JP2015137324A - 加熱濃縮によるポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の回収方法 - Google Patents

加熱濃縮によるポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の回収方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子分散液からポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子を短時間で回収する方法を提供する。【解決手段】N−メチル−2−ピロリジノン100質量部に対して水50〜200質量部、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子1〜10質量部を含む分散液を、N−メチル−2−ピロリジノン100質量部に対して水5〜70質量部まで加熱濃縮した後、固液分離することを特徴とするポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の回収方法【選択図】なし

Description

本発明は、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子分散液からのポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の回収方法に関する。
ポリフェニレンサルファイド(以下、PPSと略すことがある)樹脂は、優れた耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性、電気絶縁性などエンジニアリングプラスチックとして好適な性質を有しており、射出成形、押出成形用途を中心として各種電気・電子部品、機械部品及び自動車部品などに使用されている。このような優れた各種特性を持ったPPS樹脂およびその微粒子分散液は、塗料分野、接着材料分野、自動車分野、電子材料分野などにおいての需要が高く、近年、PPS樹脂微粒子分散液を得る方法が報告されている(特許文献1参照)。また、PPS樹脂微粒子分散液の分散媒には、用途に応じて水のみならず、非水系溶媒、例えば、イソプロピルアルコール等のアルコール系溶媒、メチルエチルケトン(以下、MEKと略すことがある)、メチルイソブチルケトン(以下、MIBKと略すことがある)等のケトン系溶媒、N−メチル−2−ピロリジノン(以下、NMPと略すことがある)等のアミド系溶媒、トルエン等の炭化水素系溶媒等が使用されている(特許文献2参照)。
特許文献1記載のPPS樹脂微粒子の製造方法は、PPSをNMP等の有機溶媒に溶解させた後、フラッシュ冷却させることによりPPS樹脂微粒子分散液(以下、フラッシュ冷却後のPPS樹脂微粒子分散液をフラッシュ液と略することがある)を得る方法である。
この方法では、フラッシュ冷却後のPPS樹脂微粒子分散液をそのまま機械的粉砕もしくは機械的分散に供することもできるが、PPS樹脂微粒子を凝集させた後、単離してウエットケークとすることにより、フラッシュ液の分散媒とは異なる分散媒のPPS樹脂微粒子分散液を作製することができる。例えば、フラッシュ液を凝集させ、脱液後、水で洗浄することによりPPS樹脂微粒子の水ウエットケークが得られる。このウエットケークを界面活性剤の水溶液に懸濁させ、機械的分散することによりPPS樹脂微粒子水分散液が得られる。凝集方法としては、経時的に凝集させる自然凝集法、加熱と冷却による凝集法、無機金属塩や有機金属塩(以下、無機金属塩や有機金属塩を塩析剤と略すことがある)の塩析による凝集法などを用いることができるが、これらの凝集法ではフラッシュ液からの微粒子を回収するのに長時間を要していた。
近年、PPS樹脂および微粒子分散液が、その優れた特性からエンジニアリングプラスチックとして多様な分野で使用されている中、顧客数や需要の高い用途へのサンプル評価を進めるためには、これまでの凝集方法では生産能力が不十分であった。
国際公開第2009/119466号 特開2011−122108号公報
本発明は、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子分散液から、短時間でPPS樹脂微粒子を回収する方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、驚くべきことにフラッシュ液から所定の割合の水を揮発させて濃縮させることにより、極めて短時間の固液分離でPPS樹脂微粒子のウエットケークを回収することができることを見出し、本発明に至った。
第1の発明は、N−メチル−2−ピロリジノン100質量部に対して水50〜200質量部、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子1〜10質量部を含む分散液を、N−メチル−2−ピロリジノン100質量部に対して水が5〜70質量部になるまで加熱濃縮した後、固液分離することを特徴とするポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の回収方法である。
第2の発明は、加熱濃縮を100〜150℃の温度で行うことを特徴とする。
第3の発明は、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の平均1次粒径が30nm以上300nm以下であることを特徴とする。
本発明を用いることにより、ボトルネックであった固液分離工程を短時間で行うことができ、高い需要量にも堪えうる生産体制を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[原料のPPS樹脂]
本発明におけるPPS樹脂とは、化学式(1)
Figure 2015137324
に示す繰り返し単位を主要構成単位とするホモポリマーまたはコポリマーである。Arとしては化学式(2)〜(4)
Figure 2015137324
(化学式(2)〜(4)中、R、Rは、水素、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン基から選ばれる基である)などがあげられる。化学式(1)の繰り返しを主要構成単位とする限り、下記化学式(5)等で表される分岐結合または架橋結合や、化学式(6)〜(14)(化学式(8)〜(16)中、R、Rは、水素、アルキル基、アルコキシル基、ハロゲン基から選ばれる基である)で表される共重合成分を30モル%以下、好ましくは10モル%以下の割合で含むこともできる。
Figure 2015137324
Figure 2015137324
PPS樹脂としては、ポリマーの主構成単位として化学式(15)
Figure 2015137324
で示されるp−フェニレンサルファイドを70モル%以上、なかでも90モル%以上含有するPPSが特に好ましく用いられる。このようなPPSとしては、ジハロゲン芳香族化合物とアルカリ金属硫化物よりN−アルキルアミド溶媒中で、通常用いられる方法によって合成されたものを用いることができる。例えば、特公昭45−3368号公報に記載された製造方法により得られる比較的分子量の小さいPPSおよびこれを酸素雰囲気下において加熱あるいは過酸化物等の架橋剤を添加して、過熱することにより高重合度化する方法がある。また特公昭52−12240号公報記載の本質的に線状で高分子量のPPS樹脂を得る方法がある。
高品質のPPS樹脂微粒子を製造するためには、無機イオンの含有量ができるだけ少ないPPS樹脂を原料とすることが特に好ましい。そのため、上記方法により製造されたPPS樹脂は、洗浄等の方法により無機塩などの副生物を除いて使用することが好ましい。洗浄方法は、通常行われる方法でよい。なお、副生物を除くタイミングは重合後に行ってもよいし、後述する工程のいずれで行ってもよいが、後述の溶解工程の前に行うことが好ましい。なお、上記方法により製造されたPPS樹脂は、副生成物を除いた後に結晶加速度を制御するために洗浄あるいは金属水溶液で処理することがある。例えば、特開平10−60113号公報ではpH7未満の無機酸および/または有機酸洗浄により金属イオン含有量を低減させたPPS樹脂の製造方法が開示されている。また、特開2002−332351号公報では、周期表の第II属の金属元素を含む水溶液で処理する方法が開示されている。本発明に用いるPPS樹脂は、上記の重合後に通常の洗浄方法によって副生成物を除いたPPS樹脂、酸洗浄を行ったPPS樹脂、周期表の第II属の金属元素を含む水溶液で処理したPPS樹脂のいずれをも用いることができる。その他、米国特許第5,869,599号明細書、国際公開第07/034800号に記載されたような方法で合成されたものも用いることができる。
[PPS樹脂微粒子の製造]
本発明に用いるPPS樹脂微粒子は、上記PPS樹脂を下記の工程(a)、(b)を含む工程を経て製造することが好ましい。
(a)PPS樹脂を有機溶媒中で加熱してPPS樹脂の溶解液とする工程(溶解工程)
(b)前記溶解液をフラッシュ冷却してPPS樹脂の微粒子を析出させる工程(析出工程)
[溶解工程]
溶解工程では、溶解槽内の有機溶媒中でPPS樹脂を加熱して溶解させる。本発明で使用するPPS樹脂の形態は特に問わないが、具体的に例示するならば粉体、顆粒、ペレット、繊維、フィルム、成形品等があげられる。操作性及び溶解に要する時間を短縮させる観点から、粉末、顆粒、ペレットが望ましく、特に粉末のPPS樹脂が好ましい。ここで、目的とするPPS樹脂微粒子およびその分散液を水溶性塗料等に使用する場合等、共存する無機イオンによる装置の腐食を防止するために、無機イオンを含有していない粉末、顆粒、ペレット状のPPS樹脂が特に好ましい。
本工程で使用する有機溶媒は、PPS樹脂が溶解する溶媒であれば何れも使用できる。具体的には、クロロホルム等のアルキルハロゲン化物、o−ジクロロベンゼンや1−クロロナフタレン等の芳香族ハロゲン化物、N−メチル−2−ピロリジノン等のN−アルキルピロリドン類、N−メチル−ε−カプロラクタム等のN−アルキルカプロラクタム類、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、N,N−ジメチルアセトアミド(以下、DMAcと略する)、N,N−ジメチルホルムアミド(以下、DMFと略する)、ヘキサメチルリン酸トリアミド、ジメチルスルホキシド(以下、DMSOと略する)、ジメチルスルホン、テトラメチレンスルホン等の極性溶媒の中から少なくとも一種選ばれる溶媒が挙げられる。この中でも、PPS樹脂の溶解度の点で特にNMPが好ましい。
上記有機溶媒に対するPPS樹脂の仕込濃度は、所定温度で未溶解PPS樹脂や溶融状態のPPS樹脂が存在すると、フラッシュ冷却後、粗粒あるいは塊状物となって、フラッシュ冷却した有機溶媒中に存在するが、これらはろ過や遠心分離等の操作により容易に除去できるので特に制限はない。通常は有機溶媒100質量部に対しPPS樹脂0.1〜10質量部、好ましくは 0.5〜10質量部である。この範囲であれば、工業生産に適用可能である。本発明においては前記有機溶媒にPPS樹脂を仕込み、加熱溶解させた後、PPS樹脂溶解液を、後述する析出工程においてPPS樹脂微粒子を析出させる他の容器、または他の容器内の析出用溶媒中にフラッシュ冷却する。
溶解工程の溶解槽の雰囲気は、空気雰囲気下、不活性ガス雰囲気下、あるいは溶媒蒸気の雰囲気下のいずれでも良いが、PPS樹脂の分解、劣化を抑制するため、更には安全に作業を進めるために酸素ガス濃度を低くする方が好ましい。ここで、不活性ガスとしては、窒素ガス、二酸化炭素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガスなどが挙げられるが、経済性、入手容易性を勘案して、窒素ガス、アルゴンガス、二酸化炭素ガスが好ましく、特に好ましくは窒素ガスあるいはアルゴンガスが用いられる。また、溶媒蒸気の雰囲気下とする方法としては、(1)溶解槽を減圧または真空にして空気を除去した後に溶解槽を昇温する方法、(2)溶解槽内の空気を吸引しつつ、昇温し、溶媒蒸気が充満した状態になったところで吸引を止める方法、(3)溶解槽内の空気を吸引しつつ、溶媒蒸気が充満した状態になったところで吸引を止めるなどの方法、(4)溶解槽内の空気を吸引しつつ、溶媒と同種の蒸気を反応槽中に吹き込む方法、あるいはこれらを組合せた方法が挙げられ、それにより溶解槽内を気化した溶媒蒸気の雰囲気にすることができる。なお、(2)〜(4)の方法を採用する場合は溶解槽内の溶媒の量を把握しておくことが望ましい。
溶解方法は特に限定しないが、溶解槽として使用する所定の容器にPPS樹脂、有機溶媒を入れ、撹拌しながら加熱する。粒径の揃ったPPS樹脂微粒子を製造するにはPPS樹脂を有機溶媒に完全溶解させてから、フラッシュ冷却して析出させる方法が好ましいが、未溶解PPS樹脂や溶融状態のPPS樹脂が存在してもよい。溶媒沸点でPPS樹脂を溶解させ、その希薄溶液から析出させることもできるが、PPS樹脂は有機溶媒に対する溶解度が小さいので、オートクレーブ等の耐圧容器中で溶媒の沸点以上からPPS樹脂の分解点未満に加熱して溶解する方法が好ましい。
溶解温度は使用する有機溶媒の種類やPPS樹脂の濃度によって異なるが、通常は200℃〜400℃で、好ましくは220℃〜320℃である。温度が高いとPPS樹脂が分解する。また、200℃未満ではPPS樹脂を溶解するために大量の有機溶媒を使用することになる。
溶解時間は有機溶媒の種類、PPS樹脂の仕込濃度、溶解温度によって異なるが、通常、10分〜10時間であり、好ましくは、20分〜8時間、より好ましくは30分〜5時間の範囲である。
上記操作により、PPS樹脂を有機溶媒に溶解させることができる。ここで、オートクレーブ等の耐圧容器中で溶解させる場合、構造上の理由により未溶解樹脂の有無や、溶解せずに溶融状態にある樹脂の有無を直接確認できない場合がある。かかる場合は、引き続いて実施する析出工程で析出するPPS樹脂微粒子が、溶解前のPPS樹脂と形状や粒径等が相応に異なっていれば、本発明の溶解・析出による結果と判断する。この溶解・析出による形状や粒径変化は粒度分布計を用いた平均粒径の変化および走査型電子顕微鏡(以下、SEMと表記する)による形状変化から判断する。
[析出工程]
上記溶解工程によって有機溶媒に溶解させたPPS樹脂溶解液を、PPS樹脂微粒子を析出させる他の容器内(以下受槽と称する場合もある)、または前記容器内の析出用溶媒中にフラッシュ冷却してPPS樹脂微粒子を析出させる。本発明において、フラッシュ冷却とは、加熱・加圧下にある上記PPS樹脂溶解液を、温度および圧力が、溶解工程で用いた有機溶媒の沸点以下(冷却下でも良い)・溶解槽内の圧力以下(減圧下でも良い)に制御された受槽中、または受槽内の析出用溶媒中に、ノズルを介して噴出させて移液し、圧力差による冷却効果や潜熱による冷却効果を利用して急速に冷却する方法を指す。
具体的には、加熱・加圧下に保持した溶解槽から、PPS樹脂の溶解液を大気圧下(減圧下でもよい)の受槽にフラッシュ冷却することにより行うことが好ましい。例えば前記溶解工程において、溶解槽としてオートクレーブ等の耐圧容器中で溶解させると、溶解槽内は加熱による自製圧により加圧状態となる。この状態から放圧して大気圧下の受槽に放出させることにより、よりいっそう簡便に行うことができる。より微細なPPS樹脂微粒子を得るためには急速に冷却することが望ましく、圧力差による冷却効果と潜熱による冷却効果の両方の効果が得られる析出用溶媒中への直接フラッシュ冷却がより好ましい。
PPS樹脂微粒子の析出用溶媒としては、特に制限はないが、析出させたPPS樹脂微粒子およびPPS樹脂溶解液の溶媒を、析出用溶媒中に均一に分散させる観点からは溶解工程で使用する有機溶媒と均一に混合する溶媒であることが好ましい。ここで均一に混合するとは、2つ以上の溶媒を混合した場合、1日静置しても界面が現れず、均一に混じり合うことをいう。
例えば、NMPに対しては、水、DMF、アセトン、DMSO、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール等が均一に混じり合う溶媒として挙げることができる。
具体的には、PPS樹脂を溶解させる有機溶媒を、析出用溶媒として使用することもできるが、微細なPPS樹脂微粒子が得られる点、粒径が揃いやすい点から、析出用溶媒は、溶解工程で用いた溶媒と均一に混合する溶媒であって、かつPPS樹脂の貧溶媒を含むことが好ましい。NMPを溶解工程の溶媒に選択した場合には、析出用溶媒として、NMP、アルコール類、アセトン類、水等が使用できる。析出用溶媒は、目的に応じて析出させる溶媒を選択することができる。析出用溶媒は、特に微細かつ粒径の揃ったPPS樹脂微粒子が得られやすい点から水を用いることが好ましい。
また、PPS樹脂微粒子を析出させる析出用溶媒は、溶解工程で使用する有機溶媒と均一に混合するならば、単一の溶媒を用いてもよいし、2種類以上の溶媒を混合して用いてもよい。析出用溶媒は、特に微細かつ粒径の揃った微粒子が得られやすい点から水を含む混合溶媒を用いるのが好ましく、なかでも水とNMPの混合溶媒が好ましい。
PPS樹脂微粒子を析出させる析出用溶媒の使用量は特に限定しないが、溶解工程で使用する有機溶媒1質量部に対して100〜0.1質量部の範囲を例示することができ、好ましくは50〜0.1質量部、更に好ましくは15〜0.1質量部である。
フラッシュ冷却方法は特に限定しないが、通常は200℃から400℃、好ましくは220℃から320℃の溶解液を、加圧されている圧力以下、あるいは減圧下の受槽に1段でフラッシュ冷却する方法、または溶解液を入れた溶解槽内よりも圧力の低い受槽に多段でフラッシュ冷却する方法等が採用できる。微細なPPS樹脂微粒子を得るには、圧力差が大きく、温度差が大きい方が好ましい。具体的には、例えば前記溶解工程において、溶解槽としてオートクレーブ等の耐圧容器中で溶解させると、溶解槽内は加熱による自製圧により加圧状態となる。この加圧状態とした溶解液を、PPS樹脂微粒子を析出させる析出用溶媒を入れた大気圧の受槽にフラッシュさせるか、減圧下の受槽にフラッシュさせる。フラッシュ冷却する溶解液の圧力(ゲージ圧)は0.2〜4MPaであることが好ましい。この環境からこれをフラッシュ冷却、好ましくは大気圧下の受槽中にフラッシュ冷却することが好ましい。
PPS樹脂微粒子を析出させる析出用溶媒中へのフラッシュ冷却では、PPS樹脂の溶解液からPPS樹脂微粒子が析出し、PPS樹脂微粒子の分散液(フラッシュ液)が得られる。ここで、PPS樹脂微粒子の分散液の分散媒は、溶解工程で使用する有機溶媒と析出工程で使用する析出用溶媒の混合物である。受槽の冷却温度は、使用する析出用溶媒により異なるが、PPS樹脂微粒子の析出用溶媒が凝固しない温度〜50℃、具体的には、析出用溶媒として水を使用する場合、フラッシュ冷却直前の温度として0〜50℃が好ましく、0〜40℃がより好ましい。
PPS樹脂微粒子の析出用溶媒中へのフラッシュ冷却方法は、溶解槽からの連結管出口を受槽の析出用溶媒中に入れて、PPS樹脂溶解液を直接析出用溶媒中にフラッシュ冷却する方法が、より微細なPPS樹脂微粒子の分散液もしくは懸濁液が得られるので好ましい。
かくして得られるPPS樹脂微粒子の1次粒子の平均粒径は1μm以下、多くの場合、300nm以下である。より好ましくは、30nm以上300nm以下である。1次粒子の平均粒径(平均1次粒径)とは、SEMで観察したPPS樹脂微粒子のうち、任意の100個の1次粒子の粒径を測長した平均値のことである。
[加熱濃縮工程]
PPS樹脂微粒子を回収する方法としては、ろ過、遠心分離、遠心ろ過等の従来公知の固液分離方法で行うことができるが、1μm未満のPPS樹脂微粒子を固液分離操作で効率よく回収するためには、凝集によって粒径を増大させた後、ろ過や遠心分離等の固液分離操作を行うことが望ましい。凝集によって粒径を増大させる方法としては、経時的に凝集させる自然凝集法、加熱と冷却による凝集法、塩析による凝集法、濃縮による凝集法などを用いることができる。特に加熱と濃縮を組み合わせた凝集方法が、PPS樹脂微粒子の種類や粒子の大きさによらず、固液分離工程に供する分散液の量を少なくすることができる上、短時間で固液分離操作ができるので好ましい。
本出願人は、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子分散液(フラッシュ液)を加熱濃縮する際、NMP100質量部に対して水50〜200質量部、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子1〜10質量部を含むフラッシュ液から、NMP100質量部に対して水が5〜70質量部になるまで加熱濃縮することで、短時間でポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子のウエットケークを得ることができることを見出した。フラッシュ液中のN−メチル−2−ピロリジノン(NMP)に対し所定の割合で水を揮発させることにより、効率的にポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子が凝集し、短時間で固液分離が行える。
上記フラッシュ液において、NMP100質量部に対して水が50〜200質量部であると、フラッシュ冷却で微細かつ粒径の揃った球状微粒子が得られるので好ましい。PPS微粒子が1〜10質量部であると、フラッシュ冷却で粒径の揃った球状微粒子が得られるので好ましい。加熱濃縮により水を5質量部〜70質量部とすると、PPS微粒子の凝集が起こり容易に固液分離できるので好ましい。加熱濃縮により粒子間のファンデルワールス力が増大し、溶媒との親和性が低下すると推定される。
本発明の加熱濃縮工程に用いるPPS樹脂微粒子分散液は、下記の工程(a’)、(b’)を含む工程を経て調整したものを使用することがより好ましい。
(a’)ポリフェニレンサルファイド樹脂をNMP中で加熱してポリフェニレンサルファイド樹脂の溶解液を調整する工程(溶解工程)
(b’)前記溶解工程で調整した前記溶解液を、水中にフラッシュ冷却して、平均1次粒径が300nm以下であるポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子を析出させて、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子分散液を調整する工程(析出工程)
しかしながら、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子分散液中の水とNMPとの質量比が所定範囲、すなわち、水1に対しNMPが1〜2であって、平均1次粒径が300nm以下であるポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子が分散する分散液を調整することができる方法であれば、(a’)、(b’)工程以外の方法で調整されたポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子分散液でも、加熱濃縮により短時間で固液分離操作が可能である。
PPS樹脂微粒子の平均1次粒径は30nm以上300nm以下がより好ましい。1次粒径が30nm以上であると加熱濃縮後にろ布抜けすることなく固液分離ができるので好ましい。300nm以下であると極めて再分散が容易であり好ましい。
加熱濃縮に必要な温度は50℃以上が好ましく、さらに好ましくは80℃以上であり、上限としてはNMPの沸点である205℃が好ましい。より好ましい温度範囲は100〜150℃である。温度が低いと分散液中の水を揮発させにくく、205℃以上ではNMPも揮発する。
また、加熱濃縮においては、攪拌してもしなくもよいが、好ましくは攪拌した方がよく、これにより突沸を防止することができ、また濃縮に要する時間を短くすることができる。
所定の温度に上昇させた後濃縮させるのに必要な時間は、10分〜10時間の範囲であり、好ましくは10分〜8時間、より好ましくは20分〜6時間の範囲にある。
[固液分離工程]
加熱濃縮工程で得られたポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の固液分離の方法としては、ろ過、遠心分離等の方法が挙げられるが、特に限定されない。ろ過や遠心分離の際にはメンブレンフィルター(ろ過)やろ布(ろ過、遠心分離)などを使用できる。フィルターの目開きとしては、得ようとするPPS樹脂微粒子の粒度に応じて適宜決定されるが、メンブレンフィルターの場合、通常0.1〜50μm程度、ろ布の場合、通気度が5cm/cm・sec(at 124.5Pa)以下のものが使用できる。
以下に、本発明のポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子分散液の回収方法にかかる実施例を説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[平均1次粒径の測定]
本発明での平均1次粒径は日本電子製走査型電子顕微鏡JEOL JMS−6700Fで得られた画像(倍率:30,000倍)から任意の100個の粒子を選び、その各粒子の最大長さを粒径として粒径を測長し、その平均値を平均1次粒径とした。
[平均ろ過速度の測定]
本発明での固液分離は加圧ろ過で行い、ポリエステル製で径3.6cm、通気度が0.75±0.3cm/cm・sec(at 124.5Pa)のメンブレンフィルターを用いて、分散液50gを加圧ろ過装置に投入した後、窒素ガスで2kg/cmに加圧してろ過を開始し、ろ液から窒素ガスが抜けた時間をろ過終了とした。この時の平均ろ過速度を、ろ液重量、ろ過面積、ろ過時間およびPPS重量から算出して、単位kg/m・hで表した。この値が大きいほどPPS樹脂微粒子の回収時間が短いことを意味する。
[製造例1]
〔溶解工程〕
9.8Lのオートクレーブ(溶解槽)にバルブ開閉ができ、配管の端が溶解槽の中に位置するように連結管を装着した。また、フラッシュ冷却の受槽として、50Lの耐圧タンクに撹拌機、コンデンサー、ガス通気管を装着し、前記溶解槽に装着した連結管の他端を受槽の中に位置するように装着した。溶解槽にPPS樹脂粉末210g、NMP6,790gを入れ、インターナル連結管のバルブを密閉してから窒素置換した。撹拌しながら内温280℃まで上昇させた後、30分間撹拌した。このときの内圧(ゲージ圧)は0.4MPaであった。
〔析出工程〕
前記受槽に水7,000gを入れて受槽に設置した連結管の先端を水中に入れた。受槽を氷冷し、窒素ガスを通気した。このとき受槽の温度は5℃であった。溶解槽の連結管のバルブを開き、PPS樹脂溶解液を受槽水中にフラッシュ冷却し、フラッシュ液を得た。フラッシュ液中のPPS樹脂微粒子の平均1次粒径は110nmであった。得られたフラッシュ液の平均ろ過速度は18kg/m・hであった。
[製造例2]
〔溶解工程〕
9.8Lのオートクレーブ(溶解槽)にバルブ開閉ができ、配管の端が溶解槽の中に位置するように連結管を装着した。また、フラッシュ冷却の受槽として、50Lの耐圧タンクに撹拌機、コンデンサー、ガス通気管を装着し、前記溶解槽に装着した連結管の他端を受槽の中に位置するように装着した。溶解槽にPPS樹脂粉末180g、NMP5,820gを入れ、インターナル連結管のバルブを密閉してから窒素置換した。撹拌しながら内温280℃まで上昇させた後、30分間撹拌した。このときの内圧(ゲージ圧)は0.4MPaであった。
〔析出工程〕
前記受槽に水3,000gを入れて受槽に設置した連結管の先端を水中に入れた。受槽を氷冷し、窒素ガスを通気した。このとき受槽の温度は5℃であった。溶解槽の連結管のバルブを開き、PPS樹脂溶解液を受槽水中にフラッシュ冷却し、フラッシュ液を得た。フラッシュ液中のPPS樹脂微粒子の平均1次粒径は133nmであった。得られたフラッシュ液の平均ろ過速度は65kg/m・hであった。
[製造例3]
〔溶解工程〕
9.8Lのオートクレーブ(溶解槽)にバルブ開閉ができ、配管の端が溶解槽の中に位置するように連結管を装着した。また、フラッシュ冷却の受槽として、50Lの耐圧タンクに撹拌機、コンデンサー、ガス通気管を装着し、前記溶解槽に装着した連結管の他端を受槽の中に位置するように装着した。溶解槽にPPS樹脂粉末240g、NMP5,760gを入れ、インターナル連結管のバルブを密閉してから窒素置換した。撹拌しながら内温280℃まで上昇させた後、30分間撹拌した。このときの内圧(ゲージ圧)は0.4MPaであった。
〔析出工程〕
前記受槽に水3,000gを入れて受槽に設置した連結管の先端を水中に入れた。受槽を氷冷し、窒素ガスを通気した。このとき受槽の温度は5℃であった。溶解槽の連結管のバルブを開き、PPS樹脂溶解液を受槽水中にフラッシュ冷却し、フラッシュ液を得た。フラッシュ液中のPPS樹脂微粒子の平均1次粒径は145nmであった。得られたフラッシュ液の平均ろ過速度は63kg/m・hであった。
[実施例1]
製造例1のフラッシュ液602gを124℃で5時間、NMP100質量部に対して水が25質量部になるまで加熱濃縮し、水227gを留出液として得た。加熱濃縮後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は558kg/m・hであった。
[実施例2]
製造例1のフラッシュ液807gを133℃で4時間、NMP100質量部に対して水が10質量部になるまで加熱濃縮し、水364gを留出液として得た。加熱濃縮後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は638kg/m・hであった。
[実施例3]
製造例1のフラッシュ液600gを113℃で3時間、NMP100質量部に対して水が50質量部になるまで加熱濃縮し、水150gを留出液として得た。その後、そのまま113℃で2時間加熱還流した。加熱濃縮後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は434kg/m・hであった。
[実施例4]
製造例2のフラッシュ液800gを119℃で2.5時間、NMP100質量部に対して水が25質量部になるまで加熱濃縮し、水133gを留出液として得た。加熱濃縮後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は176kg/m・hであった。
[実施例5]
製造例2のフラッシュ液800gを140℃で4時間、NMP100質量部に対して水が10質量部になるまで加熱濃縮し、水213gを留出液として得た。加熱濃縮後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は180kg/m・hであった。
[実施例6]
製造例3のフラッシュ液800gを124℃で5時間、NMP100質量部に対して水が25質量部になるまで加熱濃縮し、水133gを留出液として得た。加熱濃縮後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は150kg/m・hであった。
[実施例7]
製造例3のフラッシュ液800gを140℃で4時間、NMP100質量部に対して水が10質量部になるまで加熱濃縮し、水213gを留出液として得た。加熱濃縮後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は180kg/m・hであった。
[比較例1]
製造例1のフラッシュ液600gを濃縮することなく、60℃で6時間加熱した。加熱後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は38kg/m・hであった。
[比較例2]
製造例1のフラッシュ液600gを濃縮することなく、80℃で6時間加熱した。加熱後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は27kg/m・hであった。
[比較例3]
製造例1のフラッシュ液601gを107℃で1.5時間、NMP100質量部に対して水が75質量部になるまで加熱濃縮し、水75gを留出液として得た。加熱濃縮後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は18kg/m・hであった。このフラッシュ液をさらに107℃で4時間加熱還流し、50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は27kg/m・hであった。
[比較例4]
製造例1のフラッシュ液600gを、エバポレーターを用いて50℃で3時間、NMP100質量部に対して水が25質量部になるまで減圧濃縮し、水225gを留出液として得た。減圧濃縮後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は38kg/m・hであった。
[比較例5]
製造例1のフラッシュ液600gに、有機溶媒としてNMPを300g、塩析剤として酢酸マグネシウムを、フラッシュ液中のPPS樹脂微粒子に対し、PPS樹脂と塩析剤との質量比が100:10となるように加えて40℃で0.5時間加熱した。加熱後のフラッシュ液を50g分取して加圧ろ過により固液分離し、PPS樹脂微粒子のウエットケークをろ取した。この時の平均ろ過速度は82kg/m・hであった。
上記実施例、比較例の結果を表1に示す。
Figure 2015137324
以上のように、本発明にかかるポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子分散液の回収方法は、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の短時間での製造に有用であり、特に、顧客数や需要の高い用途へのサンプル提供に適用できる。

Claims (3)

  1. N−メチル−2−ピロリジノン100質量部に対して水50〜200質量部、ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子1〜10質量部を含む分散液を、N−メチル−2−ピロリジノン100質量部に対して水が5〜70質量部になるまで加熱濃縮した後、固液分離することを特徴とするポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の回収方法。
  2. 加熱濃縮を100〜150℃の温度で行うことを特徴とする請求項1記載のポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の回収方法。
  3. ポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の平均1次粒径が30nm以上300nm以下であることを特徴とする請求項1または2記載のポリフェニレンサルファイド樹脂微粒子の回収方法。
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