JP2015132492A - センサ - Google Patents

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省吾 永田
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Abstract

【課題】センサ素子からシール部材へ伝わる熱を大幅に低減し、センサにおけるシール部材の熱劣化をより一層抑制したセンサを提供する。【解決手段】センサ素子10と、主体金具2と、セパレータ75の後端側に配置されると共に、外筒90の内側に固定される筒状部、及び、該径方向内側に延出する延出部40aを有する内筒40と、自身の先端向き面50aが内筒の延出部に当接し、外筒の後端側に収容される弾性のシール部材50と、センサ素子と電気的に接続されると共に、シール部材のリード孔に挿通されて外側に引き出されるリード線68と、を備え、セパレータ75と内筒40とが軸線方向に離間している。【選択図】図1

Description

本発明は、シール部材を後端部に有し、特定ガス成分の濃度を検出するガスセンサや温度センサ等のセンサに関する。
自動車エンジン等の内燃機関の燃費向上や燃焼制御を行うセンサとして、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサや空燃比センサが知られている。
このようなセンサとして、特定ガスの濃度検出を行うセンサ素子を主体金具に保持し、センサ素子の後端側を絶縁性のセラミック製セパレータで囲んだ構造が一般的に用いられている(特許文献1)。これは、リード線に接続された端子金具がセンサ素子の各電極パッドにそれぞれ電気的に接続され、セパレータよりも後端側にはゴム製のグロメット(シール部材)が配置され、セパレータ及びグロメットが金属製の外筒に覆われている。又、リード線はグロメットのリード孔を通して外部に引き出される。
そして、外筒の後端側を加締めることにより、グロメットがセパレータを先端側に向かって弾性的に押圧し、グロメットとセパレータの先端側の保持金具との間でセパレータが保持されるようになっている。
一方、近年、素子の熱容量を減らして早期活性化を図るため、センサ素子長を短くするニーズがある。しかしながら、特許文献1のような構成のセンサにおいて、上記ニーズを満たそうとすると、センサ素子長に合わせてセパレータを先端側に配置する必要がある。ところが、セパレータを先端側に配置するとセパレータに支持されるグロメットも共に先端側に配置されることとなるため、高温の排気ガスに晒されるセンサ素子からの熱が主体金具を介してセパレータに伝わり、高温となったセパレータの熱がグロメットに伝わってグロメットの劣化を早めるおそれがある。
特開2010−164591号公報(図4)
そこで、内筒を介してグロメットをセパレータから離間させることにより、セパレータからグロメットに伝わる熱を低減する構成が考えられるが、内筒とセパレータとが当接したままでは、内筒からグロメットに伝わる熱の低減には不十分である。
そこで、本発明は、センサ素子からシール部材へ伝わる熱を大幅に低減し、シール部材の熱劣化をより一層抑制することができるセンサの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のセンサは、軸線方向に延び、先端側に検出部を有するセンサ素子と、前記センサ素子の外周面を囲む筒状の主体金具と、前記主体金具の後端側に配置される筒状の外筒と、前記主体金具の後端側に配置され、前記センサ素子の後端側を囲むと共に、前記外筒の内側に固定される絶縁性のセパレータと、前記セパレータの後端側に配置されると共に、前記外筒の内側に固定される筒状部、及び、該筒状部から径方向内側に延出する延出部を有する内筒と、自身の先端向き面が前記内筒の前記延出部に当接し、前記外筒の後端側に収容される弾性のシール部材と、前記センサ素子と電気的に接続されると共に、前記シール部材のリード孔に挿通されて外側に引き出されるリード線と、を備え、前記セパレータと前記内筒とが前記軸線方向に離間している。
このセンサによれば、シール部材をセパレータから離間させてシール部材の熱劣化を抑制することができる。従って、内筒からシール部材に伝わる熱を大幅に低減してシール部材の熱劣化をより一層抑制することができる。
前記セパレータと前記主体金具とが前記軸線方向に離間するようにしてもよい。
このセンサによれば、主体金具の熱がセパレータに直接伝わらず、セパレータが高温になり難いため、内筒からシール部材に伝わる熱を大幅に低減してシール部材の熱劣化をより一層抑制することができる。
前記シール部材は、軸線方向に貫通する通気孔を有し、前記通気孔には、撥水性の通気フィルタが挿入されるようにしてもよい。
また、前記内筒の前記延出部は前記通気孔に連通する貫通孔を有し、前記通気孔には、筒状のフィルタ留め金具がさらに挿入され、前記貫通孔と前記フィルタ留め金具の内部空間とが連通しつつ、前記フィルタ留め金具の先端向き面が前記内筒の前記延出部に当接するようにしてもよい。
さらに、前記通気フィルタは、前記フィルタ留め金具の外側を覆うシート状のフィルタであり、前記フィルタ留め金具は、径方向外側に突出するフランジ部を自身の先端側に備え、前記フランジ部の先端向き面が前記内筒の前記延出部に当接するようにしてもよい。
このセンサによれば、通気フィルタやフィルタ留め金具、そのフランジ部の先端向き面に内筒の延出部を当接させることで、シール部材内に配置した通気フィルタやフィルタ留め金具の先端側への脱落を防止することができる。
前記内筒の前記延出部には後端側へ突出する突出部が形成され、前記シール部材の前記先端向き面に前記突出部が嵌入し、前記シール部材の周方向の回転を規制するようにしてもよい。
このセンサによれば、シール部材の周方向の回転を規制し、シール部材のリード孔に挿通されたリード線に余分な力が加わってリード線が損傷することを防止できる。
前記先端向き面には、自身の周方向の回転を規制する回転規制部が形成されており、前記内筒の前記延出部には前記回転規制部と当接する係合部が形成されていてもよい。
このセンサによれば、シール部材の周方向の回転を規制し、シール部材のリード孔に挿通されたリード線に余分な力が加わってリード線が損傷することを防止できる。
この発明によれば、センサ素子からシール部材へ伝わる熱を大幅に低減し、センサにおけるシール部材の熱劣化をより一層抑制することができる。
本発明の実施形態に係るセンサの軸線方向に沿う断面図である。 グロメット、内筒、セパレータの分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1、図2を参照し、本発明の実施形態に係るガスセンサ(酸素センサ)100について説明する。図1はガスセンサ100の軸線O方向に沿う断面図、図2はグロメット(シール部材)50、内筒40及びセパレータ75の分解斜視図である。なお、図1の下側(センサ素子10の検出部10aが位置する側)を「先端側」と称し、上側(センサ素子10の電極取出部(電極パッド)10eが位置する側)を「後端側」と称する。
ガスセンサ100は、センサ素子10を組み付けたアッセンブリである。ガスセンサ100は、軸線O方向(図1の上下方向)に延びる板状のセンサ素子10と、自動車エンジンの排気管に固定される主体金具2とを備えている。主体金具2は略円筒状をなし、排気管に固定されるためのねじ部24が外表面に形成される一方、内孔25を有し、内孔25から径方向内側に突出する棚部2pを先端側に有している。そして、主体金具2はセンサ素子10を内孔25内に収容すると共に、センサ素子10の先端側に設けられた検出部10aと後端側に設けられた電極パッド10eをそれぞれ主体金具2から突出させた状態で、センサ素子10を保持している。また、主体金具2の内周面とセンサ素子10の外周面との間には、センサ素子10の外周面を囲むセラミック製の環状の保持部材21、粉末充填材(滑石リング)22、23、およびセラミック製のスリーブ30がこの順に検出部10a側から積層されている。そして、主体金具2の後端部2aを加締めてスリーブ30を先端側に押し付けることにより、保持部材21が棚部2pに係止されつつ滑石リング22,23が押し潰れて内孔25内に充填され、センサ素子10が主体金具2内の所定位置にしっかりと固定される。滑石リング22,23としては、滑石(セラミック粉末)、ガラス(ケイ酸ガラスまたはケイ酸塩ガラス等のケイ酸化合物)を挙げることができる。
なお、保持部材21及び滑石リング22は金属カップ20を介して主体金具2の内孔25内に収容されている。
また、主体金具2の先端側外周には、センサ素子10の検出部10aを囲む金属製の外部プロテクタ4および内部プロテクタ3が取り付けられている。
なお、この例ではセンサ素子10は、固体電解質層表面に一対の電極を配置した構成の酸素センサ素子になっていて、又、セルを活性化させるためのヒータや、固体電解質層を保護するための絶縁層(アルミナ等)が積層されている。さらに、センサ素子10の検出部10aの表面を多孔質保護層12が覆っている。
一方、センサ素子10の後端側、及びセンサ素子10の後端側の両板面にそれぞれ設けられた電極パッド10e(この例では各面に2個ずつ計4個)は、円筒状のセラミック製セパレータ75で囲まれている。後述するように、セパレータ75は、センサ素子10の挿通孔75hを中心に有すると共に、この挿通孔75hに連通して複数の端子金具60(この例では4個)をそれぞれ収容する空孔75k(図2参照、この例では4個)を有している。そして、それぞれ仕切られた空孔75kに各端子金具60が絶縁を確保してそれぞれ挿通され、端子金具60がセンサ素子10の各電極パッド10eにそれぞれ電気的に接続されている。
セパレータ75内に保持された各端子金具60は先端で内側に折り返され、折り返し部分がセンサ素子10の各電極パッド10eに電気的に接続するようになっている。一方、各端子金具60の後端側はセパレータ75の後端から突出する圧着部65になっている。圧着部65は自身の内側にリード線68を加締め接続している。各リード線68は、後述する内筒40の外側貫通孔41h(図2参照)、及びグロメット50のリード孔51hを通されて外部に引き出されている。
セパレータ75の後端には、円筒状でゴム等の弾性のシール部材(グロメット)50がセパレータ75と離間して配置され、セパレータ75とグロメット50が金属製の外筒90に覆われている。又、外筒90の内側におけるグロメット50とセパレータ75の間には、金属製で後端側が閉じた有底円筒状の内筒40が配置され、内筒40とセパレータ75も軸線O方向に離間している。内筒40は軸線方向に延びる筒状部、及び、該筒状部から径方向内側に延出する延出部40aを有している(図2参照)。
外筒90の軸線O方向の中央よりも先端側には、セパレータ75を先端側から保持する金属製で略円筒状の留め金具80が加締め固定され、加締め部90tを形成している。さらに外筒90の上記加締め部90tより後端部が後端側へ向かってセパレータ75の外径よりも縮径し、内側凸部90aを形成している。図2に示すように、留め金具80は金属製で略円筒状をなし、その後端縁から内面に向かって折り返し面80bを有する長片80sを周方向に等間隔で複数(この例では6個)有している。又、軸線O方向に、留め金具80の先端向き面は主体金具2の後端部2aとほぼ同じ位置にある。
そして、外筒90の後端側が加締められ、グロメット50が外筒90内に保持されると共に、内筒40の筒状部の位置で外筒90が径方向内側に加締められて加締め部90sを形成し、内筒40が外筒90内に固定されている。又、これにより、グロメット50の先端向き面50aが、内筒40の延出部40aに押圧されるようになっている。
又、留め金具80の折り返し面80bがセパレータ75の先端向き面75bに嵌め込まれた状態で、内側凸部90aの先端向き面にセパレータ75の後端向き面75aを係止させ、留め金具80の側面にて外筒90を径方向内側に加締める。これにより、セパレータ75が先端側と後端側の上下で軸線O方向に挟まれつつ、軸線O方向に主体金具2(の後端部2a)と離間して保持される。又、長片80sはセパレータ75の外側面に当接し、長片80sの弾性力により、外筒90に加えられた衝撃がセパレータ75に直接伝わらないようになっている。
さらに、内部にセパレータ75、内筒40及びグロメット50を保持した外筒90は、主体金具2の後端側に嵌合され、嵌合部を加締め後、全周溶接して両者が接続されている。
さらに、図2に示すように、グロメット50の中心には軸線O方向に貫通する通気孔50hが形成され、通気孔50hより径方向外側には、軸線O方向に貫通する複数(この例では4個)のリード孔51hが周方向に沿って形成されている。
そして、各リード線68は、リード孔51hを通されて外部に引き出されている。一方、通気孔50hには、筒状のフィルタ留め金具55と、フィルタ留め金具55の外側を覆う撥水性の通気フィルタ52が挿入されている。これにより、グロメット50の外部から基準ガス(大気)をガスセンサ内に導入可能になっている。通気フィルタ52はPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)等のフッ素樹脂からなり、水滴を通さず大気を通すことができる。
フィルタ留め金具55は、金属製で後端側が閉じた有底円筒状をなしている。フィルタ留め金具55の後端向き面には中心孔55hが形成され、中心孔55hから通気フィルタ52を介して基準大気がガスセンサ内に流入する。一方、フィルタ留め金具55の先端側には径方向外側に突出するフランジ部55fが形成されている。又、グロメット50の先端向き面50a側にて、通気孔50hの周縁が後端側へ凹んで凹部50a1を形成し、フランジ部55fの後端向き面55aが通気フィルタ52を介して凹部50a1に接している(凹部50a1に収容されている)
一方、内筒40の延出部40aの中心には貫通孔40hが形成され、貫通孔40hより径方向外側には複数(この例では4個)の外側貫通孔41hが周方向に沿って形成されている。そして、貫通孔40hは通気孔50hに連通し、外側貫通孔41hはリード孔51hに連通している。
なお、フィルタ留め金具55が貫通孔40hを通って脱落しないよう、貫通孔40hがフランジ部55fと完全に重ならないようにする必要がある。本実施形態では、フランジ部55fの直径が貫通孔40hの孔径よりも大きく形成されているため、貫通孔40hがフランジ部55fと完全に重ならず、貫通孔40hがフィルタ留め金具55の内面(中心孔55h)に連通しつつ、フランジ部55fの先端向き面55bが内筒40の延出部40aに当接している。
さらに、本実施形態では、内筒40の延出部40aには、隣接する2つの外側貫通孔41hの間に後端側へ突出する矩形状の突出部40sが形成されている。そして、グロメット50の先端向き面50aに突出部40sが嵌入し、グロメット50の周方向の回転を規制している。
以上のように、本実施形態においては、グロメット50とセパレータ75との間に内筒40が配置され、グロメット50をセパレータ75から離間させている。そして、内筒40とセパレータ75との間の接触面積は小さい。このため、セパレータ75からグロメット50への熱の伝達は減少し、グロメット50の熱劣化を抑制することができる。
さらに、セパレータ75と主体金具2との間も離間しているため、主体金具2の熱がセパレータ75に直接伝わらず、セパレータ75が高温になり難い。従って、内筒40からグロメット50に伝わる熱を大幅に低減してグロメット50の熱劣化をより一層抑制することができる。
又、フランジ部55fの先端向き面55bに内筒40の延出部40aを当接させることで、グロメット50内に配置したフィルタ留め金具55の先端側への脱落を防止することができる。なお、グロメット50のリード孔51hより径方向内側に通気フィルタ52を配置することで、排気ガス側の熱が伝わって高温になる外筒90の熱が通気フィルタ52に伝わり難く、通気フィルタ52の劣化を抑制することができる。さらに、グロメット50を加締めて通気フィルタ52を通気孔50h内に固定する際、通気孔50hがグロメット50の中心に近い側に位置するので、加締め力が通気孔50hの周方向に均一に加わり、加締めを安定して行うことができ、通気フィルタ52のシール性が維持される。
さらに、内筒40の延出部40aに突出部40sを形成することで、グロメット50の周方向の回転を規制し、グロメット50のリード孔51hに挿通されたリード線68に余分な力が加わってリード線68が損傷することを防止できる。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の思想と範囲に含まれる様々な変形及び均等物に及ぶことはいうまでもない。例えば、セパレータ、グロメット、内筒及び通気フィルタの形状は上記に限定されない。
又、センサとしては、酸素センサの他、NOxセンサ、HC、H等のガス濃度を測定するためのガスセンサに限られず、例えば温度センサ等に適用することもできる。
又、内筒40をレーザ溶接等の溶接によって外筒90に固定してもよい。セパレータ75を外筒90の内側に固定する方法も上記に限られない。
又、本実施形態では、内筒40に形成した突出部40sを、グロメット50の先端向き面50aに嵌入させて回転を規制したが、グロメット50の先端向き面50aに回転規制部50bを形成し、内筒40の延出部40aに上記回転規制部50bと当接する係合部を形成することで回転を規制してもよい。上記したグロメット50側の回転規制部50bは、先端側へ突出する突出部であってもよく、後端側へ凹む凹部であってもよい。
内筒40の延出部40aの位置も筒状部の後端に限定されない。
内筒40の延出部40aに突出する矩形状の突出部40sの形状、位置、個数等も限定されない。
さらに、内筒40の先端縁を端子金具60の圧着部65よりも後端側に位置させると、導電性の内筒40に圧着部65が接して絶縁性が低下することを抑制できる。
又、通気フィルタ52もシート状に限定されず、例えば円柱状や円筒状であってもよい。又、フィルタ留め金具55の直径が貫通孔40hの孔径よりも大きく形成されていれば、フランジ部55fは省略してもよい。この場合、フィルタ留め金具55の先端縁が内筒40の延出部40aに当接する。
2 主体金具
10 センサ素子
10a 検出部
40 内筒
40a 内筒の延出部
40h 貫通孔
40s 内筒の突出部
50 シール部材(グロメット)
50a シール部材(グロメット)の先端向き面
50b 回転規制部
50h シール部材(グロメット)の通気孔
51h リード孔
52 通気フィルタ
55 フィルタ留め金具
55a フランジ部の後端向き面
55b フランジ部の先端向き面
55f フィルタ留め金具のフランジ部
60 端子金具
68 リード線
75 セパレータ
90 外筒
100 センサ
O 軸線方向

Claims (7)

  1. 軸線方向に延び、先端側に検出部を有するセンサ素子と、
    前記センサ素子の外周面を囲む筒状の主体金具と、
    前記主体金具の後端側に配置される筒状の外筒と、
    前記主体金具の後端側に配置され、前記センサ素子の後端側を囲むと共に、前記外筒の内側に固定される絶縁性のセパレータと、
    前記セパレータの後端側に配置されると共に、前記外筒の内側に固定される筒状部、及び、該筒状部から径方向内側に延出する延出部を有する内筒と、
    自身の先端向き面が前記内筒の前記延出部に当接し、前記外筒の後端側に収容される弾性のシール部材と、
    前記センサ素子と電気的に接続されると共に、前記シール部材のリード孔に挿通されて外側に引き出されるリード線と、
    を備えるセンサであって、
    前記セパレータと前記内筒とが前記軸線方向に離間しているセンサ。
  2. 前記セパレータと前記主体金具とが前記軸線方向に離間している請求項1記載のセンサ。
  3. 前記シール部材は、軸線方向に貫通する通気孔を有し、
    前記通気孔には、撥水性の通気フィルタが挿入されてなる請求項1又は2記載のセンサ。
  4. 前記内筒の前記延出部は、前記通気孔に連通する貫通孔を有し、
    前記通気孔には、筒状のフィルタ留め金具がさらに挿入され、
    前記貫通孔と前記フィルタ留め金具の内部空間とが連通しつつ、前記フィルタ留め金具の先端向き面が前記内筒の前記延出部に当接する請求項3記載のセンサ。
  5. 前記通気フィルタは、前記フィルタ留め金具の外側を覆うシート状のフィルタであり、
    前記フィルタ留め金具は、径方向外側に突出するフランジ部を自身の先端側に備え、
    前記フランジ部の先端向き面が前記内筒の前記延出部に当接する請求項4記載のセンサ。
  6. 前記内筒の前記延出部には後端側へ突出する突出部が形成され、
    前記シール部材の前記先端向き面に前記突出部が嵌入し、前記シール部材の周方向の回転を規制する請求項1〜5のいずれかに記載のセンサ。
  7. 前記シール部材の前記先端向き面には、自身の周方向の回転を規制する回転規制部が形成されており、
    前記内筒の前記延出部には前記回転規制部と当接する係合部が形成されている請求項1〜5のいずれかに記載のセンサ。
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