JP2015124464A - クラフト紙 - Google Patents

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Masakazu Tsuchimoto
真和 槌本
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加奈 長井
Kana Nagai
加奈 長井
愛 竹内
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Abstract

【課題】紛体製品を効率よく充填可能な重袋などに好ましく用いることができるクラフト紙を提供する。【解決手段】このクラフト紙は、広葉樹クラフトパルプを含有し、JIS P 8113に準拠して測定した、横方向の破断伸びが7.0%以上、縦方向の破断伸びが5.0%以上であり、JIS P 8117に準拠して測定した透気度が5〜60秒である。【選択図】なし

Description

本発明は、広葉樹クラフトパルプを含有するクラフト紙に関する。更に詳しくは、重袋などの紙袋に用いることができるクラフト紙に関する。
製粉業、化学品製造業など、紛体製品を製造する産業では、クラフト紙袋等の紙袋に紛体製品を充填し、製品として出荷している。これらの製品は、一袋あたり30〜50kgの重量となるため、紙袋に要求される特性として、充填、輸送、保管などの工程において、破袋が生じないだけの高い強度が必要とされる。また、商品価値を高めるために、クラフト紙の美飾性、つまり、表面の印刷適性が強く求められている。
例えば、特許文献1には、フリーネスが500〜600mlである針葉樹晒クラフトパルプを30〜50質量%、フリーネスが300〜450mlである広葉樹晒クラフトパルプを50〜70質量%含むクラフト紙を用いた多層紙袋に関する発明が提案されている。
特許文献2には、坪量が95〜130g/m2の単層で構成され、クルパック装置によりクレープ加工を施すことにより、JIS−P8113に準拠して測定した横方向の引張強度と横方向の破断伸びとの積を30〜65としたクラフト紙を用いたクラフト紙袋に関する発明が提案されている。
特開2013−100623号公報 特開2007−262603号公報
紛体製品が充填される紙袋は、紛体製品の充填時における作業効率の観点から、透気性が良い、つまり透気度が低いことが望まれている。紙袋の透気性を高めることにより、紙袋に紛体製品を充填した後に、紙袋からガスが速やかに抜けるので、高速充填が可能となる。
しかしながら、本発明者の検討結果によれば、特許文献1に開示されたクラフト紙は、フリーネスの低い広葉樹パルプを大量に含むので、透気度が劣ることが分かった。このため、特許文献1に開示された発明では、紛体製品の充填効率は十分とは言えなかった。
また、特許文献2に開示されたクラフト紙は、破断伸びが十分高いが、透気度が比較的高く、高速充填しにくい問題がある。透気度を抑える内容も開示さていたが、得られたクラフト紙は平滑性、紙の地合いが悪く、印刷適性、つまり美飾性が劣るものであった。
よって、本発明の目的は、紛体製品を効率よく充填可能で、かつ印刷適性が良好な重袋などに好ましく用いることができるクラフト紙を提供することにある。
重袋などに用いられるクラフト紙は、針葉樹クラフトパルプを使用して強度を高めているが、本発明者は、鋭意検討した結果、広葉樹クラフトパルプを含有する原料パルプを用いることにより、印刷適性が良好で、かつ、高い強度と、高い透気性を兼ね備えたクラフト紙とすることができることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明は、以下を提供する。
本発明は、以下を提供する。
[1] 広葉樹クラフトパルプを含有するクラフト紙において、JIS P 8113に準拠して測定した、横方向の破断伸びが7.0%以上、縦方向の破断伸びが5.0%以上であり、JIS P 8117に準拠して測定した透気度が5〜60秒であるクラフト紙。
[2] 前記透気度が8〜50秒である、[1]に記載のクラフト紙。
[3] JIS P 8113に準拠して測定した縦方向の引張強度が、横方向の引張強度の1.5〜3.0倍であり、かつ、横方向の引張強度が30〜60N・m/gである、[1]又は[2]に記載のクラフト紙。
[4] 前記クラフト紙の密度が0.60〜0.80g/cm3である、[1]〜[3]のいずれかに記載のクラフト紙。
[5] 前記クラフト紙の坪量が80〜120g/m2である、[1]〜[4]のいずれかに記載のクラフト紙。
[6] 前記クラフト紙は、パルプ成分の合計質量に対し、JIS P 8121に準拠して測定したフリーネスが550cc以上である針葉樹クラフトパルプを80質量%以上含有する、[1]〜[5]のいずれかに記載のクラフト紙。
[7] 前記パルプ成分は、前記広葉樹クラフトパルプと前記針葉樹クラフトパルプとの質量比が、1:99〜15:85である、[6]に記載のクラフト紙。
[8] 前記広葉樹クラフトパルプは、JIS P 8121に準拠して測定したフリーネスが500cc以下である、[1]〜[7]のいずれかに記載のクラフト紙。
[9] 前記クラフト紙は、内添剤として、ポリアクリルアミドと澱粉とを含有し、前記ポリアクリルアミドと前記澱粉との質量比が、1:1〜1:5である、[1]〜[8]のいずれかに記載のクラフト紙。
[10] 前記クラフト紙は、パルプ成分の合計質量に対して前記ポリアクリルアミドを0.2質量%以上含有する、[9]に記載のクラフト紙。
[11] 重袋用のクラフト紙である、[1]〜[10]のいずれかに記載のクラフト紙。
本発明のクラフト紙は、広葉樹クラフトパルプを含有するため、良好な平滑性と地合いが得られ、印刷適性に優れ、かつ、高い強度と、高い透気性を兼ね備えたクラフト紙である。
また、クラフト紙の横方向の破断伸びが7.0%以上、縦方向の破断伸びが5.0%以上であるので、紙袋への紛体製品の充填、紛体製品を充填した紙袋の保管及び輸送等の工程において、紙袋に力が加わっても、紙袋に加わった力を十分に吸収でき、紙袋の破袋を防止できる。
そして、クラフト紙の透気度が5〜60秒であるので、紙袋へ紛体製品の充填時に、紙袋からガスを速やかに排出しつつ、紙袋から紛体製品が噴出することを抑制できる。
このため、本発明によれば、紛体製品を効率よく充填可能な重袋などに好ましく用いることができるクラフト紙とすることができる。
以下において、本発明について詳細に説明する。以下に記載する構成要件の説明は、代表的な実施形態や具体例に基づいてなされることがあるが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではない。なお、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は「〜」前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本発明のクラフト紙は、広葉樹クラフトパルプを含有する。一般的に、広葉樹クラフトパルプは、繊維が短く、針葉樹クラフトパルプと比較して強度に劣る。しかし、クラフト紙に広葉樹クラフトパルプを含有させることにより、紙としたときの地合や平滑性、印刷適性を良好にできる。更には、クラフト紙を重袋として使用する際において、重袋の美観を良好にできる。
本発明において、広葉樹クラフトパルプの種類としては、特に限定はない。広葉樹未晒クラフトパルプ(LUKP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、広葉樹半晒クラフトパルプ(LSBKP)、広葉樹亜硫酸パルプ等が挙げられる。好ましくは、強度が高いという理由から広葉樹未晒クラフトパルプが用いられる。また、良好な平滑性、地合いと高強度を得るために、広葉樹クラフトパルプは叩解された方が好ましい。
本発明において、広葉樹クラフトパルプのフリーネスは、500cc以下が好ましく、450cc以下がより好ましく、400cc以下が特に好ましい。フリーネスの下限値は、150ccが好ましく、250ccがより好ましく、300ccが特に好ましい。広葉樹クラフトパルプのフリーネスが、上記した上限値以下であれば、適切な強度が確保可能であり、上記した下限値以上であれば、透気性が高く、充填適性に優れる。
なお、本明細書において、フリーネスの値は、JIS P 8121に準拠して測定した値である。
本発明のクラフト紙は、針葉樹クラフトパルプを主成分として含有することが好ましい。針葉樹クラフトパルプの繊維が長いため、針葉樹クラフトパルプを含有することにより、クラフト紙の破断伸び及び引張強度を高めることができる。
針葉樹クラフトパルプの含有量は、クラフト紙に含まれるパルプ成分の合計質量に対し、80質量%以上であることが好ましい。下限値は85質量%が好ましく、90質量%がより好ましい。上限値は、99質量%が好ましく、95質量%がより好ましい。針葉樹クラフトパルプの含有量が、上記した下限値以上であれば、クラフト紙の破断伸び及び引張強度が良好であり、上記した上限値以下であれば、クラフト紙の平滑性、地合および印刷適性が良好である。
また、パルプ成分における、広葉樹クラフトパルプと針葉樹クラフトパルプとの質量比は、1:99〜15:85が好ましく、3:95〜10:90がより好ましい。両者の質量比が上記範囲であれば、破断伸び、引張強度、透気度、地合及び印刷適性のバランスがとれたクラフト紙とすることができる。
本発明において、針葉樹クラフトパルプの種類としては、特に限定はない。針葉樹未晒クラフトパルプ(NUKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)、針葉樹半晒クラフトパルプ(NSBKP)、針葉樹亜硫酸パルプ等が挙げられる。好ましくは、破断伸びおよび強度に優れるという理由から針葉樹未晒クラフトパルプが用いられる。高透気性を得るために、針葉樹クラフトパルプは、あまり叩解しない方が好ましい。
本発明において、針葉樹クラフトパルプのフリーネスは、550cc以上が好ましく、570cc以上がより好ましく、600cc以上が特に好ましい。フリーネスの上限値は、700ccが好ましく、670ccがより好ましく、650ccが特に好ましい。針葉樹クラフトパルプのフリーネスが、上記した上限値以下であれば、平滑性、地合い、破断伸び、強度、透気度のバランスが良好であり、上記した下限値以上であれば、透気性の悪化を抑えることが可能である。
本発明のクラフト紙は、パルプ成分として、針葉樹クラフトパルプ、及び、広葉樹クラフトパルプの他に、針葉樹クラフトパルプ及び広葉樹クラフトパルプ以外のパルプ(以下、他のパルプという)を含んでいてもよい。他のパルプとしては、ストーングランドパルプ(SGP)、加圧ストーングランドパルプ(PGW)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、サーモグランドパルプ(TGP)、ケミグランドパルプ(CGP)、砕木パルプ(GP)、サーモメカニカルパルプ(TMP)等の機械パルプ、茶古紙、クラフト封筒古紙、雑誌古紙、新聞古紙、チラシ古紙、オフィス古紙、段ボール古紙、上白古紙、ケント古紙、模造古紙、地券古紙等から製造される離解古紙パルプ、離解・脱墨古紙パルプ、または離解・脱墨・漂白古紙パルプ、あるいはケナフ、麻、葦等の非木材繊維から化学的にまたは機械的に製造されたパルプ等が挙げられる。全パルプ中における、他のパルプの含有量は、3質量%未満であることが好ましく、2質量%未満であることがより好ましく、1質量%未満であることがさらに好ましい。
本発明のクラフト紙は、内添剤として、ポリアクリルアミドと澱粉とを含有することが好ましい。ポリアクリルアミドと澱粉とを併用することにより、クラフト紙の透気性を低下させることなく、強度および破断伸びを向上させることができる。
ポリアクリルアミドとしては、特に限定はない。例えば、カチオン性ポリアクリルアミド、両性ポリアクリルアミド、アニオン性ポリアクリルアミドなどが挙げられる。これらの1種又は2種以上を併用できる。なかでも、パルプと結合しやすく、強度が上昇しやすいという理由から両性ポリアクリルアミドが特に好ましく用いることができる。
澱粉としては、特に限定はない。例えば、カチオン化澱粉、両性澱粉、酸化澱粉、リン酸澱粉などが挙げられる。これらの1種又は2種以上を併用できる。なかでも、内添して用いる場合に、強度が発現しやすいという理由から、カチオン化澱粉、両性澱粉が特に好ましく用いることができる。
クラフト紙に含まれるポリアクリルアミドと澱粉との質量比は、1:1〜1:5が好ましく、1:1.5〜1:4がより好ましく、1:2〜1:3が特に好ましい。ポリアクリルアミドと澱粉とを上記した範囲内で含有させることで、透気度が良好で、破断伸びに優れたクラフト紙とすることができる。
また、ポリアクリルアミドの含有量は、パルプ成分の合計質量に対して0.2質量%以上が好ましい。下限値は、0.25質量%が好ましく、0.3質量%がより好ましい。上限値は1.5質量%が好ましく、1.0質量%がより好ましい。ポリアクリルアミドは、紙力向上効果が大きく、上記した範囲で含有させることにより、クラフト紙の強度をより向上できる。
なお、クラフト紙のポリアクリルアミド含有量及び澱粉含有量は、下記の方法で測定可能である。
<クラフト紙のポリアクリルアミド含有量の測定方法>
クラフト紙より少量のサンプルを取り出し、熱分解ガスクロマトグラフィー質量分析装置(Agilent製、Agilent5973N)を使用して測定した。
<クラフト紙の澱粉含有量>
50mm四方の試験片を5mm四方の大きさとし、α−アミラーゼ(濃度1μl/1ml)を2ml添加し、80℃、2時間浸とう後、室温に冷却した後、グルコアミラーゼ(濃度1μl/1ml)を2ml添加し、50℃、2時間浸透後、室温に冷却しサンプルとした。
上記で得たサンプルをバイオセンサー(王子計測機器製、BF3)で測定し、下記計算式にて澱粉濃度を算出した。
<計算式> A=((C−B)×L×0.9÷S)×100
A:澱粉濃度(%)
B:酵素ブランク値(g/l)
C:グルコース濃度(測定値)(g/l)
L:分解後の試料溶液の総量(ml)
0.9:澱粉係数
S:元の試料重量(mg)
本発明のクラフト紙は、更に、硫酸バンド等の薬品定着剤、ロジン等のサイズ剤、ポリアマイド等の濾水度歩留り向上剤、ポリアミド、ポリアミン、エピクロルヒドリン等の耐水化剤、消泡剤、クレー、タルク、炭酸カルシウム等の填料、塩基性染料、酸性染料、アニオン性直接染料、カチオン性直接染料等の公知の内添剤を含有していてもよい。
本発明のクラフト紙は、JIS P 8113に準拠して測定した、横方向(CD方向)の破断伸びが7.0%以上、縦方向(MD方向)の破断伸びが5.0%以上である。
横方向の破断伸びの下限値は、8.0%が好ましい。上限値は、11.0%が好ましく、10.0%がより好ましい。
縦方向の破断伸びの下限値は、6.0%が好ましく、6.5%がより好ましい。また、上限値は、10.0%が好ましく、9.0%がより好ましい。
縦方向及び横方向における破断伸びが上記した下限値以上であれば、クラフト紙を重袋に加工して使用した際において、充填、保管、輸送などの工程時に加わる力を吸収して、破袋トラブルを抑制できる。また、破断伸びが上記した上限値以下であれば、コストや生産効率の観点で好ましい。
なお、本明細書において、横方向とは、抄紙機の幅方向をいい、縦方向とは抄紙機の流れ方向をいう。
本発明のクラフト紙は、JIS P 8117に準拠して測定した透気度が5〜60秒であり、好ましくは8〜50秒である。下限値は、10秒が好ましく、15秒が特に好ましい。上限値は、40秒が好ましく、35秒が特に好ましい。透気度が上記した上限値以下であれば、クラフト紙を重袋に加工して使用した際において、紛体製品の充填を効率よく行うことができる。また、透気度が上記した下限値以上であれば、紛体製品が重袋から噴出して、周囲に飛散するといったトラブルを回避できる。更には、強度が良好で、破袋しにくくできる。
クラフト紙の破断伸び、透気度を上記範囲にするには、例えば、パルプ成分の合計質量に対し、フリーネスが550cc以上である針葉樹クラフトパルプを80質量%以上含有させたり、内添剤としてポリアクリルアミドと澱粉とを併用するなどにより達成できる。
本発明のクラフト紙は、JIS P 8113に準拠して測定した縦方向の引張強度が、横方向の引張強度の1.5〜3.0倍であり、かつ、横方向の引張強度が30〜60N・m/gであることが好ましい。横方向の引張強度の下限値は、35N・m/gが好ましく、40N・m/gがより好ましい。横方向の引張強度の上限値は、55N・m/g3が好ましく、50N・m/gがより好ましい。クラフト紙の引張強度が上記範囲内であれば、急激な力が加わっても、破袋しにくい重袋とすることができる。
本発明のクラフト紙は、密度が0.60〜0.80g/cm3であることが好ましい。密度の下限値は、0.63g/cm3が好ましく、0.67g/cm3がより好ましい。密度の上限値は、0.78g/cm3が好ましく、0.76g/cm3がより好ましい。密度が上記した下限値以上であれば、強度が良好である。密度が上記した上限値以下であれば、透気度が良好である。
本発明のクラフト紙は、坪量が80〜120g/m2であることが好ましい。坪量の下限値は、83g/cm3が好ましく、85g/cm3がより好ましい。坪量の上限値は、115g/cm3が好ましく、110g/cm3がより好ましい。坪量が上記した下限値以上であれば、強度が良好である。坪量が上記した上限値以下であれば、紙厚が適度である。さらには、剛性が良好である。
本発明のクラフト紙は、表面の平滑度が5〜150secであることが好ましい。平滑度の上限値は、100secが好ましく、50secがより好ましく、30secが特に好ましい。平滑度の下限値は、10secが好ましく、15secがより好ましい。クラフト紙の平滑度が上記範囲であれば、印刷適性に優れる。平滑度を上記範囲にするには、例えば、広葉樹パルプを適正量配合したり、カレンダー加工を施す方法などが挙げられる。
本発明のクラフト紙は、印刷適性が良好で、高い強度と通気性を併せ持ち、破袋等のトラブルが生じにくく、紛体の充填効率も良好な、重包装用紙として好ましく用いることができる。
本発明のクラフト紙は、従来公知の方法により製造できる。すなわち、パルプを含む紙料を調製し、その紙料を抄紙することによって得られる。その際使用される抄紙機の種類は特に問われない。たとえば円網式、短網式、長網式、ツインワイヤー式、ギャップフォーマーなど、様々なものが挙げられる。
クレープ加工などの特殊な処理は、必要により行うことができる。また、紙料中には必要に応じて、硫酸バンドや歩留向上剤、濾水性向上剤、内添サイズ剤、染料など、公知の各種内添助剤を適宜添加することができる。
印刷作業性や印刷適性の改善を目的として、表面に澱粉等の天然接着剤やポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、スチレン-ブタジエン共重合体樹脂、アクリル樹脂などの合成接着剤を主成分とする塗工層を設けてもよい。塗工方式も1種類に限定されるものではなく、たとえば、2ロールサイズプレス、ロッドメタリングサイズプレス、ゲートロールコーター、プレメタリングサイズプレスなどが挙げられる。塗工層を設ける場合は、片面あたり0.5〜5.0g/m2の範囲とすることが望ましい。
上記塗工層には必要に応じて、染料や有色顔料、蛍光染料、増粘剤、保水剤、酸化防止剤、分散剤、消泡剤、導電誘導剤、耐水化剤、サイズ剤、紙力増強剤等の各種助剤を適宜配合する事ができる。
表面性向上のため、各種の仕上げ装置、たとえばマシンキャレンダーやソフトニップキャレンダー等に通紙して、製品仕上げを施す事も可能である。
以下に実施例と比較例を挙げて本発明の特徴をさらに具体的に説明する。以下の実施例に示す材料、使用量、割合、処理内容、処理手順等は、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更することができる。したがって、本発明の範囲は以下に示す具体例により限定的に解釈されるべきものではない。
(針葉樹クラフトパルプ)
カラマツ70質量部と、ダグラスファー25質量部と、スラッシュパイン5質量部とを混合したN材木材チップを、原料木材チップとして用いた。
N材木材チップを、浸透タワーにて、硫化度27%、有効アルカリ10%の白液に、液比4.0で1時間浸透させた後、蒸解釜にて同白液を用いて、液比5.0、蒸解温度150℃で5時間クラフト蒸解を行った。クラフト蒸解終了後、黒液を分離し、得られたチップをプレッシャーディフューザー、ディフュージョンウォッシャーにて洗浄し、その後、スクリーンにより異物および未蒸解物を取り除き、カッパー価29.5の針葉樹クラフトパルプ(以下、NKPと記す)を得た。
得られたNKPを、ダブルディスクリファイナーで処理し、表1に示すフリーネスに調整した。
(広葉樹クラフトパルプ)
ユーカリ木材チップ60質量部と、アカシア木材チップ40質量部とを混合したL材木材チップを、原料木材チップとして用いた。
L材木材チップを、液比3.5、硫化度28%、有効アルカリ14%となるように調整した白液を用いて蒸解温度155℃にて6時間クラフト蒸解を行った。クラフト蒸解終了後、黒液を分離し、得られたチップをプレッシャーディフューザー、ディフュージョンウォッシャーにて洗浄し、その後、スクリーンにより異物および未蒸解物を取り除き、カッパー価20.7である広葉樹クラフトパルプ(LKP)を得た。
得られたLKPを、ダブルディスクリファイナーで処理して、表1に示すフリーネスに調整した。
(クラフト紙)
(実施例1)
NKP(フリーネス600cc)80質量部と、LKP(フリーネス350cc)20質量部とを混合したパルプスラリーに、硫酸バンドを1.0質量%添加し、次いで、カチオン化澱粉と、ポリアクリルアミド(以下、PAMと記す)とを表1に示す量になるように、攪拌しながら順次添加して、紙料を調製した。
上記紙料を用いて、オントップフォーマーで抄紙を行い、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例2)
NKP(フリーネス600cc)90質量部と、LKP(フリーネス350cc)10質量部とを混合したパルプスラリーを用いた以外は、実施例1と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例3)
NKP(フリーネス600cc)97質量部と、LKP(フリーネス300cc)3質量部とを混合したパルプスラリーを用いた以外は、実施例1と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例4)
NKP(フリーネス580cc)93質量部と、LKP(フリーネス330cc)7質量部とを混合したパルプスラリーに、硫酸バンドを1.0質量%添加し、次いで、カチオン化澱粉と、PAMとを、攪拌しながら順次添加して、紙料を調製した。
得られた紙料を、実施例1と同様の方法で抄紙を行い、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例5)
NKP(フリーネス560cc)90質量部と、LKP(フリーネス450cc)10質量部とを混合したパルプスラリーを用いた以外は、実施例1と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例6)
NKP(フリーネス630cc)90質量部と、LKP(フリーネス300cc)10質量部とを混合したパルプスラリーを用いた以外は、実施例1と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例7)
NKP(フリーネス530cc)90質量部と、LKP(フリーネス400cc)10質量部とを混合したパルプスラリーを用いた以外は、実施例1と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例8〜11)
カチオン化澱粉の添加量、及び、PAMの添加量を変更した以外は、実施例5と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例12)
カチオン化澱粉の添加量、及び、PAMの添加量を変更した以外は、実施例4と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例13)
NKP(フリーネス560cc)90質量部と、LKP(フリーネス450cc)10質量部とを混合したパルプスラリーに、硫酸バンドを1.0質量%添加し、次いで、カチオン化澱粉を、攪拌しながら順次添加して、紙料を調製した。
得られた紙料を、実施例1と同様の方法で抄紙を行い、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(実施例14)
NKP(フリーネス560cc)90質量部と、LKP(フリーネス450cc)10質量部とを混合したパルプスラリーに、硫酸バンドを1.0質量%添加し、次いで、PAMを、攪拌しながら順次添加して、紙料を調製した。
得られた紙料を、実施例1と同様の方法で抄紙を行い、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(比較例1)
NKP(フリーネス450cc)90質量部と、LKP(フリーネス350cc)10質量部とを混合したパルプスラリーを用いた以外は、実施例1と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(比較例2)
NKP(フリーネス600cc)60質量部と、LKP(フリーネス350cc)40質量部とを混合したパルプスラリーを用いた以外は、実施例1と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
(比較例3)
NKP(フリーネス500cc)のみからなるパルプスラリーを用いた以外は、実施例1と同様にして、坪量100g/m2のクラフト紙を得た。
各クラフト紙に含まれる澱粉及びPAMの含有量を測定した。また、各クラフト紙の密度、透気度、引張強度、破断伸び、充填性、破袋適性、落下耐衝撃特性を測定した。結果を表1にまとめて記す。なお、充填性、破袋適性、落下耐衝撃特性は、各クラフト紙をクラフト袋に加工して評価した。また、各クラフト紙に含まれる澱粉及びPAMの含有量は、上述した方法で測定した。
<測定方法>
(1) パルプフリーネスの測定方法
JIS P 8121に規定される方法により、各例で使用したNKP及びLKPのフリーネスを測定した。
(2) 密度
JIS P 8124に規定される方法に準拠し紙の坪量を測定し、続いて同じ紙をJIS P 8118に規定される方法で、紙の厚さを測定した。坪量を紙厚で除した値を、密度として表示した。
(3) 透気度
JIS P 8117に規定される方法により、クラフト紙の表および裏から5枚ずつをガーレーデンソメーターで測定し、その平均値を小数点以下四捨五入して表示した。
(4) 引張強度
JIS P 8113に規定される方法により、ロードセル式引張試験機を用いて、クラフト紙の縦方向(MD方向)及び横方向(CD方向)の引張強度を測定した。
(5) 破断伸び
JIS P 8113に規定される方法により、ロードセル式引張試験機を用いて、クラフト紙の縦方向(MD方向)及び横方向(CD方向)の破断伸びを測定した。
(6)充填性
クラフト紙を、長さ419mm,胴幅76mm,ひだ幅990mmのクラフト袋に加工し、40kgの内容物を、80g/秒の速度にて、風送により自動充填した。充填時の作業性について相対評価した。
◎:ガスが素早く抜け、自動充填が極めてよく行えた
○:自動充填がほぼ上手く行えた
△:自動充填にやや時間がかかり、封緘部付近に若干の汚れが発生した
×:ガスが上手く抜けず、自動充填に時間がかかり、封緘部付近が汚れてしまった
(7)破袋適性
クラフト袋に内容部を自動充填した後のクラフト袋を評価した。
◎:破袋しなかった
○:一部に破袋が見られたが使用上問題ない
△:破袋が発生し使用上問題があった
×:破袋が多く発生した
(8)落下衝撃特性
JIS Z 0217に基づき、40kgの内容物を充填したクラフト袋を、高さ1.2mから水平落下を行い、破袋に至るまでの回数を◎、○、△、×の順位で相対評価した。
(9)印刷適性
印刷適性としてインキ着肉ムラの評価を行った。
クラフト紙表面をRI印刷機(明製作所製)によって、1色目にTOYOKINGマークファイブニューTKU CC 藍インキ(東洋インキ製)を0.5ml展色して、2色目にTOYOKINGマークファイブ T=13 紅インキ(東洋インキ製)を0.3ml展色し、1色目印刷後の時間を変えて重ね刷した時の、2色目紅インキのムラを目視により、以下の基準で判定した
◎:インキ着肉ムラが殆ど見られない。
○:インキ着肉ムラがごくわずかに見られる。
△:インキ着肉ムラがわずかに見られる。
×:インキ着肉ムラが多い。
Figure 2015124464
表1から明らかなように、横方向の破断伸びが7.0%以上、縦方向の破断伸びが5.0%以上であり、透気度が5〜60秒である実施例1〜14のクラフト紙は、充填性、破袋特性、落下衝撃特性、印刷適性が良好であった。
なかでも、フリーネスが550cc以上である針葉樹クラフトパルプを80質量%以上含有し、ポリアクリルアミドと澱粉との質量比が1:1〜1:5である実施例1〜6、8、9、12は、充填性、破袋特性、落下衝撃特性が特に良好であった。
一方、透気度が60秒を超える比較例1,3は、充填性、破袋特性が悪かった。
また、縦方向の破断伸びが5.0%未満である比較例2は、充填性、破袋特性、落下衝撃特性の全てにおいて劣るものであった。
本発明のクラフト紙は、重袋などの紙袋に用いることができる。

Claims (11)

  1. 広葉樹クラフトパルプを含有するクラフト紙において、
    JIS P 8113に準拠して測定した、横方向の破断伸びが7.0%以上、縦方向の破断伸びが5.0%以上であり、
    JIS P 8117に準拠して測定した透気度が5〜60秒であるクラフト紙。
  2. 前記透気度が8〜50秒である、請求項1に記載のクラフト紙。
  3. JIS P 8113に準拠して測定した縦方向の引張強度が、横方向の引張強度の1.5〜3.0倍であり、かつ、横方向の引張強度が30〜60N・m/gである、請求項1又は2に記載のクラフト紙。
  4. 前記クラフト紙の密度が0.60〜0.80g/cm3である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のクラフト紙。
  5. 前記クラフト紙の坪量が80〜120g/m2である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のクラフト紙。
  6. 前記クラフト紙は、パルプ成分の合計質量に対し、JIS P 8121に準拠して測定したフリーネスが550cc以上である針葉樹クラフトパルプを80質量%以上含有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載のクラフト紙。
  7. 前記パルプ成分は、前記広葉樹クラフトパルプと前記針葉樹クラフトパルプとの質量比が、1:99〜15:85である、請求項6に記載のクラフト紙。
  8. 前記広葉樹クラフトパルプは、JIS P 8121に準拠して測定したフリーネスが500cc以下である、請求項1〜7のいずれか1項に記載のクラフト紙。
  9. 前記クラフト紙は、内添剤として、ポリアクリルアミドと澱粉とを含有し、
    前記ポリアクリルアミドと前記澱粉との質量比が、1:1〜1:5である、請求項1〜8のいずれか1項に記載のクラフト紙。
  10. 前記クラフト紙は、パルプ成分の合計質量に対して前記ポリアクリルアミドを0.2質量%以上含有する、請求項9に記載のクラフト紙。
  11. 重袋用のクラフト紙である、請求項1〜10のいずれか1項に記載のクラフト紙。
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