JP2015119160A - 塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】膜厚均一性を高めること。
【解決手段】実施形態に係る塗布装置は、スリットノズルと、移動機構と、圧力調整部と、制御部とを備える。スリットノズルは、塗布材を貯留する貯留室を備える。移動機構は、スリットノズルを基板に対して相対的に移動させる。圧力調整部は、貯留室内の圧力を調整する。制御部は、移動機構および圧力調整部を制御することにより、貯留室内の圧力を負圧から大気圧へ近付く方向へ変化させながら、スリットノズルを基板に対して相対的に移動させる。また、制御部は、塗布開始位置を含む開始区間および塗布終了位置を含む終了区間における貯留室内の圧力変化が、開始区間および終了区間を除く中央区間における貯留室内の圧力変化よりも緩やかになるように圧力調整部を制御する。
【選択図】図4

Description

開示の実施形態は、塗布装置に関する。
半導体ウェハやガラス基板等の基板に対して塗布材を塗布する手法の一つとして、スリットコート法が知られている。スリットコート法は、スリット状の吐出口を有する長尺状のスリットノズルを走査して基板上に塗布材を塗布する手法である。
たとえば、特許文献1には、塗布材を貯留する貯留室を備え、この貯留室に充填された塗布材をスリット状の通路を介して吐出口から吐出するスリットノズルが記載されている。
特許文献1に記載のスリットノズルでは、塗布の進行に伴って貯留室に貯留された塗布材の液面が低下するため、吐出口に作用する塗布材の水頭圧が徐々に減少する。このように吐出口に作用する水頭圧が減少すると、吐出口から吐出される塗布材の量が減少するため、基板上に形成される塗布膜の膜厚が不均一になるおそれがある。
そこで、特許文献1に記載の技術では、貯留室内の液面高さを測定し、液面高さの低下に合わせて貯留室内の圧力を直線的に増加させることで、塗布材の吐出量を一定に保つようにしている。
特開2013−98371号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術には、膜厚均一性を高めるという点で更なる改善の余地があった。
実施形態の一態様は、膜厚均一性を高めることのできる塗布装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る塗布装置は、スリットノズルと、移動機構と、圧力調整部と、制御部とを備える。スリットノズルは、塗布材を貯留する貯留室を備える。移動機構は、スリットノズルを基板に対して相対的に移動させる。圧力調整部は、貯留室内の圧力を調整する。制御部は、移動機構および圧力調整部を制御することにより、貯留室内の圧力を負圧から大気圧へ近付く方向へ変化させながら、スリットノズルを基板に対して相対的に移動させる。また、制御部は、塗布開始位置を含む開始区間および塗布終了位置を含む終了区間における貯留室内の圧力変化が、開始区間および終了区間を除く中央区間における貯留室内の圧力変化よりも緩やかになるように圧力調整部を制御する。
実施形態の一態様によれば、膜厚均一性を高めることができる。
図1は、本実施形態に係る塗布装置の構成を示す模式側面図である。 図2は、塗布処理の概略説明図である。 図3は、スリットノズルの構成を示す模式図である。 図4は、制御装置の構成を示すブロック図である。 図5は、塗布済み面積の説明図である。 図6は、走査位置と貯留室内の圧力との関係を示す図である。 図7は、基板における走査位置と塗布済み面積との関係を示すグラフである。 図8は、基板における走査位置と塗布材の使用量との関係を示すグラフである。 図9は、塗布材の液面高さと貯留室内の圧力との関係を示すグラフである。 図10は、異常対応処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、走査位置と貯留室内の圧力との関係の他の一例を示す図である。 図12は、走査位置と貯留室内の圧力との関係の他の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する塗布装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係る塗布装置の構成を示す模式図である。なお、以下においては、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、本実施形態に係る塗布装置1は、載置台10と、ステージ21と、第1の移動機構22と、スリットノズル30と、昇降機構40とを備える。
ステージ21には、基板Wが載置される。具体的には、ステージ21は、吸引口が形成された水平な上面を有し、吸引口からの吸引によって基板Wを吸着することで、基板Wを水平保持する。かかるステージ21は、第1の移動機構22の上部に配置される。
第1の移動機構22は、載置台10に載置され、ステージ21を水平方向(ここでは、X軸方向)に移動させる。これにより、ステージ21に水平保持された基板Wが水平移動する。
スリットノズル30は、長尺状のノズルであり、ステージ21に保持される基板Wよりも上方に配置される。かかるスリットノズル30は、ステージ21の移動方向(X軸方向)に対して直交する水平方向(Y軸方向)に長手方向を向けた状態で、後述する昇降機構40に取り付けられる。
スリットノズル30は、下部に形成されたスリット状の吐出口6からレジストや封止剤、接着剤といった高粘度の塗布材を吐出する。かかるスリットノズル30の構成については、後述する。
昇降機構40は、スリットノズル30を鉛直方向(Z軸方向)に昇降させる機構部であり、載置台10に載置される。かかる昇降機構40は、スリットノズル30を固定する固定部41と、かかる固定部41を鉛直方向(Z軸方向)に移動させる駆動部42とを備える。
また、塗布装置1は、ノズル高さ測定部50と、厚み測定部60と、第2の移動機構70と、ノズル待機部80と、制御装置100とを備える。
ノズル高さ測定部50は、所定の測定位置からスリットノズル30の下面までの距離を測定する測定部である。ノズル高さ測定部50は、たとえばステージ21に埋設される。
厚み測定部60は、ステージ21上の基板Wよりも上方に配置され、基板Wの上面までの距離を測定する測定部である。厚み測定部60は、たとえば昇降機構40に取り付けられる。なお、塗布装置1は、かかる厚み測定部60を用い、厚み測定部60の測定位置からステージ21の上面までの距離、および、厚み測定部60の測定位置からステージ21上に載置された基板Wの上面までの距離を測定する処理を行う。
ノズル高さ測定部50および厚み測定部60による測定結果は、後述する制御装置100へ送られ、たとえば塗布処理時におけるスリットノズル30の高さを決定するために用いられる。
第2の移動機構70は、ノズル待機部80を水平方向に移動させる。かかる第2の移動機構70は、支持部71と駆動部72とを備える。支持部71は、ノズル待機部80を水平に支持する。駆動部72は、載置台10に載置され、支持部71を水平方向に移動させる。
ノズル待機部80は、塗布動作を終えたスリットノズル30を次の塗布動作が開始されるまで待機させておく場所である。ノズル待機部80では、スリットノズル30内に塗布材を補充する補充処理や、スリットノズル30の吐出口に付着する塗布材を拭き取って吐出口の状態を整えるプライミング処理などが行われる。
制御装置100は、塗布装置1の動作を制御する装置である。かかる制御装置100は、たとえばコンピュータであり、制御部101と記憶部102とを備える。記憶部102には、塗布処理等の各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部101は記憶部102に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって塗布装置1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体に記録されていたものであって、その記録媒体から制御装置100の記憶部102にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記録媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
次に、塗布装置1が実行する塗布処理の概略について図2を用いて説明する。図2は、塗布処理の概略説明図である。
図2に示すように、塗布装置1は、まず、スリットノズル30に形成されたスリット状の吐出口6から塗布材Rをわずかに露出させて、吐出口6に塗布材Rのビード(液滴)を形成する。その後、塗布装置1は、昇降機構40(図1参照)を用いてスリットノズル30を降下させ、吐出口6に形成された塗布材Rのビードを基板Wの上面に接触させる。
そして、塗布装置1は、第1の移動機構22(図1参照)を用い、ステージ21上に載置された基板Wを吐出口6の長手方向と直交する方向(ここでは、X軸正方向)に水平移動させる。これにより、スリットノズル30内部の塗布材Rが基板Wの移動に伴って吐出口6から引き出されて、基板Wの全面に塗布材Rが塗り広げられる。
このように、塗布装置1は、スリットノズル30の吐出口6から露出させた塗布材Rを基板Wに接触させ、この状態で基板Wを水平移動させることにより、基板W上に塗布材Rを塗り広げて塗布膜を形成する。
次に、スリットノズル30の具体的な構成について図3を参照して説明する。図3は、スリットノズル30の構成を示す模式図である。
図3に示すように、スリットノズル30は、長尺状の本体部3と、本体部3の内部において塗布材Rを貯留する貯留室4と、貯留室4からスリット状の流路5を介して送給される塗布材Rを吐出するスリット状の吐出口6とを備える。
スリットノズル30の本体部3は、前面部を形成する第1壁部31と、スリットノズル30の背面部および両側面部を形成する第2壁部32と、天井部を形成する蓋部33と、第1壁部31と第2壁部32との対向面に配置される長尺状のランド部34とを備える。
これら第1壁部31、第2壁部32、蓋部33およびランド部34によって形成されるスリットノズル30の内部空間が形成される。そして、かかる内部空間のうち、第1壁部31と第2壁部32とによって挟まれる空間が貯留室4であり、第1壁部31とランド部34とによって挟まれる貯留室4よりも幅狭な空間が流路5である。流路5の幅は一定であり、流路5の先端に形成される吐出口6の幅も流路5と同一である。
流路5の幅は、貯留室4の内部の圧力を貯留室4の外部の圧力と等しくした状態では、塗布材Rの表面張力が塗布材Rに作用する重力より小さくなり、所定の流量で塗布材Rが吐出口6から滴下するような値に設定される。具体的には、流路5の幅は、予め行われる試験において、流路5の幅、塗布材Rの粘度、スリットノズル30の材質を変化させ、その場合の塗布材Rの状態を評価することにより求められる。
蓋部33には、液面高さ測定部36と、圧力測定部37と、圧力調整管38とが蓋部33を貫通して設けられる。
液面高さ測定部36は、貯留室4に貯留された塗布材Rの液面高さを測定する。圧力測定部37は、貯留室4内部の壁面と塗布材Rの液面とによって囲まれる密閉空間の圧力を測定する。圧力調整管38は、上記密閉空間の圧力を調整する圧力調整部110に接続される。液面高さ測定部36および圧力測定部37は、制御装置100に電気的に接続されており、測定結果が制御装置100へ入力される。
なお、圧力測定部37や圧力調整管38は、貯留室4内部の密閉空間と連通していればどのような配置であってもよく、たとえば第1壁部31や第2壁部32を貫通して設けてもよい。また、液面高さ測定部36も、塗布材Rの液面高さを測定できれば、形式や配置は任意に選択が可能である。なお、液面高さ測定部36としては、たとえばCCD(Charge Coupled Device)カメラなどの撮像装置の他、超音波センサや静電容量センサなどを用いることができる。
圧力調整部110は、真空ポンプなどの排気部111と、N2などのガスを供給するガス供給源112を、切替バルブ113を介して圧力調整管38に接続した構成となっている。かかる圧力調整部110も制御装置100に電気的に接続されており、制御装置100からの指令により切替バルブ113の開度を調整することで、排気部111またはガス供給源112のいずれかを圧力調整管38に接続して、貯留室4内部からの排気量を調整したり、貯留室4内に供給するガスの量を調整したりすることができる。これにより、塗布装置1は、圧力測定部37の測定結果、すなわち、貯留室4内の圧力が所定の値となるように調整することができる。
たとえば、圧力調整部110は、貯留室4の内部を排気して貯留室4内の圧力を貯留室4外部の圧力よりも低くすることで、貯留室4内の塗布材Rを上方に引き上げ、吐出口6から塗布材Rが滴下するのを防ぐことができる。また、圧力調整部110は、貯留室4内にガスを供給することで、塗布材Rの塗布後に貯留室4内に残留する塗布材Rを加圧して押し出したりパージしたりすることができる。
なお、圧力調整部110の構成については、本実施形態に限定されるものではなく、貯留室4内の圧力を制御することができれば、その構成は任意に設定できる。たとえば、排気部111とガス供給源112のそれぞれに圧力調整管38と圧力調整弁を設け、それぞれ個別に蓋部33に接続するようにしてもよい。
また、図3に示すように、スリットノズル30には、塗布材供給部120、中間タンク130、供給ポンプ140および加圧部150を含む塗布材供給系が接続される。
塗布材供給部120は、塗布材供給源121と、バルブ122とを備える。塗布材供給源121は、バルブ122を介して中間タンク130に接続されており、中間タンク130に対して塗布材Rを供給する。また、塗布材供給部120は、制御装置100と電気的に接続されており、かかる制御装置100によってバルブ122の開閉が制御される。
中間タンク130は、塗布材供給部120とスリットノズル30との間に介在するタンクである。かかる中間タンク130は、タンク部131と、第1供給管132と、第2供給管133と、第3供給管134と、液面センサ135とを備える。
タンク部131は、塗布材Rを貯留する。かかるタンク部131の底部には、第1供給管132および第2供給管133が設けられる。第1供給管132は、バルブ122を介して塗布材供給源121に接続される。また、第2供給管133は、供給ポンプ140を介してスリットノズル30に接続される。
第3供給管134には、加圧部150が接続される。加圧部150は、N2などのガスを供給するガス供給源151と、バルブ152とを備え、タンク部131内へガスを供給することによってタンク部131内を加圧する。かかる加圧部150は、制御装置100と電気的に接続されており、かかる制御装置100によってバルブ152の開閉が制御される。
液面センサ135は、タンク部131に貯留された塗布材Rの液面を検知する検知部である。かかる液面センサ135は、制御装置100と電気的に接続されており、検知結果が制御装置100へ入力される。
供給ポンプ140は、第2供給管133の中途部に設けられており、中間タンク130から供給される塗布材Rをスリットノズル30へ供給する。かかる供給ポンプ140は、制御装置100と電気的に接続され、制御装置100によって塗布材Rのスリットノズル30への供給量が制御される。
塗布装置1は、供給ポンプ140を動作させて、中間タンク130からスリットノズル30の貯留室4へ塗布材Rを補充する。このとき、貯留室4内の圧力は圧力調整部110によって負圧に調整される。そして、塗布装置1は、負圧に調整された貯留室4内の圧力を、徐々に低下させながら(すなわち、真空度を高めながら)、塗布材Rの補充を行う。この際、スリットノズル30の吐出口6を図示しない封止部で封止しておくことで、補充処理中に吐出口6から塗布材Rが漏れ出ることを防止することができる。
また、塗布装置1では、圧力調整部110を制御して、貯留室4の内部を負圧にし、さらに、負圧にした貯留室4の内部の圧力を徐々に低下させながら、貯留室4の内部へ塗布材Rを供給することで、塗布材Rの漏出をより確実に防止することができる。
すなわち、貯留室4に塗布材Rが供給されて塗布材Rの液面が上昇すると、吐出口6に作用する塗布材Rによる水頭圧が増加する。この間、貯留室4内の圧力と、貯留室4の外部の圧力とが変化せず一定であるとすると、水頭圧が増加した分だけ塗布材Rを上方へ押し上げる力が相対的に弱まるため、封止部によって封止された吐出口6から塗布材Rが漏れ出る可能性がある。
これに対し、塗布装置1では、貯留室4内の塗布材Rの液面高さの上昇に合わせて圧力調整部110により貯留室4内の圧力を徐々に低下させることで、塗布材Rを上方へ押し上げる力を補うことができる。このため、塗布材Rの補充処理中に、封止部によって封止された吐出口6から塗布材Rが漏れ出ることをより確実に防止することができる。
次に、制御装置100の構成について図4を参照して具体的に説明する。図4は、制御装置100の構成を示すブロック図である。なお、図4は、制御装置100の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
図4に示すように、制御装置100が備える制御部101は、設定部101aと、塗布制御部101bと、異常対応処理部101cとを備える。また、制御装置100が備える記憶部102は、開始時圧力102aと、終了時圧力102bと、最適保持圧関数102cと、最適使用量情報102dとを記憶する。
設定部101aは、作業者等による入力情報をキーボードやタッチパネルディスプレイ等の操作部103を介して取得する。具体的には、設定部101aは、開始時圧力102aと終了時圧力102bとを操作部103を介して取得する。開始時圧力102aとは、塗布開始位置における貯留室4内の設定圧力であり、終了時圧力102bとは、塗布終了位置における貯留室4内の設定圧力である。
また、設定部101aは、操作部103を介して取得した開始時圧力102aおよび終了時圧力102bを記憶部102へ記憶する処理も行う。
塗布制御部101bは、第1の移動機構22および圧力調整部110を制御することにより、貯留室4内の圧力を負圧から大気圧へ近付く方向へ変化させながら、スリットノズル30を基板Wに対して相対的に移動させる。
塗布制御部101bは、まず、圧力調整部110を制御して貯留室4内の圧力を負圧に調整する。ここで、負圧とは、貯留室4内の圧力が大気圧よりも低い圧力状態のことである。貯留室4内の圧力を負圧に調整することで、吐出口6から塗布材Rが漏れ出ることを防止することができる。
そして、塗布制御部101bは、負圧にした貯留室4の内部の圧力を徐々に低下させながら、すなわち、貯留室4内の圧力を大気圧へ近付く方向へ変化させながら、第1の移動機構22を制御してスリットノズル30を基板Wに対して走査する。
本実施形態に係る塗布制御部101bは、塗布開始位置から塗布終了位置までの全区間における貯留室4内の圧力変化が、設定部101aによって設定された開始時圧力102aと終了時圧力102bとを結ぶS字曲線に沿って変化するように圧力調整部110を制御する。
以下では、かかる点について図5および図6を参照して説明する。図5は、塗布済み面積の説明図である。また、図6は、走査位置と貯留室4内の圧力との関係を示す図である。なお、以下では、基板Wの直径が450mmである場合の例を示すが、基板Wの直径は450mmに限定されない。また、図6に示すグラフの縦軸は、負圧を示している。
スリットノズル30では、塗布の進行に伴い貯留室4に貯留された塗布材Rの液面が低下して、吐出口6に作用する塗布材Rの水頭圧が減少する。水頭圧が減少すると、吐出口6から吐出される塗布材Rの量も減少するため、基板W上に形成される塗布膜の膜厚が不均一になるおそれがある。
ここで、基板Wは円板状であるため、基板Wの板面の塗布材Rが塗布された板面の面積(以下、「塗布済み面積」と記載する)の増え方は直線的ではない。
貯留室4内の塗布材Rの減り方は、理想的には上記塗布済み面積の変化に従う。このため、塗布済み面積の割合に応じた圧力制御を行うことで、塗布処理中における貯留室4内の圧力を最適な圧力に保つことが可能である。
そこで、本実施形態に係る塗布制御部101bは、開始時圧力102aと終了時圧力102bとを固定とし、この間の圧力差を基板Wの表面積に占める塗布済み面積の割合に応じて制御することとした。
図5に示すように、基板W上における塗布開始位置をp1、塗布終了位置をp2、現在の走査位置p3とする。また、スリットノズル30の塗布開始位置p1からの移動距離をa、基板Wの半径をr、半径rから移動距離aを差し引いた値をh、基板Wの中心部oを原点とした場合の塗布開始位置p1と現在の走査位置p3とがなす角度をθとする。そうすると、a≦rの場合、θ=acos(h/r)であり、塗布済み面積Sは、S=(θ−(cosθ)(sinθ))rとなる。一方、r<aの場合、θ=acos((a−r)/r)であり、塗布済み面積Sは、S=2πr−(θ−(cosθ)(sinθ))rとなる。
また、開始時圧力102aをP1、終了時圧力102bをP2とすると、塗布処理中における貯留室4内の最適圧力Pは、P=SP−(SP−EP)×(S/πr)で表される。この関数は、基板Wの位置と、基板Wの表面積に占める塗布済み面積Sの割合との関係を示すS字曲線関数であり、最適保持圧関数102cとして記憶部102に予め記憶される。
塗布制御部101bは、これら開始時圧力102a、終了時圧力102bおよび最適保持圧関数102cを用いて各走査位置における貯留室4内の圧力を決定し、貯留室4の圧力が上記決定した圧力となるように圧力調整部110を制御する。
この結果、図6に示すように、貯留室4の圧力は、開始時圧力102a(図6に示すP1)と終了時圧力102b(図6に示すP2)とを結ぶS字曲線に沿って変化する。これにより、貯留室4の圧力は最適圧力に調整される。
このように、本実施形態に係る塗布装置1は、開始時圧力102aと終了時圧力102bとの間の圧力差を塗布済み面積の割合に応じて制御することで、貯留室4の圧力を最適圧力に保つことができるため、膜厚均一性を高めることができる。
ここで、基板Wにおける走査位置と塗布済み面積との関係を示すグラフを図7に示す。図7に示すように、塗布済み面積は、S字曲線に沿って増加する。
つづいて、基板Wにおける走査位置と塗布材Rの使用量との関係を示すグラフを図8に示す。図8に示すように、塗布材Rの使用量も、S字曲線に沿って増加しており、図7に示す塗布済み面積と比例関係にあることがわかる。
つづいて、塗布材Rの液面高さと貯留室4内の圧力との関係を示すグラフを図9に示す。図9では、貯留室4内への塗布材Rの引き込みが発生し始める圧力に調整した場合の評価結果(すなわち、貯留室4内の圧力の上限値)を実線で示し、吐出口6から塗布材Rがわずかに露出する程度の圧力に調整した場合の評価結果(すなわち、貯留室4内の圧力の下限値)を鎖線で示している。これらの結果から、塗布材Rの液面高さと貯留室4内の圧力とは比例関係にあることがわかる。
塗布材Rの液面高さは、図8に示す塗布材使用量に反比例して低下する。また、図9に示すように、塗布材Rの液面高さと貯留室4内の圧力とは比例関係にある。したがって、本実施形態に係る塗布装置1のように、塗布済み面積の割合に応じて貯留室4内の圧力を制御することで、貯留室4の圧力を最適圧力に保つことができる。
図4に戻り、制御装置100の構成についての説明を続ける。制御部101が備える異常対応処理部101cは、液面高さ測定部36から取得した塗布材Rの液面高さと、記憶部102に記憶された最適使用量情報102dとに基づいて塗布処理の異常を検知した場合に、所定の異常対応処理を行う処理部である。最適使用量情報102dは、各走査位置における塗布材Rの最適な使用量を示す情報であって、具体的には、図8に示すグラフに相当する情報である。
ここで、異常対応処理部101cが実行する異常対応処理の処理手順について図10を参照して説明する。図10は、異常対応処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、異常対応処理部101cは、液面高さ測定部36から塗布材Rの液面高さを取得し(ステップS101)、取得した液面高さから実際の塗布材使用量を算出する(ステップS102)。
つづいて、異常対応処理部101cは、記憶部102から最適使用量情報102dを取得し、実際の塗布材使用量と、現在の走査位置に対応する最適使用量とを比較して、実際の塗布材使用量の最適使用量からのずれが閾値以内であるか否かを判定する(ステップS103)。かかる処理において、最適使用量からのずれが閾値以内である場合(ステップS103,Yes)、すなわち、実際の塗布材使用量が正常な範囲内である場合には、処理をステップS101へ戻し、ステップS101〜S103の処理を繰り返す。
一方、ステップS103において、実際の塗布材使用量の最適使用量からのずれが閾値を超えた場合(ステップS103,No)、異常対応処理部101cは、塗布処理を中止して(ステップS104)、処理を終える。具体的には、異常対応処理部101cは、第1の移動機構22を停止したり、塗布材Rの使用量が異常である旨を上位装置等に通知したりする。
このように、実際の塗布材使用量と予め記憶しておいた最適使用量とを比較することで、たとえばスリットノズル30に液漏れ等が生じた場合のように正常時と異なるペースで液面高さが変化した場合に塗布処理を中止することができ、塗布材Rの無駄な消費を防ぐことができる。
ところで、上述した実施形態では、制御部101が、塗布開始位置p1から塗布終了位置p2までの全区間における貯留室4内の圧力変化が、設定部101aによって設定された開始時圧力102aと終了時圧力102bとを結ぶS字曲線に沿って変化するように圧力調整部110を制御する場合の例について説明した。しかし、貯留室4内の圧力をS字曲線に沿って変化させる区間は、必ずしも塗布開始位置p1から塗布終了位置p2までの全区間であることを要しない。
かかる点について図11を参照して説明する。図11は、走査位置と貯留室4内の圧力との関係の他の一例を示す図である。
図11に示すように、制御部101が備える塗布制御部101bは、少なくとも、塗布開始位置p1を含む開始区間T1および塗布終了位置p2を含む終了区間T3における貯留室4内の圧力変化が、開始時圧力102aと終了時圧力102bとを結ぶS字曲線に沿って変化するように圧力調整部110を制御してもよい。
ここで、開始区間T1は、塗布開始位置p1を始点とし、塗布開始位置p1から塗布終了位置p2に向かって基板Wの直径の1/5の距離だけ離隔した位置よりも塗布開始位置p1寄りの位置を終点とする区間である。本実施形態の場合、たとえば走査位置が0mm以上90mm未満までの区間が開始区間T1に相当する。
また、終了区間T3は、塗布終了位置p2から塗布開始位置p1に向かって基板Wの直径の1/5の距離だけ隔離した位置よりも塗布終了位置p2寄りの位置を始点とし、塗布終了位置p2を終点とする区間である。本実施形態の場合、たとえば走査位置が360mm超450mm以下までの区間が終了区間T3に相当する。そして、上記開始区間T1および終了区間T3を除く区間が中央区間T2である。本実施形態の場合、たとえば走査位置が90mm以上360mm以下までの区間が終了区間T3に相当する。
開始区間T1および終了区間T3は、塗布済み面積の変化率、言い換えれば、塗布材使用量の変化率が中央区間T2と比べて大きいため、塗布材Rの液だれや液切れが生じ易い。具体的には、塗布済み面積(塗布材使用量)の変化率は、塗布開始位置p1および塗布終了位置p2とのなす角度が45°となる位置でそれぞれ最大となる。
たとえば薬液の粘性や基板Wの大きさ等によっては、貯留室4内の圧力を塗布開始位置p1から塗布終了位置p2までの全区間においてS字曲線に沿って厳密に変化させる必要がない場合がある。このような場合には、少なくとも、塗布材Rの液だれや液切れが生じ易い開始区間T1および終了区間T3において、貯留室4内の圧力をS字曲線に沿って変化させることとしてもよい。
さらに、薬液の粘性や基板Wの大きさ等によっては、開始区間T1および終了区間T3においても、貯留室4内の圧力をS字曲線に沿って厳密に変化させる必要がない場合もある。かかる場合の圧力制御の例について図12を参照して説明する。図12は、走査位置と貯留室4内の圧力との関係の他の一例を示す図である。
図12に示すように、塗布制御部101bは、開始区間T1、中央区間T2および終了区間T3における貯留室4内の圧力を全て直線的に変化させてもよい。かかる場合、塗布制御部101bは、開始区間T1および終了区間T3における貯留室4内の圧力変化が、中央区間T2における貯留室4内の圧力変化よりも緩やかになるように圧力調整部110を制御すればよい。
上述してきたように、本実施形態に係る塗布装置1は、スリットノズル30と、第1の移動機構22と、圧力調整部110と、制御部101とを備える。スリットノズル30は、塗布材Rを貯留する貯留室4を備える。第1の移動機構22は、スリットノズル30を基板Wに対して相対的に移動させる。圧力調整部110は、貯留室4内の圧力を調整する。制御部101は、第1の移動機構22および圧力調整部110を制御することにより、貯留室4内の圧力を負圧から大気圧へ近付く方向へ変化させながら、スリットノズル30を基板Wに対して相対的に移動させる。また、制御部101は、塗布開始位置p1を含む開始区間T1および塗布終了位置p2を含む終了区間T3における貯留室4内の圧力変化が、開始区間T1および終了区間T3を除く中央区間T2における貯留室4内の圧力変化よりも緩やかになるように圧力調整部110を制御する。
したがって、本実施形態に係る塗布装置1によれば、膜厚均一性を高めることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
W 基板
R 塗布材
1 塗布装置
22 第1の移動機構
30 スリットノズル
36 液面高さ測定部
37 圧力測定部
100 制御装置
101 制御部
101a 設定部
101b 塗布制御部
101c 異常対応処理部
102 記憶部
102a 開始時圧力
102b 終了時圧力
102c 最適保持圧関数
102d 最適使用量情報

Claims (5)

  1. 塗布材を貯留する貯留室を備えたスリットノズルと、
    前記スリットノズルを基板に対して相対的に移動させる移動機構と、
    前記貯留室内の圧力を調整する圧力調整部と、
    前記移動機構および前記圧力調整部を制御することにより、前記貯留室内の圧力を負圧から大気圧へ近付く方向へ変化させながら、前記スリットノズルを前記基板に対して相対的に移動させる制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    塗布開始位置を含む開始区間および塗布終了位置を含む終了区間における前記貯留室内の圧力変化が、前記開始区間および前記終了区間を除く中央区間における前記貯留室内の圧力変化よりも緩やかになるように前記圧力調整部を制御すること
    を特徴とする塗布装置。
  2. 前記制御部は、
    前記塗布開始位置における前記貯留室内の圧力である開始時圧力と、前記塗布終了位置における前記貯留室内の圧力である終了時圧力とを設定する設定部
    を備え、
    少なくとも前記開始区間および前記終了区間における前記貯留室内の圧力変化が、前記設定部によって設定された前記開始時圧力と前記終了時圧力とを結ぶS字曲線に沿って変化するように前記圧力調整部を制御すること
    を特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記制御部は、
    前記塗布開始位置から前記塗布終了位置までの全区間における前記貯留室内の圧力変化が、前記設定部によって設定された前記開始時圧力と前記終了時圧力とを結ぶS字曲線に沿って変化するように前記圧力調整部を制御すること
    を特徴とする請求項2に記載の塗布装置。
  4. 前記制御部は、
    前記基板上の位置と、前記基板の表面積に占める塗布済み面積の割合との関係を示すS字曲線関数に基づき、前記開始時圧力と前記終了時圧力とを結ぶS字曲線を決定すること
    を特徴とする請求項2または3に記載の塗布装置。
  5. 前記開始区間は、
    前記塗布開始位置から前記塗布終了位置に向かって前記基板の直径の1/5の距離だけ離隔した位置よりも前記塗布開始位置寄りの位置を終点とし、
    前記終了区間は、
    前記塗布終了位置から前記塗布開始位置に向かって前記基板の直径の1/5の距離だけ隔離した位置よりも前記塗布終了位置寄りの位置を始点とすること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の塗布装置。
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