JP2021179172A - 補強構造 - Google Patents

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JP2021179172A JP2021129634A JP2021129634A JP2021179172A JP 2021179172 A JP2021179172 A JP 2021179172A JP 2021129634 A JP2021129634 A JP 2021129634A JP 2021129634 A JP2021129634 A JP 2021129634A JP 2021179172 A JP2021179172 A JP 2021179172A
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reinforcing metal
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hole
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舞 酒井
Mai Sakai
誠 佐藤
Makoto Sato
毅 萩野
Takeshi Hagino
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Asahi Kasei Construction Materials Corp
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Abstract

【課題】溶接作業性を向上させることができる梁補強金具を提供すること。【解決手段】本発明に係る梁補強金具は、鉄骨梁1に形成された貫通孔11に対応する孔231が形成されると共に、その外形が多角形状を呈し、多角形のいずれか1つの頂点が鉄骨梁1のフランジ1b側に向くように設置される。【選択図】図6

Description

本発明は、梁補強金具に関する。
H形鋼やI形鋼などは、建築構造物の梁として広く用いられているが、このような梁に
おいては、建築構造物内部に設けられた配管を通すための貫通孔を形成する場合がある。
その際、貫通孔を形成したことによる強度の低下を防ぐために、貫通孔に補強用の金具を
取り付けることが多く、一般に梁補強金具は溶接により取り付けられることが多い。
上記のような梁補強金具として、例えば、貫通孔の直径とほぼ同径の中央開口を形成し
た、外周縁が円形である円環状の補強金属板が用いられている。
ところが、この外周縁を円形とした梁補強金具では、単に貫通孔周囲の肉厚を増す働き
をもつだけであって、梁にかかるせん断応力に対抗する力が不十分であるという問題があ
る。このような問題を解決するため、外周縁を多角形とした梁補強金具が下記特許文献1
で提案されている。下記特許文献1によれば、せん断応力の方向に直交するように、斜辺
部位が直線の辺部分として存在するので、このような直交辺部分をもたない円環状の補強
金属板に比べて、鉄骨梁のせん断応力に対する対抗力が向上する、とされている。
特開2012−197661号公報
しかしながら、上記特許文献1の梁補強金具では次のような問題があった。すなわち、
多角形の梁補強金具90の外周縁のうちフランジ1b側に位置する一辺X(図7参照)を
、鉄骨梁1のフランジ1bに対して略平行に配置した場合では、フランジ1b側に位置す
る一辺Xに対して、作業者による溶接棒の挿入がしづらく、溶接が困難となるおそれがあ
った。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、溶接作業性を向上
させることができる梁補強金具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る梁補強金具は、鉄骨梁に形成された貫通孔の周
囲に設けられる梁補強金具であって、前記貫通孔に対応する開口が形成されると共に、そ
の外形が多角形状を呈し、前記多角形のいずれか1つの頂点が前記鉄骨梁のフランジ側に
向くように設置される。
本発明によれば、梁補強金具の外形が多角形となっているので、作業者が梁補強金具の
外周を、作業者が溶接棒を使用して溶接するときに、直線部内で一定の距離を保ちながら
溶接できる。このため、円形の梁補強金具の場合と比較して溶接し易くすることができる
。また本発明では、多角形のいずれか1つの頂点を鉄骨梁のフランジ側に向くように梁補
強金具を設置しているので、当該頂点周辺(頂点を含む多角形の辺)を溶接する際に、作
業者が溶接棒を斜めに挿入し易くなる。これにより、例えば多角形の一辺を、鉄骨梁のフ
ランジに対して略平行にして配置した梁補強金具の構成と比較して、容易に梁補強金具の
外周を溶接することができる。
また本発明に係る梁補強金具では、前記多角形は、その角数が4の倍数であることが好
ましく、また六角形であることも好ましい。
このように梁補強金具の外形が形成されることにより、梁側の罫書きに合わせやすくす
ることができる。
また本発明に係る梁補強金具では、前記鉄骨梁のフランジと、前記頂点を含む前記梁補
強金具の一辺とがなす角は、10°以上45°以下であることが好まく、より好ましくは
20〜30°程度であることが好ましい。
かかる構成によれば、作業者が多角形の頂点近傍を溶接する際に、作業者が溶接棒をよ
り一層挿入し易くすることができる。その結果、溶接作業性をより一層向上させることが
できる。
また本発明に係る梁補強金具は、鉄骨梁に形成された貫通孔周囲のウェブの両面に取り
付けられていることも好ましい。
かかる構成によれば、梁補強金具をウェブの両面に取り付けることで、貫通孔の周囲を
補強する補強効果を向上させることが可能となる。
また本発明に係る梁補強金具は、複数の部材を組み合わせることにより構成されている
ことも好ましい。
かかる構成によれば、複数の部材を組み合わせて梁補強金具を形成することができるの
で、梁補強金具を構成する部材の選択の自由度を向上させることができる。
また本発明に係る梁補強金具は、前記鉄骨梁に固定されるフランジ部と、前記フランジ
部より内側に設けられ、前記フランジ部が形成する面に対して立ち上がるように形成され
る立上部と、前記フランジ部と前記立上部との間を連接する連接部とを有し、前記フラン
ジ部、前記連接部、及び前記立上部は一体成形され、前記フランジ部の厚さをt1、前記
立上部の厚さをt3と定義したときに、(t1−t3)/t1が0.3未満であることが
好ましい。
かかる構成によれば、梁補強金具を構成するフランジ部及び立上部の厚さが(t1−t
3)/t1が0.3未満の条件を満たすように厚み変化率が小さくなっているため、例え
ばフランジ部より厚い肉厚部を設けた梁補強金具と比較して、梁補強金具の重量を抑える
ことができる。その結果、梁補強金具の重量を抑えながら、貫通孔が形成された梁の強度
を補強することができる。また、フランジ部、連接部及び立上部が一体成形されているの
で、例えば一体成形されていない梁補強金具においては、当該梁補強金具を構成する部材
同士を連結するための溶接が必要となるが、本発明ではそのような溶接を必要としないの
で、溶接量を少なくすることができる。
また本発明に係る梁補強金具では、前記フランジ部、前記連接部、及び前記立上部は、
前記貫通孔の周縁よりも外周側に設けられていることが好ましい。
かかる構成によれば、梁補強金具を構成するフランジ部、連接部及び立上部が梁に形成
された貫通孔の周縁よりも外周側に設けられているので、貫通孔の周縁よりも内側に梁補
強金具を配置した構成(例えば貫通孔内に梁補強金具の一部を嵌入した構成)と比較して
、貫通孔の有効径(例えば配管等を貫通孔に通すために使用することが可能な領域)を大
きく確保することができる。また、梁補強金具を貫通孔の周縁よりも外周側に設けると、
梁補強金具を貫通孔の周縁よりも内周側に設けた場合と比較して、同じ有効径を確保する
のに梁に設けた貫通孔の大きさを小さくすることができる。貫通孔の大きさを小さくする
ことができればその分貫通孔形成による鉄骨梁の強度の低下が抑えられるので、本発明で
は、梁補強金具を貫通孔の周縁よりも内周側に設けた場合と比較して、鉄骨梁を補強する
補強効果を大きくすることができる。
また本発明に係る梁補強金具では、前記立上部が前記貫通孔内に嵌入した状態で、前記
フランジ部が前記鉄骨梁に固定され、前記t3が前記t1よりも小さいことが好ましい。
かかる構成によれば、梁に形成された貫通孔内に立上部を嵌入させて梁補強金具を取り
付けることができるので、梁補強金具を貫通孔に取り付ける際に、位置合わせを容易にす
ることができる。また、貫通孔内に嵌入させた立上部の厚さt3がフランジ部の厚さt1
よりも小さいので、例えば貫通孔内にフランジ部よりも厚い肉厚部を嵌入させた構成と比
較して、有効径を大きく確保することができる。
また本発明に係る梁補強金具では、側面断面視における前記梁補強金具の内径に占める
前記立上部の立ち上がる高さの割合は、約10%以上40%以下であることが好ましい。
フランジ部から立ち上がる立上部の高さが高いほど、貫通孔の周囲を補強する補強効果
を向上させることができる一方、立上部の高さを高くし過ぎると、立上がり形成時に梁補
強金具にひび割れが生じ破損するおそれがある。この構成によれば、上記のように立上部
の立ち上がる高さの割合が規定されているので、梁補強金具の破損を防止しながら、貫通
孔の周囲を補強する補強効果を向上させることができる。
本発明によれば、溶接作業性を向上させることができる梁補強金具を提供することがで
きる。
本発明の第1実施形態に係る梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す側面断面図である。 本発明の第1実施形態に係る梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す側面断面図である。 本発明の第3実施形態に係る梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す側面断面図である。 本発明の第4実施形態に係る梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す正面図である。 本発明の第5実施形態に係る梁補強金具を説明するための図である。 本発明の第5実施形態に係る梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す正面図である。 従来の梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す正面図である。 本発明の第6実施形態に係る梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す側面断面図である。 本発明の第7実施形態に係る梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す正面図である。
以下添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。尚、以下の好ましい
実施形態の説明は、例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを
意図するものではない。
まず、図1を参照しながら第1実施形態における梁補強金具の構成について説明する。
図1は、梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す側面断面図である
。図2は、梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す正面図である。
図1及び図2に示すように、鉄骨梁1には貫通孔11が設けられており、この貫通孔1
1の周囲のウェブ10に梁補強金具2を取り付けて、貫通孔11の周囲を補強するもので
ある。
第1実施形態における梁補強金具2は、略環状に形成され、中心部には孔231(開口
)が設けられている。梁補強金具2は、フランジ部21と、連接部22と、立上部23と
を備える。梁補強金具2の材質は、SM材やSN材(例えばSM490、SN490等)
を用いることが好適であるが、他の金属材料を用いることも可能である。
フランジ部21は、梁補強金具2の外周側に設けられ、貫通孔11の周囲に形成された
鉄骨梁1のウェブ10に固定される。フランジ部21とウェブ10との間は、図2に示す
ように溶接部40によって溶接されることで、梁補強金具2が鉄骨梁1のウェブ10に固
定される。図2(A)に示すように、フランジ部21をウェブ10に溶接する際には、フ
ランジ部21の一部(例えば平面視リング状のフランジ部21における対角上の4箇所)
を溶接部40により溶接してウェブ10に固定しても良く、図2(B)に示すように、フ
ランジ部21の周縁を溶接部40によって溶接してウェブ10に固定しても良い。図2(
A)に示すようにフランジ部21とウェブ10とを溶接することで、図2(B)に示すよ
うに溶接した場合と比較して、溶接量を少なくした状態で梁補強金具2を鉄骨梁1に固定
することができる。なお、フランジ部21とウェブ10との溶接は、図2(A)に示す4
箇所を溶接することに限定されず、梁補強金具2が鉄骨梁1に固定されれば、その溶接箇
所等は適宜選択可能である。
立上部23は、フランジ部21よりも内側に設けられ、フランジ部21が形成する面2
11に対して略垂直に立ち上がるように形成される。立上部23の立ち上げ高さhが大き
い程、貫通孔11の周囲を補強する補強効果が大きくなり、特に、立上部23の立ち上が
る高さの割合は、側面断面視における梁補強金具2の内径d1の約10%以上とすればよ
り補強効果が大きくなり好適である。なお、立上部23を成形するに際し、立上部23の
高さを高くし過ぎる(例えば、梁補強金具2の内径の約40%より高くした場合)と、梁
補強金具2材にひび割れが生じるおそれがある。このため、ひび割れの防止と補強効果と
の両立を図るために、立上部23の高さの割合を、梁補強金具2の内径d1の約10%以
上約40%以下とすることが好ましい。
フランジ部21と立上部23との間には連接部22が設けられている。この連接部22
は、フランジ部21と立上部23とを連接するように円弧形状に形成されている。後述す
るように、立上部23が貫通孔11に嵌入される際には、この連接部22が貫通孔11の
周縁に当接されて位置決めがされる。フランジ部21、連接部22及び立上部23は一体
に成形されてなるものである。フランジ部21、連接部22及び立上部23を一体に成形
する方法として、例えばバーリング加工が挙げられる。バーリング加工を施すには、反力
が必要でフランジ部21の幅がある程度必要である。多角形の場合、張り出した角部が反
力として有効に働き、バーリング加工を施しやすくなる。なお、バーリング加工の場合、
立上部23の高さhはフランジ部21の幅に対して0.2〜3.5とするのが望ましい。
本実施形態では、上述したフランジ部21、連接部22、及び立上部23それぞれの厚
み変化率は、小さいことが好ましい。この厚み変化率が小さいとは、図1に示すように、
フランジ部21の厚さをt1、連接部22の厚さをt2、立上部23の厚さをt3と定義
したときに、t1、t2、及びt3における最大値と最小値との差(本実施形態ではt1
−t3)がフランジ部の厚さt1に対して30%未満であることが好適である。すなわち
、(t1−t3)/t1が0から0.3未満であることが好ましい。より好ましくは、(
t1−t3)/t1が0から0.1以下であることが好ましい。
このように、梁補強金具2を構成するフランジ部21、連接部22及び立上部23それ
ぞれの厚さが、側面断面視においてほぼ同じになっているので、例えば従来のようなフラ
ンジ部21より厚い肉厚部を設けた梁補強金具と比較して、梁補強金具2の重量を抑える
ことができる。その結果、梁補強金具2の重量を抑えながら、貫通孔11が形成された鉄
骨梁1の強度を補強することができる。また、フランジ部21、連接部22及び立上部2
3が一体成形されているので、例えば一体成形されていない梁補強金具においては、当該
梁補強金具を構成する部材同士を連結するための溶接が必要となるが、本発明ではそのよ
うな部材同士を連結するための溶接を必要としないので、溶接量を少なくすることができ
る。
また本実施形態では、上述したフランジ部21、連接部22、及び立上部23は、図1
に示すように、貫通孔11の周縁よりも外周側に設けられた状態で、梁補強金具2が鉄骨
梁1に固定される。
このような構成とすることによって、貫通孔11の周縁よりも内側に梁補強金具2を配
置した構成(図3を参照しながら後述するように、貫通孔11内に梁補強金具2の一部を
嵌入した構成)と比較して、有効径d1を大きく確保することができる(図1に示す有効
径d1と、図3に示す有効径d2とを比較すると、d1>d2)。また、梁補強金具2を
貫通孔11の周縁よりも外周側に設けると、梁補強金具2を貫通孔11の周縁よりも内周
側に設けた場合と比較して、同じ有効径を確保するのに貫通孔11の大きさを小さくする
ことができる(図3に示す貫通孔11内に梁補強金具2の一部を嵌入した構成において、
図1の有効径d1と同じ寸法を確保するためには、図3に示す貫通孔11を大きくする必
要がある。貫通孔11を大きくすると、その分鉄骨梁1の耐力が低下する)。貫通孔11
の大きさを小さくすることができればその分貫通孔11形成による鉄骨梁1の耐力の低下
が抑えられるので、本発明では、梁補強金具2を貫通孔11の周縁よりも内周側に設けた
場合と比較して、鉄骨梁1を補強する補強効果を大きくすることができる。なお、図1で
は梁補強金具2の全体(フランジ部21、連接部22、及び立上部23)が貫通孔11の
周縁よりも外周側に設けられた例が示されているが、この例に限定されず、梁補強金具2
の一部(例えば立上部23)が貫通孔11の周縁よりも内周側に設けられた状態で、鉄骨
梁1に梁補強金具2を固定することも可能である。この場合において、有効径d1が貫通
孔11よりも若干小さくなるものであるが、例えば梁補強金具2の大部分を貫通孔11の
周縁よりも内周側に設けた場合と比較して、有効径を大きく確保することが可能である。
続いて、第2実施形態における梁補強金具の構成について説明する。図3は、第2実施
形態における梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す側面断面図で
ある。第2実施形態における梁補強金具2は、第1実施形態と比較して、鉄骨梁1のウェ
ブ10に対する梁補強金具2の取付けの方法を変えたもので、それ以外の構成や機能は同
じである。従って第1実施形態と同じ部分については、その説明を省略する。
第2実施形態における梁補強金具2では、鉄骨梁1の貫通孔11内に立上部23が嵌入
した状態で、フランジ部21が鉄骨梁1に溶接されて固定され、立上部23の厚さt3が
フランジ部21の厚さt1よりも小さくなっている。第2実施形態においても立上部23
の高さhを高くするほど、貫通孔11の周囲を補強する補強効果が大きくなる利点がある
。好適には、立上部23の高さhは、側面断面視における梁補強金具2の内径d2の約1
0%以上であることが好ましい。立上部23の形成による梁補強金具2材のひび割れの発
生を防止しつつ、補強効果を大きくするためには、立上部23の高さhは、側面断面視に
おける梁補強金具2の内径d2の約10%以上〜40%以下とすることが好ましい。なお
、第2実施形態におけるフランジ部21と鉄骨梁1との溶接としては、例えばフランジ部
21における対角上の4箇所(例えば、図2(a)参照)を溶接しても良く、フランジ部
21の周縁(図2(b)参照)を溶接しても良い。また、貫通孔11の周縁と梁補強金具
2との隙間に溶接部40(図3参照)を形成して溶接しても良く、その溶接方法は適宜選
択可能である。
第2実施形態においては、梁補強金具2を鉄骨梁1に取り付ける際に、立上部23を貫
通孔11に嵌め込むことで取り付けを行うことができるので、梁補強金具2の位置決めを
容易に行うことができるという利点がある。また、貫通孔11内に嵌入させた立上部23
の厚さt3がフランジ部21の厚さt1よりも小さいので、例えば貫通孔内にフランジ部
よりも厚い肉厚部を嵌入させた構成と比較して、有効径を大きく確保できるという利点が
ある。
続いて、第3実施形態における梁補強金具の構成について説明する。図4は、第3実施
形態における梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す側面断面図で
ある。
第3実施形態では、梁補強金具2を、鉄骨梁1に形成された貫通孔11周囲のウェブ1
0の表と裏(図4ではウェブ10の左側の面と右側の面)に取り付ける。梁補強金具2と
ウェブ10との溶接としては、例えば図2に示したように、フランジ部21の複数箇所(
例えば4箇所)を溶接しても良く、フランジ部21の周縁を溶接しても良い。
このように梁補強金具2をウェブ10の両面に取り付けることで、貫通孔11の周囲を
補強する補強効果を向上させることが可能となる。
続いて、第4実施形態における梁補強金具の構成について説明する。図5は、第4実施
形態における梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す正面図である
上記第1〜3実施形態では梁補強金具2が一体成形された例を説明したが、第4実施形
態における梁補強金具2は、複数の部材を組み合わせることにより構成される。詳細には
、図5に示すように、梁補強金具2は、平面視において半環状の部材2a、2aを組み合
わせて構成される。言い換えれば、梁補強金具2は、半環状の部材2a、2aに分割され
ている。このように分割された状態で貫通孔11の周囲に固定され、貫通孔11の周囲を
補強する。梁補強金具2の分割する箇所としては、梁補強金具2の中心を通り鉄骨梁1の
ウェブ10の長手方向(図5では左右方向)に平行な分割線41により、梁補強金具2を
2つに分割することが好適である。しかしながら分割する箇所はこれに限定されず、梁補
強金具2の中心を通る分割線を、当該長手方向に対して所定角度(例えば0°〜30°)
傾斜させた線に基づき梁補強金具2を2つに分割することも可能である。
なお、図5に示す梁補強金具2を構成する半環状の部材2a、2aは、略同一形状に形
成され、それぞれ半環状のフランジ部21a、21a、連接部(図5では省略)、及び立
上部23a、23a、を有している。半環状のフランジ部21a、21aと鉄骨梁1との
溶接としては、半環状のフランジ部21a、21aの周縁に亘って溶接しても良く、その
溶接方法は適宜選択することが可能である。
図5に示したように、梁補強金具2として分割した構成も用いることを可能とすること
で、梁補強金具2に使用する部材の選択の自由度を向上させることができる。
上述した第1〜第4実施形態において、立上部23の高さを、梁補強金具2を構成する
部材の厚みの大きさに応じて変化させるようにしても良い。例えば、梁補強金具2を構成
する部材の厚みが厚いものを用いる場合には、厚みが薄いものを用いる場合と比較して、
立上部23の高さを低くしても良い。このように立上部23の高さを変える場合において
も、上述したように立上部23の高さは、側面断面視における梁補強金具2の内径の約1
0%以上〜40%以下とすることが好ましい。立上部23の高さを厚みに応じて変えるこ
とで、梁補強金具2にひび割れが生じることを防止しながら、より一層補強効果を大きく
することが可能となる。なお、上述のように、立上部23の高さについて梁補強金具2を
構成する部材の厚みの大きさに応じて変化させる他に、立上部23の高さを、梁補強金具
2の中心部に形成される孔231の大きさに応じて変えるようにしても良い。
続いて、第5実施形態における梁補強金具の構成について説明する。図6に示す符号2
B、2Cは、第5実施形態における梁補強金具を示す。比較のため、外形が円形状である
梁補強金具を符号2Aで示す。
第5実施形態では、正面視でみたときの梁補強金具2B、2Cの外形が多角形となって
いる。多角形の例としては、図6の符号2Bに示すように、六角形とする場合や、図6の
符号2Cに示すように、八角形とする場合が挙げられる。なお、図6に示す例に限定され
ず、例えば十二角形や十六角形等、他の多角形状を選択することができるが、角数が4の
倍数であると梁側の罫書きに合わせやすくすることができる点で好適である。また、本発
明における「多角形」としては、全辺が直線で構成される形状に限定されず、その一部に
曲線部分を含む多角形である形状も含まれる。
梁補強金具2は、貫通孔11の周囲に形成された鉄骨梁1のウェブ10に固定される。
梁補強金具2とウェブ10との間は、図7に示すように溶接部40によって溶接されるこ
とで、梁補強金具2が鉄骨梁1のウェブ10に固定される。図7(A)に示すように、梁
補強金具2をウェブ10に溶接する際には、梁補強金具2の一部(例えば平面視リング状
の梁補強金具2における対角上の4箇所)を溶接部40により溶接してウェブ10に固定
しても良い。また、図7(B)に示すように、梁補強金具2の外周縁を溶接部40によっ
て溶接してウェブ10に固定しても良く、図7(C)(D)に示すように、梁補強金具2
の内周縁を溶接部40によって溶接してウェブ10に固定しても良い。また、要求される
補強効果に応じて、梁補強金具2の外周縁および内周縁を溶接部40によって溶接してウ
ェブ10に固定しても良い。なお、梁補強金具2の内周側の形状は、図7(C)に示すよ
うに円形にしても良く、図7(D)に示すように多角形としても良い。また、図7(A)
に示すように梁補強金具2とウェブ10とを溶接することで、図7(B)に示すように溶
接した場合と比較して、溶接量を少なくした状態で梁補強金具2を鉄骨梁1に固定するこ
とができる。なお、梁補強金具2とウェブ10との溶接は、図7(A)に示す4箇所を溶
接することに限定されず、梁補強金具2が鉄骨梁1に固定されれば、その溶接箇所等は適
宜選択可能である。
また、図7(B)(C)(D)に示すように、梁補強金具2の内周縁および外周縁を溶
接部40によって溶接する場合には、図7(A)に示すように梁補強金具2に溶接部40
を設ける必要がなく、梁補強金具2の幅を小さくすることができる。そのため、貫通孔形
成位置を梁フランジ側により近づけることができ、梁補強金具2の設置自由度を向上させ
ることができる。
また、図6に示すように梁補強金具2B、2Cの外形を多角形とすることで、作業者が
梁補強金具2B、2Cの周縁(溶接部40)を、所定の溶接棒(溶接するために用いられ
る機具)を使用して溶接するときに、直線部内で一定の距離を保ちながら溶接できるので
、円形の梁補強金具の場合と比較して溶接し易くすることができる(すなわち、円形の場
合には、作業者が所定の溶接棒を用いて梁補強金具2Aの周縁を溶接するときに、溶接方
向が逐次変わっていくため、作業者が溶接しにくいという問題がある)。また、梁補強金
具2の内周側の形状は、図7(C)に示すように円形でも良いが、梁補強金具2の内周側
を溶接する場合は、図7(D)に示すように多角形とした方が、作業者による溶接をし易
くすることができるので、より好適である。
また図6の梁補強金具2B、2Cに示すように、梁補強金具2B、2Cの外形は、円形
状の梁補強金具の外形(図6に破線で示す符号2A)が多角形状の梁補強金具2B、2C
の内接円となるように、形成されていることが好ましい。このような形状とすることで、
梁補強金具2B、2Cによる補強効果を保ちつつ、作業者による溶接をし易くすることが
できる。また、図6の梁補強金具2Cに示すように、正多角形を変形した形状(図6の2
Cでは、波線で示す正八角形を斜め(梁材軸に対して概ね45°)方向にやや膨らました
形状)とすることで、作業者の作業性を維持しつつ、フィーレンディール作用により、補
強効果を向上させることができる。
また図6に示すように、多角形のいずれか1つの頂点を鉄骨梁1のフランジ1b側に向
くように、梁補強金具2B、2Cを設置することが好ましい。この場合に、鉄骨梁1のフ
ランジ1bと、梁補強金具2B、2Cの外形線とのなす角θは、10°〜45°程度であ
ることが好ましく、より好ましくは、20°〜30°であることが好ましい。このように
梁補強金具2B、2Cを設置することで、作業者が溶接棒を斜めに挿入し易くなるので、
多角形の頂点を鉄骨梁1のフランジ1b近傍に位置するように梁補強金具2を設置したと
しても、当該頂点近傍を溶接することができる。
比較例として、図6に示す円形の梁補強金具2Aや図8に示す形態では以下の問題があ
る。すなわち、円形の梁補強金具2Aでは、フランジ1b近傍に設置すると溶接しにくく
なるため、所定距離(図6に示す距離R)フランジ1bから離して梁補強金具2Aを設置
する必要があるという問題がある。また、別の比較例として、例えば図8に示す多角形の
梁補強金具90の一辺Xを、鉄骨梁1のフランジ1bに対して略平行にして配置した場合
では、フランジ1b側に位置する一辺Xに対して、作業者による溶接棒の挿入がしづらく
、溶接が難しくなる問題がある。また、円形の梁補強金具2Aや、多角形の梁補強金具9
0を図8に示す形態のように一辺Xを、鉄骨梁1のフランジ1bに対して略平行にして配
置する場合には、梁補強金具2Aや梁補強金具90の側にも罫書きをする必要があり、施
工性が損なわれる。
これに対し、本実施形態の梁補強金具2B、2Cでは、図6を参照しながら説明したよ
うに、フランジ1bから離して梁補強金具2B、2Cを設置する必要がない(つまり、フ
ランジ1b近傍に設置できる)。更に、フランジ1b近傍に設置しても、梁補強金具2B
、2Cの全周を溶接することができる。これにより、梁補強金具2B、2Cによる補強効
果を維持しながら、梁補強金具2B,2Cの設置自由度を向上させることができる。
また図6に示すように、多角形のいずれか1つの頂点を鉄骨梁1のフランジ1b側に向
くように設置することで、外形の頂点が目印となり、梁補強金具2B,2Cに罫書きをし
なくても位置合わせをすることができる。
第6実施形態では、梁補強金具2を、鉄骨梁1に形成された貫通孔11周囲のウェブ1
0の表と裏(図9ではウェブ10の左側の面と右側の面)に取り付ける。梁補強金具2と
ウェブ10との溶接としては、例えば図7に示したように、梁補強金具2の複数箇所(例
えば4箇所)を溶接しても良く、梁補強金具2の周縁を溶接しても良い。
このように梁補強金具2をウェブ10の両面に取り付けることで、貫通孔11の周囲を
補強する補強効果を向上させることが可能となる。
続いて、第7実施形態における梁補強金具の構成について説明する。図10は、第7実
施形態における梁補強金具を、鉄骨梁のウェブの貫通孔に固定した状態を示す正面図であ
る。
第7実施形態における梁補強金具2は、複数の部材を組み合わせることにより構成され
る。詳細には、図10に示すように、梁補強金具2は、平面視において半環状の部材2a
、2aを組み合わせて構成される。言い換えれば、梁補強金具2は、半環状の部材2a、
2aに分割されている。このように分割された状態で貫通孔11の周囲に固定され、貫通
孔11の周囲を補強する。梁補強金具2の分割する箇所としては、梁補強金具2の中心を
通り鉄骨梁1のウェブ10の長手方向(図10では左右方向)に平行な分割線41により
、梁補強金具2を2つに分割することが好適である。しかしながら分割する箇所はこれに
限定されず、梁補強金具2の中心を通る分割線を、当該長手方向に対して所定角度(例え
ば0°〜30°)傾斜させた線に基づき梁補強金具2を2つに分割することも可能である
なお、図10に示す梁補強金具2を構成する半環状の部材2a、2aは、略同一形状に
形成され、半環状の部材2a、2aと鉄骨梁1との溶接としては、半環状の部材2a、2
aの周縁に亘って溶接しても良く、その溶接方法は適宜選択することが可能である。
図10に示したように、梁補強金具2として分割した構成も用いることを可能とするこ
とで、梁補強金具2に使用する部材の選択の自由度を向上させることができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれ
らの具体例に限定されるものではなく、例えば上述した実施形態の構成を適宜組み合わせ
たものも、本発明の範囲に包含される。また、上述した具体例に、当業者が適宜設計変更
を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。上述した
各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したも
のに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
1:鉄骨梁
2:梁補強金具
10:ウェブ
11:貫通孔
21:フランジ部
22:連接部
23:立上部
40:溶接部
90:従来の梁補強金具(特許文献1)
d1、d2:有効径

Claims (10)

  1. 鉄骨梁に形成された貫通孔の周囲に設けられる梁補強金具であって、
    前記梁補強金具は、前記貫通孔に対応する開口が形成されると共に、その外形が多角形
    状を呈し、
    前記多角形のいずれか1つの頂点が前記鉄骨梁のフランジ側に向くように設置されるこ
    とを特徴とする梁補強金具。
  2. 前記多角形は、その角数が4の倍数である請求項1に記載の梁補強金具。
  3. 前記多角形は、六角形である請求項1に記載の梁補強金具。
  4. 前記鉄骨梁のフランジと、前記頂点を含む前記梁補強金具の一辺とがなす角は、10°
    以上45°以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の梁補強金具。
  5. 前記梁補強金具は、複数の部材を組み合わせることにより構成されていることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の梁補強金具。
  6. 前記梁補強金具は、前記鉄骨梁に形成された貫通孔周囲のウェブの両面に取り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の梁補強金具。
  7. 前記梁補強金具は、
    前記鉄骨梁に固定されるフランジ部と、
    前記フランジ部より内側に設けられ、前記フランジ部が形成する面に対して立ち上がる
    ように形成される立上部と、
    前記フランジ部と前記立上部との間を連接する連接部とを有し、
    前記フランジ部、前記連接部、及び前記立上部は一体成形され、
    前記フランジ部の厚さをt1、前記立上部の厚さをt3と定義したときに、(t1−t
    3)/t1が0.3未満であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    梁補強金具。
  8. 前記フランジ部、前記連接部、及び前記立上部は、前記貫通孔の周縁よりも外周側に設
    けられていることを特徴とする請求項7に記載の梁補強金具。
  9. 前記立上部が前記貫通孔内に嵌入した状態で、前記フランジ部が前記鉄骨梁に固定され

    前記t3が前記t1よりも小さいことを特徴とする請求項7に記載の梁補強金具。
  10. 側面断面視における前記梁補強金具の内径に占める前記立上部の立ち上がる高さの割合
    は、約10%以上40%以下であることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記
    載の梁補強金具。
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