JP5899895B2 - 角形中空断面柱とh形断面梁の柱梁接合構造 - Google Patents

角形中空断面柱とh形断面梁の柱梁接合構造 Download PDF

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Description

本発明は、角形中空断面の柱とH形断面の梁を外ダイアフラムを介して接合する柱梁接合構造に関する。
建築鋼構造の柱梁接合部には、その接合部耐力を補完するためにダイアフラムと称する接合要素が用いられるのが一般的である。ダイアフラムの取り付けには種々の形式が採用されているが、非特許文献1に示す内ダイアフラム形式(図11)、通しダイアフラム形式(図10)、外ダイアフラム形式(図12)に大別される。
内ダイアフラム形式はエレクトロスラグ溶接により接合されることが多く、溶接部では数十万〜数百万J/cm程度の非常に大きな入熱が作用するため、一般の建築構造用鋼材では溶接部での靭性が劣化し、溶接部での脆性破断が生じ易い。この傾向は特に高強度鋼材で顕著である。さらに、冷間ロール成形角形鋼管や円形鋼管では、その形状によりエレクトロスラグ溶接が適用できないため、内ダイアフラム形式の適用が困難である。
通しダイアフラム形式は、柱をダイアフラム配置位置で一旦切断し、ダイアフラム溶接後に分割された柱を再び組み立てるので溶接量が多く、また仕口のずれなど精度確保に難点がある。
外ダイアフラム形式は、ダイアフラムと鋼管柱との溶接に隅肉溶接が適用可能であるため、大入熱による溶接部の靭性劣化の心配は不要であり、高強度鋼材に対しても適用し易い。また、外ダイアフラム形式は通しダイアフラム形式にくらべて溶接量・加工量が少ないこと、鋼管柱にコンクリートを充填する際の施工性に優れること等の利点がある。
外ダイアフラムを建設現場にて鋼管柱に溶接する場合、ダイアフラムと鋼管柱との溶接に加えて、ダイアフラムと梁フランジとの溶接、もしくは高力ボルト接合もあり、建設現場での作業工程が多くなる。
加えて、現状の外ダイアフラムは柱面からの突出幅が大きいので、工場で外ダイアフラムを取り付けて工事現場へ運搬する場合、突出幅の大きい外ダイアフラムによりトラックに積み込む柱本数が制限されてしまうので、運搬効率が悪い。
そのため、外ダイアフラムの突出幅寸法が小さくなるように、四枚の板状部材を鋼管柱の壁面で梁のフランジ部が取り付く位置に接合した外ダイアフラム形式が提案されている(非特許文献2)。
また、特許文献1には一定幅の平鋼を折り曲げた角形スリーブを鋼管柱に環装した外ダイアフラムが開示され、平鋼の幅を調整することで、同一の鋼管柱に「梁せい」の異なる梁が取り付け可能であることが記載されている。
特開2006−002351号公報
日本建築学会 鋼構造接合部設計指針4章 柱梁接合部、2006、3 4枚板外ダイアフラムを用いた角形鋼管柱・H形梁接合部の実験的研究、日本建築学会学術講演概要集C、構造II 1992、1555−1556、1992、8
しかしながら、非特許文献2記載の外ダイアフラム形式の場合、ダイアフラムとする板状部材における柱軸方向の長さはその板厚と同じであって、大きくとることができない。そのため、同一の鋼管柱にせいの異なる梁がとりつく場合にはそれぞれの梁フランジ位置毎に外ダイアフラムを設置する必要があり、施工コストが高くなる。
特許文献1記載の外ダイアフラム形式では、バンド幅が大きくなると梁フランジから外ダイアフラムに伝達される、鋼管柱面外方向の引張力に対する外ダイアフラムの耐力が低減されるという欠点がある。
そこで、本発明は、柱面からの外ダイアフラムの突出幅が小さく、且つ重量も軽くて運搬が容易な角形中空断面の柱とH形断面の梁を連結する外ダイアフラム形式の柱梁接合部の構造を提供することを目的とする。
本発明の課題は以下の手段で達成可能である。
1.角形中空断面の柱とH形断面の梁のフランジ部を外ダイアフラムを介して連結する柱梁接合部の接合構造であって、前記外ダイアフラムは、前記柱の4周を覆う4枚の板状部材で構成され、前記板状部材は梁のフランジ幅方向を長辺とし、柱軸方向を短辺とする矩形を、前記長辺の端部またはその近傍から1/2位置にかけて柱軸方向の長さが漸次減少し、且つ前記1/2位置における柱軸方向の長さが前記梁のフランジ部の厚み以上となるように左右対称に切欠いた形状を有し、前記板状部材の板厚が前記柱のスキンプレートの板厚以上で、前記柱で前記梁のフランジが取り付けられる位置に、前記長辺が前記柱軸に直交するように接合されていることを特徴とする角形中空断面柱とH形断面梁の柱梁接合構造。
2.角形中空断面の柱とH形断面の梁のフランジ部を外ダイアフラムを介して連結する柱梁接合部の接合構造であって、前記外ダイアフラムは、前記柱の4周を覆う4枚の板状部材で構成され、前記板状部材は梁のフランジ幅方向を長辺とし、柱軸方向を短辺とする矩形を、前記長辺の端部またはその近傍から1/2位置近傍にかけて柱軸方向の長さが漸次減少し、前記1/2位置における柱軸方向の長さが前記梁のフランジ部の厚み以上で且つ前記1/2位置の左右に柱軸方向に一定の長さの部分を有するように左右対称に切欠いた形状を有し、前記板状部材の板厚が前記柱のスキンプレートの板厚以上で、前記柱で前記梁のフランジが取り付けられる位置に、前記長辺が前記柱軸に直交するように接合されていることを特徴とする角形中空断面柱とH形断面梁の柱梁接合構造。
3.前記板状部材が、長辺側の両端となる部分に、柱軸方向に一定の長さの部分を有していることを特徴とする1または2記載の角形中空断面柱とH形断面梁の柱梁接合構造。
4.前記板状部材の柱軸方向の長さのうち、前記梁のフランジ部が取り付く範囲内における最小の長さが最大の長さの90%以上であることを特徴とする1乃至3のいずれか一つに記載の角形中空断面柱とH形断面梁の柱梁接合構造。
本発明によれば、外ダイアフラムの柱からの突き出し部が小さく、梁せいの異なる梁を柱に取り付けることが可能なため、運搬効率に優れる外ダイアフラム形式の角形中空断面柱とH形断面梁の柱梁接合構造が得られ、産業上極めて有用である。
本発明の一実施例に係る柱梁接合構造(工場溶接の場合)を説明する図。 本発明の他の実施例に係る柱梁接合構造(場溶接の場合)を説明する図。 本発明に係る柱梁接合構造の外ダイアフラムを構成する板状部材の形状を解析する試験に用いた解析モデルを説明する図で(a)は平面図、(b)は側面図を示す。 図3の解析モデルに用いた板状部材の形状を説明する図。 板状部材の切欠き部が図3、4の解析モデルの柱梁接合構造の力学的特性に及ぼす影響を示す図。 本発明に係る柱梁接合構造の外ダイアフラムを構成する板状部材の形状例((a)〜(d))を示す図。 本発明に係る柱梁接合構造の外ダイアフラムを構成する板状部材の形状例((a)〜(d))を示す図。 本発明に係る柱梁接合構造の外ダイアフラムを構成する板状部材の形状例((a)〜(d))を示す図。 本発明の一実施例に係る柱梁接合構造を中柱に適用した図。 従来の柱と梁の接合構造の通しダイアフラムの例。 従来の柱と梁の接合構造の内ダイアフラムの例。 従来の柱と梁の接合構造の外ダイアフラムの例。
本発明は、外ダイアフラム形式の柱梁接合部において、外ダイアフラムを板状部材とし、当該板状部材の形状を、柱梁接合部の降伏耐力が梁フランジの最大耐力を上回り、更に、梁せいの異なる梁が取り付けられるような形状とすることを特徴とする。
図1は本発明の一実施例に係る外ダイアフラム形式の柱梁接合部の構成を示す模式図で、図において1は角形中空断面の鉄骨柱、1aは鉄骨柱1のスキンプレート、2はH形断面の鉄骨梁(梁ブラケットという場合がある)、2aは鉄骨梁2の梁フランジ、2bは鉄骨梁2の梁ウェブ、3は梁フランジ2aと外ダイアフラム10を溶接するための開先、4はスカラップ、5は鉄骨柱1のスキンプレート(柱面と言う場合がある)1aと外ダイアフラム10の隅肉溶接部、6は外ダイアフラム10と梁フランジ2aの突合せ溶接部、10は板状部材11からなる外ダイアフラムを示す。
外ダイアフラム10は鉄骨柱1の4周を覆う4枚の板状部材11で構成されている。板状部材11は鉄骨梁2の梁フランジ2aの幅方向を長辺とし、柱軸方向を短辺とする矩形に切欠き部を設けた形状とする。板状部材11に切欠き部を設けて外ダイアフラム10とした場合の柱梁接合部の力学的特性を以下に説明する。
柱梁接合部では、柱梁接合部の降伏耐力をP、梁フランジ2aの最大耐力をPmaxとした場合梁破断とするため、下式(1)を満足することが必要である。
柱梁接合部の降伏耐力Pは、図3に示す解析モデルにおいて表1のパラメータを変化させた弾塑性を考慮した数値解析結果より得られた式2で求める。図3において(a)は解析モデルの平面図、(b)は側面図を示す。解析モデルは、板状部材を外ダイアフラムとする箱形断面柱−H形断面梁接合部における柱−引張梁フランジ接合部をモデル化した外ダイヤフラム補強接合部で、柱面1aに板状部材11を接合し、梁フランジ2aを取り付けている。
地震時の水平荷重が建物に作用した際の中柱を想定し、水平荷重と直交する柱中心軸における外ダイヤフラム断面では無応力状態となることを解析に反映するため、該当する板状部材11に50mmのスリットを設けている(図3では50mmのスリットにより分断された板状部材の梁側の部分を支材9とした)。図4に図3に示した解析モデルにおける板状部材11の形状を示す。これらの図において図1と同じものは同じ符号を付している。
式(2)は計21個の解析モデルから得られる降伏耐力Pと接合部の5つのパラメータを用いて表現した式で、各解析モデルの降伏耐力Py_FEMとそれらのパラメータを用いて重回帰分析を行って導出している。式2において、Bは板状部材11の柱材軸方向の幅を変化させる範囲、tは柱面の厚さ、tは解析モデルにおける板状部材11の支材の厚さ、hは解析モデルにおける柱面1aの背面からフランジ相当部材2aまでの距離、σは柱スキンプレート1aの降伏強度、σは外ダイヤフラム(板状部材11)の降伏強度を示す。なお、各解析モデルの降伏耐力Py_FEMは、荷重−変位関係において、剛性が初期剛性の1/3となる点とした。
前記解析モデルにおける降伏耐力Pについて、板状部材11の柱材軸方向(柱軸方向とも言う)の幅t(フランジの厚みtに相当)を変化させて、降伏耐力Pに与える影響を解析した。
板状部材11の柱材軸方向の幅を変化させる範囲Bは梁フランジ2aの幅Bとし、その外側は45°の傾斜角の斜辺を挟んで柱材軸方向の幅t(tは解析モデルにおける板状部材11の支材9の厚さと同じ値)を切り替えている(図4)。
表1のNo.5のモデルを基準として、図4のΔtを2.5〜9mm(両側で5〜18mm)まで変化させた。
解析結果を図5に示す。板状部材11の柱材軸方向に切り欠く幅Δtが大きくなるにしたがって、P /Py0(Py0はNo.5の降伏耐力)は減少するが、Δtが7.5%(両側で15%)を超えた時点からPは大きく減少している。
図5より、板状部材11の長辺で幅B(梁フランジ幅Bと同じ幅)の領域において柱軸方向に切り欠く幅Δtsには柱梁接合部の力学性状に大きな影響を与えない範囲があり、少なくとも元幅tsの1割は切り欠くことが可能である。
従って、本発明では、板状部材11の重量を軽減し、工事現場におけるハンドリングを容易とするために切欠き部を設ける。板状部材11に設ける切欠き部の形状、寸法は、上述した手法を用いて柱梁接合部の力学性状を損なわないように適宜設定する。
切欠き部の形状は、板状部材11への加工が容易なように、切欠き後の板状部材の形状が、板状部材11の長辺の端部またはその近傍から1/2位置にかけて柱軸方向の長さが漸次減少し、板状部材11の長辺の1/2位置に対して左右対称な形状(リボン状)としたり(図6(a)〜(d)、図8(a)〜(d))、板状部材11の長辺の端部またはその近傍から1/2位置近傍にかけて柱軸方向の長さが漸次減少し、1/2位置の左右に柱軸方向に一定の長さの部分を有する左右対称な形状(ドッグボーン状)とすることが好ましい(図7(a)〜(d))。
解析モデル結果より、板状部材11の柱軸方向の長さのうち、長辺において梁2の梁フランジ2aが取り付く範囲内における最小の長さを板状部材11の長辺における最大の長さの90%以上とすれば力学的特性に大きな影響は生じない。但し、図6〜8に示したいずれの板状部材11においても、梁フランジ2aが溶接できるように、板状部材11の長辺の1/2位置における柱軸方向の長さを梁2のフランジ部の厚み以上とする。
また、板状部材11の板厚(肉厚)は鉄骨柱1のスキンプレート1aを補強し、外ダイヤフラムとしての剛性を確保するため、スキンプレート1aの板厚以上とする。
板状部材11の柱軸方向の長さは、鉄骨梁2の「せい」が変化しても取り付けられるように適宜設定する。鉄骨柱1が外柱、中柱、内柱の場合、「せい」の異なる複数の鉄骨梁2が取付く(図9)。
本発明に係る柱梁接合部では、板状部材11は鉄骨柱1で梁2のフランジ2aが取り付けられる位置に、その長辺が鉄骨柱1の柱軸に直交するようにスキンプレート1aに接合されている。
板状部材11が梁フランジ2aと鉄骨柱1に固定されることにより、梁フランジ2aの接合端部が補強される。また、板状部材11が柱隅部で幅が広くなっていることから、柱隅部の応力集中を緩和し、鉄骨梁2からの応力を鉄骨柱1内へスムースに流すことができ、かつ板状部材11の梁2の材軸方向の長さを短くすることができる。
施工は鉄骨柱1と板状部材11を隅肉溶接で溶接後、鉄骨梁2の梁フランジ2aを板状部材11に突合せ溶接で溶接する。溶接欠陥のない突合せ溶接部6や隅肉溶接部5とするため、突合せ溶接は梁フランジ2aに開先3を設けて行い、隅肉溶接は板状部材11の長辺のスキンプレート1a側を面取りする。
柱梁接合部に作用する「曲げ」は上下のフランジ2a、2aから板状部材11を介して鉄骨柱1に伝達され、せん断力は梁ウェブ2bを介して鉄骨柱1に伝達されるため、梁ウェブ2bは隅肉溶接で鉄骨柱1のスキンプレート1aに固定しておく。
なお、図1は工場溶接による柱と梁の接合構造の場合を示すものである。図2に現場溶接による柱と梁の接合構造の場合を示す。図2において、7はガセットプレート、8はボルトを示し、図1と同じものには同符号を付す。
現場溶接による施工では、鉄骨柱1にガセットプレート7を予め溶接で取付けておき、鉄骨柱1、1間に鉄骨梁2を吊り込み、ガセットプレート7に梁ウェブ2bをボルト8で仮止めした後、鉄骨柱1に溶接された板状部材11に梁フランジ2aを突合せ溶接で接合を行い、溶接終了後、ボルト8を本締めして鉄骨柱1と鉄骨梁2を接合する。
なお、本発明に係る柱梁接合部では、外ダイアフラム10の構成方法は特に規定しない。鋼管柱1のスキンプレート1a毎に板状部材11を接合し、接合した4枚の板状部材11の端部を溶接して鋼管柱1の4周を覆ったり、予め角形スリーブとしておいても良い。
また、外ダイアフラム10は複数に分割されていても構わない。その場合は、一の分割された外ダイアフラム10(板状部材11)は隣接する外ダイアフラム10(板状部材11)のどちらか一方と連結させる。
1 鉄骨柱
1a スキンプレート
2 鉄骨梁
2a 梁フランジ
2b 梁ウェブ
3 開先
4 スカラップ
5 すみ肉溶接部
6 突合せ溶接部
7 ガセットプレート
8 ボルト
9 支材
10 外ダイアフラム
11、11a 板状部材

Claims (3)

  1. 角形中空断面の柱とH形断面の梁のフランジ部を外ダイアフラムを介して連結した柱梁接合部の接合構造であって、前記外ダイアフラムは、前記柱の4周を覆う4枚の板状部材で構成され、前記板状部材は梁のフランジ幅方向を長辺とし、柱軸方向を短辺とする矩形を、前記長辺の端部またはその近傍から1/2位置にかけて柱軸方向の長さが漸次減少し、且つ前記1/2位置における柱軸方向の長さが前記梁のフランジ部の厚み以上となるように左右対称に切欠いた形状を有し、前記板状部材の板厚が前記柱のスキンプレートの板厚以上で、前記柱で前記梁のフランジが取り付けられる位置に、前記長辺が前記柱軸に直交するように接合され
    前記板状部材の柱軸方向の長さのうち、前記梁のフランジ部が取り付く範囲内における最小の長さが最大の長さの90%以上であることを特徴とする角形中空断面柱とH形断面梁の柱梁接合構造。
  2. 角形中空断面の柱とH形断面の梁のフランジ部を外ダイアフラムを介して連結した柱梁接合部の接合構造であって、前記外ダイアフラムは、前記柱の4周を覆う4枚の板状部材で構成され、前記板状部材は梁のフランジ幅方向を長辺とし、柱軸方向を短辺とする矩形を、前記長辺の端部またはその近傍から1/2位置近傍にかけて柱軸方向の長さが漸次減少し、前記1/2位置における柱軸方向の長さが前記梁のフランジ部の厚み以上で且つ前記1/2位置の左右に柱軸方向に一定の長さの部分を有するように左右対称に切欠いた形状を有し、前記板状部材の板厚が前記柱のスキンプレートの板厚以上で、前記柱で前記梁のフランジが取り付けられる位置に、前記長辺が前記柱軸に直交するように接合され
    前記板状部材の柱軸方向の長さのうち、前記梁のフランジ部が取り付く範囲内における最小の長さが最大の長さの90%以上であることを特徴とする角形中空断面柱とH形断面梁の柱梁接合構造。
  3. 前記板状部材が、長辺側の両端となる部分に、柱軸方向に一定の長さの部分を有していることを特徴とする請求項1または2記載の角形中空断面柱とH形断面梁の柱梁接合構造。
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