と異なる第2樹脂からなるマスク層70で完全に覆われている。【選択図】図2

Description

本発明は、高い耐湿性を有する固体電解コンデンサに関する。
固体電解コンデンサとしては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。開示された固体電解コンデンサは、誘電体膜で覆われた陽極体と、誘電体膜上に形成された固体電解質層と、固体電解質層上に形成された陰極層と、陰極リードワイヤと、陽極体に取り付けられた又は部分的に埋設された陽極リードワイヤと、陽極リードワイヤに接続された陽極端子と、陽極リードワイヤ及び陰極リードワイヤの一部を除いてそれら全体を覆う外装絶縁部材とを備えている。陽極リードワイヤと陽極端子は、固体電解質層の形成前に互いに接続されていてもよい。陽極リードワイヤと陽極端子の接続部は、外装絶縁部材の形成工程とは別の工程で形成された樹脂で被覆され固定されている。特許文献1によれば、固体電解質層形成前に陽極リードワイヤと陽極端子が接続されていることから、陽極リードワイヤと陽極端子との接続の際のストレスにより固体電解質が破壊されてしまうことを避けることができる。
特開2000−208367号公報
特許文献1の固体電解コンデンサや他の従来の固体電解コンデンサは、高湿環境下で使用されると、故障してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、高い耐湿性を有する固体電解コンデンサを提供することを目的とする。
本発明の発明者らは、固体電解コンデンサの耐湿試験の結果、固体電解コンデンサの特性劣化の原因の一つが陽極端子から溶出した金属イオンにあることを見出した。
例えば陽極端子は銅板にニッケルやスズをめっきして形成される。かかる陽極端子が水に触れると金属イオンが生じ、水の浸透と共に金属イオンの陰極層側へのマイグレーションが起こる。金属イオンがコンデンサ素子の固体電解質層や誘電体膜に達すると、固体電解質層の等価直列抵抗(ESR)が増加したり誘電体膜における漏れ電流が増加したりする。従って、陽極端子が水に触れるのを防ぐことが好ましい。特に、陽極端子のうち、コンデンサ素子側に近い部位で金属イオンが生じると、想定されるマイグレーションのパス長が短いことから、上述した問題が生じやすい。本発明の発明者らは、問題となる金属イオンの発生に関連する部位を所定部位として特定し、更に、外装絶縁部材では所定部位からの金属イオンの発生を防ぐには不十分であることを見出した。そこで、外装絶縁部材形成工程の前に、所定部位を意図的に樹脂で覆うこととした。かかる知見と考察に基づき、本発明は以下のような改良された固体電解コンデンサを提供する。
本発明は、第1の固体電解コンデンサとして、
コンデンサ素子と、陽極端子と、陰極端子と、外装絶縁部材とを備える固体電解コンデンサであって、
前記コンデンサ素子は、陽極体と、前記陽極体から延びる陽極リードワイヤと、陰極層とを有しており、
前記陰極端子は、前記陰極層に接続されており、
前記外装絶縁部材は、第1樹脂からなり、且つ、前記コンデンサ素子と、前記陽極端子の一部と、前記陰極端子の一部とを包んでおり、
前記陽極端子の前記一部は、所定部位を有しており、
前記所定部位の全表面は、表面と、裏面と、前記表面と前記裏面との間をつなぐエッジからなるものであり、
前記表面は、接続領域を有しており、
前記陽極リードワイヤは、前記接続領域に接続されている一方、前記陽極端子の前記接続領域以外の部位には接続されておらず、
前記所定部位の前記全表面は、前記接続領域を除き、第2樹脂からなるマスク層で完全に覆われており、
前記第1樹脂と前記第2樹脂とは、組成、含有物の量、含有物の大きさ、含有物の形状の少なくとも1つにおいて互いに異なる
固体電解コンデンサを提供する。
また、本発明は、第2の固体電解コンデンサとして、第1の固体電解コンデンサであって、
前記マスク層は、水に対して80°以上の接触角を有している
固体電解コンデンサを提供する。
また、本発明は、第3の固体電解コンデンサとして、第1の固体電解コンデンサであって、
前記マスク層は、水に対して85°以上の接触角を有している
固体電解コンデンサを提供する。
また、本発明は、第4の固体電解コンデンサとして、第1の固体電解コンデンサであって、
前記マスク層は、水に対して90°以上の接触角を有している
固体電解コンデンサを提供する。
また、本発明は、第5の固体電解コンデンサとして、第1乃至第4のいずれかの固体電解コンデンサであって、
前記陽極端子は、第1部と、第2部と、前記第1部と前記第2部とを連結する連結部とを有しており、
前記第2部は、前記固体電解コンデンサを回路基板に搭載する際に前記回路基板に固定されるものであり、
前記第1部には、前記所定部位が設けられており、
前記第1部は、前記接続領域を除き、前記第2樹脂で完全に覆われている
固体電解コンデンサを提供する。
また、本発明は、第6の固体電解コンデンサとして、第5の固体電解コンデンサであって、
前記連結部は、少なくとも部分的に、前記第2樹脂で覆われている
固体電解コンデンサを提供する。
また、本発明は、第7の固体電解コンデンサとして、第1乃至第6のいずれかの固体電解コンデンサであって、
前記陽極リードワイヤは、少なくとも部分的に、前記第2樹脂で覆われている
固体電解コンデンサを提供する。
また、本発明は、第8の固体電解コンデンサとして、第1乃至第7のいずれかの固体電解コンデンサであって、
前記コンデンサ素子と前記陽極端子の前記一部と前記陰極端子の前記一部とは、少なくとも部分的に、前記第2樹脂で覆われている
固体電解コンデンサを提供する。
また、本発明は、第9の固体電解コンデンサとして、第1乃至第8のいずれかの固体電解コンデンサであって、
前記陽極体及び前記陽極リードワイヤはタンタルからなるものであり、
前記陽極端子は銅板にニッケル及びすずの少なくとも一方でメッキしてなるものである
固体電解コンデンサを提供する。
また、本発明は、第10の固体電解コンデンサとして、第1乃至第9のいずれかの固体電解コンデンサであって、
前記第2樹脂は、シリコーン樹脂又はフッ素樹脂からなる
固体電解コンデンサを提供する。
更に、本発明は、第11の固体電解コンデンサとして、第1乃至第10のいずれかの固体電解コンデンサであって、
前記コンデンサ素子は、導電性ポリマーからなる固体電解質層を更に備えている
固体電解コンデンサを提供する。
所定部位のうち、接続領域は陽極リードワイヤとの接続に隠れて露出しておらず、接続領域以外の領域は第2樹脂からなるマスク層で完全に覆われている。外装絶縁部材は、第1樹脂からなる。第1樹脂と第2樹脂とは、組成、含有物の量、含有物の大きさ、含有物の形状の少なくとも1つにおいて互いに異なる。即ち、所定部位は、外装絶縁部材の第1樹脂とは区別し得るマスク層の第2樹脂で意図的に覆われている。従って、所定部位から金属イオンが発生することを抑制することができ、金属イオンのマイグレーションに起因した固体電解コンデンサの特性劣化を低減することができる。
本発明の実施の形態による固体電解コンデンサを示す断面図である。 図1の固体電解コンデンサの一部を示す透過斜視図である。 本発明の一例による固体電解コンデンサを示す断面図である。 図3の固体電解コンデンサに含まれる陽極端子と陽極リードワイヤとを抜き出して示す斜視図である。 本発明の一例による固体電解コンデンサを示す断面図である。 本発明の一例による固体電解コンデンサを示す断面図である。 本発明の一例による固体電解コンデンサを示す断面図である。 本発明の一例による固体電解コンデンサを示す断面図である。 本発明の一例による固体電解コンデンサを示す断面図である。
本発明は、改良された発明に関する。より具体的には、本発明は、陽極端子を部分的に覆って金属粒子のマイグレーションを防止する改良されたコンデンサに関する。
図1及び図2を参照すると、本発明の実施の形態による固体電解コンデンサ1は、コンデンサ素子10と、陽極端子30と、陰極端子50と、第1樹脂からなる外装絶縁部材60と、第2樹脂からなるマスク層70とを備えている。マスク層70は、陽極端子30を部分的に覆っている。図1に示されるように、コンデンサ素子10は、表面に誘電体被膜16を形成された陽極体12と、陽極リードワイヤ14と、固体電解質層18と、好ましくはグラファイト層と銀ペースト層の少なくとも一方を備える導電体層20とを備えている。導電体層20は、陰極端子30の固体電解質層18へ接着させるための層であり、この層が設けられないと、当該接着が困難になる。実使用時においては、陽極端子30は回路基板80の陽極配線82に電気的に接続され、陰極端子50は回路基板80の陰極配線84に接続される。
本実施の形態の陽極体12は、好ましくは弁作用金属又は弁作用金属の導電性酸化物からなる。焼結されたタンタル粉末はその一例として適している。陽極体12の表面には誘電体被膜16が形成されている。陽極リードワイヤ14は、陽極体12から延びている。陽極リードワイヤ14は、好ましくは陽極体12と同じ材料からなるものであってもよいし、陽極体12とは別の導体からなるものであってもよい。タンタルワイヤは、陽極体12がタンタルである場合に一例として適している。ある実施例において、陽極粉末に陽極リードワイヤ14を部分的に埋設した後、陽極粉末をプレス成型して成型体を得る。次いで、成型体を1200度くらいで焼結して焼結陽極粉末からなる陽極体12を得る。その後、焼結陽極粉末からなる陽極体12をリン酸水溶液などの水溶液中に浸して陽極化成を行って、陽極体12の表面と陽極リードワイヤ14の表面に陽極酸化被膜(誘電体被膜16)を形成する。
陽極体12をチオフェンと酸化剤に交互に浸漬させて化学重合を繰り返して誘電体被膜16上にポリチオフェンからなる固体電解質層18を形成する。即ち、本実施の形態の固体電解質層18は、導電性ポリマーからなる。導電体ポリマーの一例としては、例えば、ポリアニリンやポリピロールなどのポリマー(特に、米国特許第7,667,954号明細書に記載されているようなPEDOT(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン))が適している。導電体層20は、固体電解質層18に対する接着性を改良するために、形成されることが好ましい。導電体層20は、固体電解質層18上に形成されたグラファイト層と、グラファイト層上に形成された銀ペースト層20とを備えており、コンデンサ素子10を得る。即ち、本実施の形態によるコンデンサ素子10の陰極層は、固体電解質層18と導電体層20からなり、導電体層20は、グラファイト層と銀ペースト層とを備えていてもよい。但し、コンデンサ素子10の陰極層はこれに限定されない。一部の用途では、銀ペースト層を省略することとしてもよい。
陽極端子30及び陰極端子50の組成は、ここでは特に限定しないが、銅フレームからなる基体に対してニッケルとすずをメッキしてなるものは一例として適している。具体的には、厚さ約30μmの銅フレームからなる基体上に形成された約1μmのニッケルメッキ層と、ニッケルメッキ層上に形成された約2μmのすずメッキ層は、陽極端子30又は陰極端子50の一例として適している。このようにして、陽極端子30や陰極端子50を得る。好ましくは陽極リードワイヤ14を陽極端子30に対して抵抗溶接や既知の技術で溶着し、陽極リードワイヤ14を陽極端子30の接続領域42に接続する。なお、陽極リードワイヤ14は、陽極端子30の接続領域42以外の領域には接続されていない。好ましくは導電性接着剤を用いて導電体層20上に陰極端子50を接着する。導電性接着剤は、銀フィラーとエポキシ樹脂を含むものであってもよいし、本分野において知られている他の導電性接着剤や関連する層であってもよい。
陽極端子30の一部に第2樹脂を塗布してマスク層70を形成する。第2樹脂の具体例としては、シリコーン樹脂がある。即ち、本実施の形態のマスク層70は、シリコーン樹脂を備えているが、これに限定されるわけではない。第2樹脂は、フッ素樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、プロピレン樹脂、エステル樹脂をベースとするものであってもよい。第2樹脂は、撥水剤と任意の樹脂からなる塗料とを混合して形成してもよく、含有物として撥水剤を含んでいてもよい。
問題となる金属イオン発生を抑制するため、本実施の形態のマスク層70は、水滴に対して80度以上の接触角を有していることが好ましい。水滴に対する接触角はISO15989に規定された方法により測定することができる。問題となる金属イオン発生の防止の信頼性の観点から、マスク層70は水滴に対して85度以上の接触角を有していることが好ましい。また、マスク層70の撥水性能を確保するために、マスク層70は水滴に対して90度以上の接触角を有していることが好ましい。更に、マスク層70は、撥水機能だけでなく、防水機能や耐水機能を有していることが好ましい。
本実施の形態において、第2樹脂を塗布する領域、即ち、マスク層70を形成する領域は、陽極端子30のうちの第1部32であり、陽極端子30の領域全体の3分の1を占めていてもよい。但し、接続領域42には陽極リードワイヤ14が接続されていることから、接続領域42には第2樹脂が塗布されていない。即ち、マスク層70は接続領域42を直接的には覆っていない。このように、第2樹脂は、接続領域42を除き、第1部32の全体にわたって塗布されている。換言すると、第1部32は、マスク層70と陽極リードワイヤ14により完全に覆われている。
外装絶縁部材60は、陽極端子30の一部と陰極端子50の一部を包含し且つコンデンサ素子10全体を包むように形成される。ある形態において、外装絶縁部材60は、所定形状の型を用いて射出成型を行って硬化させることにより形成されたエポキシ樹脂からなるものである。第1樹脂と第2樹脂とは、組成、含有物の量、含有物の大きさ、含有物の形状の少なくとも1つにおいて互いに異なっている。例えば、本実施の形態の第1樹脂は外装絶縁部材60の熱膨張係数を下げるためシリカフィラーを含有物として含んでいてもよく、本実施の形態の第2樹脂とは異なっている。従って、第1樹脂と第2樹脂とは互いに区別し得る。例えば、マスク層70と外装絶縁部材60との界面はSEM(scanning electron microscopy)を用いて識別することができる。
このようにして形成された外装絶縁部材60は陽極端子30の一部を包含しており、それが第1部32である。外装絶縁部材60の底部は、固体電解コンデンサ1を回路基板に搭載する際に回路基板に固定されてもよい。即ち、外装絶縁部材60の底部は、固体電解コンデンサ1の実装面とすることができる。外装絶縁部材60の形成後、陽極端子30と陰極端子50とを外装絶縁部材60の底部側にコの字状に折り込む。このようにして、固体電解コンデンサ1を得る。コの字状の陽極端子30は、上述した第1部32に加えて、第2部44及び連結部46を有している。第1部32は、外装絶縁部材60に覆われている。第2部44は、固体電解コンデンサ1の実装面、即ち、外装絶縁部材60の底部に露出していてもよい。連結部46は、第1部32と第2部44とを連結しており、外装絶縁部材60の側部に露出していてもよい。
図2に示されるように、第1部32には、後述するように、所定部位34が含まれている。所定部位34は、接続領域42を含んでいる。詳しくは、所定部位34の全表面は、表面36と、裏面38と、表面36と裏面38との間をつなぐすべてのエッジ40からなる。接続領域42は、表面36内部又は表面36上にある。図2から明らかなように、所定部位34の全表面は、接続領域42を除き、マスク層70に完全に覆われている。特に、図2に示されるように、第1部32は、接続領域42を除き、マスク層70に完全に覆われている。従って、第1部32が水に接触することを避けることができ、それ故、第1部32から金属イオンが溶け出したり、コンデンサ素子10に向かったりすることを生じさせなくさせることができる。
このように、本実施の形態の固体電解コンデンサ1では、陽極端子30からコンデンサ素子10の固体電解質層18に対して金属イオンがマイグレートすることを防止することができる。
上述した実施の形態においては、第1部32の全体にわたって第2樹脂を塗布してマスク樹脂70を形成することを好ましいとしていたが、本発明はこれに限定されない。接続領域42を除く所定部位34の全表面を第2樹脂からなるマスク層70で完全に覆っている限り、マスク層70で他の部位を覆っていてもよい。
図3及び図4には、固体電解コンデンサ1aが示されている。図3及び図4において、第2樹脂は、第1部32の全体には塗布されておらず、所定部位34のみに塗布されている。具体的には、第1変形例において、所定部位34の全表面(即ち、表面36、裏面38及び所定部位34に関するすべてのエッジ40)は、接続領域42を除き、マスク層70aで完全に覆われている。即ち、第1部32のうち、コンデンサ素子10に近い部分はマスク層70aに覆われている。従って、所定部位34が水に接触し、所定部位34から金属イオンが溶け出してコンデンサ素子10に向かうことを避けることができる。
図5において、第2樹脂は、第1部32及び連結部46の全体に塗布されている。具体的には、第2変形例においては、第1部32及び連結部46の全表面(当然ながら、それらのエッジも含む)が、接続領域42を除き、マスク層70bで完全に覆われている。従って、第1部32が水に接触することを避けることができ、それによって、第1部32から金属イオンが溶け出してコンデンサ素子10に向かうことを抑制することができる。加えて、連結部46は外装絶縁部材60の外部に位置しているがマスク層70bにより保護されているので、連結部46から金属イオンが溶け出してしまうことも抑制される。なお、第2変形例においては、連結部46の全体をマスク層70bで覆っているが、本発明はこれに限定されない。連結部46を少なくとも部分的にマスク層70bで覆っていれば、覆われた面積に応じた効果を得ることができる。
図6において、第2樹脂は、第1部32の全体に塗布されていると共に陽極リードワイヤ14の一部にも塗布されている。具体的には、陽極リードワイヤ14のうち、接続領域42に近いところを完全に覆うように、第2樹脂は塗布されている。これにより、陽極リードワイヤ14と陽極端子30の接続部分がマスク層70cにより(好ましくは完全に)覆われている。このため、第1部32から金属イオンが溶け出してしまうことを避けることができると共に、金属イオンがたとえ溶け出してしまったとしても陽極リードワイヤ14上を当該金属イオンが移動することを低減することができる。
図7において、第2樹脂は、第1部32の全体に塗布されていると共に陽極リードワイヤ14の全体にも塗布されている。これにより、陽極リードワイヤ14と第1部32がマスク層70dにより完全に覆われている。このため、第1部32から金属イオンが溶け出してしまうことを避けることができると共に、金属イオンがたとえ溶け出してしまったとしても陽極リードワイヤ14上を当該金属イオンが移動することを避けることができる。
図8において、マスク層70eの第2樹脂は、第1部32及び連結部46の全体に塗布されていると共に陽極リードワイヤ14の全体にも塗布されている。
図9には、固体電解コンデンサ1fが示されている。ここで、マスク層70fの第2樹脂は、コンデンサ素子10の全体と、陽極端子30及び陰極端子50のうちの外装絶縁部材60に包まれている部位とに塗布されている。具体的には、マスク層70fの第2樹脂は、陽極端子30の第1部32の全体に塗布されていると共に陰極端子50の第1部32に相当する部位の全体に塗布されている。所定部位34以外の部位は、少なくとも部分的にマスク層70fにより覆われていれば、覆われた面積に応じた効果を得ることができる。但し、図9に示されるように、陽極端子30の一部と陰極端子50の一部を包含すると共にコンデンサ素子10を完全に覆うようにマスク層70fを形成することとすると、金属イオンの溶出源を完全に止めることができると共に、仮に金属イオンが溶出したとしても当該金属イオンがコンデンサ素子10に到達するような経路を完全に遮断することができる。
上述したマスク層70〜70fは、第2樹脂の塗布により所定部位34等上に形成されていたが、本発明はこれに限定されるわけではない。第2樹脂の塗布以外の方法でマスク層を所定部位34等上に形成することとしてもよい。例えば、固体電解コンデンサ1fの場合、コンデンサ素子10等を第2樹脂にディッピングして、マスク層70fにより陽極端子30の一部と陰極端子50の一部を包含すると共にコンデンサ素子10を完全に覆うこととしてもよい。但し、ディッピング工程の場合、第2樹脂により陰極端子50全体が一時的に覆われてしまうので、第2樹脂の不要な部分を後の工程においてサンドブラストやウェットブラストにより除去しなければならない。従って、工程数増加を防ぐためには、マスク層は第2樹脂の塗布により形成する方が好ましい。また、マスク層をスプレーしたり塗布したりして形成することとしてもよい。
陽極体は導体であり、好ましくは弁作用金属又は弁作用金属の導電性酸化物である。特に好ましい弁作用金属は、Al,W,Ta,Nb,Ti,Zr及びHfである。陽極体はAl,Ta,Nb及びNbOからなる群から選ばれた少なくとも一種以上の材料からなることがより好ましく、その中でもタンタルが最も好ましい。
陽極リードワイヤは導体であり、好ましくは弁作用金属又は弁作用金属の導電性酸化物である。特に好ましい弁作用金属は、Al,W,Ta,Nb,Ti,Zr及びHfである。陽極リードワイヤはAl,Ta,Nb及びNbOからなる群から選ばれた少なくとも一種以上の材料からなることがより好ましく、その中でもタンタルが最も好ましい。ある実施例において、陽極リードワイヤは陽極体と同じ材料からなる。
1,1a,1b,1c,1d,1e,1f 固体電解コンデンサ
10 コンデンサ素子
12 陽極体
14 陽極リードワイヤ
16 誘電体被膜
18 固体電解質層
20 導電体層
30 陽極端子
32 第1部
34 所定部位
36 表面
38 裏面
40 エッジ
42 接続領域
44 第2部
46 連結部
50 陰極端子
60 外装絶縁部材
70,70a,70b,70c,70d,70e,70f マスク層
80 回路基板
82 陽極配線
84 陰極配線

Claims (22)

  1. コンデンサ素子と、陽極端子と、陰極端子と、外装絶縁部材とを備える固体電解コンデンサであって、
    前記コンデンサ素子は、陽極体と、前記陽極体から延びる陽極リードワイヤと、陰極層とを有しており、
    前記陰極端子は、前記陰極層に接続されており、
    前記外装絶縁部材は、第1樹脂を備えており、且つ、前記コンデンサ素子と、前記陽極端子の一部と、前記陰極端子の一部とを包んでおり、
    前記陽極端子は、所定部位を有しており、
    前記所定部位の全表面は、表面と、裏面と、前記表面と前記裏面との間をつなぐエッジからなるものであり、
    前記表面は、接続領域を有しており、
    前記陽極リードワイヤは、前記接続領域に接続されている一方、前記陽極端子の前記接続領域以外の部位には接続されておらず、
    前記所定部位の前記全表面は、前記接続領域を除き、第2樹脂からなるマスク層で覆われており、
    前記第1樹脂と前記第2樹脂とは、組成、含有物の量、含有物の大きさ、含有物の形状の少なくとも1つにおいて互いに異なる
    固体電解コンデンサ。
  2. 請求項1記載の固体電解コンデンサであって、
    前記マスク層は、水滴に対して80°以上の接触角を有している
    固体電解コンデンサ。
  3. 請求項2記載の固体電解コンデンサであって、
    前記マスク層は、水滴に対して85°以上の接触角を有している
    固体電解コンデンサ。
  4. 請求項3記載の固体電解コンデンサであって、
    前記マスク層は、水滴に対して90°以上の接触角を有している
    固体電解コンデンサ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の固体電解コンデンサであって、
    前記陽極端子は、第1部と、第2部と、前記第1部と前記第2部とを連結する連結部とを有しており、
    前記第2部は、前記固体電解コンデンサを回路基板に搭載する際に前記回路基板に固定されるものであり、
    前記第1部には、前記所定部位が設けられており、
    前記マスク層は、前記接続領域を除き、前記第1部を完全に覆っている
    固体電解コンデンサ。
  6. 請求項5記載の固体電解コンデンサであって、
    前記マスク層は、少なくとも部分的に、前記連結部を覆っている
    固体電解コンデンサ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の固体電解コンデンサであって、
    前記マスク層は、前記陽極リードワイヤの少なくとも一部を覆っている
    固体電解コンデンサ。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の固体電解コンデンサであって、
    前記マスク層は、前記コンデンサ素子の少なくとも一部と前記陽極端子の前記一部と前記陰極端子の前記一部を覆っている
    固体電解コンデンサ。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の固体電解コンデンサであって、
    前記陽極体及び前記陽極リードワイヤはタンタルからなるものであり、
    前記陽極端子は銅板にニッケル及びすずの少なくとも一方でメッキしてなるものである
    固体電解コンデンサ。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の固体電解コンデンサであって、
    前記第2樹脂は、シリコーン樹脂又はフッ素樹脂からなる
    固体電解コンデンサ。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の固体電解コンデンサであって、
    前記コンデンサ素子は、導電性ポリマーからなる固体電解質層を更に備えている
    固体電解コンデンサ。
  12. コンデンサの製造方法であって、
    表面に誘電体被膜の形成された陽極体と、前記陽極体から延びる陽極リードワイヤとを含むコンデンサ素子を用意し、
    第1部と、第2部と、前記第1部と前記第2部とを連結する連結部とを有する陽極端子を用意し、
    前記陽極リードワイヤを接続領域において前記第1部に取り付け、
    第2樹脂を備えるマスク層で前記陽極端子の一部を覆い、
    前記コンデンサ素子を第1樹脂で覆う、製造方法において、
    前記第1樹脂と前記第2樹脂とは、組成、含有物の量、含有物の大きさ、含有物の形状の少なくとも1つにおいて互いに異なる
    コンデンサの製造方法。
  13. 請求項12記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記マスク層は水滴に対して80°以上の接触角を有している
    コンデンサの製造方法。
  14. 請求項13記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記マスク層は水滴に対して85°以上の接触角を有している
    コンデンサの製造方法。
  15. 請求項14記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記マスク層は水滴に対して90°以上の接触角を有している
    コンデンサの製造方法。
  16. 請求項12乃至請求項15のいずれかに記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記第2部を回路基板に固定する、製造方法において、
    前記第1部には、所定部位が設けられており、
    前記所定部位の全表面は、表面と、裏面と、前記表面と前記裏面との間をつなぐエッジからなるものであり、
    前記表面には前記接続領域が含まれており、
    前記マスク層は、前記接続領域を除き、前記第1部を完全に覆っている
    コンデンサの製造方法。
  17. 請求項16記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記連結部を少なくとも部分的に前記マスク層で更に覆う
    コンデンサの製造方法。
  18. 請求項12乃至請求項17のいずれかに記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記陽極リードワイヤの少なくとも一部を前記マスク層で更に覆う
    コンデンサの製造方法。
  19. 請求項12乃至請求項18のいずれかに記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記マスク層は、前記コンデンサ素子の少なくとも一部と前記陽極端子の前記一部と前記陰極端子の前記一部を覆っている
    コンデンサの製造方法。
  20. 請求項12乃至請求項19のいずれかに記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記陽極体及び前記陽極リードワイヤはタンタルからなるものであり、
    前記陽極端子は銅板にニッケル及びすずの少なくとも一方でメッキしてなるものである
    コンデンサの製造方法。
  21. 請求項12乃至請求項20のいずれかに記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記第2樹脂は、シリコーン樹脂又はフッ素樹脂からなる
    コンデンサの製造方法。
  22. 請求項12乃至請求項21のいずれかに記載のコンデンサの製造方法であって、
    前記コンデンサ素子は、導電性ポリマーからなる固体電解質層を更に備えている
    コンデンサの製造方法。
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