JP6438334B2 - 梁補強金具および梁補強構造 - Google Patents

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本発明は、建築構造物を構成し、貫通孔を有する梁に接合され、当該梁を補強する梁補強金具等に関するものである。
従来、建築構造物の梁には配管や配線を通すために貫通孔が形成されることがある。この場合、貫通孔により、梁の曲げ耐力が低下する。この梁の曲げ耐力低下を防ぐため梁に梁補強金具を接合し、梁の補強を行っている。
このような梁補強金具としては、例えば、リング状の部材であって、梁に形成された貫通孔に接合する梁補強金具がある(例えば特許文献1)。
特開2009−167615号公報
しかし、特許文献1のようなリング状の梁補強金具のみで梁の曲げ耐力を確保しようとすると、大型の梁補強金具が必要となる場合がある。梁補強金具が大型化すると、重量増をまねくため、取扱い性が悪く、また、溶接量が多くなるため、溶接作業工数を要する。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、効率よく梁を補強することが可能な梁補強金具等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の発明は、貫通孔を有する梁を補強するための梁補強金具であって、梁のウェブに接触するウェブ接触面と、前記ウェブに溶接されるウェブ溶接面と、前記ウェブ溶接面と略対向し、前記梁のフランジ部に接触するフランジ部接触面と、前記梁のフランジ部に溶接されるフランジ部溶接面と、を具備し、前記ウェブ接触面および前記ウェブ溶接面は、長手方向に二分割されており、前記ウェブ接触面および前記ウェブ溶接面の間には、切欠き部が形成されることを特徴とする梁補強金具である。
前記梁補強金具の厚み方向に対する中心線に対し、前記梁補強金具は線対称な断面形状を有してもよい。
第1の発明によれば、梁補強金具の中央部近傍に切欠き部を有するため、梁の貫通孔の近くに配置しても、貫通孔と干渉することがない。また、一部がウェブと接合され、他の一部がフランジ部に接合され、フランジ部の近傍に配置することができるため、効率良く梁の曲げ剛性を高めることができる。
また、梁補強金具の厚み方向に対する中心線に対し、線対称な断面形状とすることで、梁補強金具を裏表なく使用することができる。
第2の発明は、第1の発明にかかる梁補強金具を用いた梁補強構造であって、前記ウェブに貫通孔が形成された梁に対し、前記貫通孔の上下のそれぞれのフランジ部近傍に、前記梁補強金具が配置され、前記ウェブ接触面を前記ウェブに接触させた状態で、前記ウェブ溶接面で前記梁補強金具と前記ウェブとが溶接され、前記フランジ部接触面を前記フランジ部に接触させた状態で、前記フランジ部溶接面で前記梁補強金具と前記フランジ部とが溶接されることを特徴とする梁補強構造である。
前記梁補強金具は、前記梁の両面にそれぞれ固定されてもよい。
前記貫通孔には、リング状梁補強金具が挿通され、前記貫通孔の周囲または縁部に前記リング状梁補強金具が固定されてもよい。
第2の発明によれば、効率よく梁を補強することができる。また、梁の両面に接合することで、さらに梁の補強を行うことができる。
また、リング状梁補強金具と併用することで、さらに効率良く梁を補強することができる。
本発明によれば、効率よく梁を補強することが可能な梁補強金具等を提供することができる。
梁補強金具1を示す斜視図。 (a)は梁補強金具1を示す正面図、(b)は梁補強金具1を示す側面図。 梁補強構造10を示す正面図。 梁補強構造10を示す側面図。 梁補強構造10aを示す側面図。 梁補強金具1aを示す斜視図。 (a)は梁補強金具1aを示す正面図、(b)は梁補強金具1aを示す側面図。 梁補強金具1bを示す斜視図。 (a)は梁補強金具1bを示す正面図、(b)は梁補強金具1bを示す側面図。 リング状梁補強金具30を示す斜視図。 梁補強構造10bを示す斜視図であり、(a)は表面側を示す図、(b)は裏面側を示す図。 梁補強構造10bを示す正面図。
以下、本発明の第1の実施の形態にかかる梁補強金具1について説明する。図1は、梁補強金具を示す斜視図であり、図2(a)は梁補強金具1を示す平面図であり、図2(b)は梁補強金具1を示す側面図である。
梁補強金具1は、ウェブ接触面3、ウェブ溶接面5、フランジ部接触面7、フランジ部溶接面9等を具備する。梁補強金具1は、例えば鋼材やステンレス鋼などの金属製の板状の部材である。梁補強金具1の側面形状は、略6角形となる。
梁補強金具1の一方の側には、ウェブ接触面3およびウェブ溶接面5が設けられる。また、これと対向する梁補強金具1の他方の側には、フランジ部接触面7およびフランジ部溶接面9が設けられる。
ウェブ接触面3は、梁に固定される際に、梁のウェブと接触する面である。したがって、ウェブ接触面3は、完全に平坦に形成される。また、ウェブ溶接面5は、ウェブ接触面3を梁のウェブに接触させた状態で、ウェブと溶接される部位である。すなわち、ウェブ接触面3とウェブ溶接面5とは、所定の角度で形成され、厚み方向の表裏のそれぞれに形成される。
また、フランジ部接触面7は、梁に固定される際に、梁のフランジ部と接触する面である。したがって、フランジ部接触面7は、完全に平坦に形成される。また、フランジ部溶接面9は、フランジ部接触面7を梁のフランジ部に接触させた状態で、フランジ部と溶接される部位である。すなわち、フランジ部接触面7とフランジ部溶接面9とは、所定の角度で形成され、厚み方向の表裏のそれぞれに形成される。また、フランジ部接触面7とウェブ接触面3とは略垂直に形成される。
ウェブ接触面3とウェブ溶接面5は、切欠き11を挟んで両側に形成される。すなわち、それぞれ一対のウェブ接触面3およびウェブ溶接面5の間に、切欠き11が形成される。切欠き11は、ウェブ接触面3およびウェブ溶接面5が設けられる梁補強金具1の一方の側から、これと対向する梁補強金具1の他方の側に向けて形成される。切欠き11は、梁補強金具1の一方の側(開口側)に向けて幅が広がるようにテーパ形状で形成される。なお、梁補強金具1は、長手方向(図2(a)の左右方向)に対する中心線に対して、線対称の形状で形成される。また、切欠き11を挟んだウェブ接触面3とウェブ溶接面5は、それぞれ同一の平面上に形成される。
梁補強金具1の本体は、平面視において、一方の側の幅が広く、他方の側の幅が狭く、切欠き11を除き、略台形に形成される。ここで、幅が広い側にウェブ接触面3とウェブ溶接面5が設けられ、幅が狭い側にフランジ部接触面7とフランジ部溶接面9が設けられる。
次に、梁補強金具1を用いた梁補強構造10について説明する。図3は、梁補強構造10の正面図であり、図4は梁15の断面図(梁補強金具1の側面図)である。
梁15は、ウェブ部19の上下にフランジ部17を有するH鋼である。ウェブ部19には、配管等を通すための貫通孔21が形成される。一対の梁補強金具1は、梁15の一方の面において、貫通孔21から離れた位置であって、上下のフランジ部17の近傍にそれぞれ配置される。このように、梁補強金具1を、貫通孔21から離れた位置であって、フランジ部17近傍に配置することで、梁15の曲げ耐力向上の効果が大きい。なお、貫通孔21の中心位置は、梁補強金具1の長手方向の中央位置とほぼ一致する。
貫通孔21の上下に配置された梁補強金具1は、互いの切欠き11が対向するように配置される。切欠き11によって、梁補強金具1と貫通孔21との距離を広くすることができる。このため、貫通孔21とフランジ部17との距離が狭い場合でも、貫通孔21との干渉を避けて梁補強金具1を配置することができる。
前述した様に、ウェブ接触面3は、ウェブ部19に面接触する。また、この状態で、ウェブ溶接面5とウェブ部19との間が溶接部13bで溶接される。同様に、フランジ部接触面7は、フランジ部17に面接触する。また、この状態で、フランジ部溶接面9とフランジ部17との間が溶接部13aで溶接される。すなわち、梁補強金具1は、ウェブ部19とフランジ部17とにまたがるように配置され、一方の側がウェブ部19に接合され、他方の側がフランジ部17に接合される。
ここで、梁15の、ウェブ部19とフランジ部17との境界部には、フィレット部23が形成される。ウェブ部19の厚さ変化部であるフィレット部23は、ウェブ部19とフランジ部17とをなだらかにつなぐ凹型の略円弧状の部位である。なお、フィレット部23に代えて、溶接ビードが形成される場合があり、この場合には、凸型の略円弧状となる。以下の説明では、フィレット部23について説明するが、溶接部であっても同様である。
梁補強金具1がフィレット部23上に重なると、梁補強金具1がフィレット部23に乗り上げるため、ウェブ接触面3またはフランジ部溶接面9がウェブ部19またはフランジ部17から離れてしまう恐れがある。しかし、本発明の梁補強金具1は、ウェブ部19とフランジ部17とにまたがるように配置されるため、梁補強金具1とフィレット部23とが干渉することもない。
なお、図5に示す梁補強構造10aのように、必要に応じて、梁補強金具1を梁15の両面に配置してもよい。すなわち、貫通孔21の上下に、それぞれ一対ずつ梁補強金具1を接合してもよい。
以上、本実施の形態によれば、貫通孔21を有する梁15を、効率よく補強することができる。特に、梁補強金具1に切欠き11が形成されるため、貫通孔21とフランジ部17との距離が狭い場合でも、梁補強金具1(溶接部13b)と貫通孔21とが干渉することがない。
また、切欠き11によって、梁補強金具1の重量を低減することができる。また、梁補強金具1は、ウェブ部19とフランジ部17とにまたがるように配置されるため、フランジ部17に極めて近い位置に配置することができる。このため、梁15の曲げ耐力向上の効果が大きい。
また、ウェブ溶接面5およびフランジ部溶接面9が設けられるため、溶接が容易であり、溶接不足や、過剰な溶接によるコスト増を抑制することができる。
また、梁補強金具1を梁15の両面に接合すれば、梁15のより大きな曲げ耐力向上の効果を得ることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。図6は、第2の実施形態にかかる梁補強金具1aを示す図であり、図7(a)は梁補強金具1aを示す平面図であり、図7(b)は梁補強金具1aを示す側面図である。なお、以下の説明において、梁補強金具1と同様の構成については、図1等と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
梁補強金具1aは、梁補強金具1とほぼ同様の構造であるが、主に側面形状が異なる。梁補強金具1aは、厚み方向に対する中心線に対して線対称な断面形状を有する。すなわち、図7(b)に示すように、ウェブ接触面3とウェブ溶接面5との境界と、フランジ部接触面7とフランジ部溶接面9との境界とを結ぶ線を中心線として、左右対称に形成される。したがって、中心線に対して、ウェブ接触面3の形状とウェブ溶接面5の形状とは同一となる。同様に、中心線に対して、フランジ部接触面7の形状とフランジ部溶接面9の形状とは同一となる。
梁補強金具1aは、梁補強金具1と同様に、ウェブ接触面3をウェブ部19に面接触させ、フランジ部接触面7をフランジ部17に面接触させることができる。この場合、ウェブ溶接面5とウェブ部19との間が溶接部13bで溶接され、フランジ部溶接面9とフランジ部17との間が溶接部13aで溶接される。
また、梁補強金具1aは、表裏を裏返しても使用することができる。すなわち、ウェブ溶接面5をウェブ部19に面接触させ、フランジ部溶接面9をフランジ部17に面接触させることができる。すなわち、ウェブ溶接面5とフランジ部溶接面9が略垂直に形成される。この場合、ウェブ接触面3とウェブ部19との間が溶接部13bで溶接され、フランジ部接触面7とフランジ部17との間が溶接部13aで溶接される。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、梁補強金具1aは、表裏のいずれの向きでも使用することができ、いずれの向きで用いても、同一の補強効果を確保することができる。したがって、向きを気にせず使用することができるため、施工が容易である。
次に、第3の実施の形態について説明する。図8は、第3の実施形態にかかる梁補強金具1bを示す図であり、図9(a)は梁補強金具1bを示す平面図であり、図9(b)は梁補強金具1bを示す側面図である。梁補強金具1bは梁補強金具1aとほぼ同様の構成であるが、本体の形状が異なる。
前述した梁補強金具1、1aは、ウェブ接触面3およびウェブ溶接面5が形成される側が、フランジ部接触面7およびフランジ部溶接面9が形成される側よりも幅広である略台形であるが、梁補強金具1bは、切欠き11を除くと、略長方形の形状である。
なお、梁補強金具1bも、ウェブ接触面3とウェブ溶接面5との境界と、フランジ部接触面7とフランジ部溶接面9との境界とを結ぶ線を中心線として、左右対称に形成される。したがって、中心線に対して、ウェブ接触面3の形状とウェブ溶接面5の形状とは同一となる。同様に、中心線に対して、フランジ部接触面7の形状とフランジ部溶接面9の形状とは同一となる。このため、梁補強金具1bは、表裏を裏返しても使用することができる。
第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。このように、本発明は、切欠き11を形成することで、貫通孔21との距離を確保することができれば、その形状は問わない。
次に、第4の実施の形態について説明する。図10は、リング状梁補強金具30を示す斜視図である。リング状梁補強金具30は、リング状の部材であり、例えば鋼材やステンレス鋼などの金属製の部材である。リング状梁補強金具30は、配管等が貫通する配管孔37を有している。
リング状梁補強金具30の一方の側にはフランジ部33が設けられる。フランジ部33は、梁に設けられた貫通孔よりも大きな外径を有している。リング状梁補強金具30の他方の側にはフランジ部33より外径の小さな円筒状の挿入部35が設けられる。挿入部35は、梁に設けられた貫通孔の径よりも小さい外径を有している。フランジ部33はリング状梁補強金具30を梁の貫通孔に挿入する際、軸方向の位置決めに使われる。なお、本実施の形態では、リング状梁補強金具30の形態は、図示した例に限られず、例えば、フランジ部33を有さないものであってもよく、2分割されたものであってもよい。
次に、梁補強金具1およびリング状梁補強金具30を用いた梁補強構造10bについて説明する。なお、以下の説明では、梁補強金具1を用いる例を示すが、梁補強金具1a、1bを用いてもよい。図11(a)は、梁補強構造10bの表面側斜視図であり、図11は、(b)は梁補強構造10bの裏面側斜視図である。また、図12は、梁補強構造10bの正面図である。
リング状梁補強金具30は、梁15に形成された貫通孔21に配置される。また、梁補強金具1は、貫通孔21から離れた位置であって、上下のフランジ部17近傍に配置される。
ウェブ部19の背面側から、リング状梁補強金具30の挿入部35が貫通孔21に挿入され、貫通孔21の周囲または縁部に固定される。この際、リング状梁補強金具30の挿入部35は、ウェブ部19にフランジ部33が当接するまで挿入される。リング状梁補強金具30のフランジ部33をウェブ部19に当接させることで、リング状梁補強金具30のウェブ部19に対する軸方向の位置が正確に決められる。
リング状梁補強金具30の位置が決まった後、リング状梁補強金具30のフランジ部33側よりフランジ部33の外周部を数点、ウェブ部19に点溶接し、リング状梁補強金具30をウェブ部19に仮止めする。その後、リング状梁補強金具30とウェブ部19は、挿入部35側より、挿入部35の全周にわたって溶接部39によって一体化される。溶接は例えば被覆アーク溶接で行われる。リング状梁補強金具30によって、貫通孔21の近傍の曲げ耐力を向上させることができる。
梁補強金具1は、ウェブ部19の表面側(リング状梁補強金具30のフランジ部33とは逆側)に配置される。また、梁補強金具1は、梁補強金具1の切欠き11が、リング状梁補強金具30と対向する方向に配置される。
梁補強金具1は、フランジ部17に近づけた方が、曲げ耐力向上の効果が大きい。したがって、梁補強金具1は、貫通孔21から離れた位置であって、フランジ部17近傍に配置される。
以上、第4の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、リング状梁補強金具30と梁補強金具1とを併用することで、貫通孔21を有する梁15を、効率良く補強することができる。特に、貫通孔21の周囲をリング状梁補強金具30で補強し、貫通孔から離れた位置に梁補強金具1を配置することで、効率よく梁15を補強することができる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1a、1b………梁補強金具
3………ウェブ接触面
5………ウェブ溶接面
7………フランジ部接触面
9………フランジ部溶接面
10、10a、10b………梁補強構造
11………切欠き
13a、13b………溶接部
15………梁
17………フランジ部
19………ウェブ部
21………貫通孔
23………フィレット部
30………リング状梁補強金具
33………フランジ部
35………挿入部
37………配管孔
39………溶接部

Claims (5)

  1. 貫通孔を有する梁を補強するための梁補強金具であって、
    梁のウェブに接触するウェブ接触面と、
    前記ウェブに溶接されるウェブ溶接面と、
    前記ウェブ溶接面と略対向し、前記梁のフランジ部に接触するフランジ部接触面と、
    前記梁のフランジ部に溶接されるフランジ部溶接面と、
    を具備し、
    前記ウェブ接触面および前記ウェブ溶接面は、長手方向に二分割されており、前記ウェブ接触面および前記ウェブ溶接面の間には、切欠き部が形成されることを特徴とする梁補強金具。
  2. 前記梁補強金具の厚み方向に対する中心線に対し、前記梁補強金具は線対称な断面形状を有することを特徴とする請求項1記載の梁補強金具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の梁補強金具を用いた梁補強構造であって、
    前記ウェブに貫通孔が形成された梁に対し、前記貫通孔の上下のそれぞれのフランジ部近傍に、前記梁補強金具が配置され、
    前記ウェブ接触面を前記ウェブに接触させた状態で、前記ウェブ溶接面で前記梁補強金具と前記ウェブとが溶接され、
    前記フランジ部接触面を前記フランジ部に接触させた状態で、前記フランジ部溶接面で前記梁補強金具と前記フランジ部とが溶接されることを特徴とする梁補強構造。
  4. 前記梁補強金具は、前記梁の両面にそれぞれ固定されることを特徴とする請求項3記載の梁補強構造。
  5. 前記貫通孔には、リング状梁補強金具が挿通され、前記貫通孔の周囲または縁部に前記リング状梁補強金具が固定されることを特徴とする請求項3または請求項4記載の梁補強構造。
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