JP2015132108A - H形梁の補強構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の強度性能を確保でき、しかも溶接の作業効率が向上するH形梁の補強構造を提供する。
【解決手段】補強構造10は、柱14に梁端部12aが接合されるH形梁12の補強構造であって、H形梁12の梁端部12aのウエブ22に角を持たない外縁形状を有する円形の補剛プレート16を溶接している。補剛プレート16は、例えば、H形梁12自身から切り出した切出プレート16a,16bを用い、この切出プレート16a,16bを補剛プレート16としてウエブ22に溶接することで、材料費を実質的になくすことができてコストを低減でき、廃材の発生も抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄骨柱やCFT柱等の柱に接合されるH形梁の梁端部を補強するH形梁の補強構造に関する。
鉄骨建物のH形梁は、ウエブの幅厚比が大きくなると最大曲げモーメントが集中負荷される梁端部に早期の座屈現象を生じ易く、耐震性能の低下が懸念される。一方、幅厚比を小さくして強度を高めようとすると、その重量が増大してしまう。
そこで、ある程度大きな幅厚比のウエブからなるH形梁を用い、その梁端部のウエブに縦スチフナや水平スチフナといった補剛材を溶接することで補強する補強構造が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−220873号公報 特開2011−208434号公報
上記特許文献1、2記載の構造は、H形梁の梁端部での上下のフランジ間と、ウエブの側面とに対し、矩形の補剛プレートを溶接によって接合することで梁端部を補強している。
ところが、この構造の場合、補剛プレートの直角の角部の溶接を廻し溶接によって行った場合、溶接欠陥が出易くなると共に、応力集中を生じ易くなり、地震等によって大きな負荷が与えられた場合には、亀裂等の発生位置となることが懸念される。つまり、従来の補強構造では、H形梁の梁端部を補剛プレートによって補強しているにも関わらず、所望の強度性能を発揮できないことが生じないようにするため、慎重な溶接施工が必要とされる。また、溶接を行う際、リブの両面をウエブ、フランジに溶接する必要があり、溶接の作業効率が悪いという問題がある。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、所望の強度性能を確保でき、しかも溶接の作業効率が向上するH形梁の補強構造を提供することを目的とする。
本発明に係るH形梁の補強構造は、柱に梁端部が接合されるH形梁の補強構造であって、前記梁端部のウエブに角を持たない外縁形状の補剛プレートを溶接したことを特徴とする。
このような構成によれば、補剛プレートのウエブへの溶接作業時に、廻し溶接が発生せず、そのため溶接欠陥を生じ難く、溶接速度も一定で安定した溶接作業と溶接品質を得ることができる。従って、鉄骨柱やCFT柱等の柱への接合後に地震等による大きな力がH形梁に付与された場合であっても応力集中を起こすことがなく、高い補強強度を保持することができる。また、補剛プレートは、その溶接ラインとなる外縁に角を持たないため、溶接途切れとならずに全周の溶接を1パスで行うことができ、溶接の作業効率が向上する。
前記補剛プレートは、円形又は楕円形であると、溶接作業を容易に1パスで行うことができ、高い溶接品質を得ることができ、応力集中の発生をより確実に抑えることができる。
前記補剛プレートとして、前記ウエブの梁端部以外の部分から切り出した部材、例えば、当該H形梁にスリーブ管を通すために切り出した残材を利用すれば、補剛プレートの材料費をなくすことができ、コストを低減することができる。
前記補剛プレートは、矩形の角部を円弧状に面取りした形状であってもよい。
前記補剛プレートを、前記ウエブの裏表の両側面で重なる位置に溶接することが好ましい。ウエブの両側面での補剛プレートの位置を一致させると、バランスのよい補強が可能となり、溶接時の変形も最小限に抑えることができる。
本発明によれば、柱への接合後に地震等による大きな力がH形梁に付与された場合であっても応力集中を起こすことがなく、高い補強強度を保持することができる。また、補剛プレートは、その溶接ラインとなる外縁に角を持たないため、溶接途切れがなく、全周の溶接を1パスで行うことができ、溶接の作業効率が向上する。
図1は、本発明の一実施形態に係る補強構造を適用したH形梁の構成図であり、図1(A)は、平面図を示し、図1(B)は、正面図を示し、図1(C)は、断面図を示す図である。 図2は、図1に示す補剛プレートの切出手順の一例を示す説明図である。 図3は、補剛プレートのウエブへの溶接手順の一例を示す説明図である。 図4は、外円形状が楕円形の補剛プレートをウエブに設けた構成例を示す正面図である。 図5は、矩形の角部を円弧状に面取りした外縁形状を有する補剛プレートをウエブに設けた構成例を示す正面図である。 図6は、補剛プレートを2枚溶接した構成例を示す正面図である。 図7は、本実施形態に係る補強構造を、補強構造なしのもの及び従来の補強構造のものと比較するFEM解析の条件を示す説明図であり、図7(A)は、補強構造を適用しない構造を示し、図7(B)は、従来の補強構造を示し、図7(C)は、本実施形態に係る補強構造を示す図である。 図8は、図7に示すFEM解析での解析結果を示すグラフである。
以下、本発明に係るH形梁の補強構造について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る補強構造10を適用したH形梁12の構成図であり、図1(A)は、平面図を示し、図1(B)は、正面図を示し、図1(C)は、断面図を示している。本実施形態に係る補強構造10は、柱14に接合されるH形梁12の梁端部12aに円形の補剛プレート16を溶接して補強し、梁端部12aの強度を高めたものである。柱14としては、鉄骨柱やCFT(鋼管コンクリート)柱等、表面が鋼板のものが用いられる。
図1(A)〜図1(C)に示すように、H形梁12は、その一端側となる梁端部12aの端面を柱14の側面に当てて接合される。梁端部12aと柱14との接合は、例えば、溶接と、連結板18を介したボルト20による締結とを併用して行われる。H形梁12の接合対象は、角形断面を持った鉄骨柱やCFT柱からなる柱14以外にも、H形断面や円形断面を持った鉄骨柱やCFT柱等であってもよい。図1(A)及び図1(C)では、図面の見易さを確保するため、連結板18及びボルト20の図示を省略している。
H形梁12は、薄板状のウエブ22と、ウエブ22の上下端面に直交するように成形されたフランジ24,24とからなる断面H形の鋼材である。ウエブ22の梁端部12aの裏表の両側面で重なる位置(同位置)には、補剛プレート16が接合されている。補剛プレート16は、梁端部12aにおけるウエブ22の側面に、そのプレート面(平面部)を当てた状態で溶接される円形のプレート鋼材である。ウエブ22の梁端部12aよりも中央寄りの部分には、貫通孔26,27が形成されている。貫通孔26,27は、図示しない排水管や空調ダクト等のスリーブ管を通すための孔部である。
次に、補剛プレート16の具体的な構成例について図2及び図3を参照して説明する。図2は、図1に示す補剛プレート16の切出手順の一例を示す説明図であり、図3は、補剛プレート16のウエブ22への溶接手順の一例を示す説明図である。
本実施形態の場合、図2に示すように、ウエブ22から貫通孔26,27を形成するために、例えばガス切断によって円形に切り出した切出プレート16a,16bを、それぞれウエブ22の両側面の補剛プレート16として利用する。この場合、貫通孔26,27は、ウエブ22の強度を担保できる形状とする必要があり、その直径は、H形梁12の梁成Hの1/2以下、通常は1/2〜1/3程度の大きさとされる。例えば、ウエブ22の梁成Hを600〜900mmとした場合、補剛プレート16の直径は200〜450mm程度とするとよい。但し、補剛プレート16として、H形梁12自身から切り出した切出プレート16a,16b以外の鋼材を用いる場合、その直径は梁成Hの1/2以上であっても構わない。
続いて、切出プレート16a,16bを補剛プレート16としてウエブ22に溶接する際には、図2に示すように、ウエブ22の側面に、補剛プレート16のプレート面を重ね、その外縁を、例えばアーク溶接によって溶接する。補剛プレート16は、例えば、ウエブ22の梁成の中央にその中心が重なる位置であって、梁端部12aの端面から所定距離離間した位置に取り付けられる。補剛プレート16は、外縁が円形であるため、図3に示すように、その外縁の円形の1点を溶接始点WSとし、そのまま補剛プレート16の外縁に沿って溶接を続け、再び溶接始点WSに到達した溶接終点WEで溶接作業を終了する。このように、補剛プレート16は、外縁に角を持たないため、溶接始点WSから溶接終点WEまで一定の速度で溶接を継続することができ、溶接途切れや廻し溶接部を生じない構成となっている。
以上のように、本実施形態に係る補強構造10によれば、H形梁12の梁端部12aのウエブ22に角を持たない外縁形状を有する円形の補剛プレート16を溶接している。これにより、人手或いは機械による補剛プレート16のウエブ22への溶接作業時に、廻し溶接が発生せず、そのため溶接欠陥を生じ難く、溶接速度も一定で安定した溶接作業と溶接品質を得ることができる。従って、柱14への接合後に地震等による大きな力が付与された場合であっても応力集中を起こすことがなく、高い補強強度を保持することができる。また、補剛プレート16は、溶接途切れがなく、全周の溶接を1パスで行うことができるため、溶接の作業効率を向上させることができる。従って、補強構造10では、溶接作業が効率的且つ容易のため、新設の建物に用いるH形梁のみならず、既設の建物の耐震補強等においても有効に用いることができる。なお、アーク溶接での作業性等を考慮すると、補剛プレート16や後述する補剛プレート30,32の外縁の円弧部分の曲率半径は、例えば40mm以上とされることが好ましい。
補強構造10では、補剛プレート16として、図2に示すように、H形梁12自身から切り出した切出プレート16a,16bを用いている。これにより、従来では廃材となっていた貫通孔26,27の形成時の残材を補剛プレート16として利用することができ、材料費を実質的になくすことができてコストを低減でき、廃材の発生も抑えることができる。
この場合、補剛プレート16は、ウエブ22の裏表の両側面で重なる位置に溶接することが好ましい。ウエブ22の両側面での補剛プレート16の位置を一致させると、バランスのよい補強が可能となり、溶接時の変形も最小限に抑えることができる。さらに、ウエブ22の裏表の両側面で重なる位置に溶接することで、従来の矩形の部材を溶接する補強構造よりも溶接量を低減しつつ、高い補強強度を得ることができ、しかも溶接熱による変形をより抑えることもできる。補剛プレート16は、ウエブ22の仕様等によっては、ウエブ22の一側面にのみ溶接しても十分な補強強度を得ることができ、熱変形が少ない構造の場合等にはコストを低減することができるため有効である。
なお、補剛プレート16としては、当該H形梁12からの切出プレート16a,16b以外にも、他のH形梁やH形梁以外の鋼材からの切出プレートを用いても勿論よい。但し、この場合には、補剛プレートと接合対象となるH形梁12のウエブ22の降伏強度、引張強度等を規定した鋼材の規格は同一とし、補剛プレートの板厚は、H形梁12のウエブ22の板厚以上とすることが好ましい。
上記のように、補剛プレート16は、角を持たない円形の外縁形状を有するため、高い溶接品質と効率よい溶接作業を行うことができる。換言すれば、補強構造10を構成する補剛プレートとしては、角を持たない外縁形状であれば、円形以外の外縁形状を有するものであってもよく、例えば、図4に示す補剛プレート30、又は図5に示す補剛プレート32を用いてもよい。
図4に示すように、補剛プレート30は、外縁形状が楕円形となっている。この補剛プレート30についても外縁形状に角を持たないため、ウエブ22への溶接作業時に廻し溶接がなく、そのため溶接欠陥を生じ難く、溶接速度も一定で安定した溶接作業と溶接品質を得ることができる。なお、補剛プレート30を当該H形梁12から切り出す場合には、その梁成方向の径が、H形梁12の梁成Hの1/2〜1/3程度の大きさとするとよい。
図5に示すように、補剛プレート32は、矩形の角部を円弧状に面取りした外縁形状を有する。この補剛プレート32についても外縁形状に角を持たないため、ウエブ22への溶接作業時に廻し溶接がなく、そのため溶接欠陥を生じ難く、溶接速度も一定で安定した溶接作業と溶接品質を得ることができる。
このように、補剛プレート16,30,32では、その外縁形状に角を持たないため、溶接速度を一定にでき、さらに溶接欠陥の発生を抑えることができる。換言すれば、人手による溶接作業或いは機械による溶接作業を問わず、溶接速度を一定にできる外縁形状、つまり溶接速度を一定にできる溶接ラインを有する補剛プレートであれば、溶接欠陥や応力集中の発生を回避することができる。すなわち、「角を持たない外縁形状」とは、通常の溶接作業において、所定の溶接ライン上に溶接速度の急激な変化を引き起こす部位がない形状であると言い換えることもでき、さらに換言すれば、通常の溶接作業時に所定の溶接ライン上を溶接を停止することなく1パスで作業可能な形状であるとも言える。従って、複数の角を持った多角形であっても、各角がそれぞれ鈍角であり、実際の溶接作業上、廻し溶接が不要であり、溶接速度を一定に保持できるものであれば、本発明では角を持たない外縁形状に含むものとして扱うことができる。
図6に示すように、補剛プレート16は、H形梁12のウエブ22の一側面につき2個以上溶接してもよく、他の補剛プレート30,32についても同様である。
次に、本実施形態に係る補強構造10を、補強構造なしのもの、及び従来の補強構造のものと比較したFEM(有限要素法)解析での解析結果について説明する。
本実施例では、図7(A)に示す補強構造を適用しない構造(「補強なし」)、図7(B)に示す従来の補強構造40(「補強ありA」)、図7(C)に示す本実施形態に係る補強構造10(「補強ありB」)の各条件について、H形梁12の梁端部12aの端面を壁面42に固定し、梁端部12aの反対側に荷重Fをかけた際のH形梁12の荷重変位関係について、FEMによる数値シミュレーションを用いて解析した。なお、試験に用いたH形梁12の断面形状は、梁成600mm、フランジ24の幅200mm、ウエブ22の板厚12mm、フランジ24の板厚19mmのものとし、材質は、建築構造用圧延鋼材(SN490)とした。
図7(A)〜図7(C)に示すように、各条件において、荷重Fは、壁面42から3000mm離間した位置にかけ、力の方向は上向きとした。また、各条件において、荷重Fと壁面42との中央となる位置P1と、荷重Fをかける位置P2とで、横座屈を拘束した。
図7(B)に示す補強構造40では、矩形の補剛プレート44を水平方向にウエブ22の裏表の両側面に溶接したものとした。補剛プレート44は、板厚6mm、幅75mm、長さ600mmの帯板状とし、その一端を壁面42から30mm離間させ、梁成の中央に配置した。図7(B)に示すように、補剛プレート44は、長手方向に沿って板厚によって形成された端面をウエブ22の側面に当てて溶接することにより、ウエブ22の側面から幅75mm分だけ突出した姿勢で固定されている。一方、図7(C)に示す補強構造10では、円形の補剛プレート16を、そのプレート面をウエブ22の裏表の両側面に当てて溶接したものとした。補剛プレート16は、板厚9mm、直径φ300mmとし、その一端を壁面42から30mm離間させ、梁成の中央に配置した。これら補剛プレート16,44には、H形梁12と同様に建築構造用圧延鋼材(SN490)を用いた。
解析結果を図8に示す。図8中の縦軸は、全塑性モーメントMを無補強の梁の全塑性モーメントMpで除して無次元化した耐力上昇率(M/Mp)を示す。図8中の横軸は、弾性部材角θを無補強の梁の弾性部材角θpで除して無次元化した塑性率(θ/θp)を示す。
図8に示されるように、「補強なし」のものに比べて、「補強ありA」の補強構造40及び「補強ありB」の補強構造10では、H形梁12の最大耐力時の変形量が増大しており、塑性変形性能が向上していることが分かる。特に、本実施形態に係る補強構造10を適用した「補強ありB」では、従来構造の補強構造40を適用した「補強ありA」よりもさらに塑性変形性能が高い値となっている。
この際、従来構造の補強構造40を適用した「補強ありA」では、補剛プレート44の溶接量は、その全周である(600+600+6+6)×2=2424mmとなっている。一方、本実施形態に係る補強構造10を適用した「補強ありB」では、補剛プレート16の溶接量は、その全周である(300×3.14)×2=1884mmとなっている。つまり、本実施形態に係る補強構造10を適用した「補強ありB」では、従来構造の補強構造40を適用した「補強ありA」に比べて、その溶接量を22%程度低減することができ、さらに、より高い塑性変形性能を得ることができることがわかった。
なお、本発明は、上記した実施形態及び実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10,40 補強構造
12 H形梁
12a 梁端部
14 柱
16,30,32,44 補剛プレート
16a,16b 切出プレート
22 ウエブ
24 フランジ
26,27 貫通孔
42 壁面

Claims (5)

  1. 柱に梁端部が接合されるH形梁の補強構造であって、
    前記梁端部のウエブに角を持たない外縁形状の補剛プレートを溶接したことを特徴とするH形梁の補強構造。
  2. 請求項1記載のH形梁の補強構造において、
    前記補剛プレートは、円形又は楕円形であることを特徴とするH形梁の補強構造。
  3. 請求項1又は2記載のH形梁の補強構造において、
    前記補剛プレートとして、前記ウエブの梁端部以外の部分から切り出した部材を用いることを特徴とするH形梁の補強構造。
  4. 請求項1記載のH形梁の補強構造において、
    前記補剛プレートは、矩形の角部を円弧状に面取りした形状であることを特徴とするH形梁の補強構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のH形梁の補強構造において、
    前記補剛プレートを、前記ウエブの裏表の両側面で重なる位置に溶接したことを特徴とするH形梁の補強構造。
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