JP2015135193A - 加熱調理器 - Google Patents

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宜章 太田
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Abstract

【課題】循環ファンの回転が異常となった場合に、故障で調理ができなくなる可能性を減らした加熱調理器を提供する。
【解決手段】本発明の加熱調理器は、加熱室2内で被加熱物を加熱するオーブン調理時に、熱風ファン34を一の方向に回転させようとしているときに、熱風ファン34の回転していない状態を検知した場合に、その熱風ファン34を他の方向に回転させるように構成している。この場合、被加熱物の加熱時に、熱風モータ35を構成するロータとステータの間に異物が入り込んで、熱風ファン34が一の方向に回転できない状況になった場合でも、熱風ファン34を他の方向に回転させることで、異物が熱風モータ35から外れて回転できるようになる。
【選択図】図3

Description

本発明は、被加熱物を収納する加熱室に加熱空気を循環させるために、正逆回転可能な循環ファンを備えた熱風循環式オーブンなどの加熱調理器に関する。
この種の加熱調理器として、例えば特許文献1には、被調理物を収納する加熱室の奥側に加熱手段が配置されており、ヒータで加熱された熱風を循環ファンで加熱室内に循環させた熱風循環式のオーブンが開示されている。この場合、循環ファンの回転方向は一定の方向となっている。
また別な引用文献2には、循環ファンの回転により加熱室内に熱風を送り込む加熱調理器として、循環ファンの回転方向を正方向(右方向)または逆方向(左方向)に制御するものが開示されている。
特開2010−249364号公報 特開2003−214398号公報
上記背景技術の加熱調理器では、循環ファンの回転方向を右回転と左回転の二方向とし、加熱室内に縦貫させる熱風の当たり方を均一にすることで、被加熱物に対する焼きムラを低減できる。しかし、循環ファンを駆動するためのモータのロータとステータとの間に異物が挟まるなど、何らかの原因で循環ファンを回転させようとしても、循環ファンが回転しない場合があり、そのまま加熱調理器として故障で調理ができなくなる不満があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、循環ファンの回転が異常となった場合に、故障で調理ができなくなる可能性を減らした加熱調理器を提供することを目的とする。
請求項1の発明では、被加熱物の加熱時に、モータを構成するロータとステータの間に異物が入り込んで、循環ファンが一の方向に回転できない状況になった場合でも、制御手段が循環ファンを他の方向に回転させることで、異物がモータから外れて回転できるようになる。このように、循環ファンの回転が異常となった場合に、異常状態から抜け出せるような制御を行なうことで、故障で調理ができなくなる可能性を減らした加熱調理器を提供できる。
請求項2の発明では、循環ファンの回転ができない異常状態から脱する確率が高くなり、またそれでも循環ファンの異常状態を解消できない場合は、エラー報知によりその旨をユーザに知らせて、被加熱物に対する加熱を自動的に中止することができる。
請求項3の発明では、循環ファンの回転が正常に戻ったのを検知すると、すぐに循環ファンの動作を一時的に停止させて、元の方向で循環ファンを回転動作させるので、循環ファンの回転ができない異常状態から脱した後に、素早く正規の方向に戻って循環ファンを回転動作させることが可能になる。
請求項4の発明では、循環ファンの回転を一の方向から他の方向に切り替えて動作させようとした場合でも、循環ファンが実際に回転しない場合には、一定時間が経過した後に、元の一の方向で循環ファンを回転動作させることで、他の方向での循環ファンの回転異常の影響を受けることなく、一の方向で再び循環ファンを回転動作させようと試みることが可能になる。
請求項1の発明によれば、循環ファンの回転が異常となった場合に、故障で調理ができなくなる可能性を減らした加熱調理器を提供できる。
請求項2の発明によれば、循環ファンの回転ができない異常状態から脱する確率が高くなると共に、循環ファンの異常状態を解消できない場合は、その旨をユーザに知らせて、被加熱物に対する加熱を自動的に中止できる。
請求項3の発明によれば、循環ファンの回転ができない異常状態から脱した後に、素早く正規の方向に戻って循環ファンを回転動作させることが可能になる。
請求項4の発明によれば、他の方向での循環ファンの回転異常の影響を受けることなく、一の方向で再び循環ファンを回転動作させようと試みることが可能になる。
本発明の加熱調理器をオーブン機能付き電子レンジに適用した場合の外観を示す正面図である。 同上、電子レンジの構造を示す概略図である。 同上、熱風ファンユニットの構造を示す要部断面図である。 同上、熱風ファンユニットの構造を示す要部正面図である。 同上、扉を取り除いた状態の正面図である。 同上、加熱室の奥側の外部構造を示す概略図である。 同上、回転検知手段の斜視図である。 同上、電気的構成を示すブロック図である。 同上、第1モータ駆動手段や第2モータ駆動手段を含む要部の回路図である。 同上、回転検知手段を含む要部の回路図である。 同上、マイコンの第一制御形態をあらわす第1制御出力端子、第2制御出力端子、および回転検知入力端子の各波形図であり、(a)は正常に回転した場合を、また(b)は回転が異常である場合を示している。 同上、マイコンの第二制御形態をあらわす第1制御出力端子、第2制御出力端子、および回転検知入力端子の各波形図である。 同上、マイコンの第三制御形態をあらわす第1制御出力端子、第2制御出力端子、および回転検知入力端子の各波形図である。 同上、マイコンの第四制御形態をあらわす第1制御出力端子、第2制御出力端子、および回転検知入力端子の各波形図である。
以下、本発明をオーブン機能付き電子レンジに適用した場合の一実施例について、添付図面を参照して説明する。
図1は、加熱調理器である電子レンジの外観図である。矩形箱状に形成される本体1の内部には、被調理物を収納して加熱調理する加熱室2が形成される。この加熱室2は、左右方向に幅広とし、その大きな前面開口を開閉するための扉3が設けられる。従って、扉3は本体1の前面のほぼ全体を覆うように設けられ、その下端部が回動自在に軸支される。
扉3の上部には、扉3を開閉するときに手をかける開閉操作用のハンドル4を備えており、扉3の下部には、表示や操作のための操作パネル部5を備えている。操作パネル部5は、調理の設定内容や進行状況などを表示する表示手段6の他に、操作手段7として、調理に関する加熱条件を設定するための第1加熱条件設定手段8および第2加熱条件設定手段9や、加熱の開始を指示する加熱開始指示手段10や、設定を取消したり調理を中止したりするための取消指示手段11を備えて構成される。操作パネル部5の後側には、図示しないが、表示手段6や操作手段7などの制御を行なうために、マイコンを搭載した操作パネルPC(印刷回路)板(図示せず)が配置される。
第1加熱条件設定手段8は、電子式のタッチキーであり、自動加熱の選択を行なう「のみもの」キーや「ゆで物」キーの他に、手動加熱の選択を行なう「レンジ」キーや、「オーブン」キーや、「スチーム」キーからなり、これらの複数の押釦式キーを並設して構成される。また第2加熱条件設定手段9は、時間や温度の他にメニューを選択するために、回転を検知するエンコーダで構成される回動自在なダイヤルである。加熱開始指示手段10は、第1加熱条件設定手段8や第2加熱条件設定手段9で加熱条件を設定した後に、加熱室2内の被調理物に対する加熱を開始するためのキーで、取消指示手段11は、加熱条件の取消しや加熱調理を中止するためのキーである。これらの加熱開始指示手段10や取消指示手段11は、メカ式のキー(タクタイルスイッチ)である。
表示手段6は、例えばメニューの番号や、温度や、時間などを表示する液晶表示手段14と、調理の進行状況に応じて点滅や点灯表示するLED表示手段15とにより構成される。ここでのLED表示手段15は、図示しない光受信部を備えた本体1とは別な外部装置との間で光通信を行なう光表示器として、操作パネル部5の適所に配設される。
図2は、電子レンジの内部構造を示す図である。同図において、被加熱物を収容する加熱室2の側面上部には、被加熱物の温度を非接触で検出する赤外線センサ21が取付けられている。また、加熱室2の下側には、マイクロ波を発生させる発生源となるマグネトロン22と、マグネトロン22からのマイクロ波を加熱室2の内部に導く導波管23と、導波管23から加熱室2に放射されるマイクロ波を撹拌するアンテナ24と、アンテナ24を回転させる駆動源となるアンテナモータ25がそれぞれ配置される。
その他、加熱室2の下側には制御PC板26が配置され、この制御PC板26は、図示しない商用AC電源から直流電源を生成する電源回路や、電源回路からの直流電源により動作し、マグネトロン22を含む加熱手段の制御を行なう制御回路などを含んで構成される。本体1の内部に設けた制御PC板26と、操作パネル部5に設けた前述の操作パネルPC板は、図示しない通信手段としてのケーブルで電気的に接続されている。
図3〜図5は、熱風を発生する熱風ファンユニット31とその周辺の構造を示している。これらの各図において、熱風ファンユニット31は、加熱室2内の被加熱物を加熱する加熱手段として、加熱室2を形成する庫内壁面32の奥側に配置され、空気を加熱するヒータ33と、その加熱された空気を循環させるための熱風ファン34と、熱風ファン34を回転させるための熱風モータ35とを主な構成要素にしている。また、庫内壁面32には凹状のダクト37が取付け固定され、庫内壁面32とダクト37とにより囲まれた熱風生成室38に、ヒータ33や熱風ファン34がそれぞれ配設される。本実施例の熱風ファン34は、軸方向に取り入れた空気を、回転時の遠心力によって、軸方向と直角な放射方向に吐き出すいわゆる遠心ファンとして設けられており、管状のヒータ33は熱風ファン34の放射方向を取り囲んで配置される。発熱部でもある熱風ヒータ5は、例えばシーズヒータ、マイカヒータ、石英管ヒータやハロゲンヒータなどを用いる。
加熱室2と熱風生成室38とを区画形成する調理壁面32には、吸入口41や排出口42が形成され、加熱室2と熱風生成室38との間で空気(熱風)の流れを可能にしている。特に本実施例では、制御PC板26からのモータ駆動信号を受けて、熱風モータ35に駆動電圧が印加され、熱風生成室38内の熱風ファン34が回転すると、加熱室2の奥側の中心部分に位置する吸入口41から、熱風ファン34に向けて空気が吸い込まれ、この空気が熱風生成室38内で通電したヒータ33を通過することで加熱される。そして、加熱された空気は吸入口41の周囲に配置された複数の排出口42から排出され、加熱室2内の全体を循環して、そこに収納された被調理物を加熱調理する構成となっている。
図6は、加熱室2の奥側の外部構造を示す図である。本実施例では、前述の熱風モータ35として2個のモータ、すなわち右回転(正回転)用の第1モータ35Aと、左回転(逆回転)用の第2モータ35Bが、それぞれダクト37の後面に配置されている。第1モータ35Aは、モータ本体45Aと回転軸46Aとにより構成され、モータ本体45Aに対して両方向に回動自在な回転軸46Aには、前述した熱風ファン34の他に、自冷ファン47Aやプーリー48Aがそれぞれ取付けられる。熱風ファン34を装着した回転軸46Aの先端部は、ダクト37の後面を挿通し、熱風生成室38に突出して配設される。これに対して、自冷ファン47Aやプーリー48Aは、加熱された空気を直接受けないように熱風生成室38の外部に配設される。そして、回転軸46Aの回転に伴い、これらの熱風ファン34や、自冷ファン47Aや、プーリー48Aは同方向に回転し、自冷ファン47Aからモータ本体45Aに向けて形成される空気の流れによって、モータ本体45Aひいては第1モータ35Aを冷却する構成となっている。
一方、第2モータ35Bは、モータ本体45Bと回転軸46Bとにより構成され、モータ本体45Bに対して両方向に回動自在な回転軸46Bには、熱風生成室38の外部に位置して、自冷ファン47Bやプーリー48Bがそれぞれ取付けられる。そして、回転軸46Bの回転に伴い、これらの自冷ファン47Bやプーリー48Bは同方向に回転し、自冷ファン47Bからモータ本体45Bに向けて形成される空気の流れによって、モータ本体45Bひいては第2モータ35Bを冷却する構成となっている。
第1モータ35Aのプーリー48Aと第2モータ35Bのプーリー48Bは、それぞれ無端状のベルト51で連結され、熱風モータ35は、熱風ファン34を右回転させる場合に、第1モータ35Aだけを通電動作させ、熱風ファン34を逆の左回転させる場合に、第2モータ35Bだけを通電動作させる。特に本実施例では、第1モータ35Aが動作してその回転軸46Aが回転すると、その回転は熱風ファン34に直接伝達して、熱風ファン34が右方向に回転する一方で、第2モータ35Bが動作してその回転軸46Bが回転すると、その回転はプーリー48A,48Bとその間に懸架されたベルト51を介して第1モータ35Aの回転軸46Aに伝達され、熱風ファン34が左方向に回転するようになっている。
53は、熱風モータ35ひいては熱風ファン34の回転を検知するための回転検知手段である。本実施例の回転検知手段53は、図7にも示すように、第2モータ35Bの回転軸46Bに取り付けられるシャッター54と、図示しない発光素子と受光素子を内蔵し、このシャッター54の回転位置に応じて、発光素子からの光が受光素子に透過または遮断するフォトインタラプタ55とにより構成される。シャッター54は、その中心に回転軸46Bが取付けられた円板形状の外周部に切欠き57が形成される一方で、フォトインタラプタ55は、発光素子と受光素子が対向する位置に凹部58を形成しており、シャッター54が回転して、フォトインタラプタ55の凹部58に切欠き57以外の円板形状の部位が位置すると、発光素子から受光素子への光が遮断され、フォトインタラプタ55の凹部58に切欠き57が位置すると、発光素子から受光素子への光が透過する構成となっている。
なお、図7に示す構造の代わりに、例えば熱風ファン34や熱風モータ35の回転部分にマグネットを取付け、ホール素子でマグネットからの磁界を検知するものや、一般的に市販される非接触回転計を用い、熱風ファン34や熱風モータ35の回転部分にレーザ光を照射する回転検知手段53としてもよい。また、熱風モータ35を、現在主に使用される隈取モータに代わって、回転検知信号付きの直流モータとする変形も可能であり、この場合は熱風モータ35に回転検知手段53が一体的に組み込まれる。
図8は、上述した電子レンジの電気的構成を示している。61は電子レンジの各部を制御する制御手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)であり、これは前述した操作パネルPC板や制御PC板26に組み込まれるもので、演算処理手段としてのCPUや、記憶手段としてのメモリや、入出力デバイスなどを備えている。マイコン61の入力ポートには、前述した第1加熱条件設定手段8や、第2加熱条件設定手段9や、加熱開始指示手段10や、取消指示手段11や、回転検知手段53の他に、加熱室2内の温度を検出する庫内温度検出手段62と、被加熱物でとしての食品の温度を検出するために、赤外線センサ21などを含む食品温度検出手段63と、扉3の開閉状態を検出する扉開閉検出手段64が、それぞれ電気的に接続される。また、マイコン61の出力ポートには、加熱室2内の被調理物に対してレンジ加熱を行なうために、マグネトロン22などを含むマイクロ波加熱手段66と、加熱室2内の被調理物に対してヒータ加熱を行なうために、熱風ファンユニット31のヒータ33などを含むヒータ加熱手段67と、導波管23の出口側に設けたアンテナ24を回転駆動させるために、アンテナモータ25などを含むアンテナ駆動手段68と、調理の終了などの進行状況を使用者に音で知らせるブザー報知手段69と、熱風ファン34に右回転の駆動力を与えるために、第1モータ35Aを含む第1モータ駆動手段70と、熱風ファン34に左回転の駆動力を与えるために、第2モータ35Bを含む第2モータ駆動手段71が、それぞれ電気的に接続される。
そしてマイコン61は、回転検知手段53や、庫内温度検出手段62や、食品温度検出手段63や、扉開閉検出手段64からの各検知信号と、第1加熱条件設定手段8や、第2加熱条件設定手段9や、加熱開始指示手段10や、取消指示手段11からの各操作信号を受けて、マイクロ波加熱手段66や、ヒータ加熱手段67や、アンテナ駆動手段68や、ブザー報知手段69や、第1モータ駆動手段70や、第2モータ駆動手段71に駆動用の制御信号を出力し、また表示手段6に表示用の制御信号を出力する機能を有する。
図8において、マイコン61は、第1加熱条件設定手段8や、第2加熱条件設定手段9や、加熱開始指示手段10からの押動操作に伴う操作信号を受け取ると、その操作信号に応じてマイクロ波加熱手段66やヒータ加熱手段67を所定のタイミングで駆動して、加熱調理を制御する。その制御時には、加熱室2内の温度を検出するサーミスタなどの庫内温度検出手段62からの検出信号や、食品の温度を検出する食品温度検出手段63からの検出信号を参照にして、加熱温度を所定の値に制御する。また、加熱調理が終了すると、マイコン61はブザー報知手段69に制御信号を送出して、ブザー報知手段69を鳴動させる。さらに、加熱調理中に扉3が開いたことを示す検出信号を、扉開閉検出手段64から受け取った場合や、取消指示手段11からの押動操作に伴う操作信号を受取った場合に、マイコン61はマイクロ波加熱手段66やヒータ加熱手段67への制御信号の送出を中断して、加熱調理の制御を停止する。
図9は、第1モータ駆動手段70や第2モータ駆動手段71を含む回路構成を示している。同図において、第1モータ駆動手段70は、電源プラグ74からのAC(交流)電力により駆動する第1モータ35Aと、第1モータ35Aの通断電を制御する半導体制御素子として、入力側LED75Aと出力側トライアック76Aとを組み合わせてなる第1フォトトライアック77Aと、入力側LED75Aを駆動するためのスイッチ素子であるPNP型の第1トランジスタ78Aと、入力側LED75Aの電流を制限する電流制限抵抗79Aと、第1トランジスタ78Aのベース電流を制限する抵抗80Aとにより構成され、第1モータ35Aを所定のタイミングで動作させるために、マイコン61の第1制御出力端子が、抵抗80Aを介して第1トランジスタ78Aのベースに接続される。これにより、マイコン61の第1制御出力端子がLo(低)レベルになると、第1トランジスタ78Aがオンして入力側LED75Aが発光し、出力側トライアック76Aがターンオンして第1モータ35Aに交流電力が供給される一方で、マイコン61の第1制御出力端子がHi(高)レベルになると、第1トランジスタ78Aがオフになって入力側LED75Aの発光が停止し、出力側トライアック76Aがターンオフして第1モータ35Aへの交流電力の供給が遮断される。
また第2モータ駆動手段71も、電源プラグ74からのAC電力により駆動する第2モータ35Bと、第2モータ35Bの通断電を制御する半導体制御素子として、入力側LED75Bと出力側トライアック76Bとを組み合わせてなる第2フォトトライアック77Bと、入力側LED75Bを駆動するためのスイッチ素子であるPNP型の第2トランジスタ78Bと、入力側LED75Bの電流を制限する電流制限抵抗79Bと、第2トランジスタ78Bのベース電流を制限する抵抗80Bとにより構成され、第2モータ35Bを所定のタイミングで動作させるために、マイコン61の第2制御出力端子が、抵抗80Bを介して第2トランジスタ78Bのベースに接続される。これにより、マイコン61の第2制御出力端子がLoレベルになると、第2トランジスタ78Bがオンして入力側LED75Bが発光し、出力側トライアック76Bがターンオンして第1モータ35Bに交流電力が供給される一方で、マイコン61の第2制御出力端子がHiレベルになると、第2トランジスタ78Bがオフになって入力側LED75Bの発光が停止し、出力側トライアック76Bがターンオフして第2モータ35Bへの交流電力の供給が遮断される。
図10は、回転検知手段53を含む回路構成を示している。同図において、回転検知手段53は、発光素子に相当するLED82と受光素子に相当するフォトトランジスタ83を組み合わせてなるフォトインタラプタ55と、フォトインタラプタ55内のLED82の電流を制限する電流制限抵抗84と、フォトトランジスタ83のエミッタとコレクタとの間を流れる出力の電流を電圧に変換する抵抗85とにより構成され、熱風ファン34や熱風モータ35の回転状態を検知するために、マイコン61の回転検知入力端子がフォトトランジスタ78Aのベースに接続される。
そして本実施例では、フォトインタラプタ55のLED82からの光が遮られて、フォトトランジスタ83に届かなくなると、フォトトランジスタ83はオフ状態となり、マイコン61の回転検知入力端子はLoレベルとなる。逆に、LED82からの光が通過して、フォトトランジスタ83に届くようになると、フォトトランジスタ83はオン状態となり、マイコン61の回転検知入力端子はHiレベルとなる。マイコン61は、回転検知入力端子にLoレベルとHiレベルのパルス信号が与えられていれば、熱風ファン34や熱風モータ35が回転していると判断でき、またそのパルス信号の周波数から、熱風ファン34や熱風モータ35の回転数も算出できる。
なお、図9や図10に示す回路構成はあくまでも一例にすぎず、例えば図9では、マイコン61に備えた第1制御出力端子や第2制御出力端子の電圧レベルに応じて、第1モータ35Aや第2モータ35Bの通断電が制御される構成であればよい。また図10では、例えばフォトインタラプタ55以外の回転検知手段53を用いて、熱風ファン34や熱風モータ35の回転に応じた検知信号がマイコン61の回転検知入力端子に取り込まれる構成であればよい。
次に、上記構成の電子レンジにおいて、特にオーブンレンジ機能に関する作用を詳しく説明する。調理が行われていない切状態から、第1加熱条件設定手段8の「オーブン」キーを押動操作し、次に第2加熱条件設定手段9をダイヤル操作すると、熱風で調理を行なうオーブン調理の温度と時間が設定される。その後、加熱開始指示手段10を押動操作して、加熱開始を指示すると、マイコン61は熱風生成室38の内部で熱風ファン34が所望の回転数で正方向または逆方向に回転駆動するように、第1モータ35Aや第2モータ35Bの入力を制御すると共に、庫内温度検出手段62や食品温度検出手段63からの各検出信号を取り込んで、加熱室2内若しくは食品が所望の温度となるように、ヒータ33の入力を制御する。
なお、上記一連の手順で、例えば「オーブン」キーを2回押動操作して、予熱なしにオーブン調理を行なう場合には、その「オーブン」キーを操作する前に、被加熱物である食品を加熱室2内に入れておく。これに対して、例えば「オーブン」キーを1回押動操作して、予熱ありでオーブン調理を行なう場合は、加熱開始指示手段10の押動操作後、加熱室2内の予熱の終了がブザー報知手段69で鳴動報知された後に、被加熱物である食品を加熱室2内に入れる。予熱の有るなしに拘らず、加熱室2内に食品を入れた状態で、熱風ファン34が正方向または逆方向に回転すると、加熱室2の内部から吸入口41を通して熱風生成室38に吸引された空気が、熱風ファン34の遠心力によって放射方向に吹き出し、熱風ファン34の略全周を取り囲む発熱したヒータ33に万遍なく当たって、加熱室2と隔離された熱風生成室38で熱風が生成される。ヒータ33に当たった熱風は、ヒータ33に対向して配置された複数の排出口42を通して排出され、加熱室2内の全体を循環して、そこに収納された食品を加熱調理する。
図11は、上記加熱調理中におけるマイコン61の第一制御形態として、その第1制御出力端子や第2制御出力端子と、回転検知入力端子の信号波形をそれぞれ示している。図11(a)は、熱風ファン34や熱風モータ35が正常に回転した場合の各信号波形であり、マイコン61が熱風ファン34を所定時間右回転させようとして、時刻t1に第2制御出力端子をLoレベルのオフにしたまま、第1制御出力端子をHiレベルのオフからLoレベルのオンに切り替えると、その後で熱風ファン34が実際に回転し始めて、回転検知手段53からマイコン61の回転検知入力端子にLoレベルとHiレベルを繰り返すパルス信号が生成される。マイコン61はこのパルス信号を受けて、熱風ファン34や熱風モータ35が正常に回転していると判断し、所定時間が経過した時刻t2に、第2制御出力端子を引き続きオフにしたまま、第1制御出力端子をオンからオフに切替える。
これに対して図11(b)は、熱風ファン34や熱風モータ35の回転が異常である場合を示している。マイコン61が熱風ファン34を所定時間右回転させようとして、時間t1に第2制御出力端子をオフにしたまま、第1制御出力端子をオフからオンに切り替えても、熱風ファン34や熱風モータ35が実際に回転していなければ、回転検知手段53からマイコン61の回転検知入力端子に上述のパルス信号は生成されない。このときマイコン61は、熱風ファン34や熱風モータ35の回転が異常であると判断し、所定時間が経過した時刻t2に、今度は熱風ファン34を左回転させるために、第1制御出力端子をオンからオフに切替えると共に、第2制御出力端子をオフからオンに切替える。
図11(b)では、熱風ファン34の回転駆動を右方向から切替えた後に、熱風ファン34や熱風モータ35が正常に回転した場合を示しており、時刻t2以降に回転検知手段53からマイコン61の回転検知入力端子にパルス信号が生成されている。このように、加熱室2内の被加熱物を加熱調理する際に、熱風モータ35により熱風ファン34を正転(例えば右回転)と逆転(例えば左回転)の二方向に回転動作させ、一の方向である例えば右方向に熱風ファン34を回転動作させようとしているときに、熱風ファン34が回転していないのを回転検知手段53が検知した場合は、他の方向である例えば左方向に熱風ファン34を回転動作させようと試みることで、例えば熱風モータ35を構成するロータとステータの間に異物が入り込んで、熱風ファン34が右方向に回転できない状況になっても、マイコン61が熱風ファン34を左方向に回転させようと試みることで、異物が熱風モータ35から外れて回転できるようになる。
図12は、上記加熱調理中におけるマイコン61の第二制御形態として、その第1制御出力端子や第2制御出力端子と、回転検知入力端子の信号波形をそれぞれ示している。同図において、ここでも第一実施形態と同じく、上述した時刻t1に、マイコン61が熱風ファン34を最初に右回転で動作させようとしたときに、回転検知手段53からパルス信号が生成されず、熱風ファン34が回転していないのを回転検知手段53で検知した場合に、次の時刻t2に熱風ファン34を左回転で動作させるために、第1制御出力端子と第2制御出力端子のオン・オフをそれぞれ切替え、熱風ファン34が回転しているか否かを回転検知手段53で検知する。このとき、熱風ファン34が引き続き回転していないのを回転検知手段53で検知した場合は、次の時刻t3で熱風ファン34を右回転で再度動作させるために、第1制御出力端子と第2制御出力端子のオン・オフをそれぞれ切替え、熱風ファン34が回転しているか否かを回転検知手段53で検知する。
こうして、熱風ファン34が引き続き回転しなければ、上述した熱風ファン34を右回転させようとする試みと、左回転させようとする試みを、所定の回数切替えて行ない、それでも熱風ファン34が回転できず、回転検知手段53からパルス信号が生成されない場合には、例えば時刻t4で故障であると判断して、例えば表示手段6にエラーを表示させるなどのエラー報知を行ない、ヒータ33や熱風ファン34などへの全ての通電を停止して、被加熱物の加熱を中止する。
つまり本制御形態では、熱風ファン34が回転していないのを回転検知手段53で検知した場合に、その熱風ファン34を正方向と逆方向に回転させる動作を複数回試み、それでも熱風ファン34の回転が正常にならなければ、エラー報知を行なって被加熱物への加熱を中止する。したがって、熱風ファン34の回転ができない異常状態から脱する確率が高くなり、またそれでも異常状態を解消できない場合は、エラー報知によりその旨をユーザに知らせて、被加熱物に対する加熱を自動的に中止することができる。
図13は、上記加熱調理中におけるマイコン61の第三制御形態として、その第1制御出力端子や第2制御出力端子と、回転検知入力端子の信号波形をそれぞれ示している。同図において、ここでは上述した時刻t2に、熱風ファン34を左回転で動作させるために、第1制御出力端子と第2制御出力端子のオン・オフをそれぞれ切替えた場合に、熱風ファン34が回転しているのを例えば時刻t5に回転検知手段53で検知したら、マイコン61が引き続き第1制御出力端子をオフにする一方で、第2制御出力端子をすぐにオンからオフに切替えて、熱風モータ35ひいては熱風ファン34の回転を停止させる。そして、この熱風ファン34の回転停止を回転検知手段53で確認すると、マイコン61は時刻t6において、第2制御出力端子をオフにし続ける一方で、第1制御出力端子をオフからオンに切替えて、熱風ファン34を右方向に回転動作させる。
このように本制御形態では、熱風ファン34を最初に一の方向である右方向に回転させたときに、熱風ファン34が回転せず、次に熱風ファン34を他の方向である左方向に回転させようとしたら、実際に熱風ファン34が回転したのを回転検知手段53からの検知で確認した場合は、すぐに熱風ファン34の回転を停止させる信号をマイコン61から出力し、その回転の停止を回転検知手段53からの検知で確認した後に、今度は熱風ファン34を元の方向である右に戻して回転動作させるようにしている。つまり、熱風ファン34の回転が正常に戻ったのを検知すると、すぐに熱風ファン34の動作を一時的に停止させて、元の方向で熱風ファン34を回転動作させるので、熱風ファン34の回転ができない異常状態から脱した後に、素早く正規の方向に戻って熱風ファン34を回転動作させることが可能になる。
図14は、上記加熱調理中におけるマイコン61の第四制御形態として、その第1制御出力端子や第2制御出力端子と、回転検知入力端子の信号波形をそれぞれ示している。同図において、ここでは上述した時刻t1に、熱風ファン34を右回転で動作させるために、第1制御出力端子と第2制御出力端子のオン・オフをそれぞれ切替えた場合に、熱風ファン34が回転していないのを回転検知手段53で検知した後、時刻t2に熱風ファン34を左回転で動作させるために、第1制御出力端子と第2制御出力端子のオン・オフをそれぞれ切替え、その時にも熱風ファン34が回転していないのを回転検知手段53で検知したら、所定時間である例えば15秒間、第1制御出力端子をオフにする一方で、第2制御出力端子をオンにし、所定時間が経過した後の時刻t3に、第1制御出力端子と第2制御出力端子のオン・オフをそれぞれ切替えて、再び熱風ファン34を右回転で動作させようと試みる。
このように本制御形態では、熱風ファン34を最初に一の方向である右方向に回転させたときに、熱風ファン34が回転せず、次に熱風ファン34を他の方向である左方向に回転させようとしても、熱風ファン34がやはり回転しない場合に、一定時間が経過した後に、元の右方向に熱風ファン34を回転させることで、左方向で回転を試みても熱風ファン34が回転しないという異常の影響を受けることなく、右方向で再び熱風ファン34を回転動作させようと試みることが可能になる。
以上のように、本実施例の電子レンジは、被加熱物である食品などを収納する加熱室2と、被加熱物を加熱する加熱手段としての熱風ファンユニット31と、被加熱物を出し入れするために、加熱室2のほぼ前面全体を覆う扉3と、熱風ファンユニット31を制御する制御手段としてのマイコン61と、を有し、熱風ファンユニット31は、加熱器としての空気を加熱するためのヒータ33と、このヒータ33で加熱された空気を加熱室2内に送り込んで循環させるための循環ファンとしての熱風ファン34と、熱風ファン34を駆動するためのモータに相当する熱風モータ35と、熱風ファン34または熱風モータ35の回転の有無を検知する回転検知手段53とからなり、加熱室2内で被加熱物を加熱するオーブン調理時に、熱風ファン34を正転と逆転の二方向に回転動作させ、一の方向(例えば右方向)に回転させようとしているときに、回転検知手段53が熱風ファン34の回転していない状態を検知した場合に、その熱風ファン34を他の方向(例えば左方向)に回転させるように、マイコン61を構成している。
この場合、被加熱物の加熱時に、熱風モータ35を構成するロータとステータの間に異物が入り込んで、熱風ファン34が一の方向に回転できない状況になった場合でも、マイコン61が熱風ファン34を他の方向に回転させることで、異物が熱風モータ35から外れて回転できるようになる。このように、熱風ファン34の回転が異常となった場合に、異常状態から抜け出せるような制御をマイコン61が行なうことで、故障で調理ができなくなる可能性を減らした加熱調理器を提供できる。
また、本実施例のマイコン61は、熱風ファン34が回転していないのを回転検知手段53で検知した場合に、その熱風ファン34を繰り返し正方向と逆方向に回転動作させようと試み、それでも熱風ファン34が回転できないのを、回転検知手段53で検知した場合には、例えば表示手段6などでエラー報知をさせて、被加熱物への加熱を中止するように構成してもよい。
この場合、熱風ファン34の回転ができない異常状態から脱する確率が高くなり、またそれでも熱風ファン34の異常状態を解消できない場合は、エラー報知によりその旨をユーザに知らせて、被加熱物に対する加熱を自動的に中止することができる。
また、本実施例のマイコン61は、熱風ファン34を他の方向に回転させようと試みた時に、回転検知手段53で熱風ファン34が回転したのを検知した場合は、熱風ファン34を停止させる信号を出力し、回転検知手段53により停止を検知して確認したら、その後に熱風ファン34を一の方向に回転動作させるように構成してもよい。
この場合、熱風ファン34の回転が正常に戻ったのを検知すると、すぐに熱風ファン34の動作を一時的に停止させて、元の方向で熱風ファン34を回転動作させるので、熱風ファン34の回転ができない異常状態から脱した後に、素早く正規の方向に戻って熱風ファン34を再び回転動作させることが可能になる。
また、本実施例のマイコン61は、熱風ファン34を一の方向に回転させようとした時に、回転検知手段53で熱風ファン34が回転したのを検知した場合に、熱風ファン34を他の方向に回転させようとし、その時に再び回転検知手段53で熱風ファン34が回転していないのを検知した場合は、一定時間が経過した後に、熱風ファン34を再び元の一の方向に回転動作させるように構成してもよい。
この場合、熱風ファン34の回転を一の方向から他の方向に切り替えて動作させようとした場合でも、熱風ファン34が実際に回転しない場合には、一定時間が経過した後に、元の一の方向で熱風ファン34を回転動作させることで、他の方向での熱風ファン34の回転異常の影響を受けることなく、一の方向で再び熱風ファン34を回転動作させようとすることが可能になる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更可能である。例えば、上記マイコン61の各制御形態では、最初に熱風ファン34を右回転させる動作について説明しているが、最初に熱風ファン34を左回転させる動作についても、図11や図11に示す波形図で、第1制御出力端子と第2制御出力端子のオン・オフを逆にするだけで、同じことが言える。またマイコン61は、上述した第一〜第四の各制御形態を適宜組み合わせたもので構成してもよい。
2 加熱室
31 熱風ファンユニット(加熱手段)
33 ヒータ(加熱器)
34 熱風ファン(循環ファン)
35 熱風モータ(モータ)
53 回転検知手段
61 マイクロコンピュータ(制御手段)

Claims (4)

  1. 被加熱物を収納する加熱室と、
    前記被加熱物を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記加熱手段は、加熱器と、この加熱器で加熱された空気を前記加熱室内に循環させるための循環ファンと、前記循環ファンを駆動するためのモータと、前記循環ファンまたは前記モータの回転を検知する回転検知手段とからなり、
    前記被加熱物の加熱時に、前記循環ファンを一の方向に回転させようとしているときに、前記回転検知手段で回転していないのを検知した場合に、前記循環ファンを他の方向に回転させるように、前記制御手段を構成したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記回転検知手段で回転していないのを検知した場合に、前記循環ファンを繰り返し正方向と逆方向に回転動作させ、それでも前記循環ファンが回転できない場合にはエラー報知をさせて、前記被加熱物への加熱を中止するように、前記制御手段を構成としたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記循環ファンを他の方向に回転させた時に、前記回転検知手段で回転したのを検知した場合は、前記循環ファンを停止させ、その停止を確認した後に、前記循環ファンを前記一の方向に回転動作させるように、前記制御手段を構成としたことを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
  4. 前記循環ファンを他の方向に回転させた時に、前記回転検知手段で回転していないのを検知した場合は、一定時間が経過した後に、前記循環ファンを前記一の方向に回転動作させるように、前記制御手段を構成としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の加熱調理器。
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