JP2015138420A - 駆動制御装置、駆動装置、および、駆動制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動制御装置4は、被駆動体2の現在の速度を速度指令の速度と比較する速度比較部47での比較結果に基づいて被駆動体2の速度補償を行う速度補償部48を備え、速度補償部48は、被駆動体2の位置と、被駆動体2が所定の位置に存在するときのモータ3の負荷トルクに応じて変動する位置情報対応可変ゲインとの関係を表す位置情報対応速度ゲイン情報に基づいて、被駆動体2の現在の位置に対応する位置情報対応可変ゲインを設定する位置情報対応速度ゲイン設定部53と、速度比較部47での比較結果と位置情報対応速度ゲイン設定部53が設定した位置情報対応可変ゲインとに基づいて、速度補償を行う速度補償処理部55とを備える。
【選択図】図2
Description
そして、モータを介して被駆動体を駆動する際には、位置指令と位置フィードバック信号とに基づいて、速度指令を求める。また、被駆動体の加速度を検出し、この検出した加速度に基づいて、補正値を求める。次に、速度指令から補正値を減じて、補正された速度指令を求めた後、補正された速度指令と速度フィードバック信号とに基づいて、電流指令を求める。そして、電流指令と電流フィードバック信号とに基づいて、モータへの指令を求め、この指令に基づきモータを介して被駆動体を駆動する。
なお、駆動手段の負荷トルクが被駆動体の位置によって変動する要因としては、ばねやごむ等による弾性力、被駆動体を移動させるスライダやガイドにできてしまった傷や突起、磁力や風力等の外部から作用する力、他の物体との間の摩擦力等が例示できる。
また、被駆動体の現在の速度に応じて速度補償を行う速度フィードバック制御を行う構成においては、被駆動体が一定速度で駆動するように上記フィードバック制御を行うと、被駆動体が所定の位置に存在するときの駆動手段の負荷トルクに応じて、供給電流が変動する。この関係を利用するだけの簡単な方法で、駆動制御装置が位置情報対応速度ゲイン情報を生成することができる。
また、速度フィードバック制御を行う構成においては、被駆動体が一定速度で駆動するように上記フィードバック制御を行うと、被駆動体が所定の速度で駆動するときの駆動手段の負荷トルクに応じて、供給電流が変動する。この関係を利用するだけの簡単な方法で、駆動制御装置が速度情報対応速度ゲイン情報を生成することができる。
図1に示すように、本実施形態の駆動装置1は、被駆動体2を駆動する駆動手段としてのモータ3と、所定の速度指令に基づいてモータ3を制御する駆動制御装置4とを備えている。
さらに、被駆動体2には、読取ヘッド24が設けられている。この読取ヘッド24は、ガイド21に沿って設けられたスケール25の値を読み取り、この読み取った被駆動体2の位置信号を駆動制御装置4へ出力する。
また、モータ3は、被駆動体2を壁Wに対して進退させる送り機構30を構成している。
この送り機構30は、モータ3により回転する送りねじ軸31と、スライダ22の下面に設置された送りねじ受け32と、送りねじ軸31の回転角度を検出するエンコーダ33とを備えている。エンコーダ33は、検出した送りねじ軸31の回転角度信号を駆動制御装置4へ出力する。
位置指令部41は、被駆動体2を所定の位置に移動させるための位置指令を出力する。
第1カウンタ42は、読取ヘッド24からの信号をカウントし、被駆動体2の現在の位置として出力する(位置フィードバック)。
位置比較部43は、位置指令部41からの位置指令の位置と、第1カウンタ42からの被駆動体2の現在の位置との偏差を演算し、この演算結果を出力する。
位置制御部44は、位置比較部43で演算された偏差を速度指令として出力する。
微分部46は、第2カウンタ45からの回転角度を微分して、被駆動体2の現在の速度として出力する(速度フィードバック)。
速度比較部47は、位置制御部44からの速度指令と、微分部46からの被駆動体2の現在の速度との偏差を演算し、この演算結果を出力する。
速度情報対応速度ゲイン記憶部51は、被駆動体2の速度と、被駆動体2が所定の速度で駆動するときのモータ3の負荷トルクに応じて変動する可変ゲインとしての速度情報対応可変ゲインKvvとの関係を表す速度情報対応速度ゲイン情報を記憶する。
ゲイン情報生成部52は、位置情報対応速度ゲイン情報と速度情報対応速度ゲイン情報とを生成し、位置情報対応速度ゲイン記憶部50と速度情報対応速度ゲイン記憶部51とにそれぞれ記憶する。
なお、位置情報対応速度ゲイン情報および位置情報対応速度ゲイン情報の内容と生成方法については、後述する。
速度情報対応速度ゲイン設定部54は、速度情報対応速度ゲイン記憶部51に記憶された速度情報対応速度ゲイン情報に基づいて、微分部46から入力される被駆動体2の現在の速度に対応する速度情報対応可変ゲインKvvを設定する。
第2乗算部57は、第1乗算部56での乗算結果に対して、速度情報対応速度ゲイン設定部54から出力されたゲインを乗算し、その乗算結果を速度制御部58へ出力する。
速度制御部58は、被駆動体2を駆動する供給電流を電流指令として出力する。
電力変換部60は、速度補償結果である電流指令に基づいて、モータ3に電流を流す。
また、速度比較部47と、第1乗算部56と、第2乗算部57と、速度制御部58と、電力変換部60と、モータ3と、エンコーダ33と、第2カウンタ45と、微分部46とは、微分部46からの速度フィードバックが、位置制御部44からの速度指令の速度に一致するように、モータ3を駆動させる速度制御ループRVを構成する。
さらに、電力変換部60は、速度制御部58からの電流指令の電流に一致するように、モータ3に電流を流す。
次に、駆動装置1の動作について説明する。
まず、被駆動体2を駆動するモータ3と駆動制御装置4とが接続されると、駆動制御装置4は、位置情報対応速度ゲイン情報および速度情報対応速度ゲイン情報を生成する。
駆動制御装置4のゲイン情報生成部52は、速度情報対応速度ゲイン情報を生成するとき、位置情報対応速度ゲイン設定部53と速度情報対応速度ゲイン設定部54とに対し「1」のゲインを設定するように制御する。
その後、駆動制御装置4は、被駆動体2の可動範囲において第1速度V1の等速で被駆動体2を駆動するように、モータ3に対して位置フィードバック制御および速度フィードバック制御を行う。このとき、第1カウンタ42からの位置フィードバックが、位置比較部43と位置情報対応速度ゲイン設定部53とに入力される。位置情報対応速度ゲイン設定部53は、第1カウンタ42からの位置フィードバックが入力されたとき、被駆動体2の現在の位置にかかわらず、ゲインを「1」に設定して第1乗算部56へ出力する。また、微分部46からの速度フィードバックが、速度比較部47と速度情報対応速度ゲイン設定部54とに入力される。速度情報対応速度ゲイン設定部54は、微分部46からの速度フィードバックが入力されたとき、被駆動体2の現在の速度にかかわらず、ゲインを「1」に設定して第2乗算部57へ出力する。その結果、速度比較部47から出力される速度偏差の演算結果に対し、第1乗算部56および第2乗算部57において、それぞれ「1」が乗算され、速度制御部58へ出力される。すなわち、速度比較部47からの演算結果が、そのまま速度制御部58へ出力される。
このような制御により、図3に二点鎖線で示すように、被駆動体2の速度が0から第2速度V2に到達すると、第2速度V2を維持するためにプラスの第2電流I2を流し、被駆動体2の速度を0に下げるときには、マイナスの電流を流す。
この後、ゲイン情報生成部52は、図4に示すグラフの傾き(変化率)から、被駆動体2の速度が0のときに速度情報対応可変ゲインKvvが1となるような正規化を行い、図5に示すようなグラフを速度情報対応速度ゲイン情報として生成する。なお、被駆動体2の速度が0のときに速度情報対応可変ゲインKvvが1を超える値、または、1未満の値となるような正規化を行ってもよい。そして、ゲイン情報生成部52は、速度情報対応速度ゲイン情報を速度情報対応速度ゲイン記憶部51に記憶させる。
この速度情報対応速度ゲイン情報により、被駆動体2の速度が速くなるほどモータ3の負荷トルクが大きくなることに対応して、速度情報対応可変ゲインKvvが大きく設定される。
なお、速度情報対応速度ゲイン情報は、図5に示すようなグラフであってもよいし、このグラフを式やテーブルで表したものであってもよい。
また、例えば、被駆動体2を第1速度V1の等速で駆動させるために、モータ3に流す電流が一定でない場合には、第1速度V1で駆動している間の平均電流を第1電流I1として用いて、速度情報対応速度ゲイン情報を生成してもよい。
駆動制御装置4のゲイン情報生成部52は、位置情報対応速度ゲイン情報を生成するとき、速度情報対応速度ゲイン情報の生成時と同様に、位置情報対応速度ゲイン設定部53と速度情報対応速度ゲイン設定部54とに対し「1」のゲインを設定するように制御する。
その後、駆動制御装置4は、被駆動体2の可動範囲において所定速度の等速で被駆動体2を駆動するように、モータ3に対して位置フィードバック制御および速度フィードバック制御を行う。このとき、速度情報対応速度ゲイン情報の生成の時と同じように、速度比較部47からの演算結果が、そのまま速度制御部58へ出力される。
被駆動体2の位置によってモータ3の負荷トルクが変動する場合、被駆動体2を所定速度Vで駆動するような制御を行うと、モータ3の負荷トルクが大きいときには被駆動体2に大きい電流を流し、負荷トルクが小さいときには被駆動体2に小さい電流を流すため、図6に示すように、負荷トルクの変動に応じてモータ3に流す電流も変動する。
この位置情報対応速度ゲイン情報により、被駆動体2の位置によってモータ3の負荷トルクが変動することに対応して、位置情報対応可変ゲインKvpが設定される。
なお、位置情報対応速度ゲイン情報は、図7に示すようなグラフであってもよいし、このグラフを式やテーブルで表したものであってもよい。
位置情報対応速度ゲイン情報および速度情報対応速度ゲイン情報が位置情報対応速度ゲイン記憶部50および速度情報対応速度ゲイン記憶部51に記憶されると、駆動制御装置4は、位置指令部41からの位置指令に基づいて、モータ3を制御する。
具体的に、駆動制御装置4のゲイン情報生成部52は、位置情報対応速度ゲイン設定部53と速度情報対応速度ゲイン設定部54とに対し、位置情報対応速度ゲイン情報と速度情報対応速度ゲイン情報とに基づいて、位置情報対応可変ゲインKvpと速度情報対応可変ゲインKvvとを設定するように制御する。
この後、駆動制御装置4は、位置指令部41からの位置指令に基づいて、モータ3に対する位置フィードバック制御および速度フィードバック制御を行う。
第1カウンタ42からの位置フィードバックが位置比較部43と位置情報対応速度ゲイン設定部53とに入力されると、位置情報対応速度ゲイン設定部53は、図7に示すような位置情報対応速度ゲイン情報に基づいて、被駆動体2の現在の位置に対応する位置情報対応可変ゲインKvpを設定し、この設定した位置情報対応可変ゲインKvpを第1乗算部56へ出力する。また、微分部46からの速度フィードバックが速度比較部47と速度情報対応速度ゲイン設定部54とに入力されると、速度情報対応速度ゲイン設定部54は、図5に示すような速度情報対応速度ゲイン情報に基づいて、被駆動体2の現在の速度に対応する速度情報対応可変ゲインKvvを設定し、この設定した速度情報対応可変ゲインKvvを第2乗算部57へ出力する。
本実施形態によれば、被駆動体2の位置および速度に応じてモータ3の負荷トルクが変動するような場合であっても、この負荷トルクの大きさに応じた位置情報対応可変ゲインKvpおよび速度情報対応可変ゲインKvvに基づきモータ3を制御することができる。したがって、位置によらずに被駆動体2を一定速度で移動させる場合、位置によって異なる速度で移動させる場合のいずれであっても、被駆動体2の速度制御性能を安定させることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は、本発明に含まれる。
また、駆動制御装置4にゲイン情報生成部52を設けずに、外部の装置においてシミュレーションや実験等により生成した位置情報対応速度ゲイン情報および速度情報対応速度ゲイン情報を、位置情報対応速度ゲイン記憶部50および速度情報対応速度ゲイン記憶部51に記憶させてもよい。
また、速度情報対応速度ゲイン情報を生成するときに、2種類の速度の等速で被駆動体2を駆動するようにフィードバック制御を行ったが、3種類以上の速度の等速で被駆動体2を駆動するようにフィードバック制御を行ってもよい。
さらに、本発明の駆動手段は、被駆動体を直線状、曲線状、螺旋状等いずれの状態で移動させるものであってもよい。
2…被駆動体
3…モータ(駆動手段)
4…駆動制御装置
47…速度比較部
48…速度補償部
49…電流供給部
50…位置情報対応速度ゲイン記憶部
51…速度情報対応速度ゲイン記憶部
52…ゲイン情報生成部(位置情報対応速度ゲイン情報生成部、速度情報対応速度ゲイン情報生成部)
53…位置情報対応速度ゲイン設定部
54…速度情報対応速度ゲイン設定部
55…速度補償処理部(補償処理部)
58…速度制御部
60…電力変換部
Claims (8)
- 被駆動体を駆動する駆動手段を、所定の速度指令に基づいて制御する駆動制御装置であって、
前記被駆動体の現在の速度を前記速度指令の速度と比較する速度比較部と、
この速度比較部での比較結果に基づいて前記被駆動体の速度補償を行う速度補償部と、
この速度補償部での速度補償結果に基づいて、前記駆動手段を制御する電流供給部とを備え、
前記速度補償部は、
前記被駆動体の位置と、前記被駆動体が所定の位置に存在するときの前記駆動手段の負荷トルクに応じて変動する可変ゲインとの関係を表す位置情報対応速度ゲイン情報を記憶する位置情報対応速度ゲイン記憶部と、
前記位置情報対応速度ゲイン情報に基づいて、前記被駆動体の現在の位置に対応する可変ゲインを設定する可変ゲイン設定部と、
前記速度比較部での比較結果と前記可変ゲイン設定部が設定した可変ゲインとに基づいて、前記速度補償を行う補償処理部とを備えることを特徴とする駆動制御装置。 - 請求項1に記載の駆動制御装置において、
前記速度補償部は、前記位置情報対応速度ゲイン情報を生成する位置情報対応速度ゲイン情報生成部を備え、
前記電流供給部は、前記速度補償結果を電流指令として取得し、この取得した電流指令に基づいて、前記駆動手段へ電流を供給する電力変換部を備え、
前記位置情報対応速度ゲイン情報生成部は、前記被駆動体を一定速度で駆動するように速度補償を行ったときの、前記駆動手段の供給電流と前記被駆動体の位置との関係に基づいて、前記位置情報対応速度ゲイン情報を生成することを特徴とする駆動制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の駆動制御装置において、
前記速度補償部は、前記被駆動体の速度と、前記被駆動体が所定の速度で駆動するときの前記駆動手段の負荷トルクに応じて変動する可変ゲインとの関係を表す速度情報対応速度ゲイン情報を記憶する速度情報対応速度ゲイン記憶部を備え、
前記可変ゲイン設定部は、前記速度情報対応速度ゲイン情報に基づいて、前記被駆動体の現在の速度に対応する可変ゲインを設定することを特徴とする駆動制御装置。 - 被駆動体を駆動する駆動手段を、所定の速度指令に基づいて制御する駆動制御装置であって、
前記被駆動体の現在の速度を前記速度指令の速度と比較する速度比較部と、
この速度比較部での比較結果に基づいて前記被駆動体の速度補償を行う速度補償部と、
この速度補償部での速度補償結果に基づいて、前記駆動手段を制御する電流供給部とを備え、
前記速度補償部は、
前記被駆動体の速度と、前記被駆動体が所定の速度で駆動するときの前記駆動手段の負荷トルクに応じて変動する可変ゲインとの関係を表す速度情報対応速度ゲイン情報を記憶する速度情報対応速度ゲイン記憶部と、
前記速度情報対応速度ゲイン情報に基づいて、前記被駆動体の現在の速度に対応する可変ゲインを設定する可変ゲイン設定部と、
前記速度比較部での比較結果と前記可変ゲイン設定部が設定した可変ゲインとに基づいて、前記速度補償を行う補償処理部とを備えることを特徴とする駆動制御装置。 - 請求項3または請求項4に記載の駆動制御装置において、
前記速度補償部は、前記速度情報対応速度ゲイン情報を生成する速度情報対応速度ゲイン情報生成部を備え、
前記電流供給部は、前記速度補償結果を電流指令として取得し、この取得した電流指令に基づいて、前記駆動手段へ電流を供給する電力変換部を備え、
前記速度情報対応速度ゲイン情報生成部は、前記被駆動体を第1速度で駆動するように速度補償を行ったときの前記駆動手段の供給電流と、前記被駆動体を第2速度で駆動するように速度補償を行ったときの前記駆動手段の供給電流との関係に基づいて、前記速度情報対応速度ゲイン情報を生成することを特徴とする駆動制御装置。 - 被駆動体を駆動する駆動手段と、
所定の速度指令に基づいて前記駆動手段を制御する請求項1から請求項5のいずれかに記載の駆動制御装置とを備えることを特徴とする駆動装置。 - 被駆動体を駆動する駆動手段を、所定の速度指令に基づいて制御する駆動制御方法であって、
前記被駆動体の位置と、前記被駆動体が所定の位置に存在するときの前記駆動手段の負荷トルクに応じて変動する可変ゲインとの関係を表す位置情報対応速度ゲイン情報を記憶する位置情報対応速度ゲイン記憶部を用い、
前記被駆動体の現在の速度を前記速度指令の速度と比較する速度比較工程と、
前記位置情報対応速度ゲイン情報に基づいて、前記被駆動体の現在の位置に対応する可変ゲインを設定する可変ゲイン設定工程と、
前記速度比較工程での比較結果と前記可変ゲイン設定工程で設定した可変ゲインとに基づいて、前記被駆動体の速度補償を行う速度補償工程と、
この速度補償工程での速度補償結果に基づいて、前記駆動手段を制御する駆動制御工程とを実行することを特徴とする駆動制御方法。 - 被駆動体を駆動する駆動手段を、所定の速度指令に基づいて制御する駆動制御方法であって、
前記被駆動体の速度と、前記被駆動体が所定の速度で駆動するときの前記駆動手段の負荷トルクに応じて変動する可変ゲインとの関係を表す速度情報対応速度ゲイン情報を記憶する速度情報対応速度ゲイン記憶部を用い、
前記被駆動体の現在の速度を前記速度指令の速度と比較する速度比較工程と、
前記速度情報対応速度ゲイン情報に基づいて、前記被駆動体の現在の速度に対応する可変ゲインを設定する可変ゲイン設定工程と、
前記速度比較工程での比較結果と前記可変ゲイン設定工程で設定した可変ゲインとに基づいて、前記被駆動体の速度補償を行う速度補償工程と、
この速度補償工程での速度補償結果に基づいて、前記駆動手段を制御する駆動制御工程とを実行することを特徴とする駆動制御方法。
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