JP2015138894A - 光半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】縦横のスポットサイズが良好なスポットサイズ変換器部のリッジ導波路構造を制御性良く形成できる光半導体素子及びその製造方法を提供する。【解決手段】GaAs基板11上に第1導電型の下部クラッド層12と、量子ドット層を含む活性層14と、活性層14側から第1上部クラッド層16と、第1上部クラッド層16より屈折率の高い第2上部クラッド層17からなる上部クラッド層を設け、第1上部クラッド層16が、導波路出射側領域において出射端に近いほど厚さが薄く、且つ、導波路出射側領域において出射端に近いほど幅が広がるリッジ導波路構造とする。【選択図】図1

Description

本発明は、光半導体素子及びその製造方法に関するものであり、例えば、量子ドットを有する活性層を備えたリッジ導波路型半導体レーザなどの光半導体素子及びその製造方法に関するものである。
InAs/GaAs自己形成量子ドット層を活性層に用いる波長1.3μm帯量子ドットレーザは、量子ドットにおけるキャリアの3次元的な閉じ込めにより温度変動の極めて小さい電流-光出力特性など優れた特長を有することが知られている。このような特長を生かして、光ファイバ通信やシリコン基板上光集積デバイスの光源として用いられている。
InAs/GaAs自己形成量子ドットは、GaAs層の表面にGaAsと格子定数の異なるInAsを数ML(分子層)成長した際の格子不整合に基づく島状成長により、1cm当たり6×1010個という高密度で形成することができる。
ここで、結晶性を維持しつつ次の量子ドット層を積層するためには、量子ドット層間にGaAs層を40nm程度の厚さで挿入する必要がある。さらに、活性層として十分な利得を確保するために8層程度の積層が必要なため、量子ドットレーザの活性層は通常の量子井戸レーザの活性層よりも厚い構造となる。
そのため、上下のクラッド層よりも屈折率が相対的に高いコア層(活性層)がより厚くなるため、量子ドットレーザの導波路においては垂直方向の光閉じ込めが強くなる。以上の結果として、GaAs基板上量子ドットレーザの近視野像は水平方向に比べて垂直方向のスポットサイズが小さい扁平な形状になりやすい。
この量子ドットレーザを光ファイバやシリコン光導波路など他の光導波路と結合する際は、結合効率及びトレランスを改善するために、量子ドットレーザの垂直方向のスポットサイズを拡大し、結合する相手のスポットサイズに近づけることが望ましい。このため、導波路出射側に垂直方向のスポットサイズを拡大するためのスポットサイズ変換領域を形成することが求められる。
垂直方向のスポットサイズを拡大するためには、例えば、誘電体マスクを利用した選択成長法によって活性層の厚さを導波路出射側で変調する膜厚テーパ型のスポットサイズ変換器が有効であることが知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、量子ドットの自己形成には数MLレベルでの膜厚制御精度が要求されるため、このような選択成長技術を用いて下部クラッド層や量子ドット層の厚さを共振器方向に変調しつつ良好な量子ドット層を成長することは一般的に難しい。
そこで、垂直方向のスポットサイズを拡大するためには、下部クラッド層と量子ドット層の厚さは一定とし、量子ドット層上側の上部クラッド層を構成する層の厚さを調整することによりクラッド層側への導波光の染み出しを増大させる方法が最も簡易で好ましい。
例えば、量子井戸活性層とその上部クラッド層の間に上部クラッド層よりも屈折率の高い高屈折率クラッド層を設け、この高屈折率クラッド層の厚さ、幅のいずれか、または両方を出射側にいくにしたがって増大させるスポットサイズ変換器が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この提案においては、量子井戸活性層の厚さが一定の場合でも、出射側において高屈折率のクラッド層が厚くなることで高屈折率クラッド層への光の染み出しが増大し、垂直方向のスポットサイズが拡大する効果がある。
特開平08−046295号公報 特開平10−221554号公報
Y.Kaneko, K.Kishino, J.Appl.Phys., 76, no.3, pp.1809−1818 (1994) D.W.Jenkins, J. Appl. Phys., 68, no.4, pp.1848−1853 (1990)
しかしながら、GaAs基板上リッジ導波路型レーザにおいて、下部クラッド層と活性層の厚さを一定にしたまま、上部クラッド層内下側の高屈折率層の厚さを調整するだけでスポットサイズを拡大する場合、以下の二つの問題が生じる。
第1の問題は、垂直方向のスポットサイズ拡大の効果が小さいことである。スポットサイズ変換領域において活性層上部の高屈折率クラッド層の厚さが厚くなることにより、高屈折率クラッド層内に導波光が染み出すためスポットサイズは拡大するものの、高屈折率クラッド層直上の低屈折率クラッド層内には光は染み出しにくい。また、膜厚は誘電体マスクを用いた選択成長によって変調されるので膜厚比は自由に調整できるわけではなく、一般的には、例えば1:3程度に制約される。このため、スポットサイズ拡大の効果は限定的となり、その結果、結合する光導波路との結合効率及びトレランスの改善度合いが小さいという問題が生じる。
第2の問題は、活性層をエッチングすることなくリッジ導波路構造を制御性良く形成することができないことである。GaAs基板上量子ドットレーザにおいて上述の特許文献2の技術を適用する場合、高屈折率クラッド層は低Al組成のAlGaAsとなる。この場合、量子ドット活性層と低Al組成のAlGaAsからなる高屈折率クラッド層との間で選択的なエッチングが難しい。
このため、量子ドット活性層はエッチングせずに高屈折率クラッド層の下面でエッチングをストップさせて望ましいリッジ導波路構造を制御性良く形成することが難しいという問題がある。リッジ高さの制御性が悪く、リッジ構造の下面と活性層との間の厚さが狙いよりも厚くなった場合、リーク電流が増大し発振特性が著しく悪化するなど問題が生じる。また、ウェーハ内や製造ロット毎の発振特性のばらつきが大きくなるという問題もある。
したがって、光半導体素子及びその製造方法において、縦横のスポットサイズが良好なスポットサイズ変換器部のリッジ導波路構造を制御性良く形成することを目的とする。
開示する一観点からは、GaAs基板と、前記GaAs基板上に順次設けられた第1導電型の下部クラッド層と、量子ドット層を含む活性層と、前記第1導電型とは反対導電型の第2導電型の上部クラッド層とを有し、前記上部クラッド層が、前記活性層側から第1上部クラッド層と、前記第1上部クラッド層より屈折率の高い第2上部クラッド層からなり、前記第1上部クラッド層は、導波路出射側領域において出射端に近いほど厚さが薄く、且つ、導波路出射側領域において出射端に近いほど幅が広がり、リッジ導波路型の電流狭窄構造を有することを特徴とする光半導体素子が提供される。
また、開示する別の観点からは、GaAs基板上に少なくとも第1導電型の下部クラッド層と量子ドット層を含む活性層とを含む第1の積層構造を順次成長する工程と、前記第1の積層構造の表面にストライプ状開口部を有する選択成長マスクをスポットサイズ変換器形成領域を覆わないように設ける工程と、前記選択成長マスクをマスクとして前記第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1上部クラッド層を形成する工程と、前記選択成長マスクを除去したのち、前記第1上部クラッド層より屈折率の高い第2導電型の第2上部クラッド層を少なくとも含む第2の積層構造を成長する工程と、前記第2の積層構造成長層の表面に前記スポットサイズ変換器形成領域において、出射端面側がテーパ状に拡大するとともに、前記スポットサイズ変換器形成領域以外の領域では一定の幅のストライプ状のハードマスクを形成する工程と、前記ハードマスクをマスクとして、前記第2上部クラッド層に対するエッチングレートが前記第1上部クラッド層に対するエッチングレートより高い第1のエッチング液で前記第2上部クラッド層を選択的にエッチングしたのち、前記ハードマスクをマスクとして、前記第1上部クラッド層に対するエッチングレートが前記第2上部クラッド層に対するエッチングレートより高い第2のエッチング液で前記第1上部クラッド層を選択的にエッチングしてリッジ構造を形成する工程とを有することを特徴とする光半導体素子の製造方法が提供される。
開示の光半導体素子及びその製造方法によれば、縦横のスポットサイズが良好なスポットサイズ変換器部のリッジ導波路構造を制御性良く形成することが可能になる。
本発明の実施の形態の光半導体素子の説明図である。 本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの構造説明図である。 本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの製造工程の途中までの説明図である。 本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの製造工程の図3以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの製造工程の図4以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの製造工程の図5以降の途中までの説明図である。 本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの製造工程の図6以降の説明図である。 本発明の実施例2のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの構造説明図である。
ここで、図1を参照して、本発明の実施の形態の光半導体素子を説明する。図1は、本発明の実施の形態の光半導体素子の説明図であり、図1(a)は概略的斜視図であり、図1(b)は図1(a)におけるA−A′を結ぶ線を中心とする断面図であり、図1(c)は図1(a)におけるB−B′を結ぶ線を中心とする断面図である。図に示すように、GaAs基板11上に第1導電型の下部クラッド層12と、量子ドット層を含む活性層14と、第2導電型の第1上部クラッド層16及び第2上部クラッド層17を少なくとも成膜する。なお、量子ドッド層を含む活性層14を挟むように上下に光ガイド層13,15を設けても良いし、第2上部クラッド層17上にコンタクト層18を設けても良い。
第1上部クラッド層16は、第2上部クラッド層より屈折率が低く、導波路出射側領域において出射端に近いほど厚さが薄くなるように形成する。この第1上部クラッド層16及び第2上部クラッド層17を、導波路出射側領域において出射端に近いほど幅広のテーパ状のリッジ導波路を形成してスポットサイズ変換器部とし、その他の領域では幅細のリッジ導波路となるリッジ導波路型の電流狭窄構造を形成する。なお、GaAs基板11の裏面には基板側電極20を設け、リッジ導波路側にはSiO等の保護膜19を介してリッジ側電極21を形成する。
この時、第1上部クラッド層16と第2上部クラッド層17の屈折率差が0.15〜0.25となるように材料・組成を選択する。特に、第1上部クラッド層16と第2上部クラッド層17とが互いに選択エッチングが可能な材料を選択することが望ましい。
具体的には、第1上部クラッド層16としてGaAsと構成整合する組成のIn0.49Ga0.51Pを用い、第2上部クラッド層17としてAlGa1−xAs(但し、0<x≦0.5)、例えば、Al0.15Ga0.85Asを用いることができる。この場合、Al0.15Ga0.85Asはリン酸と過酸化水素水と水の混合液を用いれば選択エッチングが可能となり、In0.49Ga0.51Pは塩酸と酢酸の混合液を用いれば選択エッチングが可能となる。なお、InGaPの屈折率は、例えば、非特許文献1の図6に示されており、また、AlGaAsの屈折率は、例えば、上記の非特許文献2に示されている。
或いは、第1上部クラッド層16としてAlGa1−yAs(但し、0.7≦y≦1.0)、例えば、Al0.7Ga0.3Asを用い、第2上部クラッド層17としてAlGa1−zAs (但し、0<z<0.7) 、例えば、Al0.3Ga0.7Asを用いても良い。この場合、Al0.3Ga0.7Asは酒石酸と過酸化水素水の混合液を用いれば選択エッチングが可能となり、Al0.7Ga0.3Asはフッ酸を用いれば選択エッチングが可能となる。
この様に、導波路出射側のスポットサイズ変換領域において第1上部クラッド層16の厚さが薄くなるように形成すると、第1上部クラッド層16より屈折率の大きい第2上部クラッド層17への導波光の染み出しが大きくなる。したがって、垂直方向のスポットサイズを拡大することができるので、縦横のスポットサイズを好適な形状にすることができる。その結果、光ファイバやシリコン導波路などの異なる導波路との結合効率、及びトレランスが向上し、光モジュール、あるいは光集積素子の性能向上に寄与する。
さらに、第1上部クラッド層16として、InGaP或いはAl組成比が0.7以上のAlGaAsを用いると下地の光ガイド層15或いは量子ドット層を含む活性層14の最上層のi型GaAs層に対して選択エッチング性を持たせることができる。したがって、リッジ導波路構造を形成する際に活性層14をエッチングすることなく制御性良くリッジ導波路構造を形成することができる。その結果、ウェーハ内や製造ロット毎のばらつきなく、リーク電流の小さい良好な発振特性を有する半導体レーザを製造することができる。なお、光半導体素子としては半導体レーザや半導体光増幅器が典型的なものである。
次に、図2乃至図7を参照して、本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザを説明する。図2は、本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの構成説明図である。図2(a)は概略的斜視図であり、図2(b)は図2(a)におけるA−A′を結ぶ線を中心とする断面図であり、図2(c)は図2(a)におけるB−B′を結ぶ線を中心とする断面図、即ち、スポットサイズ変換器部の断面図である。主面が(001)面のn型GaAs基板31上に、厚さが2.0μmのn型Al0.2Ga0.8As下部クラッド層32、厚さ50nmのi型GaAs下部光ガイド層33、量子ドット活性層40、厚さ50nmのi型GaAs上部光ガイド層34を積層する。次いで、p型In0.49Ga0.51P上部クラッド層36、p型Al0.15Ga0.85As上部クラッド層37及び厚さが300nmのp型GaAsコンタクト層38を設け、ストライプ状にエッチングしてリッジ導波路型の電流狭窄構造を形成する。
この時、図2(b)に示すように、p型In0.49Ga0.51P上部クラッド層36の厚さは、スポットサイズ変換器部以外で300nmとする。また、図2(c)に示すように、スポットサイズ変換器部では出射端に近づくにつれて徐々に薄くなり、出射端面では100nmとなるように形成する。
一方、p型Al0.15Ga0.85As上部クラッド層37の厚さは、スポットサイズ変換器部以外で1.4μmとし、出射端面で1.6μmとする。リッジ幅はスポットサイズ変換器部以外で2.0μmとし、スポットサイズ変換器部で徐々に広げ、出射端面では3.0μmとする。リッジ側面には保護膜としてSiO膜51を厚さ500nmに形成し、n側電極52及びp側電極53を設ける。なお、量子ドット活性層40は、p型変調ドープ層を含む構造とし、量子ドット層を8層積層して形成する。
次に、図3乃至図7を参照して、本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの製造工程を説明する。まず、図3(a)に示すように、分子線エピタキシー法(MBE:Molecular Beam Epitaxy)を用いて主面が(001)面のn型GaAs基板31上に、厚さが2.0μmのn型Al0.2Ga0.8As下部クラッド層32、厚さ50nmのi型GaAs下部光ガイド層33を成長させる。
引き続いて、量子ドット活性層40を成長させる。まず、i型GaAs下部光ガイド層33上に、厚さが10nmのi型GaAs層41を成長させたのち、InとAsを供給するとi型InAs濡層42が形成され、数ML成長するとi型InAs量子ドット43が自己形成される。これは、下地のGaAsとInAsとの格子定数ミスマッチにより、臨界膜厚を超えると島状成長が始まりi型InAs量子ドット43が自己形成される。
引き続いて、i型InAs量子ドット43を埋め込むようにi型In0.15Ga0.85As歪緩和層44、i型GaAs層45、不純物濃度が5.0×1017cm−3のp型GaAs変調ドープ層46及びi型GaAs層41を順次成長させる。ここでは、i型In0.15Ga0.85As歪緩和層44のIn組成比を0.15に調整することにより、量子ドット活性層40の利得波長を1290nmとなるようにしている。また、p型GaAs変調ドープ層46を挿入することにより、i型InAs量子ドット43へのホールの供給が改善し、温度安定動作性の向上など、発振特性が向上する。
このような積層構造の量子ドット構造を8層積層して量子ドット活性層40とする。次いで、量子ドット活性層40上に、厚さが50nmのi型GaAs上部光ガイド層34を成長させる。
次いで、図3(b)に示すように、i型GaAs上部光ガイド層34上にSiO膜を成膜したのち、パターニングすることによって、スポットサイズ変換器形成領域外では導波路を形成する領域にストライプ状の開口を有するSiO膜パターン35を形成する。この時、スポットサイズ変換器形成領域の長さを200μmとし、横方向にはSiO膜が無いようにする。
次いで、図4(c)に示すように、SiO膜パターン35を選択成長マスクとして、有機金属気相成長法(MOVPE:Metal Organic Vapor Phase Epitaxy)を用いて、p型In0.49a0.51P上部クラッド層36を成長させる。この時、選択成長の効果により、SiO膜パターン35に挟まれている領域は成長速度が速くなるため膜厚が厚く、スポットサイズ変換器形成領域においては出射端面に近いほど膜厚が薄くなる。成長条件の調整により、3:1程度の膜厚変調度が可能であるので、ここでは、スポットサイズ変換器形成領域においては出射端面での膜厚を100nmとし、スポットサイズ変換器形成領域以外の領域における膜厚を300nmとする。次いで、図4(d)に示すように、次にバッファードフッ酸を用いてSiO膜パターン35を除去する。
次いで、再び、MOVPEを用いて全面に厚さが5nmのp型In0.49Ga0.51P薄膜と厚さが5nmのp型GaAs薄膜(いずれも図示は省略)をバッファ層として順次成膜する。引き続いて、図5(e)に示すように、p型Al0.15Ga0.85As上部クラッド層37及び厚さが300nmのp型GaAsコンタクト層38を順次成長させる。
次いで、図5(f)に示すように、p型GaAsコンタクト層38上にSiO膜を成膜したのち、パターニングすることによってスポットサイズ変換器形成領域においてテーパ状となるSiO膜パターン39を形成する。この時、スポットサイズ変換器形成領域以外では2.0μmの幅とし、スポットサイズ変換器形成領域の出射端面では3.0μmとなるように、〈0−1−1〉方向にストライプ状にパターニングする。
次いで、図6(g)に示すように、SiO膜パターン39をマスクとしてリン酸と過酸化水素水と水の混合液によりp型GaAsコンタクト層38及びp型Al0.15Ga0.85As上部クラッド層37を順次選択エッチンする。この時、エッチングはp型In0.49Ga0.51P上部クラッド層36で停止する。
次いで、図6(h)に示すように、塩酸と酢酸の混合液によりp型In0.49Ga0.51P上部クラッド層36をエッチングする。この時、塩酸と酢酸の混合液ではGaAsやAlGaAsはエッチングされないので、i型GaAs上部光ガイド層34でエッチングは停止し、p型GaAsコンタクト層38及びp型Al0.15Ga0.85As上部クラッド層37は変形しない。
次いで、図7(i)に示すように、次にバッファードフッ酸を用いてSiO膜パターン35を除去すると、スポットサイズ変換器部以外では幅2.0μmで、スポットサイズ変換器部において導波路出射端で3.0μmとなるリッジ導波路構造が現れる。
以降は、図7(j)に示すように、厚さが500nmのSiO膜51を成膜したのち、レジストパターン(図示は省略)をマスクとしてp型GaAsコンタクト層38上に堆積したSiO膜を選択的にエッチング除去する。次いで、n型GaAs基板31の裏面を研磨して全体の厚さを120μmにしたのち、Au・GeとNiを順次成膜してn側電極52とする。また、リッジ導波路構造側にはTi、Pt、Auを順次成膜してp側電極53とすることで本発明の実施例1のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの基本構造が完成する。
本発明の実施例1においては、出射端側において、相対的に屈折率の低いp型In0.49Ga0.51P上部クラッド層36の厚さをテーパ状に薄くしているので、導波光がp型Al0.15Ga0.85As層37内に染み出し、垂直方向のスポットサイズが拡大する。これにより、光ファイバやシリコン導波路などの他導波路との結合効率及びトレランスが改善する。また、量子ドット活性層をエッチングすることなく、簡易な方法で制御性良くリッジ導波路を形成することができる。
次に、図8を参照して、本発明の実施例2のスポットサイズ変換器付き半導体レーザを説明するが、上部クラッド層の構成材料を変えた以外は、基本的には上記の実施例1と同様であるので、最終的な構造を説明する。図8は本発明の実施例2のスポットサイズ変換器付き半導体レーザの構成説明図である。図8(a)は概略的斜視図であり、図8(b)は図8(a)におけるA−A′を結ぶ線を中心とする断面図であり、図8(c)は図8(a)におけるB−B′を結ぶ線を中心とする断面図、即ち、スポットサイズ変換器部の断面図である。
主面が(001)面のn型GaAs基板61上に、厚さが2.0μmのn型Al0.35Ga0.65As下部クラッド層62、厚さ50nmのi型GaAs下部光ガイド層63、量子ドット活性層64、厚さ50nmのi型GaAs上部光ガイド層65を積層する。次いで、p型Al0.7Ga0.3As上部クラッド層66、p型Al0.3Ga0.7As上部クラッド層67及び厚さが300nmのp型GaAsコンタクト層68を設け、ストライプ状にエッチングしてリッジ導波路型の電流狭窄構造を形成する。なお、量子ドット活性層64は、上記の実施例1と同様にする。
この時、図8(b)に示すように、p型Al0.7Ga0.3As上部クラッド層66の厚さは、スポットサイズ変換器部以外で300nmとする。また、図8(c)に示すように、スポットサイズ変換器部では出射端に近づくにつれて徐々に薄くなり、出射端面では100nmとなるように形成する。
一方、p型Al0.3Ga0.7As上部クラッド層67の厚さは、スポットサイズ変換器部以外で1.4μmとし、出射端面で1.6μmとする。リッジ幅はスポットサイズ変換器部以外で2.0μmとし、スポットサイズ変換器部で徐々に広げ、出射端面では3.0μmとする。リッジ側面には保護膜としてSiO膜69を厚さ500nmに形成し、n側電極70及びp側電極71を設ける。
この実施例2においてもリッジ光導波路構造を形成する際に、選択エッチングを用いる。p型GaAsコンタクト層68及びp型Al0.3Ga0.7As上部クラッド層67を選択エッチする際には、酒石酸と過酸化水素水の混合液を用いると、p型Al0.7Ga0.3As上部クラッド層66はエッチングされない。また、p型Al0.7Ga0.3As上部クラッド層66を選択エッチングする際には、フッ酸を用いると、GaAs及びAl組成の低いAlGaAsはエッチングされないため、i型GaAs上部光ガイド層65の表面においてエッチングが停止する。
この実施例2においても、出射端側において、相対的に屈折率の低いp型Al0.7Ga0.3As上部クラッド層66の厚さをテーパ状に薄くしているので、導波光がp型Al0.3Ga0.7As上部クラッド層67内に染み出し、垂直方向のスポットサイズが拡大する。これにより、光ファイバやシリコン導波路などの他導波路との結合効率及びトレランスが改善する。また、量子ドット活性層をエッチングすることなく、簡易な方法で制御性良くリッジ導波路を形成することができる。なお、この実施例2においては、上部クラッド層全体の屈折率が上記の実施例1より小さくなっているので、上下のクラッド層の屈折率のバランスを取るために、下部クラッド層のAl組成比を0.35にしている。
ここで、実施例1及び実施例2を含む本発明の実施の形態に関して、以下の付記を付す。
(付記1)GaAs基板と、前記GaAs基板上に順次設けられた第1導電型の下部クラッド層と、量子ドット層を含む活性層と、前記第1導電型とは反対導電型の第2導電型の上部クラッド層とを有し、前記上部クラッド層が、前記活性層側から第1上部クラッド層と、前記第1上部クラッド層より屈折率の高い第2上部クラッド層からなり、前記第1上部クラッド層は、導波路出射側領域において出射端に近いほど厚さが薄く、且つ、導波路出射側領域において出射端に近いほど幅が広がり、リッジ導波路型の電流狭窄構造を有することを特徴とする光半導体素子。
(付記2)前記第1上部クラッド層と屈折率と前記第2上部クラッド層の屈折率の差が0.15〜0.25であることを特徴とする付記1に記載の光半導体素子。
(付記3)前記量子ドット層を含む活性層がノンドープ層で挟まれた第2導電型の変調ドープ層を有していることを特徴とする付記1または付記2に記載の光半導体素子。
(付記4)前記下部クラッド層と前記活性層との間に光ガイド層を有し、且つ、前記活性層と前記第1上部クラッド層との間に光ガイド層を有することを特徴とする付記1乃至付記3のいずれかに記載の光半導体素子。
(付記5)前記第1上部クラッド層がIn0.49Ga0.51Pからなり、且つ、前記第2上部クラッド層がAlGa1−xAs(但し、0<x≦0.5)からなることを特徴とする付記1乃至付記4のいずれかに記載の光半導体素子。
(付記6)前記第1上部クラッド層がAlGa1−yAs(但し、0.7≦y≦1.0)からなり、且つ、前記第2上部クラッド層がAlGa1−zAs (但し、0<z<0.7) からなることを特徴とする付記1乃至付記4のいずれかに記載の光半導体素子。
(付記7)GaAs基板上に少なくとも第1導電型の下部クラッド層と量子ドット層を含む活性層とを含む第1の積層構造を順次成長する工程と、前記第1の積層構造の表面にストライプ状開口部を有する選択成長マスクをスポットサイズ変換器形成領域を覆わないように設ける工程と、前記選択成長マスクをマスクとして前記第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1上部クラッド層を形成する工程と、前記選択成長マスクを除去したのち、前記第1上部クラッド層より屈折率の高い第2導電型の第2上部クラッド層を少なくとも含む第2の積層構造を成長する工程と、前記第2の積層構造成長層の表面に前記スポットサイズ変換器形成領域において、出射端面側がテーパ状に拡大するとともに、前記スポットサイズ変換器形成領域以外の領域では一定の幅のストライプ状のハードマスクを形成する工程と、前記ハードマスクをマスクとして、前記第2上部クラッド層に対するエッチングレートが前記第1上部クラッド層に対するエッチングレートより高い第1のエッチング液で前記第2上部クラッド層を選択的にエッチングしたのち、前記ハードマスクをマスクとして、前記第1上部クラッド層に対するエッチングレートが前記第2上部クラッド層に対するエッチングレートより高い第2のエッチング液で前記第1上部クラッド層を選択的にエッチングしてリッジ構造を形成する工程とを有することを特徴とする光半導体素子の製造方法。
(付記8)前記第1上部クラッド層がIn0.49Ga0.51Pからなり、且つ、前記第2上部クラッド層がAlGa1−xAs(但し、0<x≦0.5)からなり、前記第1のエッチング液が、リン酸と過酸化水素水と水の混合液であり、前記第2のエッチング液が塩酸と酢酸の混合液であることを特徴とする付記7に記載の光半導体素子の製造方法。
(付記9)前記第1上部クラッド層がAlGa1−yAs(但し、0.7≦y≦1.0)からなり、且つ、前記第2上部クラッド層がAlGa1−zAs (但し、0<z<0.7) からなり、前記第1のエッチング液が、酒石酸と過酸化水素水の混合液であり、前記第2のエッチング液がフッ酸であることを特徴とする付記7に記載の光半導体素子の製造方法。
11 GaAs基板
12 下部クラッド層
13 光ガイド層
14 活性層
15 光ガイド層
16 第1上部クラッド層
17 第2上部クラッド層
18 コンタクト層
19 保護層
20 基板側電極
21 リッジ側電極
31,61 n型GaAs基板
32 n型Al0.2Ga0.8As下部クラッド層
33,63 i型GaAs下部光ガイド層
34,65 i型GaAs上部光ガイド層
35,39 SiO膜パターン
36 p型In0.49Ga0.51P上部クラッド層
37 p型Al0.15Ga0.85As上部クラッド層
38,68 p型GaAsコンタクト層
40,64 量子ドット活性層
41,45 i型GaAs層
42 i型InAs濡層
43 i型InAs量子ドット
44 i型In0.15Ga0.85As歪緩和層
46 p型GaAs変調ドープ層
51,69 SiO
52,70 n側電極
53,71 p側電極
62 n型Al0.35Ga0.65As下部クラッド層
66 p型Al0.7Ga0.3As上部クラッド層
67 p型Al0.3Ga0.7As上部クラッド層

Claims (5)

  1. GaAs基板と、
    前記GaAs基板上に順次設けられた第1導電型の下部クラッド層と、量子ドット層を含む活性層と、前記第1導電型とは反対導電型の第2導電型の上部クラッド層と
    を有し、
    前記上部クラッド層が、前記活性層側から第1上部クラッド層と、前記第1上部クラッド層より屈折率の高い第2上部クラッド層からなり、
    前記第1上部クラッド層は、導波路出射側領域において出射端に近いほど厚さが薄く、且つ、導波路出射側領域において出射端に近いほど幅が広がり、リッジ導波路型の電流狭窄構造を有することを特徴とする光半導体素子。
  2. 前記第1上部クラッド層と屈折率と前記第2上部クラッド層の屈折率の差が0.15〜0.25であることを特徴とする請求項1に記載の光半導体素子。
  3. 前記第1上部クラッド層がIn0.49Ga0.51Pからなり、且つ、前記第2上部クラッド層がAlGa1−xAs(但し、0<x≦0.5)からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光半導体素子。
  4. 前記第1上部クラッド層がAlGa1−yAs(但し、0.7≦y≦1.0)からなり、且つ、前記第2上部クラッド層がAlGa1−zAs (但し、0<z<0.7) からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光半導体素子。
  5. GaAs基板上に少なくとも第1導電型の下部クラッド層と量子ドット層を含む活性層とを含む第1の積層構造を順次成長する工程と、
    前記第1の積層構造の表面にストライプ状開口部を有する選択成長マスクをスポットサイズ変換器形成領域を覆わないように設ける工程と、
    前記選択成長マスクをマスクとして前記第1導電型と反対導電型の第2導電型の第1上部クラッド層を形成する工程と、
    前記選択成長マスクを除去したのち、前記第1上部クラッド層より屈折率の高い第2導電型の第2上部クラッド層を少なくとも含む第2の積層構造を成長する工程と、
    前記第2の積層構造成長層の表面に前記スポットサイズ変換器形成領域において、出射端面側がテーパ状に拡大するとともに、前記スポットサイズ変換器形成領域以外の領域では一定の幅のストライプ状のハードマスクを形成する工程と、
    前記ハードマスクをマスクとして、前記第2上部クラッド層に対するエッチングレートが前記第1上部クラッド層に対するエッチングレートより高い第1のエッチング液で前記第2上部クラッド層を選択的にエッチングしたのち、前記ハードマスクをマスクとして、前記第1上部クラッド層に対するエッチングレートが前記第2上部クラッド層に対するエッチングレートより高い第2のエッチング液で前記第1上部クラッド層を選択的にエッチングしてリッジ構造を形成する工程と
    を有することを特徴とする光半導体素子の製造方法。
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