JP7138460B2 - 鉄骨梁の補強方法および鉄骨梁 - Google Patents

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本発明は、鉄骨梁の補強方法および鉄骨梁に関するものである。
鋼構造建物(鉄骨柱と鉄骨梁の柱梁接合構造)では、地震作用時に梁端接合部には梁の長手方向中央部より大きな曲げモーメントが作用する。梁端接合部では梁フランジは柱スキンプレートまたはダイアフラムと溶接接合されるのが一般的で、地震作用時にはこの溶接部に大きな応力が作用し、破断する恐れがある。
この梁端接合部の破断を防止して梁の変形能力を向上させる方法に関して、過去の研究によりいくつか提案され、その中でも、梁端接合部近傍の梁フランジを拡幅して応力を低減する方法が実際によく用いられている。拡幅する方法の一つとして、梁フランジ側面に矩形の鋼製プレートを溶接接合する方法が挙げられる。
しかし、梁フランジ側面に矩形の鋼製プレートを接合した場合、鋼製プレートの後端(梁端接合部と反対側の長手方向端部)における形状不連続(梁フランジを拡幅した部分と拡幅していない部分との幅段差)によるひずみ集中という原因により、鋼製プレートの後端(形状不連続部)から亀裂が発生し、梁フランジが破断してしまう恐れがある。
具体的に述べると、図8に示す構造が、上述したような、梁フランジ側面に矩形の鋼製プレートを溶接接合した鋼構造柱梁接合部を示すものであり、図8(a)が立面図、図8(b)が平面図である。
図8に示すように、梁端接合部で鉄骨梁1のフランジ(梁フランジ)1aはダイアフラム2と呼ばれる鋼板または鉄骨柱3に溶接接合されている。鉄骨梁1のウェブ(梁ウェブ)1bは接合部パネルに溶接接合、または接合部パネルに溶接接合されているシヤープレート4と呼ばれる鋼板とボルト接合されている。鉄骨梁1の部材として、例えば一般的なH形断面鋼が挙げられる。鉄骨柱3の部材として、例えば溶接接合または曲げ加工による箱形断面部材やH形断面鋼が挙げられる。
そして、鉄骨梁1の端部では、梁フランジ溶接部5の破断を防止するために、フランジ溶接部5近傍の梁フランジ1a側面に所定長さの矩形の鋼製プレート6を接合して、梁フランジ1aを部分的に拡幅している。
しかし、地震作用時には、図9(a)に立面図、図9(b)に平面図を示すような繰返し曲げ変形が生じ、鋼製プレート6の後端(形状不連続部)7でひずみ集中により亀裂が生じる。形状不連続部7に亀裂が一度生じると、その亀裂先端が常にひずみ集中部となり、梁フランジ1aが破断してしまう恐れがある。
この問題に対応するために、特許文献1では、鋼製プレートの形状を調整することにより、梁フランジの塑性変形領域を広くとって局所的な塑性変形を防ぐことで、梁の変形能力を向上させるようにしている。
また、特許文献2では、鋼製プレートの長手方向端部近傍の梁フランジに孔を設けることにより、梁フランジの塑性変形領域を広くとって局所的な塑性変形を防ぐことで、梁の変形能力を向上させるようにしている。
特開2015-190258号公報 特開2016-56515号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の方法については、梁フランジと鋼製プレートとの溶接部の存在により、形状不連続部のひずみ集中が生じてしまうため、後から形状不連続部を削り取る手間が生じてしまう。しかも、形状の問題なので精度良く削り取る必要があり、工事現場で後から削り取るのは困難である。
また、前記特許文献2に記載の方法については、孔欠損により梁の耐力を下げてしまう。
しかも、前記特許文献1、2はいずれも塑性変形領域を広くとることで梁の変形能力を向上させるもので、鋼製プレート後端の形状不連続部のひずみ集中を抑制するものではない。
なお、梁端接合部近傍の梁フランジを拡幅する他の方法として、フランジ幅が広いH形鋼梁の梁端部以外のフランジ幅を切断して狭くする方法や、H形鋼梁端に当該H形鋼梁よりフランジ幅が広いH形鋼を接合する方法などがあるが、いずれの場合も、拡幅部の後端が形状不連続部になってひずみ集中が生じるので、上述した鋼製プレートによる拡幅と同様の問題が生じる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、鉄骨柱と鉄骨梁の柱梁接合構造において、鉄骨柱との接合部近傍で鉄骨梁のフランジ側面に矩形の鋼製プレートを接合するなどして部分的に拡幅する際に、拡幅部の後端(形状不連続部)のひずみ集中部からの亀裂の早期発生を的確に防止することができる鉄骨梁の補強方法および鉄骨梁を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。
[1]鉄骨柱との接合部でフランジが部分的に拡幅された鉄骨梁において、前記フランジの表面に、前記フランジが部分的に拡幅された部分の後端が位置するフランジ長手方向位置を含めて、フランジ幅の2.0倍未満の長さを有する補強部材を接合することを特徴とする鉄骨梁の補強方法。
[2]前記フランジの表面に、前記補強部材を接着剤で接着接合することを特徴とする前記[1]に記載の鉄骨梁の補強方法。
[3]鉄骨柱との接合部でフランジが部分的に拡幅されていて、前記フランジの表面に、前記フランジが部分的に拡幅された部分の後端が位置するフランジ長手方向位置を含めて、フランジ幅の2.0倍未満の長さを有する補強部材が接合されていることを特徴とする鉄骨梁。
[4]前記フランジの表面に、前記補強部材が接着剤で接着接合されていることを特徴とする前記[3]に記載の鉄骨梁。
本発明によれば、鉄骨柱と鉄骨梁の柱梁接合構造において、鉄骨柱との接合部近傍で鉄骨梁のフランジ側面に矩形の鋼製プレートを接合するなどして部分的に拡幅する際に、拡幅部の後端(形状不連続部)からの亀裂の早期発生を的確に防止することができる。
本発明の実施形態1を示す図である。 本発明の実施形態2を示す図である。 本発明の実施例における有限要素法解析モデルの概要図である。 本発明の実施例における有限要素法解析結果(梁の回転角と形状不連続部の相当塑性ひずみの関係)を示す図である。 本発明の実施例における有限要素法解析結果(梁の回転角と形状不連続部の相当塑性ひずみの関係)を示す図である。 本発明の実施例における有限要素法解析結果(梁の回転角と形状不連続部の相当塑性ひずみの関係)を示す図である。 本発明の実施例における有限要素法解析結果(梁の回転角と形状不連続部の相当塑性ひずみの関係)を示す図である。 従来技術を示す図である。 従来技術における地震作用時の繰返し曲げ変形を示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1は本発明の実施形態1を示す図であり、図1(a)が立面図、図1(b)が平面図である。
図1に示すように、この実施形態1では、上述の図8に示した従来技術と同様に、梁端接合部で鉄骨梁1のフランジ(梁フランジ)1aはダイアフラム2と呼ばれる鋼板または鉄骨柱3に溶接接合されている。鉄骨梁1のウェブ(梁ウェブ)1bは接合部パネルに溶接接合、または接合部パネルに溶接接合されているシヤープレート4と呼ばれる鋼板とボルト接合されている。鉄骨梁1の部材として、例えば一般的なH形断面鋼が挙げられる。鉄骨柱3の部材として、例えば溶接接合または曲げ加工による箱形断面部材やH形断面鋼が挙げられる。
そして、鉄骨梁1の端部では、梁フランジ溶接部5の破断を防止するために、フランジ溶接部5近傍の梁フランジ1a側面に所定長さの矩形の鋼製プレート6を接合して、梁フランジ1aを部分的に拡幅している。
その上で、この実施形態1では、上述の図8に示した従来技術と異なり、梁フランジ1aの表面に、鋼製プレート6の後端(形状不連続部)7が位置するフランジ長手方向位置を含めて、フランジ幅(拡幅されない部分のフランジ幅)の2.0倍未満の長さを有する1個の補強部材8を接着剤9で接着接合している。以下、補強部材8の長さの基準として述べるフランジ幅は、拡幅されない部分のフランジ幅とする。
これによって、補強部材8に梁フランジ1a(特に、形状不連続部7)の梁材軸方向の応力の一部を負担させ、形状不連続部7のひずみ集中を低減し、形状不連続部7を起点とした亀裂の早期発生を防止することができる。
ここで、補強部材8には、例えば、鋼材、木材、繊維強化プラスチックがあり、梁材軸方向の応力を負担できるものであればよい。
また、ここでは、補強部材8を梁フランジ1aの外表面に接着剤9で接着接合しているが、梁フランジ1aの内表面に接着剤9で接着接合してもよい。
また、梁フランジ1aの表面に補強部材8を接合する際には、梁フランジ梁フランジ1aの梁材軸方向の応力を補強部材8に伝達することができる接合方法であればよいが、ここでは、補強部材8を接着剤9で接着接合している。
これは、梁フランジ1aと補強部材8の間に剪断力が作用した際に、接着剤9による接着接合の場合は、接着剤9が剪断力の作用方向にズレ変形して剪断力を吸収してくれるからである。溶接接合やボルト接合の場合は、剪断力を吸収する機能はあまり期待できない。
しかも、接着接合の場合は、ボルト接合のような穴あけ等の加工も必要なく、施工性の優れた補強方法となる。接着接合材には、例えば、エポキシ樹脂が挙げられる。
また、上述したように、補強部材8は梁フランジ1a(特に、形状不連続部7)の応力の一部を負担するものである。ただし、補強部材8の長さが長過ぎると、接着剤9を介して補強部材8に応力が伝達される部分の長さが長くなって、補強部材8を含めた梁フランジ1a全体の耐力が上昇して、鉄骨梁1に生じる曲げモーメントが大きくなり過ぎてしまう。その結果、形状不連続部7のひずみを低減する効果が薄れて、形状不連続部7を起点とした亀裂の早期発生を防止することが難しくなる。詳細は、後述する実施例で述べるが、補強部材8の長さは、梁フランジ1aの幅の2.0倍未満の長さにしている。
このようにして、この実施形態1によれば、鉄骨柱3と鉄骨梁1の柱梁接合構造において、鉄骨柱3との接合部5近傍で鉄骨梁1のフランジ1a側面に矩形の鋼製プレート6を接合して部分的に拡幅する際に、鋼製プレート6の後端(形状不連続部)7からの亀裂の早期発生を的確に防止することができる。
[実施形態2]
図2は本発明の実施形態2を示す図であり、図2(a)が立面図、図2(b)が平面図である。
図2に示すように、この実施形態2の基本的構成は、上記の図1に示した実施形態1と同様であるが、実施形態1では補強部材8を1個接着接合していたのに対して、この実施形態2では、左右それぞれの形状不連続部7の近傍に1個ずつ(計2個)の補強部材8を接着接合している。なお、補強部材8は3個以上であってもよい。
このようにして、この実施形態2によれば、鉄骨柱3と鉄骨梁1の柱梁接合構造において、鉄骨柱3との接合部5近傍で鉄骨梁1のフランジ1a側面に矩形の鋼製プレート6を接合して部分的に拡幅する際に、鋼製プレート6の後端(形状不連続部)7からの亀裂の早期発生を的確に防止することができる。
なお、上記の実施形態1、2では、鋼製プレートによって拡幅する場合を例にして述べたが、本発明は、フランジ幅が広いH形鋼梁の梁端部以外のフランジ幅を切断して狭くすることによって拡幅する場合や、H形鋼梁端に当該H形鋼梁よりフランジ幅が広いH形鋼を接合することによって拡幅する場合にも同じように適用することができる。
本発明の効果を確認するために、図3(a)に平面図、図3(b)に立面図、図3(c)に立断面図を示す解析モデルを対象にして、有限要素法解析を実施した。
図3に示すように、有限要素法解析モデルは、通しダイアフラム2を有する鉄骨柱(角形鋼管柱)3と鉄骨梁1が溶接接合されたト字形の柱梁接合部で、梁端接合部近傍の梁フランジ1aは、鋼製プレート6が溶接接合されて部分的に拡幅されている。
鉄骨梁1の形状は、H-600×250×12×25(ウェブ高さ600mm、フランジ幅250mm、ウェブ厚12mm、フランジ厚25mm)で、拡幅部分ではH-600×400×12×25(ウェブ高さ600mm、フランジ幅400mm、ウェブ厚12mm、フランジ厚25mm)となっている。鉄骨柱(角形鋼管)3の形状は、□-550×22(辺長さ550mm、管厚22mm)で、通しダイアフラム2は板厚32mm、辺長さ600mmである。鋼製プレート6は、梁フランジ1aと同じ板厚25mmの鋼板とした。
梁フランジ溶接部5はルートギャップ7mm、開先角度35°の完全溶け込み溶接で、複合円形のスカラップ(断面欠損)が設けられている。
鉄骨梁1、通しダイアフラム2、角形鋼管柱3、鋼製プレート6、溶接金属はいずれもヤング係数205000N/mm、ポアソン比0.3とした。
解析では、炭素繊維強化プラスチックの板材を補強部材8とし、接合方法は樹脂(接着剤)による接着接合とした。接着剤9の厚さは0.8mm、ヤング係数は2000N/mmとし、補強部材8の寸法をパラメータにして、厚さ1~2mm、幅50~200mm、長さ100~625mmで変化させた。
表1に解析モデルの一覧を示す。解析では鉄骨梁1に曲げ変形を与え、鋼製プレート6の後端(形状不連続部)7の相当塑性ひずみを比較した。
Figure 0007138460000001
図4~7に解析結果(梁の回転角と形状不連続部7の相当塑性ひずみの関係)を示す。
図4は補強部材8の厚さが1mmで補強部材8の幅をパラメータとした結果を、図5は補強部材8の厚さが2mmで補強部材8の幅をパラメータとした結果を、図6は補強部材8の厚さが1mmで補強部材8の長さをパラメータとした結果を、図7は補強部材8の厚さが2mmで補強部材8の長さをパラメータとした結果を示す。
まず、補強部材8の厚さが1mmの場合(図4、図6)と補強部材8の厚さが2mmの場合(図5、図7)とを比較すると、補強部材8の厚さについては大きな影響は見られない。
次に、補強部材8の幅をパラメータとした場合(図4、図5)は、補強部材8の幅が大きいほど、形状不連続部7の相当塑性ひずみの低減効果は大きい。
次に、補強部材8の長さをパラメータとした場合(図6、図7)は、補強部材8の長さが梁フランジ幅の2.5倍(625mm)のモデル(No.F、M)で、補強部材8が無いモデル(No.A)よりも形状不連続部7の相当塑性ひずみが大きく、補強部材8の長さが梁フランジ幅の2.0倍(500mm)のモデル(No.E、L)で、補強部材8が無いモデル(No.A)と形状不連続部7の相当塑性ひずみが同程度である。一方、補強部材8の長さが梁フランジ幅の0.4~1.5倍(375~100mm)のモデル(No.B~D、I~K)では、補強部材8が無いモデル(No.A)よりの形状不連続部7の相当塑性ひずみが小さくなっており、補強部材8による補強効果が十分得られている。
このことは、前述したように、補強部材8の長さが長過ぎると、接着剤9を介して補強部材8に応力が伝達される部分の長さが長くなって、補強部材8を含めた梁フランジ1a全体の耐力が上昇して、鉄骨梁1に生じる曲げモーメントが大きくなり過ぎてしまい、形状不連続部7の相当塑性ひずみを低減する効果が薄れて、形状不連続部7を起点とした亀裂の早期発生を防止することが難しくなることを意味している。
以上のことから、補強部材8の長さが梁フランジ幅の2.0倍未満の範囲(好ましくは、0.2倍以上)であれば、補強部材8の効果が十分得られることが確認された。
1 鉄骨梁
1a 鉄骨梁のフランジ(梁フランジ)
1b 鉄骨梁のウェブ(梁ウェブ)
2 ダイアフラム
3 鉄骨柱
4 シヤープレート
5 梁フランジ溶接部
6 鋼製プレート
7 形状不連続部(鋼製プレートの後端)
8 補強部材
9 接着層

Claims (6)

  1. 鉄骨柱との接合部でフランジが部分的に拡幅された鉄骨梁において、前記フランジの表面に、前記フランジが部分的に拡幅された部分の後端が位置するフランジ長手方向位置を含めて、拡幅されない部分のフランジ幅の0.4倍以上1.5倍以下の長さを有する補強部材を接着剤で接着接合することを特徴とする鉄骨梁の補強方法。
  2. 前記補強部材が炭素繊維強化プラスチックの板材であることを特徴とする請求項1に記載の鉄骨梁の補強方法。
  3. 前記補強部材の厚さが1~2mmであることを特徴とする請求項2に記載の鉄骨梁の補強方法。
  4. 鉄骨柱との接合部でフランジが部分的に拡幅されていて、前記フランジの表面に、前記フランジが部分的に拡幅された部分の後端が位置するフランジ長手方向位置を含めて、拡幅されない部分のフランジ幅の0.4倍以上1.5倍以下の長さを有する補強部材が接着剤で接着接合されていることを特徴とする鉄骨梁。
  5. 前記補強部材が炭素繊維強化プラスチックの板材であることを特徴とする請求項4に記載の鉄骨梁。
  6. 前記補強部材の厚さが1~2mmであることを特徴とする請求項5に記載の鉄骨梁。
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