JP2015140167A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーシングに挿入されるメカニカルキーの操作もしくは操作部の操作に応じてイグニッションスイッチのスイッチング態様を切替えるイグニッションスイッチ操作装置を備え、セキュリティセット状態での不正操作時に警報を発するようにした車両において、部品点数の低減およびデザイン上の自由度増大を図りつつ、セキュリティセット状態を表示可能とする。
【解決手段】メカニカルキー22の挿入箇所もしくは操作部の周囲を照らす照明部50bが、メカニカルキーの挿入箇所もしくは操作部の所在を示す通常の照明状態に加えて、セキュリティセット状態を表示することを可能としてイグニッションスイッチ操作装置10に設けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ケーシングに挿入されるメカニカルキーの操作もしくは操作部の操作に応じてイグニッションスイッチのスイッチング態様を切替えるイグニッションスイッチ操作装置を備え、セキュリティセット状態での不正操作時に警報を発するようにした車両に関する。
セキュリティセット状態での不正操作時に警報を発するようにした自動二輪車において、セキュリティセット状態であることを、燃料タンクの上面に張り付けられたインジケータランプの点滅で表示するようにしたものが、特許文献1で知られている。
特許第4144937号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、セキュリティセット状態を表示するための専用のインジケータランプが必要であり、部品点数が多くなるだけでなく、インジケータランプを取り付けるスペースも確保する必要があるのでデザイン上の自由度が制限される。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、部品点数の低減およびデザイン上の自由度増大を図りつつ、セキュリティセット状態を表示し得るようにした車両を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ケーシングに挿入されるメカニカルキーの操作もしくは操作部の操作に応じてイグニッションスイッチのスイッチング態様を切替えるイグニッションスイッチ操作装置を備え、セキュリティセット状態での不正操作時に警報を発するようにした車両において、前記メカニカルキーの挿入箇所もしくは前記操作部の周囲を照らす照明部が、前記メカニカルキーの挿入箇所もしくは前記操作部の所在を示す通常の照明状態に加えて、前記セキュリティセット状態を表示することを可能として前記イグニッションスイッチ操作装置に設けられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記通常の照明状態と、前記セキュリティセット状態を表示する状態とで、前記照明部の色が異なって設定されることを第2の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、通常の照明状態ではメカニカルキーの挿入箇所もしくは操作部の周囲を照らすようにした照明部で、セキュリティセット状態を表示することを可能としたので、セキュリティセット状態を表示するための専用部品を不要として部品点数を低減してコスト低減を図ることができるとともに、専用部品を配置するスペースを確保する必要がなく車両のデザイン上の自由度を増大することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、照明部の色が、通常の照明状態と、セキュリティセット状態を表示する状態とで異なるようにして、セキュリティセット状態を明確に表示することができる。
第1の実施の形態の自動二輪車の簡略化した側面図である。 イグニッションスイッチ操作装置の要部縦断面図であって図3の2−2線に沿う断面図である。 図2の3矢視図である。 図3の4−4線に沿う縦断面図である。 図3の5矢視図である。 ケーシングの分解斜視図である。 メカニカルキーおよびマグネットキーの側面図である。 遠隔操作機の斜視図である 導光部材の正面図である。 第2の実施の形態のイグニッションスイッチ操作装置の斜視図である。 図10の11矢視方向から見たイグニッションスイッチ操作装置の正面図である。 導光部材の斜視図である。 図12の13矢視方向から見た導光部材の正面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
先ず図1において、車両である自動二輪車の車体フレームFが前端に備えるヘッドパイプ70には、バー状の操向ハンドル71と、前輪Wを軸支するフロントフォーク72とが操向可能に支承されるとともに、メカニカルキー22によって操作されるイグニッションスイッチ操作装置10が、イグニッションスイッチ73のスイッチング態様を切替えるようにして取付けられる。
前記ヘッドパイプ70の前方には、該ヘッドパイプ70を前方から覆うフロントカバー74で覆われるようにしてホーン75が配置される。また前記車体フレームFには、不正操作が行われたことを検出するセンサ76が配設されており、このセンサ76は、たとえば車体の360度全方向の傾きを検出するものであり、自動二輪車の駐車状態で車体が傾く状態を不正操作が行われたと判断する。
図2において、イグニッションスイッチ操作装置10は、イグニッションスイッチ73のスイッチング態様を切換えるとともに、ステアリングのロック状態およびアンロック状態を切換えるシリンダ錠11を備える。
このシリンダ錠11は、車体フレームFのヘッドパイプ70に固定されるシリンダボディ12と、キー孔14を有してシリンダボディ12に回動可能に収容されるインナシリンダ13と、前記シリンダボディ12との係脱を切替え可能として前記インナシリンダ13に配設される複数のタンブラ15とを備える。
図3〜図6を併せて参照して、前記シリンダボディ12の一端部には、該シリンダボディ12の一端部を覆うようにしてケーシング16が連設され、このケーシング16には、マグネット錠19が配設されるとともにシャッター板20が収容される。
前記ケーシング16は、前記シリンダボディ12に締結される非磁性材料製のケース部材17と、該ケース部材17を前記シリンダボディ12と反対側から覆うようにして該ケース部材17に取付けられる合成樹脂製のカバー部材18とから成る。
前記カバー部材18は、前記シリンダボディ12とは反対側の端部に配置されるカバー板18aと、前記ケース部材17の外周の一部を外側方から覆うようにして前記カバー板18aの外周縁に連なる側壁18bとを一体に有するように形成される。また前記ケーシング16内には、金属製のプロテクタ21が収容されるものであり、このプロテクタ21は、前記カバー部材18の前記カバー板18aおよび前記シャッター板20間に介在するようにして平板状に形成され、前記ケース部材17に固定される。
図7において、前記シリンダ錠11の施・解錠操作を行うためのメカニカルキー22は、前記キー孔14に挿入可能なキープレート13の一端部が合成樹脂から成る把持部14に埋設されて成り、前記マグネット錠19の解錠操作を行うためのマグネットキー25が、前記把持部14に一体に設けられ、該マグネットキー25は、変則多角形の横断面外形形状を有するように形成される。
前記ケース部材17には、前記シリンダ錠11の前記キー孔14に対応した第1のキー挿入孔27が設けられ、前記プロテクタ21には第1のキー挿入孔27に対応した第2のキー挿入孔28が設けられる。また前記カバー部材18の前記カバー板18aには、前記キー孔14と、第1および第2のキー挿入孔27,28とに対応した円形の第1開口部29が前記メカニカルキー22を挿入することを可能として設けられる。
前記シャッター板20は、前記ケーシング16内で前記プロテクタ21および前記ケース部材17間に配置されており、前記第1および第2のキー挿入孔27,28間を遮断して前記キー孔14へのメカニカルキー22の挿入を不能とする閉じ位置と、前記前記第1および第2のキー挿入孔27,28を開放して前記キー孔14への前記メカニカルキー22の挿入を可能とした開き位置と間でのスライド作動が可能である。
このシャッター板20のスライド作動は、ケーシング16に配設される前記マグネット錠19をマグネットキー25で解錠することで許容されるものであり、このマグネット錠19は、前記ケーシング16の前記ケース部材17で回動可能に支承されるとともに前記シャッター板20に連動、連結されるロータ32を備える。このロータ32は、基本的には円筒状に形成されており、前記マグネットキー25を嵌合させる変則多角形状の嵌合凹部33を形成するようにして周方向一部が切欠かれた嵌合筒部32aが前記ロータ32に一体に設けられ、前記プロテクタ21には、前記嵌合筒部32aを貫通させる貫通孔34が設けられる。
前記ケーシング16の前記ケース部材17には、前記カバー板18a側に突出した横断面円形の支持突部17aが一体に突設される。この支持突部17aに対応する部分で前記カバー部材18の前記カバー板18aには円形の第2開口部35が設けられ、前記第1開口部29および前記第2開口部35は、「8」の字をなすように交互に連なって形成される。
前記ロータ32は、非磁性材料により略円筒状に形成されており、前記支持突部17aで回動可能に支承され、前記支持突部17aの基部および前記ロータ32間にはOリング36が介装され、前記ロータ32が一体に有する前記嵌合筒部32aの外端は第2開口部35に臨むように配置される。
ところで前記支持突部17aの先端部には、マグネットから成る複数個のピン37が前記ロータ32に係合する位置ならびにその係合を解除する位置間での移動を可能として摺動可能に嵌合されており、各ピン37は、前記ロータ32に係合する側に弾発付勢される。
このようなマグネット錠19では、前記ロータ32の嵌合凹部33に正規のマグネットキー25を嵌合することで前記各ピン37に作用している弾発付勢力にこうして前記ピン37を前記ロータ32との係合を解除する側に移動させることができ、それによって前記ロータ32の回動が許容されることになる。
前記嵌合凹部33に嵌合した前記マグネットキー25を回動操作することによって前記ロータ32が回動し、このロータ32に連動、連結された前記シャッター板20が、閉じ位置から開き位置に作動する。
前記ケーシング16における前記ケース部材17の前記シリンダボディ12側に臨む面には背面支持板38が固定されており、この背面支持板38および前記ケース部材17間には、前記インナシリンダ13に相対回動不能に連結されるカム部材39が収容され、このカム部材39にも、前記キー孔14に対応した第3のキー挿入孔40が設けられる。
前記カム部材39には、第3のキー挿入孔40を開放する開放位置および第3のキー挿入孔40を閉鎖する閉鎖位置間での移動を可能とした蓋部材41がスライド可能に支持されており、この蓋部材41は閉鎖位置側にばね付勢される。
また前記カバー部材18における前記カバー板18aの外面には、前記キー孔14に挿入されるメカニカルキー22の操作位置および前記マグネット錠19におけるマグネットキー25の操作方向等が表示された意匠シート43が貼着される。
また前記ケーシング16の一側には、前記シリンダ錠11から離隔した位置に配置される開閉体たとえば開閉可能な乗車用シートのロック状態を解除することを可能とした開閉体遠隔操作部44が配設されており、この開閉体遠隔操作部44は、前記ケース部材17に設けられた一対の取付け腕部17b,17bに締結される支持ケース45と、該支持ケース45から一部を外方に突出させるようにして前記支持ケース45に回動可能に支持される操作子46とを備える。
前記ケーシング16には照明手段47が設けられており、この照明手段47は、前記メカニカルキー22の挿入箇所である前記第1開口部29の周縁部を照らすことを可能とした第1の照明部50bと、マグネット錠19における前記嵌合凹部33を臨ませる前記第2開口部35の周縁部を照らすことを可能とした第2の照明部50cとを備える。
図8を併せて参照して、前記照明手段47は、第1および第2の光源48,49と、それらの光源48,49からの光を導く単一の導光部材50とを備え、前記導光部材50の一部で前記第1および前記第2の照明部50b,50cが形成される。
前記導光部材50は、前記ケーシング16における前記カバー板18aおよび前記プロテクタ21間に挟まれるようにして前記カバー板18aの背部に配置される平板部50aと、前記カバー板18aにおける第1開口部29の外周部に配置されるようにして前記平板部50aに一体に設けられる円筒状の第1の照明部50bと、前記カバー板18aにおける第2開口部35の外周部に配置されるようにして前記平板部50aに一体に設けられる円筒状の第2の照明部50cと、前記シリンダボディ12の長手方向に沿うようにして前記ケーシング16の側方に配置される光源配置部50dと、該光源配置部50dおよび前記平板部50a間を結ぶ連結部50eとを一体に有して、透明な合成樹脂によって形成される。
第1および第2の照明部50b,50cは、「8」の字をなすようにして連なって形成されており、第1および第2の照明部50b,50cの内周および前記プロテクタ21側に臨む内面には、光を乱反射させるための第1および第2の応答b52,53が全周にわたって形成される。前記カバー板18aに貼着される前記意匠シート43には、第1および第2の照明部50b,50cを外部に臨ませるようにして「8」の字状の第1透孔54が設けられる。
また前記光源配置部50dには、青色の光を発するLEDを含む第1の光源48を収容、固定する有底の第1収容孔55と、赤色の光を発するLEDを含む第2の光源49を収容、固定する有底の第2収容孔56とが並列して設けられており、前記連結部50eは、第1および第2の光源48,49からの光を前記平板部50a側に導くように傾斜した反射面57を有するように形成される。
また前記平板部50aにおいて前記連結部50eが連設される側の端部には、第1および第2の光源48,49のうち第2の光源49寄りに配置される延出部50fが第2の照明部50cに連なって側方に延びるようにして一体に突設される。一方、前記カバー部材18における前記カバー板18aには、第2開口部35に連なる第3開口部58が前記延出部50fを配置することを可能として設けられており、前記延出部50fの先端には、光を乱反射させるようにした円形の第3の凹凸部59が形成され、前記意匠シート43には第3の凹凸部59を外部に臨ませる円形の第2透孔60が設けられる。
前記平板部50aには、第1の光源48からの青色の光が前記延出部50f側に直接導かれるのを抑制するための第1のスリット61が形成されるとともに、第1のスリット61との間に前記延出部50fを挟む第2のスリット62が形成され、第2のスリット62は、第2の光源49からの光が前記延出部50fの先端の第3の凹凸部59側に導かれるのを許容するようにして第1のスリット61よりも短く形成される。
また前記導光部材50の平板部50aにおいて前記プロテクタ21側に臨む面には、前記光源配置部50dとは反対側から第1および第2の照明部50b,50cを囲むようにした凹部63が設けられており、この凹部63の内周のうち第1および第2の照明部50b,50c側の部分には、光を乱反射させるための第4の凹凸部64が形成される。
ところで、第1および第2光源48,49の点灯および消灯は、図9で示す遠隔操作機65からの無線信号による遠隔操作で切替えられるものであり、この遠隔操作機65には、駐車場に駐車した自車を探すときに押圧操作するためのアンサーバックボタン66と、自車に不正操作が行われたことを検出してホーン75等の警報器によって警報を発するようにしたセキュリティセット状態とするためのセキュリティセットボタン67と、そのセキュリティセット状態を解除するためのセキュリティアンセットボタン68とが配設される。
アンサーバックボタン66を押したときには、遠隔操作機65からの無線信号を車両側で受信するのに応じて、ウインカが点滅するとともに前記ホーン75が鳴るだけでなく、第1の光源48が点灯し、第1および第2の照明部50b,50cが前記メカニカルキー22の挿入箇所およびマグネット錠19が有する嵌合凹部33の所在を示す通常の照明状態となり、第1および第2の照明部50b,50cに青色の光が導かれることによってメカニカルキー挿入用の第1開口部29の周縁部が第1の照明部50bで青く照らされるとともに、マグネット錠19が有する嵌合筒部32aの外端を臨ませる第2開口部35の周縁部が第2の照明部50cで青く照らされ、さらに第3の凹凸部59が青く光ることになる。
このような第1の光源48の点灯状態は、一定時間たとえば3分が経過するか、シリンダ錠11のキー孔14に挿入されたメカニカルキー22の回動操作が行われるまで持続し、その後で第1の光源48は消灯する。
またセキュリティセットボタン67を押したときには、遠隔操作機65からの無線信号を車両側で受信するのに応じて、セキュリティが始動するだけでなく、セキュリティセット状態であることを表示するために、第1および第2の照明部50b,50cを上記通常の照明状態とは異なる色たとえば赤色で発光する第2の光源49が点滅する。この際、第1および第2の照明部50b,50cとともに第3の凹凸部59が赤色で点滅するのであるが、第2の光源49からの光がより多く導かれる第3の凹凸部59が、第1および第2の照明部50b,50cよりも強く光るようにして盗難防止効果を高めることができる。このセキュリティセット状態では、自動二輪車が傾くことをセンサ76が検知してアラーム作動状態となり、たとえばホーン76が鳴動する。
このような第2の光源49の点滅状態は、セキュリティを解除するためのセキュリティアンセットボタン68を押すか、シリンダ錠11のキー孔14に挿入されたメカニカルキー22の回動操作が行われることによって終了し、第2の光源49が消灯する。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、シリンダ錠11のシリンダボディ12に連設されるケーシング16のカバー板18aに、シリンダ錠11のキー孔14に対応して前記カバー板18aに設けられるメカニカルキー挿入用の第1開口部29が設けられるとともに、マグネット錠19が有する嵌合筒部32aの外端を臨ませる第2開口部35が設けられ、第1開口部29の周縁部が第1の照明部50bで照らされ、第2開口部35の周縁部が第2の照明部50cで照らされるので、夜間にマグネットキー25でマグネット錠19を解錠する操作が容易となるととともに、メカニカルキー22をシリンダ錠11に挿入する操作も容易となる。
また第1および第2の照明部50b,50cを備える照明手段47が、第1および第2の光源48,49と、それらの光源48,49からの光を導く単一の導光部材50とを備え、前記導光部材50の一部で前記第1および前記第2の照明部50b,50cが形成されるので、部品点数を低減することができる。
さらにユーザーによる遠隔操作で第1および第2の光源48,49の点灯および消灯が切替えられるので、マグネット錠19の解錠によるシャッター板20の開き位置への操作に続いてのメカニカルキー22挿入操作をスムーズに行うことができる。
しかも第1および第2の照明部50b,50cが、メカニカルキー22の挿入箇所およびマグネット錠19の嵌合凹部33の所在を示す通常の照明状態に加えて、セキュリティセット状態を表示することが可能であるので、セキュリティセット状態を表示するための専用部品を不要として部品点数を低減してコスト低減を図ることができるとともに、専用部品を配置するスペースを確保する必要がなく自動二輪車のデザイン上の自由度を増大することができる。
また第1および第2の照明部50b,50cの色は、前記メカニカルキー22の挿入箇所である前記第1開口部29およびマグネット錠19の嵌合凹部33の所在を示す通常の照明状態では青色であるのに対して、セキュリティセット状態では赤色であり、第1および第2の照明部50b,50cの色が、通常の照明状態と、セキュリティセット状態を表示する状態とで異なるようにして、セキュリティセット状態を明確に表示することができる。
本発明の第2の実施の形態について図10〜図13を参照しながら説明すると、先ず図10において、イグニッションスイッチ操作装置80は、イグニッションスイッチ73のスイッチング態様を切換えるとともに、ステアリングのロック状態およびアンロック状態を切換えるシリンダ錠81を備える。
前記シリンダ錠81は、車体フレームFのヘッドパイプ70(第1の実施の形態参照)に固定されるシリンダボディ82と、前記イグニッションスイッチ73に連結されて前記シリンダボディ82に嵌合されているインナーシリンダ(図示せず)とを有しており、前記シリンダボディ82に取付けられたアクチュエータ83が作動することで前記シリンダボディ82内での前記インナーシリンダの回動が可能となる。
図11を併せて参照して、前記シリンダボディ82の前記イグニッションスイッチ73とは反対側の端部にはケーシング84が連設されており、このケーシング84の前記イグニッションスイッチ73とは反対側の端部に配置されるカバー板85から一部を突出させた操作部としてのノブ86が、LOCK位置およびOFF位置では押し込み操作することを可能としつつ前記ケーシング84に回動可能に支承されており、このノブ86は前記シリンダ錠81の前記インナーシリンダに連結される。したがってシリンダ錠81において前記インナーシリンダの回動が許容されている状態で前記ノブ86を回動操作することで前記イグニッションスイッチ73のスイッチング態様を切替えることができる。
前記ケーシング84には照明手段87が設けられており、この照明手段87は、前記ノブ86の周囲を照らすことを可能とした照明部90bを備える。
図12および図13を併せて参照して、前記照明手段87は、一対である第1の光源48,48と、単一の第2の光源49と、それらの光源48,49からの光を導く単一の導光部材90とを備え、前記導光部材90の一部で前記照明部90bが形成される。
前記導光部材90は、前記ケーシング84における前記カバー板85の背部に配置される平板部90aと、前記ノブ86を囲むようにして前記平板部90aに一体に設けられる円形の照明部90bと、前記ケーシング84から側方に突出するようにして前記平板部90aに連設される一対の第1光源配置部90c,90cと、一対の第1光源配置部90c,90c間で一方の第1光源配置部90cに寄った位置で前記平板部90aに連設されて前記シリンダボディ82の長手方向に延出される第2光源配置部90dとを一体に有して、透明な合成樹脂によって形成される。
前記照明部90bの内面には、光を乱反射させるための凹凸部91が形成される。また前記カバー板85に貼着される意匠シート93には、前記照明部90bを外部に臨ませるようにして円形の透孔94が設けられる。
また前記第1の光源配置部90cには、青色の光を発するLEDを含む第1の光源48を収容、固定する有底の第1収容孔95がそれぞれ設けられ、前記第2の光源配置部90dには、赤色の光を発するLEDを含む第2の光源49を収容、固定する有底の第2収容孔96が設けられる。
また前記平板部50aにおいて前記第2の光源配置部90dの連設部に対応する位置には、前記カバー板85および前記意匠シート93に設けられる透孔97に臨む凹凸部98が形成される。
このような照明手段87では、ユーザが携帯する携帯機でアンサーバックボタンを押したときに、その携帯機からの無線信号を車両側で受信するのに応じて、第1の光源48が青色に点灯し、前記照明部90bおよび前記凹凸部98が青色で照らされることになる。第1の光源48の点灯状態は所定時間たとえば20秒間継続し、その後で消灯するが、その所定時間が経過する前に前記ノブ86が回転操作されると、その時点で第1の光源48は消灯する。ここで前記LOCK位置または前記OFF位置にある前記ノブ86の回転は、前記ノブ86を押し込み操作するのに応じて車両側から前記携帯機側に信号が無線送信され、それを受けて前記携帯機から無線送信されるID信号の照合によってIDが一致したときに許容されるものであり、その回転操作後に前記ノブ86が前記OFF位置または前記LOCK位置となったときにはその位置が再度ロックされることになる。
また前記携帯機でセキュリティセットボタンを押したときには、第2の光源49が赤色で点滅し、前記照明部90bおよび前記凹凸部98が赤色で点滅することになり、そのセキュリティセット状態で、前記携帯機のセキュリティアンセットボタンを押すと、第2の光源49が消灯することになる。
またセキュリティセット状態で前記携帯機のアンサーバックボタンを押すと、第2の光源49が点滅したままで、第1の光源48が点灯することになり、ここで前記携帯機からセキュリティアンセット信号を受信したときに第2の光源49が消灯する。
この第2の実施の形態によれば、照明部90bがノブ86の所在を示す通常の照明状態に加えて、セキュリティセット状態を表示することが可能であるので、セキュリティセット状態を表示するための専用部品を不要として部品点数を低減してコスト低減を図ることができるとともに、専用部品を配置するスペースを確保する必要がなく自動二輪車のデザイン上の自由度を増大することができる。
また前記照明部90bの色は、通常の照明状態では青色であるのに対して、セキュリティセット状態では赤色であり、照明部90bの色が、通常の照明状態と、セキュリティセット状態を表示する状態とで異なるようにして、セキュリティセット状態を明確に表示することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
10,80・・・イグニッションスイッチ操作手段
16・・・ケーシング
22・・・メカニカルキー
50b,90b・・・照明部
86・・・操作部であるノブ

Claims (2)

  1. ケーシング(16)に挿入されるメカニカルキー(22)の操作もしくは操作部(86)の操作に応じてイグニッションスイッチ(73)のスイッチング態様を切替えるイグニッションスイッチ操作装置(10,80)を備え、セキュリティセット状態での不正操作時に警報を発するようにした車両において、前記メカニカルキー(22)の挿入箇所もしくは前記操作部(86)の周囲を照らす照明部(50b,90b)が、前記メカニカルキー(22)の挿入箇所もしくは前記操作部(86)の所在を示す通常の照明状態に加えて、前記セキュリティセット状態を表示することを可能として前記イグニッションスイッチ操作装置(10,80)に設けられることを特徴とする車両。
  2. 前記照明部(50b,90b)の色が,前記通常の照明状態と、前記セキュリティセット状態を表示する状態とで異なって設定されることを特徴とする請求項1に記載の車両。
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