JP2010139290A - センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ素子の各電極端子に接続された複数の端子金具を、先後に貫通する各端子用空孔内に配置させ、かつ包囲する絶縁材からなる端子包囲部材を有してなるセンサで、その包囲部材内で端子金具を先後のいずれにも移動させず、電気的接続の信頼性を高める。
【手段】センサ内の端子包囲部材70を、先端側包囲部材71と後端側包囲部材271とに先後に分割して両者を端面で突き合せて構成した。その中の端子金具51bに、側方に突出する突出片部54を設けておき、この突出片部54を、先端側包囲部材71の後端面73の凹部77内に入り込ませて、両端面73,273の間に挟ませた。これにより端子金具51bは先方だけでなく、後方へも動かない。また、端子金具51bの後端又はリード線にねじり作用を受けても、自身の長手方向を軸とする仮想軸の回りにも回らないため、信頼性の高い電気的接続が得られる。
【選択図】 図4

Description

本発明はセンサに関し、詳しくは、例えば内燃機関から排出される排気ガス中の特定ガス成分の濃度を検出するための酸素センサやNOxセンサ、HCセンサ等のガスセンサや排気ガスの温度を検出するための温度センサ等のセンサに関する。
従来、自動車の空燃比制御に排気ガス中の特定ガス成分の濃度に応じて電気的特性が変化するセンサ素子を備えたセンサが使用されている(特許文献1)。図15は、このようなガスセンサ(以下、センサとも言う)1を示したものである。このガスセンサ1は、例えば、酸素イオン導電性を有する固体電解質よりなるセンサ素子(以下、単に素子ともいう)21と、このセンサ素子21を保持するための主体金具(金具本体)11と、この主体金具11の後端(図示上端)側に包囲状に設けられた金属製の保護筒(外筒)81などから構成されている。保護筒81内には、センサ素子21の後端寄り部位の側面に設けられた電極端子25と電気的に接続された端子金具51が配置されている。そして、その端子金具51の後端の圧着部(バレル)57には、保護筒81の後端においてシール用弾性部材(グロメットないしパッキング)101に設けられた貫通孔(空孔)105を通されて、外部に引き出されたリード線61が接続されている。
また、図15のセンサ1では、端子金具51、及びこれに接続されたリード線61の先端部分は、保護筒81内に配置された端子包囲部材(セパレータともいわれる)71内の端子用空孔(スペース)75内に配置されている。この端子包囲部材71は、セラミック等の電気的な絶縁材からなり、図16の横断面に示したように、内部には各端子金具51相互の絶縁が確保される形で先後に貫通するように形成された複数の端子用空孔(スペース。以下、単に空孔ともいう)75を備えている。そして、各端子金具51は、その各空孔75内に配置、収容されている。なお、本明細書において、センサ又はその構成部品若しくは部位(部分)に関して、「後端」というときは、図15のセンサ1、その構成部品等に関する上端をいい、「先端」というときは、その逆の端(下端)をいうものとする。
ところで、図15のセンサ1における端子金具51は、金属板材からプレスや曲げ加工により形成された物が使用されるのが普通である。この端子金具51は、各空孔75内において、先端において折り返し状に曲げ成形された板バネ部からなる端子接続部53を備えている。そして、この端子接続部53を各空孔75内で自身のバネ性によって、端子包囲部材71の中心の空孔部に位置するセンサ素子21の側面24に設けられた各電極端子25に押付けて、その電気的な接続を確保している。なお、端子包囲部材71の先端71aには、詳しくは図示しないが、溝状をなす凹部71bが形成されており、この凹部71bに端子金具51の先端において側方へ突出するように形成されたフック59が嵌り込むように構成されている。
特開2007−47093号公報
上記したように、前記構成のセンサ1においては、端子金具51の先端のフック59が、端子包囲部材71の先端71aの凹部71bに嵌り込んでいる。これにより、リード線61や端子金具51が後方へ引かれるような外力や、端子金具51自身の長手方向に関する軸(仮想軸)回りにねじり作用を受けても、一応、それらの外力に抗することができる。しかし、この構成では、端子金具51自身が先端側へ移動するのを規制することはできない。また、センサは自動車に取付けられて使用されることで種々の振動を受ける。こうしたことから、前記構成のセンサ1においては、第1に、端子金具51が、端子包囲部材71内で先端側へ動く可能性があり、したがって、センサ1内でのその位置の安定性に課題があった。すなわち、そのような動きがあると、素子21の電極端子25との電気的接続の信頼性が低くなり、導通不良(接触不良)を招く危険があるためである。
また、第2には、端子金具51の先端のフック59を凹部71bに嵌り込ませているとしても、リード線61がねじられるなどして、端子金具51の後端において、前記した仮想軸の回りにねじり作用又は回転作用を受けた場合には上記したのと同様の問題がある。というのは、端子金具51は細長く形成されるため、端子金具51の後端においてこのような回転作用を受けると、フック59より後方に位置する部位のねじれ、或いはねじれ変形を有効に防止することはできないためである。すなわち、このような場合にも、素子21の電極端子25との導通不良を招く可能性がある。
本発明は、こうした問題点に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、センサの端子包囲部材内において端子金具が後方だけでなく、先方へも移動するのを積極的に防止できるようにすることにある。また、第2の目的は、端子金具が自身の先後方向に移動するのを防止すると共に、先後方向の仮想軸の回りに、端子包囲部材のスペース内で、とくに端子金具の後端又は後端寄り部位にねじり作用を受けても、そのような作用に有効に抗することができるようにして、電気的接続の信頼性が高められるようにすることにある。
前記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、センサ自身の先後方向に延び、複数の電極端子を備えたセンサ素子と、このセンサ素子の各電極端子に対し、端子接続部が押付けられて接続された複数の端子金具と、この複数の端子金具を先後に貫通する各端子用空孔内に配置させ、かつ包囲するように形成された絶縁材からなる端子包囲部材と、前記端子金具に接続されてセンサ自身の後端から外部に引き出されてなるリード線とを有してなるセンサにおいて、
前記端子包囲部材を、先端側包囲部材と後端側包囲部材とに先後に分割し、該先端側包囲部材の後端面と該後端側包囲部材の先端面とを突き合せて構成し、
前記端子金具の少なくとも1つには、前記先端側包囲部材の後端面と前記後端側包囲部材の先端面との間に挟まれる部位において側方に突出する突出片部を設けておき、
該突出片部を、前記先端側包囲部材の後端面と前記後端側包囲部材の先端面との間に挟ませたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記先端側包囲部材の後端面と、前記後端側包囲部材の先端面との少なくとも一方に、前記突出片部が嵌り込み可能であり、かつその嵌り込み状態において、該突出片部を有する端子金具が前記端子用空孔内で先後方向に延びる仮想軸の回りに回るのを規制可能の凹部が形成されており、前記突出片部が該凹部に嵌り込んでいることを特徴とする請求項1に記載のセンサである。
請求項3に記載の発明は、前記先端側包囲部材と前記後端側包囲部材とが、そのいずれか一方に対して他方が、センサの中心軸線回りに相対的に回るのを防止するため、前記先端側包囲部材の後端面と前記後端側包囲部材の先端面とが突き合されている状態において、前記後端面と前記先端面とに形成された凸部又は凹部を互いに嵌合させていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のセンサである。
請求項1の発明によれば、前記端子金具における前記突出片部が、前記先端側包囲部材の後端面と、前記後端側包囲部材の先端面とで先後に挟まれている。このため、センサ内において当該端子金具は、前記端子包囲部材に対して後方への移動が防止できるというだけでなく、先方(先端側)への移動も防止できる。したがって、その分、端子包囲部材内における当該端子金具の位置の安定が図られる。また、該端子金具における端子接続部と前記素子の電極端子との導通不良又は接触不良の発生防止が図られる。なお、本発明において、端子金具はそのいずれもが突出片部を有しているのが好ましいが、端子金具の全部について突出片部が設けられている必要はない。1の端子金具だけが突出片部を有しているだけでも、当該端子金具について、本発明の効果が得られる。
請求項2に記載の本発明のセンサでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、次のような効果が得られる。本発明では当該端子金具における前記突出片部が、前記凹部(端子金具回り止め用の凹部)に嵌り込んでいるため、当該端子金具の後端、又はそれに接続されているリード線にねじり作用がかかったとしても、そのねじり作用はこの突出片部において阻止される。すなわち、この突出片部に連なる先端側の部位が、前記空孔内で先後方向に延びる仮想軸の回りに回るのを規制できる。これにより、該端子金具における前記端子接続部を、該突出片部に連なる先端側に設けておくか、該突出片部を前記端子接続部より後方に設けておくことで、その端子接続部と前記素子の電極端子との導通不良の発生を一層有効に防止できる。なお、 請求項2において、「凹部」に関して、「前記先端側包囲部材の後端面と、前記後端側包囲部材の先端面との少なくとも一方に、」とあるのは、該凹部が、前記先端側包囲部材の後端面、若しくは、前記後端側包囲部材の先端面のいずれか一方に形成されているだけでもよいし、前記先端側包囲部材の後端面及び前記後端側包囲部材の先端面の両方に形成されていてもよいことを意味する。
請求項3に記載のセンサによれば、前記先端側包囲部材と前記後端側包囲部材とが、そのいずれか一方に対して他方が、センサの中心軸線回りに相対的に回らない。このため、上記した効果に加えて、前記突出片部を有する端子金具は端子包囲部材内において、さらに安定してその位置が保持される。
以下、本発明のセンサを実施するための最良の形態について、図1〜図11に基づいて詳細に説明するが、本形態のセンサは、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ1(以下、単にセンサ1ともいう)であり、図15に示したものと次の点が基本的に相違するだけである。このため、まず、この相違点に基づいて、本形態のセンサの要部の概略を説明する。すなわち、本形態のセンサ1は、図1、図2等に示したように、絶縁材からなる端子包囲部材70が、先端側包囲部材71と後端側包囲部材271とに先後に分割されており、先端側包囲部材71の後端面73と後端側包囲部材271の先端面273とを突き合せて構成されている。また、図1、図2における右側に示した端子金具51bに対し、突出片部54が設けられている。そして、この突出片部54が、先端側包囲部材71の後端面73と後端側包囲部材271の先端面273との間に挟まれる構成とされている。
また、本形態では、先端側包囲部材71の後端面73に凹部77が形成されている。この凹部77は、図2〜図4等に示したように、端子金具51bの突出片部54が嵌り込み可能であり、かつその嵌り込み状態において、突出片部54を有する端子金具51bが端子用空孔75内で先後方向に延びる仮想軸(図示せず)の回りに回るのを規制可能に凹設されている。本例では、この凹部77は後端面73を平面視したとき(後端側から見たとき。図5、図7参照)、半径外方において矩形をなすよう凹設されており、端子金具51bの突出片部54がその凹部77に嵌り込んでいる。なお、詳しくは後述するが、本形態では、図1、図2の中心軸線Gを挟んで左右に、それぞれ3個の端子金具が、端子包囲部材70内において、素子21を挟んで、その各側面(図1,2の左右側)24側に配置されている。そして、各電極端子25に端子接続部53がバネ性で押さえつけるようにされ、各空孔75内に配置されている。また、各面24側の中央に位置する端子金具51bが突出片部54を有しており、この突出片部54が、先端側包囲部材71の後端面73の凹部77に嵌り込む構成とされている。
したがって、このような構成を有する本形態のセンサ1において、端子金具51bは、端子包囲部材70に対して、後方へも先方へもその移動が防止されている。また、端子金具51bにおける突出片部54が、上記したように凹部77嵌り込んでいるため、その端子金具51bの後端、又はそれに接続されているリード線61にねじり作用がかかったとしても、端子金具51bはそれが配置されている端子包囲部材70の空孔75内において、その先後方向に延びる仮想軸回りに回ることが阻止されている。
以下、本形態のセンサ1について、図1〜図11に基づいてさらに詳細に説明する。まずセンサ1の全体の構成について説明する。このセンサ1は、筒状をなす主体金具11(以下、単に本体11ともいう)の内側に、先端側(図示下端側)に検出部(図示せず)21aを備えた長寸で、横断面が矩形をなす帯板状の、セラミックを主体として形成されたセンサ素子21が配置され、気密を保持して固定されている。主体金具11は、その内周面が先端(図1の下端)から後端に向けて順次大径となるように、同心で段付円筒状に形成されており、外周面の下端寄り部位にはエンジンの排気管(図示せず)への固定用のネジ12が形成されている。
このような本体11の内側であってセンサ素子21の外側には、同素子21を気密を保持して固定する気密保持、固定手段が充填状に設けられている。この気密保持、固定手段は、本体11の内側の下方の段部に内ツバが支持されてなる筒体30が介挿され、その筒体30の内側であってその内ツバの上に、下からアルミナから形成されたホルダ31、シール材(本例では滑石)32、33が順次配置されている。そして、シール材33の上にはスリーブ35が配置され、リングワッシャ36を介して、本体11の後端寄り部位の円筒部15に連設された薄肉のカシメ用円筒部16を内側に折り曲げかつスリーブ35の後端を先端側に圧縮し、内部のシール材32、33等を圧縮することで、素子21を主体金具11の内側に気密状に固定している。
このように固定されている素子21は、検出部21aのある先端側を本体11の先端面より所定量(長さ)突出させており、後端(図1の上端)寄り部位23を本体11の後端およびスリーブ35の後端面より所定量(長さ)突出させている。また、このような素子21の先端(検出部21a)には、その周囲を包囲するように、複数の穴(通気孔)の設けられた二重構造からなるプロテクタ(保護カバー)18が被せられており、本体11の先端に外嵌されて固定されている。なお、本体11の軸線G方向の中間部において、外周に突出状に形成された大径部19は、本体11を排気管(図示せず)へねじ込むための多角形部(工具係合部)であり、この下面にはシール用のガスケット20が取着されている。
このように本体11内に配置して固定された素子21のうち、スリーブ35の後端(図示上端)から突出している後端寄り部位23の両側面24,24には、図1の右側に示したように、それぞれ複数(例えば3つ)の電極端子(メタライズ層)25が横に並んで形成されている(図1の右図参照)。ただし、本例では、両横端に位置する電極端子25に対し、その間(中間)に位置する電極端子25が後方(図示上)に位置し、それらは互いに先後(図示上下)に重ならない位置に形成されている。これらの電極端子25は、検出部21aからの検出出力取り出し用のものと、素子21に形成された図示しないヒーターへの電圧印加用のものであり、素子21と同時焼成で形成されている。
以上、説明したのは本形態のセンサ1の先端側の略半分(図1の略下半分)であり、図14の左下に示した、素子21が本体11内に固定されている素子側半組立体201の部分に相当する。本形態のセンサ1は、この素子側半組立体201と、センサ1の後端側の略半分(図1の略上半分)であり、図14の右上に示した端子金具側半組立体301とを、後述するように組み付けることで製造される。次に、この端子金具側半組立体301を構成するセンサ1の後端側の略半分の部分について詳細に説明する。
すなわち、センサ1の後端側には異径円筒形状の保護筒81が配置されており、その内側であって、素子21の後端寄り部位23には、絶縁材(セラミック)からなる円筒状又は円柱状の端子包囲部材70が、主体金具11と同軸状に配置されている。詳細は、後述するが、この端子包囲部材70内には、端子金具51a,51bが配置されており、その端子接続部53を素子21の各側面24の各電極端子25に押付け、それぞれ電気的に接続されている。なお、端子包囲部材70は、先端側(図1下側)に位置する先端側包囲部材71と、後端側に位置する後端側包囲部材271とに先後に分割され、後端側包囲部材271の先端面273を先端側包囲部材71の後端面73に突き合せた形で、同軸状に配置されている(図1、図2等参照)。
次に先端側包囲部材71及び端子金具51a,51bの構成の詳細について、図1〜図7等に基づいて説明する。先端側包囲部材71は、後端部の外周に円環状のフランジ74を有する概略円柱状をなしている。軸線Gが通る中央に先後に貫通する空孔部76を有しており、この空孔部76に素子21の後端寄り部位23が内挿されている。また、横断面においては(図6参照)、この空孔部76を挟む配置で、各側に複数の端子用空孔75が先後に貫通状に延びている。そして、その各端子用空孔75に端子金具51a,51bが内挿されている。ただし、各側の端子用空孔75は、隣接する各端子金具51a,51b相互の絶縁が保持されるように、先後に延びる壁(隔壁)78(図5、図6参照)で区画されており、各端子用空孔75内に端子金具51a,51bが配置されて、中央の空孔部76内に配置された素子21の各電極端子25に接続されている。
なお、各端子金具51a,51bは、本例では、先後方向に延びる端子金具本体(中継線部)52の先端で、素子21側(図1,2において軸線G側)において凸となす円弧形を呈するように、折り返し状に曲げられてなるバネ性を有する端子接続部53を備えている。そして、各空孔75内において各端子接続部53を、バネ性を利用して素子21の各側面24の電極端子25に押付けている。なお、端子金具51a,51bは、本例では、図7、図10等に示したように、素子21を挟む各側の端子用空孔75のうち、幅方向の両側(両横端)に配置される端子金具51aと、中央に配置される端子金具51bとが異なるものとされている。(図10参照)。そして、この中央に配置される端子金具51bには、端子接続部53の後方に、素子21と反対側の側方(外側方)に向けて二股状に突出する突出片部54を備えている。
ここで、本例のセンサ1において配置されている端子金具51a,51bについて、さらに詳細に説明する(図10参照)。これら各端子金具は、各側の端子用空孔75のうち、素子21の幅方向の両側(両横端)に配置される端子金具51aと、中央に配置される端子金具51bとが形状、大きさにおいて異なる。なお、図1、図2では、軸線Gの左側に位置する端子金具51aが、両横端に位置する端子金具51aとして図示されており、軸線Gの右側に位置する端子金具51bが、中央の端子金具51bとして図示されている。また、中央の端子金具51bは、その端子接続部53が他より短く形成されている。
さらに、いずれの端子金具51a,51bも、その後端又は後端寄り部位にはリード線61を圧着して接続する圧着部(バレル)57a,57bを備えているが、素子21の各側において、その両横端に位置する端子金具51a,51aと、中央に位置している端子金具51bとでは、そのバレルの向きが異なるものとされている。すなわち、両横端に位置する端子金具51a,51aは、圧着部57a,57aをなすカシメ片58が、素子21側(電極端子側)に折り曲げられてリード線(芯線先端)61を圧着して接続している。
一方、中央の端子金具51bは、圧着部57bをなすカシメ片58が電極端子25側と反対側に折り曲げられてリード線61を圧着して接続している。また、両横端に位置する端子金具51a,51aは、それぞれ先端に、先端側包囲部材71の先端面71aの溝状の凹部71bに係止して後方への移動が止められるフック(ランス)59をそれぞれ張出し状に備えている。さらに、この両横端に位置する端子金具51a、51aは、図10に示したように、端子金具本体52の部分が外側においてアングル状に曲げられている。
さて次に、後端側包囲部材271について説明する(図2〜図4、図8,図9等参照)。この後端側包囲部材271は、円柱状をなし、内側には先端側包囲部材71における端子用空孔75、及び各端子金具51a,51bの圧着部57a,57bに対応する平面配置で、端子用空孔275が、それぞれ先後に貫通するように設けられている。したがって、中央に配置される端子金具51bの圧着部57bが収容される端子用空孔275は、両横端の端子用空孔275に対して、後方から見たとき、図8,図9に示したように、素子21の両側面24が挟む中心線Cに対し、外方に偏在するように設けられている。なお、後端側包囲部材271における各端子用空孔275の内径は、いずれも、リード線61を圧着してなる圧着部57a,57bを通過させ得る大きさで、横断面が円形とされている。
ところで、上記した先端側包囲部材71の後端面73は、次のように形成されている。すなわち、図3、図4等に示したようにこの後端面73であって、上記した二股状の突出片部54を有する端子金具51bが収容される各側の中央の端子用空孔75における開口端の周縁には、半径外方向に向けて、突出片部54が嵌り込み可能の凹部77が、先端71a側に向けて凹む形で形成されている。すなわち、本例では、端子金具51bを、その二股状の突出片部54が半径外側を向くようにしつつ、先端を先端側包囲部材71の後方から空孔75内に臨ませて挿入したとき、各突出片部54がその凹部77の底に当接して嵌り込むように形成されている。そして、その嵌り込み状態においては、各突出片部54が凹部77の相互に対向する壁77bにて、それぞれ拘束されるように構成されている(図3、図4、図7参照)。これにより、端子金具51bにおけるその突出片部54が、後端面73の凹部77に嵌り込んだ状態においては、その嵌り込みにより、端子金具51bは空孔75内において、自身の先後方向に延びる仮想軸の回りに回るのが規制されている。
また、本形態では、先端側包囲部材71の端子用空孔75内に、端子金具51a,51bの端子接続部53が収容されており、その状態で、後端面73に、後端側包囲部材271の先端面273が突き合わせられているとき、各端子金具51a,51bの圧着部57a,57bが後端側包囲部材271の端子用空孔275内に位置する。このとき、突出片部54が、先端側包囲部材71の後端面73における凹部77の底と、後端側包囲部材271の先端面273との間に挟まれる設定とされている。なお、凹部77の軸線G方向の深さは、先端側包囲部材71の後端面73と、後端側包囲部材271の先端面273とを突き合せた際に、突出片部54が凹部77の底面と、後端側包囲部材271の先端面273との間にて挟まれるように設定されている。
また、本形態では、上記した凹部77とは別に、先端側包囲部材71の後端面73に先端側に向けて凹む凹部79が、図3、図4に示したように、平面視、中心の軸線Gを挟む対称配置で、外周面寄り部位に、しかも、素子21の両縁を挟む配置で、2箇所設けられている。一方、後端側包囲部材271の先端面273には、この2つの各凹部79にそれぞれ嵌合するように突出形成された凸部279が設けられている。そして、上記のように、各端子金具51a,51bを各空孔75に内挿しつつ、先端側包囲部材71の後端面73と、後端側包囲部材271の先端面273とを突き合せて配置せている状態において、この凹部79に凸部279が嵌合する構成とされている(図11参照)。これにより、先端側包囲部材71と後端側包囲部材271とが、そのいずれか一方に対して他方が、センサ1の中心軸線Gの回りに相対的に回るのが防止されている。なお、凹部79と凸部279とは、軸線G方向から見たとき、本形態ではいずれも扇形を呈している。
このような本例センサ1では、各リード線61は、保護筒81の後端内にて圧縮されたシール用弾性部材101に設けられた各貫通孔105を通されて金属製の保護筒81の後端(図示上端)から外部に引き出されている(図1参照)。なお、各貫通孔105は、後端側包囲部材271に設けられた端子用空孔275と略同配置で形成されている。また、このシール用弾性部材101の先端は、それが圧縮された際に、後端側包囲部材271の後端を先端側に押すように構成されている。
また、先端側包囲部材71、後端側包囲部材271の外側には、これらを包囲する異径円筒形状の保護筒81が配置されている。この保護筒81は、その後端に軸線G側に向けて連なる環状の肩部84を介して相対的に小径をなすように同軸で円筒状に形成されたシール用筒部83を有しており、この筒部83内にシール用弾性部材101を配置している。そして、この保護筒81は、シール用筒部83より大径をなす大径筒部82をそれより先端(図示下端)側に有しており、この先端を、主体金具11の後端寄り部位の円筒部15に外嵌し、その外嵌部位の外周面を例えば加締め後に溶接して本体11に固定している。
なお、本形態では、保護筒81の大径筒部82における内周面と、先端側包囲部材71の間の環状の空間には、縦断面において後端93が内側に折り返し状に曲げられてなる、円筒状の端子包囲部材支持用の支持部材91が同軸状に配置され、保護筒81の内面に固定されている。この支持部材91は、金属板(薄板)から略円筒状に成形され、それ自身の後端93において内側に折り返し状に曲げられてなるバネ片95を有している。そして、保護筒81の大径筒部82の中間部位85を縮径状にかしめて軸線G方向に向けて縮径状に変形させることで、その変形によりバネ片95を先端側包囲部材71の外周面72aに押付けて、保護筒81内におい先端側包囲部材71を固定している。本形態では、その支持部材91の後端(上端)93である折り返し部が先端側包囲部材71のフランジ74の先端向き面に係止するように配置されており、先端側包囲部材71がセンサ1内で、先端側へ移動するのが確実に防止されている。
以上のように構成された本形態のセンサ1においては、次のような効果が得られる。すなわち、本形態のセンサ1においては、素子21の各側に配置された端子金具のうち、それぞれ幅方向の中央に位置する端子金具51bが突出片部54を有している。そして、この突出片部54は、先端側包囲部材71の後端面73と、後端側包囲部材271の先端面273とで先後に挟まれている。したがって、この端子金具51bは、センサ1内において後方へも、先方(先端側)へも移動が防止されているから、先後における位置の安定が図られている。これにより、端子金具51bにおける端子接続部53と素子21の電極端子25との導通不良又は接触不良の発生が有効に防止される。
また、本形態では、端子金具51bにおける突出片部54が、凹部77に嵌り込んでいる。このため、この端子金具51bの後端、又はそれに接続されているリード線61にねじり作用がかかったとしても、そのねじり作用による外力は、この突出片部54が凹部77の壁77bにて止められる。したがって、この突出片部54に連なる先端側の端子接続部53が、空孔75内で先後方向に延びる仮想軸の回りに回るのを防止できる。これにより、その端子接続部53と素子21の電極端子25との導通不良の発生を一層有効に防止できる。
しかも、本形態のセンサ1によれば、先端側包囲部材71と後端側包囲部材271とが、その各端面73,273に設けられた凹部79と凸部279とで、上記したように嵌合しているから、いずれか一方に対して他方が、センサ1の中心軸線G回りに相対的に回らない。これにより、突出片部54を有する端子金具51bと、素子21の電極端子25との電気的接続の信頼性は一層高いものとなる。
なお、図14の右上図に示した端子金具側半組立体301の組み立てについて詳述すると次のようである(図12、図13参照)。すなわち、各リード線61の端部(先端)を、シール用弾性部材101の各リード線挿通用の各貫通孔105を通すと共に、後端側包囲部材271に設けられた各端子用空孔275を通す。このとき、中央の端子金具51bに接続するリード線以外のリード線61を先端側包囲部材71内に各端子用空孔75を通す。そして、各リード線61の端部の芯線部に、端子金具51a,51bの後端の圧着部57a,57bをなすカシメ片58を上記したようにそれぞれ折り曲げて圧着して接続する(図12参照)。このとき、図12に示したように、いずれも端子接続部53が素子21の各面24側を向くようにする。
そして、各端子金具の端子接続部53を先端側包囲部材71の各端子用空孔75に上記の配置となるようにして通すとともに、端子金具51bの突出片部54を先端側包囲部材71の後端面73の凹部77に嵌り込ませる。そして、先端側包囲部材71の後方に突出する圧着部57a,57bを後端側包囲部材271の各端子用空孔275に通すようにしつつ、先端側包囲部材71の後端面73に後端側包囲部材271の先端面273を突き合せる。次で、後端側包囲部材271の後端(図示上端)とシール用弾性部材101の先端(図示下端)とが接するようにする(図13参照)。
そして、図13に示したように、先端側包囲部材71の外周面72aにその先端側(図示下側)から支持部材91を外嵌めして、その後端部93をフランジ74の先端向き面に当接するように組付ける。次に、シール用弾性部材101、後端側包囲部材271、及び先端側包囲部材71を包囲するように、これらに対して後方(図示上方)から保護筒81を被せる。次に、このように被せた状態において、保護筒81の大径筒部82の外周面のうち、支持部材91の先後の中間部位に対応する部位85を縮径する(絞り込む)ようにかしめる。こうすることで、図14右上の端子金具側半組立て体301を得る。
以後、このようにして組み付けられた端子金具側半組立て体301を、図14に示したように、素子側半組立体201の素子21の後端寄り部位23が、端子金具側半組立て体301における端子金具51a,51bに挟まれるように、両半組立体201,301を互いの軸線Gを一致させ。そして、相互に近接するようにして、素子21の後端寄り部位23を対向する各端子金具51a,51b間に挿入して、その各端子接続部53を素子21の電極端子25に押付けるようにする。次いで、保護筒81の大径筒部82の先端を、主体金具11の後端寄り部位の円筒部15に嵌合して、その嵌合部位を外周面側から加締め、その後溶接して固定する。最後に、保護筒81の後端(図示上端)のシール用筒部83を縮径するようにかしめて、シール用弾性部材101を径方向に圧縮、固定する。こうすることで、図1に示したセンサ1が得られる。
本発明のセンサは、上記形態のものに限定されるものではなく、適宜に変更して具体化できる。上記形態のセンサ1においては、一部の端子金具51bにのみ突出片部54を設け、この突出片部54が、先端側包囲部材71の後端面73と後端側包囲部材271の先端面273との間に挟ませてなるものを例示した。しかし、全ての端子金具が、これと同様に構成してもよい。ただし、自動車に搭載されるガスセンサにおけるリード線は、ワイヤハーネスのように配線束からなる配線ケーブルとして使用されるため、一部のリード線の端子金具に突出片部を設けて挟ませるだけでも、他の端子金具の動きを規制する作用が得られる。こうしたことから、本発明を具体化するのは、リード線の本数やその束の形態、端子包囲部材の大きさ等に基づいて、適宜に設定すればよい。
また、突出片部の形状、構造或いはその大きさは、先端側包囲部材の後端面と後端側包囲部材の先端面との間に挟まれた際において、その端子金具に先後方向の力が作用しても、抗することができるものであればよく、端子金具の強度、肉厚等に応じて設定すればよい。なお、上記形態では、突出片部を凹部に嵌り込ませて、先端側包囲部材の後端面と後端側包囲部材の先端面との間に挟ませたが、先後方向への移動の防止のためだけであれば、突出片部を凹部に嵌り込ませる必要は必ずしもない。
さらに、上記形態では、突出片部が嵌り込み、この突出片部を有する端子金具が前記端子用空孔内で先後方向に延びる仮想軸の回りに回るのを規制可能の凹部を設けた場合で説明したが、この場合においても、突出片部や凹部の形状、構造は、適宜に設定すればよい。すなわち、その嵌り込み状態で、端子金具の後端においてねじり作用が働いた場合に、それに適宜の力で抗することができればよいためである。また、この凹部は、前記形態では、先端側包囲部材の後端面にのみ設けた場合で説明したが、後端側包囲部材の先端面にのみ設けてもよいし、両端面に跨るように、又は各端面に設けてもよいことは言うまでもない。
なお、上記形態では、先端側包囲部材と後端側包囲部材とが、そのいずれか一方に対して他方が、センサの中心軸線回りに相対的に回るのを防止するため、先端側包囲部材の後端面とその後端側包囲部材の先端面とが突き合されている状態において、前記後端面に凹部を形成し、前記先端面に凸部を形成し、この凹部と凸部とを互いに嵌合させたものとして具体化したが、この凸部又は凹部は、いずれの端面に形成してもよいことは明らかである。
前記したように、本発明のセンサは、その要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜に変更を加えて具体化することができる。例えば、上記においては、素子の両側面にそれぞれ3の電極端子が設けられているものとして説明したが、その数はこれに限定されるものではない。また、上記においては、ガスセンサにおいて具体化したが、本発明のセンサは温度センサなど、その他のセンサにおいても具体化できる。
本発明のセンサの実施の形態例を示す正面縦断面図、及び同図中のセンサ素子の右又は左側面図。 図1の要部拡大図。 図1のセンサに用いられている先端側包囲部材と後端側包囲部材とを説明する図であって、下が先端側包囲部材を後端側から見た斜視図で、上が後端側包囲部材を先端側から見た斜視図。 図1のセンサに用いられている先端側包囲部材と後端側包囲部材とを説明する後端側から見た分解斜視図。 図1のセンサに用いられている先端側包囲部材を後端面側から見た図。 先端側包囲部材の横断面図。 図5において端子金具を空孔内に配置したときの図。 図1のセンサに用いられている後端側包囲部材を先端面側から見た図。 後端側包囲部材の横断面図。 本発明の要部を説明する分解斜視図。 先端側包囲部材の後端面に後端側包囲部材の先端面を突き合せる工程を説明する図。 図1のセンサを組立てる工程を説明する図。 図1のセンサを組立てる工程を説明する図。 図1のセンサを組立てる工程を説明する図。 従来のセンサを説明する正面縦断面図、及び同図中のセンサ素子の側面図。 図15のA−A線における端子包囲部材の横断面図。
符号の説明
1 ガスセンサ
11 主体金具
21 センサ素子
24 センサ素子の側面
25 電極端子
51a,51b 端子金具
53 端子接続部
54 突出片部
61 リード線
70 端子包囲部材
71 先端側包囲部材
73 先端側包囲部材の後端面
75 端子用空孔
77 先端側包囲部材の後端面の凹部(端子金具の回転規制用の凹部)
79 包囲部材の回転規制用の凹部
271 後端側包囲部材
273 後端側包囲部材の先端面
275 端子用空孔
279 包囲部材の回転規制用の凸部
G 軸線

Claims (3)

  1. センサ自身の先後方向に延び、複数の電極端子を備えたセンサ素子と、このセンサ素子の各電極端子に対し、端子接続部が押付けられて接続された複数の端子金具と、この複数の端子金具を先後に貫通する各端子用空孔内に配置させ、かつ包囲するように形成された絶縁材からなる端子包囲部材と、前記端子金具に接続されてセンサ自身の後端から外部に引き出されてなるリード線とを有してなるセンサにおいて、
    前記端子包囲部材を、先端側包囲部材と後端側包囲部材とに先後に分割し、該先端側包囲部材の後端面と該後端側包囲部材の先端面とを突き合せて構成し、
    前記端子金具の少なくとも1つには、前記先端側包囲部材の後端面と前記後端側包囲部材の先端面との間に挟まれる部位において側方に突出する突出片部を設けておき、
    該突出片部を、前記先端側包囲部材の後端面と前記後端側包囲部材の先端面との間に挟ませたことを特徴とするセンサ。
  2. 前記先端側包囲部材の後端面と、前記後端側包囲部材の先端面との少なくとも一方に、前記突出片部が嵌り込み可能であり、かつその嵌り込み状態において、該突出片部を有する端子金具が前記端子用空孔内で先後方向に延びる仮想軸の回りに回るのを規制可能の凹部が形成されており、前記突出片部が該凹部に嵌り込んでいることを特徴とする請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記先端側包囲部材と前記後端側包囲部材とが、そのいずれか一方に対して他方が、センサの中心軸線回りに相対的に回るのを防止するため、前記先端側包囲部材の後端面と前記後端側包囲部材の先端面とが突き合されている状態において、前記後端面と前記先端面とに形成された凸部又は凹部を互いに嵌合させていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のセンサ。














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